JPH06184957A - 異色効果を有する獣毛繊維製品の製造方法 - Google Patents
異色効果を有する獣毛繊維製品の製造方法Info
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- JPH06184957A JPH06184957A JP4355831A JP35583192A JPH06184957A JP H06184957 A JPH06184957 A JP H06184957A JP 4355831 A JP4355831 A JP 4355831A JP 35583192 A JP35583192 A JP 35583192A JP H06184957 A JPH06184957 A JP H06184957A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 色相の異なる先染調の優れた異色効果を有す
る獣毛繊維製品を一浴染色法で得る方法を提供する。 【構成】 アニオン化処理を施した獣毛繊維と,酸化剤
により防縮処理を施した繊維,および未処理の繊維を用
いて,織物,編物等の繊維製品を形成し,これをカチオ
ン染料と反応性染料,酸性染料などの羊毛用染料とを併
用して,一浴法で染色する。
る獣毛繊維製品を一浴染色法で得る方法を提供する。 【構成】 アニオン化処理を施した獣毛繊維と,酸化剤
により防縮処理を施した繊維,および未処理の繊維を用
いて,織物,編物等の繊維製品を形成し,これをカチオ
ン染料と反応性染料,酸性染料などの羊毛用染料とを併
用して,一浴法で染色する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,カチオン染料と羊毛用
染料を併用して一浴染色法により杢調,霜降り調等の異
色効果を有する獣毛繊維製品の製造方法に関するもので
ある。
染料を併用して一浴染色法により杢調,霜降り調等の異
色効果を有する獣毛繊維製品の製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から杢調,霜降り調等の異色効果を
有する獣毛繊維糸や,織編物を製造する場合,ばら毛,
スライバーを染色し,それらの染色物を紡績,撚糸ある
いは交編織する,いわゆる先染法が一般に実施されてい
る。しかしながら先染法では,染色後,紡績,撚糸,交
編織などの工程が必要なため,杢調または霜降り調の糸
や織編物などを製造するために多くの時間を要し,しか
も製造工程中,各色ごとに機台の切替え掃除が必要で,
また,製造中に屑が発生し,いわゆる生産歩留が低下す
るなど,非常に生産効率が悪く,従って上記の先染法で
は,現在最も要求されている短サイクル,少量多品種化
に対応することが困難である。
有する獣毛繊維糸や,織編物を製造する場合,ばら毛,
スライバーを染色し,それらの染色物を紡績,撚糸ある
いは交編織する,いわゆる先染法が一般に実施されてい
る。しかしながら先染法では,染色後,紡績,撚糸,交
編織などの工程が必要なため,杢調または霜降り調の糸
や織編物などを製造するために多くの時間を要し,しか
も製造工程中,各色ごとに機台の切替え掃除が必要で,
また,製造中に屑が発生し,いわゆる生産歩留が低下す
るなど,非常に生産効率が悪く,従って上記の先染法で
は,現在最も要求されている短サイクル,少量多品種化
に対応することが困難である。
【0003】上記のごとき先染法における問題に対処す
る方法として,一浴多色染色法があるが,これは,例え
ば金属塩媒染剤で前処理した獣毛繊維と未処理獣毛繊維
とを混合したマルチクロム法や,カチオン性基を導入し
た濃染処理獣毛繊維と未処理獣毛繊維とを混合する方
法,また,防縮処理獣毛繊維と未処理獣毛繊維とを混合
する方法など,同一染料の処理,未処理による染料親和
性の異なる獣毛繊維を混合した糸や編織物を一浴で染色
する方法である。
る方法として,一浴多色染色法があるが,これは,例え
ば金属塩媒染剤で前処理した獣毛繊維と未処理獣毛繊維
とを混合したマルチクロム法や,カチオン性基を導入し
た濃染処理獣毛繊維と未処理獣毛繊維とを混合する方
法,また,防縮処理獣毛繊維と未処理獣毛繊維とを混合
する方法など,同一染料の処理,未処理による染料親和
性の異なる獣毛繊維を混合した糸や編織物を一浴で染色
する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来から行われている
一浴多色効果染色法は,上記のごとく,羊毛用染料に対
する親和性の異なる2種類あるいは3種類の獣毛繊維の
混合によるものであり,これらの製品は羊毛用染料によ
り2色あるいは3色効果の杢調,霜降り調であるが,そ
の色調は同系色の濃淡による多色効果の杢調,霜降り調
しか得ることができず,先染法のような色相の異なる異
色効果のすぐれた獣毛繊維製品を得ることはできなかっ
た。
一浴多色効果染色法は,上記のごとく,羊毛用染料に対
する親和性の異なる2種類あるいは3種類の獣毛繊維の
混合によるものであり,これらの製品は羊毛用染料によ
り2色あるいは3色効果の杢調,霜降り調であるが,そ
の色調は同系色の濃淡による多色効果の杢調,霜降り調
しか得ることができず,先染法のような色相の異なる異
色効果のすぐれた獣毛繊維製品を得ることはできなかっ
た。
【0005】本発明は,このような現状に鑑みて行われ
たもので,色相の異なる先染調のすぐれた異色効果を有
する獣毛繊維製品を一浴染色法で得ることを目的とする
ものである。
たもので,色相の異なる先染調のすぐれた異色効果を有
する獣毛繊維製品を一浴染色法で得ることを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記目的を達
成するもので,次の構成よりなるものである。すなわ
ち,本発明は,多価フェノール化合物,スルファミン
酸,アミノクロロアリル化合物などによりアニオン化処
理を施した獣毛繊維,酸化剤処理により,または酸化剤
処理後ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂,アミノアク
リルコーポリマー等により防縮処理を施した獣毛繊維,
および未処理獣毛繊維よりなる獣毛繊維製品を,カチオ
ン染料と羊毛用染料の併用により,一浴で染色すること
を特徴とする異色効果を有する獣毛繊維製品の製造方法
を要旨とするものである。
成するもので,次の構成よりなるものである。すなわ
ち,本発明は,多価フェノール化合物,スルファミン
酸,アミノクロロアリル化合物などによりアニオン化処
理を施した獣毛繊維,酸化剤処理により,または酸化剤
処理後ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂,アミノアク
リルコーポリマー等により防縮処理を施した獣毛繊維,
および未処理獣毛繊維よりなる獣毛繊維製品を,カチオ
ン染料と羊毛用染料の併用により,一浴で染色すること
を特徴とする異色効果を有する獣毛繊維製品の製造方法
を要旨とするものである。
【0007】以下,本発明方法を詳細に説明する。
【0008】本発明でいう獣毛繊維とは,羊毛,カシミ
ヤ,モヘア,アンゴラ,ラクダ,アルパカなど,動物よ
り得られる天然ケラチン質繊維を意味するもので,また
獣毛繊維製品とは,獣毛繊維単独あるいは獣毛繊維を少
なくとも15%以上含む糸,織物,編物,不織布,縫製
品をいう。
ヤ,モヘア,アンゴラ,ラクダ,アルパカなど,動物よ
り得られる天然ケラチン質繊維を意味するもので,また
獣毛繊維製品とは,獣毛繊維単独あるいは獣毛繊維を少
なくとも15%以上含む糸,織物,編物,不織布,縫製
品をいう。
【0009】本発明方法では,上述の獣毛繊維を基にし
て,アニオン化処理を施した獣毛繊維,および酸化剤処
理により,または酸化剤処理後ポリアミドエピクロルヒ
ドリン樹脂,アミノアクリルコーポリマー等により,防
縮処理を施した獣毛繊維を用意する。
て,アニオン化処理を施した獣毛繊維,および酸化剤処
理により,または酸化剤処理後ポリアミドエピクロルヒ
ドリン樹脂,アミノアクリルコーポリマー等により,防
縮処理を施した獣毛繊維を用意する。
【0010】獣毛繊維にアニオン化処理を施すためのア
ニオン化剤としては,多価フェノール化合物,スルファ
ミン酸,アミノクロロアリル化合物等があり,多価フェ
ノール系化合物としては,没食子酸,タンニン酸,合成
タンニン等が好適である。アニオン化剤の処理に際して
は,これらのアニオン化剤5〜30%owf にて,80〜
100℃で30〜60分間獣毛繊維を処理した後,塩化
第一錫,水酸化アルミニウム,その他クロム,銅,コバ
ルト,アンチモンなどの無機金属化合物3〜10%owf
にて,80〜100℃で30〜60分間処理して固着す
ることにより,アニオン化獣毛繊維を得る。
ニオン化剤としては,多価フェノール化合物,スルファ
ミン酸,アミノクロロアリル化合物等があり,多価フェ
ノール系化合物としては,没食子酸,タンニン酸,合成
タンニン等が好適である。アニオン化剤の処理に際して
は,これらのアニオン化剤5〜30%owf にて,80〜
100℃で30〜60分間獣毛繊維を処理した後,塩化
第一錫,水酸化アルミニウム,その他クロム,銅,コバ
ルト,アンチモンなどの無機金属化合物3〜10%owf
にて,80〜100℃で30〜60分間処理して固着す
ることにより,アニオン化獣毛繊維を得る。
【0011】アニオン化剤で処理された獣毛繊維は,羊
毛用染料の染着座席であるアミノ基と反応し,アミノ基
が封鎖されてアニオン化獣毛繊維となり,羊毛用染料は
染着せず白残しとなるが,カチオン染料の染着が可能と
なる。
毛用染料の染着座席であるアミノ基と反応し,アミノ基
が封鎖されてアニオン化獣毛繊維となり,羊毛用染料は
染着せず白残しとなるが,カチオン染料の染着が可能と
なる。
【0012】獣毛繊維に酸化剤処理を施すために用いる
酸化剤としては,次亜塩素酸塩,亜塩素酸塩,ジクロル
イソシアヌール酸塩,過マンガン酸カリ,モノ過硫酸な
どを挙げることができる。
酸化剤としては,次亜塩素酸塩,亜塩素酸塩,ジクロル
イソシアヌール酸塩,過マンガン酸カリ,モノ過硫酸な
どを挙げることができる。
【0013】酸化剤処理条件は獣毛繊維により調整すべ
きであり,通常は酸化剤の種類によって異なるが,一般
には,酸化剤を常温において,繊維重量の1〜8%owf
使用する。酸化剤処理後,十分に水洗し,次に還元剤を
用いて繊維内部に残存する酸化剤を除去するが,このと
き用いる還元剤としては,重亜硫酸ナトリウム,亜硫酸
ナトリウム,メタ重亜硫酸ナトリウムなどを用いること
ができ,その使用量は2〜10%owf が適当である。本
発明では,この状態で防縮処理を施した獣毛繊維として
用いてもよいが,還元中和処理を施した獣毛繊維を水洗
後,さらにカチオン性を帯びているポリアミドエピクロ
ルヒドリン樹脂,またはアミノアクリルコーポリマーな
どを用いて処理し,防縮処理を施した獣毛繊維として用
いてもよい。このとき使用する樹脂の使用量は,ポリア
ミドエピクロルヒドリン樹脂にあっては,純分量で0.5
〜2.0%owf,またアミノアクリルコーポリマーにあっ
ては,純分量で0.4〜1.0%owf が適当であり,処理に
際してはこれらの樹脂水溶液に浸漬し,20〜40℃に
て2〜15分間吸尽させる。樹脂を吸尽させた獣毛繊維
には,80℃の温度で5〜30分間乾燥を行う。一般的
には,酸化剤−還元−樹脂による防縮処理獣毛繊維を使
用する方が,酸化剤−還元処理のものより染料との親和
力が高いので,すぐれた異色効果が得られる。
きであり,通常は酸化剤の種類によって異なるが,一般
には,酸化剤を常温において,繊維重量の1〜8%owf
使用する。酸化剤処理後,十分に水洗し,次に還元剤を
用いて繊維内部に残存する酸化剤を除去するが,このと
き用いる還元剤としては,重亜硫酸ナトリウム,亜硫酸
ナトリウム,メタ重亜硫酸ナトリウムなどを用いること
ができ,その使用量は2〜10%owf が適当である。本
発明では,この状態で防縮処理を施した獣毛繊維として
用いてもよいが,還元中和処理を施した獣毛繊維を水洗
後,さらにカチオン性を帯びているポリアミドエピクロ
ルヒドリン樹脂,またはアミノアクリルコーポリマーな
どを用いて処理し,防縮処理を施した獣毛繊維として用
いてもよい。このとき使用する樹脂の使用量は,ポリア
ミドエピクロルヒドリン樹脂にあっては,純分量で0.5
〜2.0%owf,またアミノアクリルコーポリマーにあっ
ては,純分量で0.4〜1.0%owf が適当であり,処理に
際してはこれらの樹脂水溶液に浸漬し,20〜40℃に
て2〜15分間吸尽させる。樹脂を吸尽させた獣毛繊維
には,80℃の温度で5〜30分間乾燥を行う。一般的
には,酸化剤−還元−樹脂による防縮処理獣毛繊維を使
用する方が,酸化剤−還元処理のものより染料との親和
力が高いので,すぐれた異色効果が得られる。
【0014】上記の多価フェノール化合物などによるア
ニオン化処理,および酸化剤あるいは酸化剤処理後樹脂
適用による防縮処理は,いずれも必要に応じて,ばら
毛,スライバー,糸の形態で行うことができる。ばら毛
あるいはスライバーで上記処理を行った場合,両者およ
び未処理スライバーをそれぞれ所定の割合に混合して,
常法により紡績し,得られた糸,あるいはそれを用いて
製編織した編織物,さらには,縫製品を形成する。ま
た,糸に対して,上記処理糸の交撚糸,あるいは前記両
処理糸および未処理糸を交編織した編織物を形成し,さ
らには縫製品を形成する。染色に際しては,カチオン染
料と羊毛用染料の併用により一浴で行う。染色方法は,
通常の染色方法が50℃前後の開始温度であるのに対
し,本発明方法では常温から染色を開始し,昇温は防縮
処理獣毛繊維と未処理獣毛繊維との染料の分配率を一定
にするため,70℃前後まで1℃/分以下の速度で昇温
を行うことが望ましく,そのほかは,通常のアクリル/
獣毛混紡繊維の染色と同じ要領で行うとよい。
ニオン化処理,および酸化剤あるいは酸化剤処理後樹脂
適用による防縮処理は,いずれも必要に応じて,ばら
毛,スライバー,糸の形態で行うことができる。ばら毛
あるいはスライバーで上記処理を行った場合,両者およ
び未処理スライバーをそれぞれ所定の割合に混合して,
常法により紡績し,得られた糸,あるいはそれを用いて
製編織した編織物,さらには,縫製品を形成する。ま
た,糸に対して,上記処理糸の交撚糸,あるいは前記両
処理糸および未処理糸を交編織した編織物を形成し,さ
らには縫製品を形成する。染色に際しては,カチオン染
料と羊毛用染料の併用により一浴で行う。染色方法は,
通常の染色方法が50℃前後の開始温度であるのに対
し,本発明方法では常温から染色を開始し,昇温は防縮
処理獣毛繊維と未処理獣毛繊維との染料の分配率を一定
にするため,70℃前後まで1℃/分以下の速度で昇温
を行うことが望ましく,そのほかは,通常のアクリル/
獣毛混紡繊維の染色と同じ要領で行うとよい。
【0015】本発明では,カチオン染料と羊毛用染料を
用いて同浴で染色を行うが,カチオン染料はオニウム基
を色差カチオンとして有する染料であり,また羊毛用染
料としては,反応性染料,含金染料,酸性染料,酸性媒
染染料があるが,このうち含金染料はカチオン染料との
相容性が不良で,使用は不適当である。酸性染料にはレ
ベリングタイプ,ファーストタイプ,ミーリングタイプ
の各タイプがあり,いずれのタイプでも使用は可能であ
るが,染色堅牢度の点からミーリングタイプの酸性染料
の使用が望ましい。
用いて同浴で染色を行うが,カチオン染料はオニウム基
を色差カチオンとして有する染料であり,また羊毛用染
料としては,反応性染料,含金染料,酸性染料,酸性媒
染染料があるが,このうち含金染料はカチオン染料との
相容性が不良で,使用は不適当である。酸性染料にはレ
ベリングタイプ,ファーストタイプ,ミーリングタイプ
の各タイプがあり,いずれのタイプでも使用は可能であ
るが,染色堅牢度の点からミーリングタイプの酸性染料
の使用が望ましい。
【0016】羊毛用染料は,酸化剤処理,あるいは,酸
化剤処理後ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂,アミノ
アクリルコーポリマーなどにより防縮処理された獣毛繊
維に対し,未処理獣毛繊維と比較して高い親和性を有し
ており,羊毛用染料との親和性の高さは,反応性染料>
酸性染料>含金染料の順である。例えば,反応性染料と
してラナゾールブルー3G(チバガイギー社製)1.0%
owf ,酸性ミーリング染料としてイルガノールブリリア
ントブルーRLS(チバガイギー社製)1.0%owf 使用
して各温度で30分間染色した時の,未処理および防縮
処理羊毛繊維に対する染着率を示すと,表1のようにな
る。
化剤処理後ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂,アミノ
アクリルコーポリマーなどにより防縮処理された獣毛繊
維に対し,未処理獣毛繊維と比較して高い親和性を有し
ており,羊毛用染料との親和性の高さは,反応性染料>
酸性染料>含金染料の順である。例えば,反応性染料と
してラナゾールブルー3G(チバガイギー社製)1.0%
owf ,酸性ミーリング染料としてイルガノールブリリア
ントブルーRLS(チバガイギー社製)1.0%owf 使用
して各温度で30分間染色した時の,未処理および防縮
処理羊毛繊維に対する染着率を示すと,表1のようにな
る。
【0017】
【表1】
【0018】表1より明らかなように,羊毛用染料の中
でも,特に反応性染料は,防縮処理された獣毛繊維に対
し,30℃前後から染料の吸尽を開始し,80℃前後で
はほとんど完全に吸尽する程,高い親和性を有している
ことがわかる。また酸性染料においては,未処理獣毛繊
維に対するよりも防縮処理獣毛繊維に対する方が高い親
和力をもっているが,反応性染料の防縮処理獣毛繊維に
対する吸尽挙動と比較すると,各温度ステップにおける
染料の染着量にかなりの差があり,低いものである。従
って,同一染浴の被染物として未処理獣毛繊維と防縮処
理獣毛繊維を入れ,染料として反応性染料と酸性染料を
同時に使用すると,まず反応性染料が防縮処理獣毛繊維
に対し低温領域から染着を開始して80℃でほとんど染
着を終了し,未処理獣毛繊維には全体の約10%以下の
低い吸尽率となり,防縮処理獣毛繊維と未処理獣毛繊維
間でかなりの濃淡の差が生じる結果となる。
でも,特に反応性染料は,防縮処理された獣毛繊維に対
し,30℃前後から染料の吸尽を開始し,80℃前後で
はほとんど完全に吸尽する程,高い親和性を有している
ことがわかる。また酸性染料においては,未処理獣毛繊
維に対するよりも防縮処理獣毛繊維に対する方が高い親
和力をもっているが,反応性染料の防縮処理獣毛繊維に
対する吸尽挙動と比較すると,各温度ステップにおける
染料の染着量にかなりの差があり,低いものである。従
って,同一染浴の被染物として未処理獣毛繊維と防縮処
理獣毛繊維を入れ,染料として反応性染料と酸性染料を
同時に使用すると,まず反応性染料が防縮処理獣毛繊維
に対し低温領域から染着を開始して80℃でほとんど染
着を終了し,未処理獣毛繊維には全体の約10%以下の
低い吸尽率となり,防縮処理獣毛繊維と未処理獣毛繊維
間でかなりの濃淡の差が生じる結果となる。
【0019】一方,酸性染料は,防縮処理獣毛繊維との
親和力はやや高いが,反応性染料の親和力と比較すると
格段に低く,結果的には共存する両方の獣毛繊維にほぼ
同等の染着を示すことになる。従って,未処理獣毛繊維
と防縮処理獣毛繊維を同浴に用い,色相の異なる反応性
染料と酸性染料で染色を行うと,それぞれの染料の親和
力の違いから異色効果を呈することになる。
親和力はやや高いが,反応性染料の親和力と比較すると
格段に低く,結果的には共存する両方の獣毛繊維にほぼ
同等の染着を示すことになる。従って,未処理獣毛繊維
と防縮処理獣毛繊維を同浴に用い,色相の異なる反応性
染料と酸性染料で染色を行うと,それぞれの染料の親和
力の違いから異色効果を呈することになる。
【0020】反応性染料および酸性染料の使用量が多い
程,両方の繊維間で相互に染着を起こす割合が高くなる
ので,異色効果は低くなり,また,逆に使用量が少ない
程,それぞれの獣毛繊維に分配されるので,異色効果は
高くなる。
程,両方の繊維間で相互に染着を起こす割合が高くなる
ので,異色効果は低くなり,また,逆に使用量が少ない
程,それぞれの獣毛繊維に分配されるので,異色効果は
高くなる。
【0021】
【作 用】本発明のごとく多価フェノール系化合物やア
ミノクロロアリル化合物により,アニオン化処理を施し
た獣毛繊維と,酸化剤あるいは酸化剤処理後ポリアミド
エピクロルヒドリン樹脂などの適用により防縮処理を施
した獣毛繊維,および未処理獣毛繊維とを混合して形成
した糸,織物,編物などの獣毛繊維製品を,カチオン染
料,反応性染料,酸性染料の3種属の染料を併用して,
一浴で染色すると,正の荷電をもつカチオン染料が,負
の荷電をもつアニオン化処理獣毛繊維に,反応染料は主
として高い親和性を有する防縮処理獣毛繊維に,また酸
性染料は防縮処理獣毛繊維と未処理獣毛繊維の両方に吸
尽されるので,それぞれ色相の異なる3種類の染料を使
用することにより,3色の異色効果をもつ先染調,杢調
あるいは霜降り調の製品を得ることができるようにな
り,従来の同系色の濃淡で構成される製品とは比較にな
らない程優れた異色効果の高い,高級感のある先染調,
杢調あるいは霜降り調のものとなる。
ミノクロロアリル化合物により,アニオン化処理を施し
た獣毛繊維と,酸化剤あるいは酸化剤処理後ポリアミド
エピクロルヒドリン樹脂などの適用により防縮処理を施
した獣毛繊維,および未処理獣毛繊維とを混合して形成
した糸,織物,編物などの獣毛繊維製品を,カチオン染
料,反応性染料,酸性染料の3種属の染料を併用して,
一浴で染色すると,正の荷電をもつカチオン染料が,負
の荷電をもつアニオン化処理獣毛繊維に,反応染料は主
として高い親和性を有する防縮処理獣毛繊維に,また酸
性染料は防縮処理獣毛繊維と未処理獣毛繊維の両方に吸
尽されるので,それぞれ色相の異なる3種類の染料を使
用することにより,3色の異色効果をもつ先染調,杢調
あるいは霜降り調の製品を得ることができるようにな
り,従来の同系色の濃淡で構成される製品とは比較にな
らない程優れた異色効果の高い,高級感のある先染調,
杢調あるいは霜降り調のものとなる。
【0022】
【実施例】以下,本発明を実施例によってさらに具体的
に説明するが,実施例における試料の性能は,下記の方
法により測定した。 (1)耐光堅牢度 JIS L−0842(カーボンア
ーク燈光20時間照射) (2)洗濯堅牢度 JIS L−0844(A−2法) (3)汗堅牢度 JIS L−0848(アルカリ汗
A法)
に説明するが,実施例における試料の性能は,下記の方
法により測定した。 (1)耐光堅牢度 JIS L−0842(カーボンア
ーク燈光20時間照射) (2)洗濯堅牢度 JIS L−0844(A−2法) (3)汗堅牢度 JIS L−0848(アルカリ汗
A法)
【0023】実施例1 羊毛トップを密閉型染色機を用いて,タンニン酸15%
owf ,蟻酸3%owf にて浴比1:15の水溶液中で96
℃,60分間処理し,水洗後,吐酒石7%owfにて,酢
酸でpH5に調整した水溶液中で90℃,60分間処理
し,アニオン化処理された羊毛トップを得た。また前記
と同様の羊毛トップに対して,蟻酸でpH4に調整した水
溶液に,ジクロロイソシアヌール酸ナトリウム5.0%ow
f を加え,25℃にて25分間浸漬し,水洗後,亜硫酸
ナトリウム8.0%owf を加えて35℃にて15分間処理
し,充分に水洗することにより酸化剤処理された防縮ト
ップを得た。さらに,上記と同一の方法にて,酸化剤処
理を施した後,ハーコセット57(ディックハーキュレ
ス社製,ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂)を16%
owf とり,その稀釈溶液を重炭酸ナトリウムでpH8に調
節した処理浴に加え,40℃にて20分間処理後,80
℃にて乾燥することにより酸化剤−樹脂処理防縮トップ
を得た。
owf ,蟻酸3%owf にて浴比1:15の水溶液中で96
℃,60分間処理し,水洗後,吐酒石7%owfにて,酢
酸でpH5に調整した水溶液中で90℃,60分間処理
し,アニオン化処理された羊毛トップを得た。また前記
と同様の羊毛トップに対して,蟻酸でpH4に調整した水
溶液に,ジクロロイソシアヌール酸ナトリウム5.0%ow
f を加え,25℃にて25分間浸漬し,水洗後,亜硫酸
ナトリウム8.0%owf を加えて35℃にて15分間処理
し,充分に水洗することにより酸化剤処理された防縮ト
ップを得た。さらに,上記と同一の方法にて,酸化剤処
理を施した後,ハーコセット57(ディックハーキュレ
ス社製,ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂)を16%
owf とり,その稀釈溶液を重炭酸ナトリウムでpH8に調
節した処理浴に加え,40℃にて20分間処理後,80
℃にて乾燥することにより酸化剤−樹脂処理防縮トップ
を得た。
【0024】ここで,上述の方法で得られたアニオン化
処理羊毛トップ30%,酸化剤処理防縮トップ30%,
および未処理羊毛トップ40%をとって混合し,また,
別にアニオン化処理羊毛トップ30%,酸化剤−樹脂処
理防縮トップ30%,および未処理羊毛トップ40%を
とって混合し,それぞれ常法により番手2/48のメリ
ヤス糸を紡績し,それぞれ天笠編組織の編物Xおよび編
物Yを作製した。
処理羊毛トップ30%,酸化剤処理防縮トップ30%,
および未処理羊毛トップ40%をとって混合し,また,
別にアニオン化処理羊毛トップ30%,酸化剤−樹脂処
理防縮トップ30%,および未処理羊毛トップ40%を
とって混合し,それぞれ常法により番手2/48のメリ
ヤス糸を紡績し,それぞれ天笠編組織の編物Xおよび編
物Yを作製した。
【0025】得られた2種類の編物をウインス染色機を
用い,それぞれ下記処方1の染浴にて,常温より染色を
開始し,昇温(1℃/分)し,98℃で60分の染色を
行った。
用い,それぞれ下記処方1の染浴にて,常温より染色を
開始し,昇温(1℃/分)し,98℃で60分の染色を
行った。
【0026】 処方1 マキシロンブルーGRL(チバガイギー社製,カチオン染料)0.4%owf ラナゾールレッドB (チバガイギー社製,反応性染料) 0.4%owf イルガノールイエロー4GL(チバガイギー社製,酸性染料)0.4%owf アルベガール B(チバガイギー社製,均染剤) 0.6%owf アルベガール A(チバガイギー社製,均染剤) 0.5%owf 酢 酸 0.8%owf
【0027】得られた編物の構成繊維を分解すると,各
繊維の色相は表2の通りであった。
繊維の色相は表2の通りであった。
【0028】
【表2】
【0029】表2からも明らかなごとく,編物X,Yと
も3色の色相の異なる異色効果を有する霜降り調の編物
が得られた。反応性染料の防縮処理羊毛トップへの染着
は,編物Xの酸化剤処理のみのものより,編物Yの酸化
剤−樹脂処理防縮羊毛トップの方が,より一層効果的で
異色効果の高い美麗な霜降り調の編物であった。また編
物X,編物Yの染色堅牢度を測定したところ,表3に示
すごとく,いずれも非常に堅牢であった。
も3色の色相の異なる異色効果を有する霜降り調の編物
が得られた。反応性染料の防縮処理羊毛トップへの染着
は,編物Xの酸化剤処理のみのものより,編物Yの酸化
剤−樹脂処理防縮羊毛トップの方が,より一層効果的で
異色効果の高い美麗な霜降り調の編物であった。また編
物X,編物Yの染色堅牢度を測定したところ,表3に示
すごとく,いずれも非常に堅牢であった。
【0030】
【表3】
【0031】実施例2 番手2/48の梳毛メリヤス糸を用いて,チーズ染色機
にて実施例1と同じ処理条件でそれぞれアニオン化処理
および酸化剤−樹脂防縮処理を行い,得られたアニオン
化処理糸と防縮処理糸に未処理糸を加えて,3種類の糸
を交撚し,3杢糸を作製した。
にて実施例1と同じ処理条件でそれぞれアニオン化処理
および酸化剤−樹脂防縮処理を行い,得られたアニオン
化処理糸と防縮処理糸に未処理糸を加えて,3種類の糸
を交撚し,3杢糸を作製した。
【0032】この杢糸をチーズ染色機で,下記処方2の
染浴にて実施例1と同じ手法で染色した。
染浴にて実施例1と同じ手法で染色した。
【0033】 処方2 スミアクリル レッドN−RL 0.3%owf (住友化学工業株式会社製,カチオン染料) ラナゾール イエロー4G 0.4%owf (チバガイギー社製,反応性染料) スプラノール ブリリアントスカイブルーRLW 0.4%owf (バイエル社製,酸性染料) アルベガール SET(チバガイギー社製,均染剤) 1.0%owf アルベガール A(チバガイギー社製,均染剤) 0.4%owf 酢 酸 0.5%owf 酢酸アンモニウム 1g/リットル
【0034】得られた染糸は,アニオン化処理糸が赤,
防縮処理糸が黄緑,未処理糸が青色に染色され,3色の
色相の異なる異色効果のある3杢糸であった。得られた
3杢糸の染色堅牢度を測定したところ,表4に示すごと
く,非常に堅牢であった。
防縮処理糸が黄緑,未処理糸が青色に染色され,3色の
色相の異なる異色効果のある3杢糸であった。得られた
3杢糸の染色堅牢度を測定したところ,表4に示すごと
く,非常に堅牢であった。
【0035】
【表4】
【0036】
【発明の効果】本発明方法によれば,先染調のごとき色
相の異なる異色効果のある獣毛繊維製品を,後染めで一
浴染色法で得ることができる。また,後染めであるか
ら,消費者ニーズに応えて,短サイクル,小ロット,多
品種の製品を供給することができる。
相の異なる異色効果のある獣毛繊維製品を,後染めで一
浴染色法で得ることができる。また,後染めであるか
ら,消費者ニーズに応えて,短サイクル,小ロット,多
品種の製品を供給することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 多価フェノール化合物,スルファミン
酸,アミノクロロアリル化合物などによりアニオン化処
理を施した獣毛繊維,酸化剤処理により,または酸化剤
処理後ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂,アミノアク
リルコーポリマー等により防縮処理を施した獣毛繊維,
および未処理獣毛繊維よりなる獣毛繊維製品を,カチオ
ン染料と羊毛用染料の併用により,一浴で染色すること
を特徴とする異色効果を有する獣毛繊維製品の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35583192A JP3312938B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 異色効果を有する獣毛繊維製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35583192A JP3312938B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 異色効果を有する獣毛繊維製品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06184957A true JPH06184957A (ja) | 1994-07-05 |
| JP3312938B2 JP3312938B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=18445968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35583192A Expired - Fee Related JP3312938B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 異色効果を有する獣毛繊維製品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3312938B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5980587A (en) * | 1995-12-01 | 1999-11-09 | L'oreal | Method for dyeing keratin fibers with a dye compositions containing at least one direct dye and at least one basifying agent |
| KR100387600B1 (ko) * | 2000-05-12 | 2003-06-18 | 민병택 | 양이온화제 및 반응성 염료를 이용한 염색방법 및 그를이용하여 염색된 섬유 |
| CN104213434A (zh) * | 2014-08-14 | 2014-12-17 | 浙江航民股份有限公司 | 用于阳粘产品前处理、阳离子染料一浴法染色的生产方法 |
| US20200048828A1 (en) * | 2017-05-31 | 2020-02-13 | Kuraray Co., Ltd. | Leather-like sheet and fiber structure |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP35583192A patent/JP3312938B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5980587A (en) * | 1995-12-01 | 1999-11-09 | L'oreal | Method for dyeing keratin fibers with a dye compositions containing at least one direct dye and at least one basifying agent |
| US6368360B2 (en) | 1995-12-01 | 2002-04-09 | L'oreal S.A. | Method for dyeing keratin fibres with a dye composition containing at least one direct dye and a least one basifying agent |
| KR100387600B1 (ko) * | 2000-05-12 | 2003-06-18 | 민병택 | 양이온화제 및 반응성 염료를 이용한 염색방법 및 그를이용하여 염색된 섬유 |
| CN104213434A (zh) * | 2014-08-14 | 2014-12-17 | 浙江航民股份有限公司 | 用于阳粘产品前处理、阳离子染料一浴法染色的生产方法 |
| US20200048828A1 (en) * | 2017-05-31 | 2020-02-13 | Kuraray Co., Ltd. | Leather-like sheet and fiber structure |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3312938B2 (ja) | 2002-08-12 |
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