JPH06183432A - 液体用紙容器 - Google Patents

液体用紙容器

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JPH06183432A
JPH06183432A JP4354925A JP35492592A JPH06183432A JP H06183432 A JPH06183432 A JP H06183432A JP 4354925 A JP4354925 A JP 4354925A JP 35492592 A JP35492592 A JP 35492592A JP H06183432 A JPH06183432 A JP H06183432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side seal
base paper
paper
heat
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP4354925A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Yamamoto
秀樹 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP4354925A priority Critical patent/JPH06183432A/ja
Publication of JPH06183432A publication Critical patent/JPH06183432A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】サイドシール、トップシール、ボトムシールに
際して原紙から発生する水蒸気を外装フィルムを経て外
方に向けて逃すようにし、紙容器の熱接着部のシール状
態を安定したものにする。 【構成】サイドシール部8の表樹脂層6に原紙5まで達
する通気穴10を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にジュースなどを収
容する液体用紙容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の紙容器はブランクスの状
態から組み起こしてサイドシール部をヒートシールする
ことにより筒状としたスリーブを得て、この後、底部形
成(ボトムシール)、内容物の注入、頂部形成(トップ
シール)などを経て製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの紙容器として
用いられる包装材料は原紙を主体とし合成樹脂フィルム
などを重ね合わせた積層体であり、収容する内容物に応
じて、内装フィルムの構成中にアルミ箔層を有するもの
と、そうでないものがある(主に、外界に対してバリヤ
ー性を必要とする場合に、アルミ箔層を有する層構成の
包装材料が使用されていた)。
【0004】ところでアルミ箔層を包装材料における内
装フィルムの構成中に有するものは、上記したサイドシ
ール部、トップシール部、ボトムシール部のシールに際
してアルミ箔層を介して熱の放散に有利であるが、内装
フィルムの構成中に熱伝導性、耐熱性に優れるこのアル
ミ箔層を含まない包装材料の場合、例えばサイドシール
部について観ると、次のような現象を引き起こすことが
在った。 1.アルミ箔層を含まないため、サイドシール熱が周囲
に伝導せずサイドシール部に局在化するようになり、原
紙中に含まれていた水分が水蒸気として発生し、この発
生した水蒸気が内装フィルムと原紙との間で膨張し、内
装フィルムが原紙から剥離して浮き上がる。 2.更に、この現象が著しくなると、耐熱性に優れるア
ルミ箔層を含まないため、熱溶融した内装フィルムが水
蒸気の膨張に耐え切れずに破裂する。 この現象の結果、アルミ箔層を内装フィルムの構成中に
含まない包装材料を使用して紙容器を製造する場合、ア
ルミ箔層を有する包装材料を使用した紙容器と比較して
安定したサイドシール状態を得ることが難しく、サイド
シール部の剥がれ、内容物の漏れの心配が合った。
【0005】そこで本発明は上記した事情に鑑みて、熱
接着部のシールに際して原紙から発生する水蒸気を外装
フィルムを経て外方に向けて逃すようにすることを課題
とし、紙容器の熱接着部のシール状態を安定したものに
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した従来の
課題を考慮してなされたもので、内外両面に熱可塑性樹
脂層を設けて成る紙を主体とした積層構成の素材により
成り、所望個所に折り罫線を設けるとともに、容器形成
するときに加熱して接着するための熱接着部を有する液
体用紙容器において、該熱接着部を構成する最表面の樹
脂層に少なくとも原紙まで達する通気穴を設けたことを
特徴とする液体用紙容器を提供して、上記した課題を解
消するものである。
【0007】
【作用】本発明においては、サイドシール、トップシー
ル、ボトムシールに際して原紙から発生する水蒸気は、
原紙まで達している表樹脂層(外装フィルム)の通気穴
を通って外方に逃げるようになる。
【0008】
【実施例】つぎに本発明を図1と図2に示す一実施例に
基づきサイドシール部について例示して詳細に説明す
る。図中1はスリーブ形態にして示された液体用紙容器
で、この紙容器1は、容器内方となる側から層構成にお
いて内装フィルム2をポリエチレン樹脂、延伸プラスチ
ックフィルム3を延伸ポリエステル樹脂、接着剤4、原
紙5、表樹脂層6をポリオレフィン樹脂とした包装材料
7から設けられている。
【0009】そして、図2に示すように、サイドシール
部8において外側となる貼り合わせ代9の表樹脂層6
に、原紙5まで達する複数のスリット状の通気穴10が
サイドシール部8に亘って設けられている。この通気穴
10はサイドシール前に既に設けられているものであ
り、サイドシールに際してそのサイドシール熱により原
紙5から発生する水蒸気が通気穴10を通って外方に逃
げるようになり、内装フィルム2と原紙5とを剥離させ
ることがない。なお、サイドシール部の通気穴をそのま
まにしておいてもよいが、サイドシールの後に樹脂をこ
のサイドシール部にラミネートするようにすれば、充填
シール後にシャワーにより冷却してもその水分が通気穴
を通して原紙に浸透して耐久性を低下させるという問題
を確実に防止できるようになる。
【0010】上記通気穴は発生した水蒸気を直ちに効率
よく外方に逃がすが、外界からの水滴などの侵入が無い
ことが求められるため、その形状としては円状の細孔ま
たは溝状のスリットでも構わないが、開口幅として5〜
20μが望ましい。
【0011】通気穴の作成方法としては、ブランクス打
ち抜き型の貼り合わせ代に対応する部分に金属突起また
は刃を設けて表樹脂層を押し切って開けるようにした
り、印刷上がり後のシート状態で表樹脂層にレーザー光
線などを照射し溶融させて開ける方法がある。
【0012】従来の紙容器と本発明の紙容器との比較を
つぎに示す。従来例 下記構成の包装材料を打ち抜いてブランクスを作成し
た。 (外)ポリエチレン(20μ)/原紙(350g/m
2 )/ポレエチレン(40μ)/ポリエステルフィルム
(12μ)/ポリエチレン(50μ)(内) ・ポリエチレン:高圧法低密度ポリエチレン、密度0.
920 MFR5.3 ・ポリエステルフィルム:ポリエチレンテレフタレート
二軸延伸フィルム このブランクスをガス火炎型フレームシーラーにてサイ
ドシールして紙容器を作成した。この紙容器のサイドシ
ール部の内面ポリエチレンに、着色したテレピン油を塗
布したところ、紙面まで浸透し、ポリエステルフィルム
が熱溶融してピンホールが発生したことが確認された。
また、サイドシール部のシール強度も0.9Kg/15
mmと通常の紙容器(アルミ箔層を有するもの)に比べ
て低かった。
【0013】実施例1 包装材料の層構成は従来例と同じとした。ただしグラン
クスの打ち抜きに際し、抜き型に設けた金属刃(刃幅2
5μ)にてサイドシール部となる貼り合わせ部(外方
側)の表樹脂層に天地方向に5m/mの間隔で三本のス
リット状(不連続)の通気穴を開けた。通気穴の開口幅
は実測したところ15μであった。このブランクスを従
来例と同様にサイドシールし、サイドシール部を観察し
たところ、ピンホールは確認されず、また、内装フィル
ムが原紙から剥離したり浮きが発生したりすることはな
かった。更にサイドシール部のシール強度も3.8Kg
/15mmと通常の紙容器(アルミ箔層を有するもの)
と同様の数値が得られ、良好なサイドシール状態が得ら
れた。
【0014】実施例2 包装材料の層構成は従来例と同じとした。ただしグラン
クスの打ち抜きに際し、抜き型に設けた金属突起(外径
20μ)にてサイドシール部となる貼り合わせ部(外方
側)の表樹脂層に天地方向に亘って、1平方cm当たり
9個の割合で総数約400個の細穴を開けた。細穴の開
口経は実測したところ10μであった。このブランクス
を従来例と同様にサイドシールし、サイドシール部を観
察したところ、ピンホールは確認されず、また、内装フ
ィルムが原紙から剥離したり浮きが発生したりすること
はなかった。更にサイドシール部のシール強度も4.2
Kg/15mmと通常の紙容器(アルミ箔層を有するも
の)と同様の数値が得られ、良好なサイドシール状態が
得られた。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サイドシール部、トップシール部、ボトムシール部など
の熱接着部の表樹脂層に原紙まで達する通気穴を設けた
ので、サイドシールなどに際して原紙から発生した水蒸
気が通気穴から外方に逃げるようになるため、内装フィ
ルムが原紙から剥離したり浮き上がったりすることが無
くなる。また、発生した水蒸気の圧力が大きくならずに
小さいため、サイドシールなどに際して内装フィルムが
熱溶融状態になっても破裂することがない。よって、ア
ルミ箔層を有する包装材料からなる紙容器と同様に安定
したサイドシール部などが得られ、サイドシール部など
の剥がれ、内容物の漏れが無くなるなど、実用性に優れ
た効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体用紙容器の一実施例をスリー
ブ状態で示す説明図である。
【図2】一実施例の要部を断面で示す説明図である。
【符号の説明】
1…液体用紙容器 2…内装フィルム 3…延伸プラスチックフィルム 4…接着剤 5…原紙 6…表樹脂層 7…包装材料 8…サイドシール部 9…貼り合わせ代 10…通気穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内外両面に熱可塑性樹脂層を設けて成る紙
    を主体とした積層構成の素材により成り、所望個所に折
    り罫線を設けるとともに、容器形成するときに加熱して
    接着するための熱接着部を有する液体用紙容器におい
    て、 該熱接着部を構成する最表面の樹脂層に少なくとも原紙
    まで達する通気穴を設けたことを特徴とする液体用紙容
    器。
JP4354925A 1992-12-18 1992-12-18 液体用紙容器 Pending JPH06183432A (ja)

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JP4354925A JPH06183432A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 液体用紙容器

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JP4354925A JPH06183432A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 液体用紙容器

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JPH06183432A true JPH06183432A (ja) 1994-07-05

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ID=18440833

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000203565A (ja) * 1999-01-07 2000-07-25 Toppan Printing Co Ltd 液体包装用の紙製容器シ―ト材料
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