JPH06185257A - パワーウィンドウ制御装置 - Google Patents

パワーウィンドウ制御装置

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JPH06185257A
JPH06185257A JP4338776A JP33877692A JPH06185257A JP H06185257 A JPH06185257 A JP H06185257A JP 4338776 A JP4338776 A JP 4338776A JP 33877692 A JP33877692 A JP 33877692A JP H06185257 A JPH06185257 A JP H06185257A
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door glass
motor
switch
door
pulse
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Hiromitsu Mizuno
水野  博光
Katsuhide Kumagai
勝秀 熊谷
Yukio Iwasaki
幸雄 岩崎
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イグニッションスイッチのオンオフ、車両の
バッテリーの交換等に関係なく記憶内容を保持し、、再
入力の手間を省くパワーウィンドウ制御装置を得る。 【構成】 マイクロコンピュータ56にはEEPROM
108が接続され、車両生産段階で初期値としてドアガ
ラス20の全閉及び全開に体操するパルス数が記憶され
ており、電源回路62からの通電が遮断された場合であ
っても、ドアガラス20の全閉又は全開に対応するパル
ス数が消去されることはなく、EEPROM108内に
保持される。また、イグニッションスイッチ100がオ
フとなると、IGOFF検出用出力端子62Aからの信
号に応じて、現在のドアガラス20の位置を示すパルス
のカウント数がEEPROM108へ記憶される。この
場合バックアップコンデンサ104からの放電によって
通電される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のドアガラスをモ
ータの駆動力によって昇降させるパワーウィンドウ制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、ドアガラスをモータ等の駆動
力によって昇降させるパワーウインドウ装置を備えたも
のがある。このパワーウィンドウ装置では、マイクロコ
ンピュータの制御によって、各ドアに設けられたスイッ
チ(ドアスイッチ)の操作によってモータを駆動して、
ドアガラスを上下動(昇降)させることができるように
なっている。
【0003】また、ドアスイッチには、マニュアルとオ
ートとがあり、マニュアルの場合はドアスイッチを操作
(オン)しているときのみドアガラスを駆動させること
ができ、オートの場合はドアスイッチを一旦操作(オ
ン)するとその後非操作(オフ)であっても、全閉又は
全開までドアガラスは自動的に駆動される。
【0004】ここで、特にオートの場合には、ドアガラ
スが全閉又は全開となったことを検出して、モータの駆
動を停止させる必要がある。このため、モータの回転に
応じてパルスを発生させるパルスエンコーダを配設する
と共に初期条件としてドアガラスの全閉及び全開時のパ
ルス数をマイクロコピュータのRAMに記憶しておく。
ドアガラスが駆動するとパルスエンコーダからのパルス
信号のカウント数が増減されるため、この増減するパル
スカウント数が予め記憶された全閉又は全開に対応する
パルス数と一致した時点で、ドアガラスが全閉又は全開
であると判断でき、モータの駆動を停止させる。なお、
このようなパルスのカウント数によって全閉及び全開を
判断することにより、モータの過電流によって挟み込み
を検出し、その時点で直ちにモータの駆動を停止又は逆
転させる挟み込み防止装置との併用も可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両に
おいては、イグニッションスイッチがオフされると、パ
ワーウィンドウリレーによってマイクロコンピュータへ
の導通を遮断するため、常時通電が必要なRAMに記憶
されたドアガラス全閉及び全開に対応するパルス数が消
去されることになる。このため、マイクロコンピュータ
へイグニッションスイッチのオンオフに拘らず、常時通
電させる必要が生じ、暗電流が流れることになる。
【0006】また、車両のバッテリー自体を交換する場
合は、マイクロコンピュータへの通電を完全に遮断され
るため、バッテリー交換後はドアガラスの全閉及び全開
及び現在をパルス数等を初期値として入力し直さなけれ
ばならず、煩雑な作業を強いられることになる。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、イグニッショ
ンスイッチのオンオフ、車両のバッテリーの交換等に関
係なく記憶内容を保持することができ、再入力の手間を
省くことができるパワーウィンドウ制御装置を得ること
が目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、指示手段の指示によってモータを駆動してドアガラ
スを昇降させると共に前記モータの回転に応じたパルス
を発生させて、現在のドアガラス位置を示す前記パルス
のカウント数がドアガラスの全閉及び全開に対応するパ
ルス数と一致した場合に前記指示手段の指示に拘らず前
記モータの駆動を停止させるパワーウィンドウ制御装置
であって、通電中に充電されると共に前記通電遮断直後
から所定時間放電する充放電手段と、前記全閉及び全開
状態のパルス数を記憶すると共に前記通電遮断直後の放
電中に現在のドアガラスの位置を示すパルス数を記憶す
る電気的に書換え可能なROM(EEPROM)と、を
有している。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、指示手段によ
ってドアガラスの昇降が指示されると、モータの駆動が
開始されてドアガラスが昇降する。ここで、モータの駆
動に応じてパルスが発生され、このパルスのカウント数
が予め記憶された全閉又は全開のパルス数と一致する
と、ドアガラスが全閉又は全開であると判断され、モー
タの駆動が停止される。このような動作は、特にオート
操作(一旦指示手段の操作がされた後はその後の操作が
なくても昇降動作を継続する操作)に適用され、モータ
の駆動を自動的かつ適正に停止させることができる。
【0010】ここで、全閉又は全開に対応するパルス数
は電気的に書換え可能なROM(EEPROM)に記憶
されているため、車両において、イグニッションスイッ
チがオフされたり、バッテリー自体が取り外されて通電
が遮断されても、その記憶内容が消去されることはな
く、記憶内容保持のための暗電流をなくし、再入力作業
も不要となる。
【0011】また、上記通電遮断時には、充放電手段に
よって通電遮断直後に所定時間通電が継続されるため、
この間に現在のドアガラスの位置を示すパルスのカウン
ト数を記憶する。これにより、通電再開時のドアガラス
の位置を正確に認識することができる。
【0012】
【実施例】図2には、本実施例に係るパワーウィンドウ
装置10が適用された車両の運転席側のドア12、及び
後部座席の一方のドア14が示されている。各ドア(図
3において、運転席ドア12の内部を示す)内には、ド
アガラス20を昇降駆動するためのウィンドウレギュレ
ータ部16が配設されている。
【0013】図3に示されるように、ウィンドウレギュ
レータ部16は、本実施例においては所謂ワイヤ式とさ
れており、モータ22の駆動軸に取付けられた回転板2
2Aにワイヤが巻き掛けられている。このワイヤの端部
はドアガラス20の下端部を支持する保持チャンネル2
4に連結されており、さらに、保持チャンネル24はメ
インガイド26へ上下移動可能に取り付けられている。
これにより、モータ22が正逆方向に回転すると、この
回転駆動力がワイヤを介して伝達されて、ドアガラス2
0がガラスガイド18に沿って上下移動する構成であ
る。なお、ウィンドウレギュレータ部16の構成は、こ
のようなワイヤ式に限らず、Xアーム式のものや、モー
タ自体がラックに沿って移動する所謂モータ自走式タイ
プのものであってもよい。
【0014】モータ22によってドアガラス20が上昇
されると、ドアガラス20の周端部がドア12のフレー
ム12Aに嵌合してドアフレーム12Aの開口が閉じら
れる。また、モータ22の回転駆動によって、ドアガラ
ス20が下降移動されるとドア12のフレーム12Aの
開口が開かれるようになっている。
【0015】モータ22は、図2に示されるドア12、
14に取付けられたパワーウィンドウマスタスイッチ3
0及びドアスイッチ32の操作によって駆動されるよう
になっている。ドアスイッチ32は、運転席側以外のド
ア14に取り付けられており、パワーウィンドウマスタ
スイッチ30は、運転席側のドア12のドアアームレス
ト部12Bに取り付けられている。なお、本実施例は、
運転席に着座した運転者が容易に操作できる位置であれ
ばパワーウィンドウマスタスイッチ30の取り付け位置
は他の位置であってもよい。
【0016】パワーウィンドウマスタスイッチ30に
は、ドア12のモータ22をオート又はマニュアルによ
って操作するためのオート/マニュアルスイッチ34及
び各ドア14のモータ22を個別にマニュアル操作する
ためのドアスイッチ36(本実施例では3個)が配置さ
れている。また、パワーウィンドウマスタスイッチ30
には、ドアスイッチ32、36の操作してもモータ22
が駆動しないようにするためのロックスイッチ38が設
けられている。
【0017】オート/マニュアルスイッチ34は、例え
ば、両方向へそれぞれ2段操作可能なものが適用でき、
1段操作のときは操作中にのみドア12のモータ22が
駆動し(マニュアル操作)、2段操作することによって
スイッチから手を離してもドアガラス20が所定の位置
に達するまでモータ22が駆動される(オート操作)。
【0018】モータ22は、パワーウィンドウマスタス
イッチ30又はドアスイッチ32が操作されると駆動し
て、回転板22A(図3に示す)を正逆方向の何れかに
回転し、ドアガラス20を上昇または降下させることが
できる。なお、パワーウィンドウマスタスイッチ30
は、ドアガラス28の上昇時のモータ電流を監視し異常
電流を検出した場合または所定条件のもとで所定数のパ
ルスをカウントした場合にはモータ22の駆動を停止又
は反転させる挟み込み防止機構を備えたものであっても
よい。
【0019】図1には、前記モータ22の駆動をオート
/マニュアルスイッチ34の操作によって制御するため
の制御部50が示されている。なお、ドアスッチ32の
操作については、同様の構成であるので省略する。
【0020】オート/マニュアルスイッチ34は、制御
部50内でマニュアルアップ用オンオフスイッチ52A
とマニュアルダウン用オンオフスイッチ52Bとに対応
されると共に、上述の如く、オート/マニュアルスイッ
チ34の2段操作によって連動するオート切換用オンオ
フスイッチ52Cにも対応する。
【0021】各オンオフスイッチ52A、52B、52
Cの一端はそれぞれマイクロコンピュータ56の入力端
子へ接続され、他端はそれぞれアースされており、この
オンオフスイッチ52A、52B、52Cの導通状態で
ドアガラスを昇降させる構成である。すなわち、マイク
ロコンピュータ56の入力端子とオンオフスイッチ52
A、52B、52Cとの間にはそれぞれ抵抗58を介し
て基準電圧(+5V)の電源線60に接続されており、
各オンオフスイッチ52A、52B、52Cがオフの場
合には、マイクロコンピュータ56にはハイレベル(+
5V)の信号が入力されるようになっており、何れかの
オンオフスイッチをオンにすることにより、マイクロコ
ンピュータ56の入力端子にはローレベル(0V)の信
号が入力される。
【0022】マイクロコンピュータ56では、ローレベ
ルの信号の入力によって、それに該当するオンオフスイ
ッチがオンされたと判断し、そのオンオフスイッチに応
じてモータ22を駆動させる。
【0023】マイクロコンピュータ56には、マイクロ
コンピュータ56自体を作動させるための電源(+5
V)が入力されている。
【0024】この電源回路62には、イグニッションス
イッチ100を介してバッテリー102から通電されて
いる。また、電源回路62からは、このイグニッション
スイッチ100からの通電が遮断されたことを検出する
IGOFF検出用出力端子62Aが設けられ、前記マイ
クロコンピュータ56へ入力されるようになっている。
さらに、電源回路62の下流側(マイクロコンピュータ
56との接続線の中間部)には、バックアップ用コンデ
ンサ104の一端が接続されている。このバックアップ
コンデンサ104の他端はアースされている。このバッ
クアップコンデンサ104は、電源回路62からの通電
によって充電され、通電が遮断された時点で所定時間放
電する充放電手段としての役目を有している。
【0025】前記モータ22は、その両端がそれぞれ2
回路リレースイッチ70の2次側コモン端子70Aに接
続されている。この2回路リレースイッチ70の2次側
第1接点70Bは+B(12V)電源に接続され、第2
接点70Cはアースされている。2回路リレースイッチ
70の一次側はそれぞれコイル72が設けられており、
このコイル72の励磁、非励磁によって2次側接点が切
り換わる構成となっている。すなわち、コイル72の非
励磁状態では、2次側は共に第2接点70Cへ切り換わ
っており、コイル72の何れか一方が励磁されることに
よって、モータ22を正転(ドアガラス上昇)、逆転
(ドアガラス下降)させることができる。
【0026】このコイル72の一端は+B(+12V)
電源に接続され、他端はマイクロコンピュータ56の出
力端子に接続されおり、コイル72の励磁、非励磁は前
記オート/マニュアルスイッチ34の操作に応じてマイ
クロコンピュータ56によって制御される。
【0027】ここで、モータ22の近傍には、パルスエ
ンコーダ106が配設されている。このパルスエンコー
ダ106は、モータ22の駆動(回転)に応じてパルス
信号を出力するようになっており、このパルス信号はマ
イクロコンピュータ56へ入力されている。マイクロコ
ンピュータ56では、この入力されたパルス信号をカウ
ントしている。本実施例では、ドアガラス20の上昇で
カウントアップ、下降でカウントダウンさせている。
【0028】また、マイクロコンピュータ56にはEE
PROM108(electrically erasable programmable
ROMの略であり、EAROM〔electrically alterable
ROM〕ともいう)が接続されている。このEEPROM
108は、電気的に書換え可能なROMであり、非通電
状態でも記憶内容を保持できる、所謂不揮発性のメモリ
である。このEEPROM108には、車両生産段階で
初期値としてドアガラス20の全閉及び全開に対応する
パルス数が記憶されている。このため、前記パルスエン
コーダ106からのパルス信号のカウント数と、このE
EPROM108に記憶された全閉又は全開のパルス数
と、を比較することにより、ドアガラスが全閉又は全開
であることを判別することができ、マイクロコンピュー
タ56では、この比較結果に応じてモータ22の駆動を
制御している。
【0029】このため、電源回路62からの通電が遮断
された場合であっても、ドアガラス20の全閉又は全開
に対応するパルス数が消去されることはなく、EEEO
M108内に保持される。また、本実施例では、イグニ
ッションスイッチ100がオフとなると、IGOFF検
出用出力端子62Aからの信号に応じて、現在のドアガ
ラス20の位置を示すパルスのカウント数がEEPRO
M108へ記憶されるようになっている。この場合、こ
の通電遮断からドアガラス20の位置を示すパルスのカ
ウント数の記憶までの間は、バックアップコンデンサ1
04からの放電によって通電されるため、確実に記憶処
理がなされる構成である。
【0030】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
に適用した車両のパワーウィンドウ装置10は、イグニ
ッションスイッチがオンされると、電源回路62からモ
ータ22駆動用の電源電圧(+12V)とマイクロコン
ピュータ56自体の作動用の電源電圧(+5V)が入力
され、図4に示すフローチャートが処理を開始する。以
下、この図4に示されたフローチャートに従い、ドアガ
ラス20の動作について説明する。
【0031】マニュアルでドアガラス20を上昇させる
場合は、ステップ200でマニュアルアップオンオフス
イッチ52がオンとなり、肯定判定されてステップ20
2へ移行してモータ22を正転させる。これにより、ド
アガラス20は上昇を開始する。次のステップ204で
は、オート切換用オンオフスイッチ52Cがオフ状態で
あるので、否定判定されてステップ200へ戻る。以
後、マニュアルアップオンオフスイッチ52Aがオン状
態では、ステップ200、202、204が繰り返され
る。
【0032】次に、マニュアルアップ用オンオフスイッ
チ52Aから手を離すとオフとなり、ステップ200で
否定判定されて、ステップ206へ移行する。ステップ
206では、フラグFがリセット(0)されているた
め、否定判定されてステップ208へ移行する。ステッ
プ208では、モータ22の駆動が停止され、ステップ
210でフラグFがリセットされた後(このとき、フラ
グFはリセット状態となっている)、ステップ212へ
移行する。
【0033】ステップ212では、マニュアルダウン用
オンオフスイッチ52Bがオンされているか否かが判断
されるため、このときは否定判定されてステップ214
へ移行する。ステップ214では、フラグFがリセット
されているため、否定判定されてステップ216へ移行
し、モータ22の駆動が停止され(このとき、モータ2
2は既に停止されている)、ステップ218でフラグF
がリセットされた後ステップ200へ戻る。
【0034】以後、電源オン状態でスイッチの操作がな
い場合は、マニュアルアップ用オンオフスイッチ52A
(ステップ200)又はマニュアルダウン用オンオフス
イッチ52B(ステップ212)が操作されるまで、ス
テップ200、206、208、210、212、21
4、216、218が繰り返される(基本フロー)。
【0035】次に、マニュアルでドアガラス20を下降
させる場合は、ステップ212でマニュアルダウン用オ
ンオフスイッチ52Bがオンとなり、肯定判定されてス
テップ220へ移行してモータ22を逆転させる。これ
により、ドアガラス20は下降を開始する。次のステッ
プ222では、オート切換用オンオフスイッチ52Cが
オフ状態であるので、否定判定されてステップ212へ
戻る。以後、マニュアルダウン用オンオフスイッチ52
Bがオン状態では、ステップ212、220、222が
繰り返される。
【0036】次に、マニュアルダウン用オンオフスイッ
チ52Bから手を離すとオフとなり、前述の電源オン状
態かつスイッチ無操作時の流れ(基本フロー)となる。
【0037】ここで、ドアガラス20を自動上昇させる
場合には、オート/マニュアルスイッチ34を2段階操
作することにより(オート切換用オンオフスイッチ52
Cのオン)、ステップ202でのモータ正転開始後にス
テップ204で肯定判定され、ステップ224へ移行
し、フラグFをセット(1)した後ステップ225へ移
行して、パルスエンコーダ106からのパルスカウント
数Pcを読出し、次いでステップ226でEEPROM
108記憶されている全閉に応じたパルス数Puを読み
出した後、ステップ227でこの両者を比較する(P
c:Pu)ステップ227において、Pc<Puの場合
は、ステップ212へ移行して、オート/マニュアルス
イッチ34がマニュアルダウン側に操作されたか否か判
断される。すなわち、自動上昇中であっても、マニュア
ルダウン用オンオフスイッチ52Bがオンされた場合
は、直ちにモータ22が逆転され、前述のマニュアルダ
ウン動作に移行する。
【0038】ステップ212で否定判定の場合は、オー
ト動作を継続され、ステップ214へ移行する。ステッ
プ214では、フラグFがセットされているため肯定判
定され、ステップ225へ戻り、以下ステップ225、
226、227、212、214を繰り返す。ここで、
ステップ227でPc≧Puと判別されると、ドアガラ
ス全閉状態であると判断されステップ208へ移行して
モータ22の駆動を停止し、ステップ210でフラグF
をリセットする。以後は、前述の基本フローの流れとな
る。
【0039】また、ドアガラス20を自動下降させる場
合には、オート/マニュアルスイッチ34を2段階操作
することにより、ステップ220でのモータ正転開始後
にステップ222で肯定判定され、ステップ228へ移
行し、フラグFをセット(1)した後ステップ230へ
移行して、パルスエンコーダ106からのパルスカウン
ト数Pcを読出し、次いでステップ232でEEPRO
M108記憶されている全開に応じたパルス数Pdを読
み出した後、ステップ234でこの両者を比較する(P
c:Pd)。
【0040】ステップ234において、Pc>Pdの場
合は、ステップ200へ移行して、オート/マニュアル
スイッチ34がマニュアルアップ側に操作されたか否か
判断される。すなわち、自動下降中であっても、マニュ
アルアップ用オンオフスイッチ52Aがオンされた場合
は、直ちにモータ22が正転され、前述のマニュアルア
ップ動作に移行する。
【0041】ステップ200で否定判定の場合は、オー
ト動作が継続され、ステップ206へ移行する。ステッ
プ206では、フラグFがセットされているため肯定判
定され、ステップ230へ戻り、以下ステップ230、
232、234、200、208を繰り返す。ここで、
ステップ234でPc≦Puと判別されると、ドアガラ
ス全開状態であると判断されステップ216へ移行して
モータ22の駆動を停止し、ステップ218でフラグF
をリセットする。以後は、前述の基本フローの流れとな
る。
【0042】ここで、電源回路62のIGOFF検出出
力端子62Aから信号が入力されると、上記ルーチンに
割込みがかかり、図5に示すドアガラス位置記憶ルーチ
ンへ移行する。すなわち、従来はイグニッションスイッ
チ100のオフやバッテリー102の取外し等によって
マイクロコンピュータ56への通電が遮断されると、現
在のドアガラス位置が不明となり、再起動時に初期状態
を入力する必要があった。しかし、本実施例では、電源
回路62からの通電が遮断されると同時にバックアップ
コンデンサ104の放電が開始されて、図5に示すフロ
ーチャートの処理がなされる。
【0043】図5に示される如く、ステップ250で
は、現在のパルスエンコーダ106からのパルスのカウ
ント数を読出し、次いでステップ252において、この
読み出されたカウント数PcをEEPROM108へ記
憶して終了する。
【0044】この処理中は、バックアップコンデンサ1
04によって通電されているため、電源回路62からの
通電がなくても処理を行うことができる。
【0045】このように、イグニッションスイッチ10
0のオフ及びバッテリー102取外しによってマイクロ
コンピュータ56への通電が遮断される度に、現在のド
アガラス20の位置を示すパルスのカウント数を記憶す
ることにより、暗電流をなくすことができ、また次の通
電再開時に初期値の入力等、何ら作業を省略することが
できる。
【0046】なお、本実施例に適用したEEPROM1
08では、記憶セルの構造として絶縁ゲート酸化膜を用
いたもの、或いはMOSトランジスタのゲート酸化膜を
i2 とSi 4 の2層膜に置換された構造をもつも
のの何れであってもよく、書込み消去のサイクル数は1
6 程度まで可能であるので、車両への適用に支障はな
い。
【0047】
【発明の効果】以上説明した如くパワーウィンドウ制御
装置は、イグニッションスイッチのオンオフ、車両のバ
ッテリーの交換等に関係なく記憶内容を保持することが
でき、再入力の手間を省くことができるという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るパワーウィンドウ装置を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施例に適用した車両のドアの一部を示す概
略斜視図である。
【図3】ドアのウィンドウレギュレータ部を示す概略斜
視図である。
【図4】パワーウィンドウ装置の作動を示すフローチャ
ートである。
【図5】通電遮断時に割り込まれるルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 パワーウィンドウ装置 12、14 ドア 20 ドアガラス 22 モータ 34 オート/マニュアルスイッチ 50 制御部 56 マイクロコンピュータ 62 電源回路 62A IGOFF検出出力端子 100 イグニッションスイッチ 102 バッテリー 106 パルスエンコーダ 108 EEPROM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示手段の指示によってモータを駆動し
    てドアガラスを昇降させると共に前記モータの回転に応
    じたパルスを発生させて、現在のドアガラス位置を示す
    前記パルスのカウント数がドアガラスの全閉及び全開に
    対応するパルス数と一致した場合に前記指示手段の指示
    に拘らず前記モータの駆動を停止させるパワーウィンド
    ウ制御装置であって、通電中に充電されると共に前記通
    電遮断直後から所定時間放電する充放電手段と、前記全
    閉及び全開状態のパルス数を記憶すると共に前記通電遮
    断直後の放電中に現在のドアガラスの位置を示すパルス
    数を記憶する電気的に書換え可能なROM(EEPRO
    M)と、を有するパワーウィンドウ制御装置。
JP33877692A 1992-12-18 1992-12-18 パワーウィンドウ制御装置 Expired - Lifetime JP3283081B2 (ja)

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