JPH06184777A - 洗浄剤 - Google Patents
洗浄剤Info
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- JPH06184777A JPH06184777A JP35482992A JP35482992A JPH06184777A JP H06184777 A JPH06184777 A JP H06184777A JP 35482992 A JP35482992 A JP 35482992A JP 35482992 A JP35482992 A JP 35482992A JP H06184777 A JPH06184777 A JP H06184777A
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- cleaning
- treated oil
- oil
- treated
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G5/00—Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents
- C23G5/02—Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents using organic solvents
- C23G5/024—Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents using organic solvents containing hydrocarbons
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属製品の熱処理後の熱処理油を、環境汚染
を生じさせることなく、効率よく洗浄、除去でき、かつ
回収、再生が容易な洗浄剤を提供する。 【構成】 40℃の粘度が10〜1000cStの範囲
にある熱処理油で熱処理された金属製品から、付着した
該熱処理油を洗浄、除去するための洗浄剤であって、芳
香族度が60%以上である分子内にベンゼン環を2個ま
たはナフタレン環を1個有する芳香族化合物を必須成分
として含むことを特徴とする洗浄剤。
を生じさせることなく、効率よく洗浄、除去でき、かつ
回収、再生が容易な洗浄剤を提供する。 【構成】 40℃の粘度が10〜1000cStの範囲
にある熱処理油で熱処理された金属製品から、付着した
該熱処理油を洗浄、除去するための洗浄剤であって、芳
香族度が60%以上である分子内にベンゼン環を2個ま
たはナフタレン環を1個有する芳香族化合物を必須成分
として含むことを特徴とする洗浄剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼入れ、焼戻し、焼鈍
しと呼ばれる金属製品を熱処理し、その後に行われる洗
浄において、該被熱処理品としての金属製品の洗浄に使
用される洗浄剤に関するものである。
しと呼ばれる金属製品を熱処理し、その後に行われる洗
浄において、該被熱処理品としての金属製品の洗浄に使
用される洗浄剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製品の熱処理行程で付着する
熱処理油等の油脂等の除去を目的とした脱脂洗浄におい
ては、トリクロロエタン等の低沸点ハロゲン系溶剤が使
用されている。
熱処理油等の油脂等の除去を目的とした脱脂洗浄におい
ては、トリクロロエタン等の低沸点ハロゲン系溶剤が使
用されている。
【0003】しかし、社会的な環境問題に対する意識の
高まりの中で、トリクロロエタン等の揮発性ハロゲン系
溶剤の多くは、大気中のオゾンを破壊したり、人体に対
する毒性のために、使用することは好ましくない。これ
らトリクロロエタン等の揮発性ハロゲン系溶剤を使用し
た洗浄に代わる方法として、水や水を成分とする洗浄剤
を使用した洗浄方法も考案されている。
高まりの中で、トリクロロエタン等の揮発性ハロゲン系
溶剤の多くは、大気中のオゾンを破壊したり、人体に対
する毒性のために、使用することは好ましくない。これ
らトリクロロエタン等の揮発性ハロゲン系溶剤を使用し
た洗浄に代わる方法として、水や水を成分とする洗浄剤
を使用した洗浄方法も考案されている。
【0004】さらにまた、揮発性ハロゲン化炭化水素の
代替品として鉱油系洗浄剤が選択されてもその洗浄力は
揮発性ハロゲン化炭化水素よりも劣り、そこで少しでも
洗浄力を向上せんとして低粘度の鉱油系洗浄剤が使用さ
れる傾向がみられる。
代替品として鉱油系洗浄剤が選択されてもその洗浄力は
揮発性ハロゲン化炭化水素よりも劣り、そこで少しでも
洗浄力を向上せんとして低粘度の鉱油系洗浄剤が使用さ
れる傾向がみられる。
【0005】しかしながら、低粘度の熱処理油では、熱
処理時に金属表面からの蒸発が激しく、極端な場合には
気泡を生じ、熱の放散が均一に、かつ充分行うことが困
難となるという問題が派生する。
処理時に金属表面からの蒸発が激しく、極端な場合には
気泡を生じ、熱の放散が均一に、かつ充分行うことが困
難となるという問題が派生する。
【0006】かかる観点から高粘度の熱処理油あるいは
高沸点添加剤を含む熱処理油が提案されているが、かか
る熱処理油で処理された金属製品の洗浄については、前
記トリクロロエタン等の揮発性ハロゲン系溶剤は、前述
のような環境問題があり、また水や水を成分とする洗浄
剤は、高粘度の熱処理油を洗浄、除去するには不十分で
ある。すなわち、洗浄力が劣る、洗浄液の再生が困難、
廃液処理、洗浄後の錆の発生等の問題がある。
高沸点添加剤を含む熱処理油が提案されているが、かか
る熱処理油で処理された金属製品の洗浄については、前
記トリクロロエタン等の揮発性ハロゲン系溶剤は、前述
のような環境問題があり、また水や水を成分とする洗浄
剤は、高粘度の熱処理油を洗浄、除去するには不十分で
ある。すなわち、洗浄力が劣る、洗浄液の再生が困難、
廃液処理、洗浄後の錆の発生等の問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これら従来
技術の持つ欠点を改良したもので、金属製品の熱処理後
の熱処理油を、環境汚染を生じさせることなく、効率よ
く洗浄、除去でき、かつ回収、再生が容易な洗浄剤を提
供することを目的とするものである。
技術の持つ欠点を改良したもので、金属製品の熱処理後
の熱処理油を、環境汚染を生じさせることなく、効率よ
く洗浄、除去でき、かつ回収、再生が容易な洗浄剤を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、従来のか
かる欠点を解決すべく鋭意検討した結果、洗浄剤として
使用する化合物の芳香族度と洗浄性能との相関、すなわ
ち、40℃の粘度が10〜1000cStの範囲にある
熱処理油の洗浄に対して、芳香族度が60%を超える化
合物を洗浄剤として用いた場合に、高い洗浄性能を示
し、かつ環境汚染も生じないことを見い出し本発明をな
すに至った。
かる欠点を解決すべく鋭意検討した結果、洗浄剤として
使用する化合物の芳香族度と洗浄性能との相関、すなわ
ち、40℃の粘度が10〜1000cStの範囲にある
熱処理油の洗浄に対して、芳香族度が60%を超える化
合物を洗浄剤として用いた場合に、高い洗浄性能を示
し、かつ環境汚染も生じないことを見い出し本発明をな
すに至った。
【0009】すなわち、本発明は、40℃の粘度が10
〜1000cStの範囲にある熱処理油で熱処理された
金属製品から、付着した該熱処理油を洗浄、除去するた
めの洗浄剤であって、芳香族度が60%以上である分子
内にベンゼン環を2個またはナフタレン環を1個有する
芳香族化合物を必須成分として含むことを特徴とする洗
浄剤を提供するものである。
〜1000cStの範囲にある熱処理油で熱処理された
金属製品から、付着した該熱処理油を洗浄、除去するた
めの洗浄剤であって、芳香族度が60%以上である分子
内にベンゼン環を2個またはナフタレン環を1個有する
芳香族化合物を必須成分として含むことを特徴とする洗
浄剤を提供するものである。
【0010】以下、本発明をさらに説明する。本発明の
熱処理とは、金属製品、例えばベアリングのリテイナ
ー、歯車等の鉄製品等について行う焼入れ、焼戻し、焼
鈍しと呼ばれる熱処理を意味する。通常これらの熱処理
は、金属製品を加熱し、熱処理油に浸漬することにより
行われる。金属製品に付着した熱処理油は、熱処理済み
製品の後の加工、例えばショットブラスト工程等に悪影
響を及ぼすことがあることから、これを洗浄、除去する
必要がある。
熱処理とは、金属製品、例えばベアリングのリテイナ
ー、歯車等の鉄製品等について行う焼入れ、焼戻し、焼
鈍しと呼ばれる熱処理を意味する。通常これらの熱処理
は、金属製品を加熱し、熱処理油に浸漬することにより
行われる。金属製品に付着した熱処理油は、熱処理済み
製品の後の加工、例えばショットブラスト工程等に悪影
響を及ぼすことがあることから、これを洗浄、除去する
必要がある。
【0011】ここで、熱処理油は、40℃の粘度が10
〜1000cStの範囲にあるものである。10cSt
未満の粘度では、熱処理が均一に行われ難く、一方10
00cStを越える粘度の熱処理油では余りに粘度が高
すぎるためにかえって熱処理が不十分となる。
〜1000cStの範囲にあるものである。10cSt
未満の粘度では、熱処理が均一に行われ難く、一方10
00cStを越える粘度の熱処理油では余りに粘度が高
すぎるためにかえって熱処理が不十分となる。
【0012】具体的な熱処理油としては、石油類の蒸留
によるもの、石油類を接触分解、水蒸気分解、クラッキ
ング(熱分解)もしくはハイドロクラッキング(水素化
分解)したもの、石油類を部分核水素添加したもの等か
らなる鉱油またはエチレン、プロピレンもしくはそれ以
上のαーオレフィン等のオレフィンオリゴマー等の炭化
水素油等を基油とするものが例示される。
によるもの、石油類を接触分解、水蒸気分解、クラッキ
ング(熱分解)もしくはハイドロクラッキング(水素化
分解)したもの、石油類を部分核水素添加したもの等か
らなる鉱油またはエチレン、プロピレンもしくはそれ以
上のαーオレフィン等のオレフィンオリゴマー等の炭化
水素油等を基油とするものが例示される。
【0013】好ましい熱処理油は、前述の鉱油を基油と
する場合には、40℃の粘度が100〜1000cSt
の範囲にあるものである。
する場合には、40℃の粘度が100〜1000cSt
の範囲にあるものである。
【0014】その他の好ましい熱処理油としては、40
℃での粘度が10〜100cStの範囲にある基油に、
該基油に溶解し得る分子量が1000以上の高沸点添加
剤が配合されてなる熱処理油組成物である。このような
基油に溶解する高沸点添加剤としては、例えばアスファ
ルト、ピッチ等が例示される。これらを添加すると、熱
処理油組成物の粘度は上昇するので、粘度範囲が前記4
0℃の粘度が10〜1000cStの範囲内に入る量の
ものとする。通常は、高沸点添加剤は熱処理油組成物に
対して0.01〜10重量%の範囲である。高沸点添加
剤の分子量の上限値は特に限定されなが、余りに高分子
量では得られた熱処理油組成物の粘度が高くなりすぎる
ために通常は10万以下の分子量のものとする。
℃での粘度が10〜100cStの範囲にある基油に、
該基油に溶解し得る分子量が1000以上の高沸点添加
剤が配合されてなる熱処理油組成物である。このような
基油に溶解する高沸点添加剤としては、例えばアスファ
ルト、ピッチ等が例示される。これらを添加すると、熱
処理油組成物の粘度は上昇するので、粘度範囲が前記4
0℃の粘度が10〜1000cStの範囲内に入る量の
ものとする。通常は、高沸点添加剤は熱処理油組成物に
対して0.01〜10重量%の範囲である。高沸点添加
剤の分子量の上限値は特に限定されなが、余りに高分子
量では得られた熱処理油組成物の粘度が高くなりすぎる
ために通常は10万以下の分子量のものとする。
【0015】上記40℃での粘度が10〜100cSt
の範囲にある基油としては、前述の鉱油またはオレフィ
ンオリゴマー等の炭化水素油等が例示される。
の範囲にある基油としては、前述の鉱油またはオレフィ
ンオリゴマー等の炭化水素油等が例示される。
【0016】上記熱処理油は、比較的高粘度であるため
にその量の多寡はあるものの熱処理済みの金属製品表面
に残留し易い。そして、この残留熱処理油は金属製品の
後加工、例えばショットブラスト工程等に悪影響を及ぼ
す。そこで、本発明においては、芳香族度が60%以上
である分子内にベンゼン環を2個またはナフタレン環を
1個有する芳香族化合物を必須成分として含む洗浄剤に
より洗浄する。
にその量の多寡はあるものの熱処理済みの金属製品表面
に残留し易い。そして、この残留熱処理油は金属製品の
後加工、例えばショットブラスト工程等に悪影響を及ぼ
す。そこで、本発明においては、芳香族度が60%以上
である分子内にベンゼン環を2個またはナフタレン環を
1個有する芳香族化合物を必須成分として含む洗浄剤に
より洗浄する。
【0017】ここで、芳香族度とは、化合物の分子内に
占める芳香族炭素の全炭素に対する割合(芳香族炭素の
数/全炭素数)×100(%)を意味する。芳香族度が
60%未満の化合物では、前記のような熱処理油の洗
浄、除去には不十分である。また、ベンゼン環を1個有
する芳香族化合物、例えばベンゼン、トルエン等は、例
え芳香族度が高くとも人体に対する安全性や、引火点が
低いために好ましくない。
占める芳香族炭素の全炭素に対する割合(芳香族炭素の
数/全炭素数)×100(%)を意味する。芳香族度が
60%未満の化合物では、前記のような熱処理油の洗
浄、除去には不十分である。また、ベンゼン環を1個有
する芳香族化合物、例えばベンゼン、トルエン等は、例
え芳香族度が高くとも人体に対する安全性や、引火点が
低いために好ましくない。
【0018】さらに、ベンゼン環を3個以上またはナフ
タレン環を2個以上有する芳香族炭化水素は、芳香族性
が高いものがあるものの、一般に粘度が高くなりすぎる
ために、例え超音波洗浄によっても洗浄効果が低下する
ところから好ましくない。
タレン環を2個以上有する芳香族炭化水素は、芳香族性
が高いものがあるものの、一般に粘度が高くなりすぎる
ために、例え超音波洗浄によっても洗浄効果が低下する
ところから好ましくない。
【0019】このような、芳香族度が60%以上である
分子内にベンゼン環を2個またはナフタレン環を1個有
する芳香族化合物としては、酸素原子を1個有するジト
リールエーテル等のジアリールエーテル等のほか、具体
的には全炭素数が13〜18のベンゼン環を2個有する
芳香族炭化水素、または全炭素数が11〜16のナフタ
レン環を1個有する芳香族炭化水素が例示される。全炭
素数が18を越えるベンゼン環を2個有する芳香族炭化
水素では、芳香族性が低下するために洗浄性が低下する
と共に、高粘度になるので好ましくない。全炭素数が1
6を越えるナフタレン環を1個有する芳香族炭化水素も
同様である。より具体的には下記一般式(1)〜(3)
で表わされる化合物が挙げられる。
分子内にベンゼン環を2個またはナフタレン環を1個有
する芳香族化合物としては、酸素原子を1個有するジト
リールエーテル等のジアリールエーテル等のほか、具体
的には全炭素数が13〜18のベンゼン環を2個有する
芳香族炭化水素、または全炭素数が11〜16のナフタ
レン環を1個有する芳香族炭化水素が例示される。全炭
素数が18を越えるベンゼン環を2個有する芳香族炭化
水素では、芳香族性が低下するために洗浄性が低下する
と共に、高粘度になるので好ましくない。全炭素数が1
6を越えるナフタレン環を1個有する芳香族炭化水素も
同様である。より具体的には下記一般式(1)〜(3)
で表わされる化合物が挙げられる。
【0020】
【化1】
【0021】 式中、R1、R2は同一または異なる基であり、水素また
はアルキル基を表わす。p1、q1はそれぞれ独立に1〜
4の整数を表わす。
はアルキル基を表わす。p1、q1はそれぞれ独立に1〜
4の整数を表わす。
【0022】
【化2】
【0023】式中、Ar1またはAr2は、同一または異
なる基であってベンゼン環またはシクロヘキサン環を表
し、R3、R4は同一または異なる基であって水素、アル
キル基またはシクロヘキシル基を表わす。p2、q2はそ
れぞれ独立して1〜4の整数を表わす。nは1または2
である。但し、式(2)で表される芳香族化合物の有す
るベンゼン環の個数としては2個に限るものとする。
なる基であってベンゼン環またはシクロヘキサン環を表
し、R3、R4は同一または異なる基であって水素、アル
キル基またはシクロヘキシル基を表わす。p2、q2はそ
れぞれ独立して1〜4の整数を表わす。nは1または2
である。但し、式(2)で表される芳香族化合物の有す
るベンゼン環の個数としては2個に限るものとする。
【0024】
【化3】
【0025】式中、R5、R6は同一または異なる水素ま
たはアルキル基を表わす。mは1〜6の整数を表わす。
p3、q3はそれぞれ独立して1〜4の整数を表わす。
たはアルキル基を表わす。mは1〜6の整数を表わす。
p3、q3はそれぞれ独立して1〜4の整数を表わす。
【0026】式(1)で表わされる化合物の例として
は、ジメチルナフタレン、エチルナフタレン、イソプロ
ピルナフタレン、ジエチルナフタレン、ジイソプロピル
ナフタレンが挙げられる。
は、ジメチルナフタレン、エチルナフタレン、イソプロ
ピルナフタレン、ジエチルナフタレン、ジイソプロピル
ナフタレンが挙げられる。
【0027】式(2)で表わされる化合物の例として
は、メチルビフェニル、ジメチルビフェニル、エチルビ
フェニル、イソプロピルビフェニル、ジエチルビフェニ
ル、ブチルビフェニル、ジイソプロピルビフェニル、ヘ
キシルビフェニル、部分水素化ターフェニルが挙げられ
る。
は、メチルビフェニル、ジメチルビフェニル、エチルビ
フェニル、イソプロピルビフェニル、ジエチルビフェニ
ル、ブチルビフェニル、ジイソプロピルビフェニル、ヘ
キシルビフェニル、部分水素化ターフェニルが挙げられ
る。
【0028】式(3)で表わされる化合物の例として
は、1,1−ジフェニルエタン、1,2−ジフェニルエ
タン、ベンジルトルエン、ジトリルメタン、フェニルト
リルエタン、ジフェニルブタン、ブチルジフェニルエタ
ンが挙げられる。
は、1,1−ジフェニルエタン、1,2−ジフェニルエ
タン、ベンジルトルエン、ジトリルメタン、フェニルト
リルエタン、ジフェニルブタン、ブチルジフェニルエタ
ンが挙げられる。
【0029】本発明の洗浄剤として用いられる化合物
は、それぞれ単独で使用しても、また混合して使用して
もよい。
は、それぞれ単独で使用しても、また混合して使用して
もよい。
【0030】本発明において、上記の化合物からなる洗
浄剤に、更にアルコール類、エーテル類、エステル類、
アセタール類、ケトン類、ニトロアルカン類、グリコー
ル類を加えることが可能である。更に界面活性剤や、酸
化防止剤を必要に応じて添加することも可能である。
浄剤に、更にアルコール類、エーテル類、エステル類、
アセタール類、ケトン類、ニトロアルカン類、グリコー
ル類を加えることが可能である。更に界面活性剤や、酸
化防止剤を必要に応じて添加することも可能である。
【0031】本発明の洗浄剤による洗浄は、常法により
行うことができる。例えば、前記熱処理油により熱処理
された金属製品、例えば鉄製品を、常法に従い本発明の
洗浄剤を入れた洗浄槽に浸漬することにより、該金属製
品に付着した熱処理油を容易に洗浄、除去することがで
きる。洗浄時には、適宜に行う超音波処理により洗浄効
果を高めることができる。洗浄後は適宜に乾燥、例えば
温風乾燥または減圧乾燥することにより被洗浄品として
の金属製品に付着した洗浄剤は容易に除去することがで
きる。
行うことができる。例えば、前記熱処理油により熱処理
された金属製品、例えば鉄製品を、常法に従い本発明の
洗浄剤を入れた洗浄槽に浸漬することにより、該金属製
品に付着した熱処理油を容易に洗浄、除去することがで
きる。洗浄時には、適宜に行う超音波処理により洗浄効
果を高めることができる。洗浄後は適宜に乾燥、例えば
温風乾燥または減圧乾燥することにより被洗浄品として
の金属製品に付着した洗浄剤は容易に除去することがで
きる。
【0032】また、付着した熱処理油を洗浄した洗浄
剤、すなわち熱処理油の混入した洗浄剤は、通常再生さ
れ繰り返して使用される。この再生は、通常簡単な蒸留
により洗浄剤に混入した熱処理油を分離することにより
行われる。
剤、すなわち熱処理油の混入した洗浄剤は、通常再生さ
れ繰り返して使用される。この再生は、通常簡単な蒸留
により洗浄剤に混入した熱処理油を分離することにより
行われる。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げて詳細に説明す
る。
る。
【0034】実施例1 内径42mm、外径45mm、厚さ14mmのベアリン
グのリテイナー(鉄製)を加熱した後、40℃の粘度が
253cStで鉱油を基油とした熱処理油に浸漬するこ
とにより焼戻しをし、油分を付着させた後、室温で1日
放置した。
グのリテイナー(鉄製)を加熱した後、40℃の粘度が
253cStで鉱油を基油とした熱処理油に浸漬するこ
とにより焼戻しをし、油分を付着させた後、室温で1日
放置した。
【0035】このようにして調製した被洗浄物としての
リテイナーを1,1−ジフェニルエタンを満たした超音
波洗浄装置で5分間洗浄した。洗浄後は、1分間エアー
ブローを行った後、80℃で温風乾燥を行った。洗浄性
の評価は、洗浄、乾燥後の被洗浄物に残る油分を四塩化
炭素の還流下で抽出した後、四塩化炭素中の油分を赤外
油分計(商品名;HORIBA OCMA−220)を
用い定量することで行った。結果を表1に示す。
リテイナーを1,1−ジフェニルエタンを満たした超音
波洗浄装置で5分間洗浄した。洗浄後は、1分間エアー
ブローを行った後、80℃で温風乾燥を行った。洗浄性
の評価は、洗浄、乾燥後の被洗浄物に残る油分を四塩化
炭素の還流下で抽出した後、四塩化炭素中の油分を赤外
油分計(商品名;HORIBA OCMA−220)を
用い定量することで行った。結果を表1に示す。
【0036】実施例2 洗浄剤としてイソプロピルビフェニルを使用した他は、
実施例1と同様にして洗浄試験を行った。結果を表1に
示す。
実施例1と同様にして洗浄試験を行った。結果を表1に
示す。
【0037】実施例3 洗浄剤としてイソプロピルナフタレンを使用した他は、
実施例1と洗浄試験を行った。結果を表1に示す。
実施例1と洗浄試験を行った。結果を表1に示す。
【0038】比較例1 洗浄剤としてドデシルベンゼンを使用した他は、実施例
1と同様にして洗浄試験を行った。結果を表1に示す。
1と同様にして洗浄試験を行った。結果を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】実施例4 外径49mm、厚さ27mmの歯車(鉄製)を、40℃
の粘度が25.7cStで、アスファルトが2.0重量
%添加された熱処理油に加熱後、浸漬することにより焼
戻しをし、油分を付着させた後、室温で1日放置した。
の粘度が25.7cStで、アスファルトが2.0重量
%添加された熱処理油に加熱後、浸漬することにより焼
戻しをし、油分を付着させた後、室温で1日放置した。
【0041】このようにして調製した被洗浄物をベンジ
ルトルエンを満たした超音波洗浄装置で5分間洗浄し
た。
ルトルエンを満たした超音波洗浄装置で5分間洗浄し
た。
【0042】洗浄後は、1分間エアーブローを行った
後、80℃で温風乾燥を行った。洗浄性の評価は、洗
浄、乾燥後の被洗浄物に残る油分を四塩化炭素の還流下
で抽出した後、四塩化炭素中の油分を赤外油分計(商品
名;HORIBA OCMA−220)を用い定量する
ことで行った。結果を表2に示す。
後、80℃で温風乾燥を行った。洗浄性の評価は、洗
浄、乾燥後の被洗浄物に残る油分を四塩化炭素の還流下
で抽出した後、四塩化炭素中の油分を赤外油分計(商品
名;HORIBA OCMA−220)を用い定量する
ことで行った。結果を表2に示す。
【0043】実施例5 洗浄剤としてフェニルトリルエタンを使用した他は、実
施例4と同様にして洗浄試験を行った。結果を表2に示
す。
施例4と同様にして洗浄試験を行った。結果を表2に示
す。
【0044】実施例6 洗浄剤としてブチルジフェニルメタンを使用した他は、
実施例4と同様にして洗浄試験を行った。結果を表2に
示す。
実施例4と同様にして洗浄試験を行った。結果を表2に
示す。
【0045】比較例2 洗浄剤として、蒸留範囲が205〜250にあるノルマ
ルパラフィン留分を使用した他は、実施例4と同様にし
て洗浄試験を行った。結果を表2に示す。
ルパラフィン留分を使用した他は、実施例4と同様にし
て洗浄試験を行った。結果を表2に示す。
【0046】
【表2】
【0047】
【発明の効果】本発明の洗浄剤を用いることにより、熱
処理油を高い水準で洗浄、除去でき、環境汚染も生じる
ことがない。また、本発明の洗浄剤は、熱処理油と比較
して低沸点であるので、簡単な蒸留により容易に熱処理
油との分離を行うことができ、洗浄剤の回収、再生が容
易である。特に、本発明の洗浄剤により、近年開発中の
高粘度熱処理油あるいは高沸点添加剤を含む熱処理油の
洗浄が選択的に効果的に行うことができる。
処理油を高い水準で洗浄、除去でき、環境汚染も生じる
ことがない。また、本発明の洗浄剤は、熱処理油と比較
して低沸点であるので、簡単な蒸留により容易に熱処理
油との分離を行うことができ、洗浄剤の回収、再生が容
易である。特に、本発明の洗浄剤により、近年開発中の
高粘度熱処理油あるいは高沸点添加剤を含む熱処理油の
洗浄が選択的に効果的に行うことができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 40℃の粘度が10〜1000cStの
範囲にある熱処理油で熱処理された金属製品から、付着
した該熱処理油を洗浄、除去するための洗浄剤であっ
て、芳香族度が60%以上である分子内にベンゼン環を
2個またはナフタレン環を1個有する芳香族化合物を必
須成分として含むことを特徴とする洗浄剤。 - 【請求項2】 前記熱処理油が、鉱油を基油とし40℃
の粘度が100〜1000cStの範囲にある請求項1
に記載の洗浄剤。 - 【請求項3】 前記熱処理油が、40℃の粘度が10〜
100cStの範囲にあり、かつ分子量が1000以上
の添加剤が添加されてなる熱処理油組成物である請求項
1に記載の洗浄剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35482992A JPH06184777A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 洗浄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35482992A JPH06184777A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 洗浄剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06184777A true JPH06184777A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18440186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35482992A Pending JPH06184777A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 洗浄剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06184777A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001164291A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-06-19 | Japan Energy Corp | ワックス・ピッチ用洗浄液組成物 |
| JP2010042362A (ja) * | 2008-08-13 | 2010-02-25 | Japan Energy Corp | 炭化水素系溶剤組成物 |
| JP2010265395A (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-25 | Adeka Corp | 溶剤組成物 |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP35482992A patent/JPH06184777A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001164291A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-06-19 | Japan Energy Corp | ワックス・ピッチ用洗浄液組成物 |
| JP2010042362A (ja) * | 2008-08-13 | 2010-02-25 | Japan Energy Corp | 炭化水素系溶剤組成物 |
| JP2010265395A (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-25 | Adeka Corp | 溶剤組成物 |
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