JPH06176750A - 電池セパレータ用基材シートの製造方法 - Google Patents
電池セパレータ用基材シートの製造方法Info
- Publication number
- JPH06176750A JPH06176750A JP43A JP35221092A JPH06176750A JP H06176750 A JPH06176750 A JP H06176750A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 35221092 A JP35221092 A JP 35221092A JP H06176750 A JPH06176750 A JP H06176750A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- fiber
- battery separator
- sintered
- plasma
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポリテトラフルオロエチレン繊維焼結シート
が電解液に対して優れた含浸性を示す電池セパレータ用
基材シートの製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 (A)ポリテトラフルオロエチレン繊維のス
ラリーを湿式抄紙法によりシート化する工程と、(B)
該ポリテトラフルオロエチレン繊維のシ−トを焼結処理
して焼結シートを得る工程と、(C)該焼結シートの表
面をプラズマ処理する工程、から電池セパレータ用基材
シ−トを製造する。
が電解液に対して優れた含浸性を示す電池セパレータ用
基材シートの製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 (A)ポリテトラフルオロエチレン繊維のス
ラリーを湿式抄紙法によりシート化する工程と、(B)
該ポリテトラフルオロエチレン繊維のシ−トを焼結処理
して焼結シートを得る工程と、(C)該焼結シートの表
面をプラズマ処理する工程、から電池セパレータ用基材
シ−トを製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の一次電池および
二次電池に用いられるセパレータ(隔離板)用の基材シ
ートの製造方法に関し、特に、ポリテトラフルオロエチ
レン繊維を素材とした電解液含浸性が良好で電池組立が
容易である電池セパレータ用基材シートの製造方法に関
する。
二次電池に用いられるセパレータ(隔離板)用の基材シ
ートの製造方法に関し、特に、ポリテトラフルオロエチ
レン繊維を素材とした電解液含浸性が良好で電池組立が
容易である電池セパレータ用基材シートの製造方法に関
する。
【0002】
【従来技術】通常、電池は正極、セパレータ、負極が一
体化された形で構成されており、セパレータは、本来正
極と負極が短絡しないために用いられていた。
体化された形で構成されており、セパレータは、本来正
極と負極が短絡しないために用いられていた。
【0003】最近では、電池の小型化軽量化や長寿命化
のために、セパレータには、短絡防止に必要な十分な電
気絶縁性を有すること、耐電解液性、および耐酸化性を
有すること、良好な電解液保持に必要な適当な空隙孔径
を有すること、製造工程において要求特性に応じて厚さ
が任意に変えられること、有害物質が電解液等にしみで
ないこと、セパレータに金属が析出しないこと等が要求
されている。
のために、セパレータには、短絡防止に必要な十分な電
気絶縁性を有すること、耐電解液性、および耐酸化性を
有すること、良好な電解液保持に必要な適当な空隙孔径
を有すること、製造工程において要求特性に応じて厚さ
が任意に変えられること、有害物質が電解液等にしみで
ないこと、セパレータに金属が析出しないこと等が要求
されている。
【0004】従来、紙やガラスクロスからなる基材シー
トを電池セパレータとして使用していたが、上述の諸要
求特性を同時に満足するものではなかった。
トを電池セパレータとして使用していたが、上述の諸要
求特性を同時に満足するものではなかった。
【0005】一方、上記諸要求特性を満たすものとして
最近ポリテトラフルオロエチレン繊維、および該繊維と
無機繊維、例えばガラス繊維との混合織布を基材シ−ト
とし、これを電池セパレータとして用いることが提案さ
れていた。
最近ポリテトラフルオロエチレン繊維、および該繊維と
無機繊維、例えばガラス繊維との混合織布を基材シ−ト
とし、これを電池セパレータとして用いることが提案さ
れていた。
【0006】しかしながら、ポリテトラフルオロエチレ
ン繊維を電池セパレータ用基材シートとして使用した場
合、該基材シートに対する電解液の含浸性が不良であ
り、そのために、該基材シートに電解液が含浸するのに
時間がかかり、従って、電池製造の際に生産効率が著し
く悪くなるという欠点を有していた。
ン繊維を電池セパレータ用基材シートとして使用した場
合、該基材シートに対する電解液の含浸性が不良であ
り、そのために、該基材シートに電解液が含浸するのに
時間がかかり、従って、電池製造の際に生産効率が著し
く悪くなるという欠点を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリテトラ
フルオロエチレン繊維を使用し、従来技術では不可能で
あった電解液に対する優れた含浸性を示す電池セパレー
タ用基材シートの製造方法を提案することを目的とす
る。
フルオロエチレン繊維を使用し、従来技術では不可能で
あった電解液に対する優れた含浸性を示す電池セパレー
タ用基材シートの製造方法を提案することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の製造方法
は、(A)ポリテトラフルオロエチレン繊維のスラリー
を湿式抄紙法によりシート化する工程と、(B)該ポリ
テトラフルオロエチレン繊維のシ−トを焼結処理して焼
結シートを得る工程と、(C)該焼結シートの表面をプ
ラズマ処理する工程、とよりなることを特徴とする電池
セパレータ用基材シ−トの製造方法に関する。
は、(A)ポリテトラフルオロエチレン繊維のスラリー
を湿式抄紙法によりシート化する工程と、(B)該ポリ
テトラフルオロエチレン繊維のシ−トを焼結処理して焼
結シートを得る工程と、(C)該焼結シートの表面をプ
ラズマ処理する工程、とよりなることを特徴とする電池
セパレータ用基材シ−トの製造方法に関する。
【0009】また、本発明の第二の製造方法は、(A)
ポリテトラフルオロエチレン繊維と無機繊維の混抄スラ
リーを湿式抄紙法によりシート化することにより混抄シ
ートを得る工程と、(B)該混抄シートを焼結処理して
焼結シートを得る工程と、(C)該焼結シートの表面を
プラズマ処理する工程、とよりなることを特徴とする電
池セパレータ用基材シ−トの製造方法に関する。
ポリテトラフルオロエチレン繊維と無機繊維の混抄スラ
リーを湿式抄紙法によりシート化することにより混抄シ
ートを得る工程と、(B)該混抄シートを焼結処理して
焼結シートを得る工程と、(C)該焼結シートの表面を
プラズマ処理する工程、とよりなることを特徴とする電
池セパレータ用基材シ−トの製造方法に関する。
【0010】以下に、本発明の電池セパレータ用基材シ
−トの第一の製造方法の一例について詳述する。
−トの第一の製造方法の一例について詳述する。
【0011】まず、ポリテトラフルオロエチレン(以
下、PTFEと称す)の繊維シートを作製する。本発明
のPTFE繊維とは、延伸または未延伸のPTFEのデ
ィスパ−ジョンにビスコ−ス、カルボキシメチルセルロ
−ス、ポリビニルアルコ−ル等の結着剤をマトリックス
として構成せしめ、細孔より凝固浴に紡出して得たもの
である。延伸または未延伸のPTFE繊維を3〜15m
mの長さにカットし、これをポリアクリルアミド等の分
散剤とともに水に分散してスラリーとし、該スラリーを
円網抄紙機、長網抄紙機等の公知の抄紙機で抄紙し、P
TFEの繊維シ−トを作成する。
下、PTFEと称す)の繊維シートを作製する。本発明
のPTFE繊維とは、延伸または未延伸のPTFEのデ
ィスパ−ジョンにビスコ−ス、カルボキシメチルセルロ
−ス、ポリビニルアルコ−ル等の結着剤をマトリックス
として構成せしめ、細孔より凝固浴に紡出して得たもの
である。延伸または未延伸のPTFE繊維を3〜15m
mの長さにカットし、これをポリアクリルアミド等の分
散剤とともに水に分散してスラリーとし、該スラリーを
円網抄紙機、長網抄紙機等の公知の抄紙機で抄紙し、P
TFEの繊維シ−トを作成する。
【0012】PTFEのシート化に際しては、PTFE
繊維に配合されているマトリックス物質が、抄紙の際の
繊維間の結着機能を発揮し、PTFE繊維のシ−ト化を
可能ならしめる。
繊維に配合されているマトリックス物質が、抄紙の際の
繊維間の結着機能を発揮し、PTFE繊維のシ−ト化を
可能ならしめる。
【0013】次に、該シ−トをPTFEの融点以上の温
度(例えば380℃)にて焼結処理し、PTFE繊維間
を融着せしめ、焼結シートを作製する。さらに、必要に
応じてPTFE繊維間に混在するビスコ−スなどのマト
リックスを熱分解除去せしめるために該焼結シートを3
00〜330℃程度に加熱処理してもよい。
度(例えば380℃)にて焼結処理し、PTFE繊維間
を融着せしめ、焼結シートを作製する。さらに、必要に
応じてPTFE繊維間に混在するビスコ−スなどのマト
リックスを熱分解除去せしめるために該焼結シートを3
00〜330℃程度に加熱処理してもよい。
【0014】しかるのち、該焼結シ−トを下記の要領に
てプラズマ処理することにより、該焼結シートの表面改
質を行ない、本発明の製造方法を実施できる。
てプラズマ処理することにより、該焼結シートの表面改
質を行ない、本発明の製造方法を実施できる。
【0015】本発明でいうプラズマ処理とは、例えば、
図1のような平行板電極型プラズマ装置を用いて行うこ
とができる。すなわち、図1のベルジャー1内は密閉さ
れた空間であり、プラズマ処理時に減圧されて一定圧力
に保たれ、互いに平行に配置された2つの電極板2の下
部電極板上に上述のPTFEの繊維焼結シート3を載置
し、高周波電源4によって電極間に電圧をかけてプラズ
マ雰囲気を作り出し、該プラズマ雰囲気下にガス供給路
5よりガスをプラズマ雰囲気中に供給して、該焼結シー
トの表面を表面処理するものである。なお、6は上部電
極板を支えるための電極支柱であり、7はベルジャー内
のガスを排気するための排気口である。
図1のような平行板電極型プラズマ装置を用いて行うこ
とができる。すなわち、図1のベルジャー1内は密閉さ
れた空間であり、プラズマ処理時に減圧されて一定圧力
に保たれ、互いに平行に配置された2つの電極板2の下
部電極板上に上述のPTFEの繊維焼結シート3を載置
し、高周波電源4によって電極間に電圧をかけてプラズ
マ雰囲気を作り出し、該プラズマ雰囲気下にガス供給路
5よりガスをプラズマ雰囲気中に供給して、該焼結シー
トの表面を表面処理するものである。なお、6は上部電
極板を支えるための電極支柱であり、7はベルジャー内
のガスを排気するための排気口である。
【0016】本発明において使用できるプラズマ処理用
ガスは、酸素ガス、窒素ガス、水素ガス、乾燥空気、ア
ルゴンガス、ヘリウムガス、アンモニアガスの中から選
ばれる少なくとも一種である。
ガスは、酸素ガス、窒素ガス、水素ガス、乾燥空気、ア
ルゴンガス、ヘリウムガス、アンモニアガスの中から選
ばれる少なくとも一種である。
【0017】本発明においては、高周波(13.56M
Hz)電源の出力は、0.1W/cm2〜20W/cm2
の範囲内、特に好ましくは0.1〜2.0W/cm2の
範囲内で設定されることが好ましい。20W/cm2以
上であるとプラズマ処理の出力が強すぎてPTFEの焼
結シートが劣化し、また、0.1W/cm2以下である
場合、プラズマが発生しないので好ましくない。
Hz)電源の出力は、0.1W/cm2〜20W/cm2
の範囲内、特に好ましくは0.1〜2.0W/cm2の
範囲内で設定されることが好ましい。20W/cm2以
上であるとプラズマ処理の出力が強すぎてPTFEの焼
結シートが劣化し、また、0.1W/cm2以下である
場合、プラズマが発生しないので好ましくない。
【0018】また、本発明においては、プラズマ処理圧
力は、0.01Torr〜10Torrの範囲内、特に
好ましくは0.05〜2Torrの範囲内に設定される
ことが好ましい。0.01Torr以下でプラズマ処理
するとプラズマ処理効果が薄く、また、10Torr以
上でプラズマ処理するとプラズマが発生しないので好ま
しくない。
力は、0.01Torr〜10Torrの範囲内、特に
好ましくは0.05〜2Torrの範囲内に設定される
ことが好ましい。0.01Torr以下でプラズマ処理
するとプラズマ処理効果が薄く、また、10Torr以
上でプラズマ処理するとプラズマが発生しないので好ま
しくない。
【0019】さらにまた、本発明においては、プラズマ
処理時間は、0.5秒〜10分の範囲内、特に好ましく
は10秒〜5分の範囲内に設定されることが好ましい。
0.5秒以下でプラズマ処理すると処理効果が薄く、ま
た、10分以上でプラズマ処理するとPTFEの焼結シ
ートが劣化するので好ましくない。
処理時間は、0.5秒〜10分の範囲内、特に好ましく
は10秒〜5分の範囲内に設定されることが好ましい。
0.5秒以下でプラズマ処理すると処理効果が薄く、ま
た、10分以上でプラズマ処理するとPTFEの焼結シ
ートが劣化するので好ましくない。
【0020】本願発明の第二の製造方法は、前記第一の
製造方法のPTFE繊維のスラリーを作製する構成で、
該スラリー中に、ガラスファイバ−、シリカファイバ
−、アルミナファイバー、アルミニウムシリケ−ト等の
無機繊維を混抄して、混抄シートを作製すること以外
は、全て第一の製造方法に準ずるものである。
製造方法のPTFE繊維のスラリーを作製する構成で、
該スラリー中に、ガラスファイバ−、シリカファイバ
−、アルミナファイバー、アルミニウムシリケ−ト等の
無機繊維を混抄して、混抄シートを作製すること以外
は、全て第一の製造方法に準ずるものである。
【0021】該無機繊維のPTFE繊維に対する配合比
をコントロ−ルすることにより、PTFEの持つ広い温
度域での絶縁特性が安定し、また、剛性の改善、電解液
保持能力、ガス浸透能、短絡防止能、充電時にガスが電
池内部に蓄積しない等の特性を有する基材シ−トを得る
ことができる。
をコントロ−ルすることにより、PTFEの持つ広い温
度域での絶縁特性が安定し、また、剛性の改善、電解液
保持能力、ガス浸透能、短絡防止能、充電時にガスが電
池内部に蓄積しない等の特性を有する基材シ−トを得る
ことができる。
【0022】本発明の電池セパレータ用基材シートは、
使用する電池の寸法に応じて所定寸法に裁断加工し、電
解液を含浸して電池内に組み込み、電池セパレータとし
て使用する。また、必要に応じてセパレータは複数枚積
層させて使用する。
使用する電池の寸法に応じて所定寸法に裁断加工し、電
解液を含浸して電池内に組み込み、電池セパレータとし
て使用する。また、必要に応じてセパレータは複数枚積
層させて使用する。
【0023】上述の本発明の製造方法によって得られた
基材シ−トは、例えば、ニッケル−亜鉛電池、鉛蓄電
池、ニッケル−カドニウム蓄電池等において、セパレー
タを正極物質と負極物質との間に介在させるといった通
常の電池セパレータと同様にして使用される。
基材シ−トは、例えば、ニッケル−亜鉛電池、鉛蓄電
池、ニッケル−カドニウム蓄電池等において、セパレー
タを正極物質と負極物質との間に介在させるといった通
常の電池セパレータと同様にして使用される。
【0024】
【実施例】以下、実施例及び比較例をもって本発明を更
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
【0025】実施例1 ビスコ−スをマトリックスとしてPTFEディスパ−ジ
ョンより得た未延伸PTFE繊維(昭和工業社製 トヨ
フロン 繊維径15μmφ)を6mm長にカットし、
0.5%濃度で水中に分散し、ポリアクリルアミド系の
合成分散剤を加えてスラリーを作製し、円網抄紙機によ
りシ−ト化し、坪量70g/m2 のPTFEの繊維シ−
トを得た。
ョンより得た未延伸PTFE繊維(昭和工業社製 トヨ
フロン 繊維径15μmφ)を6mm長にカットし、
0.5%濃度で水中に分散し、ポリアクリルアミド系の
合成分散剤を加えてスラリーを作製し、円網抄紙機によ
りシ−ト化し、坪量70g/m2 のPTFEの繊維シ−
トを得た。
【0026】該シ−トを赤外線ヒ−タ−を用いて380
℃で3分間加熱し、繊維中のPTFEの粒子を融着して
連続化するとともに交絡繊維間融着を行った。さらに、
該シ−ト中のビスコ−スを熱分解除去するために320
℃で20時間加熱処理し、重さが83g/m2 の白色状
のPTFEの繊維焼結シ−トを得た。
℃で3分間加熱し、繊維中のPTFEの粒子を融着して
連続化するとともに交絡繊維間融着を行った。さらに、
該シ−ト中のビスコ−スを熱分解除去するために320
℃で20時間加熱処理し、重さが83g/m2 の白色状
のPTFEの繊維焼結シ−トを得た。
【0027】しかるのち、前記PTFE繊維の焼結シー
トに対して前記図1に示した装置を使用し、酸素ガスを
用いてプラズマ処理することにより本発明による基材シ
−トを得た。その際のプラズマ処理条件は13.56M
Hzの高周波電源の出力が1.5W/cm2 、プラズマ
処理圧力が0.1Torr、プラズマ処理時間が10秒
であった。
トに対して前記図1に示した装置を使用し、酸素ガスを
用いてプラズマ処理することにより本発明による基材シ
−トを得た。その際のプラズマ処理条件は13.56M
Hzの高周波電源の出力が1.5W/cm2 、プラズマ
処理圧力が0.1Torr、プラズマ処理時間が10秒
であった。
【0028】実施例2 実施例1と同様にしてPTFEの繊維焼結シ−トを作製
し、アルゴンガスを用いてプラズマ処理して本発明によ
る基材シ−トを得た。プラズマ条件は、高周波電源(1
3.56MHz)の出力が1.0W/cm2、プラズマ
処理圧力が0.2Torr、プラズマ処理時間は20秒
であった。
し、アルゴンガスを用いてプラズマ処理して本発明によ
る基材シ−トを得た。プラズマ条件は、高周波電源(1
3.56MHz)の出力が1.0W/cm2、プラズマ
処理圧力が0.2Torr、プラズマ処理時間は20秒
であった。
【0029】比較例1 実施例1と同様にしてPTFEの繊維焼結シ−トを作製
し、プラズマ処理を行うことなく比較用の基材シ−トを
得た。
し、プラズマ処理を行うことなく比較用の基材シ−トを
得た。
【0030】実施例1〜2、および比較例1のそれぞれ
の製造方法で作製された基材シ−トを25×150mm
の寸法に加工して、電池用電解液として30%KOH水
溶液、および30%硫酸水溶液に含浸させ、その含浸状
態を観察して評価した。
の製造方法で作製された基材シ−トを25×150mm
の寸法に加工して、電池用電解液として30%KOH水
溶液、および30%硫酸水溶液に含浸させ、その含浸状
態を観察して評価した。
【0031】その結果、実施例1〜2、特に実施例1の
基材シ−トは、上述の電池用電解液に対して基材シート
の表面に気泡が生じないことから、それぞれ良好な含浸
状態を示していることがわかった。
基材シ−トは、上述の電池用電解液に対して基材シート
の表面に気泡が生じないことから、それぞれ良好な含浸
状態を示していることがわかった。
【0032】一方、比較例によって得られた基材シ−ト
を上述の電池用電解液に浸すと、比較例によって得られ
た基材シートの表面は、該電池用電解液をはじき、ま
た、含浸したとしてもその含浸速度は遅く、さらにまた
表面に気泡を生じることから基材シートの多孔質部に均
一に電池用電解液が含浸していないことがわかった。
を上述の電池用電解液に浸すと、比較例によって得られ
た基材シートの表面は、該電池用電解液をはじき、ま
た、含浸したとしてもその含浸速度は遅く、さらにまた
表面に気泡を生じることから基材シートの多孔質部に均
一に電池用電解液が含浸していないことがわかった。
【0033】
【発明の効果】本発明の製造方法により得られた電池セ
パレータ用基材シ−トは、電池セパレータ用基材シート
に必要な良好な電気絶縁性、耐電解液性、耐酸化性、電
解液保持性等を維持しながら、電解液に対して良好な含
浸性を示すため、電池組み立ての効率が向上するという
優れた作用効果を有するものであった。
パレータ用基材シ−トは、電池セパレータ用基材シート
に必要な良好な電気絶縁性、耐電解液性、耐酸化性、電
解液保持性等を維持しながら、電解液に対して良好な含
浸性を示すため、電池組み立ての効率が向上するという
優れた作用効果を有するものであった。
【図1】プラズマ処理装置の一例
1 ベルジャー 2 電極板 3 PTFEの繊維焼結シート 4 高周波電源 5 ガス供給路 6 電極支柱 7 排気口
Claims (2)
- 【請求項1】(A)ポリテトラフルオロエチレン繊維の
スラリーを湿式抄紙法によりシート化する工程と、
(B)該ポリテトラフルオロエチレン繊維のシ−トを焼
結処理して焼結シートを得る工程と、(C)該焼結シー
トの表面をプラズマ処理する工程、とよりなることを特
徴とする電池セパレータ用基材シ−トの製造方法。 - 【請求項2】(A)ポリテトラフルオロエチレン繊維と
無機繊維の混抄スラリーを湿式抄紙法によりシート化す
ることにより混抄シートを得る工程と、(B)該混抄シ
ートを焼結処理して焼結シートを得る工程と、(C)該
焼結シートの表面をプラズマ処理する工程、とよりなる
ことを特徴とする電池セパレータ用基材シ−トの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP43A JPH06176750A (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 電池セパレータ用基材シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP43A JPH06176750A (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 電池セパレータ用基材シートの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06176750A true JPH06176750A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18422516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP43A Pending JPH06176750A (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 電池セパレータ用基材シートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06176750A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003054299A1 (en) * | 2001-12-13 | 2003-07-03 | Daikin Industries, Ltd. | Method for producing polytetrafluoroethylene paper and polytetrafluoroethylene paper |
| US7311994B2 (en) | 2002-09-17 | 2007-12-25 | Tomoegawa Paper Co., Ltd. | Separator for lithium ion secondary battery and lithium ion secondary battery provided therewith |
| WO2008094698A1 (en) * | 2007-01-31 | 2008-08-07 | Robert Roberts | Methods for continuous processing polytetrafluoroethylene (ptfe) resin |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52114710A (en) * | 1976-03-23 | 1977-09-26 | Daikin Ind Ltd | Process for making paper mixed with polytetrafluoroethylene |
| JPH02192655A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-30 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 二次電池 |
-
1992
- 1992-12-10 JP JP43A patent/JPH06176750A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52114710A (en) * | 1976-03-23 | 1977-09-26 | Daikin Ind Ltd | Process for making paper mixed with polytetrafluoroethylene |
| JPH02192655A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-30 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 二次電池 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003054299A1 (en) * | 2001-12-13 | 2003-07-03 | Daikin Industries, Ltd. | Method for producing polytetrafluoroethylene paper and polytetrafluoroethylene paper |
| CN1294325C (zh) * | 2001-12-13 | 2007-01-10 | 大金工业株式会社 | 聚四氟乙烯纸的制造方法及聚四氟乙烯纸 |
| US7311994B2 (en) | 2002-09-17 | 2007-12-25 | Tomoegawa Paper Co., Ltd. | Separator for lithium ion secondary battery and lithium ion secondary battery provided therewith |
| US7744792B2 (en) | 2003-03-27 | 2010-06-29 | Robert Roberts | Methods for continuous processing polytetrafluoroethylene (PTFE) resin |
| WO2008094698A1 (en) * | 2007-01-31 | 2008-08-07 | Robert Roberts | Methods for continuous processing polytetrafluoroethylene (ptfe) resin |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100877161B1 (ko) | 열 안정성이 우수한 고출력 이차전지용 다공성 분리막 및그 제조 방법 | |
| EP3041988B1 (en) | Separator paper for electrochemical cells | |
| KR101676688B1 (ko) | 미세 다공성 복합 분리막, 그 제조방법 및 이를 포함한 전기화학소자 | |
| JP2006059733A (ja) | 電子部品用セパレータ及びその製造方法 | |
| KR20060134155A (ko) | 아라미드 박엽재 및 그것을 이용한 전기 전자 부품 | |
| KR102377721B1 (ko) | 다공성 복합 분리막 및 이의 제조방법 | |
| JP2007269505A (ja) | 電極用材料及びその製造方法 | |
| CN101728504B (zh) | 一种湿法抄造的锂离子电池隔膜柔性基材及其制造方法 | |
| JP2012061791A (ja) | 複合多孔質膜、複合多孔質膜の製造方法並びにそれを用いた電池用セパレーター | |
| JPH11260338A (ja) | 非水電解液電池並びに非水電解液電池用セパレータ | |
| KR102897942B1 (ko) | 복합 부직포 분리막 및 그의 제조 방법 | |
| JP2011258462A (ja) | 非水系電気電子部品用薄葉材 | |
| JP2882675B2 (ja) | セパレーターシート | |
| JPH06267794A (ja) | 分極性電極材の製造方法 | |
| CN112599925A (zh) | 一种电池电容器用复合隔膜及其制备方法 | |
| WO2005057689A1 (ja) | 耐熱性セパレーターおよびそれを用いた電気電子部品 | |
| JP2011233482A (ja) | 非水系電気電子部品用薄葉材 | |
| CN111106292A (zh) | 一种亲水耐热型锂离子电池隔膜及制备方法 | |
| CN106229448A (zh) | 一种锂电池隔膜纸及其制备方法 | |
| CN110911613A (zh) | 一种高性能复合锂电池隔膜及其制作方法 | |
| JP3920600B2 (ja) | アラミド薄葉材、その製造方法およびそれを用いた電気・電子部品 | |
| JP2004164974A (ja) | セパレータ、その製造方法及びそれを用いた電気・電子部品 | |
| CN116826312B (zh) | 一种高粘接性耐热隔膜及其制备方法及应用 | |
| CN115000620B (zh) | 超薄低透气耐击穿电池隔膜及其制备方法 | |
| JP2011258463A (ja) | 非水系電気電子部品用セパレータ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971125 |