JPH06181185A - プラズマ表面処理装置 - Google Patents
プラズマ表面処理装置Info
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- JPH06181185A JPH06181185A JP4333123A JP33312392A JPH06181185A JP H06181185 A JPH06181185 A JP H06181185A JP 4333123 A JP4333123 A JP 4333123A JP 33312392 A JP33312392 A JP 33312392A JP H06181185 A JPH06181185 A JP H06181185A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】大口径のウェハを均一に処理できるプラズマ表
面処理装置を提供すること。 【構成】電子ビーム加速用電極8により加速された電子
をプラズマ源ガスに照射してプラズマを生成し、このプ
ラズマによりウェハホルダ4に載置された半導体ウェハ
3をエッチングするプラズマ表面装置において、プラズ
マ源ガスに照射する電子の分布を空間的及び時間的に変
調する電子密度変調用電極9と、この変調に同期してウ
ェハホルダ4に高周波バイアスを印加してプラズマを時
間的に変調する高周波電源Vbとを備えていることを特
徴とする。
面処理装置を提供すること。 【構成】電子ビーム加速用電極8により加速された電子
をプラズマ源ガスに照射してプラズマを生成し、このプ
ラズマによりウェハホルダ4に載置された半導体ウェハ
3をエッチングするプラズマ表面装置において、プラズ
マ源ガスに照射する電子の分布を空間的及び時間的に変
調する電子密度変調用電極9と、この変調に同期してウ
ェハホルダ4に高周波バイアスを印加してプラズマを時
間的に変調する高周波電源Vbとを備えていることを特
徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造に用
いられるプラズマ表面処理装置に関する。
いられるプラズマ表面処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュ−タ−や通信機器の重要
部分には、多数のトランジスタや抵抗等の基本素子を所
望の電気回路機能が得られるようにむすびつけ、これを
1チップ上に集積形成した大規模集積回路(LSI)が
多用されている。このため、機器全体の性能は、LSI
単体の性能と大きく結びついている。
部分には、多数のトランジスタや抵抗等の基本素子を所
望の電気回路機能が得られるようにむすびつけ、これを
1チップ上に集積形成した大規模集積回路(LSI)が
多用されている。このため、機器全体の性能は、LSI
単体の性能と大きく結びついている。
【0003】LSI単体の性能向上は、集積度を高める
こと、つまり、素子の微細化により実現できるので、パ
ターン寸法の高精度化の要求が高まっており、このた
め、例えば、エッチングの分野では、ウエットエッチン
グに比べて加工精度の高いドライエッチングの重要性が
高まっている。
こと、つまり、素子の微細化により実現できるので、パ
ターン寸法の高精度化の要求が高まっており、このた
め、例えば、エッチングの分野では、ウエットエッチン
グに比べて加工精度の高いドライエッチングの重要性が
高まっている。
【0004】ドライエッチング装置の一つとして、電子
ビームによって反応ガスを励起し、プラズマを発生させ
るタイプのもの(電子ビーム励起プラズマエッチング装
置)がある。この電子ビーム励起プラズマエッチング装
置では、例えば、グロー放電によりプラズマを発生さ
せ、このプラズマ中から電子を引き出し・加速して反応
ガス中に導入し、この電子ビームにより反応ガスを活性
化して高密度のプラズマを発生させ、このプラズマによ
り被処理基体の表面処理を行なっている。この装置で
は、低いイオンエネルギーで高いイオン電流密度が得ら
れ、被処理基体のダメージも少なく、高効率の表面処理
が行なえる。
ビームによって反応ガスを励起し、プラズマを発生させ
るタイプのもの(電子ビーム励起プラズマエッチング装
置)がある。この電子ビーム励起プラズマエッチング装
置では、例えば、グロー放電によりプラズマを発生さ
せ、このプラズマ中から電子を引き出し・加速して反応
ガス中に導入し、この電子ビームにより反応ガスを活性
化して高密度のプラズマを発生させ、このプラズマによ
り被処理基体の表面処理を行なっている。この装置で
は、低いイオンエネルギーで高いイオン電流密度が得ら
れ、被処理基体のダメージも少なく、高効率の表面処理
が行なえる。
【0005】ところで、近年、半導体ウェハが大口径化
される傾向にあり、このため、大面積にわたって均一な
表面処理を行なえる能力を持ったドライエッチング装置
が望まれている。
される傾向にあり、このため、大面積にわたって均一な
表面処理を行なえる能力を持ったドライエッチング装置
が望まれている。
【0006】しかしながら、上述した電子ビーム励起プ
ラズマエッチング装置にあっては、電子と反応ガスとの
衝突等により、電子密度分布が電子ビームの進行方向に
沿って減少するものとなるため、プラズマ密度分布も同
様なものとなり、電子ビーム軸に沿って均一な表面処理
ができなくなり、大口径ウェハの均一表面処理という要
求に答えるのが困難であった。
ラズマエッチング装置にあっては、電子と反応ガスとの
衝突等により、電子密度分布が電子ビームの進行方向に
沿って減少するものとなるため、プラズマ密度分布も同
様なものとなり、電子ビーム軸に沿って均一な表面処理
ができなくなり、大口径ウェハの均一表面処理という要
求に答えるのが困難であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の電
子ビーム励起プラズマエッチング装置では、プラズマ密
度分布が電子ビームの進行方向に沿って減少するものと
なるため、電子ビーム軸に沿って均一な表面処理ができ
なくなり、この結果、大口径のウェハ表面を均一に処理
するのが困難であるという問題があった。
子ビーム励起プラズマエッチング装置では、プラズマ密
度分布が電子ビームの進行方向に沿って減少するものと
なるため、電子ビーム軸に沿って均一な表面処理ができ
なくなり、この結果、大口径のウェハ表面を均一に処理
するのが困難であるという問題があった。
【0008】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、大面積の被処理基体を
均一に表面処理できるプラズマ表面処理装置を提供する
ことにある。
ので、その目的とするところは、大面積の被処理基体を
均一に表面処理できるプラズマ表面処理装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のプラズマ表面処理装置(請求項1)は、
被処理基体が収容され、プラズマ源ガスが導入される表
面処理室と、電子を生成する電子生成手段と、前記電子
を加速し、この加速された電子を前記プラズマ源ガスに
照射して、プラズマを生成するプラズマ生成手段と、前
記プラズマ源ガスに照射される電子の分布を空間的に変
調する電子分布変調手段と、この変調に同期して前記加
速された電子の照射により生成される前記プラズマの分
布を空間的に変調するプラズマ分布変調手段とを備えた
ことを特徴とする。
めに、本発明のプラズマ表面処理装置(請求項1)は、
被処理基体が収容され、プラズマ源ガスが導入される表
面処理室と、電子を生成する電子生成手段と、前記電子
を加速し、この加速された電子を前記プラズマ源ガスに
照射して、プラズマを生成するプラズマ生成手段と、前
記プラズマ源ガスに照射される電子の分布を空間的に変
調する電子分布変調手段と、この変調に同期して前記加
速された電子の照射により生成される前記プラズマの分
布を空間的に変調するプラズマ分布変調手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0010】なお、前記電子分布変調手段は、前記電子
の軌道上に設けられると共に、前記電子の進行方向の電
界が周期的に変化するように交流電圧が印加された1対
の格子状の電極からなるものが好ましい(請求項2)。
の軌道上に設けられると共に、前記電子の進行方向の電
界が周期的に変化するように交流電圧が印加された1対
の格子状の電極からなるものが好ましい(請求項2)。
【0011】また、本発明の他のプラズマ表面処理装置
(請求項3)は、被処理基体が収容され、プラズマ源ガ
スが導入される表面処理室と、電子を生成する電子生成
手段と、前記電子を加速し、この加速された電子を前記
プラズマ源ガスに照射して、プラズマを生成するプラズ
マ生成手段と、前記被処理基体上の前記電子の軌道を磁
気的に変調する電子軌道変調手段とを備えたことを特徴
とする。
(請求項3)は、被処理基体が収容され、プラズマ源ガ
スが導入される表面処理室と、電子を生成する電子生成
手段と、前記電子を加速し、この加速された電子を前記
プラズマ源ガスに照射して、プラズマを生成するプラズ
マ生成手段と、前記被処理基体上の前記電子の軌道を磁
気的に変調する電子軌道変調手段とを備えたことを特徴
とする。
【0012】なお、前記電子軌道変調手段は、前記被処
理基体の表面に対して垂直な方向の磁場を発生する磁場
発生手段と、前記被処理基体の表面に対して平行な方向
に前記電子を運動させて前記被処理基体上に導く電子導
入手段とからなるものが好ましい(請求項4)。
理基体の表面に対して垂直な方向の磁場を発生する磁場
発生手段と、前記被処理基体の表面に対して平行な方向
に前記電子を運動させて前記被処理基体上に導く電子導
入手段とからなるものが好ましい(請求項4)。
【0013】
【作用】本発明のプラズマ表面処理装置(請求項1,
2)によれば、電子分布変調手段により、被処理基体上
のプラズマ源ガスに照射される電子の分布がある時間だ
けに一様且つ高密度になるように制御される。そして、
プラズマ分布変調手段により、前記時間のときだけ前記
被処理基体上に前記電子の照射により生成されるプラズ
マが存在するように制御される。したがって、前記被処
理基体上に一様且つ高密度のプラズマ分布が形成される
ため、被処理基体が大面積の場合でも、一様な表面処理
が行なえる。
2)によれば、電子分布変調手段により、被処理基体上
のプラズマ源ガスに照射される電子の分布がある時間だ
けに一様且つ高密度になるように制御される。そして、
プラズマ分布変調手段により、前記時間のときだけ前記
被処理基体上に前記電子の照射により生成されるプラズ
マが存在するように制御される。したがって、前記被処
理基体上に一様且つ高密度のプラズマ分布が形成される
ため、被処理基体が大面積の場合でも、一様な表面処理
が行なえる。
【0014】また、本発明の他のプラズマ表面処理装置
(請求項3,4)によれば、電子軌道変調手段によっ
て、電子とプラズマ源ガスとの衝突等の相互作用が行な
われる領域を制御できる。すなわち、電子軌道変調手段
により、被処理基体上に一様な分布のプラズマが生成で
きるように電子の軌道を変調できるので、大面積の被処
理基体を用いても前記被処理基体の表面を一様に処理で
きる。
(請求項3,4)によれば、電子軌道変調手段によっ
て、電子とプラズマ源ガスとの衝突等の相互作用が行な
われる領域を制御できる。すなわち、電子軌道変調手段
により、被処理基体上に一様な分布のプラズマが生成で
きるように電子の軌道を変調できるので、大面積の被処
理基体を用いても前記被処理基体の表面を一様に処理で
きる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例に係る電子ビーム励
起プラズマエッチング装置の概略構成を示す模式図であ
る。
る。図1は、本発明の第1の実施例に係る電子ビーム励
起プラズマエッチング装置の概略構成を示す模式図であ
る。
【0016】この電子ビーム励起プラズマエッチング装
置は、大きく分けて、放電を起こし、プラズマを生成す
るための放電領域20と、プラズマ中の電子を引き出し
て加速するための加速領域21と、反応性ガスに電子を
照射してプラズマを生成するための反応領域22との3
つの領域に区分されている。
置は、大きく分けて、放電を起こし、プラズマを生成す
るための放電領域20と、プラズマ中の電子を引き出し
て加速するための加速領域21と、反応性ガスに電子を
照射してプラズマを生成するための反応領域22との3
つの領域に区分されている。
【0017】図中、1は密閉容器を示しており、この密
閉容器1はステンレス等の材料からなり円筒状に形成さ
れている。密閉容器1内の一方の端部には、その中央部
分にプラズマ生成用ガス、例えば、Arガス等の放電用
ガスを導入するための放電用ガス導入孔2aを備えた円
筒状のカソード電極2が突出して設けられている。この
カソード電極2は抵抗体Rdを介して放電用電源Vdの
負極側に接続されている。
閉容器1はステンレス等の材料からなり円筒状に形成さ
れている。密閉容器1内の一方の端部には、その中央部
分にプラズマ生成用ガス、例えば、Arガス等の放電用
ガスを導入するための放電用ガス導入孔2aを備えた円
筒状のカソード電極2が突出して設けられている。この
カソード電極2は抵抗体Rdを介して放電用電源Vdの
負極側に接続されている。
【0018】また、密閉容器1内のカソード電極2との
反対側の領域、つまり、反応領域22には、半導体ウェ
ハ3を載置・保持するためのウェハホルダ4が配置され
ており、このウェハホルダ4は高周波電源Vbに接続さ
れている。
反対側の領域、つまり、反応領域22には、半導体ウェ
ハ3を載置・保持するためのウェハホルダ4が配置され
ており、このウェハホルダ4は高周波電源Vbに接続さ
れている。
【0019】上記ウェハホルダ4とカソード電極2との
間の領域には、カソード電極2側から順に、それぞれ中
央部に貫通孔を有する第1の中間電極5,第2の中間電
極6,アノード電極7及び電子ビーム加速用電極8が同
軸的に設けられている。上記第1の中間電極5,第2の
中間電極6は、グロー放電を低電圧で発生させるための
ものである。また、電子ビーム加速用電極8とウェハホ
ルダ4との間の領域には高周波電源Vmに接続された格
子状(メッシュ状)の電子分布密度変調用電極9が設け
られている。
間の領域には、カソード電極2側から順に、それぞれ中
央部に貫通孔を有する第1の中間電極5,第2の中間電
極6,アノード電極7及び電子ビーム加速用電極8が同
軸的に設けられている。上記第1の中間電極5,第2の
中間電極6は、グロー放電を低電圧で発生させるための
ものである。また、電子ビーム加速用電極8とウェハホ
ルダ4との間の領域には高周波電源Vmに接続された格
子状(メッシュ状)の電子分布密度変調用電極9が設け
られている。
【0020】上記カソード電極2,アノード電極7,電
子ビーム加速用電極8及びウェハホルダ4の後方の壁部
18によって、放電領域20,加速領域21,反応領域
22の3つの領域に区分されている。
子ビーム加速用電極8及びウェハホルダ4の後方の壁部
18によって、放電領域20,加速領域21,反応領域
22の3つの領域に区分されている。
【0021】すなわち、カソード電極2とアノード電極
7との間の領域が放電領域20、アノード電極7と電子
ビーム加速用電極8との間の領域が加速領域21、電子
ビーム加速用電極8とウェハホルダ4の後方の壁部18
との間の領域が反応領域22となっている。
7との間の領域が放電領域20、アノード電極7と電子
ビーム加速用電極8との間の領域が加速領域21、電子
ビーム加速用電極8とウェハホルダ4の後方の壁部18
との間の領域が反応領域22となっている。
【0022】また、第1の中間電極5,第2の中間電極
6、アノード電極7、電子ビーム加速用電極8の外側縁
部で密閉容器1の外部には、中間電極5側から順に環状
の第1のコイル10〜第4の13が設けられている。
6、アノード電極7、電子ビーム加速用電極8の外側縁
部で密閉容器1の外部には、中間電極5側から順に環状
の第1のコイル10〜第4の13が設けられている。
【0023】第2の中間電極6とアノード電極7との間
には排気孔14が設けられ、アノード電極7と電子ビー
ム加速用電極8との間には排気孔15が設けられ、そし
て、電子ビーム加速用電極8とウェハホルダ4との間に
は排気孔16及びエッチングガス導入孔17が設けられ
ている。これら排気孔14,15,16及びエッチング
ガス導入孔17により差動排気が行なわれ、それぞれの
間の圧力が調整可能となっている。上記の如きに構成さ
れた電子ビーム励起プラズマエッチング装置では次のよ
うにして被処理基体のエッチングを行なう。
には排気孔14が設けられ、アノード電極7と電子ビー
ム加速用電極8との間には排気孔15が設けられ、そし
て、電子ビーム加速用電極8とウェハホルダ4との間に
は排気孔16及びエッチングガス導入孔17が設けられ
ている。これら排気孔14,15,16及びエッチング
ガス導入孔17により差動排気が行なわれ、それぞれの
間の圧力が調整可能となっている。上記の如きに構成さ
れた電子ビーム励起プラズマエッチング装置では次のよ
うにして被処理基体のエッチングを行なう。
【0024】まず、放電用ガス導入孔2aから、例え
ば、Arガス等の放電用ガスを密閉容器1内に導入する
と共に、カソード電極2と第1の中間電極5との間の領
域の圧力が、例えば、1.0Torr程度になるように
制御する。
ば、Arガス等の放電用ガスを密閉容器1内に導入する
と共に、カソード電極2と第1の中間電極5との間の領
域の圧力が、例えば、1.0Torr程度になるように
制御する。
【0025】この状態で放電用電源Vdによりカソード
電極2とアノード電極7との間に所定レベルの電圧を印
加すると、最初、カソード電極2と第1の中間電極5と
の間でグロー放電が生じ、この後、グロー放電が第2の
中間電極6,アノード電極7でも生じ、結果として、放
電領域20の全体でグロー放電が発生し、カソード電極
2を収容する部分にプラズマが生成される。
電極2とアノード電極7との間に所定レベルの電圧を印
加すると、最初、カソード電極2と第1の中間電極5と
の間でグロー放電が生じ、この後、グロー放電が第2の
中間電極6,アノード電極7でも生じ、結果として、放
電領域20の全体でグロー放電が発生し、カソード電極
2を収容する部分にプラズマが生成される。
【0026】このとき、加速領域21の圧力は、例え
ば、10-4Torrに維持され、電子ビーム加速用電極
8には可変電源Vc によって正の電位が印加されてお
り、この電子ビーム加速用電極8により放電領域20で
発生したプラズマ中から電子が引き出されて反応領域2
2に導入される。ここで、プラズマ中から引き出される
電子の多くは電子分布密度変調用電極9により減速又は
増速される。
ば、10-4Torrに維持され、電子ビーム加速用電極
8には可変電源Vc によって正の電位が印加されてお
り、この電子ビーム加速用電極8により放電領域20で
発生したプラズマ中から電子が引き出されて反応領域2
2に導入される。ここで、プラズマ中から引き出される
電子の多くは電子分布密度変調用電極9により減速又は
増速される。
【0027】このとき、エッチングガス導入孔17か
ら、例えば、Cl2 等のエッチングガスを反応領域22
内に導入すると共に、排気孔16からガスを排気して反
応領域22内の圧力を10-4〜10-3Torr程度に保
持する。
ら、例えば、Cl2 等のエッチングガスを反応領域22
内に導入すると共に、排気孔16からガスを排気して反
応領域22内の圧力を10-4〜10-3Torr程度に保
持する。
【0028】また、高周波電源Vbによってウェハホル
ダ4に高周波バイアスを印加することができるようにな
っている。この状態で、電子ビームが反応領域22内の
エッチングガスに照射されてエッチングガスが活性化さ
れ、高密度のプラズマが生成される。
ダ4に高周波バイアスを印加することができるようにな
っている。この状態で、電子ビームが反応領域22内の
エッチングガスに照射されてエッチングガスが活性化さ
れ、高密度のプラズマが生成される。
【0029】ここで、上述したように、電子分布密度変
調用電極9により、ある電子は減速され、また、ある電
子は増速されるため、電子分布密度変調用電極9の通過
前には一様だった電子の分布密度が、電子分布密度変調
用電極9の通過後には、電子ビームの進行方向に沿って
密度の濃淡が生じる。この様子を図2を用いてより詳し
く説明する。
調用電極9により、ある電子は減速され、また、ある電
子は増速されるため、電子分布密度変調用電極9の通過
前には一様だった電子の分布密度が、電子分布密度変調
用電極9の通過後には、電子ビームの進行方向に沿って
密度の濃淡が生じる。この様子を図2を用いてより詳し
く説明する。
【0030】図2に示すように、時間t0 における電子
分布密度変調用電極9の印加電圧(周期T)はゼロなの
で、時間t0 に電子分布密度変調用電極9を通過する電
子は、なんら加速されずに反応領域22に導入される。
分布密度変調用電極9の印加電圧(周期T)はゼロなの
で、時間t0 に電子分布密度変調用電極9を通過する電
子は、なんら加速されずに反応領域22に導入される。
【0031】そして、時間t0 が過ぎた後で且つ時間T
/2以下の期間に電子分布密度変調用電極9を通過する
電子は速度が大きくなる方向に加速される。このとき、
上記期間では、後から電子分布密度変調用電極9を通過
する電子ほど大きく加速されるので、後から来た電子が
前に来た電子を追い越す場合がある。
/2以下の期間に電子分布密度変調用電極9を通過する
電子は速度が大きくなる方向に加速される。このとき、
上記期間では、後から電子分布密度変調用電極9を通過
する電子ほど大きく加速されるので、後から来た電子が
前に来た電子を追い越す場合がある。
【0032】また、時間T/2が過ぎた後で且つ時間T
未満の期間に電子分布密度変調用電極9を通過する電子
は速度が小さくなる方向に加速される。このとき、上記
期間では、後から電子分布密度変調用電極9を通過する
電子ほど大きく減速されるので、後から来た電子は前に
来た電子を追い越すことができない。
未満の期間に電子分布密度変調用電極9を通過する電子
は速度が小さくなる方向に加速される。このとき、上記
期間では、後から電子分布密度変調用電極9を通過する
電子ほど大きく減速されるので、後から来た電子は前に
来た電子を追い越すことができない。
【0033】この結果、電子密度分布が進行方向に変化
し、図2に示すように、時間t1 のときに電子分布密度
変調用電極9からx1 離れた距離で電子密度が非常に高
くなる。このときの電子ビーム軸上の電子密度は図3の
曲線aのようになる。なお、横軸は電子密度変調用電極
9からの距離である。
し、図2に示すように、時間t1 のときに電子分布密度
変調用電極9からx1 離れた距離で電子密度が非常に高
くなる。このときの電子ビーム軸上の電子密度は図3の
曲線aのようになる。なお、横軸は電子密度変調用電極
9からの距離である。
【0034】従来装置の場合、反応領域の電子密度分布
は、電子とエッチングガスとの衝突や発散磁場の影響に
より、図3の直線bに示すように、電子ビームの進行方
向に単調減少するが、本実施例のように、電子に密度変
調をかけることで電子密度分布を操作することができ
る。このため、電子ビーム軸方向の半導体ウェハ3の両
端部の位置をそれぞれx0 ,x2 とすると、図3の曲線
aに示すように、半導体ウェハ3上では従来に比べて電
子が一様且つ高密度に存在することになる。
は、電子とエッチングガスとの衝突や発散磁場の影響に
より、図3の直線bに示すように、電子ビームの進行方
向に単調減少するが、本実施例のように、電子に密度変
調をかけることで電子密度分布を操作することができ
る。このため、電子ビーム軸方向の半導体ウェハ3の両
端部の位置をそれぞれx0 ,x2 とすると、図3の曲線
aに示すように、半導体ウェハ3上では従来に比べて電
子が一様且つ高密度に存在することになる。
【0035】この改善された電子密度分布は、所定の周
期で得られることになるが、この周期に同期してウェハ
ホルダ4に高周波バイアスを高周波電源Vbによって印
加してプラズマを変調すれば、電子密度分布の高密度化
及び均一化に追随してプラズマ密度分布も一様且つ高密
度になる。このため、プラズマ密度分布が一様且つ高密
度なときだけエッチングを行なえるので、エッチングレ
ートの均一性を改善できる。したがって、大口径のウェ
ハの場合でもウェハ表面を均一にエッチングできるよう
になる。
期で得られることになるが、この周期に同期してウェハ
ホルダ4に高周波バイアスを高周波電源Vbによって印
加してプラズマを変調すれば、電子密度分布の高密度化
及び均一化に追随してプラズマ密度分布も一様且つ高密
度になる。このため、プラズマ密度分布が一様且つ高密
度なときだけエッチングを行なえるので、エッチングレ
ートの均一性を改善できる。したがって、大口径のウェ
ハの場合でもウェハ表面を均一にエッチングできるよう
になる。
【0036】かくして本実施例によれば、電子密度変調
用電極9によって反応領域22に導入される電子の速度
を制御することにより、半導体ウェハ3上に一様且つ高
密度の電子密度分布を周期的に形成でき、そして、この
ときだけウェハホルダ4に高周波電圧を高周波電源Vb
によって印加することにより、半導体ウェハ3上に高密
度且つ一様なプラズマ分布密度を形成でき、もって、大
口径のウェハの場合でもウェハ表面を均一にエッチング
できるようになる。
用電極9によって反応領域22に導入される電子の速度
を制御することにより、半導体ウェハ3上に一様且つ高
密度の電子密度分布を周期的に形成でき、そして、この
ときだけウェハホルダ4に高周波電圧を高周波電源Vb
によって印加することにより、半導体ウェハ3上に高密
度且つ一様なプラズマ分布密度を形成でき、もって、大
口径のウェハの場合でもウェハ表面を均一にエッチング
できるようになる。
【0037】なお、本実施例では、ウェハホルダ4に高
周波バイアスを印加することでプラズマに変調をかけた
が、例えば、反応ガスを断続的に反応領域22内に供給
するようにしても良い。
周波バイアスを印加することでプラズマに変調をかけた
が、例えば、反応ガスを断続的に反応領域22内に供給
するようにしても良い。
【0038】また、パルス状の紫外光を電子ビームの密
度変調と同期させてプラズマ又は半導体ウェハ3に照射
しても良い。具体的には、例えば、Cl2 ガスを用いた
SiやGaAs等の半導体のエッチングの場合には、紫
外光照射時に半導体表面に光励起キャリアが生成される
ため、Clラジカルとの間で電荷移動が起こり、エッチ
ングが促進される。このため、電子ビームの密度変調に
より電子ビーム軸上で電子密度分布が均一になる周期と
同期させて紫外光を半導体表面に照射することで、エッ
チングレートの均一性を改善することができる。その
他、プラズマ又は半導体ウェハに刺激を与えることで処
理効率が増大する手段をパルスにして用いても良い。
度変調と同期させてプラズマ又は半導体ウェハ3に照射
しても良い。具体的には、例えば、Cl2 ガスを用いた
SiやGaAs等の半導体のエッチングの場合には、紫
外光照射時に半導体表面に光励起キャリアが生成される
ため、Clラジカルとの間で電荷移動が起こり、エッチ
ングが促進される。このため、電子ビームの密度変調に
より電子ビーム軸上で電子密度分布が均一になる周期と
同期させて紫外光を半導体表面に照射することで、エッ
チングレートの均一性を改善することができる。その
他、プラズマ又は半導体ウェハに刺激を与えることで処
理効率が増大する手段をパルスにして用いても良い。
【0039】図4は、本発明の第2の実施例に係る電子
ビーム励起プラズマエッチング装置の概略構成を示す模
式図である。また、図5は、図4の電子ビーム励起プラ
ズエッチング装置の上方から見た模式図である。
ビーム励起プラズマエッチング装置の概略構成を示す模
式図である。また、図5は、図4の電子ビーム励起プラ
ズエッチング装置の上方から見た模式図である。
【0040】この電子ビーム励起プラズマエッチング装
置は、大きく分けて、放電用ガスをプラズマ化するプラ
ズマ生成部70と、このプラズマ生成部70により生成
されたプラズマ中から電子を引き出すと共に、この引き
出された電子を加速する電子加速部71と、この電子加
速部71により加速された電子の照射により反応ガスを
プラズマ化し、被処理基体の表面をプラズマ処理するた
めのプラズマ処理部72とで構成されている。
置は、大きく分けて、放電用ガスをプラズマ化するプラ
ズマ生成部70と、このプラズマ生成部70により生成
されたプラズマ中から電子を引き出すと共に、この引き
出された電子を加速する電子加速部71と、この電子加
速部71により加速された電子の照射により反応ガスを
プラズマ化し、被処理基体の表面をプラズマ処理するた
めのプラズマ処理部72とで構成されている。
【0041】プラズマ生成部70は、例えば、ステンレ
ス鋼等の材料を用いて円筒状に形成された密閉容器31
と、この密閉容器31の一方の端部に形成されたAr等
のプラズマ生成用の放電ガスを噴出する導入孔32aを
有するカソード電極32と、密閉容器31の中間部に配
置されたアノード電極37と、このアノード電極37と
カソード電極32との間に配置された第1の中間電極3
5,第2の中間電極36とで構成されている。
ス鋼等の材料を用いて円筒状に形成された密閉容器31
と、この密閉容器31の一方の端部に形成されたAr等
のプラズマ生成用の放電ガスを噴出する導入孔32aを
有するカソード電極32と、密閉容器31の中間部に配
置されたアノード電極37と、このアノード電極37と
カソード電極32との間に配置された第1の中間電極3
5,第2の中間電極36とで構成されている。
【0042】第2の中間電極36とアノード電極37と
の間には中間室47が形成されており、この中間室47
の下部に設けられた排気孔48の開閉弁48aを介して
真空ポンプ(図示せず)が中間室47に接続され、この
真空ポンプにより中間室47内が所定の真空度に維持さ
れている。
の間には中間室47が形成されており、この中間室47
の下部に設けられた排気孔48の開閉弁48aを介して
真空ポンプ(図示せず)が中間室47に接続され、この
真空ポンプにより中間室47内が所定の真空度に維持さ
れている。
【0043】本実施例の電子ビーム励起プラズマエッチ
ング装置では、カソード電極32とアノード電極37と
の間が放電領域40となっており、また、第1及び第2
の中間電極35,36とアノード電極37の外側で密閉
容器31の外側にはそれぞれ磁場形成のための環状に形
成されたコイル43〜45が配置されている。
ング装置では、カソード電極32とアノード電極37と
の間が放電領域40となっており、また、第1及び第2
の中間電極35,36とアノード電極37の外側で密閉
容器31の外側にはそれぞれ磁場形成のための環状に形
成されたコイル43〜45が配置されている。
【0044】電子加速部71は、プラズマ中から引き出
された電子が加速される加速空間38と、放電領域40
のプラズマ中から電子を引き出すと共に、引き出された
電子を加速空間38内で加速してプラズマ処理部72の
処理室33内へ導入する電子ビーム加速電極(以下に加
速電極という)52aと、この加速電極52aの外側に
配設された磁場形成のための環状コイル52bとで構成
されている。
された電子が加速される加速空間38と、放電領域40
のプラズマ中から電子を引き出すと共に、引き出された
電子を加速空間38内で加速してプラズマ処理部72の
処理室33内へ導入する電子ビーム加速電極(以下に加
速電極という)52aと、この加速電極52aの外側に
配設された磁場形成のための環状コイル52bとで構成
されている。
【0045】環状コイル52bの内径は約50mmであ
り、また、加速空間38の下部に設けられた排気孔49
に開閉弁49aを介して真空ポンプ(不図示)が接続さ
れて加速空間38内が所定の真空圧に維持されるように
なっている。なお、本実施例では、アノード電極37と
加速電極52aとの間の領域が電子加速領域41となっ
ている。
り、また、加速空間38の下部に設けられた排気孔49
に開閉弁49aを介して真空ポンプ(不図示)が接続さ
れて加速空間38内が所定の真空圧に維持されるように
なっている。なお、本実施例では、アノード電極37と
加速電極52aとの間の領域が電子加速領域41となっ
ている。
【0046】プラズマ処理部72は、加速電極52aと
環状コイル52bとによって加速された電子と、例え
ば、ClガスやArガス等の反応ガスとを導入して反応
ガスを活性化する処理室33と、この処理室33内に配
置された半導体ウエハ34を水平に載置・保持するサセ
プタ54と、このサセプタ54を他の部分と絶縁するた
めの絶縁物46と、磁界の向きが半導体ウエハ34と略
垂直の磁界65を形成する磁界生成用コイル55a,5
5bとで構成されている。本実施例では磁界生成用コイ
ル55a下部の領域がプラズマ処理領域42となる。
環状コイル52bとによって加速された電子と、例え
ば、ClガスやArガス等の反応ガスとを導入して反応
ガスを活性化する処理室33と、この処理室33内に配
置された半導体ウエハ34を水平に載置・保持するサセ
プタ54と、このサセプタ54を他の部分と絶縁するた
めの絶縁物46と、磁界の向きが半導体ウエハ34と略
垂直の磁界65を形成する磁界生成用コイル55a,5
5bとで構成されている。本実施例では磁界生成用コイ
ル55a下部の領域がプラズマ処理領域42となる。
【0047】サセプタ54は、整合器61を介して、励
起されたプラズマ中の反応種(反応ガス、イオン及び電
子)を半導体ウエハ34側に引き込むための高周波電源
60が接続されている。この高周波電源60のバイアス
電圧は数MHz〜十数MHz(具体的には2.3〜1
3.56[MHz])である。
起されたプラズマ中の反応種(反応ガス、イオン及び電
子)を半導体ウエハ34側に引き込むための高周波電源
60が接続されている。この高周波電源60のバイアス
電圧は数MHz〜十数MHz(具体的には2.3〜1
3.56[MHz])である。
【0048】また、ステンレス鋼等からなるサセプタ5
4の本体の上面側周辺には半導体ウエハ34を固定保持
するためのクランプリングが装着され、また、サセプタ
54の本体に設けられた冷媒流路にはエチレングリコー
ルと水とを混合した冷媒を供給及び排出するための供給
管57a及び排出管57bが接続され、更に、半導体ウ
エハ34の載置面側に設けられたバックサイドガス溜り
(図示せず)にはHeガス或いはN2 ガスの供給・排出
管58が接続されている。次に上記の如きに構成された
電子ビーム励起プラズマエッチング装置による半導体ウ
ェハのエッチングについて説明する。
4の本体の上面側周辺には半導体ウエハ34を固定保持
するためのクランプリングが装着され、また、サセプタ
54の本体に設けられた冷媒流路にはエチレングリコー
ルと水とを混合した冷媒を供給及び排出するための供給
管57a及び排出管57bが接続され、更に、半導体ウ
エハ34の載置面側に設けられたバックサイドガス溜り
(図示せず)にはHeガス或いはN2 ガスの供給・排出
管58が接続されている。次に上記の如きに構成された
電子ビーム励起プラズマエッチング装置による半導体ウ
ェハのエッチングについて説明する。
【0049】まず、放電用ガス導入孔32aから放電用
ガスを導入すると共に、カソード電極32と第1の中間
電極35との間の領域の圧力が例えば1.0Torr程
度となるよう排気を行なう。この状態で、カソード電極
32と、第1及び第2の中間電極35,36、アノード
電極37との間に所定レベルの放電電圧を放電用電圧源
V1 により印加してグロー放電を発生させ、放電領域4
0内にプラズマを形成する。
ガスを導入すると共に、カソード電極32と第1の中間
電極35との間の領域の圧力が例えば1.0Torr程
度となるよう排気を行なう。この状態で、カソード電極
32と、第1及び第2の中間電極35,36、アノード
電極37との間に所定レベルの放電電圧を放電用電圧源
V1 により印加してグロー放電を発生させ、放電領域4
0内にプラズマを形成する。
【0050】第1及び第2の中間電極35,36は、グ
ロー放電を低電圧で起り易くするためのもので、最初に
カソード電極32と第1の中間電極35との間でグロー
放電が生じ、その後、グロー放電が第2の中間電極3
6、アノード電極37と移行していく。そして、カソー
ド電極32とアノード電極37との間で安定したグロー
放電が形成された後、スイッチS1 ,S2 をOFFにす
る。
ロー放電を低電圧で起り易くするためのもので、最初に
カソード電極32と第1の中間電極35との間でグロー
放電が生じ、その後、グロー放電が第2の中間電極3
6、アノード電極37と移行していく。そして、カソー
ド電極32とアノード電極37との間で安定したグロー
放電が形成された後、スイッチS1 ,S2 をOFFにす
る。
【0051】上記のようにして生成されたプラズマ中の
電子は、加速用電圧源V2 によって所定レベルの電圧が
印加された加速電極52aによって加速空間38内に引
き出され、この引き出された電子は環状コイル52bに
より形成される磁力線によって、半導体ウェハ34上に
導かれると共に、ガス導入孔63を介して処理室33内
に供給される反応ガスCl或いはArを励起する。この
結果、サセプタ54及び半導体ウエハ34の上方近傍位
置に分布密度が均一な円板状のプラズマが形成される。
プラズマが円板状になる理由は後述する。そして、サセ
プタ54に印加される高周波電圧によってプラズマ領域
中から反応ガスやイオン等の反応種が半導体ウェハ34
に供給される。
電子は、加速用電圧源V2 によって所定レベルの電圧が
印加された加速電極52aによって加速空間38内に引
き出され、この引き出された電子は環状コイル52bに
より形成される磁力線によって、半導体ウェハ34上に
導かれると共に、ガス導入孔63を介して処理室33内
に供給される反応ガスCl或いはArを励起する。この
結果、サセプタ54及び半導体ウエハ34の上方近傍位
置に分布密度が均一な円板状のプラズマが形成される。
プラズマが円板状になる理由は後述する。そして、サセ
プタ54に印加される高周波電圧によってプラズマ領域
中から反応ガスやイオン等の反応種が半導体ウェハ34
に供給される。
【0052】このようにして生成されたイオンは半導体
ウエハ34の表面付近のプラズマシース中で加速される
ため、イオン衝撃による反応促進作用により半導体ウエ
ハ34の表面層が方向性良くエッチングされる。しか
も、半導体ウエハ34の表面上には分布密度が均一な円
板状のプラズマが形成されるので、半導体ウエハ34の
口径が大きくても均一なエッチングを行なうことができ
る。また、プラズマの不均一性がないので、ゲート電極
となる導電膜のエッチングのように、薄いゲート絶縁膜
が下地に存在しても、帯電に起因する絶縁膜破壊は生じ
ない。次に円板状のプラズマが形成される理由について
説明する。
ウエハ34の表面付近のプラズマシース中で加速される
ため、イオン衝撃による反応促進作用により半導体ウエ
ハ34の表面層が方向性良くエッチングされる。しか
も、半導体ウエハ34の表面上には分布密度が均一な円
板状のプラズマが形成されるので、半導体ウエハ34の
口径が大きくても均一なエッチングを行なうことができ
る。また、プラズマの不均一性がないので、ゲート電極
となる導電膜のエッチングのように、薄いゲート絶縁膜
が下地に存在しても、帯電に起因する絶縁膜破壊は生じ
ない。次に円板状のプラズマが形成される理由について
説明する。
【0053】上記の如く構成された電子ビーム励起プラ
ズマエッチング装置によれば、電子ビーム加速領域41
から処理室33に導入される電子ビームは、磁界65に
より半導体ウェハ34の中心方向に向くローレンツ力5
6を受けるため、図5に示すように、電子ビーム軌道6
7は半導体ウェハ34上で円軌道となる。この円の半径
はラーモア半径(RL )と呼ばれ、 RL =mv/eB で表される。ここで、mは電子の質量、vは電子の速
度、eは電子の電荷量、Bは磁界強度を示している。
ズマエッチング装置によれば、電子ビーム加速領域41
から処理室33に導入される電子ビームは、磁界65に
より半導体ウェハ34の中心方向に向くローレンツ力5
6を受けるため、図5に示すように、電子ビーム軌道6
7は半導体ウェハ34上で円軌道となる。この円の半径
はラーモア半径(RL )と呼ばれ、 RL =mv/eB で表される。ここで、mは電子の質量、vは電子の速
度、eは電子の電荷量、Bは磁界強度を示している。
【0054】ラーモア半径の具体的な大きさは、例え
ば、電子の加速エネルギーを1keVとし、磁界を15
ガウスとすると、約10cmとなる。なお、図5におい
て、64はバッフル板と呼ばれ、直径数mmの穴(不図
示)を全体に多数あけたドーナツ状の板であり、プラズ
マが排気口50側へ伸びていくことを防止している。ま
た、図中、68はコイル52bにより形成された発散磁
界である。
ば、電子の加速エネルギーを1keVとし、磁界を15
ガウスとすると、約10cmとなる。なお、図5におい
て、64はバッフル板と呼ばれ、直径数mmの穴(不図
示)を全体に多数あけたドーナツ状の板であり、プラズ
マが排気口50側へ伸びていくことを防止している。ま
た、図中、68はコイル52bにより形成された発散磁
界である。
【0055】なお、実際の電子ビーム軌道は波線67で
示す電子ビーム軌道のように1次元的な軌道ではなく、
52aのオリフィスの大きさ程度(直径1cm程度)の
広がりを持つ2次元的なもので、この2次元的な電子ビ
ーム軌道は、更に、発散磁界68により広げられ、そし
て、加速エネルギーにも分布が生じるため、破線67に
示す電子ビーム軌道を中心にかなり広がって分布するこ
とになる。
示す電子ビーム軌道のように1次元的な軌道ではなく、
52aのオリフィスの大きさ程度(直径1cm程度)の
広がりを持つ2次元的なもので、この2次元的な電子ビ
ーム軌道は、更に、発散磁界68により広げられ、そし
て、加速エネルギーにも分布が生じるため、破線67に
示す電子ビーム軌道を中心にかなり広がって分布するこ
とになる。
【0056】したがって、本実施例によれば、実際のプ
ラズマは、半導体ウエハ34の上方で円板状になり、均
一なプラズマ分布密度が生成され、半導体ウエハ34の
口径が大きくても均一なエッチングを行なうことができ
る。次の本発明の第3の実施例に係る電子ビーム励起プ
ラズマエッチング装置について説明する。本実施例の電
子ビーム励起プラズマエッチング装置が第2の実施例の
それと異なる点は、磁界強度が半導体ウェハの動径方向
に変化していることにある。
ラズマは、半導体ウエハ34の上方で円板状になり、均
一なプラズマ分布密度が生成され、半導体ウエハ34の
口径が大きくても均一なエッチングを行なうことができ
る。次の本発明の第3の実施例に係る電子ビーム励起プ
ラズマエッチング装置について説明する。本実施例の電
子ビーム励起プラズマエッチング装置が第2の実施例の
それと異なる点は、磁界強度が半導体ウェハの動径方向
に変化していることにある。
【0057】すなわち、例えば、電子の加速エネルギー
を1keVとし、図6に示すように、半導体ウエハの中
央付近で磁界が一番強く、半導体ウエハの周辺に向かう
ほど磁界が弱くなるような磁界勾配を形成する。この結
果、図7に示すように、処理室に導入される電子ビーム
軌道67aは、半導体ウエハ34上でラーモア半径が徐
々に小さくなるため、螺旋のものとなる。
を1keVとし、図6に示すように、半導体ウエハの中
央付近で磁界が一番強く、半導体ウエハの周辺に向かう
ほど磁界が弱くなるような磁界勾配を形成する。この結
果、図7に示すように、処理室に導入される電子ビーム
軌道67aは、半導体ウエハ34上でラーモア半径が徐
々に小さくなるため、螺旋のものとなる。
【0058】実際の電子ビーム軌道は、前述のように、
電子ビームの幅やエネルギー幅により広がるので、本実
施例によれば、極めて均一なプラズマ分布を形成するこ
とができる。次に本発明の第4の実施例に係る電子ビー
ム励起プラズマエッチング装置について説明する。本実
施例の電子ビーム励起プラズマエッチング装置が第2の
実施例のそれと異なる点は、複数の電子ビームを使用し
ていることにある。
電子ビームの幅やエネルギー幅により広がるので、本実
施例によれば、極めて均一なプラズマ分布を形成するこ
とができる。次に本発明の第4の実施例に係る電子ビー
ム励起プラズマエッチング装置について説明する。本実
施例の電子ビーム励起プラズマエッチング装置が第2の
実施例のそれと異なる点は、複数の電子ビームを使用し
ていることにある。
【0059】即ち、例えば、図8に示すように、半導体
ウェハ34の近傍の磁界を30ガウスに設定すると共
に、一方向から平均エネルギー2keVの第1の電子ビ
ーム671 を処理室に導入し、他方向から平均エネルギ
ー3.6keVの第2の電子ビーム772 を処理室に導
入する。
ウェハ34の近傍の磁界を30ガウスに設定すると共
に、一方向から平均エネルギー2keVの第1の電子ビ
ーム671 を処理室に導入し、他方向から平均エネルギ
ー3.6keVの第2の電子ビーム772 を処理室に導
入する。
【0060】平均エネルギーが大きいほどローレンツ力
は大きくなるので、第2の電子ビーム軌道672 のラー
モア半径(5cm)の方が第1の電子ビーム軌道671
のそれ(10cm)より小さくなる。このため、第1の
電子ビーム軌道671 は半導体ウェハ34の外側の円軌
道となり、一方、第2の電子ビーム軌道672 のは半導
体ウェハ34の内側の円軌道となる。
は大きくなるので、第2の電子ビーム軌道672 のラー
モア半径(5cm)の方が第1の電子ビーム軌道671
のそれ(10cm)より小さくなる。このため、第1の
電子ビーム軌道671 は半導体ウェハ34の外側の円軌
道となり、一方、第2の電子ビーム軌道672 のは半導
体ウェハ34の内側の円軌道となる。
【0061】本実施例でも、実際の各電子ビーム軌道
は、先の実施例と同様に、電子ビームの幅や、エネルギ
ー幅により広がるので、均一なプラズマ分布が得られ
る。ここでは、2本の電子ビームの場合を例にして説明
したが、3本以上の電子ビームを用いても同様な効果が
得られる。
は、先の実施例と同様に、電子ビームの幅や、エネルギ
ー幅により広がるので、均一なプラズマ分布が得られ
る。ここでは、2本の電子ビームの場合を例にして説明
したが、3本以上の電子ビームを用いても同様な効果が
得られる。
【0062】なお、上記第2〜第4の実施例では、磁界
強度、電子ビームのエネルギーは時間的に一定であった
が、これらを変化させても良い。例えば、磁界強度を周
期的に例えば数kHzのオーダーで振動させることによ
り、ラーモア半径を10cmから数cmの範囲で連続的
に変化させれば、上記実施例と同様に、半導体ウェハの
表面を均一性良くエッチングできる。
強度、電子ビームのエネルギーは時間的に一定であった
が、これらを変化させても良い。例えば、磁界強度を周
期的に例えば数kHzのオーダーで振動させることによ
り、ラーモア半径を10cmから数cmの範囲で連続的
に変化させれば、上記実施例と同様に、半導体ウェハの
表面を均一性良くエッチングできる。
【0063】また、電子ビームのエネルギーについても
電子加速部71で数kHzのオーダーの周期で例えば1
keVから数keVのエネルギーの範囲で連続的に変化
させ、電子ビーム軌道が1周期の間に半導体ウエハの全
面に覆うようにしても、先の実施例と同様に均一性良く
半導体ウェハの表面をエッチングできる。
電子加速部71で数kHzのオーダーの周期で例えば1
keVから数keVのエネルギーの範囲で連続的に変化
させ、電子ビーム軌道が1周期の間に半導体ウエハの全
面に覆うようにしても、先の実施例と同様に均一性良く
半導体ウェハの表面をエッチングできる。
【0064】更にまた、電子の軌道は必ずしも円に限定
されるものではなく、要は、電子と反応性ガスとの衝突
等の相互作用が行なわれる領域が実効的に被処理基体の
全面となり、被処理基体上で一様なプラズマ分布が形成
されるような軌道にすれば良い。なお、本発明は上述し
た実施例に限定されるものではない。
されるものではなく、要は、電子と反応性ガスとの衝突
等の相互作用が行なわれる領域が実効的に被処理基体の
全面となり、被処理基体上で一様なプラズマ分布が形成
されるような軌道にすれば良い。なお、本発明は上述し
た実施例に限定されるものではない。
【0065】例えば、上記実施例では被処理基体に対し
て平行に電子ビームを導入しているが、被処理基体に対
して垂直に導入を行っても良い。この場合、電子ビーム
の軌道面を被処理基体表面に対する垂直軸のまわりに回
転させることが好ましい。
て平行に電子ビームを導入しているが、被処理基体に対
して垂直に導入を行っても良い。この場合、電子ビーム
の軌道面を被処理基体表面に対する垂直軸のまわりに回
転させることが好ましい。
【0066】このためには、電子ビーム導入方向を中心
軸として、この軸の向きと磁界の向きとが好ましくは垂
直となるように維持しつつ、上記中心軸のまわりに上記
磁界の向きを回転させるようにすれば良い。
軸として、この軸の向きと磁界の向きとが好ましくは垂
直となるように維持しつつ、上記中心軸のまわりに上記
磁界の向きを回転させるようにすれば良い。
【0067】具体的には、図4に示される実施例の装置
における磁界生成用コイル55a,55bを電子ビーム
導入方向を中心軸として回転させれば良い。この場合、
コイルの代わりに、精度の良い一方向磁界を形成するこ
とのできる永久磁石を用いてこれを回転しても良い。
における磁界生成用コイル55a,55bを電子ビーム
導入方向を中心軸として回転させれば良い。この場合、
コイルの代わりに、精度の良い一方向磁界を形成するこ
とのできる永久磁石を用いてこれを回転しても良い。
【0068】また、上記第1〜第4の実施例では、プラ
ズマ表面処理装置が電子ビーム励起プラズマエッチング
装置の場合について説明したが、本発明は、他のプラズ
マ表面処理装置、例えば、プラズマを用いたCVD装置
やスパッタ装置等にも適用できる。
ズマ表面処理装置が電子ビーム励起プラズマエッチング
装置の場合について説明したが、本発明は、他のプラズ
マ表面処理装置、例えば、プラズマを用いたCVD装置
やスパッタ装置等にも適用できる。
【0069】また、第1〜第4の実施例では、被処理基
体が半導体ウエハの場合について説明したが、本発明
は、他の被処理基体、例えば、LCD基板等の場合にも
適用できる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施できる。
体が半導体ウエハの場合について説明したが、本発明
は、他の被処理基体、例えば、LCD基板等の場合にも
適用できる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施できる。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、被
処理基体上に密度が一様なプラズマ分布を形成できるの
で、大口径の被処理基体の場合でも、均一性良く被処理
基体の表面処理が行なえる。
処理基体上に密度が一様なプラズマ分布を形成できるの
で、大口径の被処理基体の場合でも、均一性良く被処理
基体の表面処理が行なえる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る電子ビーム励起プ
ラズマエッチング装置の構成を示す模式図。
ラズマエッチング装置の構成を示す模式図。
【図2】電子の進行方向に沿って濃度の濃淡が生じる理
由を説明するための図。
由を説明するための図。
【図3】電子密度変調用電極からの距離と電子密度との
関係を示す図。
関係を示す図。
【図4】本発明の第2の実施例に係る電子ビーム励起プ
ラズマエッチング装置の概略構成を示す模式図。
ラズマエッチング装置の概略構成を示す模式図。
【図5】図4の電子ビーム励起プラズマエッチング装置
の上方から見た模式図。
の上方から見た模式図。
【図6】半導体ウェハの中心からの距離と磁界との関係
を示す図。
を示す図。
【図7】図6の電子ビーム励起プラズマエッチング装置
における電子ビーム軌道を示す模式図。
における電子ビーム軌道を示す模式図。
【図8】本発明の第4の実施例に係る電子ビーム励起プ
ラズマエッチング装置を説明するための図。
ラズマエッチング装置を説明するための図。
1…密閉容器、2…カソード電極、2a…放電用ガス導
入孔、3…半導体ウェハ、4…ウェハホルダ、5…第1
の中間電極、6…第2の中間電極、7…アノード電極、
8…電子ビーム加速用電極、9…電子密度変調用電極、
10…コイル、11…コイル、12…コイル、13…コ
イル、14…排気口、15…排気口、16…排気口、1
7…エッチングガス導入孔、18…壁部、19…、20
…放電領域、21…電子ビーム加速領域、22…反応領
域、31…密閉容器、32…カソード電極、32a…導
入孔、33…処理室、34…半導体ウェハ、35…第1
の中間電極、36…第2の中間電極、37…アノード電
極、38…加速空間、39…電子密度変調用電極、40
…放電領域、41…電子ビーム加速領域、42…プラズ
マ処理領域、43,44,45…コイル、46…絶縁
物、47…中間室、48…排気孔、48a…開閉弁、4
9…排気孔、49a…開閉弁、50…排気孔、52a…
電子ビーム加速電極、52b…環状コイル、54…サセ
プタ、55b…磁界生成用コイル、56…ローレンツ
力、57…サセプタ冷却用配管、58…供給・排出管、
60…高周波電源、61…整合器、62…シャワーヘッ
ド、63…ガス導入孔、64…バッフル板、65…磁
界、66…絶縁物、67,67a…電子ビーム軌道、6
8…発散磁界、70…プラズマ生成部、72…プラズマ
処理部、71…電子加速部。
入孔、3…半導体ウェハ、4…ウェハホルダ、5…第1
の中間電極、6…第2の中間電極、7…アノード電極、
8…電子ビーム加速用電極、9…電子密度変調用電極、
10…コイル、11…コイル、12…コイル、13…コ
イル、14…排気口、15…排気口、16…排気口、1
7…エッチングガス導入孔、18…壁部、19…、20
…放電領域、21…電子ビーム加速領域、22…反応領
域、31…密閉容器、32…カソード電極、32a…導
入孔、33…処理室、34…半導体ウェハ、35…第1
の中間電極、36…第2の中間電極、37…アノード電
極、38…加速空間、39…電子密度変調用電極、40
…放電領域、41…電子ビーム加速領域、42…プラズ
マ処理領域、43,44,45…コイル、46…絶縁
物、47…中間室、48…排気孔、48a…開閉弁、4
9…排気孔、49a…開閉弁、50…排気孔、52a…
電子ビーム加速電極、52b…環状コイル、54…サセ
プタ、55b…磁界生成用コイル、56…ローレンツ
力、57…サセプタ冷却用配管、58…供給・排出管、
60…高周波電源、61…整合器、62…シャワーヘッ
ド、63…ガス導入孔、64…バッフル板、65…磁
界、66…絶縁物、67,67a…電子ビーム軌道、6
8…発散磁界、70…プラズマ生成部、72…プラズマ
処理部、71…電子加速部。
Claims (4)
- 【請求項1】被処理基体が収容され、プラズマ源ガスが
導入される表面処理室と、 電子を生成する電子生成手段と、 前記電子を加速し、この加速された電子を前記プラズマ
源ガスに照射して、プラズマを生成するプラズマ生成手
段と、 前記プラズマ源ガスに照射される電子の分布を空間的に
変調する電子分布変調手段と、 この変調に同期して前記加速された電子の照射により生
成される前記プラズマの分布を空間的に変調するプラズ
マ分布変調手段とを具備してなることを特徴とするプラ
ズマ表面処理装置。 - 【請求項2】前記電子分布変調手段は、前記電子の軌道
上に設けられると共に、前記電子の進行方向の電界が周
期的に変化するように交流電圧が印加された1対の格子
状の電極からなることを特徴とする請求項1に記載のプ
ラズマ表面処理装置。 - 【請求項3】被処理基体が収容され、プラズマ源ガスが
導入される表面処理室と、 電子を生成する電子生成手段と、 前記電子を加速し、この加速された電子を前記プラズマ
源ガスに照射して、プラズマを生成するプラズマ生成手
段と、 前記被処理基体上の前記電子の軌道を磁気的に変調する
電子軌道変調手段とを具備してなることを特徴とするプ
ラズマ表面処理装置。 - 【請求項4】前記電子軌道変調手段は、前記被処理基体
の表面に対して垂直な方向の磁場を発生する磁場発生手
段と、前記被処理基体の表面に対して平行な方向に前記
電子を運動させて前記被処理基体上に導く電子導入手段
とからなることを特徴とする請求項3に記載のプラズマ
表面処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4333123A JPH06181185A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | プラズマ表面処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4333123A JPH06181185A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | プラズマ表面処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06181185A true JPH06181185A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18262551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4333123A Pending JPH06181185A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | プラズマ表面処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06181185A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6348158B1 (en) | 1998-07-23 | 2002-02-19 | Nec Corporation | Plasma processing with energy supplied |
| US6566272B2 (en) | 1999-07-23 | 2003-05-20 | Applied Materials Inc. | Method for providing pulsed plasma during a portion of a semiconductor wafer process |
| US6942813B2 (en) | 2003-03-05 | 2005-09-13 | Applied Materials, Inc. | Method of etching magnetic and ferroelectric materials using a pulsed bias source |
| US7682518B2 (en) | 2003-08-28 | 2010-03-23 | Applied Materials, Inc. | Process for etching a metal layer suitable for use in photomask fabrication |
| US7786019B2 (en) | 2006-12-18 | 2010-08-31 | Applied Materials, Inc. | Multi-step photomask etching with chlorine for uniformity control |
| US7790334B2 (en) | 2005-01-27 | 2010-09-07 | Applied Materials, Inc. | Method for photomask plasma etching using a protected mask |
| US7879510B2 (en) | 2005-01-08 | 2011-02-01 | Applied Materials, Inc. | Method for quartz photomask plasma etching |
-
1992
- 1992-12-14 JP JP4333123A patent/JPH06181185A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6348158B1 (en) | 1998-07-23 | 2002-02-19 | Nec Corporation | Plasma processing with energy supplied |
| US6566272B2 (en) | 1999-07-23 | 2003-05-20 | Applied Materials Inc. | Method for providing pulsed plasma during a portion of a semiconductor wafer process |
| US6942813B2 (en) | 2003-03-05 | 2005-09-13 | Applied Materials, Inc. | Method of etching magnetic and ferroelectric materials using a pulsed bias source |
| US7682518B2 (en) | 2003-08-28 | 2010-03-23 | Applied Materials, Inc. | Process for etching a metal layer suitable for use in photomask fabrication |
| US7879510B2 (en) | 2005-01-08 | 2011-02-01 | Applied Materials, Inc. | Method for quartz photomask plasma etching |
| US7790334B2 (en) | 2005-01-27 | 2010-09-07 | Applied Materials, Inc. | Method for photomask plasma etching using a protected mask |
| US7786019B2 (en) | 2006-12-18 | 2010-08-31 | Applied Materials, Inc. | Multi-step photomask etching with chlorine for uniformity control |
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