JPH06180275A - 管内面の金属組織検査装置 - Google Patents
管内面の金属組織検査装置Info
- Publication number
- JPH06180275A JPH06180275A JP4353338A JP35333892A JPH06180275A JP H06180275 A JPH06180275 A JP H06180275A JP 4353338 A JP4353338 A JP 4353338A JP 35333892 A JP35333892 A JP 35333892A JP H06180275 A JPH06180275 A JP H06180275A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- replica
- film
- metal structure
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 title claims abstract description 24
- 238000007689 inspection Methods 0.000 title description 8
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 25
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 25
- 239000002904 solvent Substances 0.000 claims abstract description 17
- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims description 40
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 39
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 claims description 37
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 claims description 37
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 18
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 12
- 239000000243 solution Substances 0.000 claims description 8
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 6
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 2
- 238000011176 pooling Methods 0.000 claims 1
- 238000000866 electrolytic etching Methods 0.000 abstract 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 28
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 16
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 12
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 9
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 6
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N Acetone Chemical compound CC(C)=O CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- MUBZPKHOEPUJKR-UHFFFAOYSA-N Oxalic acid Chemical compound OC(=O)C(O)=O MUBZPKHOEPUJKR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 3
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XBDQKXXYIPTUBI-UHFFFAOYSA-M Propionate Chemical compound CCC([O-])=O XBDQKXXYIPTUBI-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- KXKVLQRXCPHEJC-UHFFFAOYSA-N acetic acid trimethyl ester Natural products COC(C)=O KXKVLQRXCPHEJC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 235000006408 oxalic acid Nutrition 0.000 description 1
- 230000003362 replicative effect Effects 0.000 description 1
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小径、かつ長尺な管内面の金属組織のレプリ
カを遠隔操作にて容易に採取し、管の健全性評価を容易
に行ない得る検査装置を提供すること。 【構成】 管内表面研磨装置、管内表面電解腐食装置及
びレプリカ採取装置を管3の端より交互に被検査部に挿
入し、遠隔操作によりこれらの装置を作動させ、検査面
を研磨して鏡面に仕上げ、その面を電解腐食して組織を
現出させた後、この組織を転写したレプリカを採取し、
これを観察する。レプリカフイルム61をフイルムホル
ダー53に貼り付け、フレキシブルチューブ60を管3
に固定する。ガス注入によりフイルム押し付けゴム51
が膨張し、レプリカフイルム61が被検査部に密着し、
溶剤によりレプリカフイルム61に被検査部の金属組織
が転写される。次にレプリカフイルム61を乾燥し、金
属組織が転写されたレプリカフイルム61を管外に取り
出し、顕微鏡観察する。
カを遠隔操作にて容易に採取し、管の健全性評価を容易
に行ない得る検査装置を提供すること。 【構成】 管内表面研磨装置、管内表面電解腐食装置及
びレプリカ採取装置を管3の端より交互に被検査部に挿
入し、遠隔操作によりこれらの装置を作動させ、検査面
を研磨して鏡面に仕上げ、その面を電解腐食して組織を
現出させた後、この組織を転写したレプリカを採取し、
これを観察する。レプリカフイルム61をフイルムホル
ダー53に貼り付け、フレキシブルチューブ60を管3
に固定する。ガス注入によりフイルム押し付けゴム51
が膨張し、レプリカフイルム61が被検査部に密着し、
溶剤によりレプリカフイルム61に被検査部の金属組織
が転写される。次にレプリカフイルム61を乾燥し、金
属組織が転写されたレプリカフイルム61を管外に取り
出し、顕微鏡観察する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属組織の検査装置に係
り、特に小径管内表面等の金属組織観察を遠隔操作によ
り実施するのに好適な金属組織検査装置に関する。
り、特に小径管内表面等の金属組織観察を遠隔操作によ
り実施するのに好適な金属組織検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属材料の健全性を評価するための検査
手段のひとつとして、光学顕微鏡等による金属組織観察
があるが、直接検鏡試料を採取することのできない金属
の表面組織を観察する場合には、被観察面を研磨して鏡
面に仕上げ、その面を腐食液により電解腐食して組織を
現出させた後、レプリカフィルムに表面組織を転写し
て、これを観察する方法が一般的である。しかし、これ
らの研磨,電解腐食,レプリカ採取の作業は、主に作業
者の手作業によるものであり、作業者の個人差に伴うバ
ラツキもあり、かつ手の届かない部分への適用は極めて
困難である。
手段のひとつとして、光学顕微鏡等による金属組織観察
があるが、直接検鏡試料を採取することのできない金属
の表面組織を観察する場合には、被観察面を研磨して鏡
面に仕上げ、その面を腐食液により電解腐食して組織を
現出させた後、レプリカフィルムに表面組織を転写し
て、これを観察する方法が一般的である。しかし、これ
らの研磨,電解腐食,レプリカ採取の作業は、主に作業
者の手作業によるものであり、作業者の個人差に伴うバ
ラツキもあり、かつ手の届かない部分への適用は極めて
困難である。
【0003】例えば、図11に示すように、多数の長尺
な小径管3が互いに接近して管板1を貫通して溶接によ
り取り付けられている構造物においては、管3の取り付
け溶接部2近傍の管3の金属組織が、溶接熱影響により
変化している可能性がある。しかし、健全性評価のため
に管3内表面の金属組織を観察しようとしても、当該部
位に直接作業者が接近できないために、前述した手段に
よる金属組織のレプリカ採取による組織観察は極めて困
難であった。
な小径管3が互いに接近して管板1を貫通して溶接によ
り取り付けられている構造物においては、管3の取り付
け溶接部2近傍の管3の金属組織が、溶接熱影響により
変化している可能性がある。しかし、健全性評価のため
に管3内表面の金属組織を観察しようとしても、当該部
位に直接作業者が接近できないために、前述した手段に
よる金属組織のレプリカ採取による組織観察は極めて困
難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の検査方
法では、構造的に作業者が直接接近できない小径、かつ
長尺な管の内面について、材料の金属組織を採取するこ
とによる健全性評価は極めて困難であった。
法では、構造的に作業者が直接接近できない小径、かつ
長尺な管の内面について、材料の金属組織を採取するこ
とによる健全性評価は極めて困難であった。
【0005】本発明の目的は、このような作業者が直接
接近できない小径、かつ長尺な管内面の金属組織のレプ
リカを遠隔操作にて容易に採取し、管の健全性評価を容
易に行い得る管内面の金属組織検査装置を提供すること
にある。
接近できない小径、かつ長尺な管内面の金属組織のレプ
リカを遠隔操作にて容易に採取し、管の健全性評価を容
易に行い得る管内面の金属組織検査装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、管内表面研
磨装置,管内表面電解腐食装置,及びレプリカ採取装置
を管端より交互に当該検査部に挿入し、遠隔操作により
これらの装置を作動させることにより、被検査面を研磨
して鏡面に仕上げ、その面を電解腐食して組織を現出さ
せた後、この組織を転写したレプリカを採取し、これを
観察することにより達成される。
磨装置,管内表面電解腐食装置,及びレプリカ採取装置
を管端より交互に当該検査部に挿入し、遠隔操作により
これらの装置を作動させることにより、被検査面を研磨
して鏡面に仕上げ、その面を電解腐食して組織を現出さ
せた後、この組織を転写したレプリカを採取し、これを
観察することにより達成される。
【0007】
【作用】管内面の金属組織を転写したレプリカを採取す
るための装置の作用は次の通りである。
るための装置の作用は次の通りである。
【0008】1)被検査面を研磨して鏡面に仕上げるた
めの、管内表面研磨装置は、先端に容易に着脱可能な回
転式の研磨具を有し、これに長尺の駆動軸を接続して管
端より挿入し、管外部に設けたモーターにより駆動軸及
び研磨具を回転させて、被検査面の研磨が可能である。
めの、管内表面研磨装置は、先端に容易に着脱可能な回
転式の研磨具を有し、これに長尺の駆動軸を接続して管
端より挿入し、管外部に設けたモーターにより駆動軸及
び研磨具を回転させて、被検査面の研磨が可能である。
【0009】2)被検査面を電解腐食させるための管内
表面電解研磨装置は、先端に電極及び電極腐食液を注入
するためのノズル、及び電解腐食液をシールするための
機構を有し、これを管端より挿入し電極下部をシールし
て被検査面に電解腐食液を満たした状態で、管端に電極
の一端を接続して管内に挿入されている一方の電極と通
電することにより、被検査面の電解腐食が可能である。
表面電解研磨装置は、先端に電極及び電極腐食液を注入
するためのノズル、及び電解腐食液をシールするための
機構を有し、これを管端より挿入し電極下部をシールし
て被検査面に電解腐食液を満たした状態で、管端に電極
の一端を接続して管内に挿入されている一方の電極と通
電することにより、被検査面の電解腐食が可能である。
【0010】3)被検査面の金属組織を転写したレプリ
カを採取するためのレプリカ採取装置は、先端にレプリ
カ溶剤を注入するためのノズル、及び管の軸方向に伸縮
可能な機構を有し、この機構にレプリカフィルムを貼付
して管端より挿入し、被検査面に溶剤を噴射させた状態
でレプリカを管内面に密着,保持することにより、被検
査面のレプリカ採取が可能である。
カを採取するためのレプリカ採取装置は、先端にレプリ
カ溶剤を注入するためのノズル、及び管の軸方向に伸縮
可能な機構を有し、この機構にレプリカフィルムを貼付
して管端より挿入し、被検査面に溶剤を噴射させた状態
でレプリカを管内面に密着,保持することにより、被検
査面のレプリカ採取が可能である。
【0011】4)以上のような装置を交互に管端より被
検査面に挿入し、遠隔操作によりこれらの装置を作動さ
せて、被検査面の研磨,電解腐食,レプリカ採取するこ
とにより、被検査面の金属組織観察が可能である。
検査面に挿入し、遠隔操作によりこれらの装置を作動さ
せて、被検査面の研磨,電解腐食,レプリカ採取するこ
とにより、被検査面の金属組織観察が可能である。
【0012】
【実施例】本発明に係る管内面の金属組織検査装置の実
施例を図1〜図6により説明する。なお、図解上、管板
1、溶接部2、管3のみハッチングで示す。この管内面
の金属組織検査装置は、管内表面研磨装置(図1及び図
2),管内表面電解腐食装置(図3及び図4),レプリ
カ採取装置(図5〜図6)の各装置から構成される。
施例を図1〜図6により説明する。なお、図解上、管板
1、溶接部2、管3のみハッチングで示す。この管内面
の金属組織検査装置は、管内表面研磨装置(図1及び図
2),管内表面電解腐食装置(図3及び図4),レプリ
カ採取装置(図5〜図6)の各装置から構成される。
【0013】図1及び図2に管内表面研磨装置の実施例
を示す。本装置は、駆動モーター14と、これに接続さ
れた動力伝達のための長尺のフレキシブルシャフト12
と、フレキシブルシャフト12にカップリング11を介
して接続された回転軸となるスプンドル7と、スプンド
ル7の先端にチャック6により取り付けられた内表面を
研磨するための回転式の研磨砥石5とを備えている。
を示す。本装置は、駆動モーター14と、これに接続さ
れた動力伝達のための長尺のフレキシブルシャフト12
と、フレキシブルシャフト12にカップリング11を介
して接続された回転軸となるスプンドル7と、スプンド
ル7の先端にチャック6により取り付けられた内表面を
研磨するための回転式の研磨砥石5とを備えている。
【0014】スピンドル7は内部に回転軸を支持するた
めのベアリング8及びベアリング9を有した案内管10
により保持され、フレキシブルシャフト12は保護のた
めのフレキシブルチューブ13に覆われている。また、
フレキシブルチューブ13を被研磨管3に固定するため
のチューブ固定用フランジ15,チューブ固定用リング
17と、これらを接合するためのボルト16,18,1
9がある。
めのベアリング8及びベアリング9を有した案内管10
により保持され、フレキシブルシャフト12は保護のた
めのフレキシブルチューブ13に覆われている。また、
フレキシブルチューブ13を被研磨管3に固定するため
のチューブ固定用フランジ15,チューブ固定用リング
17と、これらを接合するためのボルト16,18,1
9がある。
【0015】図3及び図4に管内表面電解腐食装置の実
施例を示す。この管内表面電解腐食装置は、通電部と、
薬液シール部と、薬液注入部と、薬液ドレン部とから構
成される。
施例を示す。この管内表面電解腐食装置は、通電部と、
薬液シール部と、薬液注入部と、薬液ドレン部とから構
成される。
【0016】通電部は、電解腐食用の電源35と該装置
の先端に設けられた電極21と、電極21と管3を電気
的に絶縁するための絶縁体25と、これらを電気的に接
続するための電線33及びジョイント30とからなって
いる。
の先端に設けられた電極21と、電極21と管3を電気
的に絶縁するための絶縁体25と、これらを電気的に接
続するための電線33及びジョイント30とからなって
いる。
【0017】薬液シール部は、薬液をシールするための
ガス(例えば空気,窒素等)用のガスボンベ36とガス
注入ノズル24及びシールゴム23と、これらを接続す
るためのホース32a及びジョイント29と、ガスの送
給を制御するためのバルブ40とからなっている。
ガス(例えば空気,窒素等)用のガスボンベ36とガス
注入ノズル24及びシールゴム23と、これらを接続す
るためのホース32a及びジョイント29と、ガスの送
給を制御するためのバルブ40とからなっている。
【0018】薬液注入部は、薬液を注入するためのガス
用と薬液シール用のものと共用のガスボンベ36と、電
解腐食液(例えば10%シュウ酸)タンク37及び洗浄
液(例えばアルコール)タンク38と、先端の薬液注入
ノズル20とこれに接続された電解腐食液注入管26及
び洗浄液注入管27と、これらを接続するためのホース
32b、32c及びジョイント29と、電解腐食液,洗
浄液の送給を制御するためのバルブ41,42とからな
っている。
用と薬液シール用のものと共用のガスボンベ36と、電
解腐食液(例えば10%シュウ酸)タンク37及び洗浄
液(例えばアルコール)タンク38と、先端の薬液注入
ノズル20とこれに接続された電解腐食液注入管26及
び洗浄液注入管27と、これらを接続するためのホース
32b、32c及びジョイント29と、電解腐食液,洗
浄液の送給を制御するためのバルブ41,42とからな
っている。
【0019】薬液ドレン部は、使用後の薬液を吸引する
ための真空装置44と、薬液ドレンタンク39と先端の
オーバーフロー管22及びドレン管28と、これらを接
続するためのホース32c、32d及びジョイント29
と、薬液のドレンを制御するためのバルブ43とからな
っている。
ための真空装置44と、薬液ドレンタンク39と先端の
オーバーフロー管22及びドレン管28と、これらを接
続するためのホース32c、32d及びジョイント29
と、薬液のドレンを制御するためのバルブ43とからな
っている。
【0020】ホース32,電線33は絶縁体25の部分
で、それぞれジョイント29,30に接続され、これら
は案内管31に収納されており、案内管31の下部で
は、ホース32,電線33は保護のためにフレキシブル
チューブ34に覆われている。また、前記の管内面研磨
装置と同様に、フレキシブルチューブ34を被腐食管3
に固定するためのチューブ固定用フランジ15及びチュ
ーブ固定用リング17がある。
で、それぞれジョイント29,30に接続され、これら
は案内管31に収納されており、案内管31の下部で
は、ホース32,電線33は保護のためにフレキシブル
チューブ34に覆われている。また、前記の管内面研磨
装置と同様に、フレキシブルチューブ34を被腐食管3
に固定するためのチューブ固定用フランジ15及びチュ
ーブ固定用リング17がある。
【0021】図5及び図6にレプリカ採取装置の実施例
を示す。このレプリカ採取装置は、フィルム押付部と、
ガス及び溶剤注入部とから構成されている。
を示す。このレプリカ採取装置は、フィルム押付部と、
ガス及び溶剤注入部とから構成されている。
【0022】フィルム押付部は、レプリカフィルム61
を管内面に押し付けるため管の軸に垂直方向に伸縮自由
な筒状弾性体としてのフィルム押し付けゴム51と、こ
れに円周方向に数分割して取り付けられている補強板5
2及びフィルムホルダー53と、これらを保持するため
の上部支持板48,下部支持板49及びガイドリング5
0と、フィルム61を装着するためのナット47とから
なっている。
を管内面に押し付けるため管の軸に垂直方向に伸縮自由
な筒状弾性体としてのフィルム押し付けゴム51と、こ
れに円周方向に数分割して取り付けられている補強板5
2及びフィルムホルダー53と、これらを保持するため
の上部支持板48,下部支持板49及びガイドリング5
0と、フィルム61を装着するためのナット47とから
なっている。
【0023】ガス及び溶剤注入部は、装置の先端に設け
られた溶剤及び乾燥用ガスの注入ノズル45と、これに
接続された注入管46と、レプリカ溶剤(例えばアセト
ン,酢酸メチル等)の溶剤タンク62とレプリカ乾燥用
ガスのガスボンベ36と、これらを接続するコネクター
54,ジョイント55,ホース58及び59と、溶剤及
び乾燥用ガスの送給を制御するためのバルブ63,6
4,65とからなっている。
られた溶剤及び乾燥用ガスの注入ノズル45と、これに
接続された注入管46と、レプリカ溶剤(例えばアセト
ン,酢酸メチル等)の溶剤タンク62とレプリカ乾燥用
ガスのガスボンベ36と、これらを接続するコネクター
54,ジョイント55,ホース58及び59と、溶剤及
び乾燥用ガスの送給を制御するためのバルブ63,6
4,65とからなっている。
【0024】ホース58,59はコネクター54の部分
でジョイント55に接続され、これらは案内管56に収
納されており、案内管56の下部ではホース58,59
は保護のためにフレキシブルチャーブ60に覆われてい
る。また、前記の管内面研磨装置及び管内面電解腐食装
置と同様に、フレキシブルチューブ60を被検査管3に
固定するためのチューブ固定用フランジ15及びチュー
ブ固定用リング17がある。
でジョイント55に接続され、これらは案内管56に収
納されており、案内管56の下部ではホース58,59
は保護のためにフレキシブルチャーブ60に覆われてい
る。また、前記の管内面研磨装置及び管内面電解腐食装
置と同様に、フレキシブルチューブ60を被検査管3に
固定するためのチューブ固定用フランジ15及びチュー
ブ固定用リング17がある。
【0025】図1〜図6に示す管内表面研磨装置,管内
表面電解腐食装置,レプリカ採取装置を使用して、管板
1に溶接により取り付けられた管3の溶接部2近傍の管
内表面組織を観察,検査するための手順を図7〜図9に
示す。以下この手順を説明する。
表面電解腐食装置,レプリカ採取装置を使用して、管板
1に溶接により取り付けられた管3の溶接部2近傍の管
内表面組織を観察,検査するための手順を図7〜図9に
示す。以下この手順を説明する。
【0026】図7に示すように、1・管内面の研磨は、
(1)研磨砥石の装着(交換)、(2)管内への装置挿
入・固定、(3)研磨(駆動)モータ始動、(4)内面
研磨、(5)研磨モータ停止、(6)管内から装置引抜
きの工程からなる。
(1)研磨砥石の装着(交換)、(2)管内への装置挿
入・固定、(3)研磨(駆動)モータ始動、(4)内面
研磨、(5)研磨モータ停止、(6)管内から装置引抜
きの工程からなる。
【0027】まず、図1及び図2に示す管内表面研磨装
置を管3に固定するための2分割されたチューブ固定用
リング17の一方のリングがボルト19により取り付け
られたチューブ固定用フランジ15を、管3の下端にあ
るフランジ4にボルト16により取り付ける。
置を管3に固定するための2分割されたチューブ固定用
リング17の一方のリングがボルト19により取り付け
られたチューブ固定用フランジ15を、管3の下端にあ
るフランジ4にボルト16により取り付ける。
【0028】次に、管内表面研磨装置のスピンドル7の
先端に、比較的目の粗い研磨砥石5をチャック6により
固定して〔図7の(1)〕、これを管下端より管の内部
に先端研磨部が被検査部に到達するまで挿入し、この状
態で他方のチューブ固定用リング17をボルト18によ
り締めつけてフレキシブルチャーブ13を管3に固定す
る〔図7の(2)〕。
先端に、比較的目の粗い研磨砥石5をチャック6により
固定して〔図7の(1)〕、これを管下端より管の内部
に先端研磨部が被検査部に到達するまで挿入し、この状
態で他方のチューブ固定用リング17をボルト18によ
り締めつけてフレキシブルチャーブ13を管3に固定す
る〔図7の(2)〕。
【0029】この状態で駆動モーター14を作動させる
と、フレキシブルシャフト12,カップリング11,ス
ピンドル7を介して先端の研磨砥石5が回転して、被検
査部内表面の研磨を行う〔図7の(3)及び(4)〕。
と、フレキシブルシャフト12,カップリング11,ス
ピンドル7を介して先端の研磨砥石5が回転して、被検
査部内表面の研磨を行う〔図7の(3)及び(4)〕。
【0030】所定時間の研磨が終了した後に研磨(駆
動)モーター14を停止して〔図7の(5)〕、チュー
ブ固定用リング17を分割し、フレキシブルチューブ1
3を管内より引き抜いて〔図7の(6)〕、先端の研磨
砥石5をより目の細かい砥石に交換して〔図7の
(1)〕、再び上記と同様の手順により被検査部の研磨
を繰り返すことにより、被検査部の管内表面を鏡面に仕
上げる。
動)モーター14を停止して〔図7の(5)〕、チュー
ブ固定用リング17を分割し、フレキシブルチューブ1
3を管内より引き抜いて〔図7の(6)〕、先端の研磨
砥石5をより目の細かい砥石に交換して〔図7の
(1)〕、再び上記と同様の手順により被検査部の研磨
を繰り返すことにより、被検査部の管内表面を鏡面に仕
上げる。
【0031】このようにして被検査部を鏡面に仕上げた
後に、図3及び図4に示す管内面電解腐食装置により被
検査部の電解腐食を行う。図8に示すように、2・内面
電解腐食は、(1)管内への装置挿入・固定、(2)管
内シール、(3)電解腐食液の注入、(4)電解腐食、
(5)電解腐食液の回収、(6)洗浄液の注入、回収、
(7)管内シール解除、(8)管内から装置の引抜きの
各工程からなる。
後に、図3及び図4に示す管内面電解腐食装置により被
検査部の電解腐食を行う。図8に示すように、2・内面
電解腐食は、(1)管内への装置挿入・固定、(2)管
内シール、(3)電解腐食液の注入、(4)電解腐食、
(5)電解腐食液の回収、(6)洗浄液の注入、回収、
(7)管内シール解除、(8)管内から装置の引抜きの
各工程からなる。
【0032】先ず、バルブ40,41,42,43を全
て閉にした状態で、タンク37,38にそれぞれ電解腐
食液,洗浄液を入れる。装置の先端に設けられた電極2
1を、管下端より管の内部に先端電極部が被検査部に到
達するまで挿入し、この状態で前記の管内面研磨装置と
同様の手順でフレキシブルチューブ34を管3に固定す
る。ここで、管内に挿入した電極21(−側)の対極と
なる電線33(+側)を管下端に接続する〔図8の
(1)〕。
て閉にした状態で、タンク37,38にそれぞれ電解腐
食液,洗浄液を入れる。装置の先端に設けられた電極2
1を、管下端より管の内部に先端電極部が被検査部に到
達するまで挿入し、この状態で前記の管内面研磨装置と
同様の手順でフレキシブルチューブ34を管3に固定す
る。ここで、管内に挿入した電極21(−側)の対極と
なる電線33(+側)を管下端に接続する〔図8の
(1)〕。
【0033】この状態で、バルブ40を開にすることに
より、タンク36からホース32a,ジョイント29を
通してガス注入ノズル24にシール用のガスを注入する
と、伸縮自由なシールゴム23が膨らんで、管3の内面
に密着して薬液のシールがなされる〔図8の(2)〕。
より、タンク36からホース32a,ジョイント29を
通してガス注入ノズル24にシール用のガスを注入する
と、伸縮自由なシールゴム23が膨らんで、管3の内面
に密着して薬液のシールがなされる〔図8の(2)〕。
【0034】次に、バルブ41を開にすることにより、
ガス圧力によりタンク37の中の電解腐食液がホース3
2b,ジョイント29,注入管26を通して電極21の
下部より電極部に注入され、電解腐食液はシールゴム2
3より上部に徐々に満たされる〔図8の(3)〕。
ガス圧力によりタンク37の中の電解腐食液がホース3
2b,ジョイント29,注入管26を通して電極21の
下部より電極部に注入され、電解腐食液はシールゴム2
3より上部に徐々に満たされる〔図8の(3)〕。
【0035】オーバーフロー管22の上端まで腐食液が
満たされると、オーバーフローした腐食液は、オーバー
フロー管22,ジョイント29,ホース32dを通して
ドレンタンク39に回収され、ここでバルブ41を閉と
する。このようにして、装置の先端に設けられた電極2
1の部分に電解腐食液を満たした状態で,電源35をO
Nにして、電極21と管3の間に所定時間通電すること
により被検査部の電解腐食を行う〔図8の(4)〕。
満たされると、オーバーフローした腐食液は、オーバー
フロー管22,ジョイント29,ホース32dを通して
ドレンタンク39に回収され、ここでバルブ41を閉と
する。このようにして、装置の先端に設けられた電極2
1の部分に電解腐食液を満たした状態で,電源35をO
Nにして、電極21と管3の間に所定時間通電すること
により被検査部の電解腐食を行う〔図8の(4)〕。
【0036】電解腐食が終了したら、バルブ43を開に
して、電極21の下部に設けられたドレン管28から、
ジョイント29,ホース32eを通して、使用済の電解
腐食液をドレンタンク39に回収し、回収し終わったら
再びバルブ43を閉にする〔図8の(5)〕。
して、電極21の下部に設けられたドレン管28から、
ジョイント29,ホース32eを通して、使用済の電解
腐食液をドレンタンク39に回収し、回収し終わったら
再びバルブ43を閉にする〔図8の(5)〕。
【0037】次に、バルブ42を開にすることにより、
ガス圧力によりタンク38の中の洗浄液がホース32
c,ジョイント29,注入管27,注入ノズル20を通
して、被電解腐食部に噴霧され、残存した電解腐食液を
洗浄する。この時、バルブ43は開として使用済の洗浄
液はドレンタンク39に回収しながら洗浄を行い、洗浄
終了後バルブ43,42を閉にする〔図8の(6)〕。
ガス圧力によりタンク38の中の洗浄液がホース32
c,ジョイント29,注入管27,注入ノズル20を通
して、被電解腐食部に噴霧され、残存した電解腐食液を
洗浄する。この時、バルブ43は開として使用済の洗浄
液はドレンタンク39に回収しながら洗浄を行い、洗浄
終了後バルブ43,42を閉にする〔図8の(6)〕。
【0038】以上の手順で被検査部の電解腐食が終了し
たら、バルブ40を閉としてガス加圧を停止すると共に
ベントを行い、シールゴム23を収縮させてシールを解
除して〔図7の(7)〕、電極21を管から引き抜く
〔図8の(8)〕。
たら、バルブ40を閉としてガス加圧を停止すると共に
ベントを行い、シールゴム23を収縮させてシールを解
除して〔図7の(7)〕、電極21を管から引き抜く
〔図8の(8)〕。
【0039】このようにして被検査部を電解腐食させた
後に、図5及び図6に示すレプリカ採取装置により、被
検査部の金属組織を転写したレプリカフィルムを採取す
る。
後に、図5及び図6に示すレプリカ採取装置により、被
検査部の金属組織を転写したレプリカフィルムを採取す
る。
【0040】図9に示すように、3・レプリカ採取は、
(1)装置へのフィルムの装着、(2)管内への装置挿
入・固定、(3)フィルム溶剤の注入、(4)フィルム
圧着、(5)乾燥用ガスの送給、(6)フィルム乾燥、
(7)乾燥用ガスの停止、(8)フィルム圧着の解除、
(9)管内から装置引抜き、(10)フィルム取外し、
(11)レプリカフィルム観察の各工程からなる。
(1)装置へのフィルムの装着、(2)管内への装置挿
入・固定、(3)フィルム溶剤の注入、(4)フィルム
圧着、(5)乾燥用ガスの送給、(6)フィルム乾燥、
(7)乾燥用ガスの停止、(8)フィルム圧着の解除、
(9)管内から装置引抜き、(10)フィルム取外し、
(11)レプリカフィルム観察の各工程からなる。
【0041】先ず、レプリカフィルム61をナット47
により上部支持板48に取り付け、さらにレプリカフィ
ルムの下端をフィルムホルダー53に貼り付けて〔図9
の(1)〕、これを管下端より管の内部にレプリカ部が
被検査部に到達するまで挿入し、この状態で前記の管内
面研磨装置と同様の手順でフレキシブルチューブ60を
管3に固定する〔図9の(2)〕。
により上部支持板48に取り付け、さらにレプリカフィ
ルムの下端をフィルムホルダー53に貼り付けて〔図9
の(1)〕、これを管下端より管の内部にレプリカ部が
被検査部に到達するまで挿入し、この状態で前記の管内
面研磨装置と同様の手順でフレキシブルチューブ60を
管3に固定する〔図9の(2)〕。
【0042】この状態でバルブ64を開にすることによ
り、ガス圧力によりタンク62の中のレプリカの溶剤が
ホース59,ジョイント55,注入管46,ノズル45
を通して、被検査部に噴霧され、管内面にレプリカ溶剤
が塗布された状態となる〔図9の(3)〕。
り、ガス圧力によりタンク62の中のレプリカの溶剤が
ホース59,ジョイント55,注入管46,ノズル45
を通して、被検査部に噴霧され、管内面にレプリカ溶剤
が塗布された状態となる〔図9の(3)〕。
【0043】次に、タイミングよくバルブ64を閉にす
ると同時にバルブ63を開にすることにより、ホース5
8,ジョイント29,ノズル24を通して、ガスがガイ
ドリング50とフィルム押付ゴム51の間隙に注入さ
れ、フィルム押付ゴム51が膨張する。フィルム押付ゴ
ム51の外表面には、周方向に数分割に分割された補強
板52及びフィルムホルダー53が取り付けられてお
り、フィルム押付ゴム51が膨張するとフィルムホルダ
ー53が管内面に押し付けられて、レプリカフィルム6
1が被検査部に密着され、あらかじめ塗布されていた溶
剤により、レプリカフィルム61に被検査部の金属組織
が転写される〔図9の(4)〕。
ると同時にバルブ63を開にすることにより、ホース5
8,ジョイント29,ノズル24を通して、ガスがガイ
ドリング50とフィルム押付ゴム51の間隙に注入さ
れ、フィルム押付ゴム51が膨張する。フィルム押付ゴ
ム51の外表面には、周方向に数分割に分割された補強
板52及びフィルムホルダー53が取り付けられてお
り、フィルム押付ゴム51が膨張するとフィルムホルダ
ー53が管内面に押し付けられて、レプリカフィルム6
1が被検査部に密着され、あらかじめ塗布されていた溶
剤により、レプリカフィルム61に被検査部の金属組織
が転写される〔図9の(4)〕。
【0044】このようにして、フィルム61を管内面に
密着させた状態でバルブ65を開として、ホース59,
ジョイント55,注入管46,ノズル45を通して、フ
ィルム乾燥用のガスが被検査部に噴出され〔図9の
(5)〕、レプリカフィルムの乾燥を行う〔図9の
(6)〕。
密着させた状態でバルブ65を開として、ホース59,
ジョイント55,注入管46,ノズル45を通して、フ
ィルム乾燥用のガスが被検査部に噴出され〔図9の
(5)〕、レプリカフィルムの乾燥を行う〔図9の
(6)〕。
【0045】所定時間の乾燥が終了した後、バルブ65
を閉にして乾燥用ガスの送給を停止し〔図9の
(7)〕、次にバルブ63を閉にして、フィルム圧着の
ためのガス加圧を停止すると共にベントを行い、フィル
ム押付ゴム51を収縮させる〔図9の(8)〕。
を閉にして乾燥用ガスの送給を停止し〔図9の
(7)〕、次にバルブ63を閉にして、フィルム圧着の
ためのガス加圧を停止すると共にベントを行い、フィル
ム押付ゴム51を収縮させる〔図9の(8)〕。
【0046】以上の手順で被検査部の金属組織をレプリ
カフィルム61に転写して、装置を管より引き抜くこと
によりレプリカフィルムを管内面より剥離させて管外に
取り出し〔図9の(9)〕、ナット47を緩めて、レプ
リカフィルムを外し〔図9の(10)〕、このレプリカ
フィルムを顕微鏡観察することにより、被検査部の金属
組織が観察できる〔図9の(11)〕。
カフィルム61に転写して、装置を管より引き抜くこと
によりレプリカフィルムを管内面より剥離させて管外に
取り出し〔図9の(9)〕、ナット47を緩めて、レプ
リカフィルムを外し〔図9の(10)〕、このレプリカ
フィルムを顕微鏡観察することにより、被検査部の金属
組織が観察できる〔図9の(11)〕。
【0047】以上の操作は図7に示すように、装置の管
内への挿入、引き抜き以外の操作は、電源のON/OFF、バ
ルブの開閉操作等の容易でかつ遠隔にて実施可能な操作
であるため、直接作業者が接近不可能な小径かつ長尺な
管の内面金属組織を転写したレプリカを容易に採取する
ことが可能である。
内への挿入、引き抜き以外の操作は、電源のON/OFF、バ
ルブの開閉操作等の容易でかつ遠隔にて実施可能な操作
であるため、直接作業者が接近不可能な小径かつ長尺な
管の内面金属組織を転写したレプリカを容易に採取する
ことが可能である。
【0048】また、本実施例においては、 i) 各装置にフレキシブルチャーブを用いているため、
管端から装置を管内に挿入する作業場所が狭い場合で
も、容易に挿入,引抜きが可能であり、かつ装置が長尺
になった場合でも装置の取り扱い,保管が容易である。 ii) 電解腐食において、電解腐食,洗浄液の回収が可
能であるため、廃液の処理が容易である。 iii) レプリカ採取装置において、フィルムホルダー
が円周方向に数分割されているので、周方向数ケ所のレ
プリカを同時に採取することが可能である。 iv)レプリカ採取装置において、レプリカ乾燥用のガ
ス送給が可能であるため、小径管内面のような乾燥しに
くい場所においても、レプリカフィルムの乾燥が容易に
実施可能であり、かつ乾燥ガスに窒素等の不活性ガスを
用いれば、フィルム溶剤のアセトン等の有機剤の爆発の
可能性がない等の利点がある。
管端から装置を管内に挿入する作業場所が狭い場合で
も、容易に挿入,引抜きが可能であり、かつ装置が長尺
になった場合でも装置の取り扱い,保管が容易である。 ii) 電解腐食において、電解腐食,洗浄液の回収が可
能であるため、廃液の処理が容易である。 iii) レプリカ採取装置において、フィルムホルダー
が円周方向に数分割されているので、周方向数ケ所のレ
プリカを同時に採取することが可能である。 iv)レプリカ採取装置において、レプリカ乾燥用のガ
ス送給が可能であるため、小径管内面のような乾燥しに
くい場所においても、レプリカフィルムの乾燥が容易に
実施可能であり、かつ乾燥ガスに窒素等の不活性ガスを
用いれば、フィルム溶剤のアセトン等の有機剤の爆発の
可能性がない等の利点がある。
【0049】本発明の他の実施例を図10に示す。本実
施例はレプリカ採取装置の例を示すものであり、図5に
示したレプリカ採取装置の実施例と装置の構成,作用等
はほとんど同じであるが、フレキシブルチューブのかわ
りに金属性の剛性をもった連結管66を用いたものであ
り、チューブ固定用フランジ67をに二分割構造にし
て、これをボルトにより締めつけて被検査管3に取り付
ける構造にしたものであり、管端にフランジのない場合
でも取り付け可能である。
施例はレプリカ採取装置の例を示すものであり、図5に
示したレプリカ採取装置の実施例と装置の構成,作用等
はほとんど同じであるが、フレキシブルチューブのかわ
りに金属性の剛性をもった連結管66を用いたものであ
り、チューブ固定用フランジ67をに二分割構造にし
て、これをボルトにより締めつけて被検査管3に取り付
ける構造にしたものであり、管端にフランジのない場合
でも取り付け可能である。
【0050】この実施例の効果は、剛性をもった金属性
の連結管を用いているので、レプリカ採取位置のより高
い寸法精度を確保すると共に、耐久性を向上させること
ができる。
の連結管を用いているので、レプリカ採取位置のより高
い寸法精度を確保すると共に、耐久性を向上させること
ができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、従来作業員が直接接近
できないために、金属組織の観察による健全性評価が困
難であった長尺の小径管について、管内表面の金属組織
を転写したレプリカを遠隔操作により容易に採取し、観
察することが可能なので、管の健全性評価に大きな効果
がある。
できないために、金属組織の観察による健全性評価が困
難であった長尺の小径管について、管内表面の金属組織
を転写したレプリカを遠隔操作により容易に採取し、観
察することが可能なので、管の健全性評価に大きな効果
がある。
【0052】また、レプリカ採取作業を装置化(機械
化)することにより省力化に効果があると共に、予め試
験等により被検査管の条件に合わせた研磨条件(砥石荒
さ,研磨速度,研磨時間等)、電解腐食条件(電流,電
圧,腐食時間等)、レプリカ採取条件(溶剤注入量,乾
燥時間等)の最適条件を設定すれば作業者の個人差によ
るバラツキがなく、常に一定の条件での金属組織観察が
可能なので、健全性評価の信頼性向上に効果がある。
化)することにより省力化に効果があると共に、予め試
験等により被検査管の条件に合わせた研磨条件(砥石荒
さ,研磨速度,研磨時間等)、電解腐食条件(電流,電
圧,腐食時間等)、レプリカ採取条件(溶剤注入量,乾
燥時間等)の最適条件を設定すれば作業者の個人差によ
るバラツキがなく、常に一定の条件での金属組織観察が
可能なので、健全性評価の信頼性向上に効果がある。
【図1】(A)は本発明における管内面研磨装置の一実
施例を示す縦断面図、(B)は(A)のB−B線断面図
である。
施例を示す縦断面図、(B)は(A)のB−B線断面図
である。
【図2】図1(A)のA部拡大断面図である。
【図3】本発明における管内面電解腐食装置の一実施例
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図4】(A)は図3のC部拡大断面図、(B)は
(A)のD−D線断面図である。
(A)のD−D線断面図である。
【図5】本発明におけるレプリカ採取装置の一実施例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図6】図5のE部拡大断面図である。
【図7】本発明の各装置における内面研磨の手順を示す
工程図である。
工程図である。
【図8】図8は本発明の各装置における内面研磨腐食の
手順を示す工程図である。
手順を示す工程図である。
【図9】図9は本発明の各装置におけるレプリカ採取手
順を示す工程図である。
順を示す工程図である。
【図10】本発明におけるレプリカ採取装置の他の実施
例を示す縦断面図である。
例を示す縦断面図である。
【図11】本発明の適用が可能な管と管板の構造図を示
す斜視図である。
す斜視図である。
1 管板 2 溶接部 3 管 4 フランジ 5 研磨砥石 6 チャック 7 スピンドル 10 案内管 11 カップリング 12 フレキシブルシヤフト 13 フレキシブルチューブ 14 駆動(研磨)モータ 15 チューブ固定用フランジ 17 チューブ固定用リング 20 薬液注入ノズル 21 電極 22 オーバーフロー管 23 シールゴム 25 絶縁体 26 電解腐食液注入管 27 洗浄液注入管 28 ドレン管 29,30 ジョイント 31 案内管 32 ホース 34 フレキシブルチューブ 35 電源 36 ガスボンベ 37 電解腐食液タンク 38 洗浄液タンク 39 薬液ドレンタンク 44 真空装置 45 ノズル 46 注入管 47 ナット 48 上部支持板 50 ガイドリング 51 フィルム押付ゴム 53 フィルムホルダー 61 レプリカフィルム 62 溶剤タンク 66 連結管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 進藤 丈典 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉工場内 (72)発明者 重弘 勝矢 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉工場内
Claims (4)
- 【請求項1】 管内表面の金属組織の健全性を検査、評
価するものにおいて、先端部に設けられたノズルと、そ
の軸方向に伸縮自在な機構とを備え、この機構の外面に
流体圧により膨張・伸縮自在な筒状弾性体と、該筒状弾
性体の外周面にレプリカフィルムを着脱自在に支持する
フィルムホルダーと、前記筒状弾性体内部に流体を注入
する注入管とを備え、管内部に着脱可能としたレプリカ
採取装置を有する管内面の金属組織検査装置。 - 【請求項2】 前記ノズルに、レプリカ用溶剤と乾燥用
ガスとをそれぞれ別個に注入するためのホースを有する
ことを特徴とする請求項1の管内面の金属組織検査装
置。 - 【請求項3】 前記フィルムホルダーが、円周方向に複
数個に分割して配置されていることを特徴とする請求項
1の管内面の金属組織検査装置。 - 【請求項4】 管内表面の金属組織の健全性を検査、評
価するものにおいて、(a)先端部に着脱自在に設けら
れ、管内部に装着可能な回転式の研磨具と、該研磨具が
管外部に設置される駆動源と長尺の駆動軸を介して接続
された管内表面研磨装置と、(b)装置先端部に設けら
れた電極、電解腐食液を注入するためのノズル及び電解
腐食液をプールするためのシール機構と、前記電極と管
との間に通電する手段とを備えた管内表面電解腐食装置
と、(c)先端部に設けられたノズルと、その軸方向に
伸縮自在な機構とを備え、この機構の外面に流体圧によ
り膨張・伸縮自在な筒状弾性体と、該筒状弾性体の外周
面にレプリカフィルムを着脱自在に支持するフィルムホ
ルダーと、前記筒状弾性体内部に流体を注入する注入管
とを備え、管内部に着脱可能としたレプリカ採取装置
と、を備えた管内面の金属組織検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35333892A JP3251679B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 管内面の金属組織検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35333892A JP3251679B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 管内面の金属組織検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06180275A true JPH06180275A (ja) | 1994-06-28 |
| JP3251679B2 JP3251679B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=18430175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35333892A Expired - Fee Related JP3251679B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 管内面の金属組織検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3251679B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008216157A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Koki:Kk | 試料採取装置 |
| JP2011013128A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-20 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 原子炉内の金属組織調査方法及び装置 |
| CN112317496A (zh) * | 2020-11-22 | 2021-02-05 | 河南海恩德环保科技有限公司 | 一种烟气检测用除尘装置 |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP35333892A patent/JP3251679B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008216157A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Koki:Kk | 試料採取装置 |
| JP2011013128A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-20 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 原子炉内の金属組織調査方法及び装置 |
| CN112317496A (zh) * | 2020-11-22 | 2021-02-05 | 河南海恩德环保科技有限公司 | 一种烟气检测用除尘装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3251679B2 (ja) | 2002-01-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6684706B2 (en) | Ultrasonic testing system | |
| JP2003225626A (ja) | 配管内作業方法および装置 | |
| JP3251679B2 (ja) | 管内面の金属組織検査装置 | |
| JP2718755B2 (ja) | 熱交換管の端部の内側を遠くからスリーブで被覆するための機械 | |
| JPH07171531A (ja) | 配管保守ロボット | |
| JP3200239B2 (ja) | チューブ内面の浸透探傷試験装置 | |
| KR102937984B1 (ko) | 노후 배관 갱생용 배관 청소장치 및 이를 이용한 배관 클리닝 공법 | |
| JP2923510B2 (ja) | 小口径管内面の検査方法 | |
| JPH0751947A (ja) | 縦型管体の作業装置 | |
| JP2744010B2 (ja) | レプリカ採取装置 | |
| KR102608456B1 (ko) | Ect검사를 위한 열교환기 튜브내 세관수 및 이물질제거장치의 이송장치 | |
| US5881751A (en) | Apparatus for removing residues, particularly for decontaminating nuclear installations | |
| JPH0791885A (ja) | 熱交換器用伝熱管の洗浄・点検ロボットおよびブラシ・プローブユニット | |
| CN114562635A (zh) | 一种用于地下管道快速检测清洗清障的多功能车 | |
| CN105215012A (zh) | 储罐底板腐蚀内置式声发射检测装置中使用的除油机构 | |
| JPH0730692Y2 (ja) | 小口径管内面の電解腐食装置 | |
| US5023046A (en) | Drive unit for inspecting nuclear fuel rods | |
| EP4691890A1 (en) | Robotic movement | |
| JP2002310738A (ja) | 水道機材を含む配管の洗管方法及び耐圧検査方法、該方法に使用する補足管、並びの該方法を実施するに適したメータユニット | |
| JPH1123785A (ja) | 原子炉内配管ノズル作業装置 | |
| JPH11125400A (ja) | 配管洗浄装置及び配管検査装置 | |
| KR200178585Y1 (ko) | 하수구 조사 겸용 준설차 | |
| JP2001242279A (ja) | 原子炉圧力容器内配管の内壁付着物モニタリング方法および内壁付着物採取装置 | |
| EP0607288A1 (en) | An inspection device for detecting surface faults, and an instrument incorporating such a device | |
| JPH11148590A (ja) | 管内機器の洗浄点検装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |