JPH06183515A - 集密型保管倉庫 - Google Patents

集密型保管倉庫

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JPH06183515A
JPH06183515A JP35675392A JP35675392A JPH06183515A JP H06183515 A JPH06183515 A JP H06183515A JP 35675392 A JP35675392 A JP 35675392A JP 35675392 A JP35675392 A JP 35675392A JP H06183515 A JPH06183515 A JP H06183515A
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JP
Japan
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shelf
belt
stored
picking device
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JP35675392A
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English (en)
Inventor
Kunio Miyazaki
邦雄 宮崎
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Kongo Co Ltd
Original Assignee
Kongo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】保管物の上下間の空間が僅かでも保管物の出し
入れが可能で、保管倉庫のスペース効率を向上させ、保
管棚の支柱間隔を広くして複数の小物品をスペースを詰
めて保管してもピッキング装置で出し入れが可能であ
り、保管棚の一つの区画内に複数の保管物を保管する場
合でも保管物を個別に出し入れすることが可能で、作業
性のよい集密型保管倉庫を提供する。 【構成】間口に直交する方向へ移動する電動式移動棚を
並列に複数台設置し、移動棚の移動によって形成される
棚間口前面の通路から棚への保管物1の入・出庫を行う
集密型保管倉庫において、棚間口前面の通路を上下・前
後・左右に移動可能なピッキング装置を設け、このピッ
キング装置に、このピッキング装置と棚板4との間で保
管物1の移送を行うベルト移送装置2を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書保管庫又は物品保
管流通倉庫等において、比較的軽量な物品を保管管理す
るための集密型保管倉庫に関する。
【0002】
【従来の技術】移動棚への保管物の移送は従来、軽量物
の場合は人手により、重量物の場合はフォークリフト等
の人が操縦する移送機械が一般的に使用されている。最
近、電動式移動棚と天井走行型ピッキングクレーンを組
み合わせた全自動集密保管倉庫システムが発表され実用
化されている。例えば雑誌「無人化技術」1991年4
月号第115〜120頁に掲載されているものはその例
であって、その略図を図11に示す。図11において、
一定距離をおいて平行に配置された一対の固定棚71,
71間には複数台の電動式移動棚72が平行に、それら
の間口面に直交する方向(図11において左右方向)に
移動可能に配置されている。移動棚72が移動すること
により任意の棚間に物品の出し入れのための通路75を
形成することができ、通路75には天井走行クレーン8
0が進入することができる。クレーン80は、適宜の天
井走行装置と、ガイド支柱81と、ガイド支柱81に沿
って昇降自在のピッキング装置85を有してなる。ピッ
キング装置85は、パレット70に載せた保管物1をピ
ッキング装置85と移動棚72または固定棚71の棚7
4との間で移送することができる。
【0003】上記保管倉庫におけるピッキング装置85
は、自立棚を利用した自動倉庫に使用されている3段式
可動テーブルを使用したものであり、棚とピッキング装
置の構造およびその動作を図12〜図14に示す。図1
2において、移動棚72は、手前側と奥側で対をなす支
柱73,73を間口方向に複数対一定間隔で有してい
て、対をなす支柱73,73間には複数段の棚74が上
下に一定間隔で固定されている。一対の支柱73,73
間に固定された一つの棚74の半分と他の一対の支柱7
3,73間に固定された一つの棚74の半分にまたがっ
て、パレット70に載せた保管物1が載せられ、保管物
1が移動棚72に保管されている。
【0004】上記ピッキング装置85は、図13に示す
ように、チェーン82によって釣り下げられ、ガイド支
柱81に沿って昇降する枠体83と、この枠体83に移
動棚72の間口に直交する方向に取付けられた第1のテ
ーブル91、このテーブル91に沿って移動可能な第2
のテーブル92、このテーブル92に沿って移動可能な
第3のテーブル93からなる3段テーブルと、この3段
テーブルを駆動するためのモータ86を有してなる。図
14に示すように、第1のテーブル91と第3のテーブ
ル93の相対向する面にはラックが形成され、第2のテ
ーブル92に支持されたピニオン87が上記双方のラッ
クに噛み合っている。従って、モータ86によって第2
のテーブル92を駆動すると、第1のテーブル91のラ
ック上をピニオン87が転動することにより、第3のテ
ーブル93が第2のテーブル92の移動距離の2倍の距
離移動する。
【0005】図11において、天井走行クレーン80を
走行させるときは、ピッキング装置85はその3段テー
ブルの中心線を図14(b)に示すように基準線O上に
重ねておく。いま、例えば左側の移動棚に保管物1を出
し入れしようとするときは、図14(a)に示すように
3段テーブルを左側に向かって伸ばし、右側の移動棚に
保管物1を出し入れしようとするときは、図14(c)
に示すように3段テーブルを右側に向かって伸ばす。そ
して、移動棚から保管物1を取り出す場合は、棚74上
の保管物の下側の空間に第3のテーブル93を進入さ
せ、次にピッキング装置85を上昇させてテーブル93
で保管物1をすくい上げ、3段テーブルを縮めて図14
(b)のようにピッキング装置85の中央部で保管物1
を保持する。ピッキング装置85から棚74に保管物1
を収納する場合は、保管物1を保持した3段テーブルの
第3のテーブル93を棚74の上方に伸ばし、次にピッ
キング装置85を下降させて保管物1を棚74の上に載
せる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の保管倉庫によれ
ば、3段テーブルを有するピッキング装置で保管棚に保
管物1を出し入れするようになっているため、上記3段
テーブルの最上段の第3の可動テーブル93のセンター
を保管物1又はパレット70の中心まで移動させる必要
がある。すなわち、第3のテーブル93は、保管棚にお
いて保管物1又はパレット70のほぼ下面全体をカバー
する位置まで移行する必要がある。そのために、保管物
1又はパレット70の下側に第3のテーブル93ならび
に中間の第2のテーブル92を進入させるための空間が
必要となる。そこで、図12に示すように、1個の保管
物1に対応した間隔で支柱73を立て、この支柱73に
よって棚74を支持し、保管物1の底面の一部を左右の
棚74で支持する構造にしている。
【0007】このように、3段式テーブルを有するピッ
キング装置においては、最上段のテーブルを保管物の下
面全体に至るまで突っ込まなければならないため、保管
時における保管物の下部には大きな空間を必要とし、棚
の段ピッチを大きく取る必要があり、上下方向での棚保
管スペース効率は大幅に低下する。また、保管棚は保管
物の間口ごとに支柱を必要とし、特に軽量物の保管にお
いては、必要な強度を確保するに必要な支柱数以上の支
柱を設ける必要があることから、無駄な費用を要すると
いう難点がある。
【0008】また、片持ち構造の棚により支えられる保
管物を下面側からすくい取るため、3段テーブルの上・
中段の可動テーブルは左右の棚支柱の空間部以下の寸法
内に収まる構造が要求される。しかるに、3段テーブル
の機構は複雑であり、幅150mm以内の可動テーブル
を実現することは非常に困難であり、強度問題等も生
じ、その安定性、信頼性は悪い。このため、小物品は適
当な寸法を有するパレット等に単独又は複数個搭載した
形で棚とピッキング装置内の移送が行われる。単品のパ
レット搭載は著しく保管スペース効率を悪くし、複数個
の保管物をパレットに搭載した場合は不要な数量の保管
物を移送することになり、例えば出庫作業においてはパ
レットより必要個数の物品を取り出した後再び棚に収納
する必要が生じ、著しく作業性を阻害する。
【0009】本発明は、このような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、保管棚に保管物を保管
した状態で保管物の上下間に存在する空間が僅かであっ
ても保管物の出し入れを可能にして、保管倉庫のスペー
ス効率を向上させ、かつ、保管棚の支柱間隔を広くして
棚板上に複数の小物品をスペースを詰めて保管してもピ
ッキング装置で出し入れすることが可能であり、さら
に、保管棚の一つの区画内に複数の保管物を保管する場
合でも保管物を個別に出し入れすることが可能で、作業
性のよい集密型保管倉庫を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、間口に直交す
る方向へ移動する電動式移動棚が並列に複数台設置さ
れ、電動式移動棚の移動によって形成される棚間口前面
の通路から棚への保管物の入・出庫を行う集密型保管倉
庫において、棚間口前面の通路を上下・前後・左右に移
動可能なピッキング装置を設け、ピッキング装置に、こ
のピッキング装置と棚板との間で保管物の移送を行うベ
ルト移送装置を設けた。
【0011】
【作用】移動棚に保管物を入庫するときは、入庫しよう
とする移動棚の棚板にピッキング装置を近付け、ベルト
移送装置を起動してベルト移送装置上の保管物を棚板に
向かって移送し、棚板上に保管物を移し変える。保管物
の前端部が棚板からはみ出た態様で保管物を移動棚に保
管する。移動棚から保管物を出庫しようとするときは、
出庫しようとする保管物の前端部下方にピッキング装置
を近付けかつ上昇させて保管物の前端部を持ち上げ、ベ
ルト移送装置を起動して棚板上の保管物をピッキング装
置に取り込む。
【0012】
【実施例】以下、図1ないし図10を参照しながら本発
明にかかる集密型保管倉庫の実施例について説明する。
まず、本発明の基本構成およびその動作を説明する。図
1において、保管棚の奥行き方向(図において左右方
向)に並ぶ一対の支柱5,5とこれに平行に設けられた
図示されない一対の支柱との間に棚板4が複数段所定の
間隔で固定されている。棚板4には奥行き方向両側から
それぞれ保管物1を載せることができるが、保管物1の
前端部下面が棚板4の前端からはみ出た態様で載せられ
る。保管棚と保管棚との間の作業通路を上下・前後・左
右に移動可能なピッキング装置が設けられており、この
ピッキング装置は、このピッキング装置と棚板4との間
で保管物1の移送を行うベルト移送装置2を有してい
る。ベルト移送装置2は、駆動プーリ32と自由回転プ
ーリ34とテンションプーリ40に逆三角形状に掛けら
れたベルト6を有してなる。プーリ32,34間のベル
ト6の水平部分で保管物1を移送するようになってい
る。
【0013】棚板4とピッキング装置間での保管物の移
送は、保管物1の端部底面をベルト移送装置2の端部で
持ち上げた状態でベルト6を駆動し、ベルト6と保管物
1の底面との摩擦力で行う。こうすることにより、保管
棚において保管物1の奥深く移送装置を突っ込む必要が
なくなるため、棚の上下スペースの効率が大幅に向上す
るとともに、間口方向に配置された支柱5で画される一
つの棚板区画内に複数の保管物を並べて保管しても、一
つ一つの保管物を個別にベルト移送装置2で棚板4から
ピッキング装置に取り込み、また、ピッキング装置から
棚板4に移送して保管することができるため、支柱5の
少ない経済的な構造の保管棚に保管物1をスペース効率
よく保管することができるし、自動的に保管物のピッキ
ングを行うこともできる。また、ベルト移送装置2は、
従来使われている3段式可動テーブルに比し構造が簡単
で、装置の小型化も容易であり、小型の保管物であって
もこれを単品で直接移送することができ、パレット等を
不要として作業効率の高い集密型保管倉庫を得ることが
できる。
【0014】図2は、ピッキング装置を所定の棚位置に
自動的に移動させ、出庫作業を行う場合の要領を示すも
ので、a〜eの手順で作業が行われる。 (a)所定の棚の前面に移送されたピッキング装置は棚
方向へ前進し、ベルト移送装置2が保管物1の棚板4よ
りはみ出した端部下方に達する。 (b)この状態でピッキング装置は上昇し、保管物1の
下端面をベルト移送装置2の端部で持ち上げる。このと
き、保管物1の荷重は棚板4とベルト移送装置2のベル
ト6とに分割される。 (c)ベルト移送装置2のベルト6を矢印で示した方向
へ移動させる。これにより保管物1の底面とベルト6上
面に生じた摩擦力により、保管物1は棚板4からベルト
移送装置2の方に向かって移送され、ベルト6上面に移
載される。ベルト移送装置2の中央まで保管物1が移送
されたときベルト6を停止させる。 (d)ピッキング装置を後退させ、移動棚装置の形成す
る通路の中央部で停止させる。 (e)移動棚装置の形成する通路に沿いピッキング装置
を移動させ、出庫口まで移動させて出庫作業を完了す
る。
【0015】入庫作業は、保管物1を保管しようとする
棚とピッキング装置との間での保管物1の移送動作が出
庫作業の場合と逆の順序で行われる。すなわち、ベルト
6上に保管物1を載せたベルト移送装置2を、保管しよ
うとする棚板4方向に前進させ、また、保管しようとす
る棚板4よりも多少上方で停止させ、次にベルト移送装
置2を駆動してベルト6上の保管物1を棚板4に向かっ
て移動させ、棚板中央部のストッパー部材7で停止させ
て保管物1を棚板4上の正規な位置に載せる。この場合
も、保管物1はベルト6と保管物1の底面とで生じる摩
擦力により棚板4上に移送される。
【0016】このように、棚板4とピッキング装置との
間で保管物1の移送を可能にするためには、ベルト6と
保管物1の底面とに生じる摩擦力が、棚板4と保管物1
の底面とに生じる摩擦力よりも大きいことが条件とな
る。図3は、この条件を解析するための模式図である。
直方体の保管物1の奥行き長さをL、ベルト移送装置2
の突込み量をd、保管物1の図心Goと重心Gとの奥行
き方向の片寄り量をe、ベルト移送装置2により保管物
1を持ち上げたときに生じる棚板4と保管物1の底面と
がなす角度をθ、ベルト6と保管物1の底面に生じる摩
擦係数をμ1、棚板4と保管物1の底面に生じる摩擦係
数をμ2とした場合、(実際には、荷重による保管物1
の底面の変形、ベルト移送装置2の先端の撓みが生じて
若干の相違が生じるが、)基本的には次の条件が成立す
ることによって、保管物1を引き込むことが可能にな
る。
【0017】上記eは通常L/2以下であり、保管物1
の底面とベルト6の摩擦係数μ1が保管物1と棚板4の
摩擦係数μ2以上であれば、d>−2eとなるように設
計を配慮することにより、荷重により保管物1の底面が
大きく変形しないものであれば、ベルト移送装置2と棚
板4との間での保管物1の移送が可能である。
【0018】図4ないし図6は、本発明にかかる集密型
保管倉庫をより具体的に示すもので、文書保管庫として
構成されたものである。図4ないし図6において、保管
物1は標準段ボールケースに入れられた文書で、ケース
の図心と重心との片寄り量は、奥行き方向および幅方向
のそれぞれ10%以内を許容し、ケース底面は長期間の
保管で変形したり、片側持ち上げにより大きく変形しな
い強度を有している。文書保管庫は、両側に配置された
固定棚11と、これらの固定棚11間に配置された複数
台の複式電動移動棚12を有してなる。電動式移動棚1
2は間口面に直交する方向に移動して、隣接する他の移
動棚12または固定棚11との間に文書ケースでなる保
管物1をピッキングするためのスペースを形成し、これ
が間口方向への輸送通路13となっている。両側の固定
棚11は保管物1を保管する役割のほかに、天井走行型
ピッキング装置30の走行レール23を支持する役割を
兼ねている。
【0019】天井走行型ピッキング装置30は通常の天
井走行型クレーンと同一構造の走行装置、横行装置、巻
き上げ装置を有しているが、走行レール23を上記固定
棚11の上端に設置していること、走行、横行の停止位
置精度を出すためにベルト駆動式を採用していること、
横行装置には、ピッキング装置30の上下動をガイドす
るガイドコラム16を横行台車20に取付けているこ
と、横行桁24の上下方向中間部に横行台車20を設置
し、走行、横行に必要な上部空間の省スペースを図って
いること、等の特徴を有している。
【0020】図7はピッキング装置の主要部を明示して
いる。ピッキング装置30はベルト移送装置2が主要部
となっており、図示の例では移送用高摩擦ベルト6を棚
間口方向に2列並列に設置している。ベルト移送装置2
の一端には小径のベルト駆動用プーリ32が取付けら
れ、他端には自由回転可能な小径プーリ34が取付けら
れ、棚上の文書ケースの下部空間に突っ込むことができ
るような断面形状となっている。
【0021】ベルト移送装置2はギヤードモータ36に
よりタイミングベルト38を介して移送用高摩擦ベルト
6に動力が伝達され、プーリ32,34間に張られたベ
ルト6が矢印で示すように正逆方向に駆動される。ベル
ト6に必要な張力はテンションプーリ40で調整され
る。ベルト6上面の水平部にはベルト6の裏面と接する
ガイド板42が取付けられ、移送される保管物1の荷重
を支持する。ベルト移送装置2はケーシング46に納め
られており、ケーシング46は2本のチェーン44(図
7には1本のチェーン44のみが描かれている)によっ
て上下方向に移動可能に釣り下げられている。ケーシン
グ46の上部には保管物1の移送をガイドするガイド板
48、左右にそれぞれ配置された衝突防止用センサ5
0、3個一組の保管物1の定位置確認用センサ52、左
右にそれぞれ配置された2重格納防止センサ54、ガイ
ドコラム16に案内されるための前後左右のガイドロー
ラ56(図7には一部のみが描かれている)が取付けら
れている。
【0022】図4、図5に示すように、倉庫内の右端側
にはリフト付き出庫テーブル18、リフト付き入庫テー
ブル19、これら入出庫テーブル18,19を連絡する
ローラコンベヤ17からなる入出庫装置が配置されてい
るが、このような入出庫装置を設けるかどうか、設ける
場合でもその態様をどうするかなどは、ユーザーの都合
に合わせて適宜定められる。
【0023】図6に示すように、保管物1は棚板4上に
直接適宜の間隔をおいて前後複列に保管され、各保管物
1の一端は棚板4の端面から若干はみだすととともに、
前述のようにピッキング装置30のベルト移送装置2の
進入を許容する上下の空隙を形成している。
【0024】図4に示すように、移動棚制御盤27、C
PUテーブル28、コンソール盤29が設置され、コン
ピュータ制御による在庫管理システムと、全自動連続入
出庫運転システムと、遠隔操作盤による棚位置、入出庫
区分、指令入力に基づいた自動運転システムとを有して
いる。これらの制御システムは既存技術を採用すること
ができる。何れかの指令入力により、移動棚12が移動
し、ピッキング装置30が走行し、横行し、昇降して、
所定の棚の前面の所定位置に自動的に到達し、ベルト移
送装置2が既に説明したとおり動作して、棚とピッキン
グ装置30との間で保管物の移送を行う。
【0025】入庫作業では、入庫テーブル19の前面で
この入庫テーブル19の上にセットされた保管物1がピ
ッキング装置30に移送され、そのあとピッキング装置
30は所定の棚位置において保管物1を所定の棚板4の
上に移送する。出庫作業では、ピッキング装置30が所
定の棚位置の前面に行き、前述の動作によって所定の棚
板4上の保管物を受け取り、そのあとピッキング装置3
0が出庫テーブル18の前面に行って保管物1を出庫テ
ーブル18に移送する。
【0026】入庫する保管物1および出庫された保管物
1は、直接人手により入庫テーブル19にセットし、あ
るいは人手により出庫テーブル18から運び出すことも
できるが、図示の実施例では、出庫時は保管物1を出庫
テーブル18に自動的にローラコンベア17へ払い出
し、タクト運転により複数個の保管物1をコンベア17
上に並べてコンベア17上での人手による取り出しが行
われ、入庫時は人手によりコンベア17上に保管物1を
積み込み、これをコンベア17のタクト運転により自動
的に入庫テーブル19にセットされる方式が採られてい
る。
【0027】以上説明した実施例では、比較的奥行き寸
法の長い文書ケースを保管物1としていたため、保管物
1を棚板4より若干はみださせて棚板4上に保管するよ
うにしていたが、奥行き寸法の短い保管物の場合は、図
8に示すように、棚板4の前端部にベルト駆動装置2の
一端部を迎え入れるための切欠部4aを形成し、この切
欠部4aをまたいで保管物1を保管するようにすればよ
い。これによって、小さな物品であってもこれを1個ず
つピッキング装置で入出庫することができるし、小さな
保管物1が棚板4から転落することなく安定に保管する
ことができる。
【0028】また、前記実施例では、ピッキング装置3
0のベルト移送装置2に高摩擦のベルト6を使用してい
た。高摩擦のベルト6は、例えばスチール線入り樹脂ベ
ルトの採用によって実現することができ、これにより、
例えば30Kgまでの保管物を収納した段ボールケース
の移送が可能である。これに対して、図9に示すように
樹脂製バケット60などを用いて保管物1を保管する場
合、樹脂製バケット60には底部の端縁近くに切り込み
62を形成することが可能なため、ベルト移送装置2の
ベルト6に突起6aを形成してこれを上記切り込み62
に係合させるようにすれば、さらに重量の重い保管物1
の入出庫を可能にすることができる。同様に、図10に
示すように、樹脂製バケット60などの端面に引っ掛け
金具64を固定し、ベルト移送装置2のベルト6に形成
した突起6aを上記引っ掛け金具64に係合させるよう
にしても同様の効果を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、間口に直交する方向へ
移動する電動式移動棚を並列に複数台設置してなる集密
型保管倉庫において、上記棚間口前面の通路を上下・前
後・左右に移動可能なピッキング装置を設け、このピッ
キング装置に、このピッキング装置と棚板との間で保管
物の移送を行うベルト移送装置を設けたため、ピッキン
グ装置保管物の下面側への進入量が大幅に減少し、保管
物の上下の空間を少なくして保管スペース効率を大幅に
向上させることが可能になった。また、棚板上に直接保
管物を保管しても自動ピッキング装置を適用することが
できるため、保管物1個ごとに保管棚の支柱で区分する
必要はなく、保管棚の支柱数を大幅に少なくしてスペー
ス効率の向上とコストの大幅な削減を図ることができ
る。さらに、パレットなしで直接取り扱うこともできる
ため、空きパレットの取扱処理が不要になり、そのコス
トを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる集密型保管倉庫の実施例を概念
的に示す正面図。
【図2】同上実施例の動作を順に示す正面図。
【図3】上記実施例による保管物の移送動作を解析する
ための正面図。
【図4】本発明にかかる集密型保管倉庫の実施例をより
具体的に示す平面図。
【図5】同上中央部の断面正面図。
【図6】同上断面側面図。
【図7】上記実施例中のピッキング装置の具体例を示す
側面図。
【図8】本発明に適用可能な棚板の変形例を示す斜視
図。
【図9】本発明に適用可能なバケットの例を示す正面
図。
【図10】本発明に適用可能なバケットの別の例を示す
正面図。
【図11】従来の集密型保管倉庫の例を示す正面図。
【図12】同上保管倉庫の移動棚の部分を示す斜視図。
【図13】上記従来の集密型保管倉庫中のピッキング装
置の具体例を示す正面図。
【図14】同上ピッキング装置の動作を順に示す正面
図。
【符号の説明】
1 保管物 2 ベルト移送装置 4 棚板 12 電動式移動棚 13 通路 14 ピッキング装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間口に直交する方向へ移動する電動式移
    動棚が並列に複数台設置され、電動式移動棚の移動によ
    って形成される棚間口前面の通路から棚への保管物の入
    ・出庫を行う集密型保管倉庫において、上記棚間口前面
    の通路を上下・前後・左右に移動可能なピッキング装置
    が設けられ、このピッキング装置は、このピッキング装
    置と棚板との間で保管物の移送を行うベルト移送装置を
    有していることを特徴とする集密型保管倉庫。
JP35675392A 1992-12-22 1992-12-22 集密型保管倉庫 Pending JPH06183515A (ja)

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JP35675392A JPH06183515A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 集密型保管倉庫

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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