JPH0617591B2 - 油圧シヨベルの走行油圧回路 - Google Patents
油圧シヨベルの走行油圧回路Info
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- JPH0617591B2 JPH0617591B2 JP22216086A JP22216086A JPH0617591B2 JP H0617591 B2 JPH0617591 B2 JP H0617591B2 JP 22216086 A JP22216086 A JP 22216086A JP 22216086 A JP22216086 A JP 22216086A JP H0617591 B2 JPH0617591 B2 JP H0617591B2
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- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Structural Engineering (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、カウンタバランス弁を有する油圧シヨベルの
走行油圧回路に関する。
走行油圧回路に関する。
<従来技術> 第4図はこの種の従来の油圧シヨベルの走行油圧回路を
示す回路図である。この図において、1は油圧ポンプ、
2は油圧シヨベルの走行モータ、3は走行モータ2の駆
動を制御するコントロール弁、4は油圧回路の最高圧力
を規定するリリーフ弁である。5、6は走行モータ2の
両側の管路16a、16b間に設けられたクロスリリー
フ弁で管路の油を高圧側から低圧側へ流す。7はカウン
タバランス弁であり、コントロール弁3からの管路15
a、15bと走行モータ2の管路16a、16bとの間
に設置されている。8はカウンタバランス弁のスプール
であり中立位置および左右位置へ切換えられる。9a、
9bはスプール8の両側に面して設けられたパイロツト
室、10a、10bはカウンタバランス弁7の入口ポー
ト、11a、11bは出口ポートである。12a、12
bはパイロツト室9a、9bと入口ポート10a、10
bとの間に介在して設けられた絞り、13a、13bは
入口ポート10a、10bと出口ポート11a、11b
との間に設けられたチエツク弁である。
示す回路図である。この図において、1は油圧ポンプ、
2は油圧シヨベルの走行モータ、3は走行モータ2の駆
動を制御するコントロール弁、4は油圧回路の最高圧力
を規定するリリーフ弁である。5、6は走行モータ2の
両側の管路16a、16b間に設けられたクロスリリー
フ弁で管路の油を高圧側から低圧側へ流す。7はカウン
タバランス弁であり、コントロール弁3からの管路15
a、15bと走行モータ2の管路16a、16bとの間
に設置されている。8はカウンタバランス弁のスプール
であり中立位置および左右位置へ切換えられる。9a、
9bはスプール8の両側に面して設けられたパイロツト
室、10a、10bはカウンタバランス弁7の入口ポー
ト、11a、11bは出口ポートである。12a、12
bはパイロツト室9a、9bと入口ポート10a、10
bとの間に介在して設けられた絞り、13a、13bは
入口ポート10a、10bと出口ポート11a、11b
との間に設けられたチエツク弁である。
油圧シヨベルを走行させるべく、コントロール弁3を例
えば左側位置に切換えると、油圧ポンプ1の圧油は管路
15a、チエツク弁13a、管路16aを経て走行モー
タ2に供給される。このとき、管路15aの圧力は上昇
し、この圧力は絞り12aを介してパイロツト室9aに
伝達されるので、スプール8は右方に移動して左側位置
に切換えられる。走行モータ2に供給された圧油は管路
16b、出口ポート11b、上記切換えられたスプール
8、入口ポート10b、管路15b、コントロール弁3
を通つてタンクに戻される。これにより、走行モータ2
が駆動され、油圧シヨベルはコントロール弁3の切換え
に応じた方向に走行する。
えば左側位置に切換えると、油圧ポンプ1の圧油は管路
15a、チエツク弁13a、管路16aを経て走行モー
タ2に供給される。このとき、管路15aの圧力は上昇
し、この圧力は絞り12aを介してパイロツト室9aに
伝達されるので、スプール8は右方に移動して左側位置
に切換えられる。走行モータ2に供給された圧油は管路
16b、出口ポート11b、上記切換えられたスプール
8、入口ポート10b、管路15b、コントロール弁3
を通つてタンクに戻される。これにより、走行モータ2
が駆動され、油圧シヨベルはコントロール弁3の切換え
に応じた方向に走行する。
この状態で、道路が下り坂となり油圧シヨベルがこの下
り坂を走行し始めると、走行モータ2はポンプ作用を行
う。このため、管路16aの圧力は低下し、管路16b
の圧力が上昇し、カウンタバランス弁7のスプール8は
管路16a、15aの圧力低下に応じた分だけ左方に移
動して管路16bからタンクへの戻りの通路を絞る。こ
れにより、管路16bの圧力はさらに上昇して走行モー
タ2に対するブレーキ作用をなし、管路16bの圧力が
設定値に達するとクロスリリーフ弁5が開いて管路16
bの油を管路16aに流し、走行モータ2の慣性エネル
ギを吸収する。
り坂を走行し始めると、走行モータ2はポンプ作用を行
う。このため、管路16aの圧力は低下し、管路16b
の圧力が上昇し、カウンタバランス弁7のスプール8は
管路16a、15aの圧力低下に応じた分だけ左方に移
動して管路16bからタンクへの戻りの通路を絞る。こ
れにより、管路16bの圧力はさらに上昇して走行モー
タ2に対するブレーキ作用をなし、管路16bの圧力が
設定値に達するとクロスリリーフ弁5が開いて管路16
bの油を管路16aに流し、走行モータ2の慣性エネル
ギを吸収する。
このような下り坂走行時、絞り12aが備えられていな
いと、管路15aの圧力が直ちにパイロツト室9aに伝
達されることになり、管路15aの圧力の変化に応じて
スプール8は絶えず左右動して発振を生じ、これを適正
位置に停止させておくことができない。絞り12a(1
2b)はこのために設置されたものであり、スプール8
にダンピングを与えることにより上記発振を防止してい
る。このように、絞り12a(12b)は下り坂走行時
等において有効にその機能を発揮するが、油圧シヨベル
のその他の動作時、この絞り12a(12b)はスプー
ル8に過度のダンピングを与え、極めて不都合な事態を
生じる場合がある。このような場合の例を以下に説明す
る。
いと、管路15aの圧力が直ちにパイロツト室9aに伝
達されることになり、管路15aの圧力の変化に応じて
スプール8は絶えず左右動して発振を生じ、これを適正
位置に停止させておくことができない。絞り12a(1
2b)はこのために設置されたものであり、スプール8
にダンピングを与えることにより上記発振を防止してい
る。このように、絞り12a(12b)は下り坂走行時
等において有効にその機能を発揮するが、油圧シヨベル
のその他の動作時、この絞り12a(12b)はスプー
ル8に過度のダンピングを与え、極めて不都合な事態を
生じる場合がある。このような場合の例を以下に説明す
る。
油圧シヨベルにあつては、走行時に前進から後進、ある
いは後進から前進へと急逆転操作されることがある。ま
た、履帯に泥、小石等が付着している場合、この泥や小
石等を落とすため、バケツトを地面に着け、フロントと
一方の履帯とで油圧シヨベルを傾斜させて支持し、浮い
た方の履帯を正逆空転駆動させる作業が行われることが
ある。これらの操作を行うためには、まず、前述のよう
にコントロール弁3を左側位置に切換えて走行モータ2
を一方向に駆動し、次いで、走行モータ2を逆転させる
べく、左側位置にあるコントロール弁3を右側位置に切
換える。そうすると、管路15aへの圧油の供給が絶た
れ、圧力が低下し、これが絞り12aを介してパイロツ
ト室9aに伝達される。したがつて、右方向のストロー
クエンドに達していたスプール8は中立方向へ復帰しつ
つ入口ポート10a、10bと出口ポート11a、11
bとの間の回路を閉じる。これにより、走行モータ2は
その慣性によりポンプ作用を行い、その吐出側の管路1
6bの圧力を高め、走行モータ2にはブレーキがかか
る。走行モータ2の慣性エネルギはクロスリリーフ弁5
による管路16bから管路16aへの油の流通により吸
収される。一方、コントロール弁3が右側位置に切換え
られると管路15bの圧力は高くなり、パイロツト室9
bの圧力も上昇する。そして、走行モータ2の慣性エネ
ルギの吸収が終了し、出口ポート11bの圧力が低下し
て入口ポート10bの圧力の方が高くなると、油圧ポン
プ1の圧油はコントロール弁3、管路15b、チエツク
弁13b、管路16bを経て走行モータ2に供給され、
走行モータ2を逆転させる。この間、上記のようにパイ
ロツト室9bの圧力上昇により、スプール8は積極的に
左方へ移行せしめられる。
いは後進から前進へと急逆転操作されることがある。ま
た、履帯に泥、小石等が付着している場合、この泥や小
石等を落とすため、バケツトを地面に着け、フロントと
一方の履帯とで油圧シヨベルを傾斜させて支持し、浮い
た方の履帯を正逆空転駆動させる作業が行われることが
ある。これらの操作を行うためには、まず、前述のよう
にコントロール弁3を左側位置に切換えて走行モータ2
を一方向に駆動し、次いで、走行モータ2を逆転させる
べく、左側位置にあるコントロール弁3を右側位置に切
換える。そうすると、管路15aへの圧油の供給が絶た
れ、圧力が低下し、これが絞り12aを介してパイロツ
ト室9aに伝達される。したがつて、右方向のストロー
クエンドに達していたスプール8は中立方向へ復帰しつ
つ入口ポート10a、10bと出口ポート11a、11
bとの間の回路を閉じる。これにより、走行モータ2は
その慣性によりポンプ作用を行い、その吐出側の管路1
6bの圧力を高め、走行モータ2にはブレーキがかか
る。走行モータ2の慣性エネルギはクロスリリーフ弁5
による管路16bから管路16aへの油の流通により吸
収される。一方、コントロール弁3が右側位置に切換え
られると管路15bの圧力は高くなり、パイロツト室9
bの圧力も上昇する。そして、走行モータ2の慣性エネ
ルギの吸収が終了し、出口ポート11bの圧力が低下し
て入口ポート10bの圧力の方が高くなると、油圧ポン
プ1の圧油はコントロール弁3、管路15b、チエツク
弁13b、管路16bを経て走行モータ2に供給され、
走行モータ2を逆転させる。この間、上記のようにパイ
ロツト室9bの圧力上昇により、スプール8は積極的に
左方へ移行せしめられる。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記した従来の走行油圧回路にあつて
は、スプール8の左方への移行は、パイロツト室9bの
圧力によりパイロツト室9aの室内の油を入口ポート1
0aに排除しながら行われるものであつて、この油の排
出流量は絞り12aの存在により大きな抵抗を受け、パ
イロツト室9aの圧力はパイロツト室9bの圧力とほぼ
同圧にまで上昇し、結局、スプール8の左方への移行は
等速移動となる。一方、上記履帯の空転や急激な前後進
切換にあつては、走行モータ2の逆転は、コントロール
弁3を右側位置に切換後短時間で行われる。そして、こ
の時間は、スプール8が絞り12aの抵抗を受けながら
右側位置に切換られる時間より短い。したがつて、走行
モータ2が逆転した時点で、出口ポート11aと入口ポ
ート10aの間は閉じた状態にあり、管路16aの圧力
は走行モータ2の逆転により管路16aの圧力とほぼ等
しくなり、さらに、走行モータ2の逆転方向の慣性力吸
収分だけ高い圧力が管路16aに閉込むことになる。こ
の場合、クロスリリーフ弁5、6は通常、管路16a、
16b間の差圧により作動するから、上記のように管路
16bに高圧(油圧ポンプ1からの供給圧)が作用して
いるときの管路16aのリリーフ作動圧力は、管路16
bの圧力とクロスリリーフ弁6の設定圧力との和とな
り、極めて高い閉込圧となる。
は、スプール8の左方への移行は、パイロツト室9bの
圧力によりパイロツト室9aの室内の油を入口ポート1
0aに排除しながら行われるものであつて、この油の排
出流量は絞り12aの存在により大きな抵抗を受け、パ
イロツト室9aの圧力はパイロツト室9bの圧力とほぼ
同圧にまで上昇し、結局、スプール8の左方への移行は
等速移動となる。一方、上記履帯の空転や急激な前後進
切換にあつては、走行モータ2の逆転は、コントロール
弁3を右側位置に切換後短時間で行われる。そして、こ
の時間は、スプール8が絞り12aの抵抗を受けながら
右側位置に切換られる時間より短い。したがつて、走行
モータ2が逆転した時点で、出口ポート11aと入口ポ
ート10aの間は閉じた状態にあり、管路16aの圧力
は走行モータ2の逆転により管路16aの圧力とほぼ等
しくなり、さらに、走行モータ2の逆転方向の慣性力吸
収分だけ高い圧力が管路16aに閉込むことになる。こ
の場合、クロスリリーフ弁5、6は通常、管路16a、
16b間の差圧により作動するから、上記のように管路
16bに高圧(油圧ポンプ1からの供給圧)が作用して
いるときの管路16aのリリーフ作動圧力は、管路16
bの圧力とクロスリリーフ弁6の設定圧力との和とな
り、極めて高い閉込圧となる。
以上述べたように、絞り12aが存在するとスプール8
の移動速度が遅くなり、走行モータ2の慣性力が小さい
場合、これを逆転させたとき走行モータ2の吐出側の管
路16aには異常高圧が発生する危険があり、走行モー
タ2の寿命に悪影響をおよぼす。このような異常高圧の
発生は、上記履帯の正逆空転作業や急激な前後進操作の
みならず、他の作業においても起こり得る可能性があ
る。
の移動速度が遅くなり、走行モータ2の慣性力が小さい
場合、これを逆転させたとき走行モータ2の吐出側の管
路16aには異常高圧が発生する危険があり、走行モー
タ2の寿命に悪影響をおよぼす。このような異常高圧の
発生は、上記履帯の正逆空転作業や急激な前後進操作の
みならず、他の作業においても起こり得る可能性があ
る。
本発明は、上記した従来技術における実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、走行モータとカウンタバラン
ス弁における不所望な閉込圧の発生を防止することがで
きる油圧シヨベルの走行油圧回路を提供することにあ
る。
れたもので、その目的は、走行モータとカウンタバラン
ス弁における不所望な閉込圧の発生を防止することがで
きる油圧シヨベルの走行油圧回路を提供することにあ
る。
<問題点を解決するための手段> この目的を達成するために、本発明は、走行モータと、
この走行モータの駆動を制御するコントロール弁と、こ
のコントロール弁を介して駆動用の圧油を走行モータに
供給する油圧ポンプと、走行モータとコントロール弁と
の間に設けられ、絞りを介して主回路圧が導かれる第1
および第2のパイロツト室、ならびにこれらの両パイロ
ツト室内の圧油により作動するスプールを有するカウン
タバランス弁を備えたものにおいて、上述したカウンタ
バランス弁のスプールを2分割し、これら両スプールに
対向するように形成した第3のパイロツト室と、上述し
た主回路圧の高圧側を選択し、当該圧力をパイロツト圧
として第3のパイロツト室に供給する圧力選択手段を設
けるとともに、コントロール弁がオープンセンタのスプ
ールと、中立時に絞りを介して連通するモータポートお
よびタンクポートを有する構成にしてある。
この走行モータの駆動を制御するコントロール弁と、こ
のコントロール弁を介して駆動用の圧油を走行モータに
供給する油圧ポンプと、走行モータとコントロール弁と
の間に設けられ、絞りを介して主回路圧が導かれる第1
および第2のパイロツト室、ならびにこれらの両パイロ
ツト室内の圧油により作動するスプールを有するカウン
タバランス弁を備えたものにおいて、上述したカウンタ
バランス弁のスプールを2分割し、これら両スプールに
対向するように形成した第3のパイロツト室と、上述し
た主回路圧の高圧側を選択し、当該圧力をパイロツト圧
として第3のパイロツト室に供給する圧力選択手段を設
けるとともに、コントロール弁がオープンセンタのスプ
ールと、中立時に絞りを介して連通するモータポートお
よびタンクポートを有する構成にしてある。
<作用> 本発明の油圧シヨベルの走行油圧回路は、上記のように
カウンタバランス弁のスプールを2分割し、これらの両
スプール間に第3のパイロツト室を設けた構成にしてあ
ることから、走行モータの逆転駆動開始時すなわちコン
トロール弁を切換えた際に、油圧ポンプの吐出油が第3
のパイロツト室に導かれ、これにより走行モータの吐出
油が導かれる側に位置する一方のスプールが瞬時に切換
えられ、当該スプールを介して走行モータの吐出油が導
かれる側のカウンタバランス弁の出口ポートと入口ポー
トが導通し、走行モータの吐出油の不所望な閉込圧の発
生を防止できる。
カウンタバランス弁のスプールを2分割し、これらの両
スプール間に第3のパイロツト室を設けた構成にしてあ
ることから、走行モータの逆転駆動開始時すなわちコン
トロール弁を切換えた際に、油圧ポンプの吐出油が第3
のパイロツト室に導かれ、これにより走行モータの吐出
油が導かれる側に位置する一方のスプールが瞬時に切換
えられ、当該スプールを介して走行モータの吐出油が導
かれる側のカウンタバランス弁の出口ポートと入口ポー
トが導通し、走行モータの吐出油の不所望な閉込圧の発
生を防止できる。
また、上記のようにコントロール弁をオープンセンタに
設定し、中立時に絞りを介してモータポートとタンクポ
ートとを連通するように構成してあることから、走行モ
ータの停止に際してコントロール弁を中立位置に戻した
ときに、当該コントロール弁に絞りによつて走行モータ
を停止させるブレーキ圧を発生させることができ、すな
わちコントロール弁とカウンタバランス弁の双方によつ
てブレーキ圧を発生させることができ、またコントロー
ル弁によるブレーキ圧をカウンタバランス弁によるブレ
ーキ圧の発生の前に発生させることができ、これにより
ブレーキ圧発生時間をそれだけ長く確保でき、当該走行
モータの停止時のシヨツクを緩和させることができる。
設定し、中立時に絞りを介してモータポートとタンクポ
ートとを連通するように構成してあることから、走行モ
ータの停止に際してコントロール弁を中立位置に戻した
ときに、当該コントロール弁に絞りによつて走行モータ
を停止させるブレーキ圧を発生させることができ、すな
わちコントロール弁とカウンタバランス弁の双方によつ
てブレーキ圧を発生させることができ、またコントロー
ル弁によるブレーキ圧をカウンタバランス弁によるブレ
ーキ圧の発生の前に発生させることができ、これにより
ブレーキ圧発生時間をそれだけ長く確保でき、当該走行
モータの停止時のシヨツクを緩和させることができる。
<実施例> 以下、本発明の油圧シヨベルの走行油圧回路を図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示す説明図で、第
1図は全体を示す回路図、第2図はコントロール弁を示
す拡大図、第3図は第2図に示すコントロール弁のスプ
ールの位置Aと開口面積Bとの関係を示す特性図であ
る。
1図は全体を示す回路図、第2図はコントロール弁を示
す拡大図、第3図は第2図に示すコントロール弁のスプ
ールの位置Aと開口面積Bとの関係を示す特性図であ
る。
第1図において、8a、8bはカウンタバランス弁7の
スプールであり、それぞれ左右位置へ切換えられる。2
0は両スプール8a、8bの対向端に面して設けられた
第3のパイロツト室、21は両入口ポート10a、10
b間に設けられたシヤトル弁、22はシヤトル弁21と
第3のパイロツト室20との間に介在して設けられた絞
りであり、シヤトル弁21は両入口ポート10a、10
bのいずれか高圧側を選択して、当該圧力を絞り22を
介して第3のパイロツト室20に伝達する。
スプールであり、それぞれ左右位置へ切換えられる。2
0は両スプール8a、8bの対向端に面して設けられた
第3のパイロツト室、21は両入口ポート10a、10
b間に設けられたシヤトル弁、22はシヤトル弁21と
第3のパイロツト室20との間に介在して設けられた絞
りであり、シヤトル弁21は両入口ポート10a、10
bのいずれか高圧側を選択して、当該圧力を絞り22を
介して第3のパイロツト室20に伝達する。
また30は走行モータ2の駆動を制御するコントロール
弁で、オープンセンタのスプールを有するとともに、第
2図に示すように中立時にモータポートすなわち入口、
出口ポート30d、入口、出口ポート30fと、タンク
ポートすなわち出口ポート30cとを絞り25a、25
bを介して連通させるように設定してある。
弁で、オープンセンタのスプールを有するとともに、第
2図に示すように中立時にモータポートすなわち入口、
出口ポート30d、入口、出口ポート30fと、タンク
ポートすなわち出口ポート30cとを絞り25a、25
bを介して連通させるように設定してある。
このように構成した実施例の動作を以下に説明する。
コントロール弁30を左側位置に切換えると、油圧ポン
プ1の圧油は管路15a、チエツク弁13a、管路16
aを経て走行モータ2に供給される。このとき、シヤト
ル弁21は両入口ポート10a、10bのうち高圧側の
入口ポート10a側の圧油を選択し、この入口ポート1
0aの圧油はシヤトル弁21、絞り22を介して第3の
パイロツト室20に導かれ、又、パイロツト室9aには
同じく入口ポート10aの圧油が絞り12aを介して導
かれ、結局スプール8aは相反する方向から同圧を受け
るため動かない。一方、パイロツト室9bは絞り12b
を介して低圧の入口ポート10bと連通しており、第3
のパイロツト室20の圧力が上昇してばね24bの力に
打勝つ圧力、すなわちクラツキング圧力以上になると、
スプール8bが第3のパイロツト室20の圧油により右
方向に押圧され、これにより出口ポート11bと入口ポ
ート10bとの間が導通する。すなわち、走行モータ2
から吐出された圧油は管路16b、出口ポート11b、
入口ポート10b、管路15b、コントロール弁30を
通つてタンクに戻る。
プ1の圧油は管路15a、チエツク弁13a、管路16
aを経て走行モータ2に供給される。このとき、シヤト
ル弁21は両入口ポート10a、10bのうち高圧側の
入口ポート10a側の圧油を選択し、この入口ポート1
0aの圧油はシヤトル弁21、絞り22を介して第3の
パイロツト室20に導かれ、又、パイロツト室9aには
同じく入口ポート10aの圧油が絞り12aを介して導
かれ、結局スプール8aは相反する方向から同圧を受け
るため動かない。一方、パイロツト室9bは絞り12b
を介して低圧の入口ポート10bと連通しており、第3
のパイロツト室20の圧力が上昇してばね24bの力に
打勝つ圧力、すなわちクラツキング圧力以上になると、
スプール8bが第3のパイロツト室20の圧油により右
方向に押圧され、これにより出口ポート11bと入口ポ
ート10bとの間が導通する。すなわち、走行モータ2
から吐出された圧油は管路16b、出口ポート11b、
入口ポート10b、管路15b、コントロール弁30を
通つてタンクに戻る。
ここで第2図と第3図を用いて上記の動作のうちのコン
トロール弁30における動作について詳述する。なお、
第2図においてA0は中立位置、A4は左側位置を示し
ており、また第3図のスプールの位置A中、A0、A4
は第2図に示す位置であり、A1、A2、A3は中立位
置A0と左側位置A4との間のスプール位置を、B0は
開口面積最小を、B1は開口面積最大を示している。ま
た同第3図において、Cはポート30cとポート30d
の連通路の開口面積の特性線を示し、Dはポート30b
とポート30eの連通路の開口面積の特性線を示し、E
はポート30aとポート30dの連通路の開口面積の特
性線を示し、Fはポート30cとポート30fの連通路
の開口面積の特性線を示している。
トロール弁30における動作について詳述する。なお、
第2図においてA0は中立位置、A4は左側位置を示し
ており、また第3図のスプールの位置A中、A0、A4
は第2図に示す位置であり、A1、A2、A3は中立位
置A0と左側位置A4との間のスプール位置を、B0は
開口面積最小を、B1は開口面積最大を示している。ま
た同第3図において、Cはポート30cとポート30d
の連通路の開口面積の特性線を示し、Dはポート30b
とポート30eの連通路の開口面積の特性線を示し、E
はポート30aとポート30dの連通路の開口面積の特
性線を示し、Fはポート30cとポート30fの連通路
の開口面積の特性線を示している。
そして、コントロール弁30が上述のように中立位置A
0から左側位置A4に切換えられる場合、切換開始から
終了までの過程を第3図の特性図で見ると、スプールの
位置A0から位置A4方向への移動に伴つて、ポート3
0cとポート30dの連通状態を表す特性線Cで示すよ
うに位置A1で閉じる。そして、スプールは位置A2か
らポート30aとポート30dの連通状態を表す特性線
で示すように開きはじめる。これにより油圧ポンプ1の
吐出油は第1図に示す管路15aに供給されはじめる。
また、ポート30bとポート30eの連通状態を表す特
性線Dで示すようにポート30bとポート30eの連通
路は位置A0で広く開口しており、したがつて油圧ポン
プ1とタンクが連通し、油圧ポンプ1の吐出油はタンク
に逃されていた。ここで位置A2付近までスプールが移
動すると、特性線Dで示すようにポート30bとポート
30eとの連通路の面積が減少し、すなわち当該連通路
が絞られる。これにより油圧ポンプ1の吐出管路に圧が
立ち、当該圧油は走行モータ2に連通する管路15aに
流れるようになる。
0から左側位置A4に切換えられる場合、切換開始から
終了までの過程を第3図の特性図で見ると、スプールの
位置A0から位置A4方向への移動に伴つて、ポート3
0cとポート30dの連通状態を表す特性線Cで示すよ
うに位置A1で閉じる。そして、スプールは位置A2か
らポート30aとポート30dの連通状態を表す特性線
で示すように開きはじめる。これにより油圧ポンプ1の
吐出油は第1図に示す管路15aに供給されはじめる。
また、ポート30bとポート30eの連通状態を表す特
性線Dで示すようにポート30bとポート30eの連通
路は位置A0で広く開口しており、したがつて油圧ポン
プ1とタンクが連通し、油圧ポンプ1の吐出油はタンク
に逃されていた。ここで位置A2付近までスプールが移
動すると、特性線Dで示すようにポート30bとポート
30eとの連通路の面積が減少し、すなわち当該連通路
が絞られる。これにより油圧ポンプ1の吐出管路に圧が
立ち、当該圧油は走行モータ2に連通する管路15aに
流れるようになる。
また、ポート30fとポート30cの連通状態を表す特
性線Fで示すように、位置A0から位置A2付近ではF
1の絞り状態、つまり第2図に示す絞り25bを介して
ポート30fとポート30cが連通しているが、位置A
2を過ぎたあたりから絞り25b部分の面積が拡がりは
じめ位置A3、A4付近ではこのポート30fとポート
30cの連通路が完全に開口する。これによつて上述し
たように管路15bはタンクと連通し、走行モータ2は
作動する。また、ポート30bとポート30eの連通路
も特性線Dで示すように位置A3で完全に閉じられ、こ
れにより油圧ポンプ1の圧油は全て管路15aを通つて
走行モータ2に送られる。
性線Fで示すように、位置A0から位置A2付近ではF
1の絞り状態、つまり第2図に示す絞り25bを介して
ポート30fとポート30cが連通しているが、位置A
2を過ぎたあたりから絞り25b部分の面積が拡がりは
じめ位置A3、A4付近ではこのポート30fとポート
30cの連通路が完全に開口する。これによつて上述し
たように管路15bはタンクと連通し、走行モータ2は
作動する。また、ポート30bとポート30eの連通路
も特性線Dで示すように位置A3で完全に閉じられ、こ
れにより油圧ポンプ1の圧油は全て管路15aを通つて
走行モータ2に送られる。
また、この実施例にあつては例えば、上記のようにして
走行モータ2が駆動され、油圧シヨベルが走行している
状態で、道路が下り坂となり油圧シヨベルがこの下り坂
を走行しはじめると、走行モータ2はポンプ作用を行
う。このため、管路16aの圧力は低下し、管路16b
の圧力が上昇し、スプール8bは管路16a、15aの
圧力低下に相応して変化する第3のパイロツト室20の
圧力低下分だけ左方向に移動して管路16bからタンク
への戻りの通路が絞られ、油圧ブレーキをかけつつ走行
する。
走行モータ2が駆動され、油圧シヨベルが走行している
状態で、道路が下り坂となり油圧シヨベルがこの下り坂
を走行しはじめると、走行モータ2はポンプ作用を行
う。このため、管路16aの圧力は低下し、管路16b
の圧力が上昇し、スプール8bは管路16a、15aの
圧力低下に相応して変化する第3のパイロツト室20の
圧力低下分だけ左方向に移動して管路16bからタンク
への戻りの通路が絞られ、油圧ブレーキをかけつつ走行
する。
このように、坂道の路面の状態変化等の負荷変動があつ
た場合、絞り12b、22はスプール8bの両端のパイ
ロツト室9b、20への圧油の給排に対し、又、絞り1
2a、22はスプール8aの両端のパイロツト室9a、
20への圧油の給排に対してそれぞれ抵抗を与え、スプ
ール8a、8bの発振を防止する。
た場合、絞り12b、22はスプール8bの両端のパイ
ロツト室9b、20への圧油の給排に対し、又、絞り1
2a、22はスプール8aの両端のパイロツト室9a、
20への圧油の給排に対してそれぞれ抵抗を与え、スプ
ール8a、8bの発振を防止する。
また、この実施例にあつては、走行中あるいは履帯空転
時等、左側位置A4にあつたコントロール弁30を右側
位置A5に切換えると、油圧ポンプ1の吐出油はコント
ロール弁30により管路15aから管路15bに油路が
切換えられ、この管路15bに圧油が供給され、シヤト
ル弁21は両入口ポート10a、10bのうち高圧側の
入口ポート10bを選択し、入口ポート10bの圧油を
シヤトル弁21、絞り22を介して第3のパイロツト室
20に伝達する。又、パイロツト室9bには同じく入口
ポート10bの圧油が絞り12bを介して導かれ、この
ため、スプール8bの両端のパイロツト室9b、20の
圧力は同圧となり、スプール8bはばね24bの力のみ
で復帰を続ける。一方、管路15bの圧力が上昇して、
第3のパイロツト室20の圧力がばね24aのクラツキ
ング圧力以上に達すると、スプール8aが第3のパイロ
ツト室20の圧油により左方向に押圧され、出口ポート
11aと入口ポート10aとの間が導通する。
時等、左側位置A4にあつたコントロール弁30を右側
位置A5に切換えると、油圧ポンプ1の吐出油はコント
ロール弁30により管路15aから管路15bに油路が
切換えられ、この管路15bに圧油が供給され、シヤト
ル弁21は両入口ポート10a、10bのうち高圧側の
入口ポート10bを選択し、入口ポート10bの圧油を
シヤトル弁21、絞り22を介して第3のパイロツト室
20に伝達する。又、パイロツト室9bには同じく入口
ポート10bの圧油が絞り12bを介して導かれ、この
ため、スプール8bの両端のパイロツト室9b、20の
圧力は同圧となり、スプール8bはばね24bの力のみ
で復帰を続ける。一方、管路15bの圧力が上昇して、
第3のパイロツト室20の圧力がばね24aのクラツキ
ング圧力以上に達すると、スプール8aが第3のパイロ
ツト室20の圧油により左方向に押圧され、出口ポート
11aと入口ポート10aとの間が導通する。
管路15bの圧力がさらに上昇して管路16bよりも高
圧になると、チエツク弁13bが開き、油圧ポンプ1の
圧油は管路15b、チエツク弁13b、管路16bを経
て走行モータ2に供給され、走行モータ2は逆転する。
かかる走行モータ2の逆転駆動開始時、上記の如く出口
ポート11aと入口ポート10aの間はすでに導通状態
になつているため、走行モータ2の吐出油は管路16a
に閉込められることなくタンクに戻され、管路16aに
異常高圧が発生するおそれはない。逆転から正転への動
作も同様にして行われるので、その説明は省略する。
圧になると、チエツク弁13bが開き、油圧ポンプ1の
圧油は管路15b、チエツク弁13b、管路16bを経
て走行モータ2に供給され、走行モータ2は逆転する。
かかる走行モータ2の逆転駆動開始時、上記の如く出口
ポート11aと入口ポート10aの間はすでに導通状態
になつているため、走行モータ2の吐出油は管路16a
に閉込められることなくタンクに戻され、管路16aに
異常高圧が発生するおそれはない。逆転から正転への動
作も同様にして行われるので、その説明は省略する。
また、この実施例にあつては、走行モータ2の駆動を停
止させるために、第2図の左側位置A4にあつたコント
ロール弁30を中立位置A0に切換えると、このコント
ロール弁30の各連通路は第3図に示す位置A4から位
置A0に向かつてその開口面積を変化させる。まず、ポ
ート30fとポート30cとの連通路を表す特性線Fで
示すように、当該連通路は位置A4では最大に開口して
いたのが位置A0方向への移動に伴つて、その開口面積
を徐々に減少し、これにより第1図に示す管路15bに
ブレーキ圧が発生する。
止させるために、第2図の左側位置A4にあつたコント
ロール弁30を中立位置A0に切換えると、このコント
ロール弁30の各連通路は第3図に示す位置A4から位
置A0に向かつてその開口面積を変化させる。まず、ポ
ート30fとポート30cとの連通路を表す特性線Fで
示すように、当該連通路は位置A4では最大に開口して
いたのが位置A0方向への移動に伴つて、その開口面積
を徐々に減少し、これにより第1図に示す管路15bに
ブレーキ圧が発生する。
そして、このブレーキ圧は管路10bからシヤトル弁2
1を介して絞り22を通過し、第3のパイロツト室20
に導かれる。その一方、管路10bから絞り12bを通
過してパイロツト室9bにも導かれる。したがつて、ス
プール8bの両端のパイロツト室9b、20の圧力は同
圧となり、スプール8bはばね24bの力のみで中立位
置A0方向へ移動する。このときスプール8bが移動す
る速度は絞り22、12bを吸排出する油の流量によつ
て決まる。そしてスプール8bが中立位置A0へ移動し
はじめると、管路16bからタンクへの戻りの通路を絞
ることにより管路16bにブレーキ圧が発生する。すな
わち、走行モータ2へ作用するブレーキ力はコントロー
ル弁30のスプールが中立方向に移動することによつて
管路15bからタンクへの戻り通路を絞ることにより、
管路15bから伝わつて管路16bに発生するブレーキ
圧と、カウンタバランス弁7のスプール8bが中立方向
に移動することによつて発生するブレーキ圧との2段階
となる。したがつて、コントロール弁30のスプールの
絞り25bとカウンタバランス弁7のスプール8bの両
端のパイロツト室20、9bの絞り22、12bを最適
な条件に選択すれば、当該2段階のブレーキ圧によつて
走行モータ2の停止時のシヨツクを抑制することができ
る。
1を介して絞り22を通過し、第3のパイロツト室20
に導かれる。その一方、管路10bから絞り12bを通
過してパイロツト室9bにも導かれる。したがつて、ス
プール8bの両端のパイロツト室9b、20の圧力は同
圧となり、スプール8bはばね24bの力のみで中立位
置A0方向へ移動する。このときスプール8bが移動す
る速度は絞り22、12bを吸排出する油の流量によつ
て決まる。そしてスプール8bが中立位置A0へ移動し
はじめると、管路16bからタンクへの戻りの通路を絞
ることにより管路16bにブレーキ圧が発生する。すな
わち、走行モータ2へ作用するブレーキ力はコントロー
ル弁30のスプールが中立方向に移動することによつて
管路15bからタンクへの戻り通路を絞ることにより、
管路15bから伝わつて管路16bに発生するブレーキ
圧と、カウンタバランス弁7のスプール8bが中立方向
に移動することによつて発生するブレーキ圧との2段階
となる。したがつて、コントロール弁30のスプールの
絞り25bとカウンタバランス弁7のスプール8bの両
端のパイロツト室20、9bの絞り22、12bを最適
な条件に選択すれば、当該2段階のブレーキ圧によつて
走行モータ2の停止時のシヨツクを抑制することができ
る。
また、コントロール弁30のスプールが第3図の位置A
3から位置A2へと移動する途中では、油圧ポンプ1は
特性線Dに示すように、ポート30bとポート30eの
連通路が絞られているために、まだ管路15aへ圧油を
送つており、したがつてその圧力はシヤトル弁21にま
で伝わつている。このことから、実際には管路15bに
発生したブレーキ圧が、管路15aに発生しているポン
プ圧力よりも高くなつた時に、カウンタバランス弁7の
スプール8bが中立方向への移動を開始する。すなわ
ち、コントロール弁30のスプールによつて発生するブ
レーキ圧の立つタイミングと、カウンタバランス弁7の
スプール8bによつて発生するブレーキ圧の立つタイミ
ングにずれを生じ、これによつて走行モータ2を停止さ
せるブレーキ圧を長い時間発生させることができ、上記
とは別の観点から走行モータ2の停止時のシヨツクを抑
制することができる。
3から位置A2へと移動する途中では、油圧ポンプ1は
特性線Dに示すように、ポート30bとポート30eの
連通路が絞られているために、まだ管路15aへ圧油を
送つており、したがつてその圧力はシヤトル弁21にま
で伝わつている。このことから、実際には管路15bに
発生したブレーキ圧が、管路15aに発生しているポン
プ圧力よりも高くなつた時に、カウンタバランス弁7の
スプール8bが中立方向への移動を開始する。すなわ
ち、コントロール弁30のスプールによつて発生するブ
レーキ圧の立つタイミングと、カウンタバランス弁7の
スプール8bによつて発生するブレーキ圧の立つタイミ
ングにずれを生じ、これによつて走行モータ2を停止さ
せるブレーキ圧を長い時間発生させることができ、上記
とは別の観点から走行モータ2の停止時のシヨツクを抑
制することができる。
なお、上述のように走行モータ2の駆動を停止する動作
は、コントロール弁30を第2図の右側位置A5から中
立位置A0に切換えた場合でも同様におこなわれる。
は、コントロール弁30を第2図の右側位置A5から中
立位置A0に切換えた場合でも同様におこなわれる。
このように構成した実施例では、走行モータ2の逆転操
作時にカウンタバランス弁7の一方のスプールが中立方
向へ復帰途中であつても、当該カウンタバランス弁7の
他方のスプールが逆転駆動圧力の立上り途中でクラツキ
ングするため、走行モータ2と当該カウンタバランス弁
7との間の管路16a、16bに高圧の閉込圧が発生す
るのを防止することができる。そして、この効果は、例
えばスプール8bの中立復帰より管路15bの逆転圧力
の立上りのタイミングが早くなるコントロール弁30の
急逆転操作や、走行モータ2の急逆転のタイミングが早
くなる履帯空転等に顕著にあらわれる。
作時にカウンタバランス弁7の一方のスプールが中立方
向へ復帰途中であつても、当該カウンタバランス弁7の
他方のスプールが逆転駆動圧力の立上り途中でクラツキ
ングするため、走行モータ2と当該カウンタバランス弁
7との間の管路16a、16bに高圧の閉込圧が発生す
るのを防止することができる。そして、この効果は、例
えばスプール8bの中立復帰より管路15bの逆転圧力
の立上りのタイミングが早くなるコントロール弁30の
急逆転操作や、走行モータ2の急逆転のタイミングが早
くなる履帯空転等に顕著にあらわれる。
また、この実施例にあつては、上述のように走行モータ
2の停止時にコントロール弁30のスプールによるブレ
ーキ圧とカウンタバランス弁7のスプールによるブレー
キ圧との2段階のブレーキ圧が得られ、しかもこれらの
ブレーキ圧の発生タイミングがずれることから走行モー
タ2の停止時のシヨツクを抑制できる。
2の停止時にコントロール弁30のスプールによるブレ
ーキ圧とカウンタバランス弁7のスプールによるブレー
キ圧との2段階のブレーキ圧が得られ、しかもこれらの
ブレーキ圧の発生タイミングがずれることから走行モー
タ2の停止時のシヨツクを抑制できる。
また、この実施例にあつてはメータアウト制御が可能と
なり、減速時のメータリングを拡大させることができ
る。
なり、減速時のメータリングを拡大させることができ
る。
また、この実施例では、走行モータ2の停止時には、は
じめにコントロール弁30のスプールでブレーキをかけ
てしまうのでカウンタバランス弁7のスプールをゆっく
り中立位置に復帰させてもキヤビテーシヨンを発生する
ことがない。
じめにコントロール弁30のスプールでブレーキをかけ
てしまうのでカウンタバランス弁7のスプールをゆっく
り中立位置に復帰させてもキヤビテーシヨンを発生する
ことがない。
なお、上記実施例では圧力選択手段の一例としてシヤト
ル弁21を挙げたが、これに代えてチエツク弁を組合せ
た構成等にすることもできる。
ル弁21を挙げたが、これに代えてチエツク弁を組合せ
た構成等にすることもできる。
<発明の効果> 本発明の油圧シヨベルの走行油圧回路は以上のように構
成してあることから、カウンタバランス弁と走行モータ
との間の管路に不所望な閉込圧が発生するのを防止する
ことができる。また、コントロール弁とカウンタバラン
ス弁の双方によるブレーキ圧をタイミングをずらして発
生させることができるので、走行モータ停止時のシヨツ
クを抑制することができる。
成してあることから、カウンタバランス弁と走行モータ
との間の管路に不所望な閉込圧が発生するのを防止する
ことができる。また、コントロール弁とカウンタバラン
ス弁の双方によるブレーキ圧をタイミングをずらして発
生させることができるので、走行モータ停止時のシヨツ
クを抑制することができる。
第1図〜第3図は本発明の油圧シヨベルの走行油圧回路
の一実施例を示す説明図で、第1図は全体を示す回路
図、第2図はコントロール弁を示す拡大図、第3図は第
2図に示すコントロール弁のスプールの位置Aと開口面
積Bとの関係を示す特性図、第4図は従来の油圧シヨベ
ルの走行油圧回路を示す回路図である。 1……油圧ポンプ、2……走行モータ、7……カウンタ
バランス弁、8a、8b……スプール、9a、9b……
パイロツト室、10a、10b……入口ポート、11
a、11b……出口ポート、12a、12b、22、2
5a、25b……絞り、13a、13b……チエツク
弁、16a、16b……管路、20……第3のパイロツ
ト室、21……シヤトル弁(圧力選択手段)、24a、
24b……ばね、30……コントロール弁。
の一実施例を示す説明図で、第1図は全体を示す回路
図、第2図はコントロール弁を示す拡大図、第3図は第
2図に示すコントロール弁のスプールの位置Aと開口面
積Bとの関係を示す特性図、第4図は従来の油圧シヨベ
ルの走行油圧回路を示す回路図である。 1……油圧ポンプ、2……走行モータ、7……カウンタ
バランス弁、8a、8b……スプール、9a、9b……
パイロツト室、10a、10b……入口ポート、11
a、11b……出口ポート、12a、12b、22、2
5a、25b……絞り、13a、13b……チエツク
弁、16a、16b……管路、20……第3のパイロツ
ト室、21……シヤトル弁(圧力選択手段)、24a、
24b……ばね、30……コントロール弁。
Claims (1)
- 【請求項1】走行モータと、この走行モータの駆動を制
御するコントロール弁と、このコントロール弁を介して
駆動用の圧油を走行モータに供給する油圧ポンプと、上
記走行モータとコントロール弁との間に設けられ、絞り
を介して主回路圧が導かれる第1および第2のパイロツ
ト室、ならびにこれら両パイロツト室内の圧油により作
動するスプールを有するカウンタバランス弁を備えた油
圧シヨベルの走行油圧回路において、上記カウンタバラ
ンス弁のスプールを2分割し、これらの両スプールに対
向するように形成した第3のパイロツト室と、上記主回
路圧の高圧側を選択し、当該圧力をパイロツト圧として
上記第3のパイロツト室に供給する圧力選択手段とを設
けるとともに、上記コントロール弁がオープンセンタの
スプールと、中立時に絞りを介して連通するモータポー
トおよびタンクポートを有することを特徴とする油圧シ
ヨベルの走行油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22216086A JPH0617591B2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 油圧シヨベルの走行油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22216086A JPH0617591B2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 油圧シヨベルの走行油圧回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6378930A JPS6378930A (ja) | 1988-04-09 |
| JPH0617591B2 true JPH0617591B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=16778117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22216086A Expired - Fee Related JPH0617591B2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 油圧シヨベルの走行油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617591B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2583130B2 (ja) * | 1989-08-30 | 1997-02-19 | 株式会社小松製作所 | 油圧駆動車両の走行制御方法および走行制御回路 |
| ITPR20020032A1 (it) * | 2002-06-13 | 2003-12-15 | Renzo Bompieri | Impianto oleodinamico per ruotare gru di autocarri e/o bracci meccanici di escavatori e relativo procedimento. |
| JP4541211B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2010-09-08 | ナブテスコ株式会社 | 建設機械の走行モータ制御装置 |
| DE102007020558A1 (de) * | 2007-05-02 | 2008-11-06 | Robert Bosch Gmbh | Ventilanordnung |
-
1986
- 1986-09-22 JP JP22216086A patent/JPH0617591B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6378930A (ja) | 1988-04-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |