JPH0618265A - 方位計測装置 - Google Patents
方位計測装置Info
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- JPH0618265A JPH0618265A JP17824592A JP17824592A JPH0618265A JP H0618265 A JPH0618265 A JP H0618265A JP 17824592 A JP17824592 A JP 17824592A JP 17824592 A JP17824592 A JP 17824592A JP H0618265 A JPH0618265 A JP H0618265A
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- circuit
- output
- magnetic field
- magnetic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 方位計測装置の固有磁界補正精度の向上とと
もに、部品を削減し、コストを低減し、信頼性を向上す
る。 【構成】 磁気センサ101の出力を交流増幅、位相検
波、積分した出力を磁気センサ101の2次巻線101
1,1012に電流フィードバックし、また積分出力か
ら車両の固有磁界を検出し、この固有磁界を打ち消すた
めの補正電圧を2次巻線1011,1012の出力端と
は別の端子に入力する。
もに、部品を削減し、コストを低減し、信頼性を向上す
る。 【構成】 磁気センサ101の出力を交流増幅、位相検
波、積分した出力を磁気センサ101の2次巻線101
1,1012に電流フィードバックし、また積分出力か
ら車両の固有磁界を検出し、この固有磁界を打ち消すた
めの補正電圧を2次巻線1011,1012の出力端と
は別の端子に入力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の進行方位表示
装置や走行軌跡表示装置などに用いる車両の進行方位信
号を出力する方位計測装置に関するものである。
装置や走行軌跡表示装置などに用いる車両の進行方位信
号を出力する方位計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭61−254817
号公報に記載されているように、移動体に取り付けられ
た方位検知部により地磁気の方位を直交する2成分で検
知し、移動体を回転させることによって得られる方位検
知部の出力信号に基づき移動体が持つ固有磁界を検出
し、この固有磁界を打ち消す磁界を磁界発生器に発生さ
せる固有磁界補正手段を備えたものがあった。
号公報に記載されているように、移動体に取り付けられ
た方位検知部により地磁気の方位を直交する2成分で検
知し、移動体を回転させることによって得られる方位検
知部の出力信号に基づき移動体が持つ固有磁界を検出
し、この固有磁界を打ち消す磁界を磁界発生器に発生さ
せる固有磁界補正手段を備えたものがあった。
【0003】図13は従来の方位計測装置の構成を示
し、101は地磁気の水平成分を互いに直交するXY成
分に分けて検出する磁気センサであり、トロイダルコア
1013と励振用の1次巻線1014とトロイダルコア
1013に直交して巻かれた2つの2次巻線1011,
1012から構成されている。そして、磁気検出回路1
0のタイミング回路103のタイミングで1次巻線10
14を駆動回路102により励振する。
し、101は地磁気の水平成分を互いに直交するXY成
分に分けて検出する磁気センサであり、トロイダルコア
1013と励振用の1次巻線1014とトロイダルコア
1013に直交して巻かれた2つの2次巻線1011,
1012から構成されている。そして、磁気検出回路1
0のタイミング回路103のタイミングで1次巻線10
14を駆動回路102により励振する。
【0004】2次巻線101,102の一端はボルテー
ジフォロア115a,115bを介して基準電圧回路1
08の基準電圧Vc に接続されており、2次巻線101
1,1012の他端に現われる磁気信号をバンドパスフ
ィルタ104a,104bを介して検波回路105a,
105bで検波し、さらに積分回路106a,106b
で積分する。積分回路106a,106bの出力は電流
フィードバックのため抵抗107a,107bを介して
2次巻線1011,1012にフィードバックされ、フ
ィードバック電流によって2次巻線1011,1012
に発生する磁界と外部から加わる磁界が等しくなり、2
次巻線1011,1012内の磁界がゼロとなる点で回
路が安定し、そのときの積分回路106a,106bの
出力が磁界検出出力Vx ,Vy となる。
ジフォロア115a,115bを介して基準電圧回路1
08の基準電圧Vc に接続されており、2次巻線101
1,1012の他端に現われる磁気信号をバンドパスフ
ィルタ104a,104bを介して検波回路105a,
105bで検波し、さらに積分回路106a,106b
で積分する。積分回路106a,106bの出力は電流
フィードバックのため抵抗107a,107bを介して
2次巻線1011,1012にフィードバックされ、フ
ィードバック電流によって2次巻線1011,1012
に発生する磁界と外部から加わる磁界が等しくなり、2
次巻線1011,1012内の磁界がゼロとなる点で回
路が安定し、そのときの積分回路106a,106bの
出力が磁界検出出力Vx ,Vy となる。
【0005】検出されたVx ,Vy の中の固有磁界によ
る成分を補正するために、Vx ,Vy をA/D変換器1
09でA/D変換し、車両を一旋回させるなどしてマイ
クロコンピュータ112により固有磁界成分を演算す
る。演算により得られた結果をD/A変換器110a,
110bでアナログ電圧に変換し、さらにボルテージフ
ォロア111a,111b及び抵抗114a,114b
を介して2次巻線1011,1012の磁気信号を取り
出した端子に接続し、固有磁界に相当する電流を流すこ
とにより補正を行う。なお、113は車両の進行方位を
表示する表示部である。
る成分を補正するために、Vx ,Vy をA/D変換器1
09でA/D変換し、車両を一旋回させるなどしてマイ
クロコンピュータ112により固有磁界成分を演算す
る。演算により得られた結果をD/A変換器110a,
110bでアナログ電圧に変換し、さらにボルテージフ
ォロア111a,111b及び抵抗114a,114b
を介して2次巻線1011,1012の磁気信号を取り
出した端子に接続し、固有磁界に相当する電流を流すこ
とにより補正を行う。なお、113は車両の進行方位を
表示する表示部である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来装置にお
いては、磁気センサ101の2次巻線1011,101
2の一端を基準電圧源に接続し、他の一端に抵抗114
a,114bを介して補正電圧を印加して電流を流して
いるが、基準電圧源と補正電圧源には補正磁界を発生さ
せるために所定の電流供給能力を持たせる必要があり、
ボルテージフォロア111a,111b,115a,1
15bを挿入している。その結果、回路規模が大きくな
るという課題があった。
いては、磁気センサ101の2次巻線1011,101
2の一端を基準電圧源に接続し、他の一端に抵抗114
a,114bを介して補正電圧を印加して電流を流して
いるが、基準電圧源と補正電圧源には補正磁界を発生さ
せるために所定の電流供給能力を持たせる必要があり、
ボルテージフォロア111a,111b,115a,1
15bを挿入している。その結果、回路規模が大きくな
るという課題があった。
【0007】又、固有磁界補正手段は、磁気検出回路1
0の出力を読み、その結果から補正量を知って補正回路
へ出力しているため、磁気検出回路10のゲインと補正
回路のゲインを合せる必要がある。磁気検出回路10の
ゲインはフィードバック抵抗107a,107bで決ま
り、補正回路のゲインは抵抗114a,114bで決ま
るため、補正量の精度を確保するためには、ゲイン決定
用の抵抗107aと114a、107bと114bの比
を合せる必要があるという課題があった。
0の出力を読み、その結果から補正量を知って補正回路
へ出力しているため、磁気検出回路10のゲインと補正
回路のゲインを合せる必要がある。磁気検出回路10の
ゲインはフィードバック抵抗107a,107bで決ま
り、補正回路のゲインは抵抗114a,114bで決ま
るため、補正量の精度を確保するためには、ゲイン決定
用の抵抗107aと114a、107bと114bの比
を合せる必要があるという課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、基準電圧源の電流容量を必要
とせず、また補正量の精度を上げるために磁気検出回路
のゲインと補正回路のゲインを合せる必要がなく、簡単
な構成で補正精度を高めることができる方位計測装置を
得ることを目的とする。
めに成されたものであり、基準電圧源の電流容量を必要
とせず、また補正量の精度を上げるために磁気検出回路
のゲインと補正回路のゲインを合せる必要がなく、簡単
な構成で補正精度を高めることができる方位計測装置を
得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る方位計測
装置は、積分回路と基準電圧回路の出力を入力され、車
両を旋回走行させた際に積分回路から得られる信号に基
づいて車両の固有磁界を検出し、この固有磁界を打消す
ための補正電圧を磁気センサの2次巻線の磁気信号出力
端と別の端子に入力する制御手段を設けたものである。
装置は、積分回路と基準電圧回路の出力を入力され、車
両を旋回走行させた際に積分回路から得られる信号に基
づいて車両の固有磁界を検出し、この固有磁界を打消す
ための補正電圧を磁気センサの2次巻線の磁気信号出力
端と別の端子に入力する制御手段を設けたものである。
【0010】
【作用】この発明においては、磁気センサの2次巻線か
らの出力は積分回路により積分され、この積分回路から
の信号に基づいて固有磁界が検出され、この固有磁界を
打消すための補正電圧が2次巻線の出力端とは別の端部
に入力される。
らの出力は積分回路により積分され、この積分回路から
の信号に基づいて固有磁界が検出され、この固有磁界を
打消すための補正電圧が2次巻線の出力端とは別の端部
に入力される。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面とともに説明
する。図1はこの実施例による方位計測装置の全体構成
図、図2は要部構成図である。図1及び図2において、
磁気センサ101は車両に固定され、地磁気の水平成分
を互いに直交する2つの検出軸の成分に分けて検出す
る。タイミング回路118は磁気センサ101の周波数
fの励振タイミングと位相検波回路117a,117b
の周波数2fの検波タイミングを作る。駆動回路102
はこの励振タイミングを受け、磁気センサ101の1次
巻線1014を周波数fで励振する。
する。図1はこの実施例による方位計測装置の全体構成
図、図2は要部構成図である。図1及び図2において、
磁気センサ101は車両に固定され、地磁気の水平成分
を互いに直交する2つの検出軸の成分に分けて検出す
る。タイミング回路118は磁気センサ101の周波数
fの励振タイミングと位相検波回路117a,117b
の周波数2fの検波タイミングを作る。駆動回路102
はこの励振タイミングを受け、磁気センサ101の1次
巻線1014を周波数fで励振する。
【0012】一方、交流増幅回路116a,116bは
2次巻線1011,1012からの磁気出力信号に含ま
れる2f成分の信号を交流増幅し、位相検波回路117
a,117bはこの交流増幅信号を位相検波し、積分回
路106a,106bはこの位相検波信号の出力を積分
し、地磁気のX,Y検出軸成分に対応したVx ,Vyを
出力する。このVx ,Vy 出力は抵抗107a,107
bを介して2次巻線(XY検出巻線)1011,101
2に電流フィードバックされる。
2次巻線1011,1012からの磁気出力信号に含ま
れる2f成分の信号を交流増幅し、位相検波回路117
a,117bはこの交流増幅信号を位相検波し、積分回
路106a,106bはこの位相検波信号の出力を積分
し、地磁気のX,Y検出軸成分に対応したVx ,Vyを
出力する。このVx ,Vy 出力は抵抗107a,107
bを介して2次巻線(XY検出巻線)1011,101
2に電流フィードバックされる。
【0013】ここで、車両を旋回走行させると、Vx ,
Vy 出力から得られる複数個の出力信号に基づき、車両
の固有磁界が検出される。この固有磁界を打ち消すため
の補正電圧Vhx,Vhyは、2次巻線1011,1012
の磁気信号を取り出した端子とは別の端子に入力する。
基準電圧回路108は磁気検出回路10aの基準電圧V
C を作成する。
Vy 出力から得られる複数個の出力信号に基づき、車両
の固有磁界が検出される。この固有磁界を打ち消すため
の補正電圧Vhx,Vhyは、2次巻線1011,1012
の磁気信号を取り出した端子とは別の端子に入力する。
基準電圧回路108は磁気検出回路10aの基準電圧V
C を作成する。
【0014】図3は磁気センサ101の出力説明図を示
し、2次巻線1011の検出軸をX軸、2次巻線101
2の検出軸をY軸とし、このY軸が車両の前方即ち進行
方向を向くように車両に固定され、地磁気の水平成分H
s がY軸と角度θを成しているとすると、水平成分Hs
のX,Y成分であるHsx,Hsyに応じた信号が2次巻線
1011,1012から出力される。
し、2次巻線1011の検出軸をX軸、2次巻線101
2の検出軸をY軸とし、このY軸が車両の前方即ち進行
方向を向くように車両に固定され、地磁気の水平成分H
s がY軸と角度θを成しているとすると、水平成分Hs
のX,Y成分であるHsx,Hsyに応じた信号が2次巻線
1011,1012から出力される。
【0015】この出力信号が交流増幅回路116a,1
16b、位相検波回路117a,117b及び積分回路
106a,106bにより処理されることにより、積分
回路106a,106bに出力電圧Vx ,Vy が生じ、
この電圧Vx ,Vy によって抵抗107a,107bを
介して電流Ix ,Iy が2次巻線1011,1012に
流れ、2次巻線1011,1012によって磁界成分H
sx,Hsyを打ち消そうとする磁界が発生する。磁気セン
サ101の内部磁界がゼロとなるまで電流Ix,Iy は
流れ、ゼロとなった平衡状態で電流Ix ,Iy は定常値
を示し、電圧Vx ,Vy の定常値が定まる。
16b、位相検波回路117a,117b及び積分回路
106a,106bにより処理されることにより、積分
回路106a,106bに出力電圧Vx ,Vy が生じ、
この電圧Vx ,Vy によって抵抗107a,107bを
介して電流Ix ,Iy が2次巻線1011,1012に
流れ、2次巻線1011,1012によって磁界成分H
sx,Hsyを打ち消そうとする磁界が発生する。磁気セン
サ101の内部磁界がゼロとなるまで電流Ix,Iy は
流れ、ゼロとなった平衡状態で電流Ix ,Iy は定常値
を示し、電圧Vx ,Vy の定常値が定まる。
【0016】磁気検出回路10aの出力電圧Vx ,Vy
はA/D変換器109を介してデジタル量に変換され、
マイクロコンピュータ112はA/D変換器109の出
力を受けて各種の演算を行い、表示部113はこの演算
結果に基づいて方位表示を行う。又、固有磁界を補正す
るための補正量がマイクロコンピュータ112からD/
A変換器110a,110bに出力され、補正電圧
Vhx,Vhyに変換される。ボルテージフォロア111
a,111bは出力電圧Vhx,Vhyのバッファとなり、
その出力は2次巻線1011,1012における磁気信
号を取り出した端子とは別の端子に入力される。基準電
圧回路108は各回路の基準電圧を作成し、この基準電
圧Vc は電源電圧の約半分の電位とし、積分回路106
a,106b、交流増幅回路116a,116b及びA
/D変換器109に入力する。
はA/D変換器109を介してデジタル量に変換され、
マイクロコンピュータ112はA/D変換器109の出
力を受けて各種の演算を行い、表示部113はこの演算
結果に基づいて方位表示を行う。又、固有磁界を補正す
るための補正量がマイクロコンピュータ112からD/
A変換器110a,110bに出力され、補正電圧
Vhx,Vhyに変換される。ボルテージフォロア111
a,111bは出力電圧Vhx,Vhyのバッファとなり、
その出力は2次巻線1011,1012における磁気信
号を取り出した端子とは別の端子に入力される。基準電
圧回路108は各回路の基準電圧を作成し、この基準電
圧Vc は電源電圧の約半分の電位とし、積分回路106
a,106b、交流増幅回路116a,116b及びA
/D変換器109に入力する。
【0017】次に、固有磁界の補正動作について説明す
る。いま、車両の着磁等によって生じる固有磁界を
Ho 、地磁気による磁界をHs とすると、磁気センサ1
01に加わる磁界は図4に示すように固有磁界と地磁気
の合成磁界Ho +Hs となる。システムの電流投入時
に、マイクロコンピュータ112は基準電圧回路108
の基準電圧Vc をA/D変換器109でA/D変換し、
その結果をD/A変換器110a,110bに出力し、
D/A変換器110a,110bは補正電圧Vhx=
Vc ,Vhy=Vc として出力する。このときのVx ,V
y 出力は抵抗107a,107bの抵抗値をRx ,Ry
として、 Vx =Vhx+Ix Rx =Vc +Ix Rx (1) Vy =Vhy+Iy Ry =Vc +Iy Ry (2) となる。ここで、Ix ,Iy は固有磁界Ho と地磁気H
s によって2次巻線1011,1012に流れる電流で
あるから、 Ix =Iox+Isx (3) Iy =Ioy+Isy (4) となる。ただし、 Iox:固有磁界Ho のx成分によって2次巻線1011
に流れる電流 Ioy:固有磁界Ho のy成分によって2次巻線1012
に流れる電流 Isx:地磁気Hs のx成分によって2次巻線1011に
流れる電流 Isy:地磁気Hs のy成分によって2次巻線1012に
流れる電流 である。
る。いま、車両の着磁等によって生じる固有磁界を
Ho 、地磁気による磁界をHs とすると、磁気センサ1
01に加わる磁界は図4に示すように固有磁界と地磁気
の合成磁界Ho +Hs となる。システムの電流投入時
に、マイクロコンピュータ112は基準電圧回路108
の基準電圧Vc をA/D変換器109でA/D変換し、
その結果をD/A変換器110a,110bに出力し、
D/A変換器110a,110bは補正電圧Vhx=
Vc ,Vhy=Vc として出力する。このときのVx ,V
y 出力は抵抗107a,107bの抵抗値をRx ,Ry
として、 Vx =Vhx+Ix Rx =Vc +Ix Rx (1) Vy =Vhy+Iy Ry =Vc +Iy Ry (2) となる。ここで、Ix ,Iy は固有磁界Ho と地磁気H
s によって2次巻線1011,1012に流れる電流で
あるから、 Ix =Iox+Isx (3) Iy =Ioy+Isy (4) となる。ただし、 Iox:固有磁界Ho のx成分によって2次巻線1011
に流れる電流 Ioy:固有磁界Ho のy成分によって2次巻線1012
に流れる電流 Isx:地磁気Hs のx成分によって2次巻線1011に
流れる電流 Isy:地磁気Hs のy成分によって2次巻線1012に
流れる電流 である。
【0018】(1),(2)式に(3),(4)式を代
入すると、 Vx =Vc +(Iox+Isx)Rx (5) Vy =Vc +(Ioy+Isy)Ry (6) となり、(5),(6)式で出力電圧の基準をVc とす
ると、固有磁界Ho による出力電圧はIoxRx ,IoyR
y となる。このIoxRx ,IoyRy は、図4に示すよう
に車両を一旋回してリサージュ円の中心を求めることに
より容易に求めることができる。
入すると、 Vx =Vc +(Iox+Isx)Rx (5) Vy =Vc +(Ioy+Isy)Ry (6) となり、(5),(6)式で出力電圧の基準をVc とす
ると、固有磁界Ho による出力電圧はIoxRx ,IoyR
y となる。このIoxRx ,IoyRy は、図4に示すよう
に車両を一旋回してリサージュ円の中心を求めることに
より容易に求めることができる。
【0019】マイクロコンピュータ112は、求めた固
有磁界Ho による出力電圧IoxRx,IoyRy を補正電
圧として現在の補正電圧Vhx,Vhyから差し引き、これ
をD/A変換器110a,110bを介して出力する。
即ち、 V′hx=Vhx−IoxRx =Vc −IoxRx (7) V′hy=Vhy−IoyRy =Vc −IoyRy (8) となる。補正後の出力Vx ,Vy は(7),(8)式と
(1),(2),(5),(6)式より V′x =Vc −IoxRx +(Iox+Isx)RX =Vc +IsxRx (9) V′y =Vc −IoyRy +(Ioy+Isy)Ry =Vc +IsyRy (10) となり、基準電圧Vc を中心に地磁気成分のみがVx ,
Vy に出力される。
有磁界Ho による出力電圧IoxRx,IoyRy を補正電
圧として現在の補正電圧Vhx,Vhyから差し引き、これ
をD/A変換器110a,110bを介して出力する。
即ち、 V′hx=Vhx−IoxRx =Vc −IoxRx (7) V′hy=Vhy−IoyRy =Vc −IoyRy (8) となる。補正後の出力Vx ,Vy は(7),(8)式と
(1),(2),(5),(6)式より V′x =Vc −IoxRx +(Iox+Isx)RX =Vc +IsxRx (9) V′y =Vc −IoyRy +(Ioy+Isy)Ry =Vc +IsyRy (10) となり、基準電圧Vc を中心に地磁気成分のみがVx ,
Vy に出力される。
【0020】なお、上記説明において、補正電圧Vhx,
Vhyの初期値を基準電圧Vc としたが、Vhx=Vc +V
OFx 、Vhy=Vc +VOFy (VOFx ,VOFy はVc から
のオフセット電圧)なる任意の電圧としても、オフセッ
ト電圧VOFx ,VOFy と固有磁界による電圧IoxRx ,
IoyRy は同時に検出され、補正は可能である。
Vhyの初期値を基準電圧Vc としたが、Vhx=Vc +V
OFx 、Vhy=Vc +VOFy (VOFx ,VOFy はVc から
のオフセット電圧)なる任意の電圧としても、オフセッ
ト電圧VOFx ,VOFy と固有磁界による電圧IoxRx ,
IoyRy は同時に検出され、補正は可能である。
【0021】上記のように固有磁界の補正は、マイクロ
コンピュータ112で求めたVx ,Vy の固有磁界成分
を符号反転して現在の補正電圧に加えるという簡単な操
作により行うことができ、また磁気検出ゲインと補正ゲ
インはX成分はRx 、Y成分はRy のみで決まるため、
極めて精度が良い補正が可能である。
コンピュータ112で求めたVx ,Vy の固有磁界成分
を符号反転して現在の補正電圧に加えるという簡単な操
作により行うことができ、また磁気検出ゲインと補正ゲ
インはX成分はRx 、Y成分はRy のみで決まるため、
極めて精度が良い補正が可能である。
【0022】又、回路の基準電圧を作る基準電圧回路1
08は、回路全体を安定に動作させるために、通常、内
部インピーダンスが低い、例えばオペアンプを使用した
ボルテージフォロア回路等が用いられる場合が多いが、
この実施例では比較的大きい電流Ix ,Iy はボルテー
ジフォロア111a,111bと積分回路106a,1
06bとの間で流れるため、図5及び図6に示すよう
に、交流増幅回路116a,116b及び積分回路10
6a,106bにオペアンプを用いた一般的な回路を使
うことにより抵抗分圧のみの回路で十分であり、部品削
減、低コスト化、信頼性向上が可能となる。
08は、回路全体を安定に動作させるために、通常、内
部インピーダンスが低い、例えばオペアンプを使用した
ボルテージフォロア回路等が用いられる場合が多いが、
この実施例では比較的大きい電流Ix ,Iy はボルテー
ジフォロア111a,111bと積分回路106a,1
06bとの間で流れるため、図5及び図6に示すよう
に、交流増幅回路116a,116b及び積分回路10
6a,106bにオペアンプを用いた一般的な回路を使
うことにより抵抗分圧のみの回路で十分であり、部品削
減、低コスト化、信頼性向上が可能となる。
【0023】次に、上記実施例の動作をマイクロコンピ
ュータ112に記憶されたプログラムのフローチャート
に基づいて説明する。図7はメインルーチンのフローチ
ャートを示し、図1のユニットに電源を供給するとスタ
ートする。まず、ステップ701では変数等の初期設定
を行い、ステップ702では固有磁界補正モードか否か
を判定し、補正モードであればステップ706で補正を
開始することを使用者に知らせるための表示出力を行
う。
ュータ112に記憶されたプログラムのフローチャート
に基づいて説明する。図7はメインルーチンのフローチ
ャートを示し、図1のユニットに電源を供給するとスタ
ートする。まず、ステップ701では変数等の初期設定
を行い、ステップ702では固有磁界補正モードか否か
を判定し、補正モードであればステップ706で補正を
開始することを使用者に知らせるための表示出力を行
う。
【0024】補正モードでなければ磁気センサ101の
出力に基づいて方位表示をするためにステップ703に
進む。補正モードか否かの判定は図示しないスイッチ入
力等によって行う。ステップ703では磁気検出回路1
0aの出力Vx ,Vy をA/D変換器109を介して読
み込み、ステップ704でVx ,Vy によりθ=tan-1
(Vy /Vx )の方位演算を行い、方位θを求める。ス
テップ705では、θに対応した指標パターンが点灯す
るよう表示信号を表示部113に出力する。
出力に基づいて方位表示をするためにステップ703に
進む。補正モードか否かの判定は図示しないスイッチ入
力等によって行う。ステップ703では磁気検出回路1
0aの出力Vx ,Vy をA/D変換器109を介して読
み込み、ステップ704でVx ,Vy によりθ=tan-1
(Vy /Vx )の方位演算を行い、方位θを求める。ス
テップ705では、θに対応した指標パターンが点灯す
るよう表示信号を表示部113に出力する。
【0025】固有磁界補正処理については、ステップ7
06で補正開始表示をした後、サブルーチン707で原
点収束処理を行う。図8はこのサブルーチンのフローチ
ャートであり、ステップ801で現在の磁気信号出力V
xA,VyAを読み込む。図10はこのときの様子を示す図
であり、A点は現在の磁気信号出力を示している。破線
で描かれた円は、ユニットが一旋回したときに出力
Vx ,Vy がたどる軌跡即ちリサージュ円11であり、
この時点ではマイクロコンピュータ112は現在の磁気
信号出力A点を知るのみであって、リサージュ円11が
どこにあるかは分らない。
06で補正開始表示をした後、サブルーチン707で原
点収束処理を行う。図8はこのサブルーチンのフローチ
ャートであり、ステップ801で現在の磁気信号出力V
xA,VyAを読み込む。図10はこのときの様子を示す図
であり、A点は現在の磁気信号出力を示している。破線
で描かれた円は、ユニットが一旋回したときに出力
Vx ,Vy がたどる軌跡即ちリサージュ円11であり、
この時点ではマイクロコンピュータ112は現在の磁気
信号出力A点を知るのみであって、リサージュ円11が
どこにあるかは分らない。
【0026】次に、ステップ802では読み込んだ
Vx ,Vy を符号反転して現在の補正出力V′hx,V′
hyに加算し、Vhx,VhyとしてD/A変換器110a,
110bを介して出力し、原点収束処理を終わる。この
ときのリサージュ円11は図11に示すように原点Oを
通る。
Vx ,Vy を符号反転して現在の補正出力V′hx,V′
hyに加算し、Vhx,VhyとしてD/A変換器110a,
110bを介して出力し、原点収束処理を終わる。この
ときのリサージュ円11は図11に示すように原点Oを
通る。
【0027】ステップ708では、表示部113に所定
の表示信号を送る。この表示出力は原点収束が終了し、
次の補正演算処理の準備ができたことを使用者に知らせ
るためのものであり、これにより使用者は車両を旋回走
行させる。この旋回走行に対応して、中心補正処理のサ
ブルーチン709が実行される。図9は中心補正処理の
フローを示し、まずステップ901では磁気検出回路1
0aの出力Vx ,Vyを入力し、ステップ902ではこ
の入力値Vx ,Vy が原点Oにあるか否かを判定する。
原点Oにあると判定すると、再びステップ901へ戻
り、同じ処理を繰り返す。これは原点収束処理終了後、
旋回走行が始まったか否かを判定するための処理であ
り、旋回走行が始まり、磁気信号出力が原点Oから離れ
るまで待機する。
の表示信号を送る。この表示出力は原点収束が終了し、
次の補正演算処理の準備ができたことを使用者に知らせ
るためのものであり、これにより使用者は車両を旋回走
行させる。この旋回走行に対応して、中心補正処理のサ
ブルーチン709が実行される。図9は中心補正処理の
フローを示し、まずステップ901では磁気検出回路1
0aの出力Vx ,Vyを入力し、ステップ902ではこ
の入力値Vx ,Vy が原点Oにあるか否かを判定する。
原点Oにあると判定すると、再びステップ901へ戻
り、同じ処理を繰り返す。これは原点収束処理終了後、
旋回走行が始まったか否かを判定するための処理であ
り、旋回走行が始まり、磁気信号出力が原点Oから離れ
るまで待機する。
【0028】旋回走行が始まるとステップ903に移行
し、Vx ,Vy を読み込む。ステップ904では、磁気
信号出力Vx ,Vy のそれぞれの最大値Vxmax,Vymax
及び最小値Vxmin,Vyminを記憶する。ステップ905
では旋回走行が終了して再び磁気信号出力Vx ,Vy が
原点Oに戻ったか否かを判断し、原点Oに戻っていなか
ったらステップ903に戻り、最大値及び最小値の入力
処理を続ける。ステップ902,905の原点判定に
は、図11に示すように誤差が許される範囲で微小な領
域12で判定すれば確実である。
し、Vx ,Vy を読み込む。ステップ904では、磁気
信号出力Vx ,Vy のそれぞれの最大値Vxmax,Vymax
及び最小値Vxmin,Vyminを記憶する。ステップ905
では旋回走行が終了して再び磁気信号出力Vx ,Vy が
原点Oに戻ったか否かを判断し、原点Oに戻っていなか
ったらステップ903に戻り、最大値及び最小値の入力
処理を続ける。ステップ902,905の原点判定に
は、図11に示すように誤差が許される範囲で微小な領
域12で判定すれば確実である。
【0029】ステップ905で旋回走行終了を判定する
とステップ906へ進み、リサージュ円11の中心点B
の座標(Vxc,Vyc)を Vxc=(Vxmax−Vxmin)/2 Vyc=(Vymax−Vymin)/2 により求める。ステップ907ではVxc,Vycを符号反
転し、現在の補正出力V′hx,V′hyに加算してVhx,
VhyとしてD/A変換器110a,110bを介して出
力し、中心補正処理サブルーチンを終了する。以上の処
理によって固有磁界補正処理を完了し、このときのリサ
ージュ円11は図12に示すように原点Oを中心とした
円になり、Vx ,Vy が示す値は固有磁界成分が取り除
かれた真の方位データとなる。その後、プログラムはス
テップ702に戻り、通常の方位表示処理を実行する。
とステップ906へ進み、リサージュ円11の中心点B
の座標(Vxc,Vyc)を Vxc=(Vxmax−Vxmin)/2 Vyc=(Vymax−Vymin)/2 により求める。ステップ907ではVxc,Vycを符号反
転し、現在の補正出力V′hx,V′hyに加算してVhx,
VhyとしてD/A変換器110a,110bを介して出
力し、中心補正処理サブルーチンを終了する。以上の処
理によって固有磁界補正処理を完了し、このときのリサ
ージュ円11は図12に示すように原点Oを中心とした
円になり、Vx ,Vy が示す値は固有磁界成分が取り除
かれた真の方位データとなる。その後、プログラムはス
テップ702に戻り、通常の方位表示処理を実行する。
【0030】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、固有磁
界を打消すための補正電圧を磁気センサの2次巻線の磁
気信号出力端とは別の端部に入力しており、固有磁界成
分を符号反転して基準電圧に加算するだけで良く、固有
磁界成分の高精度な補正が可能となる。又、基準電圧回
路と磁気センサの2次巻線とは直接は接続されていない
ので、フィードバック電流や固有磁界補正のための電流
が基準電圧回路に流れなくなり、基準電圧回路を簡単な
回路で構成することができ、部品削減、低コスト化、高
信頼性化が可能となる。
界を打消すための補正電圧を磁気センサの2次巻線の磁
気信号出力端とは別の端部に入力しており、固有磁界成
分を符号反転して基準電圧に加算するだけで良く、固有
磁界成分の高精度な補正が可能となる。又、基準電圧回
路と磁気センサの2次巻線とは直接は接続されていない
ので、フィードバック電流や固有磁界補正のための電流
が基準電圧回路に流れなくなり、基準電圧回路を簡単な
回路で構成することができ、部品削減、低コスト化、高
信頼性化が可能となる。
【図1】この発明装置の全体構成図である。
【図2】この発明装置の要部構成図である。
【図3】この発明による磁気センサの出力説明図であ
る。
る。
【図4】地磁気と固有磁界の関係図である。
【図5】この発明による交流増幅回路の回路図である。
【図6】この発明による積分回路の回路図である。
【図7】この発明装置のメイン動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図8】この発明装置の原点収束処理動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図9】この発明装置の中心補正処理動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図10】この発明による磁気信号読み込み時の磁気信
号出力図である。
号出力図である。
【図11】この発明による磁気信号の原点収束処理時の
出力図である。
出力図である。
【図12】この発明による磁気信号の固有磁界補正処理
後の出力図である。
後の出力図である。
【図13】従来装置の構成図である。
10a 磁気検出回路 101 磁気センサ 106a,106b 積分回路 107a,107b 抵抗 112 マイクロコンピュータ 116a,116b 交流増幅回路 117a,117b 位相検波回路 118 タイミング回路 1011,1012 2次巻線 1013 トロイダルコア 1014 1次巻線
Claims (1)
- 【請求項1】 車両に取付けられるとともに、トロイダ
ルコアと励振用の1次巻線と2つの磁界検出用2次巻線
からなり、地磁気の水平成分を互いに直交する2つの検
出軸の成分に分けて検出する磁気センサと、タイミング
信号を発生するタイミング回路と、このタイミング信号
を受けて磁気センサを励振する駆動回路と、磁気センサ
の2つの2次巻線の磁気信号出力を交流増幅する交流増
幅回路と、交流増幅回路の出力をタイミング回路の位相
検波タイミングで位相検波する位相検波回路と、位相検
波回路の出力を積分する積分回路と、積分回路の出力を
磁気センサの2次巻線に電流フィードバックする抵抗
と、交流増幅回路と積分回路に基準電圧を印加する基準
電圧回路と、積分回路の出力と基準電圧回路の出力を入
力され、車両を旋回走行させた際に積分回路から得られ
る複数の出力信号に基づいて車両の固有磁界を検出し、
この固有磁界を打ち消すための補正電圧を磁気センサの
2次巻線の磁気信号出力端とは別の端部に入力する制御
手段を備えたことを特徴とする方位計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17824592A JPH0618265A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 方位計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17824592A JPH0618265A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 方位計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0618265A true JPH0618265A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16045128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17824592A Pending JPH0618265A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 方位計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618265A (ja) |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP17824592A patent/JPH0618265A/ja active Pending
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