JPH0617875U - ネジ鉄筋接合用締付工具 - Google Patents
ネジ鉄筋接合用締付工具Info
- Publication number
- JPH0617875U JPH0617875U JP6107592U JP6107592U JPH0617875U JP H0617875 U JPH0617875 U JP H0617875U JP 6107592 U JP6107592 U JP 6107592U JP 6107592 U JP6107592 U JP 6107592U JP H0617875 U JPH0617875 U JP H0617875U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tightening
- coupling
- spanner
- engaging
- lock nut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】カップリングとロックナットとを、又はロック
ナット同士を容易に作業効率良く締め付けでき、しか
も、低コストで製作できるネジネジ鉄筋接合用締付工具
を提供する。 【構成】左右一対のスパナ1、2と、操作部材3とを備
える。そして、スパナ1、2各々を、支持用係合部材1
1と、締付用係合部材12と、スパナ本体5とから構成
し、カップリング又はロックナットRに係合したスパナ
1、2を逆回転すると支持用係合部材11と締付用係合
部材12とで形成する挾持部を拡径するものとする。一
方、操作部材3を、筒状ケーシング33を有するシリン
ダー本体31と、摺動部材33aを先端部に備えたロッ
ド32とからなる油圧シリンダーとし、シリンダー本体
31,ロッド32各々にスパナ1、2のスパナ本体5の
後端を、ロッド32の可動に伴い共に正回転又は逆回転
し得るように回動自在に取り付ける。
ナット同士を容易に作業効率良く締め付けでき、しか
も、低コストで製作できるネジネジ鉄筋接合用締付工具
を提供する。 【構成】左右一対のスパナ1、2と、操作部材3とを備
える。そして、スパナ1、2各々を、支持用係合部材1
1と、締付用係合部材12と、スパナ本体5とから構成
し、カップリング又はロックナットRに係合したスパナ
1、2を逆回転すると支持用係合部材11と締付用係合
部材12とで形成する挾持部を拡径するものとする。一
方、操作部材3を、筒状ケーシング33を有するシリン
ダー本体31と、摺動部材33aを先端部に備えたロッ
ド32とからなる油圧シリンダーとし、シリンダー本体
31,ロッド32各々にスパナ1、2のスパナ本体5の
後端を、ロッド32の可動に伴い共に正回転又は逆回転
し得るように回動自在に取り付ける。
Description
【0001】
本考案は、カップリングと、二つのロックナットとによって外周面に雄ネジを 刻設した二つのネジ鉄筋を接合する際に使用されるネジ鉄筋接合用締付工具に関 するものである。
【0002】
従来、カップリングと、二つのロックナットとによって外周面に雄ネジを刻設 した二つのネジ鉄筋を接合する際には、双方にスパナを係合し、二つのスパナを 互いに反対方向に一人の人間が回転させることにより行われていた。 しかし、二つのスパナを一人の人間が同時に操作するのはめんどうなものであ り、しかも、ネジ鉄筋を接合するためには強い締め付けトルクによって締め付け る必要があるため、困難なものである。
【0003】 その一方、機械的に強い締め付けトルクによって締め付けられるネジ鉄筋接合 用締付工具として、例えば実公昭56−29107号公報に提案されている。 この締付工具は、二つのロックナット各々に係合する二つのスパナホイールと 、これらの二つのスパナホイールと接続して可動操作する油圧ジャッキとを備え 、そして、一方のスパナホイールに、ロックナットの六角外周に嵌合するナット 嵌合部と、ラチェット機構とを内設し、双方のスパナホイールのナット嵌合部を 双方のロックナットの六角外周に嵌合してセットし、油圧ジャッキのロッドを伸 長させることにより、一方のスパナホイールのラチェット機構の爪を押圧してナ ット嵌合部を回動させ、二つのロックナットを互いに反対方向に締め付けられる ようにしたものである。更に、一方のスパナホイールに、ナット嵌合部用調整ナ ットを設け、ナット嵌合部を微動回動させることにより二つのロックナットの六 角外周がどのような向きになっていても二つのスパナホイールを各々にセットで きるようにしたものである。 しかしながら、上記のようなラチェット機構やナット嵌合部用調整ナット等を 設けたのでは、全体としての構成が複雑化し、部品点数が多くなってしまい、そ の結果、コスト高になってしまっているという課題を有する。 又、ロックナットにセットする際、その都度ナット嵌合部用調整ナットで調整 しなければならなず、作業が面倒なものとなる。 更に、強い締め付けトルクによって締め付けた後は、ロックナットに食いつい て外れ難くなってしまい、作業効率が悪くなるという課題を有する。
【0004】
本考案は、以上の実情に鑑み提案されたものでその目的とするところは、カッ プリングとロックナットとを、又はロックナット同士を容易に作業効率良く締め 付けでき、しかも、低コストで製作できるネジネジ鉄筋接合用締付工具を提供す ることにある。
【0005】
外周面に雄ネジを刻設した二つのネジ鉄筋(T) 各々の端部を内部の雌ネジに螺 合したカップリング(K) と、ネジ鉄筋(T) に螺合されカップリング(K) の両側方 に配設された二つのロックナット(R)(R) とを互いに反対方向に所定の締め付け トルクで締め付けるネジ鉄筋接合用締付工具において、本考案は、次の特徴を有 するものを提供することにより上記課題を解決する。 本考案は、カップリング(K) 又は一方のロックナット(R) に係合するカップリ ング係合スパナ(1) と、他方のロックナット(R) に係合するロックナット係合ス パナ(2) と、これらのスパナ(1)(2)を回動操作する操作部材(3) とを備えてなる 。 又、請求項2記載のように、上記二つのスパナ(1)(2)各々は、先端側に配設さ れる係合部材(4) と、後端側に配設されるスパナ本体(5) とを備える。 この係合部材(4) は、支持用係合部材(11)と、締付用係合部材(12)とを有する 。そして、これらの支持用係合部材(11)と支持用係合部材(12)とには、先端部に 外周係合部(11a)(12a)が夫々備えられる。又、これら各々の外周係合部(11a)(12 a)は、互いに対向するように配設されることにより、その間にカップリング(K) 又はロックナット(R) の外周を挾持して係合できる挾持部(9) が形成されてなる 。 スパナ本体(5) は、係合部材(4) の支持用係合部材(11)及び締付用係合部材(1 2)と回動自在に接続される。そして、この接続によって支持用係合部材(11)方向 へのスパナ本体(5) の回動に伴い支持用係合部材(11)と締付用係合部材(12)とが 共に回動してカップリング(K) 又はロックナット(R) を締緩し、スパナ本体(5) の締付用係合部材(12)方向への回動に伴い締付用係合部材(12)のみが回動して二 つの外周係合部(11a)(12a)によって形成された挾持部(9) が拡径するものである 。 操作部材(3) は、操作本体(31)と、この操作本体(31)に対し可動する可動部材 (32)とを備える。 操作本体(31)と可動部材(32)とは、カップリング係合スパナ(1) 又はロックナ ット係合スパナ(2) のスパナ本体(5) (5) の後部に夫々回動自在に取付けられる ことにより、カップリング(K) 及びロックナット(R) に係合した二つのスパナ(1 ) (2) が可動部材(32)の可動に伴い、共に正回転又は共に逆回転し得るようにな されたものである。以上のネジ鉄筋接合用締付工具を提供することにより上記課 題を解決する。
【0006】
本考案においては、請求項1、2記載のように二つのスパナ各々を、支持用係 合部材と締付用係合部材とを有する係合部材と、支持用係合部材と締付用係合部 材とに回動自在に接続されるスパナ本体とを備えるため、例えば、カップリング 係合スパナ1をカップリングKに係合させるには、図4に示すようにカップリン グ係合スパナ1の締付用係合部材12の先端部を手で図示のX1方向に回動させ ることにより、締付用係合部材12の後端部が支持用係合部材11の図4におけ る右側面を押圧し、締付用係合部材12の軸支位置15が図3に示した元の位置 より先端側に配位させることができ、挾持部9を拡径させることができる。これ により、容易に締付用係合部12aと支持用係合部11aとの間にカップリング K、あるいはロックナットRを配設することができる。 一方、締め付け後は、双方のスパナ部材1、2の後端側を互いに反対方向(図 2のZ方向)に回転させることにより、図5に示すように支持用係合部材11に 対しスパナ本体5が支持用係合部材11との軸支位置14を軸として回動する。 又、これに伴い締付用係合部材12もスパナ本体5に対しスパナ本体5との軸支 位置15を軸として回動しつつ支持用係合部材11の左端面に沿って先端側に移 動するが、支持用係合部材11は、締付用係合部材12に引っ張られることがな いため、ほとんど可動しない。その結果、締付用係合部12aと支持用係合部1 1aとで形成していた挾持部9が拡径し、締付用係合部材12の締付用係合部1 2aがカップリングK外周から外すことができる。これにより、強い締め付けト ルクでカップリングKとロックナットRとを締め付けた場合でもスパナ1、2を カップリングK及びロックナットRから容易に外すことができ、従来のようにス パナがカップリングK及びロックナットRに食い付いた場合の困難な取り外し作 業を行わずに済ませることができる。
【0007】
以下、図面を基に本考案の一実施例を具体的に説明する。 図1は、本考案のネジ鉄筋接合用締付工具の一実施例の使用状態を示す正面図 であり、図2は、その平面図である。
【0008】 この実施例のネジ鉄筋接合用締付工具は、カップリング係合スパナ1と、ロッ クナット係合スパナ2と、これらのスパナ1、2を操作する操作部材3とを備え てなる。カップリング係合スパナ1は、外周面に雄ネジを刻設した二つのネジ鉄 筋T、T各々の端部を内部の雌ネジに螺合したカップリングに係合させるための ものであり、ロックナット係合スパナ2は、ネジ鉄筋に螺合されカップリングの 側方に配設されたロックナットに係合させるためのものである。
【0009】 カップリング係合スパナ1とロックナット係合スパナ2とは同じ構成を採る。 以下、スパナについて、カップリング係合スパナ1を例にとって説明する。カッ プリング係合スパナ1は、図3に示すように先端側に配設される係合部材4と、 後端側に配設されるスパナ本体5とからなる。又、係合部材4は、図3における 左側に配設される支持用係合部材11と、右側に配設される締付用係合部材12 とから構成されている。
【0010】 支持用係合部材11は、略Y字形状からなり、先端側に支持用外周係合部11 aを有し、カップリングKの外周の一部に係合できるようになされている。
【0011】 締付用係合部材12は、略J字形状からなり、先端側に締付用外周係合部12 aを有し、カップリングKの外周の一部に係合できるようになされている。そし て、この締付用外周係合部12aと上記支持用係合部材11の支持用外周係合部 11aとが対向するように合わされることによってその間にカップリングKを嵌 挿して挾持する挾持部9を形成し、カップリングKの外周全周と係合する。
【0012】 尚、この実施例では、挾持部9を正12角形とし、正六角形からなるカップリ ングKの外周に沿って係合させ易いようにしているが、正六角形にしてカップリ ングKの外周全面に当接するようにしても良い。又、カップリングK又はロック ナットRの外周が、円形状である場合には図6に示すように支持用係合部材11 の支持用外周係合部11a及び締付用外周係合部12aを鋸歯形状に形成するよ うにし、円形状の外周に鋸歯によって係合できるようにしても良い。又、その鋸 歯形状を、この図6に示すように支持用外周係合部11a、締付用外周係合部1 2aの鋸歯各々がカップリングK等の円形状の外周に二か所ずつ当たるようにし ておくことにより、より滑り難くして係合させることができる。
【0013】 又、図3に示すようにこの締付用係合部材12の図3における左端面には、支 持用係合部材11を嵌合する嵌合部13を備えている。この嵌合部13は、先端 側に形成されるフック部13aと、直部13bとからなり、フック部13aが支 持用係合部材11の右先端部を先端側から嵌合し、直部13bが支持用係合部材 11の右端面と当接するようになされている。
【0014】 スパナ本体5は、図1に示すように前後一対の板状部材51、51から構成さ れ、この一対の板状部材51、51の間に支持用係合部材11と締付用係合部材 12とが配設されている。そして、支持用係合部材11と締付用係合部材12と の双方が図3に示すようにスパナ本体5に回動自在に接続されている。この支持 用係合部材11及び締付用係合部材12との接続は、両者とも板状部材51、5 1間に、支持用係合部材11及び締付用係合部材12の後部を配し、これらをピ ンにより夫々軸支することによってなされているが、支持用係合部材11の軸支 位置14が締付用係合部材12の軸支位置15より先端側に配設されている。又 、このスパナ本体5に軸支された支持用係合部材11と締付用係合部材12とは 、足付きコイルバネ16の端部各々が係止され、互いに引き付け合うように付勢 されている。
【0015】 又、スパナ本体5の後部には、ボルト嵌挿孔52を備えている。
【0016】 操作部材3は、この実施例では、図1,図2に示すようにシリンダー本体31 と、このシリンダー本体31に対し軸方向に摺動するロッド32とからなる油圧 シリンダーが使用されている。シリンダー本体31は、先端部に筒状ケーシング 33が備えられている。
【0017】 この筒状ケーシング33は、ロッド32の可動範囲以上の長さのものから構成 されるとともに、前側面に軸方向に沿う長溝34が設けられており、筒状ケーシ ング33の後端がシリンダー本体31の先端部に軸方向に沿うように固定されて いる。そして、この筒状ケーシング33の先端部にロックナット係合スパナ2が 、筒状ケーシング33の先端部外周の後方側に係止されたボルト8にブッシュ5 2a(図3に図示)を介してボルト嵌挿孔52を嵌挿することによって回動自在 に取り付けられている。
【0018】 一方、ロッド32は、先端に筒状ケーシング33内を軸方向、即ち図示の左右 方向(図1のY−Z方向)に摺動自在に配設される摺動部材33aを備えている 。又、この摺動部材33aの前方側に長溝34に通されるようにしてボルト7が 固定され、そして、このボルト7に、カップリング係合スパナ1が、シリンダー 本体31と同様にブッシュ52aを介してボルト嵌挿孔52が嵌挿されることに よって回動自在に取り付けられている。
【0019】 又、この操作部材3に取り付けられた状態におけるカップリング係合スパナ1 とロックナット係合スパナ2は、図2に示すように夫々の支持用係合部材11, 11同士が対向する方向に取り付けられ、ネジ鉄筋Tに対し左右対称となるよう になされている。又、図1に示すように前後方向に筒状ケーシング33の略直径 分の間隔(L) だけ前後に隔てて配設された状態になっている。
【0020】 尚、この実施例では二つのスパナ1、2をシリンダー本体31,ロッド32各 々に直接ボルト7,8によって取り付けているが、この態様のものに限らず、例 えばスパナ1を前後方向に移動可能で、且つ回動自在に取り付けられる取付手段 を備えた取付部材を介して取り付けるようにしても良い。こうすることにより、 二つのスパナ1、2の前後間隔(L) を適宜調整できる。
【0021】 又、本実施例のように押し用の油圧シリンダーを使用するものに限らず、例え ば図7に示すように引き用の油圧シリンダーを使用しても良い。この場合は、上 記のようにシリンダー本体31に筒状ケーシング33を取り付ける必要はなく、 二つのスパナ1、2をシリンダー本体31,ロッド32各々の先端に回動自在に 取り付ければ良い。尚、この図7に示すものでは、図1に示すものと反対に左側 に配設されたカップリング係合スパナ1は、シリンダー本体31に対し位置を変 えず、右側に配設されたロックナット係合スパナ2が左右方向(図示のY−Z方 向)に可動する。
【0022】 以上のように構成された本考案の締付工具によって、例えば図1に示すように カップリングKとロックナットRを互いに締め付けるには、先ず、図4に示すよ うにカップリング係合スパナ1、ロックナット係合スパナ2各々の締付用係合部 材12の先端部を手で図示のX1方向に回動させる。この回動により、締付用係 合部材12の後端部が支持用係合部材11の右側面を押圧する。そして、この押 圧により、スパナ本体5が支持用係合部材11の軸支位置14を軸として支持用 係合部材11に対し相対的に図示のX2方向に回動する。この結果、締付用係合 部材12の軸支位置15が図3に示した元の位置より先端側に配位される。これ により、締付用係合部材12の締付用係合部14aの位置も先端側寄りに変位さ れ、挾持部9が拡径し、容易に締付用係合部12aと支持用係合部11aとの間 にカップリングK、あるいはロックナットRを配設することができる。そして、 手を放せば足付きコイルバネ16の付勢力により締付用係合部12aが図3に示 した元の状態に戻り、締付用係合部12aと支持用係合部11aとがカップリン グKの外周に係合する。これにより、セットが完了する。従って、カップリング KとロックナットRとの六角外周の相対位置がどのような状態の場合でも容易に セットできる。
【0023】 そして、図2に示す状態から油圧シリンダーを可動させ、ロッド32を図示の Z方向に押し出す。これにより、ロッド32に取り付けられた左側のカップリン グ係合スパナ1の後端が図示のZ方向に回動する。その結果、双方のスパナ1、 2の後端側が互いに対向方向に回転力を受ける。この回転力を受けるとスパナ1 は、図3に示すように締付用係合部材12及び支持用係合部材11が、締付用係 合部材12の嵌合部13によって図示のX3方向に回動して共に正回転する。従 って、双方のスパナ1、2によって係合したカップリングKとロックナットRと を互いに反対方向に回転させて締め付けることができる。
【0024】 一方、締め付け後は、油圧を解除してロッド32を戻す。その際、双方ののス パナ部材1、2の後端側が互いに反対方向(図2のZ方向)に回転力を受け、こ の回転力を受けるとスパナ1、2各々は、図5に示すように支持用係合部材11 に対しスパナ本体5が支持用係合部材11との軸支位置14を軸として回動する 。又、スパナ本体5の回動に伴い締付用係合部材12もスパナ本体5に対しスパ ナ本体5との軸支位置15を軸として回動しつつ支持用係合部材11の端面に沿 って先端側に移動するが、支持用係合部材11は、締付用係合部材12に引っ張 られることがないため、ほとんど可動しない。その結果、締付用係合部12aと 支持用係合部11aとで形成していた挾持部9が拡径し、締付用係合部材12の 締付用係合部12aがカップリングK外周から外れる。これにより、強い締め付 けトルクでカップリングKとロックナットRとを締め付けた場合でもスパナ1、 2をカップリングK及びロックナットRから容易に外すことができ、従来のよう にスパナがカップリングK及びロックナットRに食い付いた場合の困難な取り外 し作業を行わずに済む。
【0025】 以上のように構成することにより、カップリングK又はロックナットRとを、 又はロックナットR、R同士を容易に且つ確実に締め付けることができる。又、 製作にあたっては、板状体からなる係合部材4と、スパナ本体5とからのみで構 成することができ、低コストで製作できるものとなる。
【0026】 尚、本実施例では、操作部材3として油圧シリンダーを使用しているが、これ に限らず、電気的、機械的手段によって操作部材3の可動部材を可動させるよう にすれば良く、適宜変更できるものである。 又、本実施例では、二つのスパナ1、2によってカップリングKとロックナッ トRとを締め付けるようにしているが、この態様のものに限らず、カップリング Kの両側に配設した二つのロックナットRを締め付けるようにして良い。
【0027】
以上、本考案は請求項1、2記載のように、容易に締付用係合部と支持用係合 部との間にカップリング、あるいはロックナットを配設することができ、カップ リングとロックナットとの六角外周の向きが相対的にどのような状態の場合でも 容易にセットできる。 一方、締め付け後は、挾持部を拡径させることによって強い締め付けトルクで カップリングとロックナットとを締め付けた場合でもスパナをカップリング及び ロックナットから容易に外すことができ、従来のようにスパナがカップリング及 びロックナットに食い付いた場合の困難な取り外し作業を行わずに済ませること ができる。 以上本考案は、カップリングとロックナットとを、又はロックナット同士を容 易に作業効率良く締め付けでき、しかも、低コストで製作できるネジ鉄筋接合用 締付工具を提供しえたものである。
【図1】本考案の一実施例の使用状態の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】スパナ本体を外した状態のスパナ部材の側面図
である。
である。
【図4】スパナを締付部材にセットする際の説明図であ
る。
る。
【図5】締付部材に係合したスパナの逆回転した際の説
明図である。
明図である。
【図6】スパナの他の実施例を示す平面図である。
【図7】油圧シリンダーの他の実施例を示す正面図であ
る。
る。
1 カップリング係合スパナ 2 ロックナット係合スパナ 3 操作部材 4 係合部材 5 スパナ本体 9 挾持部 11 支持用係合部材 12 締付用係合部材 16 足付きコイルバネ 31 シリンダー本体 32 ロッド 33 筒状ケーシング K カップリング R ロックナット T ネジ鉄筋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 豊原 陽登志 東京都千代田区内幸町2丁目2番−3号 川崎製鉄株式会社東京本社内 (72)考案者 原 健二郎 東京都千代田区内幸町2丁目2番−3号 川崎製鉄株式会社東京本社内 (72)考案者 橋本 修身 東京都千代田区内幸町2丁目2番−3号 川崎製鉄株式会社東京本社内
Claims (2)
- 【請求項1】外周面に雄ネジを刻設した二つのネジ鉄筋
(T) 各々の端部を内部の雌ネジに螺合したカップリング
(K) と、ネジ鉄筋(T) に螺合されカップリング(K) の両
側方に配設された二つのロックナット(R)(R) とを互い
に反対方向に所定の締め付けトルクで締め付ける鉄筋接
合用締付工具において、 カップリング(K) 又は一方のロックナット(R) に係合す
るカップリング係合スパナ(1) と、他方のロックナット
(R) に係合するロックナット係合スパナ(2) と、これら
のスパナ(1)(2)を回動操作する操作部材(3) とを備えて
なることを特徴とするネジ鉄筋接合用締付工具。 - 【請求項2】 上記二つのスパナ(1)(2)各々が、先端側
に配設される係合部材(4) と、後端側に配設されるスパ
ナ本体(5) とを備え、 この係合部材(4) が、支持用係合部材(11)と、締付用係
合部材(12)とを有し、これらの支持用係合部材(11)と支
持用係合部材(12)とには、先端部に外周係合部(11a)(12
a)が夫々備えられ、これら各々の外周係合部(11a)(12a)
が、互いに対向するように配設されることによりその間
にカップリング(K) 又はロックナット(R) の外周を挾持
して係合できる挾持部(9) が形成されてなり、 スパナ本体(5) が、係合部材(4) の支持用係合部材(11)
及び締付用係合部材(12)と回動自在に接続され、この接
続によって支持用係合部材(11)方向へのスパナ本体(5)
の回動に伴い支持用係合部材(11)と締付用係合部材(12)
とが共に回動してカップリング(K) 又はロックナット
(R) を締緩し、スパナ本体(5) の締付用係合部材(12)方
向への回動に伴い締付用係合部材(12)のみが回動して二
つの外周係合部(11a)(12a)によって形成された挾持部
(9) が拡径するものであり、 上記操作部材(3) が、操作本体(31)と、この操作本体(3
1)に対し可動する可動部材(32)とを備え、 操作本体(31)と可動部材(32)が、カップリング係合スパ
ナ(1) 又はロックナット係合スパナ(2) のスパナ本体
(5) (5) の後部に夫々回動自在に取付けられることによ
り、カップリング(K) 及びロックナット(R) に係合した
二つのスパナ(1)(2) が可動部材(32)の可動に伴い、共
に正回転又は共に逆回転し得るようになされたものであ
ることを特徴とする請求項1記載のネジ鉄筋接合用締付
工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6107592U JPH0617875U (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | ネジ鉄筋接合用締付工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6107592U JPH0617875U (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | ネジ鉄筋接合用締付工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617875U true JPH0617875U (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=13160654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6107592U Pending JPH0617875U (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | ネジ鉄筋接合用締付工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617875U (ja) |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP6107592U patent/JPH0617875U/ja active Pending
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