JPH061790U - オイルフリースクリュ圧縮機 - Google Patents

オイルフリースクリュ圧縮機

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JPH061790U
JPH061790U JP3868592U JP3868592U JPH061790U JP H061790 U JPH061790 U JP H061790U JP 3868592 U JP3868592 U JP 3868592U JP 3868592 U JP3868592 U JP 3868592U JP H061790 U JPH061790 U JP H061790U
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JP
Japan
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shaft
oil
hole
increasing device
speed increasing
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JP3868592U
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English (en)
Inventor
一秀 楢木
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸封部の性能を低下させることなく、大気連
通孔から機外への油漏れを防ぎ、軸封部から増速装置下
部のオイルタンクの潤滑油を回収することを可能とした
オイルフリースクリュ圧縮機を提供する。 【構成】 増速装置13の入力軸33の周囲に設けたラ
ビリンスシールを含む軸封部32の内周面を駆動部側の
増速装置13外に連通させるとともに、駆動部側に向か
って、入力軸33に対して鋭角をなす油戻し孔1と、こ
の油戻し孔1と第2大気連通孔24とを連通させる配管
2と、この配管2の中間部に、この中間部よりも高位置
で大気に連通させる均圧孔3とを設けて形成してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、圧縮機本体を単段、または多段に配置したオイルフリースクリュ圧 縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図2〜図5に示すオイルフリースクリュ圧縮機が公知である。この圧 縮機は、2段に配置した第1段圧縮機本体11および第2段圧縮機本体12を備 えており、この両者は下部がオイルタンクとなっている増速装置13のケーシン グ14に固定されている。第1段圧縮機本体11は、一方が吸込口S1に、他方 が吐出口D1に開口したケーシングC1のロータ室内に収納した、互いに噛合う 雌雄一対のスクリュロータF1,M1を有し、第2段圧縮機本体12は、同様に 吸込口S2,吐出口D2に開口したケーシングC2のロータ室内に収納したスク リュロータF2,M2を有している。スクリュロータF1,M1は、その両側の 軸部にて注油式の軸受部15,16により回転可能に支持され、軸受部15,1 6とスクリュロータF1,M1との間にはラビリンスシールを含む軸封部17, 18を介在させてある。同様に、スクリュロータF2,M2は注油式の軸受部1 9,20により回転可能に支持され、軸受部19,20とスクリュロータF2, M2との間にはラビリンスシールを含む軸封部21,22を介在させてある。
【0003】 図3に示すように、第1段圧縮機本体11の軸封部17には、軸封部17の内 周面を大気に連通させる第1大気連通孔23,この反ロータ側に第2大気連通孔 24が設けてある。このように、第1大気連通孔23,第2大気連通孔24を設 けて、第2大気連通孔24から第1大気連通孔23に向かう箇所の圧力勾配を小 さくすることにより、軸受部15側からスクリュロータF1,M1側へ向かう潤 滑油の流れを、第2大気連通孔24の箇所で止めて、ここから潤滑油を機外に逃 がすとともに、さらにこの第2大気連通孔24の箇所を通過して第1大気連通孔 23側に流れ出た潤滑油を第1大気連通孔23から機外に逃がすように形成して ある。そして、このようにすることにより、軸受部15からスクリュロータF1 ,M1の収納空間、即ちロータ室内に潤滑油が漏れるのを防止している(実公平 3−550号公報)。 なお、図示していないが、第2段圧縮機本体12の軸封部21の箇所にも同様 の第1大気連通孔,第2大気連通孔が設けてある。
【0004】 スクリュロータF1,M1は,吸込側軸端部に取付けた同期歯車25,26に よって、同様にスクリュロータF2,M2は同期歯車27,28によって、それ ぞれ同期回転可能となっている。 また、第1段圧縮機本体11の吐出口D1は、第2段圧縮機本体12の吸込口 S2に連通している。 一方、軸受部31、ラビリンスシールを含む軸封部32を介して増速装置13 のケーシング14を貫く入力軸33に大歯車34を取付けるとともに、スクリュ ロータD1,D2の吐出側軸端部に取付けた小歯車35,36を大歯車34に噛 み合わせてある。ケーシング14から突出した入力軸33の端部は、カップリン グ37を介して図示しない駆動部、例えばモータ、エンジンの出力軸に接続して いる。入力軸33の反カップリング側の端部は軸受部38により回転可能に支持 され、この軸端部の反カップリング側に、軸受部38を介して上記オイルタンク の上方の空間に連通する小空間39、およびこの小空間39の空気を機外に逃が すブリーザ装置40が設けてある。
【0005】 図4は、スクリュロータF1,M1,F2,M2の各軸、および入力軸33の それぞれの軸心の垂直面内における相互の位置関係を示したものである。図中、 O1,O2,O3,O4、およびO5は、この順番で上記各軸の軸心に対応し、 HLは水平線をVLは垂直線を示しており、入力軸33の最上部がスクリュロー タF1,M1の軸の最下部、およびスクリュロータF2,M2の軸の最下部より 低位置になるように形成してある。 そして、図示しない上記駆動部によりカップリング37,入力軸33,大歯車 34、および小歯車35,36を介してスクリュロータD1,D2を駆動すると ともに、同期歯車25,26,27、および28を介してスクリュロータD1, D2に同期させてスクリュロータM1,M2を回転させるようになっている。
【0006】 ロータの回転とともに、吸込口S1より第1段圧縮機本体11のロータ室に吸 込まれたガスは、オイルフリーの状態で圧縮され、吐出口D1より吐出され、吸 込口S2より第2段圧縮機本体12のロータ室に吸込まれる。そして、第2段圧 縮機本体12によりガスはさらに圧縮されて吐出口D2より、機外にいたる図示 しない吐出流路に吐出される。 ところで、この圧縮機では、増速装置13の軸受部31に注油した潤滑油が、 軸封部32を通過して、カップリング37側に漏れ出るのを防ぐために、図5に おいて矢印Aで示すように、大気圧状態のカップリング37側から微少の外気を 吸引して、軸受部31側に向かう空気流を形成することにより、潤滑油を増速装 置13の下部のオイルタンクに戻すようになっている。
【0007】 オイルタンクを含めて、増速装置13の内部は、この吸引空気、および第1段 圧縮機本体11、第2段圧縮機本体12の軸封部18,22の図示しない油排出 孔から流入する空気のため、若干大気圧に対して正圧力となっている。そして、 この正圧力が高過ぎると、入力軸33の箇所のラビリンスシール、および軸封部 18,22のラビリンスシールのシール性能が低下する故、ブリーザ装置40に より、増速装置13内の空気を機外に逃がして、これにより増速装置13の内圧 を下げて、上記シール性能の低下を防止するようにしてある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の装置では、軸封部17,21のラビリンスシールの性能の低下、圧 縮機運転前に行なう図示しない潤滑油循環流路中の油ポンプのみの運転等の場合 に、第2大気連通孔24から潤滑油が機外に漏れることがある。 上記圧縮機は、オイルフリータイプであることから、クリーンな圧縮ガスを供 給するするものであるというイメージを壊さないようにする必要があり、この点 から上記潤滑油の漏れは好ましくないという問題が生じている。 本考案は、斯る従来の問題点を課題としてなされたもので、軸封部の性能を低 下させることなく、大気連通孔から機外への油漏れを防ぎ、軸封部から増速装置 下部のオイルタンクの潤滑油を回収することを可能としたオイルフリースクリュ 圧縮機を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、スクリュロータの両側の軸部のうち、 少なくとも吸込側の軸部の周囲に設けたロータ軸軸封部の内周面を大気に連通さ せる大気連通孔を備え、かつ圧縮機本体と上記スクリュロータの駆動部との間に 介在させた増速装置の入力軸の最上部が上記スクリュロータの軸の最下部よりも 低位置にあるオイルフリースクリュ圧縮機において、上記入力軸の周囲に設けた 入力軸軸封部の内周面を上記駆動部側の増速装置外に連通させるとともに、上記 駆動部側に向かって、上記入力軸に対して鋭角をなす油戻し孔と、この油戻し孔 と上記大気連通孔とを連通させる配管と、上記大気連通孔から上記油戻し孔に至 る部分のいずれかの箇所を、この箇所よりも高位置で大気に連通させる均圧孔と を設けて形成した。
【0010】
【作用】
上記考案のように構成することにより、入力軸軸封部の内周部における増速装 置内に向かう空気流によるエジェクト効果により、ロータ軸軸封部から潤滑油が 増速装置内に導かれるようになるとともに、均圧孔によりロータ軸軸封部に微量 の空気を送ることができるようになる。
【0011】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。 図1は、本考案に係るオイルフリースクリュ圧縮機を示し、図2〜図5に示す 圧縮機と互いに共通する箇所には、同一番号を付して説明を省略する。 本実施例では、入力軸33の周囲に設けた軸封部32の内周面を、駆動部側の 増速装置13外に連通させるとともに、駆動部側に向かって、入力軸33に対し て鋭角をなす油戻し孔1と、この油戻し孔1と第2大気連通孔24とを連通させ る配管2と、この配管2の中間部に、この中間部よりも高位置で大気に連通させ る、即ちこの中間部より上向きに均圧孔3とを設けて形成してある。
【0012】 そして、このように形成することにより、入力軸33の最上部がスクリュロー タF1,M1の軸の最下部、およびスクリュロータF2,M2の軸の最下部より 低位置になるように形成した圧縮機において、軸封部32の内周部における増速 装置13内に向かう空気流によるエジェクト効果により、軸封部17から潤滑油 が、、配管2を経て、増速装置13内に導かれ、潤滑油が機外に漏れることはな くなる。即ち、潤滑油は増速装置内のオイルタンクに回収される。 また、均圧孔3は上向きに形成してあり、ここから潤滑油が漏れるのを防いで いる。さらに、この均圧孔3により、軸封部17に微量の空気を送ることができ るようになり、即ち軸封部17のラビリンスシールは、第2大気連通孔24から 微量の空気を吸引し、軸受部15側に空気流を形成するようになり、これにより 、軸封性能の維持が可能となっている。 なお、図1は第1段圧縮機本体11について示したが、本実施例では、第2段 圧縮機本体12についても上記同様に、油戻し孔,配管、および均圧孔を設けて 形成してあり、上記同様の作用を生じさせるようになっている。 また、図1に示していない部分については、図2〜図5に示す装置と実質的に 同一である。
【0013】 上記実施例では、2段式圧縮機について説明したが、本考案はこれに限るもの でなく、増速装置の入力軸の最上部が、スクリュロータの軸の最下部より低位置 になるように形成した圧縮機であれば、単段式圧縮機、3段以上の多段式圧縮機 のいずれをも含むものである。 また、上記実施例では、軸封部に第1大気連通孔23、第2大気連通孔24の 2本の連通孔を備えた圧縮機について説明したが、本考案は、1本の大気連通孔 のみを備えた圧縮機をも含むものである。 さらに、圧縮機本体の吐出側の軸封部にも大気連通孔を設ける場合には、上記 実施例と同様の油戻し孔,配管、および均圧孔を設けるようにしてもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上の説明より明らかなように、本考案によれば、スクリュロータの両側の軸 部のうち、少なくとも吸込側の軸部の周囲に設けたロータ軸軸封部の内周面を、 大気に大気連通孔を備え、かつ圧縮機本体と上記スクリュロータの駆動部との間 に介在させた増速装置の入力軸の最上部が上記スクリュロータの軸の最下部より も低位置にあるオイルフリースクリュ圧縮機において、上記入力軸の周囲に設け た入力軸軸封部の内周面を上記駆動部側の増速装置外に連通させるとともに、上 記駆動部側に向かって、上記入力軸に対して鋭角をなす油戻し孔と、この油戻し 孔と上記大気連通孔とを連通させる配管と、上記大気連通孔から上記油戻し孔に 至る部分のいずれかの箇所を、この箇所よりも高位置で大気に連通させる均圧孔 とを設けて形成してある。 このため、入力軸軸封部の内周部における増速装置内に向かう空気流によるエ ジェクト効果により、ロータ軸軸封部から潤滑油が、、配管を経て、増速装置内 に導かれ、オイルタンクに回収され、潤滑油が機外に漏れることはなくなる。 また、均圧孔は上向きに形成してあり、ここから潤滑油が漏れるのを防ぐとと もに、この均圧孔により、ロータ軸軸封部に微量の空気を送ることができるよう になり、即ちロータ軸軸封部は、大気連通孔から微量の空気を吸引し、軸受部側 に空気流を形成するようになり、これにより、軸封性能の維持が可能となる等の 効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るオイルフリースクリュ圧縮機の
部分縦断面図である。
【図2】 従来のオイルフリースクリュ圧縮機の横断面
図である。
【図3】 図2に示す圧縮機の第1段圧縮機本体の吸込
側を示す部分拡大縦断面図である。
【図4】 図2に示す圧縮機の各軸の軸心の位置関係を
示す図である。
【図5】 図2に示す圧縮機の増速装置の入力軸部を示
す部分拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 油戻し孔 2 配管 3 均圧孔 11 第1段圧縮機本体 12 第2段圧縮機本体 13 増速装置 17,21 軸封部 33 入力軸 F1,D1,F2,D2 スクリュロータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリュロータの両側の軸部のうち、少
    なくとも吸込側の軸部の周囲に設けたロータ軸軸封部の
    内周面を大気に連通させる大気連通孔を備え、かつ圧縮
    機本体と上記スクリュロータの駆動部との間に介在させ
    た増速装置の入力軸の最上部が上記スクリュロータの軸
    の最下部よりも低位置にあるオイルフリースクリュ圧縮
    機において、上記入力軸の周囲に設けた入力軸軸封部の
    内周面を上記駆動部側の増速装置外に連通させるととも
    に、上記駆動部側に向かって、上記入力軸に対して鋭角
    をなす油戻し孔と、この油戻し孔と上記大気連通孔とを
    連通させる配管と、上記大気連通孔から上記油戻し孔に
    至る部分のいずれかの箇所を、この箇所よりも高位置で
    大気に連通させる均圧孔とを設けて形成したことを特徴
    とするオイルフリースクリュ圧縮機。
JP3868592U 1992-06-08 1992-06-08 オイルフリースクリュ圧縮機 Pending JPH061790U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100485919B1 (ko) * 1996-06-03 2005-07-28 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 용적형진공펌프
US20210088086A1 (en) * 2019-09-20 2021-03-25 Carrier Corporation Lubrication device for power take off

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