JPH0618442U - ドレーン材用織物 - Google Patents
ドレーン材用織物Info
- Publication number
- JPH0618442U JPH0618442U JP5727092U JP5727092U JPH0618442U JP H0618442 U JPH0618442 U JP H0618442U JP 5727092 U JP5727092 U JP 5727092U JP 5727092 U JP5727092 U JP 5727092U JP H0618442 U JPH0618442 U JP H0618442U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- drain
- weft
- woven fabric
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- Looms (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案の目的は、融着部分が剥がれたり、緯
糸が千切れて織物が破れるというような虞れがないドレ
ーン材用織物を提供することにある。 【構成】 本考案の要旨は、ポリエチレン製経糸とポリ
プロピレン製緯糸とを用いて織られているシート状織物
の両端の耳の部分同士を融着して、袋状にしたことを特
徴とするドレーン材用織物にある。
糸が千切れて織物が破れるというような虞れがないドレ
ーン材用織物を提供することにある。 【構成】 本考案の要旨は、ポリエチレン製経糸とポリ
プロピレン製緯糸とを用いて織られているシート状織物
の両端の耳の部分同士を融着して、袋状にしたことを特
徴とするドレーン材用織物にある。
Description
【0001】
本考案は、地震のときの地盤液状化を防止するための、グリッドを収納するド レーン材に用いる織物に関する。
【0002】
地下水位が高く、緩い密度の砂地盤においては、地震が発生すると砂粒子間の 間隙水圧が急激に上昇するため、砂粒子が水中に浮遊する状態となって、地盤が 液体のように不安定になる。この現象は、一般に地盤の液状化と呼ばれている。
【0003】 この地盤の液状化を防止するために、近年、ドレーン工法と呼ばれる軟弱地盤 を改良するための工法が開発されている。 このドレーン工法は、液状化が予想される地盤に、通水性のあるドレーン材を 、ほぼ垂直方向に適切な間隔で埋設するものであり、この工法によれば、地震の 際に発生する過剰の間隙水を、素早く地上に排出させることができるため、地震 の際に発生する過剰の間隙水による水圧の上昇を抑えるとともに、早期に消散さ せて、地盤の安定化を図ることができる。
【0004】 上記ドレーン工法の中には、ポリエチレン製織物の袋に砂を詰めたドレーン材 を用いる、いわゆるパック・ドレーン工法、通水のための穴を多数開けたパイプ に上記と同様の袋を被せたドレーン材を用いる、いわゆるパイプ・ドレーン工法 、簀子板形状のグリッドをポリエチレン製織物の中に収納したドレーン材を用い るグリッド・ドレーン工法などがある。
【0005】 ところが、パック・ドレーン工法には、砂を詰める作業現場において砂を袋に 詰めなければならず、この作業が極めて面倒であるという欠点がある。 また、パイプ・ドレーン工法には、ドレーン材が長尺となるため、その運搬が 面倒であり、その使用の際には数本を連結して用いなければならないという不便 がある。
【0006】 このため、グリッド・ドレーン工法が注目されており、この工法によれば、上 述の袋詰作業の面倒は解消される。また、用いるドレーン材は通常200m程度の長 尺のものであるが、運搬などの際にはロール状にすることができるため、運搬の 便もよい。
【0007】 ところで、上記パック・ドレーン工法あるいはパイプ・ドレーン工法に用いる ポリエチレン製織物は、砂を詰めるため、あるいはパイプを挿入するために袋状 に織られているが、グリッド・ドレーン工法においては、用いるグリッドが極め て長尺(200m程度)であるため、予め袋状に織ったものを用いると、この中 にグリッドを収納することができない。 このため、シート状に織った織物にグリッドを載せ、織物の両端の耳の部分同 士を合わせて、ヒータなどで加熱することにより融着して袋状にすることによっ て、織物にグリッドを収納している。
【0008】
ところが、ポリエチレン製のシート状織物の両端の耳の部分同士を融着すると 、融着部分が剥がれ、あるいは緯糸が千切れ、この部分から織物が破れて、実際 に使用したとき地中の砂がドレーン材中に入ってしまうという問題が生じる。
【0009】
本考案は、上記の如き課題を解決するために、ポリエチレン製経糸とポリプロ ピレン製緯糸を用いて織られているシート状織物の両端の耳の部分同士を融着し て袋状にしたことを特徴とするドレーン材用織物を提供するものである。
【0010】 上記ポリエチレン製経糸及びポリプロピレン製緯糸の繊維太さは特に限定され るものではないが、300デニール(D)程度が好ましい。 織物の両端の、いわゆる耳の融着部分における強度を向上させるために、緯糸 の繊維太さを経糸のそれよりも太くすることができるが、織物が波打つ原因とな るので、経糸と緯糸の繊維太さは同程度が好ましい。
【0011】 上記織物の組織も特に限定されるものではなく、例えば平織り、綾織り、朱子 織りのいずれでもよいが、織物が波打つのを防止するために、地の部分を綾織り とし、耳の部分を平織りとすることが好ましい。
【0012】 上記織物は予めシート状に織られ、グリッドを包み、両端の耳の部分同士およ び底部をそれぞれ融着して袋状に形成される。 上記織物における耳の部分同士の融着は、例えばヒートプレートを用いるヒー トプレート法、ヒートローラを用いるヒートローラ法、あるいは超音波融着機を 用いる超音波融着法などによって行なうことができる。 上記融着の条件は特に限定されるものではないが、経糸が融け、緯糸が融けな いような条件で行なうのが好ましい。具体的には、ヒータなどの温度を180℃ 〜220℃程度に設定し、搬送速度を約2m/分に設定して行なうのが好ましい 。
【0013】
ポリエチレン製糸のみを用いて織られた、従来のグリッド・ドレーン材用織物 においては、耳の部分同士の融着の条件設定が難しく、融着温度が低い場合は融 着部分が剥がれてしまい、融着温度が高すぎる場合は緯糸が千切れ、破れてしま う。 しかしながら、本考案のドレーン材用織物は、融点が135℃程度のポリエチ レン製経糸と、融点が165℃程度のポリプロピレン製緯糸とを用いて織った織 物であり、緯糸の融点が経糸のそれよりも30℃程度高い。このため、織物の耳 の部分同士を融着して袋状とする場合に、融着温度が比較的高くてもポリプロピ レン製緯糸はあまり融けない。したがって、比較的高い温度で融着を行なうこと により、融着部分の剥がれを防止するとともに、緯糸の千切れをも防止すること ができる。
【0014】
以下に、実施例により本考案を具体的に説明するが、本考案はこれに限定され るものではない。 ポリエチレン製経糸とポリプロピレン製緯糸を用いて、下記表1および図1に 示すシート状織物1を作製した。
【0015】
【表1】
【0016】 シート状織物1は、全体の幅aが385mmで、耳の部分2,2の幅bがそれ ぞれ30mmで、地の部分3の幅cが325mmであり、長さdが205mであ る。
【0017】 上記のシート状織物1の上に、幅が155mmで厚さが12.6mmの簀子板 形状のグリッド4を載せ、耳の部分2,2同士をヒートプレート(図示せず)を 用いて融着するとにより、図2に示すように、織物1にグリッド4が収納された ドレーン材5を得た。
【0018】 上記融着は、ヒータの設定温度:200℃、搬送速度:2m/分で行なった。 得られたドレーン材5の織物1の融着部分には、剥がれや千切れは生じていな かった。 なお、第2図において、6はグリッド4に形成されている通水路、7は通水路 の変形を防止するためのリブ、8はドレーン材5をロール状に巻くことを可能に するためのスリットである。
【0019】 比較例 比較のために、経糸と緯糸がどちらもポリエチレン製糸であること以外は実施 例の織物と全く同様のシート状織物を作製した。 実施例1と同様に、この織物の上にグリッド4を載せ、耳の部分同士をヒート プレートで融着して、ドレーン材を作製した。 上記融着を、実施例と同様に、ヒータの設定温度:200℃、搬送速度:2m /分で行ったところ、緯糸が千切れてしまった。 また、ヒータの設定温度:145℃、搬送速度:4m/分で融着を行なうこと により、緯糸の千切れは減少したが、融着部分に剥がれが生じた。また、搬送速 度が遅いため、生産能率も低下した。
【0020】 以上述べた実施例と比較例から明らかなように、本考案にかかる実施例の織物 は、比較的高温で融着を行なっても緯糸に千切れが生じない。 また、比較的高温で融着を行なうことにより融着不足をなくし、融着部分の剥 がれを防止できる。 さらに、比較的高温で融着を行なうことにより、融着作業の能率が向上し、生 産能率が向上する。
【0021】
本考案のドレーン材用織物は、耳の部分の融着を比較的高温で行なうことがで きるため、融着部分が剥がれる虞れがない。また、緯糸の融点が高いため、比較 的高温で融着を行なっても、緯糸が千切れて織物が破れるということがない。 さらに、本考案の織物は、実際に使用して地中において大きな力を受けた場合 にも、融着部分が剥がれたり破れたりして、地中の砂がドレーン材中に入る虞れ が少ない。
【図1】本考案にかかる実施例のシート状織物の正面図
である。
である。
【図2】図1に示した織物にグリッドを収納した状態を
示すドレーン材の斜視図である。
示すドレーン材の斜視図である。
1 シート状織物 2 耳の部分 3 地の部分 4 グリッド 5 ドレーン材 6 通水路 7 リブ 8 スリット
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリエチレン製経糸とポリプロピレン製
緯糸とを用いて織られているシート状織物の両端の耳の
部分同士を融着して、袋状にしたことを特徴とするドレ
ーン材用織物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5727092U JPH0618442U (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | ドレーン材用織物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5727092U JPH0618442U (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | ドレーン材用織物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0618442U true JPH0618442U (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=13050844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5727092U Withdrawn JPH0618442U (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | ドレーン材用織物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618442U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4926817U (ja) * | 1972-06-13 | 1974-03-07 |
-
1992
- 1992-08-14 JP JP5727092U patent/JPH0618442U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4926817U (ja) * | 1972-06-13 | 1974-03-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19961107 |