JPH0617606B2 - 建築用鋼構造部材の接合装置 - Google Patents

建築用鋼構造部材の接合装置

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JPH0617606B2
JPH0617606B2 JP62153554A JP15355487A JPH0617606B2 JP H0617606 B2 JPH0617606 B2 JP H0617606B2 JP 62153554 A JP62153554 A JP 62153554A JP 15355487 A JP15355487 A JP 15355487A JP H0617606 B2 JPH0617606 B2 JP H0617606B2
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steel structural
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は柱,梁等の建築用鋼構造部材である柱と梁又
は梁と梁を相互に接合するための装置に関するものであ
る。
[従来の技術] この種の接合工法の従来例を第9図,第10図を参照し
て説明する。
図は建築用鋼構造部材である柱20と梁21(H型鋼)
との接合状態を示すものである。
柱20に形成されたダイアフラム22に補強プレート2
3を有するブラケット24(H型鋼)が予め熔着されて
おり、接合される梁21は該ブラケット24と突き合わ
され、両者の上下フランジ部25,25にはそれぞれ上
下に添え板26,27が配設され、ボルト28,ナット
29によって該添え板を締め付けることによって柱と梁
とは接合されていた。
[発明が解決しようとする課題] このような接合工法では、 〔1〕ブラケットの梁のそれぞれの上下フランジ部に接
合用のボルト孔をあけるため、母材断面が欠損して強度
的にみてその80%〜90%しか活用されない。
〔2〕接合ボルトが接合する母材の双方に取り付くた
め、ボルトを必要耐力の2倍も使用することになる。
〔3〕接合法が高力ボルトの張力をきかせた摩擦接合と
なっているので、高力ボルトの耐力が充分に活用されな
い。
〔4〕一本の梁を左右のブラケットを造るために三つに
切断しそれを接続するという不合理な接合法であると共
に、このブラケットを工場で柱に取り付けてから現場に
運ぶので、運搬作業の邪魔になる。
等の問題があった。
この発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、接
合部を完全に構造母材から切り放し一個の装置としてそ
の装置自体で接合機能を充分に果たし得るようにした建
築用鋼構造部材の接合装置を提供しようとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明における建築用鋼
構造部材の接合装置は、 接合すべき二つの建築用鋼構造部材の一方に溶着された
接合部材と他方に溶着された被接合部材とから成り、前
記被接合部材を、上下に配置された基板と該両基板を連
結するウエブとにより断面エ字状に構成すると共に各基
板の上下端部に立上り部を形成し該立上り部に上下それ
ぞれ複数同数のボルト挿通孔を形成し、前記接合部材
を、上下に配置された基板と該両基板を連結するウエブ
とにより断面エ字状に構成すると共に各基板の上下端部
に立上り部を形成し該立上り部に前記被接合部材のボル
ト挿通孔にそれぞれ対向するボルト螺入用メネジを形成
し、前記被接合部材と接合部材をボルト挿通孔とボルト
螺入用メネジが対向するよう配置して各ボルト挿通孔に
挿入された各ボルトを前記ボルト螺入用メネジに螺入す
ると共に前記ボルト挿通孔を形成した立上り部を挟んで
ナットにより前記ボルトを締め付けたことを特徴とす
る、 ものである。
[作用] 接合すべき二つの建築用鋼構造材は、それぞれが有する
接合部材と被接合部材とをボルト,ナット,メネジを用
いて接合することによって、接合される。
[実施例] 第1図乃至第8図を参照してこの発明の実施例について
説明する。
第1図は接合部材と被接合部材とをボルトによって接合
した状態を示す平面図であり、第2図はその側面図,第
3図はそのA−A′断面図,第4図はその底面図,第5
図は第4図のB−B′断面図,第6図は第4図のC−
C′断面図,第7図はこの発明を柱と梁の接合に適用し
た場合の側面図,第8図はその平面図を示したものであ
る。
図において、1は被接合部材6の基板であり、該基板1
の上下端部には立上り部2,3が形成されており、該立
上り部2,3のそれぞれにはボルト4の挿通孔5が複数
個形成されている。そして、前記ボルト4の挿通用孔5
は基板1に対して上下に対称の位置にある。
このような部材からなる基板1を有する被接合部材6
は、ウエブ7の上下に該基板1,1を溶接等によって接
合して断面エ字状に構成して、工場において予め多量生
産される。
また、8は接合部材12の基板であり、該基板8の上下
端部にも立上り部9,10が形成されており、該立上り
部9,10のそれぞれには前記被接合部材6のボルト挿
通孔5にそれぞれ対向するボルト螺入用のメネジ11が
複数個形成されている。
このような部材からなる基板8を有する被接合部材12
も、ウエブ13の上下に該基板8,8を溶接等によって
接合して断面エ字状に構成して、工場において予め多量
生産される。
なお、ナット14は頭付きボルト4の頭部と共働してボ
ルトを固定するものである。
柱と梁(H型鋼)とを接合する場合、 工場において予め製作された、前記被接合部材6は、鉄
骨工場において梁15のフランジに前記基板1,1が又
該梁のウエブに前記ウエブ7がそれぞれ溶接等により溶
着される。また、前記接合部材12は、鉄骨工場におい
て柱16の上下のダイアフラム17に前記基板8,8が
又該柱の側板に前記ウエブ13がそれぞれ溶接等により
溶着される。
次に建築現場において、接合されるべき梁15を柱1
6,16に間に配置し、前記梁15に取り付けられた被
接合部材6と柱16に取り付けられた接合部材12とを
対向させる。
次いで被接合部材6の各ボルト挿通孔5を通して各頭付
きボルト4を接合部材12の各メネジ11にねじ込む。
この際、両部材6,12間にナット14を介在させて前
記ボルト4は該ナット14をも貫通するようにしてお
く。
そして、ボルト4がメネジ11に完全にねじ込まれたな
らば、前記ナット14をボルト挿通孔5側へ回転させて
ボルト4の頭部と該ナット14とによって前記立上り部
2,3を挟んでボルト4を締め付け固定する。
次いでウエブ7,13の両ウエブ間の表裏に添え板18
を当て所要数のボルト19によって両ウエブ7,13を
接続する。
なお、上記実施例は柱16と梁15との接合について説
明をしたが、本発明は梁と梁の接合にも適用できるもの
である。
[発明の効果] この発明では、接合すべき建築用鋼構造部材に接合部材
を当接して溶着し、接合されるべき建築用鋼構造部材に
被接合部材を溶着し、各基板の上下端部の立上り部に貫
通された複数で同数のボルトをもって接合部材と被接合
部材とを接合したものであるから、最も力を必要とする
上下面のフランジ部の接合が充分になされ、その際,該
フランジ部に接合による二次応力が掛かることがなく、
またフランジ部に接合用のボルト孔をあける等の必要も
なく、母材断面が欠損して強度的に弱くなることもな
い。
また、接合部材と被接合部材とを複数個のボルトによっ
て接合し、被接合部材に挿通された各ボルトをナットに
よりそれぞれ締め付けたため、従来の如く接合ボルトが
接合する母材の双方に取り付くようなことがないのでボ
ルトを必要耐力の2倍も使用する必要がないばかりでな
く、さらに、両部材間は少なくとも前記ナットが介在す
るだけの距離で隔てられることから、該ボルトによる接
合がフレキシブルとなり、接合される両建築用鋼構造部
材の切断寸法等に格別の精密度を要することなく安易に
寸法決定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る一実施例の接合部材と被接合部
材の平面図であり、第2図はその側面図,第3図はその
A−A’断面図,第4図はその底面図,第5図は第4図
のB−B’断面図,第6図は第4図のC−C’断面図,
第7図はこの発明を柱と梁の接合に適用した場合の側面
図,第8図はその平面図,第9図は従来例の側面図,第
10図はその平面図を示す。 1,8……基板、2,3,9,10……立上り部、 4……ボルト、5……ボルト挿通孔、 6……被接合部材、7,13……ウエブ、 11……メネジ、12……接合部材、 14……ナット、 15……接合されるべき建築用鋼構造部材、 16……接合すべき建築用鋼構造部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接合すべき二つの建築用鋼構造部材の一方
    に溶着された接合部材と他方に溶着された被接合部材と
    から成り、前記被接合部材を、上下に配置された基板と
    該両基板を連結するウエブとにより断面エ字状に構成す
    ると共に各基板の上下端部に立上り部を形成し該立上り
    部に上下それぞれ複数同数のボルト挿通孔を形成し、前
    記接合部材を、上下に配置された基板と該両基板を連結
    するウエブとにより断面エ字状に構成すると共に各基板
    の上下端部に立上り部を形成し該立上り部に前記被接合
    部材のボルト挿通孔にそれぞれ対向するボルト螺入用メ
    ネジを形成し、前記被接合部材と接合部材をボルト挿通
    孔とボルト螺入用メネジが対向するよう配置して各ボル
    ト挿通孔に挿入された各ボルトを前記ボルト螺入用メネ
    ジに螺入すると共に前記ボルト挿通孔を形成した立上り
    部を挟んでナットにより前記ボルトを締め付けたことを
    特徴とする建築用鋼構造部材の接合装置。
JP62153554A 1987-06-22 1987-06-22 建築用鋼構造部材の接合装置 Expired - Lifetime JPH0617606B2 (ja)

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JPS641838A JPS641838A (en) 1989-01-06
JPH011838A JPH011838A (ja) 1989-01-06
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JP2788826B2 (ja) * 1992-06-26 1998-08-20 株式会社ミツトヨ 変位測定装置
JP4782998B2 (ja) * 2004-09-13 2011-09-28 住友化学株式会社 切削部材およびこれを備えた鏡面加工装置

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