JPH06184992A - 印刷用塗被紙 - Google Patents
印刷用塗被紙Info
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- JPH06184992A JPH06184992A JP34064392A JP34064392A JPH06184992A JP H06184992 A JPH06184992 A JP H06184992A JP 34064392 A JP34064392 A JP 34064392A JP 34064392 A JP34064392 A JP 34064392A JP H06184992 A JPH06184992 A JP H06184992A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速オフセット印刷に耐える高いピック強度
を持ち、優れた着肉性を有する印刷用塗被紙を得るこ
と。 【構成】 第4級アンモニウム基又は第3級アミノ基の
置換度が0.005〜0.030のカチオン化澱粉を自
家変性した液状カチオン化澱粉の粘度が、50℃の条件
下、液濃度20重量%で5〜20cpsであり、これを
固型分として対顔料100重量部当り、2〜10重量部
含有させた塗被組成物を支持体上に塗抹してなる印刷用
塗被紙。 【効果】 塗被組成物の接着剤として、液状カチオン化
澱粉を用いることにより、原紙への浸透が抑えられ、高
いピック強度が得られ、同時に塗層の空隙率が増し、着
肉性が向上する。
を持ち、優れた着肉性を有する印刷用塗被紙を得るこ
と。 【構成】 第4級アンモニウム基又は第3級アミノ基の
置換度が0.005〜0.030のカチオン化澱粉を自
家変性した液状カチオン化澱粉の粘度が、50℃の条件
下、液濃度20重量%で5〜20cpsであり、これを
固型分として対顔料100重量部当り、2〜10重量部
含有させた塗被組成物を支持体上に塗抹してなる印刷用
塗被紙。 【効果】 塗被組成物の接着剤として、液状カチオン化
澱粉を用いることにより、原紙への浸透が抑えられ、高
いピック強度が得られ、同時に塗層の空隙率が増し、着
肉性が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷用塗被紙に関し、更
に詳しくは高速塗被性に優れ、且つ着肉性及び塗層強度
の特性に優れた印刷用塗被紙に関するものである。
に詳しくは高速塗被性に優れ、且つ着肉性及び塗層強度
の特性に優れた印刷用塗被紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より顔料と水性接着剤とを主体と
し、更に耐水化剤、分散剤などの補助剤を配合した塗被
組成物を紙に塗被することによって、印刷適性に優れた
塗被紙を製造することが知られている。水性接着剤の一
部としては、酸化澱粉や燐酸エステル化澱粉などの各種
澱粉誘導体が用いられる。澱粉を塗被組成物に添加する
場合、冷水可溶性の酵素変性澱粉を顔料水性分散液へ直
接添加する方法(特開昭57−143598号公報)
や、低粘度の酸化澱粉や燐酸エステル化澱粉のスラリー
を加熱糊化した糊化澱粉を添加する方法や、酵素変性又
は熱化学変性により澱粉の糊化と共に減粘処理を施す方
法、即ち自家変性による糊化澱粉を添加する方法が用い
られる。この自家変性の糊化澱粉添加法には、減粘処理
と糊化を同時に行えるという効率的生産が行え、また、
所望する粘度の澱粉糊液を得ることができるという利点
がある。
し、更に耐水化剤、分散剤などの補助剤を配合した塗被
組成物を紙に塗被することによって、印刷適性に優れた
塗被紙を製造することが知られている。水性接着剤の一
部としては、酸化澱粉や燐酸エステル化澱粉などの各種
澱粉誘導体が用いられる。澱粉を塗被組成物に添加する
場合、冷水可溶性の酵素変性澱粉を顔料水性分散液へ直
接添加する方法(特開昭57−143598号公報)
や、低粘度の酸化澱粉や燐酸エステル化澱粉のスラリー
を加熱糊化した糊化澱粉を添加する方法や、酵素変性又
は熱化学変性により澱粉の糊化と共に減粘処理を施す方
法、即ち自家変性による糊化澱粉を添加する方法が用い
られる。この自家変性の糊化澱粉添加法には、減粘処理
と糊化を同時に行えるという効率的生産が行え、また、
所望する粘度の澱粉糊液を得ることができるという利点
がある。
【0003】熱化学変性による自家変性では、酸化分解
により澱粉糊液が減粘され、粘度の調整は蒸煮装置や反
応温度、酸化剤の種類と量で調整される。ここで、澱粉
糊液を特に低粘度にする場合、分解反応を促進させる必
要があり、その結果、非常に低分子量化した澱粉もしく
は低分子量成分が多くなる。このような糊液を保存する
場合、高温で保存するか老化防止剤(特公昭59−29
601号公報)を添加しないと老化により接着剤として
の能力が著しく低下する。それ故、塗液にした場合に流
動性が不安定となり、塗被量が一定に保てず印刷時の着
肉むらの原因となる。また、澱粉の低分子量分画が増え
ることによる塗層強度の低下が起こる。
により澱粉糊液が減粘され、粘度の調整は蒸煮装置や反
応温度、酸化剤の種類と量で調整される。ここで、澱粉
糊液を特に低粘度にする場合、分解反応を促進させる必
要があり、その結果、非常に低分子量化した澱粉もしく
は低分子量成分が多くなる。このような糊液を保存する
場合、高温で保存するか老化防止剤(特公昭59−29
601号公報)を添加しないと老化により接着剤として
の能力が著しく低下する。それ故、塗液にした場合に流
動性が不安定となり、塗被量が一定に保てず印刷時の着
肉むらの原因となる。また、澱粉の低分子量分画が増え
ることによる塗層強度の低下が起こる。
【0004】また、減粘処理が十分でない場合には澱粉
糊液自身の粘度が高いために、塗液にした場合に良好な
流動性が得られず、また、澱粉の老化により接着剤とし
ての能力低下が生じる。
糊液自身の粘度が高いために、塗液にした場合に良好な
流動性が得られず、また、澱粉の老化により接着剤とし
ての能力低下が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み、本
発明の目的は、高い印刷適性を持つ印刷用塗被紙を、優
れた操業性のもとに得ることである。
発明の目的は、高い印刷適性を持つ印刷用塗被紙を、優
れた操業性のもとに得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の問題
点につき鋭意研究した結果、本発明の印刷用塗被紙を発
明するに至った。即ち、本発明の印刷用塗被紙は、第4
級アンモニウム基又は第3級アミノ基の置換度が0.0
05〜0.030であるカチオン化澱粉を自家変性によ
り糊化した液状カチオン化澱粉が、50℃の条件下、液
濃度20重量%で5〜20cpsの粘度を有するもので
あり、該液状カチオン化澱粉を固型分として、顔料10
0重量部当り2〜10重量部含有する塗被組成物を原紙
に塗抹してなることを特徴とするものである。
点につき鋭意研究した結果、本発明の印刷用塗被紙を発
明するに至った。即ち、本発明の印刷用塗被紙は、第4
級アンモニウム基又は第3級アミノ基の置換度が0.0
05〜0.030であるカチオン化澱粉を自家変性によ
り糊化した液状カチオン化澱粉が、50℃の条件下、液
濃度20重量%で5〜20cpsの粘度を有するもので
あり、該液状カチオン化澱粉を固型分として、顔料10
0重量部当り2〜10重量部含有する塗被組成物を原紙
に塗抹してなることを特徴とするものである。
【0007】本発明に適用する塗被組成物の接着剤とし
て、第4級アンモニウム基又は第3級アミノ基の置換度
が0.005〜0.030であるカチオン化澱粉を自家
変性した液状カチオン化澱粉(以下、変性澱粉と略
す。)を用いることにより、塗被組成物の良好な流動性
と、良好な塗層強度を持つ印刷用塗被紙が得られる。変
性澱粉を塗被組成物の接着剤として用いることにより、
アニオン性である原紙や下塗層への接着剤の浸透が抑え
られ、酸化澱粉、リン酸エステル化澱粉、エーテル化澱
粉等の塗被組成物に通常用いられる澱粉を用いた場合に
比べてかなり高い塗層強度が得られる。また、カチオン
化澱粉の使用により、塗被組成物を塗抹した塗被紙の塗
層の空隙率が増加し、塗被紙に良好な着肉性を与える。
ここで、カチオン化澱粉の置換度は、澱粉のグルコース
単位の個数に対して第4級アンモニウム基又は第3級ア
ミノ基の含有されている比率を表している。カチオン化
していない生澱粉を自家変性して用いる場合には、糊液
の老化が著しく、接着剤としての能力が低下することが
あるが、カチオン化することにより自家変性後の糊液の
安定性が向上する。
て、第4級アンモニウム基又は第3級アミノ基の置換度
が0.005〜0.030であるカチオン化澱粉を自家
変性した液状カチオン化澱粉(以下、変性澱粉と略
す。)を用いることにより、塗被組成物の良好な流動性
と、良好な塗層強度を持つ印刷用塗被紙が得られる。変
性澱粉を塗被組成物の接着剤として用いることにより、
アニオン性である原紙や下塗層への接着剤の浸透が抑え
られ、酸化澱粉、リン酸エステル化澱粉、エーテル化澱
粉等の塗被組成物に通常用いられる澱粉を用いた場合に
比べてかなり高い塗層強度が得られる。また、カチオン
化澱粉の使用により、塗被組成物を塗抹した塗被紙の塗
層の空隙率が増加し、塗被紙に良好な着肉性を与える。
ここで、カチオン化澱粉の置換度は、澱粉のグルコース
単位の個数に対して第4級アンモニウム基又は第3級ア
ミノ基の含有されている比率を表している。カチオン化
していない生澱粉を自家変性して用いる場合には、糊液
の老化が著しく、接着剤としての能力が低下することが
あるが、カチオン化することにより自家変性後の糊液の
安定性が向上する。
【0008】本発明に適用するカチオン化澱粉におい
て、第4級アンモニウム基又は第3級アミノ基の置換度
が0.030を超える場合、良好な塗被組成物の流動性
が得られない。良好な塗被組成物の流動性を得るために
は澱粉糊液の過剰な減粘処理を行わなければならず、そ
のため低分子量分画が増加することとなり安定した操業
が行えず着肉むらを引き起こす。また、置換度が0.0
05未満の場合、澱粉糊液の老化が著しく塗被組成物の
経時的な増粘が起こり、コーターでの操業性が低下す
る。
て、第4級アンモニウム基又は第3級アミノ基の置換度
が0.030を超える場合、良好な塗被組成物の流動性
が得られない。良好な塗被組成物の流動性を得るために
は澱粉糊液の過剰な減粘処理を行わなければならず、そ
のため低分子量分画が増加することとなり安定した操業
が行えず着肉むらを引き起こす。また、置換度が0.0
05未満の場合、澱粉糊液の老化が著しく塗被組成物の
経時的な増粘が起こり、コーターでの操業性が低下す
る。
【0009】本発明に適用するカチオン化澱粉におい
て、自家変性後の変性澱粉の粘度が、温度50℃の条件
下、液濃度20重量%で5cps未満の場合、低分子量
分画の増加により安定した操業が行えず着肉むらを引き
起こす。一方、自家変性後の変性澱粉の粘度が、温度5
0℃の条件下、液濃度20重量%で20cpsを超える
場合、塗被組成物の流動性が悪化し、コーターでの操業
性が低下する。
て、自家変性後の変性澱粉の粘度が、温度50℃の条件
下、液濃度20重量%で5cps未満の場合、低分子量
分画の増加により安定した操業が行えず着肉むらを引き
起こす。一方、自家変性後の変性澱粉の粘度が、温度5
0℃の条件下、液濃度20重量%で20cpsを超える
場合、塗被組成物の流動性が悪化し、コーターでの操業
性が低下する。
【0010】本発明に適用する塗被組成物において、自
家変性後の変性澱粉の配合量は、固型分として顔料10
0重量部当り2重量部未満の場合、塗被組成物を塗抹し
た塗被紙の塗層強度の低下が著しく、また、着肉向上等
の効果が十分とは言えない。配合量が10重量部を超え
る場合、塗被組成物の流動性が悪化し、コーターでの操
業性が低下する。
家変性後の変性澱粉の配合量は、固型分として顔料10
0重量部当り2重量部未満の場合、塗被組成物を塗抹し
た塗被紙の塗層強度の低下が著しく、また、着肉向上等
の効果が十分とは言えない。配合量が10重量部を超え
る場合、塗被組成物の流動性が悪化し、コーターでの操
業性が低下する。
【0011】本発明に適用するカチオン化澱粉の原料に
は、トウモロコシ澱粉、タピオカ澱粉、馬鈴薯澱粉、サ
ツマイモ澱粉、小麦澱粉、米澱粉等の澱粉が挙げられる
が、特にトウモロコシ澱粉、タピオカ澱粉を用いること
が望ましい。これらの生澱粉は、2,3−エポキシプロ
ピルトリメチルアンモニウムクロリド等を用いて第4級
アンモニウム型にする、もしくは(2−クロロエチル)
ジエチルアミン等を用いて第3級アミン型にすることに
よりカチオン化澱粉として調製される。
は、トウモロコシ澱粉、タピオカ澱粉、馬鈴薯澱粉、サ
ツマイモ澱粉、小麦澱粉、米澱粉等の澱粉が挙げられる
が、特にトウモロコシ澱粉、タピオカ澱粉を用いること
が望ましい。これらの生澱粉は、2,3−エポキシプロ
ピルトリメチルアンモニウムクロリド等を用いて第4級
アンモニウム型にする、もしくは(2−クロロエチル)
ジエチルアミン等を用いて第3級アミン型にすることに
よりカチオン化澱粉として調製される。
【0012】本発明に適用される塗被組成物の他の接着
剤としては、アセチル化澱粉、燐酸エステル化澱粉、酸
化澱粉、エーテル化澱粉等の澱粉、デキストリン、カゼ
イン、大豆蛋白等の天然系接着剤、アクリル系、スチレ
ン−アクリル系、スチレン−ブタジエン系、酢酸ビニル
−アクリル系、エチレン−酢酸ビニル系、ブタジエン−
メチルメタクリル系、酢酸ビニル−ブチルアクリレート
系等の共重合体接着剤、ポリビニルアルコール等の合成
接着剤等が挙げられる。これらはまた必要に応じて、分
散剤、増粘剤、保水剤、消泡剤、耐水化剤、着色剤等の
通常用いられている各種助剤を適宜使用できる。
剤としては、アセチル化澱粉、燐酸エステル化澱粉、酸
化澱粉、エーテル化澱粉等の澱粉、デキストリン、カゼ
イン、大豆蛋白等の天然系接着剤、アクリル系、スチレ
ン−アクリル系、スチレン−ブタジエン系、酢酸ビニル
−アクリル系、エチレン−酢酸ビニル系、ブタジエン−
メチルメタクリル系、酢酸ビニル−ブチルアクリレート
系等の共重合体接着剤、ポリビニルアルコール等の合成
接着剤等が挙げられる。これらはまた必要に応じて、分
散剤、増粘剤、保水剤、消泡剤、耐水化剤、着色剤等の
通常用いられている各種助剤を適宜使用できる。
【0013】また、本発明に適用される塗被組成物の顔
料としては、カオリン、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸
カルシウム、湿式粉砕重質炭酸カルシウム、重質炭酸カ
ルシウムとタルクまたは軽質炭酸カルシウム、水酸化ア
ルミニウム、カオリン、サチンホワイト等との混合粉砕
物、クレー、サチンホワイト、タルク、酸化チタン、水
酸化アルミニウム、シリカ、酸化亜鉛、活性白土、珪素
土、レーキ、プラスチックピグメント等が挙げられる。
料としては、カオリン、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸
カルシウム、湿式粉砕重質炭酸カルシウム、重質炭酸カ
ルシウムとタルクまたは軽質炭酸カルシウム、水酸化ア
ルミニウム、カオリン、サチンホワイト等との混合粉砕
物、クレー、サチンホワイト、タルク、酸化チタン、水
酸化アルミニウム、シリカ、酸化亜鉛、活性白土、珪素
土、レーキ、プラスチックピグメント等が挙げられる。
【0014】本発明に用いられる原紙は、LBKP、N
BKP等の化学パルプ、GP、PGW、RMP、TM
P、CTMP、CMP、CGP等の機械パルプ、DIP
等の古紙パルプ等の各種パルプを含み、軽質炭酸カルシ
ウム、重質炭酸カルシウム、タルク、クレー、カオリン
等の各種填料、サイズ剤、定着剤、歩留まり剤、カチオ
ン化剤、紙力増強剤等の各種添加剤を含み、酸性、中
性、アルカリ性で抄造される。本発明の原紙には、ノー
サイズ原紙、澱粉、ポリビニルアルコール等でサイズプ
レスされた原紙、或は顔料などを塗被した下塗り原紙等
が用いられる。
BKP等の化学パルプ、GP、PGW、RMP、TM
P、CTMP、CMP、CGP等の機械パルプ、DIP
等の古紙パルプ等の各種パルプを含み、軽質炭酸カルシ
ウム、重質炭酸カルシウム、タルク、クレー、カオリン
等の各種填料、サイズ剤、定着剤、歩留まり剤、カチオ
ン化剤、紙力増強剤等の各種添加剤を含み、酸性、中
性、アルカリ性で抄造される。本発明の原紙には、ノー
サイズ原紙、澱粉、ポリビニルアルコール等でサイズプ
レスされた原紙、或は顔料などを塗被した下塗り原紙等
が用いられる。
【0015】本発明に適用される塗被組成物を支持体に
塗抹する方法は、特に限定されるものではなく、各種ブ
レードコーター、ロールコーター、バーコーター、ロッ
ドブレードコーター、ショートドゥェルコーター等の通
常の各種塗被装置を用いて塗抹され、乾燥された塗被紙
はスーパーカレンダー、グロスカレンダー、ソフトカレ
ンダー処理等を施される。
塗抹する方法は、特に限定されるものではなく、各種ブ
レードコーター、ロールコーター、バーコーター、ロッ
ドブレードコーター、ショートドゥェルコーター等の通
常の各種塗被装置を用いて塗抹され、乾燥された塗被紙
はスーパーカレンダー、グロスカレンダー、ソフトカレ
ンダー処理等を施される。
【0016】本発明の印刷用塗被紙は、枚葉オフセット
印刷、オフセット輪転印刷、グラビア輪転印刷、フレキ
ソ印刷、スクリーン印刷、活版印刷等の各種印刷方法へ
の適用が可能である。
印刷、オフセット輪転印刷、グラビア輪転印刷、フレキ
ソ印刷、スクリーン印刷、活版印刷等の各種印刷方法へ
の適用が可能である。
【0017】
【実施例】以下で実施例を用い、更に詳細に本発明の効
果を説明するが、本発明はこれにより限定されるもので
はない。なお、実施例中の「部」及び「%」はそれぞれ
「重量部」及び「重量%」を示す。実施例中の諸測定値
は、次の方法によって得られたものである。
果を説明するが、本発明はこれにより限定されるもので
はない。なお、実施例中の「部」及び「%」はそれぞれ
「重量部」及び「重量%」を示す。実施例中の諸測定値
は、次の方法によって得られたものである。
【0018】[粘度]B型粘度計を用い、25℃の温
度、60rpm、塗液濃度60%の条件で測定。 [高せん断粘度]日本レオロジー製レオメーターを用
い、25℃の温度、1000rpm、塗液濃度60%の
条件下で測定。 [白紙光沢度]JIS−P8142に従い、角度75゜
で測定(単位:%)。 [重色印刷光沢度]サンプルをローランドオフセット印
刷機にて印刷し、一昼夜室温にて放置し、サンプルのブ
ラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色重ね刷りベ
タ印刷部について、60゜の角度で測定(単位:%)。 [ドライピック強度]RI印刷機(明製作所)を用いて
IPIインキにより印刷し、印刷面のピッキングの程度
を目視判定した。5段階評価で5が最も良い水準。 [ウェットピック強度]RI印刷機を用い、試験片に水
を付着させた後IPIインキを印刷し、印刷面のピッキ
ングの程度を目視判定した。5段階評価で5が最も良い
水準。 [吸水着肉性]RI印刷機を用いて試験片に水を付着さ
せた後、直ちに市販オフセットインキを印刷し、着肉程
度を目視判定した。5段階評価で5が最も良い水準。 [吸油着肉性]RI印刷機を用いて試験片にアマニ油を
付着させた後、直ちに市販オフセットインキを印刷し、
着肉程度を目視判定した。5段階評価で5が最も良い水
準。
度、60rpm、塗液濃度60%の条件で測定。 [高せん断粘度]日本レオロジー製レオメーターを用
い、25℃の温度、1000rpm、塗液濃度60%の
条件下で測定。 [白紙光沢度]JIS−P8142に従い、角度75゜
で測定(単位:%)。 [重色印刷光沢度]サンプルをローランドオフセット印
刷機にて印刷し、一昼夜室温にて放置し、サンプルのブ
ラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色重ね刷りベ
タ印刷部について、60゜の角度で測定(単位:%)。 [ドライピック強度]RI印刷機(明製作所)を用いて
IPIインキにより印刷し、印刷面のピッキングの程度
を目視判定した。5段階評価で5が最も良い水準。 [ウェットピック強度]RI印刷機を用い、試験片に水
を付着させた後IPIインキを印刷し、印刷面のピッキ
ングの程度を目視判定した。5段階評価で5が最も良い
水準。 [吸水着肉性]RI印刷機を用いて試験片に水を付着さ
せた後、直ちに市販オフセットインキを印刷し、着肉程
度を目視判定した。5段階評価で5が最も良い水準。 [吸油着肉性]RI印刷機を用いて試験片にアマニ油を
付着させた後、直ちに市販オフセットインキを印刷し、
着肉程度を目視判定した。5段階評価で5が最も良い水
準。
【0019】実施例1 [変性澱粉の調製方法]カチオン化タピオカ澱粉(4級
アンモニウム基含有、置換度0.008)に固形分濃度
が20%となる様に水を加え、澱粉懸濁液を調製した。
之に過硫酸アンモニウムを対澱粉0.4部添加し、攪は
ん機付きのオートクレーブ中に移し、攪はんしながら加
熱した。変性反応は130℃で30分行った。所定の反
応が終了した後、水酸化ナトリウム溶液を添加して中和
し、之を塗被液の調製に供した。このときの変性澱粉の
粘度は、8.5cpsであった。
アンモニウム基含有、置換度0.008)に固形分濃度
が20%となる様に水を加え、澱粉懸濁液を調製した。
之に過硫酸アンモニウムを対澱粉0.4部添加し、攪は
ん機付きのオートクレーブ中に移し、攪はんしながら加
熱した。変性反応は130℃で30分行った。所定の反
応が終了した後、水酸化ナトリウム溶液を添加して中和
し、之を塗被液の調製に供した。このときの変性澱粉の
粘度は、8.5cpsであった。
【0020】[塗被液の調製方法及び塗被方法]前記し
た方法により得られた変性澱粉を使用し、以下の配合量
に従って塗被液を調製した。 (塗被液配合) 市販1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製、ウルトラホワイト90) 20部 市販2級カオリン(エンケ゛ルハルト社製、ウルトラコート) 50部 市販湿式重質炭酸カルシウム(イー・シー・シー・シ゛ャハ゜ン社製、カーヒ゛タル90) 30部 市販ポリアクリル酸系分散剤(東亜合成化学社製、アロンT-40) 0.1部 変性澱粉 5部 市販スチレンフ゛タシ゛エンラテックス(日本合成コ゛ム社製、JSR0617) 10部 ステアリン酸カルシウム 0.4部 上記塗被液を坪量46g/m2 のコート紙用原紙に、ブ
レードコーターにより片面14g/m2 塗抹し、乾燥し
た。次いで、線圧220kg/cm、速度300m/m
inの条件でスーパーカレンダー処理を行ない、印刷用
塗被紙を得た。得られた印刷用塗被紙について、20
℃、65%RHの恒温室内で24時間以上調湿を行った
後、紙質の測定を行った。
た方法により得られた変性澱粉を使用し、以下の配合量
に従って塗被液を調製した。 (塗被液配合) 市販1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製、ウルトラホワイト90) 20部 市販2級カオリン(エンケ゛ルハルト社製、ウルトラコート) 50部 市販湿式重質炭酸カルシウム(イー・シー・シー・シ゛ャハ゜ン社製、カーヒ゛タル90) 30部 市販ポリアクリル酸系分散剤(東亜合成化学社製、アロンT-40) 0.1部 変性澱粉 5部 市販スチレンフ゛タシ゛エンラテックス(日本合成コ゛ム社製、JSR0617) 10部 ステアリン酸カルシウム 0.4部 上記塗被液を坪量46g/m2 のコート紙用原紙に、ブ
レードコーターにより片面14g/m2 塗抹し、乾燥し
た。次いで、線圧220kg/cm、速度300m/m
inの条件でスーパーカレンダー処理を行ない、印刷用
塗被紙を得た。得られた印刷用塗被紙について、20
℃、65%RHの恒温室内で24時間以上調湿を行った
後、紙質の測定を行った。
【0021】実施例2 [変性澱粉の調製方法]変性澱粉の原料として、カチオ
ン化タピオカ澱粉(3級アミノ基含有、置換度0.02
1)を用い、実施例1と同様に変性反応を行った。この
とき得られた変性澱粉の粘度は、9.5cpsであっ
た。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
変性澱粉を使用し、実施例1と同様に調製を行った。塗
抹も実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。
ン化タピオカ澱粉(3級アミノ基含有、置換度0.02
1)を用い、実施例1と同様に変性反応を行った。この
とき得られた変性澱粉の粘度は、9.5cpsであっ
た。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
変性澱粉を使用し、実施例1と同様に調製を行った。塗
抹も実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。
【0022】実施例3 [変性澱粉の調製方法]変性澱粉の原料として、カチオ
ン化タピオカ澱粉(3級アミノ基含有、置換度0.00
5)を用い、過硫酸アンモニウムを対澱粉0.6部添加
した以外は実施例1と同様に変性反応を行った。このと
き得られた変性澱粉の粘度は、5.0cpsであった。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
変性澱粉を使用し、変性澱粉を顔料100部に対し10
部添加した以外は実施例1と同様に調製を行った。塗抹
も実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。
ン化タピオカ澱粉(3級アミノ基含有、置換度0.00
5)を用い、過硫酸アンモニウムを対澱粉0.6部添加
した以外は実施例1と同様に変性反応を行った。このと
き得られた変性澱粉の粘度は、5.0cpsであった。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
変性澱粉を使用し、変性澱粉を顔料100部に対し10
部添加した以外は実施例1と同様に調製を行った。塗抹
も実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。
【0023】実施例4 [変性澱粉の調製方法]変性澱粉の原料として、カチオ
ン化タピオカ澱粉(3級アミノ基含有、置換度0.03
0)を用い、過硫酸アンモニウムを対澱粉0.3部添加
した以外は実施例1と同様に変性反応を行った。このと
き得られた変性澱粉の粘度は、20.0cpsであっ
た。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
変性澱粉を使用し、変性澱粉を顔料100部に対し2部
添加した以外は実施例1と同様に調製を行った。塗抹も
実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。
ン化タピオカ澱粉(3級アミノ基含有、置換度0.03
0)を用い、過硫酸アンモニウムを対澱粉0.3部添加
した以外は実施例1と同様に変性反応を行った。このと
き得られた変性澱粉の粘度は、20.0cpsであっ
た。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
変性澱粉を使用し、変性澱粉を顔料100部に対し2部
添加した以外は実施例1と同様に調製を行った。塗抹も
実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。
【0024】実施例5 [変性澱粉の調製方法]変性澱粉の原料として、カチオ
ン化タピオカ澱粉(3級アミノ基含有、置換度0.00
8)を用い、実施例1と同様に変性反応を行った。この
とき得られた変性澱粉の粘度は、8.5cpsであっ
た。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
変性澱粉を使用し、変性澱粉を顔料100部に対して2
部、更に、市販燐酸エステル化澱粉に固形分濃度が35
%となる様に水を加えた澱粉懸濁液を95℃にて30分
加熱して調製した澱粉湖液を顔料100部に対して3部
添加した以外は実施例1と同様に調製を行った。塗抹も
実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。
ン化タピオカ澱粉(3級アミノ基含有、置換度0.00
8)を用い、実施例1と同様に変性反応を行った。この
とき得られた変性澱粉の粘度は、8.5cpsであっ
た。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
変性澱粉を使用し、変性澱粉を顔料100部に対して2
部、更に、市販燐酸エステル化澱粉に固形分濃度が35
%となる様に水を加えた澱粉懸濁液を95℃にて30分
加熱して調製した澱粉湖液を顔料100部に対して3部
添加した以外は実施例1と同様に調製を行った。塗抹も
実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。
【0025】比較例1 [変性澱粉の調製方法]変性澱粉の原料として、カチオ
ン化タピオカ澱粉(3級アミノ基含有、置換度0.00
3)を用い、過硫酸アンモニウムを対澱粉0.3部添加
した以外は実施例1と同様に変性反応を行った。このと
き得られた変性澱粉の粘度は、25.0cpsであっ
た。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
変性澱粉を使用し、実施例1と同様に調製を行った。塗
抹も実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。
ン化タピオカ澱粉(3級アミノ基含有、置換度0.00
3)を用い、過硫酸アンモニウムを対澱粉0.3部添加
した以外は実施例1と同様に変性反応を行った。このと
き得られた変性澱粉の粘度は、25.0cpsであっ
た。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
変性澱粉を使用し、実施例1と同様に調製を行った。塗
抹も実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。
【0026】比較例2 [変性澱粉の調製方法]変性澱粉の原料として、カチオ
ン化タピオカ澱粉(3級アミノ基含有、置換度0.04
0)を用い、過硫酸アンモニウムを対澱粉0.5部添加
した以外は実施例1と同様に変性反応を行った。このと
き得られた変性澱粉の粘度は、5.0cpsであった。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
変性澱粉を使用し、実施例1と同様に調製を行った。塗
抹も実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。
ン化タピオカ澱粉(3級アミノ基含有、置換度0.04
0)を用い、過硫酸アンモニウムを対澱粉0.5部添加
した以外は実施例1と同様に変性反応を行った。このと
き得られた変性澱粉の粘度は、5.0cpsであった。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
変性澱粉を使用し、実施例1と同様に調製を行った。塗
抹も実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。
【0027】比較例3 [変性澱粉の調製方法]変性澱粉の原料として、市販ア
セチル化澱粉を用い、過硫酸アンモニウムを対澱粉0.
25部添加した以外は実施例1と同様に変性反応を行っ
た。このとき得られた変性澱粉の粘度は、30cpsで
あった。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
変性澱粉を使用し、実施例1と同様に調製を行った。塗
抹も実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。
セチル化澱粉を用い、過硫酸アンモニウムを対澱粉0.
25部添加した以外は実施例1と同様に変性反応を行っ
た。このとき得られた変性澱粉の粘度は、30cpsで
あった。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
変性澱粉を使用し、実施例1と同様に調製を行った。塗
抹も実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。
【0028】比較例4 [澱粉糊液の調製方法]市販燐酸エステル化澱粉に固形
分濃度が35%となる様に水を加えて澱粉懸濁液とし、
之を95℃にて30分加熱し澱粉糊液を調製した。この
ときの糊液の粘度は、濃度18%に於いて39.1cp
sであった。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
澱粉糊液を使用し、実施例1と同様に調製を行った。塗
抹も実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。各
実施例及び各比較例の結果は、表1にまとめた。表1よ
り実施例1〜5に就いては何れの性質に就いても良好な
結果が得られた。
分濃度が35%となる様に水を加えて澱粉懸濁液とし、
之を95℃にて30分加熱し澱粉糊液を調製した。この
ときの糊液の粘度は、濃度18%に於いて39.1cp
sであった。 [塗被液の調製方法及び塗被方法]前記により得られた
澱粉糊液を使用し、実施例1と同様に調製を行った。塗
抹も実施例1と同様に行ない、印刷用塗被紙を得た。各
実施例及び各比較例の結果は、表1にまとめた。表1よ
り実施例1〜5に就いては何れの性質に就いても良好な
結果が得られた。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】以上から明らかな様に、本発明により高
速塗被性に優れ、且つ着肉性と塗層強度に優れた印刷用
塗被紙を得ることができる。
速塗被性に優れ、且つ着肉性と塗層強度に優れた印刷用
塗被紙を得ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 第4級アンモニウム基又は第3級アミノ
基の置換度が0.005〜0.030であるカチオン化
澱粉を自家変性により糊化した液状カチオン化澱粉が、
50℃の条件下、液濃度20重量%で5〜20cpsの
粘度を有するものであり、該液状カチオン化澱粉を固形
分として、顔料100重量部当り2〜10重量部含有す
る塗被組成物を原紙に塗抹してなる印刷用塗被紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34064392A JPH06184992A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 印刷用塗被紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34064392A JPH06184992A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 印刷用塗被紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06184992A true JPH06184992A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18338940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34064392A Pending JPH06184992A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 印刷用塗被紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06184992A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5883242A (en) * | 1996-04-25 | 1999-03-16 | Sanwa Cornstarch Co., Ltd. | Starch for paper making |
| JP2013241696A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Nippon A&L Inc | カーテンコーター用紙塗工用組成物 |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP34064392A patent/JPH06184992A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5883242A (en) * | 1996-04-25 | 1999-03-16 | Sanwa Cornstarch Co., Ltd. | Starch for paper making |
| JP2013241696A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Nippon A&L Inc | カーテンコーター用紙塗工用組成物 |
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