JPH06181746A - 醸造及び保管容器の温度管理方法及びその温度管理装置 - Google Patents

醸造及び保管容器の温度管理方法及びその温度管理装置

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JPH06181746A
JPH06181746A JP29822592A JP29822592A JPH06181746A JP H06181746 A JPH06181746 A JP H06181746A JP 29822592 A JP29822592 A JP 29822592A JP 29822592 A JP29822592 A JP 29822592A JP H06181746 A JPH06181746 A JP H06181746A
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JP
Japan
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container
temperature
liquid
flexible
brewing
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Application number
JP29822592A
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English (en)
Inventor
Yoshio Ariga
賀 芳 雄 有
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ARIGA SANGYO KK
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ARIGA SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、醸造、保管等に使用される容器の温
度を管理する方法及び装置を目的としている。 【構成】液体を流通し得る多数の柔軟パイプ2をベース
シート3上に並列して構成した柔軟帯状パネル1を容器
10の外周面に巻き付け、サブヘッダー4a,4b、メ
インヘッダー5a,5bを介して循環パイプ6a,6b
を前記柔軟パイプ2に連通し、更に循環パイプ6a,6
bにクーリングユニット7を連結して構成した装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日本酒、焼酎、ワイ
ン、果汁、食酢、調味液、醤油等の液体、或いは漬物、
山菜、青果物等の固形物を容器に収納したまま冷却また
は加温して、それぞれの液体或いは固形物に合致した温
度管理を行って醗酵を促進したり、醗酵を停止したり、
或いは長期間保管して品質管理を行うことが出来る容器
の温度管理方法及びその温度管理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、日本酒等の液体を醗酵させたり、
これ等の液体或いは漬物等の固形物を保管したりする場
合には、温度を比較的定温に保つことが出来る大きな土
蔵や保冷倉庫等が一般的に使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上述の従来例
のように大きな土蔵を利用する場合には、大きな土蔵等
を建築するための大きな土地が必要であり、かつ設備費
が莫大にかかる等の問題があった。最近になって、これ
等の問題点を改善するために、積雪を利用したり、ステ
ンレス容器の外周に常時冷水を流したり、或いは石材を
切り出した石窟を利用したりする方法も開発されている
が、積雪や石窟を利用する方法は積雪が多い場所や石窟
がある場所に限定されてしまう問題があった。
【0004】また、ステンレス容器の外周に常時冷水を
流す方法は、冷水が多量にある場所に限定されると共
に、設備費がかかる問題があった。しかも、これ等の積
雪、石窟、冷水等を利用する場合には、常に一定の低温
を維持することは可能であっても、必要に応じて温度を
自在に変化させることが困難である問題があった。
【0005】本発明に係る温度管理方法及びその温度管
理装置は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術
であって、特に冷却水や温水等の所望の温度の液体を容
器の外周壁に供給することによって、日本酒等の液体或
いは漬物等の固形物を冷却或いは加温して醗酵を促進し
たり、保管して品質管理を行うことが出来る容器の温度
管理方法及びその温度管理装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る醸造及び保
管容器の温度管理方法は、前述の従来の問題点を根本的
に改善した技術であって、その要旨は、醸造醗酵容器、
漬け物容器、保管容器等の容器を一定の温度に保つ温度
管理方法に於いて、液体が流通し得る柔軟パイプを前記
醸造醗酵容器、漬け物容器、保管容器等の容器の周りに
巻き付けると共に、該柔軟パイプに所定温度の液体を循
環させて前記醸造醗酵容器、漬け物容器、保管容器等の
容器内を所望の一定の温度に管理することを特徴とした
醸造及び保管容器の温度管理方法である。
【0007】また、本発明に係る醸造容器及び保管容器
の温度管理装置の要旨は、液体を流通し得る多数の柔軟
パイプをベースシート上に一体的に並列した柔軟帯状パ
ネルが容器の外周面に巻き付けられ、かつ前記柔軟帯状
パネルの各柔軟パイプに液体を供給し得る循環パイプが
連結され、更に該循環パイプは液体の温度を所定の温度
に調節し得るクーリングユニットに連結されて構成され
ていることを特徴とした醸造及び保管容器の温度管理装
置である。
【0008】
【作用】本発明に係る醸造及び保管容器の温度管理方法
は、上述の如く、液体が流通し得る柔軟パイプを醸造醗
酵容器、漬物容器、保管容器等の容器の周りに巻き付け
ると共に、この柔軟パイプに所定温度の液体循環させる
ようにしたので、柔軟パイプに供給する液体の温度を調
節することによって、容器内の温度を常に一定の温度に
保つことが出来る。従って、この容器内の温度を調節す
ることによって、該容器内で極めて良好な温度条件下に
て醗酵を促進させたり、停止させたり、或いは品物を長
期間保管することが出来る。
【0009】本発明に係る醸造及び保管容器の温度管理
装置は、上述の如く、多数の柔軟パイプを並列して組み
合わせた柔軟帯状パネルが容器の外周面に巻き付けられ
ており、かつ前記柔軟帯状パネルの各柔軟パイプに液体
を供給し得る循環パイプが連結されているので、この循
環パイプを介して柔軟パイプに所定温度の液体を循環せ
しめることが出来る。また、前記循環パイプには液体の
温度を所定の温度に調節することが出来るクーリングユ
ニットが連結されているので、このクーリングユニット
を調節することによって貯水タンク及び循環パイプ内の
液体の温度を所定の温度に保ったり、或いは変化させた
りすることが容易である。
【0010】
【実施例】図により本発明に係る醸造及び保管容器の温
度管理装置の一実施例を具体的に説明すると、図1は本
発明に係る装置の全体の説明図、図2(A)は柔軟帯状
パネルの平面図、同図(B)はその柔軟帯状パネルの側
面図、図3は図2(A)の柔軟帯状パネルを容器の外周
に取り付けた状態の断面説明図、図4(A)は図2
(A)の柔軟帯状パネルの要部の断面図、同図(B)は
柔軟帯状パネルの接続部の断面図である。
【0011】図1乃至図4(A),(B)に於いて、1
は柔軟帯状パネルであって、液体を流通し得る径の細い
多数の柔軟パイプ2をベースフィルム3上に並列して一
体的に取り付けることによって構成されている。これ等
の柔軟パイプ2は、特に図4(A),(B)に示す如
く、プラスチックの押出成形法でベースシート3上に一
体的に並列させることによって簡単に製造することが出
来る。また、ベースシート3の左右縁には特に図4
(B)に示す如く、雌型連結縁3aと、雄型連結縁3b
とが設けられており、これ等を噛合させることによっ
て、左右のベースシート3を相互に連結し、必要に応じ
て巾広のものを組み立てることが出来る。
【0012】上記柔軟帯状パネル1は、例えばエチレン
酢酸ビニル共重合樹脂等を用いて押出成形することによ
って、適度の柔軟性、ゴム弾性、低温特性、耐候性、耐
引裂強度、耐衝撃強度、耐亀裂強度等に極めて優れたも
のを製造することが出来る。従って、後述のように容器
の外周面への巻付け及び取り付けが容易であると共に、
冷却水を長期間に亘って供給しても亀裂損傷等が生ずる
恐れがない特性を有している。
【0013】図2(A),(B)に示す如く、柔軟帯状
パネル1の柔軟パイプ2は、その右端部に於いて相互に
隣接する他の柔軟パイプ2と連結されている。従って、
最初に右方向に流れた液体は続いて左方向に還流し得る
ように構成されている。これ等の柔軟パイプはサブヘッ
ダー4a,4bに連通されており、更にこのサブヘッダ
ー4a,4bには液体の流れの方向が異なるメインヘッ
ダー5a,5bが夫々連通されている。
【0014】次に図1及び図3に於いて、10は醸造或
いは保管に使用される容器であって、その容器10の外
周面には前述の柔軟帯状パネル1と断熱カバー11とが
夫々順に巻き付けられている。また、6a,6bは夫々
循環パイプであって、夫々の循環パイプ6a,6bは、
前記メインヘッダー5a,5bに連通されている。2つ
の循環パイプ6a,6bの内で、循環パイプ6aはメイ
ンヘッダー5a及びサブヘッダー4aを介して液体を柔
軟帯状パネル1の柔軟パイプ2に供給する働きをし、そ
の一端は空冷式のクーリングユニット7に連結されてお
り、このクーリングユニット7で所定の温度に冷却され
た液体を前述の通りに柔軟帯状パネル1に供給し得るよ
うに構成されている。
【0015】これに対して、循環パイプ6bは柔軟帯状
パネル1を循環した液体を前記クーリングユニット7に
戻す働きをし、その循環パイプ6bの途中には冷水タン
ク8及び循環ポンプ9が取り付けられている。
【0016】本発明に係る方法を上述の如き装置を使用
して説明すると、クーリングユニット7で一定の温度に
冷却した液体を循環パイプ6a、サブヘッダー4aを介
して柔軟帯状パネル1に供給し、この液体を柔軟パイプ
2内で還流させることにより、容器10内を所定の温度
に冷却し、これによって醗酵を促進させたり、停止させ
たり、或いは保管を行うことが出来る。
【0017】柔軟帯状パネル1を還流した液体は、サブ
ヘッダー4b、メインヘッダー5b、循環パイプ6b、
冷水タンク8及び循環ポンプ9を介してクーリングユニ
ット7に戻し、このクーリングユニット7で再び一定の
温度で冷却することが出来る。上記実施例に於いては、
柔軟帯状パネル1に冷却した液体を循環させる実施例に
ついて説明したが、前記クーリングユニット7の代わり
に温水機を用いた場合には、温水を柔軟帯状パネル1に
循環させ、これによって容器10を所定の温度に温める
ことが出来る。
【0018】一般的に日本酒等の酒類を醗酵させて醸造
するためには、容器10内の温度を5℃〜6℃に保ち、
2週間〜7週間に亘って醸造する必要があるが、本発明
の前述の装置及び方法を用いることによって極めて良好
な温度条件で簡単に醸造を実施することが出来る。ま
た、醤油の場合には、かびが発生することを防止すれば
良いので、5℃〜25℃の間で醸造することが出来る。
かつ、漬物等を漬込む場合や、野菜、果実等を保管する
場合には、夫々の品物に応じた温度があるので、容器1
0内の温度をこれ等に合致させるように設定すれば良
い。更に、醸造が終わった生酒等を保管する場合には、
容器10内の温度が5℃以下になるように設定すれば良
い。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る方法及び装置は上述の如き
構成及び作用を有するので次のような多大な効果を有し
ている。 (A)従来の如き醸造に必要とされた土蔵や特殊な倉庫
等を不要とし、屋内、屋外を問わずに容器を設置して使
用することが出来る。 (B)柔軟帯状パネルは、容器の形状、大きさ等に関係
なく自由に取り付けることが出来、かつ肉薄であるので
場所を取らず、着脱が簡単である。 (C)柔軟帯状パネルは、耐候性、耐熱性、亀裂強度等
に優れているので、一度工事をすれば長期間に亘って使
用することが出来る。 (D)柔軟帯状パネルは、容器に直接巻き付けられてお
り、かつ熱効率が良いので、冷却機や温水機等も小型で
済み、消費電力が少なく、ランニングコストを低減せし
めることが出来る。
【0020】(E)本発明の装置には、特別の配管工事
が不要のため、極めて簡単な工事で取り付けることが出
来、また不要の場合には簡単に撤去することが出来る。 (F)本発明の方法及び装置を用いることによって、
酒、焼酎等の醸造時には、各容器毎に温度管理をするこ
とが出来、しかも時間の経過に対応して温度も自由に変
えることが出来るので、極めて高品質で均一化した酒類
の製品化が可能である。 (G)また、本発明の方法及び装置を用いることによっ
て、生酒、ワイン、果汁、食酢、調味液、醤油、漬物、
果物等の品物毎に適温を保って貯蔵、流通段階での品質
の変化を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の全体の説明図である。
【図2(A)】柔軟帯状パネルの平面図である。
【図2(B)】柔軟帯状パネルの側面図である。
【図3】図2(A)の柔軟帯状パネルを容器の外周に取
り付けた状態の断面説明図である。
【図4(A)】図2(A)の柔軟帯状パネルの要部の断
面図である。
【図4(B)】柔軟帯状パネルの接続部の断面説明図で
ある。
【符号の説明】
1 柔軟帯状パネル 2 柔軟パイプ 3 ベースシート 3a,3b 連結縁 4a,4b サブヘッダー 5a,5b メインヘッダー 6a,6b 循環パイプ 7 クーリングユニット 8 冷水タンク 9 循環ポンプ 10 容器 11 断熱カバー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月14日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の全体説明図である。
【図2】図2(A)は柔軟帯状パネルの平面図、図2
(B)は柔軟帯状パネルの側面図である。
【図3】図2(A)の柔軟帯状パネルを容器の外周に取
り付けた状態の断面説明図である。
【図4】図4(A)は図2(A)の柔軟帯状パネルの要
部の断面図、図4(B)は柔軟帯状パネルの接続部の断
面説明図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】醸造醗酵容器、漬け物容器、保管容器等の
    容器を一定の温度に保つ温度管理方法に於いて、液体が
    流通し得る柔軟パイプを前記醸造醗酵容器、漬け物容
    器、保管容器等の容器の周りに巻き付けると共に、該柔
    軟パイプに所定温度の液体を循環させて前記醸造醗酵容
    器、漬け物容器、保管容器等の容器の内部を所望の一定
    の温度に管理することを特徴とした醸造及び保管容器の
    温度管理方法。
  2. 【請求項2】液体を流通し得る多数の柔軟パイプをベー
    スシート上に一体的に並列した柔軟帯状パネルが容器の
    外周面に巻き付けられ、かつ前記柔軟帯状パネルの各柔
    軟パイプに液体を供給し得る循環パイプが連結され、更
    に該循環パイプは液体の温度を所定の温度に調節し得る
    クーリングユニットに連結されて構成されていることを
    特徴とした醸造及び保管容器の温度管理装置。
JP29822592A 1992-10-12 1992-10-12 醸造及び保管容器の温度管理方法及びその温度管理装置 Pending JPH06181746A (ja)

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JP29822592A Pending JPH06181746A (ja) 1992-10-12 1992-10-12 醸造及び保管容器の温度管理方法及びその温度管理装置

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JP (1) JPH06181746A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001299327A (ja) * 2000-04-28 2001-10-30 Mitsubishi Chemical Engineering Corp 回分式発酵プラントにおける温度制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001299327A (ja) * 2000-04-28 2001-10-30 Mitsubishi Chemical Engineering Corp 回分式発酵プラントにおける温度制御方法

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