JPH0618608B2 - 湿式排煙脱硫装置の制御装置 - Google Patents
湿式排煙脱硫装置の制御装置Info
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- JPH0618608B2 JPH0618608B2 JP60145721A JP14572185A JPH0618608B2 JP H0618608 B2 JPH0618608 B2 JP H0618608B2 JP 60145721 A JP60145721 A JP 60145721A JP 14572185 A JP14572185 A JP 14572185A JP H0618608 B2 JPH0618608 B2 JP H0618608B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ボイラ等の燃焼装置の排ガス通路中に設けら
れた脱硫装置を制御する湿式排煙脱硫装置の制御装置に
関する。
れた脱硫装置を制御する湿式排煙脱硫装置の制御装置に
関する。
ボイラ等の燃焼装置から排出される排ガス中には硫黄酸
化物(以下、SOxという)が含まれており、このSOx
の大気中への放出量は厳しく規制されている。このた
め、排ガスの排出通路中にはSOxを吸収する脱硫装置
が備えられている。以下、この脱硫装置の概略を図によ
り説明する。
化物(以下、SOxという)が含まれており、このSOx
の大気中への放出量は厳しく規制されている。このた
め、排ガスの排出通路中にはSOxを吸収する脱硫装置
が備えられている。以下、この脱硫装置の概略を図によ
り説明する。
第2図は湿式排煙脱硫装置の概略系統図である。図で、
1はボイラから排出される排ガスを脱硫装置に通すため
昇圧する脱硫通風機、2は排ガスの熱を他と熱交換して
他を加熱するガス加熱器、3は冷却塔である。冷却塔3
は内部に循環液を通過させ、これに排ガスを接触させて
排ガスを降温するとともに、排ガス中のダストを除去
し、SOxの一部の除去も行なう。4は冷却塔3からの
排ガスを導入し、この排ガス中のSOxを循環液に吸収
させる吸収塔であり、排ガス中に残留しているダストも
除去される。5は吸収塔4から出た排ガスを外部に排出
する煙突、6は排ガスを脱硫しない場合に開かれる脱硫
バイパスダンパである。
1はボイラから排出される排ガスを脱硫装置に通すため
昇圧する脱硫通風機、2は排ガスの熱を他と熱交換して
他を加熱するガス加熱器、3は冷却塔である。冷却塔3
は内部に循環液を通過させ、これに排ガスを接触させて
排ガスを降温するとともに、排ガス中のダストを除去
し、SOxの一部の除去も行なう。4は冷却塔3からの
排ガスを導入し、この排ガス中のSOxを循環液に吸収
させる吸収塔であり、排ガス中に残留しているダストも
除去される。5は吸収塔4から出た排ガスを外部に排出
する煙突、6は排ガスを脱硫しない場合に開かれる脱硫
バイパスダンパである。
7はSOxを吸収させる石灰石を貯蔵する石灰石サイ
ロ、8は石灰石サイロ7の石灰石をスラリー化する石灰
石スラリー槽、9は石灰石スラリーを吸収塔に供給する
石灰石スラリーポンプである。10は石灰石スラリーを貯
溜し、これを吸収塔4に供給する吸収塔循環タンク、11
は石灰石スラリーを吸収塔4に循環させる吸収塔循環ポ
ンプ、12は石灰石スラリーの循環流量を調節する吸収部
循環流量調節弁である。13は吸収塔4でSOxを吸収し
た石灰石スラリーを貯溜し、これを冷却塔3に供給する
冷却塔循環タンク、14は冷却塔循環タンク13からの石灰
石スラリーを冷却塔3に循環させる冷却塔循環ポンプ、
15は冷却塔循環タンク13の石灰石スラリーの循環流量を
調節する冷却部循環流量調節弁である。
ロ、8は石灰石サイロ7の石灰石をスラリー化する石灰
石スラリー槽、9は石灰石スラリーを吸収塔に供給する
石灰石スラリーポンプである。10は石灰石スラリーを貯
溜し、これを吸収塔4に供給する吸収塔循環タンク、11
は石灰石スラリーを吸収塔4に循環させる吸収塔循環ポ
ンプ、12は石灰石スラリーの循環流量を調節する吸収部
循環流量調節弁である。13は吸収塔4でSOxを吸収し
た石灰石スラリーを貯溜し、これを冷却塔3に供給する
冷却塔循環タンク、14は冷却塔循環タンク13からの石灰
石スラリーを冷却塔3に循環させる冷却塔循環ポンプ、
15は冷却塔循環タンク13の石灰石スラリーの循環流量を
調節する冷却部循環流量調節弁である。
冷却塔3、冷却塔循環タンク13、冷却塔循環ポンプ14お
よび冷却部循環流量調節弁15により冷却・除塵系統が構
成され、又、吸収塔4、吸収塔循環タンク10、吸収塔循
環ポンプ11および吸収部循環流量調節弁12により吸収系
統が構成されている。冷却・除塵系統から排出されるS
Oxを吸収した石灰石スラリーは石膏生成装置へ送られ
て石膏が生成される。
よび冷却部循環流量調節弁15により冷却・除塵系統が構
成され、又、吸収塔4、吸収塔循環タンク10、吸収塔循
環ポンプ11および吸収部循環流量調節弁12により吸収系
統が構成されている。冷却・除塵系統から排出されるS
Oxを吸収した石灰石スラリーは石膏生成装置へ送られ
て石膏が生成される。
従来、このような湿式排煙脱硫装置において、吸収系統
および冷却・除塵系統の石灰石スラリーの循環流量は一
定量とされていた。そして、この一定量の循環流量は当
然ながら、負荷が大きく排ガス量が多い場合に充分にダ
ストおよびSOxを除去することができる量である。こ
の結果、吸収塔循環ポンプ11および冷却塔循環ポンプ14
は常時大量の石灰石スラリーを吐出する状態で運転され
ることになり、各ポンプ11、14は軸動力が大きくなり、
運転コストが増大するという欠点があった。
および冷却・除塵系統の石灰石スラリーの循環流量は一
定量とされていた。そして、この一定量の循環流量は当
然ながら、負荷が大きく排ガス量が多い場合に充分にダ
ストおよびSOxを除去することができる量である。こ
の結果、吸収塔循環ポンプ11および冷却塔循環ポンプ14
は常時大量の石灰石スラリーを吐出する状態で運転され
ることになり、各ポンプ11、14は軸動力が大きくなり、
運転コストが増大するという欠点があった。
本発明の目的は、上記従来の欠点を除き、循環ポンプの
軸動力を減少することができ、ひいては運転コストを低
減することができる湿式排煙脱硫装置の制御装置を提供
することにある。
軸動力を減少することができ、ひいては運転コストを低
減することができる湿式排煙脱硫装置の制御装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明は、流量調節手段を
介して循環剤を循環させ排ガス中の硫黄酸化物を除去す
る吸収系統を備えた湿式排煙脱硫装置において、排ガス
量に関与する量に比例した信号を出力する発信器と、こ
の発信器の出力信号に応じて前記湿式排煙脱硫装置の出
口のダスト濃度設定値を求めるダスト濃度設定手段と、
前記湿式排煙脱硫装置の出口の実際のダスト濃度を検出
するダスト濃度検出手段と、このダスト濃度検出手段で
検出された実際のダスト濃度と前記ダスト濃度設定値と
の差を求めるダスト濃度比較手段と、前記発信器の出力
信号に応じて前記吸収系統における循環剤の循環量設置
値を求める循環量設定手段と、前記吸収系統の循環剤の
実際の循環量を検出する循環量検出手段と、この循環量
検出手段で検出された実際の循環量と前記循環量設定値
との差を求める循環量比較手段と、前記ダスト濃度比較
手段で得られた値と前記循環量比較手段で得られた値の
うち大きい方の値を前記流量調節手段の制御信号として
出力する高選択器とを備えたことを特徴とする。
介して循環剤を循環させ排ガス中の硫黄酸化物を除去す
る吸収系統を備えた湿式排煙脱硫装置において、排ガス
量に関与する量に比例した信号を出力する発信器と、こ
の発信器の出力信号に応じて前記湿式排煙脱硫装置の出
口のダスト濃度設定値を求めるダスト濃度設定手段と、
前記湿式排煙脱硫装置の出口の実際のダスト濃度を検出
するダスト濃度検出手段と、このダスト濃度検出手段で
検出された実際のダスト濃度と前記ダスト濃度設定値と
の差を求めるダスト濃度比較手段と、前記発信器の出力
信号に応じて前記吸収系統における循環剤の循環量設置
値を求める循環量設定手段と、前記吸収系統の循環剤の
実際の循環量を検出する循環量検出手段と、この循環量
検出手段で検出された実際の循環量と前記循環量設定値
との差を求める循環量比較手段と、前記ダスト濃度比較
手段で得られた値と前記循環量比較手段で得られた値の
うち大きい方の値を前記流量調節手段の制御信号として
出力する高選択器とを備えたことを特徴とする。
さらに本発明は、第1の流量調節手段を介して循環剤を
循環させ排ガス中の硫黄酸化物を除去する吸収系統と、
第2の流量調節手段を介して循環剤を循環させ排ガスを
冷却、除塵する冷却・除塵系統とを備えた湿式排煙脱硫
装置において、排ガス量に関与する量に比例した信号を
出力する発信器と、この発信器の出力信号に応じて前記
湿式排煙脱硫装置の出口のダスト濃度設定値を求めるダ
スト濃度設定手段と、前記湿式排煙脱硫装置の出口の実
際のダスト濃度を検出するダスト濃度検出手段と、この
ダスト濃度検出手段で検出された実際のダスト濃度と前
記ダスト濃度設定値との差を求めるダスト濃度比較手段
と、このダスト濃度比較手段で得られた値を前記吸収系
統におけるダスト濃度の割合に応じた第1の信号と前記
冷却・除塵系統におけるダスト濃度の割合に応じた第2
の信号とに分割する分割手段と、前記発信器の出力信号
に応じて前記吸収系統における循環剤の循環量設定値を
求める第1の循環量設定手段と、前記吸収系統の循環剤
の実際の循環量を検出する第1の循環量検出手段と、こ
の第1の循環量検出手段で検出された実際の循環量と前
記第1の循環量設定手段で得られた値との差を求める第
1の循環量比較手段と、前記第1の信号と前記第1の循
環量比較手段で得られた値のうち大きい方の値を前記第
1の流量調節手段の制御信号として出力する第1の高選
択器と、前記発信器の出力信号に応じて前記冷却・除塵
系統における循環剤の循環量設定値を求める第2の循環
量設定手段と、前記冷却・除塵系統の循環剤の実際の循
環量を検出する第2の循環量検出手段と、この第2の循
環量検出手段で検出された実際の循環量と前記第2の循
環量検出手段で得られた値との差を求める第2の循環量
比較手段と、前記第2の信号と前記第2の循環量比較手
段で得られた値のうち大きい方の値を前記第2の流量調
節手段の制御信号として出力する第2の高選択器とを備
えたことも特徴とする。
循環させ排ガス中の硫黄酸化物を除去する吸収系統と、
第2の流量調節手段を介して循環剤を循環させ排ガスを
冷却、除塵する冷却・除塵系統とを備えた湿式排煙脱硫
装置において、排ガス量に関与する量に比例した信号を
出力する発信器と、この発信器の出力信号に応じて前記
湿式排煙脱硫装置の出口のダスト濃度設定値を求めるダ
スト濃度設定手段と、前記湿式排煙脱硫装置の出口の実
際のダスト濃度を検出するダスト濃度検出手段と、この
ダスト濃度検出手段で検出された実際のダスト濃度と前
記ダスト濃度設定値との差を求めるダスト濃度比較手段
と、このダスト濃度比較手段で得られた値を前記吸収系
統におけるダスト濃度の割合に応じた第1の信号と前記
冷却・除塵系統におけるダスト濃度の割合に応じた第2
の信号とに分割する分割手段と、前記発信器の出力信号
に応じて前記吸収系統における循環剤の循環量設定値を
求める第1の循環量設定手段と、前記吸収系統の循環剤
の実際の循環量を検出する第1の循環量検出手段と、こ
の第1の循環量検出手段で検出された実際の循環量と前
記第1の循環量設定手段で得られた値との差を求める第
1の循環量比較手段と、前記第1の信号と前記第1の循
環量比較手段で得られた値のうち大きい方の値を前記第
1の流量調節手段の制御信号として出力する第1の高選
択器と、前記発信器の出力信号に応じて前記冷却・除塵
系統における循環剤の循環量設定値を求める第2の循環
量設定手段と、前記冷却・除塵系統の循環剤の実際の循
環量を検出する第2の循環量検出手段と、この第2の循
環量検出手段で検出された実際の循環量と前記第2の循
環量検出手段で得られた値との差を求める第2の循環量
比較手段と、前記第2の信号と前記第2の循環量比較手
段で得られた値のうち大きい方の値を前記第2の流量調
節手段の制御信号として出力する第2の高選択器とを備
えたことも特徴とする。
[作用] 本発明では、ボイラ負荷信号等排ガス量に応じた信号に
基づいて吸収系統の循環剤の循環量の設定値が定めら
れ、この設定値と実際の循環量との偏差が求められる。
一方、上記排ガス量に応じた信号に基づいて脱硫装置の
出口のダスト濃度の設定値が定められ、この設定値と実
際のダスト濃度との偏差が求められる。そして、循環量
の偏差とダスト濃度の偏差のうち、大きい方の偏差に基
づいて流量調節手段を制御する。
基づいて吸収系統の循環剤の循環量の設定値が定めら
れ、この設定値と実際の循環量との偏差が求められる。
一方、上記排ガス量に応じた信号に基づいて脱硫装置の
出口のダスト濃度の設定値が定められ、この設定値と実
際のダスト濃度との偏差が求められる。そして、循環量
の偏差とダスト濃度の偏差のうち、大きい方の偏差に基
づいて流量調節手段を制御する。
さらに、本発明では、吸収系統に加えて冷却・除塵系統
を備え、冷却・除塵系統の流量調節手段に対しても上記
吸収系統と同様の制御を行なう。この場合、上記ダスト
濃度の偏差は、吸収系統と冷却・除塵系統とに所定の割
合で分割される。
を備え、冷却・除塵系統の流量調節手段に対しても上記
吸収系統と同様の制御を行なう。この場合、上記ダスト
濃度の偏差は、吸収系統と冷却・除塵系統とに所定の割
合で分割される。
[実施例] 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る湿式排煙脱硫装置の制御
装置のブロック図である。図で、21はボイラ負荷に比例
した信号を出力するボイラ負荷信号発信器、22は吸収系
統における石灰石スラリーの実際の循環流量を検出し、
これに比例した信号を出力する吸収系循環流量発信器、
23は脱硫装置出口のダスト濃度を検出し、これに比例し
た信号を出力する脱硫出口ダスト濃度発信器、24は冷却
系統における石灰石スラリーの実際の循環流量を検出
し、これに比例した信号を出力する冷却・除塵系循環流
量発信器である。
装置のブロック図である。図で、21はボイラ負荷に比例
した信号を出力するボイラ負荷信号発信器、22は吸収系
統における石灰石スラリーの実際の循環流量を検出し、
これに比例した信号を出力する吸収系循環流量発信器、
23は脱硫装置出口のダスト濃度を検出し、これに比例し
た信号を出力する脱硫出口ダスト濃度発信器、24は冷却
系統における石灰石スラリーの実際の循環流量を検出
し、これに比例した信号を出力する冷却・除塵系循環流
量発信器である。
25はボイラ負荷信号発信器21の出力信号に対応した吸収
系循環量を出力する関数発生器である。ボイラからの排
ガスの量はボイラ負荷と一定の関係にあり、ボイラ負荷
が小さいときは排ガス量は少なく、ボイラ負荷が大きい
ときは排ガス量は多い。そして、吸収系統および冷却系
統において、石灰石スラリーは排ガス量に応じた量を循
環させればよいのであるから、結局、循環させるべき石
灰石スラリーの循環量はボイラ負荷と一定の関係を有す
ることになる。両者の関係(関数発生器25の特性)は図
示されている。関数発生器25はこの関係に基づき、ある
ボイラ負荷のときに必要とする吸収系統における石灰石
スラリーの循環量を出力するものであり、この出力され
た値が吸収系統の循環量の設定値となる。
系循環量を出力する関数発生器である。ボイラからの排
ガスの量はボイラ負荷と一定の関係にあり、ボイラ負荷
が小さいときは排ガス量は少なく、ボイラ負荷が大きい
ときは排ガス量は多い。そして、吸収系統および冷却系
統において、石灰石スラリーは排ガス量に応じた量を循
環させればよいのであるから、結局、循環させるべき石
灰石スラリーの循環量はボイラ負荷と一定の関係を有す
ることになる。両者の関係(関数発生器25の特性)は図
示されている。関数発生器25はこの関係に基づき、ある
ボイラ負荷のときに必要とする吸収系統における石灰石
スラリーの循環量を出力するものであり、この出力され
た値が吸収系統の循環量の設定値となる。
26はボイラ負荷信号発信器21の出力信号に対応した冷却
・除塵系循環量を出力する関数発生器である。上記関数
発生器25の説明で述べたように、冷却・除塵系統におい
ても、石灰石スラリーは排ガス量に応じた量を循環させ
ればよいのであるから、その循環させるべき石灰石スラ
リーの循環量はボイラ負荷と一定関係にあり、この関係
に基づく関数発生器26の出力は冷却・除塵系統の循環量
の設定値となる。両者の関係(関数発生器26の特性)は
図示されている。
・除塵系循環量を出力する関数発生器である。上記関数
発生器25の説明で述べたように、冷却・除塵系統におい
ても、石灰石スラリーは排ガス量に応じた量を循環させ
ればよいのであるから、その循環させるべき石灰石スラ
リーの循環量はボイラ負荷と一定関係にあり、この関係
に基づく関数発生器26の出力は冷却・除塵系統の循環量
の設定値となる。両者の関係(関数発生器26の特性)は
図示されている。
27はボイラ負荷信号発信器21の出力信号に対応した脱硫
装置出口のダスト濃度を出力する関数発生器である。ボ
イラ負荷と排ガス中のダスト濃度とは一定の関係を有
し、ボイラ負荷が小さいときはダスト濃度は低く、ボイ
ラ負荷が大きいときはダスト濃度が高くなることが知ら
れている。そこで、脱硫装置出口のダスト濃度もボイラ
負荷に対応させるため、関数発生器27を設け、その出力
を脱硫装置出口のダスト濃度の設定値とするものであ
る。ボイラ負荷とダスト濃度の関係(関数発生器27の特
性)は図示されている。
装置出口のダスト濃度を出力する関数発生器である。ボ
イラ負荷と排ガス中のダスト濃度とは一定の関係を有
し、ボイラ負荷が小さいときはダスト濃度は低く、ボイ
ラ負荷が大きいときはダスト濃度が高くなることが知ら
れている。そこで、脱硫装置出口のダスト濃度もボイラ
負荷に対応させるため、関数発生器27を設け、その出力
を脱硫装置出口のダスト濃度の設定値とするものであ
る。ボイラ負荷とダスト濃度の関係(関数発生器27の特
性)は図示されている。
28は関数発生器25から出力される値と吸収系循環流量発
信器22の検出信号との差を演算する減算器、29は減算器
28の出力を比例積分する比例積分器である。30は関数発
生器27の出力信号と脱硫出口ダスト濃度発信器23の検出
信号との差を演算する減算器、31は比例積分器である。
32,33は比例器(乗算器)である。前記脱硫出口ダスト
濃度発信器23の検出信号は冷却・除塵系統におけるダス
ト濃度と吸収系統におけるダスト濃度との合成の濃度に
比例した信号である。したがって、比例積分器31から出
力される信号も両者の合成信号である。比例器32,33は
これを吸収系統の成分と冷却・除塵系統の成分に分ける
ものであり、比例器32,33の乗数は所定の比例関係にあ
り、かつ、そのレベルは、比例器32,33の出力が循環量
に適合するように定められる。
信器22の検出信号との差を演算する減算器、29は減算器
28の出力を比例積分する比例積分器である。30は関数発
生器27の出力信号と脱硫出口ダスト濃度発信器23の検出
信号との差を演算する減算器、31は比例積分器である。
32,33は比例器(乗算器)である。前記脱硫出口ダスト
濃度発信器23の検出信号は冷却・除塵系統におけるダス
ト濃度と吸収系統におけるダスト濃度との合成の濃度に
比例した信号である。したがって、比例積分器31から出
力される信号も両者の合成信号である。比例器32,33は
これを吸収系統の成分と冷却・除塵系統の成分に分ける
ものであり、比例器32,33の乗数は所定の比例関係にあ
り、かつ、そのレベルは、比例器32,33の出力が循環量
に適合するように定められる。
34は比例積分器29の出力信号と比例器32の出力信号のう
ち、高い方の信号を選択する高選択器(第1の高選択
器)、35は手動自動切換器である。高選択器34の出力信
号は手動自動切換器35を経て第2図に示す吸収部循環流
量調節弁12に印加され、この出力信号に応じて当該弁12
の開度が制御される。
ち、高い方の信号を選択する高選択器(第1の高選択
器)、35は手動自動切換器である。高選択器34の出力信
号は手動自動切換器35を経て第2図に示す吸収部循環流
量調節弁12に印加され、この出力信号に応じて当該弁12
の開度が制御される。
36は関数発生器26の出力と冷却・除塵系循環流量発信器
24の検出信号との差を演算する減算器、37は比例積分
器、38は比較器33と比例積分器37の出力信号のうち高い
方の出力信号を選択する高選択器(第2の高選択器)、
39は手動自動切換器である。高選択器38の出力信号は手
動自動切換器39を経て第2図に示す冷却・除塵系循環流
量調節弁15に印加され、この出力信号に応じて当該弁15
の開度が制御される。
24の検出信号との差を演算する減算器、37は比例積分
器、38は比較器33と比例積分器37の出力信号のうち高い
方の出力信号を選択する高選択器(第2の高選択器)、
39は手動自動切換器である。高選択器38の出力信号は手
動自動切換器39を経て第2図に示す冷却・除塵系循環流
量調節弁15に印加され、この出力信号に応じて当該弁15
の開度が制御される。
次に、本実施例の動作を説明する。吸収系統において
は、実際に循環している石灰石スラリーの循環量が測定
され、これに比例した信号が吸収系循環流量発信器22か
ら出力され、この値が関数発生器25から出力される設定
値と比較され、減算器28で実際の循環量と設定された循
環量との偏差が演算される。一方、脱硫装置出口におけ
る実際のダスト濃度が測定され、これに比例した信号が
脱硫出口ダスト濃度発信器23から出力され、この値が関
数発生器27から出力される設定値と比較され、減算器30
で両者の偏差が演算される。この偏差は比例器32で所定
の乗数が乗ぜられ、吸収系統におけるダスト濃度の偏差
を解消するのに必要な石灰石スラリーの循環量に変換さ
れる。高選択器34では、実際の循環量に基づく偏差とダ
スト濃度に基づく偏差とを比較し、大きな方の偏差を選
択して吸収系循環流量調節弁12の開度をその偏差に応じ
て制御する。これにより、吸収系統における石灰石スラ
リーの循環量はボイラ負荷に応じた値となり、ボイラ負
荷が小さいときは循環量が減少し、吸収塔循環ポンプ11
の軸動力を著るしく低減せしめる。
は、実際に循環している石灰石スラリーの循環量が測定
され、これに比例した信号が吸収系循環流量発信器22か
ら出力され、この値が関数発生器25から出力される設定
値と比較され、減算器28で実際の循環量と設定された循
環量との偏差が演算される。一方、脱硫装置出口におけ
る実際のダスト濃度が測定され、これに比例した信号が
脱硫出口ダスト濃度発信器23から出力され、この値が関
数発生器27から出力される設定値と比較され、減算器30
で両者の偏差が演算される。この偏差は比例器32で所定
の乗数が乗ぜられ、吸収系統におけるダスト濃度の偏差
を解消するのに必要な石灰石スラリーの循環量に変換さ
れる。高選択器34では、実際の循環量に基づく偏差とダ
スト濃度に基づく偏差とを比較し、大きな方の偏差を選
択して吸収系循環流量調節弁12の開度をその偏差に応じ
て制御する。これにより、吸収系統における石灰石スラ
リーの循環量はボイラ負荷に応じた値となり、ボイラ負
荷が小さいときは循環量が減少し、吸収塔循環ポンプ11
の軸動力を著るしく低減せしめる。
冷却・除塵系統においては、実際に循環している石灰石
スラリーの循環量が測定され、これに比例した信号が冷
却・除塵系循環流量発信器24から出力され、この値が関
数発生器26から出力される設定値と比較され、減算器36
で実際の循環量と設定された循環量との偏差が演算され
る。一方、比例器33からは冷却・除塵系統におけるダス
ト濃度の偏差を解消するのに必要な石灰石スラリーの循
環量に変換された値が出力される。高選択器38では、実
際の循環量に基づく偏差とダスト濃度に基づく偏差とを
比較し大きな方の偏差を選択して冷却・除塵系循環流量
調節弁15の開度をその偏差に応じて制御する。これによ
り、冷却・除塵系統における石灰石スラリーの循環量は
ボイラ負荷に応じた値となり、ボイラ負荷が小さいとき
は循環量が減少し、冷却塔循環ポンプ14の軸動力を著る
しく低減せしめる。
スラリーの循環量が測定され、これに比例した信号が冷
却・除塵系循環流量発信器24から出力され、この値が関
数発生器26から出力される設定値と比較され、減算器36
で実際の循環量と設定された循環量との偏差が演算され
る。一方、比例器33からは冷却・除塵系統におけるダス
ト濃度の偏差を解消するのに必要な石灰石スラリーの循
環量に変換された値が出力される。高選択器38では、実
際の循環量に基づく偏差とダスト濃度に基づく偏差とを
比較し大きな方の偏差を選択して冷却・除塵系循環流量
調節弁15の開度をその偏差に応じて制御する。これによ
り、冷却・除塵系統における石灰石スラリーの循環量は
ボイラ負荷に応じた値となり、ボイラ負荷が小さいとき
は循環量が減少し、冷却塔循環ポンプ14の軸動力を著る
しく低減せしめる。
このように、本実施例では、ボイラ負荷に応じて、吸収
系統および冷却・除塵系統の石灰石スラリーの循環量を
制御するようにしたので、吸収塔循環ポンプおよび冷却
塔循環ポンプの軸動力を減少せしめることができ、これ
により運転コストを低減することができる。
系統および冷却・除塵系統の石灰石スラリーの循環量を
制御するようにしたので、吸収塔循環ポンプおよび冷却
塔循環ポンプの軸動力を減少せしめることができ、これ
により運転コストを低減することができる。
なお、上記実施例の説明では、各設定値をボイラ負荷に
応じて決定する例について説明したが、これに限ること
なく、ボイラ空気量や、SOx総量、ダスト総量、脱硫
率等を用いることもできる。又、上記実施例の説明で
は、吸収系統および冷却・除塵系統の両方を制御する例
について説明したが、両方でなくいずれか一方のみを制
御するようにしてもよい。さらに、脱硫装置出口では、
ダスト濃度を測定するようにしたが、SOx濃度を測定
し、これによる制御を行うようにしてもよい。
応じて決定する例について説明したが、これに限ること
なく、ボイラ空気量や、SOx総量、ダスト総量、脱硫
率等を用いることもできる。又、上記実施例の説明で
は、吸収系統および冷却・除塵系統の両方を制御する例
について説明したが、両方でなくいずれか一方のみを制
御するようにしてもよい。さらに、脱硫装置出口では、
ダスト濃度を測定するようにしたが、SOx濃度を測定
し、これによる制御を行うようにしてもよい。
以上述べたように、本発明では、排ガス量に関与する信
号に応じて、吸収系統の循環剤の循環量を制御するよう
にしたので、循環ポンプの軸動力を減少することがで
き、これにより運転コストを低減することができる。
号に応じて、吸収系統の循環剤の循環量を制御するよう
にしたので、循環ポンプの軸動力を減少することがで
き、これにより運転コストを低減することができる。
又、吸収系統と冷却・除塵系統が設置されている場合、
冷却・除塵系統に対しても吸収系統と同様の制御を行な
うことにより、運転コストをさらに低減することができ
る。
冷却・除塵系統に対しても吸収系統と同様の制御を行な
うことにより、運転コストをさらに低減することができ
る。
第1図は本発明の実施例に係る湿式排煙脱硫装置の制御
装置のブロック図、第2図は湿式排煙脱硫装置の系統図
である。 3……冷却塔、4……吸収塔、11……吸収塔循環ポン
プ、12……吸収部循環流量調節弁、14……冷却塔循環ポ
ンプ、15……冷却・除塵部循環流量調節弁、21……ボイ
ラ負荷信号発信器、22……吸収系循環流量発信器、23…
…脱硫出口ダスト濃度発信器、24……冷却・除塵系循環
流量発信器、25,26,27……関数発生器、28,30,36…
…減算器、29,31,37……比例積分器、32,33……比例
器、34,38……高選択器。
装置のブロック図、第2図は湿式排煙脱硫装置の系統図
である。 3……冷却塔、4……吸収塔、11……吸収塔循環ポン
プ、12……吸収部循環流量調節弁、14……冷却塔循環ポ
ンプ、15……冷却・除塵部循環流量調節弁、21……ボイ
ラ負荷信号発信器、22……吸収系循環流量発信器、23…
…脱硫出口ダスト濃度発信器、24……冷却・除塵系循環
流量発信器、25,26,27……関数発生器、28,30,36…
…減算器、29,31,37……比例積分器、32,33……比例
器、34,38……高選択器。
Claims (3)
- 【請求項1】流量調節手段を介して循環剤を循環させ排
ガス中の硫黄酸化物を除去する吸収系統を備えた湿式排
煙脱硫装置において、排ガス量に関与する量に比例した
信号を出力する発信器と、この発信器の出力信号に応じ
て前記湿式排煙脱硫装置の出口のダスト濃度設定値を求
めるダスト濃度設定手段と、前記湿式排煙脱硫装置の出
口の実際のダスト濃度を検出するダスト濃度検出手段
と、このダスト濃度検出手段で検出された実際のダスト
濃度と前記ダスト濃度設定値との差を求めるダスト濃度
比較手段と、前記発信器の出力信号に応じて前記吸収系
統における循環剤の循環量設定値を求める循環量設定手
段と、前記吸収系統の循環剤の実際の循環量を検出する
循環量検出手段と、この循環量検出手段で検出された実
際の循環量と前記循環量設定値との差を求める循環量比
較手段と、前記ダスト濃度比較手段で得られた値と前記
循環量比較手段で得られた値のうち大きい方の値を前記
流量調節手段の制御信号として出力する高選択器とを備
えたことを特徴とする湿式排煙脱硫装置の制御装置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記発信
器は、ボイラ負荷に比例した信号を出力することを特徴
とする湿式排煙脱硫装置の制御装置。 - 【請求項3】第1の流量調節手段を介して循環剤を循環
させ排ガス中の硫黄酸化物を除去する吸収系統と、第2
の流量調節手段を介して循環剤を循環させ排ガスを冷
却、除塵する冷却・除塵系統とを備えた湿式排煙脱硫装
置において、排ガス量に関与する量に比例した信号を出
力する発信器と、この発信器の出力信号に応じて前記湿
式排煙脱硫装置の出口のダスト濃度設定値を求めるダス
ト濃度設定手段と、前記湿式排煙脱硫装置の出口の実際
のダスト濃度を検出するダスト濃度検出手段と、このダ
スト濃度検出手段で検出された実際のダスト濃度と前記
ダスト濃度設定値との差を求めるダスト濃度比較手段
と、このダスト濃度比較手段で得られた値を前記吸収系
統におけるダスト濃度の割合に応じた第1の信号と前記
冷却・除塵系統におけるダスト濃度の割合に応じた第2
の信号とに分割する分割手段と、前記発信器の出力信号
に応じて前記吸収系統における循環剤の循環量設定値を
求める第1の循環量設定手段と、前記吸収系統の循環剤
の実際の循環量を検出する第1の循環量検出手段と、こ
の第1の循環量検出手段で検出された実際の循環量と前
記第1の循環量設定手段で得られた値との差を求める第
1の循環量比較手段と、前記第1の信号と前記第1の循
環量比較手段で得られた値のうち大きい方の値を前記第
1の流量調節手段の制御信号として出力する第1の高選
択器と、前記発信器の出力信号に応じて前記冷却・除塵
系統における循環剤の循環量設定値を求める第2の循環
量設定手段と、前記冷却・除塵系統の循環剤の実際の循
環量を検出する第2の循環量検出手段と、この第2の循
環量検出手段で検出された実際の循環量と前記第2の循
環量設定手段で得られた値との差を求める第2の循環量
比較手段と、前記第2の信号と前記第2の循環量比較手
段で得られた値のうち大きい方の値を前記第2の流量調
節手段の制御信号として出力する第2の高選択器とを備
えたことを特徴とする湿式排煙脱硫装置の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60145721A JPH0618608B2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 湿式排煙脱硫装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60145721A JPH0618608B2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 湿式排煙脱硫装置の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS627426A JPS627426A (ja) | 1987-01-14 |
| JPH0618608B2 true JPH0618608B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=15391593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60145721A Expired - Lifetime JPH0618608B2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 湿式排煙脱硫装置の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618608B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019220619A1 (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | 川崎重工業株式会社 | 排ガス処理設備およびその制御方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5932924A (ja) * | 1982-08-19 | 1984-02-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 湿式石灰法排煙脱硫装置における脱硫率制御方法 |
-
1985
- 1985-07-04 JP JP60145721A patent/JPH0618608B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS627426A (ja) | 1987-01-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |