JPH06178272A - テレビジョン信号の送受像方式 - Google Patents

テレビジョン信号の送受像方式

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JPH06178272A
JPH06178272A JP43A JP32642692A JPH06178272A JP H06178272 A JPH06178272 A JP H06178272A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 32642692 A JP32642692 A JP 32642692A JP H06178272 A JPH06178272 A JP H06178272A
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signal
image
conversion
unit
scanning
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JP43A
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English (en)
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Yasuhiro Hirano
裕弘 平野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】低コストで経済性に優れたレターボックス方式
EDTVの送受像方式およびその装置を提供する。 【構成】レターボックス方式EDTVの垂直補強信号V
Hをメイン部領域の画像の上部および下部に対応する信
号VHU,VHDに分割し、信号VHUを前フィールド
の下部マスク部領域,信号VHDを現フィールドの上部
マスク部領域に配置した形態でテレビジョン信号を構成
する。 【効果】受像部では、時間遅延,メモリ容量の少ない信
号処理で画像再生が可能なため、低コストで経済性に優
れた装置が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン信号の送受
像方式および装置に係り、特に現行テレビとの両立性を
保有して画面のワイド化,高画質化,高精度化を実現す
るレターボックス方式EDTVに好適なテレビジョン信
号の送受像方式に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ画像の高画質化,高精細化,ワイ
ド化を図り、より臨場感のある高品質な画像サービスを
提供するためのテレビジョン信号の送受像方式の研究開
発が進められている。
【0003】このうち、EDTVは現行テレビとの両立
性を保有して画面のワイド化,高精細化,高画質化を図
るもので、これを実現するための方式も多数考案されて
いる。このうち、レターボックス方式と呼ばれるもの
は、横長なアスペクト比の横長画像を画面の上下に無画
部領域を設けて送像するものである。この方式では、現
行受像機でもワイド画像を受像できるという特徴があ
り、EDTVの有力な実現方式として開発が進められて
いる。
【0004】このレターボックス方式EDTVでは、画
面の上下の無画部領域や横長画像部の領域に、画像の垂
直解像度,水平解像度を向上するための垂直補強信号,
水平補強信号を重畳して、高精細化を図ることが行なわ
れる。そして、これら重畳する補強信号類については、
例えば、特開平2−107081 号,特開平2−113688 号,特
開平3−179986 号,特開平3−187692 号の各公報に記載
のものがあげられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
画面の上下の無画部領域には垂直補強信号を重畳してテ
レビジョン信号を構成することが行われる場合も多い。
しかし、横長画像のどの領域の垂直補強信号の成分を、
上下の無画部領域のどの位置に配置するかに関する考慮
は払われていない。このため、受像部では垂直補強信号
を用いて画像再生を行うには、時間遅延が多くなるこ
と、大容量のメモリが必要になること、などの問題も発
生し、受像機のコストも高価になる。
【0006】本発明の目的は、受像部での信号処理が簡
単で、時間遅延が少なく、かつ、必要なメモリの容量も
少なく、受像機の低コスト化が可能なレターボックス方
式EDTVテレビジョン信号の送受像方式を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するため、横長画像の下部画面に対応する下部画面
垂直補強信号を画面上部の無画部領域,横長画像の上部
画面に対応する上部画面垂直補強信号を前フィールドの
画面下部の無画部領域にそれぞれ重畳して、レターボッ
クス方式EDTVのテレビジョン信号を構成する。
【0008】また、水平補強信号は、横長画像の領域に
重畳して、レターボックス方式EDTVのテレビジョン信号
を構成する。
【0009】
【作用】本発明によるテレビジョン信号では、時系列的
には上部画面垂直補強信号(前フィールドの画面下部の
無画部領域),下部画面垂直補強信号(現フィールドの
画面上部の無画部領域),横長画像の画像信号(現フィ
ールドの横長画像部領域)の順序で信号が構成される。
【0010】したがって、受像部は、横長画像部領域の
先頭位置では必要な垂直補強信号の情報は全てが受信で
きるため、この横長画像部領域の先頭位置から垂直補強
信号を用いた復調処理が可能になる。このため、横長画
像部領域の画像信号を遅延させるなどの処理が不要にな
り、時間遅延の少ない信号処理が実現できる。また、信
号遅延のためのメモリも不要なため、メモリ容量の低減
を図ることができる。
【0011】さらに、本発明では水平補強信号は横長画
像部領域に重畳するため、これを画面の上下の無画部領
域に重畳する場合と比較して、水平補強信号の再生に必
要なメモリも低減できる。
【0012】このため、受像部の低コスト化,経済化を
図ることが可能な送受像装置が実現できる。
【0013】
【実施例】本発明による送像部の第1の実施例を図1に
示す全体ブロック図で説明する。これは、撮像系が順次
走査の場合に好適なものである。
【0014】順次走査撮像部1では、例えば、アスペク
ト比16対9,走査線数525本,60フレーム,1:
1の順次走査の形態で3原色信号の画像信号系列VPS
を生成する。そして、A/D変換部2では現行NTSC
テレビジョン信号の色副搬送波fscの、例えば、8倍の
周波数で標本化を行い、ディジタル化した画像信号系列
VPDに変換する。
【0015】順次、4〜3変換部3では、走査線数の4
〜3変換処理を行い、レターボックス方式の横長画像に
対応する有効画素走査線数が360本の順次走査の画像
信号系列VP、および4〜3変換処理で失われる輝度信
号の垂直高域成分YVHを生成する。
【0016】インタレース変換部4では、順次、走査か
らインタレース走査への走査変換処理を行い、現行NT
SCテレビジョン信号と同様な30フレーム,2:1の
インタレース走査の画像信号系列VI、およびこの走査
変換処理で失なわれる輝度の垂直高域成分YLDを生成
する。
【0017】メイン信号エンコーダ部5では、現行NT
SCテレビジョン信号と同様なエンコード処理により輝
度信号に色信号を重畳し、横長画像部(以下メイン部と
略称)の画像信号VMを生成する。
【0018】垂直補強信号エンコーダ部6では、輝度の
垂直高域成分YVH,YLDの時間軸圧縮,時分割多
重,時系列変換などの処理を行い、画面の上下の無画部
領域(以下マスク部と略称)に重畳する垂直補強信号V
Hを生成する。
【0019】多重部7では信号VMに信号VHを重畳
し、プロセス部8では所定の同期信号,バースト信号,
識別信号などを付加し、D/A変換部9でアナログ信号
に変換し、レターボックス方式EDTVテレビジョン信
号VSを生成する。この信号VSでは、上部マスク部に
は横長画像の画面下部に対応した下部画面垂直補強信号
VHD,下部マスク部には画面上部に対応した上部画面
垂直補強信号VHUが配列されている。
【0020】図2はこの信号VSの形態を時系列的に示
したものである。信号VHU,VHD,VMの組、例えば、
同図のドットで示す領域の信号によって1フィールド分
の画像の信号を構成する。したがって、前フィールドの
下部マスク部の信号VHU,現フィールドの上部マスク
部の信号VHD、および現フィールドのメイン部の信号
VMによって、1フィールド分の画像の伝送を行う。
【0021】図3は第1の実施例の受像部の全体ブロッ
ク図である。
【0022】レターボックス方式EDTVテレビジョン
信号VSは、A/D変換部10で、例えば、色副搬送波
fscの4倍の周波数で標本化を行い、ディジタルの信号
VSDに変換する。
【0023】メイン信号デコーダ部11では現行NTS
Cテレビジョン信号と同様な復調処理(輝度・色信号分
離,色復調)を行い、有効画素走査線数360本,2:
1のインタレース走査の画像信号系列VIを復調する。
また、垂直補強信号デコーダ部12では、マスク部の垂
直補強信号VHに対して所定の復調処理(時系列変換,
時間軸伸長)を行い、輝度の垂直高域成分YVH,YL
Dを復調する。
【0024】順次変換部13では、輝度の垂直高域成分
YLDを用いたインタレース〜順次走査の走査変換処理
を行い、有効画素走査線数が360本の60フレーム,
1:1の順次走査の画像信号系列VPを生成する。
【0025】順次3〜4変換部14では、輝度の垂直高
域成分YVHを用いた走査線数の3〜4変換処理を行
い、有効画素走査線数が480本の60フレーム,1:
1の順次走査の画像信号系列VPDを生成する。
【0026】D/A変換部15ではアナログの画像信号
系列VPSに変換する。そして、順次走査表示部16で
は、アスペクト比16対9,走査線数525本,60フ
レーム,1:1の順次走査の形態で、有効画素走査線数
が480本の画像を表示する。
【0027】図4は、受像部における信号処理につい
て、本発明と従来技術との比較を示す図である。
【0028】本発明では、同図(a)に示す様に、メイ
ン部の信号VMの復調に必要な垂直補強信号VHU,V
HDは信号VMの先頭位置では全て受信しているため、
この先頭位置から、順次走査変換,順次3〜4変換の信
号処理を行うことができる。一方、従来技術では、同図
(b)に示す様に、メイン部の信号VMを受信した時点
ではまだ垂直補強信号VHDが未受信の状態にある。し
たがって、同図に示す様に信号VMを遅延させて、順次
走査変換,順次3〜4変換の信号処理を行うことにな
る。このため、遅延のためのメモリが必要なこと、時間
遅延が多いことなどの問題がある。本発明によればこれ
らの問題が解決できるので、受像機の低コスト化,経済
化を図ることが可能になる。
【0029】なお、実施例における各ブロック部の構成
などに関しては、まとめて後述する。
【0030】つぎに、本発明の第2の実施例について説
明する。これはメイン部領域にさらに水平補強信号を重
畳するに好適なものである。
【0031】この送像部を図5に示す全体ブロック図に
より説明する。
【0032】順次走査撮像部1では、例えば、アスペク
ト比16対9,走査線数525本,60フレーム,1:
1の順次走査の形態で3原色信号の画像信号系列VPS
を生成する。A/D変換部2では、現行NTSCテレビ
ジョン信号の色副搬送波fscの8倍の周波数などで標本
化を行い、ディジタル化した画像信号系列VPDに変換
する。
【0033】順次4〜3変換部3では、走査線数の4〜
3変換処理を行い、有効画素走査線数が360本の順次
走査の画像信号系列VP、および4〜3変換処理で失わ
れる輝度信号の垂直高域成分YVHを生成する。
【0034】インタレース変換部4では、順次走査から
インタレース走査への走査変換処理を行い、現行NTS
Cテレビジョン信号と同様な走査形態の30フレーム,
2:1のインタレース走査の画像信号系列VI、ならび
に、この走査変換処理で失われる輝度の垂直高域成分Y
LDを生成する。
【0035】メイン信号エンコーダ部5では、現行NT
SCテレビジョン信号と同様なエンコード処理を行い、
輝度信号に色信号を重畳した形態の、メイン部領域の画
像信号VMを生成する。
【0036】垂直補強信号エンコーダ部6では、輝度の
垂直高域成分YVH,YLDの時間軸圧縮,時系列変
換,時分割多重などの処理を行い、マスク部領域に重畳
する垂直補強信号VH(上部マスク部領域は下部画面垂
直補強信号VHD,下部マスク部領域は上部画面垂直補
強信号VHUで構成)を生成する。
【0037】また、水平補強信号エンコーダ部17で
は、輝度の水平高域成分VH(4.2MHz以上)を周
波数シフトにより2〜4MHz帯にシフトさせ、メイン
部領域に重畳する水平補強信号HHを生成する。
【0038】多重部7では、信号VMに信号VH,HH
を重畳し、プロセス部8で所定の同期信号,バースト信
号,識別信号などを付加する。そして、D/A変換部9
でアナログ信号に変換し、レターボックス方式EDTV
テレビジョン信号VSを生成する。
【0039】図6は、この水平補強信号HHの多重形態
を示したものである。同図(a)はその1次元信号スペ
クトルである。メイン部領域の信号VMは、輝度信号Y
Lに色副搬送波fscで直交振幅変調された色信号Cが多
重されている。そして、輝度信号の高域成分YHを周波
数シフトの操作で2〜4MHz帯にシフトした水平補強
信号HHをさらに信号VMに多重する。同図(b)は、
時間周波数f,垂直周波数νの時間・垂直2次元周波数
領域における信号スペクトルを示す。色信号Cは第2,
第5象限に存在し、水平補強信号HHはこれと共役な第
1,第3象限(以後Fukinuki Hole と略称)に存在す
る。
【0040】図7はこの受像部の全体ブロック図であ
る。レターボックス方式EDTVテレビジョン信号VS
は、A/D変換部10で例えば色副搬送波fscの4倍の
周波数で標本化を行い、ディジタル化した信号VSDに
変換する。
【0041】メイン信号デコーダ部11では、現行NT
SCテレビジョン信号と同様な復調処理、すなわち、輝
度・色信号分離,色復調を行う。そして、水平補強信号
18で水平補強信号HHをもとの輝度の水平高域成分Y
Hに復調した信号を加算して、メイン部領域の有効画素
走査線数360本,2:1のインタレース走査の画像信
号系列VIに復調する。
【0042】垂直補強信号デコーダ部12では、マスク
部領域の垂直補強信号VHに対して所定の復調処理、す
なわち、時系列変換,時間軸伸長などを行い、もとの輝
度の垂直高域成分YVH,YLDを復調する。
【0043】順次変換部13では輝度の垂直高域成分Y
LDを用いたインタレース〜順次走査への走査変換処理
を行い、有効画素走査線数360本,60フレーム,
1:1の順次走査の画像信号系列VPを生成する。ま
た、順次3〜4変換部14では、輝度の垂直高域成分Y
VHを用いた走査線数3〜4変換処理を行い、有効画素
走査線数が480本,60フレーム,1:1の順次走査
の画像信号系列VPDを生成する。
【0044】D/A変換部15ではアナログ信号に変換
した画像信号系列VPSは、順次走査表示部16で、ア
スペクト比16対9,走査線数525本,60フレー
ム,1:1の順次走査の形態で表示し、画像再生を行
う。
【0045】本実施例によれば、高品質,高精細なワイ
ドアスペクト比の画像を送受像し、かつ、受像部の低コ
スト化,経済化を実現する装置が可能になる。
【0046】つぎに、本発明の第3の実施例を図8,図
9により説明する。これは、撮像系が現行NTSCテレ
ビジョン信号と同様な走査形態のインタレース走査の場
合に好適である。
【0047】図8は、この送像部の全体ブロック図であ
る。インタレース走査撮像部19では、例えば、アスペ
クト比16対9,走査線数525本,30フレーム,
2:1のインタレース走査により、3原色信号の画像信
号系列VISを生成する。そして、A/D変換部20で
は現行NTSCテレビジョン信号の色副搬送波fscの例
えば4倍の周波数で標本化を行い、ディジタルの画像信
号系列VIDに変換する。
【0048】インタレース4〜3変換部21では、走査
線数の4〜3変換処理を行い、メイン部の横長画像に対
応する有効画素走査線数が360本の2:1のインタレ
ース走査の画像信号系列VI、ならびに、この4〜3変
換で失われる輝度の垂直高域成分YVHを生成する。
【0049】メイン信号エンコーダ部5では、現行NT
SCテレビジョン信号と同様なエンコード処理を行い、
輝度信号に色信号を重畳した形態の、メイン部領域の画
像信号VMを生成する。
【0050】垂直補強信号エンコーダ部6では、輝度の
垂直高域成分YVHの時間軸圧縮,時系列変換などの処
理を行い、マスク部領域に重畳する垂直補強信号VH
(上部マスク部領域には下部画面垂直補強信号VHD,
下部マスク部領域には上部画面垂直補強信号VHUで構
成)を生成する。
【0051】多重部7では、信号VMに信号VHを重畳
し、プロセス部8で所定の同期信号,バースト信号,識
別信号などを付加する。そして、D/A変換部9でアナ
ログ信号に変換し、レターボックス方式EDTVテレビ
ジョン信号VSを生成する。図9は、この受像部の全体
ブロック図である。レターボックス方式EDTVテレビ
ジョン信号VSは、A/D変換部10で、例えば、色副
搬送波fscの4倍の周波数で標本化を行い、ディジタル
の画像信号VSDに変換する。
【0052】メイン信号デコーダ部11では、現行NT
SCテレビジョン信号と同様な復調処理、すなわち、輝
度・色信号分離,色復調を行い、有効画素走査線数36
0本,2:1のインタレース走査のメイン部領域の画像
信号系列VIに復調する。また、垂直補強信号デコーダ
部12では、マスク部領域の垂直補強信号に対して所定
の復調処理、すわち、時系列変換,時間軸伸長などを行
い、もとの輝度の垂直高域成分YVHを復調する。
【0053】インタレース3〜4変換部22では、信号
YVHを用いた走査線数の3〜4変換処理を行い、有効
画素走査線数が480本,30フレーム,2:1のイン
タレース走査の画像信号系列VIDを生成する。
【0054】D/A変換部23でアナログ信号に変換し
た画像信号系列VISは、インタレース走査表示部24
で、アスペクト比16対9,走査線数525本,30フ
レーム,2:1のインタレース走査の形態で表示し、画
像再生を行う。
【0055】以上、本実施例によれば、高品質なワイド
アスペクト比の画像を送受像し、かつ、受像部の低コス
ト化が可能な装置が実現できる。
【0056】つぎに、本発明の第4の実施例を図10,
図11により説明する。これは、メイン部領域に水平補
強信号をさらに重畳するに好適なものである。
【0057】図10は、この送像部の全体ブロック図で
ある。インタレース走査撮像部19では、例えばアスペ
クト比16対9,走査線数525本,30フレーム,
2:1のインタレース走査(現行NTSCテレビジョン
信号と同一の走査形態)により、3原色信号の画像信号
系列VISを生成する。そして、A/D変換部20で
は、現行NTSCテレビジョン信号の色副搬送波fscの
例えば4倍の周波数で標本化を行い、ディジタルの画像
信号系列VIDに変換する。
【0058】インタレース4〜3変換部21では走査線
数の4〜3変換処理を行い、メイン部の横長画像に対応
する有効画素走査線数が360本の2:1のインタレー
ス走査の画像信号系列VI、および、この4〜3変換処
理で失われる輝度の垂直高域成分YVHを生成する。
【0059】メイン信号エンコーダ部5では、現行NT
SCテレビジョン信号と同様なエンコード処理を行い、
輝度信号に色信号を重畳した形態の、メイン部領域の画
像信号VMを生成する。
【0060】垂直補強信号エンコーダ部6では、輝度の
垂直高域成分YVHの時間軸圧縮,時系列変換などの処
理を行い、マスク部領域に重畳する垂直補強信号VH
(上部マスク部領域は下部画面垂直補強信号VHD,下
部マスク部領域は上部画面垂直補強信号VHUで構成)
を生成する。
【0061】また、水平補強信号エンコーダ部17で
は、輝度の水平高域成分YHを周波数シフト処理により
2〜4MHz帯にシフトした水平補強信号HHを生成す
る。
【0062】多重部7では、これらの信号VM,VH,
HHの重畳処理を行い、プロセス部8で所定の同期信
号,バースト信号,識別信号などを付加する。そして、
D/A変換部9でアナログ信号に変換し、マスク部領域
に垂直補強信号,メイン部領域に水平補強信号を重畳し
たレターボックス方式EDTVテレビジョン信号VSを
生成する。
【0063】図11は、この受像部の全体ブロック図で
ある。レターボックス方式EDTVテレビジョン信号V
Sは、A/D変換部10で例えば色副搬送波fscの4倍
の周波数で標本化を行い、ディジタルの信号VSDに変
換する。
【0064】メイン信号デコーダ部11では、現行NT
SCテレビジョン信号と同様な復調処理、すなわち、輝
度・色信号分離,色復調を行う。また、水平補強信号デ
コーダ部18では、水平補強信号HHを抽出し、周波数
逆シフト処理を行い、もとの輝度の水平高域成分YHを
復調する。そして、この信号YHをメイン信号デコーダ
部11で復調した輝度信号に加算し、有効画素走査線数
が360本の2:1のインタレース走査のメイン部領域
の画像信号系列VIを復調する。
【0065】垂直補強信号デコーダ部12では、マスク
部領域の垂直補強信号に対して所定の復調処理、すなわ
ち、時系列変換,時間軸伸長などを行い、もとの輝度の
垂直高域成分YVHを復調する。
【0066】インタレース3〜4変換部22では、信号
YVHを用いた走査線数の3〜4変換処理を行い、有効
画素走査線数480本,30フレーム,2:1のインタ
レース走査の画像信号系列VIDを生成する。
【0067】D/A変換部23でアナログ信号に変換し
た画像信号系列VISは、インタレース走査表示部24
で、アスペクト比16対9,走査線数525本,30フ
レーム,2:1のインタレース走査の形態で表示し、画
像の再生を行う。
【0068】以上、本実施例によれば、高品質,高精細
なワイドアスペクト比の画像を送受像し、かつ、受像部
の低コスト化を可能にする装置を実現できる。
【0069】つぎに、以上述べた実施例の各ブロック部
については説明を行う。
【0070】まず、送像部での走査線数の4〜3変換,
受像部での3〜4変換について説明する。図12は順次
走査系におけるこの走査線数変換の信号処理の概要を示
す。同図(a)に示す様に、送像部では有効画素走査線
数480本の順次走査の信号系列(480P系と略称)
の4本の走査線a,b,c,dの信号から3本の走査線
x,y,zの信号を生成する走査線数の4〜3変換を行
い、有効画素走査線数360本の順次走査の信号系列
(360P系と略称)を生成する。一方、受像部では、
360P系の3本の走査線x,y,zの信号から4本の
走査線a′,b′,c′,d′の信号を生成する走査線
数の3〜4変換を行い、480P系の信号をつくる。こ
の走査線数変換に用いる変換マトリクスの一例を同図
(b)(c)に示す。輝度信号に対しては、送像部では
480P系の走査線a,b,c,dの信号より変換マト
リクスで360P系の走査線x,y,z、および輝度の
垂直高域成分YVHを生成する。また、受像部では、送
変換マトリクスにより、360P系の走査線x,y,z
の信号、および信号YVHより、480P系の走査線
a′,b′,c′,d′の信号を生成する。一方、色差
信号に対しては、(c)に示す変換マトリクスにより走
査線数変換を行い、480P系〜360P系〜480P
系への変換を実現する。
【0071】図13は、送像部の順次4〜3変換部3の
一実施例で、構成を同図(a)、この動作説明を同図
(b)に示す。3原色信号RPD,GPD,BPDから
成る画像信号系列VPDは、YIQ変換部25において
所定のマトリクス演算処理により輝度,色差I,Q信号
の系列への変換を行い、輝度成分YPD,色差成分IPD,
QPDを生成する。演算部26,27では、輝度成分に
対しては図12の(b)、色差成分に対しては(c)に
示す変換マトリクスによる演算を行い、360P系の走
査線x,y,z、および輝度の垂直高域成分YVHを生
成する。そして、RAM28では、同図(b)(c)に
示す様に走査線x,y,zの信号のWT(書き込み)動
作,RD(読み出し)動作を行い、360P系の輝度信
号YP,色差信号IP,QPから成る画像信号系列VP
を生成する。
【0072】図14は、受像部における順次3〜4変換
部14の一実施例で、同図(a)は構成、(b)はその
動作説明図である。360P系の輝度信号YP,色差信
号IP,QPは、RAM29で、同図(b)に示すWT
動作,RD動作により走査線x,y,zの書き込み,読
み出し動作を行う。そして、演算部30,31では図1
2(b)(c)に示した輝度,色差成分に対応する変換
マトリクスの演算により走査線数の3〜4変換処理を行
い、480P系の走査線a′,b′,c′,d′の信号
を生成する。RGB変換部32では、所定のマトリクス
演算処理により3原色RGB信号系列への変換を行い、
3原色信号RPD,GPD,BPDからなる画像信号系
列VPDを生成する。
【0073】インタレース走査系でも、同様な変換マト
リクスによる演算処理で、有効画素走査線数が480本
の信号系列(480I系)と有効画素走査線数が360
本の信号系列(360I系)との走査線数の4〜3変換,
3〜4変換処理を実現することができる。
【0074】図15は、送像部におけるインタレース4
〜3変換部21の一実施例である。3原色信号RID,
GID,BIDからなるインタレース走査の画像信号系
列VIDは、YIQ変換部25で所定のマトリクス演算
処理を行い、輝度,色差I,Q信号の系列に変換し、輝
度信号YID,色差信号IID,QIDを生成する。演
算部33,34では、図12(b)(c)と類似な変換
マトリクスによる演算を行い、480I系の走査線a,
b,c,dの信号から、360I系の走査線x,y,z
の信号、および輝度の垂直高域成分YVHを生成する。
そして、RAM35では、図13(b)と同様なWT,
RD動作によって走査線x,y,zの信号の書き込み,
読み出し動作を行い、360I系の輝度信号YI,色差
信号II,QIからなる画像信号系列VIを生成する。
【0075】図16は、受像部におけるインタレース3
〜4変換部22の一実施例である。360I系の画像信
号系列VI(輝度信号YI,色差信号II,QI)は、
RAM36に図14(b)に示す様なWT,RD動作で
走査線x,y,zの信号の書き込み,読み出し動作を行
う。そして、演算部37,38では、変換マトリクスの
演算による走査線数の3〜4変換処理を行い、480I
系の走査線a′,b′,c′,d′の信号を生成する。
RGB変換部32では、所定のマトリクス演算処理によ
り3原色RGB信号系列への変換を行い、3原色信号R
ID,GID,BIDからなる画像信号系列VIDを生成す
る。
【0076】つぎに、送像部での順次〜インタレース,
受像部でのインタレース〜順次の走査変換について説明
する。図17はこの信号処理の概要を示したものであ
る。同図(a)に示す様に、送像部では順次走査の2本
の走査線LP2n−1,LP2nの平均値によりインタレー
ス走査の走査線L2n−1の信号を生成し、順次〜イン
タレース走査変換を行う。したがって、インタレース走
査系では第1フィールドの走査線L2n−1の信号は順
次走査の走査線LP2n−1,LP2n、第2フィール
ドの走査線L2nの信号は順次走査の走査線LP2n,
LP2n+1の信号の平均値により生成し、走査変換を
実現する。なお、輝度信号に関しては順次走査の2本の
走査線の信号の差分(LP2n−1−LP2n)/2を
垂直高域成分YLDとして抽出する。
【0077】一方、受像部では、輝度信号に関しては、
インタレース走査の走査線L2n−1,垂直高域成分Y
LDとの加算(L2n−1+YLD)/2,減算(L2
n−1−YLD)/2により順次走査の走査線LP2n
−1′,LP2n′の信号を生成することにより、イン
タレース〜順次走査への走査変換を行う。また、色差信
号に関しては、インタレース走査の走査線L2n−1の
信号を順次走査の走査線LP2n−1′の信号,インタ
レース走査の上下の走査線の信号の平均値で補間走査線
LP2n′の信号を生成し、走査変換を行う。同図
(c)にこれら走査変換を実現するための変換マトリク
スを示す。
【0078】図18は、送像部におけるインタレース変
換部4の一実施例である。360P系の順次走査の輝度
信号YP,色差信号IP,QPからなる画像信号系列V
P、および1H遅延回路39で1走査線の期間遅延させ
た信号は、演算部40,41に入力される。演算部で
は、図17(b)(c)に示した変換マトリクスによる
演算を行い、インタレース走査系の信号、および輝度の
垂直高域成分YLDを生成する。走査線サブサンプル部
42では、順次走査の2走査線周期毎に演算部で生成さ
れた信号成分を抽出し、時間軸伸長部43で時間軸の2
倍伸長の処理を行い、360I系のインタレース走査の
輝度信号YI,色差信号II,QIからなる画像信号系
列VIを生成する。そして、インタレース走査への走査
変換を実現する。
【0079】図19は、受像部における順次変換部13
の一実施例である。360I系のインタレース走査の輝
度信号YI,色差信号II,QIからなる画像信号系列
VI、および1H遅延回路44でインタレース走査の1
走査線の期間遅延させた信号は、演算部45,46に入
力される。演算部では、輝度信号の水平低域成分に関し
ては垂直高域成分YLDを用いた変換マトリクス,輝度
信号の水平高域成分と色差信号に関しては色差信号用の
変換マトリクス(図17(c))による演算を行い、順
次走査系の走査線LP2n−1′,LP2n′に対応す
る信号を生成する。そして、時系列変換部47では、時
間軸の1/2圧縮ならびに時系列の並び換えの処理を行
い、360P系の順次走査の輝度信号YP,色差信号I
P,QPからなる画像信号系列VPを生成する。そし
て、インタレース走査から順次走査への走査変換を実現
する。
【0080】つぎに、送像部における垂直補強信号エン
コーダ部6について、図20に示す実施例で説明する。
これは、輝度信号の垂直高域成分を時分割に多重した形
態で垂直補強信号VHを構成するに好適なものであり、
同図(a)は構成、(b)はその動作説明の図である。
【0081】輝度信号の垂直高域成分YVH,YLDを
マスク部領域内に重畳するためには、その情報量を約1
/3に圧縮する必要があり、本実施例ではサブサンプリ
ング処理による情報量の圧縮を図る。まず、前処理部4
8では、サブサンプリング処理により折返し歪になる成
分を除去するため、フィルタ類による帯域制限の処理を
行う。サブサンプル処理部49では、標本点の間引きに
よるサブサンプリング処理、ならびに時間軸の圧縮処理
を行う。マルチプレクス部50では、両者の信号を時分
割でそれぞれ選択して出力する。そして、時系列変換部
51では、時系列の変換,並び換えの処理を行い、メイ
ン部領域の画面上部に対応した上部画面垂直補強信号V
HUを下部マトリクス部領域,画面下部に対応した下部
画面垂直補強信号VHDを上部マスク部領域に配置した
形態の垂直補強信号VHを生成する。
【0082】つぎに、この実施例に対応した受像部の垂
直補強信号デコーダ部12の一実施例を図21に示す。
分離部52では、上下マスク部領域に重畳されている垂
直補強信号VHを分離抽出する。デマルチプレクス部5
3では時分割で多重されている垂直高域成分YVH,Y
LDに対応した信号成分をそれぞれ分離する。そして、
時系列逆変換部54では、時系列変換、ならびに零値の
標本点の挿入による時間軸の伸長処理を行う。復調部5
5では補間フィルタリングの処理を行って、もとの輝度
の垂直高域成分YVH,YLDを再生する。
【0083】なお、本実施例では時分割多重の形態の場
合を示したが、周波数分割多重などの形態で実現するこ
とも可能である。
【0084】つぎに、送像部におけるメイン信号エンコ
ーダ部5の一実施例を図22により説明する。360I
系の輝度信号YI,色差信号II,QIは、プレコーミ
ング部56,57,58で、水平・垂直の2次元、ある
いは水平・垂直・時間の3次元の周波数領域で帯域制限
処理を行い、輝度信号と色信号との間で漏話になる成分
を除去する。色変調部59では、色副搬送波fscで色差
I,Q信号を直交振幅変調し、色信号Cを生成する。そ
して、遅延回路60で時間遅延を調整した輝度信号YL
(0〜4.2MHz)と色信号Cは加算回路61で加算
し、輝度信号に色信号が重畳した現行NTSCテレビジ
ョン信号と同様な画像信号VMを生成する。
【0085】つぎに、受像部におけるメイン信号デコー
ダ部11の一実施例を図23により説明する。YC分離
部62では、例えば、水平・垂直の2次元周波数の特性
で輝度信号YLと色信号Cをそれぞれ分離抽出する。色
復調部63では色副搬送波fscによる同期検波を行い、
色差信号II、およびQIを復調する。一方、遅延回路
64で時間遅延を調整した輝度信号(0〜4.2MHz)
と、後述する水平補強信号デコーダ部で復調した輝度の
水平高域成分YH(4.2MHz以上)は、加算回路65
で両者の信号を加算して、輝度信号YIを復調する。そ
して、360I系の画像信号系列VIを再生する。
【0086】つぎに、送像部における水平補強信号エン
コーダ部17の一実施例を図24により説明する。これ
は、図6(b)に示した様に、水平補強信号を時間・垂
直2次元周波数領域の第1,第3象限のフキヌキホール
(Fukinuki Hole)に重畳するに好適なものである。プレ
コーミング部66では、水平・垂直・時間の3次元周波
数領域での帯域制限を行い、輝度信号YL,色信号Cへ
の漏話成分を除去した輝度の水平高域成分YH(4.2
〜6.2MHz)を生成する。周波数シフト部67では
副搬送波μ0(=16fsc/7)による搬送波抑圧振幅変
調を行い、この下側帯波成分(2〜4MHz)を抽出し
て、水平補強信号HHを生成する。なお、副搬送波μ0
は、同図(b)に示す様に、走査線周期毎,フレーム周
期毎に位相が反転し、かつ、同一位相の点がフィールド
毎に下降する関係を有する様に位相制御を行う。また、
周波数シフト部67では標本化に伴う上側帯波からの折
り返し成分の混入を避けるため、複素信号処理による変
調処理を行うことが望ましい。
【0087】つぎに、受像部における水平補強信号デコ
ーダ部18の一実施例を図25により説明する。分離部
68では、水平・垂直・時間の3次元周波数領域での分
離処理により、Fukinuki Hole に重畳されている水平補
強信号HHを抽出する。そして、周波数逆シフト部69
では、副搬送波μ0(=16fsc/7)による同期検波を
行い、その4.2〜6.3MHzの信号成分を抽出して輝
度の水平高域成分YHを復調する。
【0088】つぎに、本発明による第5の実施例の送像
部について、図26に示す全体ブロック構成図で説明す
る。これは、撮像系がHDTVの走査形態の場合に好適
なものである。
【0089】HDTV撮像部70では、例えば、アスペ
クト比16対9,走査線数1125本,30フレーム,
2:1のインタレース走査の形態で3原色信号の画像信
号系列HDSを生成する。そして、A/D変換部71で
は標本化によるディジタルの画像信号系列HDDに変換
する。
【0090】走査変換部72では、所定の走査変換処理
により、走査線数525本,60フレーム,1:1の順
次走査の形態の画像信号系列VPDを生成する。
【0091】順次4〜3変換部3では、走査線数の4〜
3変換処理を行い、有効画素走査線数が360本の順次
走査の画像信号系列VP、および4〜3変換処理で失わ
れる輝度高域成分YVHを生成する。
【0092】インタレース変換部4では、順次走査から
インタレース走査への走査変換処理を行い、現行NTS
Cテレビジョン信号と同様な走査形態の30フレーム,
2:1のインタレース走査の画像信号系列VI、ならび
に、この走査変換処理で失われる輝度の垂直高域成分Y
LDを生成する。
【0093】メイン信号エンコーダ部5では、現行NT
SCテレビジョン信号と同様なエンコード処理を行い、
輝度信号に色信号を重畳した形態の、メイン部領域の画
像信号VMを生成する。
【0094】垂直補強信号エンコーダ部6では、輝度の
垂直高域成分YVH,YLDの時間軸圧縮,時系列変
換,時分割多重などの処理を行い、マスク部領域に重畳
する垂直補強信号VH(上部マスク部領域は下部画面垂
直補強信号VHD、下部マスク部領域は上部画面垂直補
強信号VHUで構成)を生成する。
【0095】多重部7では、信号VMとVHを重畳し、
プロセス部8で所定の同期信号,バースト信号,識別信
号などを付加する。そして、D/A変換部9でアナログ
信号に変換し、レターボックス方式EDTVテレビジョ
ン信号VSを生成する。
【0096】なお、この受像部については図3に示した
実施例と同様で実現できるので説明は省略する。
【0097】つぎに、本発明による第6の実施例の送像
部について、図27に示す全体ブロック図により説明す
る。これは、メイン部領域にさらに水平補強信号を重畳
するに好適なものである。
【0098】HDTV撮像部70では、例えば、アスペ
クト比16対9,走査線数1125本,30フレーム,
2:1のインタレース走査の形態で3原色信号の画像信
号系列HDSを生成する。そして、A/D変換部71で
は標本化によりディジタルの画像信号系列HDDに変換
する。
【0099】走査変換部72では、所定の走査変換処理
によって、走査線数525本,60フレーム,1:1の
順次走査の形態の画像信号系列VPDを生成する。
【0100】順次4〜3変換部3では、走査線数の4〜
3変換処理を行い、有効画素走査線数が360本の順次
走査の画像信号系列VP、ならびに4〜3変換処理で失
われる輝度の垂直高域成分YVHを生成する。
【0101】インタレース変換部4では、順次走査から
インタレース走査への走査変換処理を行い、現行NTS
Cテレビジョン信号と同様な走査形態の30フレーム,
2:1のインタレース走査の画像信号系列VI、ならび
に、この走査変換処理で失われる輝度の垂直高域成分Y
LDを生成する。
【0102】メイン信号エンコーダ部5では、現行NT
SCテレビジョン信号と同様なエンコード処理を行い、
輝度信号に色信号を重畳した形態の、メイン部領域の画
像信号VMを生成する。
【0103】垂直補強信号エンコーダ部6では、輝度の
垂直高域成分YVH,YLDの時間軸圧縮,時系列変
換,時分割多重などの処理を行い、マスク部領域に重畳
する垂直補強信号VH(上部マスク部領域は下部画面垂
直補強信号VHD,下部マスク部領域は上部画面垂直補
強信号VHUで構成)を生成する。
【0104】また、水平補強信号エンコーダ部17で
は、輝度の水平高域成分YH(4.2MHz以上)を周波
数シフトにより2〜4MHz帯にシフトさせ、メイン部
領域に重畳する水平補強信号HHを生成する。
【0105】多重部7では、信号VMに信号VH,HH
を重畳し、プロセス部8で所定の同期信号,バースト信
号,識別信号などを付加する。そして、D/A変換部9
でアナログ信号に変換し、レターボックス方式EDTV
テレビジョン信号VSを生成する。
【0106】なお、この受像部は図7に示す実施例と同
様で実現できるので、この説明は省略する。
【0107】以上、本実施例によれば、HDTVの走査
形態の撮像系の画像信号をもとに、高品質,高精細なワ
イドアスペクト比の画像を送受像し、かつ、受像部の低
コスト比,経済化が可能な装置を実現できる。
【0108】また、垂直補強信号はいずれの実施例でも
輝度の垂直高域成分YVH,YLDを例に説明したが、
必ずしもこれに限定されることはなく、これ以外の輝度
の垂直高域成分により実現することも可能である。
【0109】
【発明の効果】本発明によれば、受像部では時間遅延お
よびメモリ容量の少ない信号処理で画像再生が可能なた
め、低コストで経済性に優れたEDTV受像機を実現で
きる。よって、レターボックス方式EDTVの普及促進
にも効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の送像部全体ブロック
図。
【図2】送像部出力信号VSの垂直補強信号の説明図。
【図3】第1の実施例の受像部全体のブロック図。
【図4】受像部での信号処理の説明図。
【図5】第2の実施例の送像部全体ブロック図。
【図6】水平補強信号の多重形態の説明図。
【図7】第2の実施例の受像部全体ブロック図。
【図8】第3の実施例の送像部全体ブロック図。
【図9】第3の実施例の受像部全体ブロック図。
【図10】第4の実施例の送像部全体ブロック図。
【図11】第4の実施例の受像部全体ブロック図。
【図12】順次4〜3,3〜4変換の信号処理の説明
図。
【図13】送像部順次4〜3変換部の一実施例の説明
図。
【図14】受像部順次3〜4変換部の一実施例の説明
図。
【図15】送像部インタレース4〜3変換部の一実施例
のブロック図。
【図16】受像部インタレース3〜4変換部の一実施例
のブロック図。
【図17】インタレース,順次変換の信号処理の説明
図。
【図18】送像部インタレース変換部の一実施例のブロ
ック図。
【図19】受像部順次変換部の一実施例のブロック図。
【図20】送像部垂直補強信号エンコーダ部の一実施例
のブロック図。
【図21】受像部垂直補強信号デコーダ部の一実施例の
説明図。
【図22】送像部メイン信号エンコーダ部の一実施例の
ブロック図。
【図23】受像部メイン信号エンコーダ部の一実施例の
ブロック図。
【図24】送像部水平補強信号エンコーダ部の一実施例
の説明図。
【図25】受像部水平補強信号エンコーダ部の一実施例
の説明図。
【図26】第5の実施例の送像部全体ブロック図。
【図27】第6の実施例の送像部全体ブロック図。
【符号の説明】
1…順次走査撮像部、2…A/D変換部、3…順次4〜
3変換部、4…インタレース変換部、5…メイン信号エ
ンコーダ部、6…垂直補強信号エンコーダ部、7…多重
部、8…プロセス部、9…D/A変換部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アスペクト比が4対3とは異なる横長なア
    スペクト比の横長画像を画面の上下に無画部領域を設け
    て送受像するレターボックス方式EDTVテレビジョン
    信号の送受像方式において、上記横長画像の垂直解像度
    向上を図るための垂直補強信号を、上記横長画像の上部
    画面に対応する上部画面垂直補強信号、上記横長画像の
    下部画面に対応する下部画面垂直補強信号に分割し、現
    フィールドの上記横長画像に対応する上記上部画面垂直
    補強信号を前フィールドの画面下部の無画部領域、上記
    下部画面垂直補強信号を現フィールドの画面上部の無画
    部領域に垂畳することを特徴とするテレビジョン信号の
    送受像方式。
  2. 【請求項2】請求項1において、アスペクト比16対
    9,走査線数525本,60フレーム,1:1の順次走
    査の形態により撮像した画像信号をもとに、横長なアス
    ペクト比の横長画像を構成するテレビジョン信号の送受
    像方式。
  3. 【請求項3】請求項1において、アスペクト比16対
    9,走査線数525本,30フレーム,2:1のインタ
    レース走査の形態により撮像した画像信号をもとに、横
    長なアスペクト比の横長画像を構成するテレビジョン信
    号の送受像方式。
  4. 【請求項4】請求項1において、アスペクト比16対
    9,走査線数1125本,30フレーム,2:1のイン
    タレース走査の形態により撮像した画像信号をもとに、
    横長なアスペクト比の横長画像を構成するテレビジョン
    信号の送受像方式。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4において、上記
    横長画像の水平解像度向上を図るための水平補強信号
    を、横長なアスペクト比の横長画像の領域に重畳するテ
    レビジョン信号の送受像方式。
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