JPH0618467A - ガスセンサ - Google Patents
ガスセンサInfo
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- JPH0618467A JPH0618467A JP19608592A JP19608592A JPH0618467A JP H0618467 A JPH0618467 A JP H0618467A JP 19608592 A JP19608592 A JP 19608592A JP 19608592 A JP19608592 A JP 19608592A JP H0618467 A JPH0618467 A JP H0618467A
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 H2S、メルカプタン等の硫黄系ガスに対す
る感度の高いガスセンサを提供する。 【構成】 ガスセンサ1はアルミナ基板2に一対の櫛形
Au電極3,3を焼成により形成し、このAu電極3,3
が接続する金属酸化物半導体層4を同じく焼成によりア
ルミナ基板2表面に形成し、更にアルミナ基板2内には
ヒータを埋設している。この金属酸化物半導体層4はW
O3にPt、Ru、Au、Ag、Rh及びPdのうちの少なく
とも1種を添加している。
る感度の高いガスセンサを提供する。 【構成】 ガスセンサ1はアルミナ基板2に一対の櫛形
Au電極3,3を焼成により形成し、このAu電極3,3
が接続する金属酸化物半導体層4を同じく焼成によりア
ルミナ基板2表面に形成し、更にアルミナ基板2内には
ヒータを埋設している。この金属酸化物半導体層4はW
O3にPt、Ru、Au、Ag、Rh及びPdのうちの少なく
とも1種を添加している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に硫化水素(H
2S)、メルカプタン等の硫黄系ガスを検出するための
ガスセンサに関する。
2S)、メルカプタン等の硫黄系ガスを検出するための
ガスセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】ガスの吸脱着により抵抗値が変化する金
属酸化物半導体(SnO2)に電極を接続し、抵抗値を測
定することでガスの有無を検出するようにした半導体ガ
スセンサが従来からガス漏れ警報器等として使用されて
いる。
属酸化物半導体(SnO2)に電極を接続し、抵抗値を測
定することでガスの有無を検出するようにした半導体ガ
スセンサが従来からガス漏れ警報器等として使用されて
いる。
【0003】一方、最近ではトイレやキッチン等の住居
内におけるオートベンチレーション(自動換気)を行な
うためのガスセンサの開発が要望されている。つまり、
トイレやキッチン等の悪臭成分の主なものは、H2S、
アンモニア、アミン類及びメルカプタン類であり、快適
な住環境を維持するにはこれらのガス濃度が数ppb〜
数ppmの範囲で検出できるセンサが必要とされる。し
かしながら従来の金属酸化物半導体ガスセンサによる検
出可能濃度は数百ppm以上である。
内におけるオートベンチレーション(自動換気)を行な
うためのガスセンサの開発が要望されている。つまり、
トイレやキッチン等の悪臭成分の主なものは、H2S、
アンモニア、アミン類及びメルカプタン類であり、快適
な住環境を維持するにはこれらのガス濃度が数ppb〜
数ppmの範囲で検出できるセンサが必要とされる。し
かしながら従来の金属酸化物半導体ガスセンサによる検
出可能濃度は数百ppm以上である。
【0004】そこで、特開昭63−313048号及び
特開昭63ー313049号には、Snのアルコキシド
溶液を絶縁基板に塗布した後、アルコキシド溶液を熱分
解してSnO2を形成し、このSnO2膜に別の金属(通
常、酸化物の形態となっている)を添加して、ガス検出
感度を高めるようにした提案がなされている。
特開昭63ー313049号には、Snのアルコキシド
溶液を絶縁基板に塗布した後、アルコキシド溶液を熱分
解してSnO2を形成し、このSnO2膜に別の金属(通
常、酸化物の形態となっている)を添加して、ガス検出
感度を高めるようにした提案がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述した方法で
は、ガス感度は比較的良好であるものの雰囲気をH2S
から空気に切り替えた時の回復応答性が悪い。一方セン
サ温度を400℃まで高めれば回復応答性は良くなる
が、今度は急激にガス感度が低下する。回復応答性を高
めるためにセンサを加熱するヒートクリーンニングも知
られているが、この場合には連続測定ができず、またヒ
ートクリーンニング用の別回路が必要となる等の難点が
あった。。
は、ガス感度は比較的良好であるものの雰囲気をH2S
から空気に切り替えた時の回復応答性が悪い。一方セン
サ温度を400℃まで高めれば回復応答性は良くなる
が、今度は急激にガス感度が低下する。回復応答性を高
めるためにセンサを加熱するヒートクリーンニングも知
られているが、この場合には連続測定ができず、またヒ
ートクリーンニング用の別回路が必要となる等の難点が
あった。。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、硫黄系ガスが吸脱着する金属酸化物半導体の主
体をWO3とし、この金属酸化物に加える添加物をPt、
Ru、Au、Ag、Rh及びPdのうちの少なくとも1種と
した。
発明は、硫黄系ガスが吸脱着する金属酸化物半導体の主
体をWO3とし、この金属酸化物に加える添加物をPt、
Ru、Au、Ag、Rh及びPdのうちの少なくとも1種と
した。
【0007】
【作用】ガスセンサの主体となる金属酸化物を従来のS
nO2から酸性の強いWO3に変えることで、H2S、メル
カプタン等の硫黄系ガスに対する感度が大幅に向上す
る。
nO2から酸性の強いWO3に変えることで、H2S、メル
カプタン等の硫黄系ガスに対する感度が大幅に向上す
る。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで図1は本発明に係るガスセンサの一例
を示す斜視図、図2は同ガスセンサの一部拡大断面図で
ある。また図3は本発明に係るガスセンサの他の例を示
す斜視図である。
説明する。ここで図1は本発明に係るガスセンサの一例
を示す斜視図、図2は同ガスセンサの一部拡大断面図で
ある。また図3は本発明に係るガスセンサの他の例を示
す斜視図である。
【0009】図1及び図2に示すガスセンサ1はアルミ
ナ基板2に一対の櫛形Au電極3,3を焼成により形成
し、このAu電極3,3が接続する金属酸化物半導体層
4を同じく焼成によりアルミナ基板2表面に形成し、更
にアルミナ基板2内にはヒータ5を埋設している。この
金属酸化物半導体層4はWO3にPt、Ru、Au、Ag、
Rh及びPdのうちの少なくとも1種を添加している。
尚、アルミナ等の基板に金属酸化物半導体層を薄膜状に
形成せず、ある程度の厚みの金属酸化物半導体層に直接
電極を埋設してもよい。
ナ基板2に一対の櫛形Au電極3,3を焼成により形成
し、このAu電極3,3が接続する金属酸化物半導体層
4を同じく焼成によりアルミナ基板2表面に形成し、更
にアルミナ基板2内にはヒータ5を埋設している。この
金属酸化物半導体層4はWO3にPt、Ru、Au、Ag、
Rh及びPdのうちの少なくとも1種を添加している。
尚、アルミナ等の基板に金属酸化物半導体層を薄膜状に
形成せず、ある程度の厚みの金属酸化物半導体層に直接
電極を埋設してもよい。
【0010】この金属酸化物半導体層4の製法について
以下に述べる。先ず、パラタングステン酸アンモニウム
{(NH4)10W12O41・5H2O}を出発原料とし、こ
れを空気中で600℃.5時間熱分解してWO3の粉末
試料を得る。次いで、この粉末試料にPt、Ru、Au、
Ag、RhまたはPdを添加し、空気中で600℃、5時
間焼成して得た粉末をビヒクルとともに混練して成形し
た後焼成することで金属酸化物半導体層4を形成する。
尚、Pt、Ru、Au、Ag、Rh、Pdの添加には、含浸法
やコロイド吸着法が用いられる。
以下に述べる。先ず、パラタングステン酸アンモニウム
{(NH4)10W12O41・5H2O}を出発原料とし、こ
れを空気中で600℃.5時間熱分解してWO3の粉末
試料を得る。次いで、この粉末試料にPt、Ru、Au、
Ag、RhまたはPdを添加し、空気中で600℃、5時
間焼成して得た粉末をビヒクルとともに混練して成形し
た後焼成することで金属酸化物半導体層4を形成する。
尚、Pt、Ru、Au、Ag、Rh、Pdの添加には、含浸法
やコロイド吸着法が用いられる。
【0011】図3に示すガスセンサ11は筒状アルミナ
管12に一対のPt線13,13を巻回し、このPt線1
3,13を包むようにWO3にPt、Ru、Au、Ag、Rh
及びPdのうちの少なくとも1種を添加してなる多孔質
焼結体からなる金属酸化物半導体層14を形成してい
る。
管12に一対のPt線13,13を巻回し、このPt線1
3,13を包むようにWO3にPt、Ru、Au、Ag、Rh
及びPdのうちの少なくとも1種を添加してなる多孔質
焼結体からなる金属酸化物半導体層14を形成してい
る。
【0012】上記添加物のうち、Auは応答性及びガス
感度のいずれにおいても良好な結果であった。そこで、
Auを添加した素子について下記の実験を行った。図4
は、WO3にAuを0.5重量%添加して形成した素子
(以後、WO3−0.5Au素子と表記する)のH2S濃
度1ppm雰囲気中における、素子温度とガス感度との関
係を調べた結果である。ここでガス感度は空気中におけ
る抵抗値Raと被検ガス(硫化水素やメルカプタンを含
む空気)中における抵抗値Rsとの比S=Ra/Rsで表
わすようにした。
感度のいずれにおいても良好な結果であった。そこで、
Auを添加した素子について下記の実験を行った。図4
は、WO3にAuを0.5重量%添加して形成した素子
(以後、WO3−0.5Au素子と表記する)のH2S濃
度1ppm雰囲気中における、素子温度とガス感度との関
係を調べた結果である。ここでガス感度は空気中におけ
る抵抗値Raと被検ガス(硫化水素やメルカプタンを含
む空気)中における抵抗値Rsとの比S=Ra/Rsで表
わすようにした。
【0013】図5はWO3へのAu添加量とガス感度との
関係を調べたものであり、素子温度は300℃に設定
し、H2S濃度1ppm雰囲気中で測定した。同図から、A
u添加量は0.5重量%前後が最も適量でありガス感度
が高くなることが分かった。
関係を調べたものであり、素子温度は300℃に設定
し、H2S濃度1ppm雰囲気中で測定した。同図から、A
u添加量は0.5重量%前後が最も適量でありガス感度
が高くなることが分かった。
【0014】図6は、添加物なしのWO3素子、及びW
O3−0.5Au素子について、素子温度300℃で、H
2S濃度(ppb)とガス感度との関係を調べたものであ
る。同図からH2S濃度の対数値と素子のガス感度の対
数値とは直線関係にあり、本発明に基づくWO3−0.
5Au素子はWO3単独素子と比較して約1/50の薄い
H2S濃度を同感度で検知できることが分かった。
O3−0.5Au素子について、素子温度300℃で、H
2S濃度(ppb)とガス感度との関係を調べたものであ
る。同図からH2S濃度の対数値と素子のガス感度の対
数値とは直線関係にあり、本発明に基づくWO3−0.
5Au素子はWO3単独素子と比較して約1/50の薄い
H2S濃度を同感度で検知できることが分かった。
【0015】図7は本発明に基づくWO3−0.5Au素
子について、素子温度300℃で、メチルメルカプタン
濃度(ppb)とガス感度との関係を調べたものである。
同図から明らかなように、メチルメルカプタン濃度の対
数値と素子のガス感度の対数値とはH2Sの場合と同じ
く直線関係にあり、H2Sとほとんど変らない高いガス
感度を示した。
子について、素子温度300℃で、メチルメルカプタン
濃度(ppb)とガス感度との関係を調べたものである。
同図から明らかなように、メチルメルカプタン濃度の対
数値と素子のガス感度の対数値とはH2Sの場合と同じ
く直線関係にあり、H2Sとほとんど変らない高いガス
感度を示した。
【0016】図8はH2S濃度0.1ppmに対する本発明
に基づくWO3−0.5Au素子の応答曲線であり、縦軸
は素子抵抗の変化率(R/R0)の対数値で表してあ
る。同図から、この素子は臭気発生から僅か1分程度で
臭気を感知することができ、また回復速度も、ヒートク
リーニングを用いなくても4分程度で完全に回復するこ
とのできる優秀なものであることが分かった。
に基づくWO3−0.5Au素子の応答曲線であり、縦軸
は素子抵抗の変化率(R/R0)の対数値で表してあ
る。同図から、この素子は臭気発生から僅か1分程度で
臭気を感知することができ、また回復速度も、ヒートク
リーニングを用いなくても4分程度で完全に回復するこ
とのできる優秀なものであることが分かった。
【0017】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明によれば、金
属酸化物半導体ガスセンサを構成する主体となる金属酸
化物としてWO3を選定し、これにPt、Ru、Au、A
g、Rh及びPdのうちの少なくとも1種を添加したこと
で、H2S、メルカプタン等の硫黄系ガスに対するセン
サの感度を大幅に高めることができ、更に応答速度及び
回復速度の双方に優れたガスセンサとすることができ
る。
属酸化物半導体ガスセンサを構成する主体となる金属酸
化物としてWO3を選定し、これにPt、Ru、Au、A
g、Rh及びPdのうちの少なくとも1種を添加したこと
で、H2S、メルカプタン等の硫黄系ガスに対するセン
サの感度を大幅に高めることができ、更に応答速度及び
回復速度の双方に優れたガスセンサとすることができ
る。
【図1】本発明に係るガスセンサの一例を示す斜視図
【図2】同ガスセンサの一部拡大断面図
【図3】同ガスセンサの他の例を示す斜視図
【図4】同ガスセンサのH2Sに対する素子温度とガス
感度との関係を示すグラフ
感度との関係を示すグラフ
【図5】同ガスセンサのH2Sに対するAu添加量とガス
感度との関係を示すグラフ
感度との関係を示すグラフ
【図6】同ガスセンサのH2S濃度とガス感度との関係
を示すグラフ
を示すグラフ
【図7】同ガスセンサのメチルメルカプタン濃度とガス
感度との関係を示すグラフ
感度との関係を示すグラフ
【図8】同ガスセンサのH2Sに対する応答曲線を示す
グラフ
グラフ
1、11…ガスセンサ、2、12…アルミナ基板、3、
13…電極、4、14…金属酸化物半導体層、5…ヒー
タ。
13…電極、4、14…金属酸化物半導体層、5…ヒー
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 則雄 福岡県福岡市中央区平尾3−17−5−301
Claims (1)
- 【請求項1】 主体となる金属酸化物に添加物を加えた
金属酸化物半導体に対するガスの吸脱着による抵抗値の
変化を利用したガスセンサにおいて、前記ガスは硫黄系
ガスであり、更に前記主体となる金属酸化物をWO3と
し、添加物をPt、Ru、Au、Ag、Rh及びPdのうちの
少なくとも1種としたことを特徴とするガスセンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19608592A JP3191420B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | ガスセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19608592A JP3191420B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | ガスセンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0618467A true JPH0618467A (ja) | 1994-01-25 |
| JP3191420B2 JP3191420B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=16351963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19608592A Expired - Fee Related JP3191420B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | ガスセンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3191420B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003029801A1 (fr) * | 2001-09-28 | 2003-04-10 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Capteur de soufre et detecteur de soufre |
| JP2003130832A (ja) * | 2001-10-23 | 2003-05-08 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 硫黄検出センサ及び硫黄検出装置 |
| KR100477422B1 (ko) * | 2002-01-11 | 2005-03-23 | 동양물산기업 주식회사 | 암모니아 가스 검지용 반도체식 박막 가스 센서의 제조방법 및 센서 소자 |
| WO2006007802A1 (de) * | 2004-07-20 | 2006-01-26 | T.E.M.. Technologische Entwicklungen Und Management Gmbh | Sensor zur detektion luftgetragener gase oder dämpfe mit einer metalloxidischen, gasempfindlichen wirkschicht |
| JP2009519470A (ja) * | 2005-12-12 | 2009-05-14 | ネクステック、マテリアルズ、リミテッド | セラミックh2sセンサ |
| JP2010043905A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ガスセンサ |
| KR101104215B1 (ko) * | 2009-06-30 | 2012-01-10 | 한국이엔에쓰 주식회사 | 황화합물 검출용 가스 센서 제조방법 |
| JP2016145810A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-12 | Toto株式会社 | 生体情報測定システム |
| JP2021012110A (ja) * | 2019-07-08 | 2021-02-04 | フィガロ技研株式会社 | Wo3系ガスセンサの改質方法 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP19608592A patent/JP3191420B2/ja not_active Expired - Fee Related
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