JPH06184406A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物

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JPH06184406A
JPH06184406A JP35555092A JP35555092A JPH06184406A JP H06184406 A JPH06184406 A JP H06184406A JP 35555092 A JP35555092 A JP 35555092A JP 35555092 A JP35555092 A JP 35555092A JP H06184406 A JPH06184406 A JP H06184406A
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JP
Japan
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epoxy resin
parts
weight
graft copolymer
resin composition
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JP35555092A
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English (en)
Inventor
Masami Okuo
雅巳 奥尾
Hiroyuki Enomoto
裕之 榎本
Toshio Koma
俊男 胡間
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/032Organic insulating material consisting of one material
    • H05K1/0326Organic insulating material consisting of one material containing O

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 封止材などとしてすぐれた耐熱性、耐衝撃
性、強靱性を有し、またプリント配線板材料に用いたと
きの穴加工性、接着性、低吸水性、誘電特性にすぐれた
エポキシ樹脂組成物を提供する。 【構成】 エポキシ樹脂100重量部あたり、a)グリ
シジル基を有する単量体10〜70重量%と、b)N−
置換マレイミド、不飽和ジカルボン酸無水物、α−アル
キルスチレンより選ばれる一種または二種以上の単量体
10〜50重量%と、c)上記a,b成分の単量体とグ
ラフト重合が可能なゴム質重合体10〜70重量%と、
d)上記a,b成分の単量体および上記c成分のゴム質
重合体と共重合が可能なその他の単量体0〜50重量%
とよりなるグラフト共重合体5〜50重量部を含ませ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エポキシ樹脂組成物に
関し、詳しくは耐熱性、耐衝撃性、強靱性にすぐれ、ま
たプリント配線板材料に用いたときの穴加工性、接着
性、低吸水性、誘電特性にすぐれたエポキシ樹脂組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂は、コンデンサ、ダイオ―
ド、トランジスタ、サイリスタなどの個別半導体および
IC,LSIなどの集積回路などを機械的,電気的な外
部環境から保護する封止材や、プリント配線板用ガラス
含浸プリプレグなどとして、大量に用いられている。
【0003】近年、電子部品の小型化や薄膜化に対応し
て、表面実装が採用されるようになつてきており、これ
に伴い封止材にはハンダ耐熱性が要求されている。ま
た、半導体素子と封止材との熱膨張差に起因して発生す
る内部応力により、素子表面のアルミ配線のズレ、素子
ペレツト自体の割れが生じることから、上記内部応力の
低減のため、封止材の強靱性を向上させることが強く要
求されている。
【0004】これらの封止材の要求特性に対して、たと
えば、耐熱性の向上のために、多官能のエポキシ樹脂を
用いる方法(特公昭63−58852号、特開昭60−
199023号、特開昭63−3015号、特開昭63
−301219号などの各公報)や、ナフタレン骨格を
有するエポキシ樹脂を用いる方法(特開昭61−737
19号公報)などが提案されているが、耐熱性が不十分
であつたり、耐衝撃性や強靱性が低下する問題があつ
た。
【0005】また、耐衝撃性や強靱性の改良のために、
シリコ―ンエラストマ―を添加する方法(特開昭63−
297483号公報)、カルボキシル基末端ポリブタジ
エンゴムを添加する方法〔Adv.Chem.Se.2
22,389〜401(1989年)〕、メタクリル酸
グリシジルを含有するタ―ポリマ―を用いる方法〔高分
子学会予稿集vol.39,No.4(1990年)〕
などが提案されているが、耐衝撃性や強靱性が改良され
る反面、耐熱性が低下する問題があつた。
【0006】一方、プリント配線板材料についても、電
子素子の高速化、高密度実装化に伴い、耐熱性のほか、
穴加工性、接着性、低吸水性、誘電特性の向上が求めら
れている。この種の材料において、その耐熱性の向上を
はかる方法としては、通常、主成分のビスフエノ―ル型
エポキシ樹脂にフエノ―ルノボラツク型エポキシ樹脂、
クレゾ―ルノボラツク型エポキシ樹脂を添加する方法が
実用化されているが、十分な耐熱性は得られていない。
【0007】また、耐熱性のさらなる向上をはかる方法
として、多官能型エポキシ樹脂を用いたり(特開平2−
235919号公報)、熱可塑性樹脂を適量添加する
(特開平2−221122号公報)などの方法が提案さ
れている。また、穴加工性を改良する方法として、エポ
キシ樹脂に第三級アミンを反応させたのち、トリフエニ
ルホスフインを反応させ、さらにホルムアルデヒドを反
応させる方法(特開平1−118520号公報)、エポ
キシ樹脂にビスフエノ―ル類を添加する方法(特開昭6
3−312832号公報)などが開示されている。
【0008】さらに、接着性を改良する方法として、基
層とエポキシ樹脂層との間に、エポキシ樹脂、光酸発生
剤、(メタ)アクリル酸エステルよりなるプライマ―層
を設ける方法(特開平3−65341号公報)が開示さ
れている。また、吸湿性を改良する方法として、焼成カ
オリンクレ―を添加する方法(特開昭63−24542
5号公報)が開示されている。
【0009】しかるに、これら従来の改良技術では、仮
に個々の特性の向上が認められたとしても、耐熱性、穴
加工性、接着性、低吸水性、誘電特性の各性能について
バランスの取れたプリント配線板材料を得ることは困難
であつた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のエ
ポキシ樹脂組成物は、封止材などとして要求される耐熱
性、耐衝撃性、強靱性をすべて満足するものはなく、ま
たプリント配線板材料として望まれる耐熱性、穴加工
性、接着性、低吸水性、誘電特性の各性能についてバラ
ンスの取れたものを得ることは難しかつた。
【0011】本発明は、上記従来の事情に鑑み、封止材
やプリント配線板材料などに要求される上記種々の性能
をすべて満足させることができるエポキシ樹脂組成物を
提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために、鋭意検討した結果、エポキシ樹脂
および硬化剤を含むエポキシ樹脂組成物に特定のグラフ
ト共重合体を特定量加えてなるものが、封止材やプリン
ト配線板材料などに要求されるすぐれた性能を備えたも
のとなることを見い出し、本発明を完成するに至つた。
【0013】すなわち、本発明は、エポキシ樹脂および
硬化剤を含むエポキシ樹脂組成物において、エポキシ樹
脂100重量部あたり、 a)グリシジル基を有する単量体10〜70重量%と、 b)N−置換マレイミド、不飽和ジカルボン酸無水物、
α−アルキルスチレンより選ばれる一種または二種以上
の単量体10〜50重量%と、 c)上記a,b成分の単量体とグラフト重合が可能なゴ
ム質重合体10〜70重量%と、 d)上記a,b成分の単量体および上記c成分のゴム質
重合体と共重合が可能なその他の単量体0〜50重量% とよりなるグラフト共重合体5〜50重量部を含ませた
ことを特徴とするエポキシ樹脂組成物に係るものであ
る。
【0014】
【発明の構成・作用】本発明におけるグラフト共重合体
は、上記a〜c三成分または上記a〜d四成分よりなる
グラフト共重合体であり、このグラフト共重合体をエポ
キシ樹脂組成物中に含ませることにより、封止材などと
しての耐熱性、耐衝撃性、強靱性などの改善をはかれ、
またプリント配線板材料としての穴加工性、接着性、低
吸水性、誘電特性などの改善にも好結果が得られる。
【0015】a成分のグリシジル基を有する単量体とし
ては、メタクリル酸グリシジル、アクリル酸グリシジ
ル、アリルグリシジルエ―テル、これらの単量体の炭素
−炭素二重結合(メタクリロイル基、アクリロイル基、
アリル基)とグリシジル基との間に炭素数1〜30のア
ルキル鎖やポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン
などのポリオキシアルキレンをスペ―サ―として導入し
たものがある。
【0016】これらa成分の単量体は、a〜d成分の合
計量中、10〜70重量%、好ましくは30〜70重量
%の範囲で、その1種または2種以上が用いられる。1
0重量%未満では、封止材などとしての耐熱性が低下
し、またプリント配線板材料としての穴加工性、接着性
が低下する。70重量%を超えると、封止材などとして
の強靱性、加工性が低下し、またプリント配線板材料と
してのプリプレグの流れ性が低下したり、吸水性や誘電
率が大きくなる。
【0017】b成分のうちのN−置換マレイミドとは、
フエニルマレイミド、シクロヘキシルマレイミド、t−
ブチルマレイミドなどである。また、不飽和ジカルボン
酸無水物とは、マレイン酸無水物、イタコン酸無水物、
メタコン酸無水物、シトラコン酸無水物などである。さ
らに、α−アルキルスチレンとは、α−メチルスチレ
ン、α−エチルスチレン、α−ブチルスチレンなどであ
る。
【0018】これらb成分の単量体は、a〜d成分の合
計量中、10〜50重量%、好ましくは20〜50重量
%の範囲で、その1種または2種以上が用いられる。1
0重量%未満では、封止材などとしての耐熱性が低下
し、またプリント配線板材料としての穴加工性が低下す
る。50重量%を超えると、封止材などとしての耐衝撃
性、強靱性、加工性が低下し、またプリント配線板材料
としてのプリプレグの流れ性が低下したり、吸水率や誘
電率が大きくなる。
【0019】c成分のゴム質重合体は、上記a,b成分
の単量体とグラフト重合が可能なものであればよく、た
とえば、ポリブタジエン、スチレン−ブタジエンゴム、
ニトリルゴム、マレイン化ゴム、ブタジエン−アクリロ
ニトリルゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合
体、エチレン−α−オレフインゴムなどがある。
【0020】これらc成分のゴム質重合体は、a〜d成
分の合計量中、10〜70重量%、好ましくは10〜5
0重量%の範囲で、その1種または2種以上が用いられ
る。10重量%未満では、封止材などとしての耐衝撃
性、強靱性、加工性が低下し、またプリント配線板材料
としての吸水性や誘電率が大きくなる。70重量%を超
えると、封止材などとしての耐熱性が低下する。
【0021】d成分のその他の単量体は、上記a,b成
分の単量体および上記c成分のゴム質重合体と共重合が
可能なものであればよく、たとえば、下記の(イ)〜
(ワ)の単量体などが挙げられる。 (イ)アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸ブチル、アクリル酸オクタデシル、アクリル酸ドコシ
ルなどの炭素数1〜22のアルキル基を持つアクリル酸
アルキルエステル、または上記と同様のアルキル基を持
つメタクリル酸アルキルエステル (ロ)アクリル酸ポリプロピレングリコ―ル、アクリル
酸ポリエチレングリコ―ル、メタクリル酸ポリエチレン
グリコ―ル、メタクリル酸ポリプロピレングリコ―ルな
どのポリアルキレングリコ―ル基を持つアクリル酸エス
テルまたはメタクリル酸エステル (ハ)アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸などの不
飽和モノカルボン酸 (ニ)フマル酸、イタコン酸などの不飽和ジカルボン酸 (ホ)フマル酸ジメチル、フマル酸ジエチル、フマル酸
ジブチル、イタコン酸ジメチル、イタコン酸ジブチル、
フマル酸メチルエチル、フマル酸メチルブチル、イタコ
ン酸メチルエチルなどのジカルボン酸エステル (ヘ)スチレン、クロロスチレンなどのスチレン誘導体 (ト)塩化ビニル、臭化ビニル、フツ化ビニル、塩化ビ
ニリデンなどのハロゲン化ビニルやハロゲン化ビニリデ
ン (チ)メチルビニルケトン、n−ブチルビニルケトンな
どの不飽和ケトン (リ)酢酸ビニル、酪酸ビニルなどのビニルエステル (ヌ)メチルビニルエ―テル、ブチルビニルエ―テルな
どのビニルエ―テル (ル)アクリロニトリル、メタクリロニトリル、シアン
化ビニリデンなどのシアン化ビニル (オ)アクリルアミドやそのアルキル置換アミド (ワ)ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、メタリル
スルホン酸などの不飽和スルホン酸
【0022】これらd成分のその他の単量体は、a〜d
成分の合計量中、0〜50重量%、好ましくは0〜30
重量%の範囲で、その1種または2種以上が用いられ
る。50重量%を超えると、封止材などとしての耐熱
性、耐衝撃性、強靱性が低下し、またプリント配線板材
料としての穴加工性や接着性が低下する。
【0023】本発明におけるグラフト共重合体は、公知
の方法で製造でき、たとえば、以下の如く製造される。
まず、反応器に溶剤とc成分のゴム質重合体をとり、撹
拌して均一に溶解混合する。また、系内を窒素ガスで置
換する。ついで、通常40〜120℃の反応温度まで昇
温してから、a,b二成分またはa,b,d三成分から
なる単量体混合物、重合開始剤、分子量調整剤および溶
剤の混合液を滴下する。滴下終了後、熟成を行い、反応
を完結させる。反応液から真空乾燥機により溶剤を留去
して、固体状物を得、これを粉砕して、グラフト共重合
体とする。
【0024】このように製造されるグラフト共重合体
は、その重量平均分子量(Mw)が通常5,000〜5
00,000の範囲にあるのがよく、またエポキシ当量
としては、通常140〜1,700の範囲にあるのがよ
い。
【0025】本発明におけるエポキシ樹脂には、以下に
列挙する、(I)エポキシ化合物、(II)グリシジル化
合物などがあり、その一方または両方から、1種のみま
たは2種以上を混合して使用することができる。
【0026】(I)のエポキシ化合物としては、ビスフ
エノ―ルA、ビスフエノ―ルFなどの多価アルコ―ルま
たはそのアルキレンオキサイド付加体とエピクロルヒド
リンとの反応によつて得られるエポキシ樹脂や、フエノ
―ルノボラツク型、クレゾ―ルノボラツク型などのノボ
ラツク型エポキシ樹脂に代表される芳香族系エポキシ樹
脂;水添したビスフエノ―ルAまたはそのアルキレンオ
キサイド付加体とエピクロルヒドリンとの反応によつて
得られるエポキシ樹脂に代表されるシクロヘキセンオキ
サイド基、トリシクロデセンオキサイド基、シクロペン
テンオキサイド基などの脂環を有する脂環式エポキシ樹
脂;1,4−ブタンジオ―ル、1,6−ヘキサンジオ―
ルなどの脂肪族多価アルコ―ルやそのアルキレンオキサ
イド付加体とエピクロルヒドリンとの反応によつて得ら
れるポリグリシジルエ―テルや脂肪族長鎖二塩基酸のジ
グリシジルエステルに代表される脂肪族系エポキシ樹
脂;テトラブロムビスフエノ―ルA型エポキシ樹脂、臭
素化フエノ―ルノボラツク型エポキシ樹脂に代表される
難燃性エポキシ樹脂などが挙げられる。
【0027】(II) のグリシジル化合物としては、メチ
ルグリシジルエ―テル、ブチルグリシジルエ―テル、2
−エチルヘキシルグリシジルエ―テル、フエニルグリシ
ジルエ―テル、sec−ブチルフエニルグリシジルエ―
テル、アリルグリシジルエ―テルなどのグリシジルエ―
テル;フタル酸ジグリシジルエステル、テトラヒドロフ
タル酸ジグリシジルエステル、テレフタル酸ジグリシジ
ルエステル、ジグリシジルp−オキシ安息香酸、ダイマ
―酸グリジシルエステル、アクリル酸グリシジル、メタ
クリル酸グリシジルなどのグリシジルエステル;N,N
−ジグリシジルアニリン、テトラグリシジルジアミノフ
エニルメタン、トリグリシジルp−アミノフエノ―ルな
どのグリシジルアミンなどが挙げられる。
【0028】本発明における硬化剤としては、つぎの
(1)〜(15)の熱硬化触媒、(16)〜(23)のエネル
ギ―線硬化触媒が挙げられ、これらの中から、その1種
を単独でまたは2種以上を混合して使用できる。
【0029】<熱硬化触媒> (1)ポリメチレンジアミン、ジプロピレンジアミン、
トリメチルヘキサメチレンジアミンなどの鎖状脂肪族第
一ジアミン (2)イミノビスプロピルアミン、1,3,6−トリス
アミノメチルヘキサン、テトラエチレンペンタミンなど
の鎖状脂肪族第一ポリアミン (3)N−アミノエチルピペラジン、ビス(4−アミノ
−3−メチルシクロヘキシル)メタンなどの脂環式ポリ
アミン (4)メタキシリレンジアミンなどの芳香族含有脂肪族
第一アミン (5)メタフエニレンジアミン、2,4−ジアミノジフ
エニルアミン、ジアミノジフエニルスルホンなどの芳香
族第一アミン (6)ジメチルアミン、ジエチルアミンなどの第二アミ
ン (7)ジメチルシクロヘキシルアミン、ピリジン、α−
ピコリンなどの第三アミン (8)フタル酸無水物、ピロメリツト酸無水物、グリレ
ロ―ルトリス(アンヒドロトリメリテ―ト)などの芳香
族系酸無水物 (9)マレイン酸無水物、メチルテトラヒドロフタル酸
無水物、メチルシクロヘキセンテトラカルボン酸無水物
などの環状脂肪族酸無水物 (10)ポリアジピン酸無水物、ポリアゼライン酸無水
物、ポリセバシン酸無水物などの脂肪族酸無水物 (11)ダイマ―酸とポリアミンの縮合反応により得られ
るポリアミド樹脂 (12)2−メチルイミダゾ―ル、1−シアノエチル−2
−エチル−4−メチルイミダゾ―ル、1−シアノエチル
−2−フエニルイミダゾリニウム・トリメリテ―トなど
のイミダゾ―ル類 (13)三フツ化ホウ素−アミン錯体、有機酸ヒドラジツ
ド、ポリアミンの塩などの潜在性硬化剤 (14)液状ポリメルカプタン、ポリスルフイドなどのポ
リメルカプタン (15)ノボラツク型フエノ―ル樹脂、ポリビニルフエノ
―ルなどの合成樹脂初期縮合物
【0030】<エネルギ―線硬化触媒> (16)フエニルジアゾニウムテトラフルオロボレ―ト、
4−メトキシフエニルジアゾニウムヘキサフルオロホス
フエ―トなどのアリ―ルジアゾニウム塩 (17)ジフエニルヨウドニウムテトラフルオロボレ―
ト、ジ(4−ブチルフエニル)ヨウドニウムヘキサフル
オロホスフエ―トなどのジアリ―ルヨウドニウム塩 (18)トリフエニルスルホニウムヘキサフルオロホスフ
エ―ト、トリフエニルスルホニウムテトラフルオロボレ
―ト、トリス(4−メトキシフエニル)スルホニウムヘ
キサフルオロホスフエ―トなどのトリアリ―ルスルホニ
ウム塩 (19)ジメチルフエナシルスルホニウムヘキサフルオロ
ホスフエ―ト、フエナシルテトラメチレンスルホニウム
テトラフルオロボレ―トなどのジアルキルフエナシルス
ルホニウム塩 (20)3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエニルスル
ホニウムテトラフルオロボレ―ト、3,5−ジブチル−
4−ヒドロキシフエニルスルホニウムヘキサフルオロア
ンチモネ―トなどのジアルキル−4−ヒドロキシフエニ
ルスルホニウム塩 (21)α−ヒドロキシメチルベンゾインスルホン酸エス
テル、N−ヒドロキシイミドスルホネ―ト、α−スルホ
ニロキシケトンなどのスルホン酸エステル (22)2−(4−メトキシフエニル)−4,6−ジ(ト
リクロロメチル)トリアジンなどのトリアジン化合物 (23)オルソジアゾナフトキノン−4−スルホン酸エス
テル、オルソジアゾナフトキノン−5−スルホン酸エス
テルなどのジアゾナフトキノン化合物
【0031】本発明のエポキシ樹脂組成物は、上記のエ
ポキシ樹脂および硬化剤とともに、前記のグラフト共重
合体を含んでなり、このグラフト共重合体の使用量を、
エポキシ樹脂100重量部あたり、5〜50重量部、好
ましくは5〜30重量部としたものである。5重量部未
満では、封止材などとしての耐熱性、耐衝撃性、強靱性
が低下し、またプリント配線板材料としての穴加工性、
接着性が低下したり、誘電率が大きくなる。また、50
重量部より多くなると、封止材などとしての加工性やプ
リント配線板材料としてのプリプレグの流れ性が低下す
る。
【0032】硬化剤の使用量は、エポキシ樹脂100重
量部あたり、通常0.01〜50重量部、好ましくは
0.1〜20重量部とするのがよい。とくに、前記の
(1)〜(15)の熱硬化触媒では、エポキシ樹脂100
重量部あたり、0.01〜5重量部、前記の(16)〜
(23)のエネルギ―線硬化触媒では、エポキシ樹脂10
0重量部あたり、1〜50重量部とすればよい。
【0033】本発明のエポキシ樹脂組成物は、上記のエ
ポキシ樹脂、グラフト共重合体および硬化剤の三成分を
必須成分とするほか、本発明の効果を損なわない範囲内
で、硬化促進剤、離型剤、可とう化剤、カツプリング
剤、着色剤、難燃助剤、充てん剤、溶剤などを任意成分
として添加してもよい。
【0034】本発明のエポキシ樹脂組成物は、従来公知
の方法で、封止材やプリント配線板材料などに使用する
ことができる。たとえば、プリント配線板材料では、ま
ず、所定量のエポキシ樹脂、グラフト共重合体および硬
化剤を均一に混合して、樹脂組成物を調製する。つい
で、これをガラスクロスに含浸させてから、乾燥装置を
通してエポキシの反応をやや進め、Bステ―ジ状態のプ
リプレグとする。しかるのち、このプリプレグを銅箔と
重ね合わせ、積層プレス機により加熱加圧して、プリン
ト配線板用の銅張り積層板とする。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明のエポキシ樹脂組
成物は、封止材などとしての耐熱性、耐衝撃性、強靱性
などにすぐれ、またプリント配線板材料に用いたときの
穴加工性、接着性、低吸湿性、誘電特性などにもすぐれ
ている。
【0036】
【実施例】つぎに、本発明を実施例によりさらに具体的
に説明する。なお、以下の実施例および比較例で用いた
グラフト共重合体A〜Kは、下記の参考例1,2の方法
により製造したものである。また、以下の実施例および
比較例において、部とあるのは重量部を意味する。
【0037】参考例1 6枚羽根タ―ビン翼付き撹拌機、ステンレス製邪魔板4
枚を取り付けた2リツトルの重合反応槽に、メチルイソ
ブチルケトン300g、ポリブタジエンゴム〔旭化成工
業(株)ジエンNF−35R〕105gをとり、撹拌し
て、均一に溶解混合した。反応系内を窒素ガスで置換し
たのち、65℃に昇温し、メタクリル酸グリシジル21
0g、フエニルマレイミド105g、メタクリル酸メチ
ル280gおよび2,2−アゾビスイソブチロニトリル
3.5gの混合溶液を3時間にわたつて滴下した。滴下
終了後、同温度で3時間の熟成を行つた。
【0038】このように反応させたのち、反応液を14
0℃、20Torr、2時間の条件で減圧処理して、メ
チルイソブチルケトンを留去した。得られた固体の樹脂
をミキサ―で粉砕して、重量平均分子量(Mw)が5
0,000、エポキシ当量が530のグラフト共重合体
Aを得た。
【0039】参考例2 重合反応槽および滴下溶液の仕込量を、表1〜表3の如
く変更した以外は、参考例1の場合と同様にして、同表
に示す重量平均分子量およびエポキシ当量を有するグラ
フト共重合体B〜Kを得た。表1には、参考のため、グ
ラフト共重合体Aの仕込量なども併せて記載した。ま
た、表1〜表3中、ゴム質重合体や単量体などを示す各
符号は、下記のとおりである。
【0040】<ゴム質重合体> PBd :ポリブタジエン 旭化成工業(株)製「ジエンNF−35R」 St−Bdゴム:スチレン−ブタジエンゴム 旭化成工業(株)製「ソルブレン1206」 EtOゴム :エチレン−α−オレフインゴム 日本合成ゴム(株)製「JSR EP 21」 <グリシジル基を有する単量体> GMA :メタクリル酸グリシジル GA :アクリル酸グリシジル AGE :アリルグリシジルエ―テル <N−置換マレイミドなどの単量体> PMI :フエニルマレイミド CHMI :シクロヘキシルマレイミド α−MSt :α−メチルスチレン <その他の単量体> MMA :メタクリル酸メチル St :スチレン AN :アクリロニトリル <重合開始剤> AIBN :2,2−アゾビスイソブチロニトリル
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】実施例1 エポキシ樹脂〔油化シエルエポキシ樹脂(株)製「エピ
コ―ト828」〕100部に、グラフト共重合体A;2
0部と、硬化剤として4,4−ジアミノジフエニルスル
ホン35部とを混合し、室温で3分間撹拌して、熱硬化
型のエポキシ樹脂組成物を調製した。
【0045】実施例2,3 グラフト共重合体Aの使用量を、5部(実施例2)、5
0部(実施例3)に変更した以外は、実施例1と同様に
して、2種の熱硬化型のエポキシ樹脂組成物を調製し
た。
【0046】実施例4〜6 グラフト共重合体A;20部に代え、グラフト共重合体
B;30部(実施例4)、グラフト共重合体C;10部
(実施例5)、グラフト共重合体D;50部(実施例
6)に変更した以外は、実施例1と同様にして、3種の
熱硬化型のエポキシ樹脂組成物を調製した。
【0047】比較例1 グラフト共重合体A;20部の使用を省いた以外は、実
施例1と同様にして、熱硬化型のエポキシ樹脂組成物を
調製した。
【0048】比較例2,3 グラフト共重合体A;20部に代え、カルボキシ基末端
ポリブタジエンゴム〔宇部興産(株)製「ハイカ―CT
B 2000×162」〕30部(比較例2)、1−メ
チル〔α−メチル−α−(4−グリシドキシフエニル)
エチル〕−4−〔α,α−ビス(グリシドキシフエニ
ル)エチル〕ベンゼン30部(比較例3)に変更した以
外は、実施例1と同様にして、2種の熱硬化型のエポキ
シ樹脂組成物を調製した。
【0049】比較例4 グラフト共重合体Aの使用量を、80部に変更した以外
は、実施例1と同様にして、熱硬化型のエポキシ樹脂組
成物を調製した。
【0050】比較例5〜7 グラフト共重合体A;20部に代え、グラフト共重合体
B;3部(比較例5)、グラフト共重合体H;10部
(比較例6)、グラフト共重合体I;30部(比較例
7)に変更した以外は、実施例1と同様にして、3種の
熱硬化型のエポキシ樹脂組成物を調製した。
【0051】上記の実施例1〜6および比較例1〜7の
各エポキシ樹脂組成物につき、封止材などとしての性能
を評価するため、調製後すぐに試験片作製用型に流し込
み、120℃×1時間、180℃×5時間の条件で、加
熱硬化させた。この硬化試験片につき、下記の方法で、
ガラス転移温度、破壊靱性、曲げ弾性率、シエルピ―衝
撃強度およびスパイラルフロ―を調べた。
【0052】これら試験項目のうち、「ガラス転移温
度」は耐熱性の、「破壊靱性および曲げ弾性率」は強靱
性の、「シエルピ―衝撃強度」は耐衝撃性の、「スパイ
ラルフロ―」は加工性の、それぞれ指標となる。
【0053】<ガラス転移温度>セイコ―電子工業
(株)製DSC120を用いて、昇温速度10℃/分の
条件で測定した。
【0054】<破壊靱性、曲げ弾性率、シエルピ―衝撃
強度>破壊靱性はASTM E−379−83にしたが
い、曲げ弾性率およびシエルピ―衝撃強度はJIS K
6911にしたがい、それぞれ測定した。
【0055】<スパイラルフロ―>東芝機械(株)製射
出成形機IS 25EDにて、6mmのアルキメデス型金
型を用いて、175℃で47%の圧力(約70Kg/c
m2 )の条件で測定した。
【0056】これらの試験結果を、下記の表4〜表6に
示す。同表には、参考のため、各エポキシ樹脂組成物に
用いたグラフト共重合体(またはその代替物質)の種類
および使用量を併せて記載した。なお、比較例2の「C
TBN」は、カルボキシ基末端ポリブタジエンゴム〔宇
部興産(株)製「ハイカ―CTB 2000×16
2」、比較例3の「MGPEB」は、1−メチル〔α−
メチル−α−(4−グリシドキシフエニル)エチル〕−
4−〔α,α−ビス(グリシドキシフエニル)エチル〕
ベンゼン、である。
【0057】
【表4】
【0058】
【表5】
【0059】
【表6】
【0060】実施例7 エポキシ樹脂〔油化シエルエポキシ樹脂(株)製「エピ
コ―ト828」〕100部に、グラフト共重合体E;1
0部と、硬化剤としてトリフエニルスルホニウムヘキサ
フルオロアンチモネ―ト1部とを混合し、室温で3分間
撹拌して、光硬化型のエポキシ樹脂組成物を調製した。
【0061】実施例8〜11 グラフト共重合体E;10部に代え、グラフト共重合体
B;30部(実施例8)、グラフト共重合体F;50部
(実施例9)、グラフト共重合体G;30部(実施例1
0)、グラフト共重合体C;10部(実施例11)に変
更した以外は、実施例7と同様にして、4種の光硬化型
のエポキシ樹脂組成物を調製した。
【0062】比較例8 グラフト共重合体E;10部の使用を省いた以外は、実
施例7と同様にして、光硬化型のエポキシ樹脂組成物を
調製した。
【0063】比較例9,10 グラフト共重合体E;10部に代え、グラフト共重合体
J;30部(比較例9)、グラフト共重合体K;10部
(比較例10)に変更した以外は、実施例7と同様にし
て、2種の光硬化型のエポキシ樹脂組成物を調製した。
【0064】上記の実施例7〜11および比較例8〜1
0の各エポキシ樹脂組成物につき、封止材などとしての
性能を評価するため、調製後すぐに試験片作製用型に流
し込み、東芝ライテツク(株)製トスキユア1000に
て、1Kwの水銀ランプを用いて、照射距離10cmで紫外
線を2分間照射して、硬化させた。
【0065】この硬化試験片につき、前記と同様にし
て、ガラス転移温度、破壊靱性、曲げ弾性率、シエルピ
―衝撃強度およびスパイラルフロ―を調べた。これらの
試験結果を、下記の表7,表8に示す。同表には、参考
のため、各エポキシ樹脂組成物に用いたグラフト共重合
体の種類および使用量を併せて記載した。
【0066】
【表7】
【0067】
【表8】
【0068】つぎに、上記の実施例7〜11および比較
例8〜10の各エポキシ樹脂組成物について、プリント
配線板用材料としての性能を評価するため、調製後すぐ
にガラスクロス7628/AS431(旭シエ―ベル社
製)に含浸し、1Kwの高圧水銀灯を用いて、10cmの高
さから1分間の紫外線照射を行つてBステ―ジ化し、プ
リプレグをつくつた。このプリプレグ8枚と厚さ35μ
mの銅箔を重ね、180℃、40Kg/cm2 の条件で90
分間プレス成形し、厚さ1.6mmのプリント配線板材料
をつくつた。
【0069】このプリント配線板材料につき、ガラス転
移温度、穴加工時のスミヤ発生率、接着性、吸水性、誘
電率およびプリプレグの流れ性を調べた。ガラス転移温
度は前記と同様にして、その他は下記の方法で測定し
た。これらの試験結果を、後記の表9,表10に示す。
同表には、参考のため、各エポキシ樹脂組成物に用いた
グラフト共重合体の種類および使用量を併せて記載し
た。
【0070】<穴加工時のスミヤ発生率>1mm径のドリ
ルにて回転数60,000rpm、送り速度50μm/
1回転、3枚重ねで5,000ヒツト前後でのスミヤ
(切屑が軟化溶融付着した汚れ)発生率を調べた。
【0071】<接着性>JIS C 6484の方法に
したがつて、常態と、ハンダ処理後(温度260℃の溶
けたハンダ上に20秒間浮かべる処理を行つたのち)と
について、それぞれ測定した。
【0072】<吸水性>100℃の水で2時間煮沸した
のちの吸水率を測定した。
【0073】<誘電率>JIS C 6484の方法に
したがつて、常態(相対湿度65%の空気中に96時間
放置後)と、吸湿処理後(50℃の水中に48時間放置
後)とについて、それぞれ測定した。
【0074】<プリプレグの流れ性>垣内弘、「新エポ
キシ樹脂」、P.487、昭晃堂(1985年)に記載
の樹脂流れ性の方法にしたがつて、鏡面板に挟み込んだ
試料を、171±3℃に調節したプレス熱板により、1
4±2Kg/cm2 で3分間加熱加圧し、そのときに流出し
た樹脂の流れ量(重量%)を測定した。
【0075】
【表9】
【0076】
【表10】
【0077】実施例12 エポキシ樹脂〔油化シエルエポキシ樹脂(株)製「エピ
コ―ト828」〕100部に、グラフト共重合体A;2
0部と、硬化剤として4,4−ジアミノジフエニルスル
ホン30部およびジシアンジアミド1部とを混合し、室
温で3分間撹拌して、熱硬化型のエポキシ樹脂組成物を
調製した。
【0078】実施例13,14 グラフト共重合体Aの使用量を、5部(実施例13)、
50部(実施例14)に変更した以外は、実施例12と
同様にして、2種の熱硬化型のエポキシ樹脂組成物を調
製した。
【0079】実施例15〜17 グラフト共重合体A;20部に代え、グラフト共重合体
B;30部(実施例15)、グラフト共重合体C;10
部(実施例16)、グラフト共重合体D;50部(実施
例17)に変更した以外は、実施例12と同様にして、
3種の熱硬化型のエポキシ樹脂組成物を調製した。
【0080】比較例11 グラフト共重合体A;20部の使用を省いた以外は、実
施例12と同様にして、熱硬化型のエポキシ樹脂組成物
を調製した。
【0081】比較例12,13 グラフト共重合体A;20部に代え、ポリエ―テルスル
ホン(ICI社製「VICTREX」)20部およびジ
グリシジルアニリン20部(比較例12)、未焼成カオ
リンクレ―〔白石カルシウム(株)製「ポリクレ―」〕
20部(比較例13)に変更した以外は、実施例12と
同様にして、2種の熱硬化型のエポキシ樹脂組成物を調
製した。
【0082】比較例14 グラフト共重合体Aの使用量を、80部に変更した以外
は、実施例12と同様にして、熱硬化型のエポキシ樹脂
組成物を調製した。
【0083】比較例15〜17 グラフト共重合体A;20部に代え、グラフト共重合体
B;3部(比較例15)、グラフト共重合体H;10部
(比較例16)、グラフト共重合体I;30部(比較例
17)に変更した以外は、実施例12と同様にして、3
種の熱硬化型のエポキシ樹脂組成物を調製した。
【0084】上記の実施例12〜17および比較例11
〜17の各エポキシ樹脂組成物につき、プリント配線板
用材料としての性能を評価するため、調製後すぐにガラ
スクロス7628/AS431(旭シエ―ベル社製)に
含浸し、100℃×3分、150℃で3分乾燥してBス
テ―ジ化し、プリプレグをつくつた。このプリプレグ8
枚と厚さ35μmの銅箔を重ね、180℃、40Kg/cm
2 の条件で90分間プレス成形し、厚さ1.6mmのプリ
ント配線板材料をつくつた。
【0085】このプリント配線板材料につき、ガラス転
移温度、穴加工時のスミヤ発生率、接着性、吸水性、誘
電率およびプリプレグの流れ性を、前記と同様の方法で
調べた。これらの試験結果を、下記の表11〜表13に
示す。同表には、参考のため、各エポキシ樹脂組成物に
用いたグラフト共重合体(またはその代替物質)の種類
および使用量を併せて記載した。
【0086】なお、表12中、比較例12の「PES」
はポリエ―テルスルホン(ICI社製「VICTRE
X」)、同「GAN」はジグリシジルアニリン、比較例
13の「カオリンクレ―」は未焼成カオリンクレ―〔白
石カルシウム(株)製「ポリクレ―」〕、である。
【0087】
【表11】
【0088】
【表12】
【0089】
【表13】
【0090】上記の表4〜表8から、本発明のエポキシ
樹脂組成物は、封止材などとしてすぐれた耐熱性、耐衝
撃性、強靱性などを有し、また、上記の表9〜表13か
ら、プリント配線板材料としてすぐれた耐熱性に加え
て、良好な穴加工性、接着性、吸湿性、誘電特性などを
も有していることが明らかである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エポキシ樹脂および硬化剤を含むエポキ
    シ樹脂組成物において、エポキシ樹脂100重量部あた
    り、 a)グリシジル基を有する単量体10〜70重量%と、 b)N−置換マレイミド、不飽和ジカルボン酸無水物、
    α−アルキルスチレンより選ばれる一種または二種以上
    の単量体10〜50重量%と、 c)上記a,b成分の単量体とグラフト重合が可能なゴ
    ム質重合体10〜70重量%と、 d)上記a,b成分の単量体および上記c成分のゴム質
    重合体と共重合が可能なその他の単量体0〜50重量% とよりなるグラフト共重合体5〜50重量部を含ませた
    ことを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
JP35555092A 1992-12-18 1992-12-18 エポキシ樹脂組成物 Pending JPH06184406A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1862505A3 (en) * 2006-05-30 2008-02-13 Nof Corporation Resin composition for printed wiring board film and use thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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