JPH0617514A - 屋根板取付装置 - Google Patents

屋根板取付装置

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JPH0617514A
JPH0617514A JP34636891A JP34636891A JPH0617514A JP H0617514 A JPH0617514 A JP H0617514A JP 34636891 A JP34636891 A JP 34636891A JP 34636891 A JP34636891 A JP 34636891A JP H0617514 A JPH0617514 A JP H0617514A
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重一 安本
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重治 河野
Yoshihiko Kashima
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Maruichi Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属による連続した伝熱経路を有さない状態
での屋根板施工を可能にする。 【構成】 合成樹脂製の支持体20の頂部にフレーム6
0、下部に挾持具40,40を取り付け、挾持具40,
40の脚板部45,45で内屋根板100の突出部Mを
挾持させ、フレーム60に外屋根板200を取り付け
る。外屋根板200と内屋根板100とをつなぐ伝熱経
路に支持体20の合成樹脂層が介在されるため、相互に
熱が伝達しにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内屋根板に外屋根板を
取り付けるための新規な形状・構造を備える屋根板取付
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示した従来の断熱二重屋根装置
A’は、折版型鋼板でなる内屋根板1の外側に同じく折
版形鋼板でなる外屋根板2が屋根板取付装置B’を用い
て取り付けられ、内屋根板1と外屋根板2とがグラスウ
ール層などの断熱層3を経て隔てられている。内屋根板
1は金属製のパネル受けフレーム4とパネル受けフレー
ム4に取り付けられた金属製の吊子5を介して母屋や梁
等に取り付けられている。6はパネル受けフレーム4に
吊子5を取り付けるためのボルト・ナットである。
【0003】上記屋根板取付装置B’は、水平部7aと
傾斜部7bと傾斜部7bの水平な端部に延出された立上
り部7cとを一体に有する帯形の金属製フレーム7と、
相隣接して配置されたフレーム7,7のそれぞれの立上
り部7c,7c間に配置された一対の合成樹脂製の薄板
8,8と、薄板8,8間に配置され、ボルト・ナット9
により上記立上り部7c,7cおよび薄板8,8と共に
締付固定された金属製の吊子10とを備えている。そし
て、吊子10は上記薄板8,8間においてボルト・ナッ
ト9により締付け固定され、かつその頭部11に外屋根
板2がはぜ締め構造により連結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来例に
は次の問題点があった。
【0005】(1)外屋根板2に吊子10が接触し、吊
子10を貫通しているボルトの軸部を介してボルト・ナ
ット9がその吊子10に接触し、ボルト・ナット9がフ
レーム7の立上り部7cと接触しており、これらはすべ
て熱が伝わりやすい金属製(鋼板製)であるため、外屋
根板2と吊子10とボルト・ナット9とフレーム7とに
よって熱伝導度の良好な連続した伝熱経路が形成され
る。このことにより外屋根板2の外側と内屋根板1の内
側との間の温度差によってはそれらの表面に結露し、結
露した水分が断熱層3に吸収されて断熱層3自体の断熱
性能が低下する。このような事態を生じると、上記伝熱
経路を伝わる熱の移動量が多くなることと相まって断熱
二重屋根装置A’の断熱性能が初期性能に比べて大幅に
低下し、冬季の暖房効果や夏季の冷房効果が損なわれ
る。
【0006】また、内屋根板1の下面にも結露が生じて
発錆を生じたり、結露した水滴が天井に落下するなどの
問題が起こる。
【0007】(2)フレーム7が内屋根板1の二つの山
部に跨がるような長尺部材であるため、フレーム7,7
と薄板8,8と吊子10とよりなる屋根板取付装置B’
をボルト・ナット9によって屋根板施工前にあらかじめ
仮組みすると、それが長尺でしかも重くなって運搬・取
扱いが煩わしく、内屋根板1に取り付けるときの施工性
が極端に悪化する。そのため、上記屋根板取付装置B’
はフレーム7などの構成部品を別々にして施工現場に運
び、現場にて組み立てるという面倒で煩わしい作業を余
儀無くされる。
【0008】(3)内屋根板1の働き幅に応じてフレー
ム7の形状ないし大きさを変えることが必要で、フレー
ム7の製作に手間がかかる。
【0009】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
で、コンパクトでしかも金属による連続した伝熱経路を
有さず、しかも新規な形状・構造を備え、屋根板施工前
にあらかじめ仮組みした状態での運搬・取扱いが容易で
あり、しかも施工性よく断熱二重屋根を葺成することの
できる屋根板取付装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による屋根板取付
装置は、胴体部にその両側方に張り出すフランジ部が設
けられた合成樹脂製などの断熱性の支持体と、支持体の
フランジ部に重ねられる取付板部と取付板部の下方に延
び出しかつ内屋根板に具備された突出部の側面に重ねら
れる脚板部とを具備し、支持体を挾む両側に配設された
一対の挾持具と、上記支持体を介して挾持具同士を締め
付け、その締付力によって一対の上記挾持具における相
対向する脚板部で内屋根板の突出部を挾持させる締付具
と、支持体の頂部に取り付けられる外屋根板取付用のフ
レームと、支持体に対するフレームの取付具と、を有す
るものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明による屋根板取付装置は、支持
体を挾む両側に一対の挾持具をを重ね、一対の支持具の
フランジ部同士を締付具で緩く締め付けて連結し、支持
体の頂部に取付具でフレームを取り付けることによりコ
ンパクトに組み立てられ、または仮組みされる。そのた
め、屋根板取付装置が内屋根板の連結部ごとに独立し、
内屋根板と外屋根板との間への断熱層の敷き詰め作業を
阻害する従来のフレームのような部材が不要になる。ま
た、使用状態では、一対の挾持具の脚片部によって内屋
根板の突出部が挾持されるようになっているため、内屋
根板に簡単に取り付けられる。しかも外屋根板が連結さ
れるフレームと挾持具との間に金属に比べて熱を伝えに
くい合成樹脂製の支持体が介在され、挾持具が外屋根板
に対して非接触になるため、外屋根板と内屋根板をつな
ぐ金属による連続した伝熱経路が形成されない。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例による屋根板取付装置
Bの斜視図、図2は同装置の縦断正面図、図3は縦断側
面図であり、この屋根取付装置Bは、合成樹脂製の支持
体20と、金属製の一対の挾持具40と、締付具50
と、金属製のフレーム60と、フレーム60の取付具7
0とを有する。
【0013】図4は支持体20の分解斜視図である。同
図及び図1〜図3のように、支持体20は、基体21と
高さ調整部材22とからなる。基体21は水平断面視形
状が矩形の胴体部23にその両側方(前後方向)に張り
出すフランジ24,24を一体に備えている。そして、
胴体部23はその上端部の左右に突出部25,25を有
し、その頂面に幅広溝形の凹所26が形成され、この凹
所26の中央に角孔27、角孔27の前後両側にそれぞ
れ位置決め孔28,28および逃がし孔29,29が形
成されている。また、胴体部23は下端が開放した中空
部30を有しており、上記角孔27はこの中空部30に
つながっている。フランジ24は、下端面31が胴体部
23の下端面32と面一になっている(図3参照)と共
に、適所に角孔33が貫通状に形成されている。34は
胴体部23における突出部25の下方に形成された凹入
部である。高さ調整部材22は下面に上記凹所26に嵌
合可能な幅広凸部35と前後一対の位置決め突起36,
36とを有し、上面に上記凹所26と同じ形状の凹所3
7を有する。さらに、凹所37の中央に角孔38、角孔
38の前後両側に逃がし孔39,39がそれぞれ形成さ
れている。
【0014】高さ調整部材22の位置決め突起36,3
6は基体21における胴体部23の位置決め孔28,2
8に対応しており、位置決め突起36,36を位置決め
孔28,28に挿入すると、幅広凸部35が凹所26に
嵌まり込んで角孔27,38が連続し、しかも高さ調整
部材22の4つの外側面が胴体部23における突出部2
5,25の外面およびそれらの間の外面と面一になるよ
うになっている。また、このようにして胴体部23に高
さ調整部材22を重ね合わせたときには、基体21側の
逃がし孔29,29と高さ調整部材22側の逃がし孔3
9,39は上下方向で重なるような位置に配置されるよ
うになっている。
【0015】図1〜図3に示す挾持具40は、上記フラ
ンジ部24,24に重ね合わされる前後一対の取付板部
41,41のそれぞれに外方に突出する鉤形の係合片部
42,42を具備させ、取付板部41,41の下端から
外方に張り出された拡がり片部43に当て板部44を切
起し形成し、拡がり片部43から上記取付板部41,4
1の下方に向けて脚板部45を延出させ、その脚板部4
5の下端に内向きの折返し片部46を具備させ、脚板部
45の前後の端部および上記拡がり片部43の前後の端
部にそれぞれ斜め内向きの係止片部47,48をそれぞ
れ具備させ、さらに、脚板部45の中央にねじ挿通孔4
9を形成した構成になっている。なお、取付板部41,
41には角孔41a,41aが形成されている。
【0016】締付具50は角根頭付きボルト51とナッ
ト52と必要なワッシャとを有する。
【0017】フレーム60は、上記基体21側の凹所2
6と上記高さ調整部材22側の凹所37のいずれにも嵌
まり合う凹入部61と、凹入部61の左右両側に張り出
した板状部62,62と、それぞれの板状部62,62
の端部に延設された隆起部63,63と、隆起部63,
63に具備されたスカート部64,64と、凹入部の中
央に形成された角孔65と、角孔65の前後両側に形成
された下向きの小突起66,66とを備えている。
【0018】取付具70は角根頭付きボルト71とナッ
ト72と必要なワッシャ73とを有する。角根頭付きボ
ルト71は、頭部71aと軸部71bと軸部71bの付
け根に設けられた多角形の角根部71cを有する。上記
締付具50の角根頭付きボルト51についても同様の構
成である。
【0019】屋根取付装置Bにおいて、支持体20にお
ける基体21を挾む両側に一対の挾持具40,40が配
設され、それぞれの挾持具40の取付板部41,41が
基体21のフランジ部24,24に重ねられると共に、
係合片部42,42や当て板部44が胴体部23の側面
に重ねられる。そして、取付板部41の角孔41aとフ
ランジ部24の角孔33とに挿通した角根頭付きボルト
51に必要なワッシャを嵌め込み、かつナット52をね
じ込むことによって、基体21と一対の挾持具40,4
0とが一体化される。また、高さ調整部材22は、位置
決め突起36,36を胴体部23の位置決め孔28,2
8に挿入すると共に、幅広凸部35を胴体部23の凹所
26に嵌め込むことによって基体21に重ねられる。さ
らに、フレーム60はその凹入部61を高さ調整部材2
2の凹所37に嵌め込むことによって高さ調整部材22
に重ねられる。そして、フレーム60の角孔65と高さ
調整部材22の角孔38と胴体部23の角孔27とに挿
通した角根頭付きボルト71に、基体1側の中空部30
の内部でワッシャ73を嵌め込み、かつナット72をね
じ込むことによって、基体21と高さ調整部材22とフ
レーム60とが一体化される。ここで、締付具50を緩
く締め付けた状態が仮組み状態であり、この仮組み状態
では、一対の挾持具40,40の脚板部45,45の相
互間隔をそのがたつきの範囲内で自由に増減することが
可能である。
【0020】上記屋根取付装置Bは仮組み状態において
コンパクトであるので、屋根取付装置Bを用いて屋根を
施工するときには、そのような仮組み状態で運搬したり
取り扱うことによって運搬性・取扱性が向上し、部品不
足などに伴う作業の停滞を生じる心配がなくなる。ま
た、この屋根取付装置は、金属製のフレーム60と金属
製の挾持具40,40とが合成樹脂製の支持体20によ
って隔てられているので、支持体20が断熱材として機
能し、フレーム60と挾持具40,40との相互間での
伝熱経路を遮断する。さらに、フレーム60は取付具7
0を着脱することにより他の種類のものに交換可能であ
るため、異なるタイプの屋根板の取付けに容易に対応す
ることができる。
【0021】この実施例において、締付具50や取付具
70は他の種類のボルトとナットとを用いたものでもよ
い。また、基体21のフランジ部24は胴体部23と同
一の厚みにしてもよいが、図例のようにフランジ部24
を薄肉にしておくと、それだけ材料必要量が少なくて済
み経済的である。
【0022】次に、上記屋根取付装置Bを用いた断熱二
重屋根装置Aを図5を中心に説明する。なお、この実施
例は内屋根板の突出部(後述する)がハット型構造にな
っている事例である。
【0023】この断熱二重屋根装置Aは、内屋根板10
0と外屋根板200との二重構造であって、それぞれの
屋根板100,200にはグラスウールなどの断熱材1
01,201が裏張りされていると共に、それらの屋根
板100,200の間の空間に断熱材300,300が
二重に重ねて装填されている。
【0024】断面視形状がハット型のパネル受けフレー
ム410が母屋あるいは梁などの下地材400に止具4
11を用いて固着されている。パネル受けフレーム41
0の頂部に図1〜図3で説明したフレーム60と同一形
状のフレーム420が固着されている。これに対し、左
右の内屋根板100,100の端部の立上り部110,
110の上端部に折返し部120,120が形成されて
おり、これらの折返し部120,120がパネル受けフ
レーム410の左右両側から上記フレーム420に係合
されている。そして、左右の立上り部110,110に
キャップ130が被せられ、そのキャップ130の係合
部131が上記立上り部110に具備された段付部11
1に係合している。以上説明した内屋根板100,10
0同士の結合部によってハット型構造の突出部Mが形成
されている。
【0025】仮組みした屋根取付装置Bについては、一
対の挾持具40,40における脚板部45,45を上記
突出部Mに上方から嵌合した後、締付具50が締め付け
られる。このような締付具50の締め付けにより、相対
向する脚板部45,45で上記突出部Mが強固に挾持さ
れ、支持体20が突出部Mの上方に突設される。また、
脚板部45,45で上記突出部Mを挾持させると、脚板
部45,45の折返し片部46,46がキャップ130
の係合部131または係合部131の近傍箇所に圧接す
ることがあるほか、脚板部45,45の係止片部47,
48などもキャップ130に圧接する。
【0026】これらの部分の圧接、特に係止片部47,
48がキャップ130に圧接することによって、屋根板
取付装置Bが突出部Mの上を滑りにくくなって上屋根板
200のずれ落ちが防止される。このような滑り防止作
用を向上させるためには、図1の円内に示したように、
上記折返し片部46、係止片部47,48の各先端縁に
鋸歯部46a,47a,48aを形成しておくことが有
効であり、このようにしておくと、締付具50の締付力
によって鋸歯部46a,47a,48aがキャップ13
0に喰い込むかあるいはきわめて強く点接触して滑りを
確実に防止する。さらに、図例のように脚板部45とキ
ャップ130との間に厚みが5mm程度の発泡性ゴムシ
ート81,81を挾み込んでおいてもよい。この発泡性
ゴムシート81は図2に仮想線で示したようにあらかし
め脚板部45の裏面に貼り付けておくと施工性が向上す
る。さらに、係合片部42や当て板部44を胴体部23
に重ねたときにフランジ部24と取付板部41との間に
締め代となる隙間が形成されるようにしておくと、締付
具50の締付力が上記折返し片部46、係止片部47,
48に効果的に伝わって強固の挾持状態が得られる。以
上のようにして、滑り防止作用を確保すると、キャップ
130に水分浸入原因になる孔が形成されないので、室
内への水分の浸入を生じる余地がない。また、図5のよ
うに、脚板部45のねじ挿通孔49を利用して止めねじ
80をキャップ130にねじ込んでおくと、いっそう顕
著な滑り防止作用が発揮される。したがって、この方法
は急傾斜の屋根に好適に適用することができる。
【0027】左右の外屋根板200,200の端部にも
立上り部210,210が形成されており、その立上り
部210,210の上端部に折返し部220,220が
形成されている。これらの折返し部220,220が屋
根板取付装置Bの支持体20の左右両側からフレーム6
0の隆起部63,63に係合されている。そして、立上
り部210,210がそれらに被せられたクリップ24
0で挾み付けられ、そのクリップ240の上から左右の
立上り部210,210にキャップ230が被せられ、
そのキャップ230の係合部231が上記立上り部21
0に具備された段付部211ないしクリップ240の下
端部に係合している。
【0028】この断熱二重屋根装置Aによれば、外屋根
板200に接触するフレーム60と内屋根板100に接
触する脚板部40とをつなぐ伝熱経路中に合成樹脂製の
支持体20が介在されているので、外屋根板200と内
屋根板100とをつなぐ金属の伝熱経路が形成されな
い。したがって、外屋根板200の外側と内屋根板10
0の内側との温度差によってそれらの表面に結露が生じ
るおそれがなく、また、上記伝熱経路を伝って断熱二重
屋根装置Aの内外での熱移動がきわめて起こりにくい。
【0029】また、上記構成において、支持体20の高
さ調整部材22を用いずに断熱二重屋根装置Aを構成す
ることも可能である。すなわち、高さ調整部材22を用
いないときは、フレーム60を基体21における胴体部
23の凹所26や位置決め孔28などを利用して取り付
け、そのフレーム60に外屋根板200の折返し部22
0,220を係合させ、クリップ240で立上り部22
0,220を挾み付け、その上からキャップ230を被
せればよい。このようにすれば、内屋根板100と外屋
根板200との間隔の狭い断熱二重屋根装置が構成され
る。
【0030】図6は他の実施例による屋根板取付装置B
を用いた断熱二重屋根装置Aを示している。この実施例
において第5図の実施例と異なる点は、内屋根板10
0,100が吊子500を介してはぜ締め結合され、そ
のはぜ締め結合部が内屋根板100の突出部Mとなされ
ている点、屋根板取り付け装置Bにおける脚板部45の
下端に上記突出部Mの側面に重ねられる底板部46aを
形成してある点である。このものによると、締付具50
(図1参照)の締付けにより、左右の底板部46a,4
6aが突出部Mを挾み付けて支持体20を突出部Mの上
方に突設させる。この実施例によっても、図5のものと
同様の効果が奏される。その他の点は図5のものと同様
であるから、同一部分に同一符号を付して詳細な説明を
省略する。
【0031】
【発明の効果】本発明の屋根板取付装置は、新規な形状
・構造を備えており、コンパクトに組み立てられ、また
は仮組みされるため、それが内屋根板および外屋根板の
連結部ごとに独立し、内屋根板と外屋根板との間への断
熱層の敷き詰め作業を阻害する従来の長尺のフレームの
ような部材がなくなり、従来に比べて保管性や運搬性、
さらには取扱性が大幅に改善される。また、挾持具の脚
板部の形状を適切に選定することにより、内屋根板の突
出部がハット型構造であってもはぜ締め構造であっても
対応することができるようになり、それだけ汎用性が向
上する。また、フレームと挾持具とが合成樹脂製などの
断熱性の支持体によって断熱される。
【0032】上記屋根板取付装置を用いて葺成される断
熱二重屋根装置は、施工性がよく、しかも屋根板取付装
置のフレームに取り付けられる外屋根板と内屋根板の突
出部を挾持する挾持具とが合成樹脂製の支持体により断
熱されるので、外屋根板と内屋根板とが金属の伝熱経路
によって連続されず、内屋根板の内側表面に結露が生じ
るおそれがなくなり、加えて、断熱二重屋根装置の内外
で熱が移動しにくいため、断熱二重屋根装置の全体的な
断熱性能が従来に比べて大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による屋根板取付装置の斜視図
である。
【図2】同装置の縦断正面図である。
【図3】同装置の縦断側面図である。
【図4】支持体の分解斜視図である。
【図5】本発明の実施例による断熱二重屋根装置の断面
図である。
【図6】本発明の他の実施例による断熱二重屋根装置の
断面図である。
【図7】従来例の断面図である。
【符号の説明】
A 断熱二重屋根装置 B 屋根板取り付け装置 M 突出部 20 支持体 23 胴体部 24 フランジ部 40 挾持具 41 取付板部 45 脚板部 50 締付具 60 フレーム 70 取付具 100 内屋根板 200 外屋根板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鹿島 嘉彦 大阪府大阪市中央区南本町4丁目1番1号 株式会社淀川製鋼所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴体部にその両側方に張り出すフランジ
    部が設けられた合成樹脂製などの断熱性の支持体と、支
    持体のフランジ部に重ねられる取付板部と取付板部の下
    方に延び出しかつ内屋根板に具備された突出部の側面に
    重ねられる脚板部とを具備し、支持体を挾む両側に配設
    された一対の挾持具と、上記支持体を介して挾持具同士
    を締め付け、その締付力によって一対の上記挾持具にお
    ける相対向する脚板部で内屋根板の突出部を挾持させる
    締付具と、支持体の頂部に取り付けられる外屋根板取付
    用のフレームと、支持体に対するフレームの取付具と、
    を有することを特徴とする屋根板取付装置。
JP3346368A 1991-12-27 1991-12-27 屋根板取付装置 Expired - Fee Related JPH0791887B2 (ja)

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