JPH06184372A - 難燃性ポリプロピレン系樹脂組成物 - Google Patents
難燃性ポリプロピレン系樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH06184372A JPH06184372A JP33616492A JP33616492A JPH06184372A JP H06184372 A JPH06184372 A JP H06184372A JP 33616492 A JP33616492 A JP 33616492A JP 33616492 A JP33616492 A JP 33616492A JP H06184372 A JPH06184372 A JP H06184372A
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- Japan
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- flame
- polypropylene resin
- halogen
- resin composition
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Abstract
(57)【要約】
【構成】230℃、2.16kgf荷重のメルトフロー
レートが10gr/10min以上のポリプロピレン系
樹脂に、無機充填剤5〜30重量%、ジブロモプロピル
エーテル基を有する有機ハロゲン系難燃剤2〜17重量
%、アンチモン化合物を有機ハロゲン系難燃剤のハロゲ
ン/アンチモン化合物のアンチモンのモル比が2.8〜
4.0になる量を含有する難燃性ポリプロピレン系樹脂
組成物。 【効果】材料強度、特に剛性を強化するために無機充填
剤を添加した場合の欠点である難燃性の低下が極めて少
ない。
レートが10gr/10min以上のポリプロピレン系
樹脂に、無機充填剤5〜30重量%、ジブロモプロピル
エーテル基を有する有機ハロゲン系難燃剤2〜17重量
%、アンチモン化合物を有機ハロゲン系難燃剤のハロゲ
ン/アンチモン化合物のアンチモンのモル比が2.8〜
4.0になる量を含有する難燃性ポリプロピレン系樹脂
組成物。 【効果】材料強度、特に剛性を強化するために無機充填
剤を添加した場合の欠点である難燃性の低下が極めて少
ない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は難燃性ポリプロピレン系
樹脂組成物に関するものである。さらに詳細には、ポリ
プロピレン系樹脂に、有機ハロゲン系難燃剤とアンチモ
ン化合物を配合してなる難燃性ポリプロピレン樹脂組成
物に関するものである。
樹脂組成物に関するものである。さらに詳細には、ポリ
プロピレン系樹脂に、有機ハロゲン系難燃剤とアンチモ
ン化合物を配合してなる難燃性ポリプロピレン樹脂組成
物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレン系樹脂はその優れた特性
のため、射出成形品、フィルム、ブロ−成形品の形で、
自動車、建築材料、電気部品等の分野で広く使われてい
るが用途が広まるにつれてポリプロピレン系樹脂は単体
で使われるだけでなく、無機充填剤やゴムを多量に配合
して、剛性、表面硬度、衝撃強度などの材料強度を高め
て使用されることが多くなっている。
のため、射出成形品、フィルム、ブロ−成形品の形で、
自動車、建築材料、電気部品等の分野で広く使われてい
るが用途が広まるにつれてポリプロピレン系樹脂は単体
で使われるだけでなく、無機充填剤やゴムを多量に配合
して、剛性、表面硬度、衝撃強度などの材料強度を高め
て使用されることが多くなっている。
【0003】しかしながら、ポリプロピレン系樹脂は極
めて燃え易いと言う欠点を有しており、用途が広まるに
連れ難燃化の要求も多くなっている。
めて燃え易いと言う欠点を有しており、用途が広まるに
連れ難燃化の要求も多くなっている。
【0004】一般にポリプロピレン系樹脂の難燃化に
は、ハロゲン系難燃剤と三酸化アンチモンの併用添加に
よる方法が行われている。
は、ハロゲン系難燃剤と三酸化アンチモンの併用添加に
よる方法が行われている。
【0005】無機充填剤を含有しないポリプロピレン系
樹脂の難燃化は少量のハロゲン系難燃剤と三酸化アンチ
モンの併用により達成されることが知られている。例え
ばデカブロモジフェニルエーテル(以下DBDEと記
述)8重量%と三酸化アンチモン4重量%の添加で電気
製品の難燃性規格であるUL94/V−2に合格する。
またテトラブロモビスフェノールA−2,3ジブロモプ
ロピルエーテル(以下TBA−BPと記述)10重量%
と三酸化アンチモン5重量%の併用ではUL94/V−
0が得られる。
樹脂の難燃化は少量のハロゲン系難燃剤と三酸化アンチ
モンの併用により達成されることが知られている。例え
ばデカブロモジフェニルエーテル(以下DBDEと記
述)8重量%と三酸化アンチモン4重量%の添加で電気
製品の難燃性規格であるUL94/V−2に合格する。
またテトラブロモビスフェノールA−2,3ジブロモプ
ロピルエーテル(以下TBA−BPと記述)10重量%
と三酸化アンチモン5重量%の併用ではUL94/V−
0が得られる。
【0006】しかしながら材料強度、特に剛性を高める
ために無機充填剤を含有したポリプロピレン系樹脂では
ハロゲン系難燃剤の効果は、極めて悪くなる。例えばタ
ルクを20重量%含有したポリプロピレン系樹脂でUL
94/V−2を達成するにはDBDE18重量%以上、
三酸化アンチモン6重量%以上の添加が必要となり、難
燃度の高いUL94/V−0の達成にはより多くの難燃
剤の添加を必要とする。
ために無機充填剤を含有したポリプロピレン系樹脂では
ハロゲン系難燃剤の効果は、極めて悪くなる。例えばタ
ルクを20重量%含有したポリプロピレン系樹脂でUL
94/V−2を達成するにはDBDE18重量%以上、
三酸化アンチモン6重量%以上の添加が必要となり、難
燃度の高いUL94/V−0の達成にはより多くの難燃
剤の添加を必要とする。
【0007】また、TBA−BPと三酸化アンチモンの
併用系を用いても、効果の上昇は見られず、DBDEと
同等量の難燃剤が必要とされることが知られている。そ
してこの様な難燃剤の多量添加は加工性、物性、熱安定
性及び、耐候性を劣化させるだけでなく、価格を上昇さ
せ、またリサイクル性も困難となる。
併用系を用いても、効果の上昇は見られず、DBDEと
同等量の難燃剤が必要とされることが知られている。そ
してこの様な難燃剤の多量添加は加工性、物性、熱安定
性及び、耐候性を劣化させるだけでなく、価格を上昇さ
せ、またリサイクル性も困難となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は無機充
填剤を含有した剛性、難燃性の良好な難燃性ポリプロピ
レン系樹脂組成物を提供することである。
填剤を含有した剛性、難燃性の良好な難燃性ポリプロピ
レン系樹脂組成物を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、特定のメルト
フローレートを有するポリプロピレン樹脂に特定の有機
ハロゲン系難燃剤とハロゲンに対し特定の割合のアンチ
モン化合物を添加することにより難燃性、物性、耐候
性、熱安定性の極めて優れる難燃性ポリプロピレン系樹
脂組成物を得ることができることを見いだした。
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、特定のメルト
フローレートを有するポリプロピレン樹脂に特定の有機
ハロゲン系難燃剤とハロゲンに対し特定の割合のアンチ
モン化合物を添加することにより難燃性、物性、耐候
性、熱安定性の極めて優れる難燃性ポリプロピレン系樹
脂組成物を得ることができることを見いだした。
【0010】すなわち本発明は、230℃、2.16k
gf荷重のメルトフローレート(以下MFRと記述)が
10gr/10min以上のポリプロピレン系樹脂に、
無機充填剤を5〜30重量%、ジブロモプロピルエーテ
ル基を有する有機ハロゲン系難燃剤2〜17重量%、ア
ンチモン化合物を有機ハロゲン系難燃剤のハロゲン/ア
ンチモン化合物のアンチモンのモル比が2.8〜4.0
になる量を配合してなるポリプロピレン系樹脂組成物で
ある。
gf荷重のメルトフローレート(以下MFRと記述)が
10gr/10min以上のポリプロピレン系樹脂に、
無機充填剤を5〜30重量%、ジブロモプロピルエーテ
ル基を有する有機ハロゲン系難燃剤2〜17重量%、ア
ンチモン化合物を有機ハロゲン系難燃剤のハロゲン/ア
ンチモン化合物のアンチモンのモル比が2.8〜4.0
になる量を配合してなるポリプロピレン系樹脂組成物で
ある。
【0011】本発明の樹脂組成物は難燃性、物性、耐候
性、熱安定性の極めて優れた難燃性ポリプロピレン系樹
脂組成物である。
性、熱安定性の極めて優れた難燃性ポリプロピレン系樹
脂組成物である。
【0012】本発明には各種ポリプロピレン系樹脂を用
いることができる。プロピレン単独重合体、プロピレン
とエチレン、ブテン−1、ペンテン−1又はヘキセン−
1、4−メチル−ペンテン−1とのブロック共重合体、
ランダム共重合体並びにこれらの混合物を用いることが
できる。
いることができる。プロピレン単独重合体、プロピレン
とエチレン、ブテン−1、ペンテン−1又はヘキセン−
1、4−メチル−ペンテン−1とのブロック共重合体、
ランダム共重合体並びにこれらの混合物を用いることが
できる。
【0013】ポリプロピレン系樹脂のMFRは10gr
/min、より好ましくは15gr/min以上が好ま
しい。このMFRが10gr/min未満の場合は十分
な難燃性が得られない。
/min、より好ましくは15gr/min以上が好ま
しい。このMFRが10gr/min未満の場合は十分
な難燃性が得られない。
【0014】また本発明で使用する有機ハロゲン系難燃
剤としては、ジブロモプロピルエーテル基を有する難燃
剤、例えばテトラブロモビスフェノールS−2,3ジブ
ロモプロピルエーテル(TBS−BP)、TBA−B
P、1,3,5−トリス(2,3ジブロモプロピルエー
テル)イソシアヌレート(TAIC−6B)等を用いる
ことができる。
剤としては、ジブロモプロピルエーテル基を有する難燃
剤、例えばテトラブロモビスフェノールS−2,3ジブ
ロモプロピルエーテル(TBS−BP)、TBA−B
P、1,3,5−トリス(2,3ジブロモプロピルエー
テル)イソシアヌレート(TAIC−6B)等を用いる
ことができる。
【0015】これらの難燃剤の配合量は要求される難燃
レベル、難燃剤中のハロゲン含有量、ポリプロピレン系
樹脂のMFRによって異なるが2〜17重量%、より好
ましくは3〜15重量%の範囲である。添加量が2重量
%未満の場合は十分な難燃性が得られず、添加量が17
重量%より多くなるとブルーミング、熱安定性、耐候性
等が悪くなる。
レベル、難燃剤中のハロゲン含有量、ポリプロピレン系
樹脂のMFRによって異なるが2〜17重量%、より好
ましくは3〜15重量%の範囲である。添加量が2重量
%未満の場合は十分な難燃性が得られず、添加量が17
重量%より多くなるとブルーミング、熱安定性、耐候性
等が悪くなる。
【0016】またアンチモン化合物としては三酸化アン
チモン、五酸化アンチモンを用いることができる。アン
チモン化合物の添加量は樹脂に含有された有機ハロゲン
系難燃剤のハロゲン量と密接な関係がありハロゲン/ア
ンチモンのモル比が2.8〜4.0、より好ましくは
3.0〜3.5の範囲がよい。この組成比より小さくて
も大きくても十分な難燃効果が得られず、多量のハロゲ
ン難燃剤、アンチモン化合物の添加が必要とする。
チモン、五酸化アンチモンを用いることができる。アン
チモン化合物の添加量は樹脂に含有された有機ハロゲン
系難燃剤のハロゲン量と密接な関係がありハロゲン/ア
ンチモンのモル比が2.8〜4.0、より好ましくは
3.0〜3.5の範囲がよい。この組成比より小さくて
も大きくても十分な難燃効果が得られず、多量のハロゲ
ン難燃剤、アンチモン化合物の添加が必要とする。
【0017】また無機充填剤としてはタルク、炭酸カル
シウム、硫酸バリウム、マイカ、ガラスファイバー、カ
ーボンファイバーなどを用いることができる。無機充填
剤の添加量は5〜30重量%がよい。この添加量が5重
量%未満の配合では十分な強度が得られず、また30重
量%より多く配合すると十分な難燃効果を得ることは難
しい。
シウム、硫酸バリウム、マイカ、ガラスファイバー、カ
ーボンファイバーなどを用いることができる。無機充填
剤の添加量は5〜30重量%がよい。この添加量が5重
量%未満の配合では十分な強度が得られず、また30重
量%より多く配合すると十分な難燃効果を得ることは難
しい。
【0018】また本発明の樹脂組成物には、衝撃強度な
どを改善するため、通常ポリプロピレン樹脂に添加され
るゴム成分を添加することができる。この添加量は10
重量%以下がよく、これより多くの配合では十分な難燃
効果が得られないことがある。
どを改善するため、通常ポリプロピレン樹脂に添加され
るゴム成分を添加することができる。この添加量は10
重量%以下がよく、これより多くの配合では十分な難燃
効果が得られないことがある。
【0019】また本発明の樹脂組成物には、衝撃強度、
引張特性を改良するために通常の無機充填系ポリプロピ
レン系樹脂に添加される変性ポリプロピレン樹脂を通常
の使用する範囲で添加することができる。
引張特性を改良するために通常の無機充填系ポリプロピ
レン系樹脂に添加される変性ポリプロピレン樹脂を通常
の使用する範囲で添加することができる。
【0020】また本発明の樹脂組成物には、以上のもの
の他に通常ポリプロピレン系樹脂の添加剤として用いら
れるもの、例えば酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収
剤、熱安定剤、着色剤あるいはハロゲン系難燃剤を添加
したときに併用されるハロゲン用安定剤などを添加する
ことができる。
の他に通常ポリプロピレン系樹脂の添加剤として用いら
れるもの、例えば酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収
剤、熱安定剤、着色剤あるいはハロゲン系難燃剤を添加
したときに併用されるハロゲン用安定剤などを添加する
ことができる。
【0021】かくして得られる難燃性ポリプロピレン系
樹脂組成物は、射出成形、押出成形、ブロ−成形等通常
行われる加工方法にて成形品にすることができる。
樹脂組成物は、射出成形、押出成形、ブロ−成形等通常
行われる加工方法にて成形品にすることができる。
【0022】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれにのみ限定されるものではない。尚、
実施例、比較例において実施した各種の試験方法は次の
通りである。
が、本発明はこれにのみ限定されるものではない。尚、
実施例、比較例において実施した各種の試験方法は次の
通りである。
【0023】・難燃性試験 UL94/V法に準じた。
【0024】・機械的特性 JIS K6758に準拠した。
【0025】なお試験片はすべて射出成形機を用いて作
製した。
製した。
【0026】実施例1 ポリプロピレン系樹脂(A)(東ソー(株)社製:J5
100A、MFR 11、ホモポリマ−)82.5重量
%とタルク(林化成(株)社製:ミクロンホワイト50
00A、平均粒径3μ)10重量%、TBA−BP(帝
人化成(株)社製:ファイヤーガードFG3100、臭
素含有率67%)5.5重量%、三酸化アンチモン(日
本精鉱(株)社製:アトックスS)2重量%(ハロゲン
/アンチモン=3.4)および安定剤として2、6−ジ
−t−ブチル−p−クレゾ−ル(吉富製薬(株)社製;
ヨシノックスBHT)0.1重量%、ステアリン酸カル
シウム0.1重量%、エポキシ化大豆油0.1をヘンセ
ルミキサ−で混合し、口径30mmφの二軸混練押出機
で樹脂温度220℃にて押出し、ペレットを作製した。
ついで該ペレットを150tの射出成形機を用いて樹脂
温度230℃にて試験片を作製した。結果を表1に示す
が、得られた樹脂組成物は剛性2万1千kgf/c
m2、難燃性UL94/V−0と極めて良好であった。
100A、MFR 11、ホモポリマ−)82.5重量
%とタルク(林化成(株)社製:ミクロンホワイト50
00A、平均粒径3μ)10重量%、TBA−BP(帝
人化成(株)社製:ファイヤーガードFG3100、臭
素含有率67%)5.5重量%、三酸化アンチモン(日
本精鉱(株)社製:アトックスS)2重量%(ハロゲン
/アンチモン=3.4)および安定剤として2、6−ジ
−t−ブチル−p−クレゾ−ル(吉富製薬(株)社製;
ヨシノックスBHT)0.1重量%、ステアリン酸カル
シウム0.1重量%、エポキシ化大豆油0.1をヘンセ
ルミキサ−で混合し、口径30mmφの二軸混練押出機
で樹脂温度220℃にて押出し、ペレットを作製した。
ついで該ペレットを150tの射出成形機を用いて樹脂
温度230℃にて試験片を作製した。結果を表1に示す
が、得られた樹脂組成物は剛性2万1千kgf/c
m2、難燃性UL94/V−0と極めて良好であった。
【0027】実施例2 ポリプロピレン系樹脂(B)(東ソー(株)社製:J7
250B、MFR 25、ブロックポリマ−)74重量
%とタルク15重量%、TBS−BP(丸菱油化(株)
社製:ノンネンPR−2、臭素含有率65%)8重量
%、三酸化アンチモン3重量%(ハロゲン/アンチモン
=3.3)を用いた以外は実施例1と同様の方法にて試
験片を作製した。結果を表1に示すが、得られた樹脂組
成物は剛性2万1千kgf/cm2、難燃性UL94/
V−0と極めて良好であった。
250B、MFR 25、ブロックポリマ−)74重量
%とタルク15重量%、TBS−BP(丸菱油化(株)
社製:ノンネンPR−2、臭素含有率65%)8重量
%、三酸化アンチモン3重量%(ハロゲン/アンチモン
=3.3)を用いた以外は実施例1と同様の方法にて試
験片を作製した。結果を表1に示すが、得られた樹脂組
成物は剛性2万1千kgf/cm2、難燃性UL94/
V−0と極めて良好であった。
【0028】実施例3 ポリプロピレン系樹脂(B)79重量%とガラスファイ
バー(日本電気硝子(株)社製:ECSO3T−48
8)10重量%、TBS−BP8重量%、三酸化アンチ
モン3重量%(ハロゲン/アンチモン=3.3)を用い
た以外は実施例1と同様の方法にて試験片を作製した。
結果を表1に示すが、得られた樹脂組成物は剛性2万3
千kgf/cm2、難燃性UL94/V−0と極めて良
好であった。
バー(日本電気硝子(株)社製:ECSO3T−48
8)10重量%、TBS−BP8重量%、三酸化アンチ
モン3重量%(ハロゲン/アンチモン=3.3)を用い
た以外は実施例1と同様の方法にて試験片を作製した。
結果を表1に示すが、得られた樹脂組成物は剛性2万3
千kgf/cm2、難燃性UL94/V−0と極めて良
好であった。
【0029】実施例4 ポリプロピレン系樹脂(B)69重量%とマイカ(レプ
コ(株)社製:S200、平均粒径150μ)20重量
%、TBS−BP8重量%、三酸化アンチモン3重量%
(ハロゲン/アンチモン=3.3)を用いた以外は実施
例1と同様の方法にて試験片を作製した。結果を表1に
示すが、得られた樹脂組成物は剛性2万9千kgf/c
m2、難燃性UL94/V−0と極めて良好であった。
コ(株)社製:S200、平均粒径150μ)20重量
%、TBS−BP8重量%、三酸化アンチモン3重量%
(ハロゲン/アンチモン=3.3)を用いた以外は実施
例1と同様の方法にて試験片を作製した。結果を表1に
示すが、得られた樹脂組成物は剛性2万9千kgf/c
m2、難燃性UL94/V−0と極めて良好であった。
【0030】比較例1 ポリプロピレン系樹脂として、MFRが3.5のホモポ
リマー(C)(東ソー(株)社製:J5040B)をベ
−スレジンに用いた以外は実施例1と同様の方法にて試
験片を作製した。結果を表1に示すが、得られた樹脂組
成物は剛性は十分有するものの、UL94/V法での難
燃性の評価は自己消火性を示さなかった。
リマー(C)(東ソー(株)社製:J5040B)をベ
−スレジンに用いた以外は実施例1と同様の方法にて試
験片を作製した。結果を表1に示すが、得られた樹脂組
成物は剛性は十分有するものの、UL94/V法での難
燃性の評価は自己消火性を示さなかった。
【0031】比較例2 ポリプロピレン系樹脂(A)75重量%とタルク10重
量%、難燃剤としてテトラブロムビスフェノ−ル−A
(帝人化成(株)社製:ファイヤーガード2000、臭
素含有量58%)を10重量%及び三酸化アンチモンを
3重量%(ハロゲン/アンチモン=3.5)を用いた以
外は実施例1と同様の方法にて試験片を作製した。結果
を表1に示すが、得られた樹脂組成物は剛性は十分有す
るもののUL94/V法での難燃性の評価は自己消火性
を示さなかった。
量%、難燃剤としてテトラブロムビスフェノ−ル−A
(帝人化成(株)社製:ファイヤーガード2000、臭
素含有量58%)を10重量%及び三酸化アンチモンを
3重量%(ハロゲン/アンチモン=3.5)を用いた以
外は実施例1と同様の方法にて試験片を作製した。結果
を表1に示すが、得られた樹脂組成物は剛性は十分有す
るもののUL94/V法での難燃性の評価は自己消火性
を示さなかった。
【0032】比較例3 ポリプロピレン系樹脂(A)75重量%とタルク10重
量%、難燃剤としてDBDE(東ソ−(株)社製:フレ
−ムカット110R)を10重量%、三酸化アンチモン
を5重量%(ハロゲン/アンチモン=3.0)を用いた
以外は実施例1と同様の方法にて試験片を作製した。結
果を表1に示すが、得られた樹脂組成物は十分な剛性を
有するものの、UL94/Vでの難燃性の評価は自己消
火性を示さなかった。
量%、難燃剤としてDBDE(東ソ−(株)社製:フレ
−ムカット110R)を10重量%、三酸化アンチモン
を5重量%(ハロゲン/アンチモン=3.0)を用いた
以外は実施例1と同様の方法にて試験片を作製した。結
果を表1に示すが、得られた樹脂組成物は十分な剛性を
有するものの、UL94/Vでの難燃性の評価は自己消
火性を示さなかった。
【0033】比較例4 ポリプロピレン系樹脂(B)78重量%とタルク10重
量%、難燃剤としてTBS−BPを8重量%、三酸化ア
ンチモンを4重量%(ハロゲン/アンチモン=2.4)
を用いた以外は実施例1と同様の方法にて試験片を作製
した。結果を表1に示すが、得られた樹脂組成物は剛性
が1万7千kgf/cm2と低くまたUL94/Vでの
難燃性の評価も自己消火性を示さなかった。
量%、難燃剤としてTBS−BPを8重量%、三酸化ア
ンチモンを4重量%(ハロゲン/アンチモン=2.4)
を用いた以外は実施例1と同様の方法にて試験片を作製
した。結果を表1に示すが、得られた樹脂組成物は剛性
が1万7千kgf/cm2と低くまたUL94/Vでの
難燃性の評価も自己消火性を示さなかった。
【0034】比較例5 ポリプロピレン系樹脂(B)76重量%とタルク10重
量%、難燃剤としてTBS−BPを11重量%、三酸化
アンチモンを3重量%(ハロゲン/アンチモン=4.
3)を用いた以外は実施例1と同様の方法にて試験片を
作製した。結果を表1に示すが、得られた樹脂組成物は
剛性が1万7千kgf/cm2と低くまたUL94/V
での難燃性の評価も自己消火性を示さなかった。
量%、難燃剤としてTBS−BPを11重量%、三酸化
アンチモンを3重量%(ハロゲン/アンチモン=4.
3)を用いた以外は実施例1と同様の方法にて試験片を
作製した。結果を表1に示すが、得られた樹脂組成物は
剛性が1万7千kgf/cm2と低くまたUL94/V
での難燃性の評価も自己消火性を示さなかった。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】以上の記述から明らかなように本発明の
組成物は、材料強度、特に剛性を強化するために無機充
填剤を添加した場合の欠点であるポリプロピレン系樹脂
の難燃性の低下の極めて少ない組成物である。
組成物は、材料強度、特に剛性を強化するために無機充
填剤を添加した場合の欠点であるポリプロピレン系樹脂
の難燃性の低下の極めて少ない組成物である。
Claims (1)
- 【請求項1】230℃、2.16kgf荷重のメルトフ
ローレートが10gr/10min以上のポリプロピレ
ン系樹脂に、無機充填剤5〜30重量%、ジブロモプロ
ピルエーテル基を有する有機ハロゲン系難燃剤2〜17
重量%、アンチモン化合物を有機ハロゲン系難燃剤のハ
ロゲン/アンチモン化合物のアンチモンのモル比が2.
8〜4.0になる量を含有する難燃性ポリプロピレン系
樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33616492A JP3801656B2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 難燃性ポリプロピレン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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