JPH06183273A - 車両の動力伝達装置 - Google Patents

車両の動力伝達装置

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Publication number
JPH06183273A
JPH06183273A JP33745992A JP33745992A JPH06183273A JP H06183273 A JPH06183273 A JP H06183273A JP 33745992 A JP33745992 A JP 33745992A JP 33745992 A JP33745992 A JP 33745992A JP H06183273 A JPH06183273 A JP H06183273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propeller shaft
differential
spline
hydraulic
vehicle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP33745992A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Ida
哲哉 井田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH06183273A publication Critical patent/JPH06183273A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デファレンシャルと油圧装置との間のスプラ
インプロペラシャフトから発生する振動と、このスプラ
インプロペラシャフトにより駆動される油圧装置の油圧
脈動音の伝達を低減することができる車両の動力伝達装
置に関する。 【構成】 車体に搭載したエンジン1にトランスミッシ
ョン2を設ける。また、車体にルーフスプリング11を
介して支持され、トランスミッション2からプロペラシ
ャフト4を介して駆動力が伝達されるデファレンシャル
8を設ける。さらに、車体に油圧ポンプ16を設ける。
そして、一端部がデファレンシャル8に接続され、他端
部が油圧ポンプ16に連結されデファレンシャル8から
の動力を油圧ポンプ16に伝達させるボールスプライン
プロペラシャフト30を設けて構成したことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、バス車両の
制動時に、そのバス車両の制動エネルギを他の装置を駆
動するエネルギに変換させる制動エネルギ回生バスに関
し、特に制動エネルギにより油圧装置を駆動させる車両
の動力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年においては、省エネルギの点から、
ブレーキで吸収したエネルギを熱エネルギの形で拡散せ
ず、車の走行に役立つようにエネルギを回生させる手段
を有した制動エネルギ回生バスが各種開発されている。
【0003】この制動エネルギ回生バスにおいて、制動
エネルギを利用して油圧装置を駆動する動力伝達装置
は、図3に示すように構成されている。すなわち、この
バスの車体の後部にはエンジン1が搭載されている。こ
のエンジン1の出力部にはトランスミッション2が接続
されている。このトランスミッション2には図4に示す
ユニバーサルジョイント3を介して車体の前後方向に沿
ってプロペラシャフト4が接続されている。このプロペ
ラシャフト4の中間位置には車体フレーム5に設けられ
たセンタベアリング6によって回動可能に支持されてい
る。
【0004】このプロペラシャフト4にはユニバーサル
ジョイント7を介してデファレンシャル8が接続されて
いる。このデファレンシャル8は、上記プロペラシャフ
ト4の回転駆動力を車体の左右の駆動軸9に伝達すると
共に、カーブによって生じる内側車輪の抵抗分だけ外側
車輪の駆動力を自動的に増やして、スムーズにカーブを
曲がれるようにする機能を有している。このデファレン
シャル8の左右両側にはサスペンションとしての一対の
ルーフスプリング11が設けられ、デファレンシャル8
が上下動可能に支持されている。
【0005】また、上記車体には油圧装置として油圧ポ
ンプ16が設けられている。この油圧ポンプ16により
油圧を発生させて、バス車両の座席下部のトランクルー
ムの扉の開閉、自動ドアの開閉等に使用する。この油圧
ポンプ16には減速器17が設けられている。
【0006】上記デファレンシャル8の前端部と油圧ポ
ンプ16の減速器17との間にはスプラインプロペラシ
ャフト13がユニバーサルジョイント12,15を介し
て接続されている。
【0007】ところで、上記スプラインプロペラシャフ
ト13は、図5及び図6に示すように、全周に亘り軸方
向に沿った凸部19aを有するロッド19と、このロッ
ド19の凸部19aに嵌合する凹溝20aを内周面に備
えた外筒20とから構成され、この凸部19aと、この
凸部19aに嵌合する凹溝20aとの間にはグリースが
塗布されている。
【0008】このスプラインプロペラシャフト13の両
端部には、図6に示すようにニードルローラベアリング
22が設けられ、図示しないユニバーサルジョイントに
接続されている。
【0009】すなわち、車体が路面の凹凸を越え、ルー
フスプリング11を介して車体フレーム5に取り付けら
れたデファレンシャル8が上下動すると、デファレンシ
ャル8と油圧ポンプ16との間の距離が変わり、上記ス
プラインプロペラシャフト13に軸方向に伸縮する力が
加わる。するとスプラインプロペラシャフト13のロッ
ド19と、外筒20とが互いに摺動して、デファレンシ
ャル8と油圧ポンプ16との距離の変化量を吸収すると
ともに、デファレンシャル8からの回転力は油圧ポンプ
16に伝達される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した車
両の動力伝達装置においては、デファレンシャル8と油
圧ポンプ16との間にスプラインプロペラシャフト13
を用いて動力伝達を図っているが、このスプラインプロ
ペラシャフト13にエンジン1からのトルクが負荷され
た場合に、ロッド19と外筒20との摺動抵抗が大きく
なり、ロッド19と外筒20とが互いに軸方向にスムー
ズに伸縮することができなくなり、この状態で、スプラ
インプロペラシャフト13が回転駆動されると、スプラ
インプロペラシャフト13のねじれにより振動が発生す
る。この振動はデファレンシャル8、ルーフスプリング
11を介して車体フレーム5に伝達されるという問題が
あった。
【0011】また、油圧ポンプ16は、スプラインプロ
ペラシャフト13を介して、ローリングのみならず前後
スラスト力を受け、油圧ポンプ16の油圧脈動音や振動
がスプラインプロペラシャフト13に伝わって、デファ
レンシャル8、ルーフスプリング11を介して車体フレ
ーム5に伝達されるという不具合があった。
【0012】この発明は、上記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、デファレンシャルと
油圧装置との間のスプラインプロペラシャフトから発生
する振動と、このスプラインプロペラシャフトにより駆
動される油圧装置の油圧脈動音の伝達を低減することが
できる車両の動力伝達装置に関する。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の車両の動力伝
達装置は、上記目的を達成するために、車体に搭載した
エンジンにトランスミッションを接続すると共に、車体
にサスペンションを介して支持されトランスミッション
からプロペラシャフトを介して駆動力が伝達されるデフ
ァレンシャルを設け、さらに、車体に油圧装置を設け
る。そして、一端部が上記デファレンシャルに接続さ
れ、他端部が上記油圧装置に連結されデファレンシャル
からの動力を油圧装置に伝達させるボールスプラインプ
ロペラシャフトを設けて構成したことにある。
【0014】
【作用】上記構成の車両の動力伝達装置によれば、ボー
ルスプラインプロペラシャフトに、エンジンからのトル
クが負荷された状態でも、ボールスプラインプロペラシ
ャフトの鋼球が軸方向の摺動抵抗を低減して、ボールス
プラインプロペラシャフトがスムーズに軸方向に摺動す
る。
【0015】したがって、車両が路面の凹凸を越えて、
ルーフスプリングによりデファレンシャルが上下動し、
デファレンシャルと油圧装置との距離が変わっても、ボ
ールスプラインプロペラシャフトが距離の変化量を吸収
し、エンジンからの駆動力がスムーズに油圧装置に伝達
されると共に、油圧装置の脈動音等がボールスプライン
プロペラシャフトを介して伝わる振動も低減される。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1に基づいて
説明するが、従来説明したものと同一構成部分には同一
符号を付して説明を省略する。
【0017】制動エネルギ回生バスの動力伝達装置は、
図1に示すように構成されている。すなわち、デファレ
ンシャル8と油圧装置16との間には従来のスプライン
プロペラシャフト13に代わって図2に示すボールスプ
ラインプロペラシャフト30が用いられ、エンジン1の
駆動力が油圧ポンプ16に伝達されるようになってい
る。このボールスプラインプロペラシャフト30は、一
端部が上記デファレンシャル8に接続され、他端部が上
記油圧ポンプ16の減速器17にユニバーサルジョント
12,15を介して接続されている。このボールスプラ
インプロペラシャフト30は、外筒31と、ロッド32
とから構成されている。
【0018】上記外筒31の内周面には軸方向に沿って
凹溝31aが設けられている。また、上記ロッド32の
周面には軸方向に沿って凸部32aが設けられ、上記外
筒31の凹溝31aと遊嵌されている。この凹溝31a
の底部と凸部32aの頭部との間には小さな鋼球34が
介在されている。この鋼球34は軸方向に沿ってそれぞ
れの凹溝31aと凸部32aとの間に6個ずつ配列され
ている。この鋼球34は、外筒31の凹溝31aに設け
られた取付金具35により回動可能に支持されている。
【0019】すなわち、ボールスプラインプロペラシャ
フト30にトルクが負荷されると、凹溝31aと凸部3
2aとが係合し、トルクが伝達される。また、デファレ
ンシャル8と油圧ポンプ16との距離が図1の想像線に
示す位置に変わっても、上記鋼球34が回転して、凹溝
31aと凸部32aとの摺動抵抗を低減することによ
り、外筒31とロッド32が軸方向にスムーズに摺動す
る。
【0020】この結果、トルクが負荷された状態でもボ
ールスプラインプロペラシャフト30の摺動抵抗が低減
され、振動も低く押さえられる。さらに、油圧ポンプ1
6は、ボールスプラインプロペラシャフト30を介し
て、ローリングのみならず前後スラスト力を受けるが、
ボールスプラインプロペラシャフト30の摺動抵抗が低
減されているので、油圧ポンプ16の油圧脈動音等の振
動伝達も低減される。
【0021】また、この外筒31の端部にはコルクシー
ル40やリテーナ41が設けられ、凹溝31aと凸部3
2aとの間にゴミが入り込まないようになっており、さ
らに上記外筒31は上記ロッド32に設けられたダスト
カバー36が被嵌され、ロッド32にゴミが付着しない
ようになっている。
【0022】上記ボールスプラインプロペラシャフト3
0の両端部にはそれぞれニードルローラベアリング22
が軸方向と垂直な方向に回動可能に取り付けられてい
る。これらのニードルローラベアリング22が図示しな
いユニバーサルジョイントに回動可能に接続されてい
る。
【0023】なお、上記鋼球34及び上記ニードルロー
ラベアリング22にはグリース供給穴38が設けられ、
このグリース供給穴38を介してグリースが充填される
ようになっている。
【0024】このように、ボールスプラインプロペラシ
ャフト30に、エンジン1からのトルクが負荷された状
態でも、ボールスプラインプロペラシャフト30の鋼球
34が軸方向の摺動抵抗を低減して、ボールスプライン
プロペラシャフト30がスムーズに軸方向に摺動する。
【0025】このように、車両が路面の凹凸を越えて、
ルーフスプリング11によりデファレンシャル8が上下
動し、デファレンシャル8と油圧ポンプ16との距離が
図1の想像線に示す位置に変わっても、エンジン1から
駆動力がスムーズに伝達され、ボールスプラインプロペ
ラシャフト30から生じる振動が低減される。
【0026】さらに、ボールスプラインプロペラシャフ
ト30がスムーズに回転駆動されるので、従来のスプラ
インプロペラシャフトに比べて、油圧ポンプ16の脈動
音等がボールスプラインプロペラシャフト30を介して
伝わる振動も低減される。
【0027】また、前述した車両の動力伝達装置は、制
動エネルギ回生バスのバス車両に限定されることなく、
トラック等の制動エネルギ回生用貨物運搬車両にも適用
できる。
【0028】
【発明の効果】この発明は、前述の如く構成したから、
ボールスプラインプロペラシャフトをデファレンシャル
と油圧装置との間に設けて、エンジンの駆動力を伝達さ
せたので、軸方向の摺動抵抗が低減され、このボールス
プラインプロペラシャフトにトルクが負荷された場合で
も、摺動抵抗を低く押さえることができるので、ボール
スプラインプロペラシャフトから発生する振動と、この
ボールスプラインプロペラシャフトにより駆動される油
圧装置の油圧脈動音の伝達を低減することができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わる車両の動力伝達装
置の側面図。
【図2】同実施例の車両の動力伝達装置のボールスプラ
インプロペラシャフトを示す断面図。
【図3】従来の車両の動力伝達装置を示す側面図。
【図4】同従来のスプラインプロペラシャフトとユニバ
ーサルジョイントとの接合部分を示す斜視図。
【図5】従来の車両の動力伝達装置のスプラインプロペ
ラシャフトを示す分解斜視図。
【図6】同従来のスプラインプロペラシャフトを示す断
面図。
【符号の説明】
1…エンジン、2…トランスミッション、4…プロペラ
シャフト、8…デファレンシャル、16…油圧ポンプ、
30…ボールスプラインプロペラシャフト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に搭載したエンジンに接続されるト
    ランスミッションと、上記車体にサスペンションを介し
    て支持され上記トランスミッションからプロペラシャフ
    トを介して駆動力が伝達されるデファレンシャルと、上
    記車体に搭載された油圧装置と、一端部が上記デファレ
    ンシャルに接続され、他端部が上記油圧装置に連結され
    デファレンシャルからの動力を油圧装置に伝達させるボ
    ールスプラインプロペラシャフトとを具備したことを特
    徴とする車両の動力伝達装置。
JP33745992A 1992-12-17 1992-12-17 車両の動力伝達装置 Pending JPH06183273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33745992A JPH06183273A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 車両の動力伝達装置

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JP33745992A JPH06183273A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 車両の動力伝達装置

Publications (1)

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JPH06183273A true JPH06183273A (ja) 1994-07-05

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ID=18308841

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JP33745992A Pending JPH06183273A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 車両の動力伝達装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6248837B2 (ja) * 1980-10-20 1987-10-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JPS6361339B2 (ja) * 1982-07-22 1988-11-29

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6248837B2 (ja) * 1980-10-20 1987-10-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JPS6361339B2 (ja) * 1982-07-22 1988-11-29

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980331