JPH06187206A - ファイル管理装置 - Google Patents

ファイル管理装置

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JPH06187206A
JPH06187206A JP4355419A JP35541992A JPH06187206A JP H06187206 A JPH06187206 A JP H06187206A JP 4355419 A JP4355419 A JP 4355419A JP 35541992 A JP35541992 A JP 35541992A JP H06187206 A JPH06187206 A JP H06187206A
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Application number
JP4355419A
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English (en)
Inventor
Yaichi Nishino
八市 西野
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ベースファイルとバージョンファイルとの差分
情報を用いてファイルの更新を適切に管理する。 【構成】所定のファイルのアクセスに対して、ベースフ
ァイル更新条件を満たす場合に変更を指示するベースフ
ァイル更新指示手段11を備え、更新条件を変更するベ
ースファイル更新条件変更手段12,追加を受け付ける
追加ベースファイル指定手段13,追加登録するベース
ファイル登録手段14,バージョンファイルに効率的な
ファイルを特定するベースファイル特定手段15,解除
を受け付ける解除ベースファイル指定手段16,登録を
解除するベースファイル登録解除手段17,解除指定さ
れたのを削除するベースファイル削除手段18,ベース
ファイルと関連の差分情報を基にバージョンファイルを
復元するバージョンファイル復元手段19,合成すべき
差分情報を受け付ける合成差分情報指定手段20,差分
情報を合成し新たな差分情報を生成する差分情報合成手
段21を更に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はファイル管理装置に関
するものであり、特に、ある所定のベースファイルとこ
れに隣接するバージョンのファイルとの間の差分情報を
用いることにより、一連のファイルの更新を適切に管理
することができるファイル管理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のこの種の技術における
適用例の説明図である。この図11において、適当な記
録媒体110に記録されたバージョンNのファイル(オ
リジナルファイルからみてN番目のバージョンファイ
ル)111は、ユーザによって実行される所要の変更・
更新操作112Aを受けて、バージョンN+1のファイ
ル(オリジナルファイルからみてN+1番目のバージョ
ンファイル)112が生成される。なお、この種の技術
の中の最も基本的なものにおいては、このようにして生
成された一連のバージョンファイルがそのままの形態で
記録媒体110上に記録・保持されていて、これによっ
てファイルのバージョン管理が実行されている。
【0003】図12は、従来のこの種の技術における別
の適用例の説明図である。この図12においては、記録
媒体120に格納された最古のバージョンファイル(ま
たはバージョン1のファイル)121が出発ファイルと
して用いられており、この最古のバージョンファイル1
21には検索または処理のために必要な全てのデータが
保持されている。そして、最古のバージョンファイル1
21は、これからバージョン2のファイル122を生成
させる差分情報に基づいてユーザによって実行される所
要の変更・更新操作122Aを受けて、当面の目標であ
る前記バージョン2のファイル122が生成される。以
下、同様な作業が順次繰り返されて、直前のバージョン
ファイルからバージョンNのファイル123を生成させ
る差分情報に基づいてユーザによって実行される所要の
変更・更新操作123Aを受けて、最終的な目標である
前記バージョンNのファイル123が生成されることに
なる。この別の適用例においては、幾つかのバージョン
ファイルについて、全ての情報を記録しておくことは必
要ではなく、隣接するバージョンのファイルを復元する
ために必要な差分情報だけを記録媒体内に保存しておけ
ばよいことから、当該記録媒体の利用効率が向上すると
いう利点がある。
【0004】ところで、上記された従来のやり方におい
ては、最古のファイルが常にベースファイルとして対応
の記録媒体に記録されており、このために、古いバージ
ョンのファイルに対するアクセスの実行をするときには
特に問題となることはないけれども、最近におけるバー
ジョンファイルに対してアクセスを実行するときには、
前記ベースファイルとしての最古のバージョンファイル
に向けて、幾つかの差分情報による復元処理を反復せね
ばならないという難点がある。ところが、通常は、より
古いバージョンファイルに対するアクセスの実行回数に
比べて、より新しいバージョンファイルに対するアクセ
スの実行回数の方が遥かに多いことから、バージョン数
が特に多いファイルの場合にはこの難点はそれだけ深刻
なものになる。
【0005】図13は、従来のこの種の技術における更
に別の適用例の説明図である。この図13においては、
記録媒体130に格納された中間的なバージョンファイ
ル131がベースファイルとしてユーザーにより指定さ
れており、この中間的なバージョンファイル131より
も時間的に古いバージョンファイルを生成させるために
は、そのために適した差分情報が用いられて、より古い
バージョンファイルが順次生成されていく。そして、最
古のバージョンファイル132を生成させるためには、
バージョン2のファイルとの差を表す差分情報に基づい
てユーザによって実行される所要の変更・更新操作13
2Aを受けて、最終的な目標である前記最古のバージョ
ンファイル132を生成するようにされる。また、前記
の中間的なバージョンファイル131よりも時間的に新
しいバージョンファイルを生成させるためには、そのた
めに適した差分情報が用いられて、より新しいバージョ
ンファイルが順次生成されていく。そして、最新のバー
ジョンファイル133を生成させるためには、その直前
のバージョンN−1のファイルとの差を表す差分情報に
基づいてユーザによって実行される所要の変更・更新操
作133Aを受けて、ここでの最終的な目標である前記
最新のバージョンファイル133を生成するようにされ
ることになる。この更に別の適用例において特記される
ことは、ベースファイルの指定がユーザーによって任意
になされることである。そして、このような場合には、
頻繁にアクセスされるバージョンファイルをベースファ
イルとして指定することが可能であり、このために、目
標とするバージョンファイルに対する平均的なアクセス
時間が確実に短縮されるという利点が得られる。なお、
この更に別の適用例については、先行的な文献としての
特開昭63−150745号公報[複数バージョン管理
システム]に開示がなされている。
【0006】図14は、従来のこの種の技術における更
に別の適用例の説明図である。この図14においては、
記録媒体140に格納された最新のバージョンファイル
143がベースファイルとしてユーザーにより指定され
ており、ユーザーの指定の有無に関係なく、この最新の
バージョンファイル143(ここではバージョンNのフ
ァイル)が必ずベースファイルとして指定されるように
されている。即ち、この図14においては、最新のバー
ジョンファイルが常にベースファイルとして記録される
こととなり、通常はこのバージョンファイルに対するア
クセスの頻度が高いという事実があることから、それだ
けユーザーの負担が軽減されることになる。なお、この
図14において、141は最古のバージョンのファイル
であり、141Aはバージョン2のファイルから前記最
古のバージョンのファイル141を復元するために必要
な差分情報である。また、142はバージョンN−1の
ファイルであり、142Aは最新のバージョンファイル
であるバージョンNのファイル143から前記バージョ
ンN−1のファイルを復元するために必要な差分情報で
ある。なお、この更に別の適用例については、先行的な
文献としての実開平4−20149号公報[電子ファイ
ルシステム]に開示がなされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記された
問題点を解決するためになされたものであり、(1)あ
る所定の条件が満たされているときに、ユーザーの手を
煩わせることなく、また、オーバヘッドを必要最小限と
するように、より適切なベースファイルへの自動的な変
更が可能にされること;(2)ファイルアクセスの際の
周囲状況のいかんに応じて、前記所定の条件が自動的に
変更され、その結果として、より適切なベースファイル
の決定が可能にされること;(3)ベースファイルの更
新時期について、対象のファイルに対するアクセス発生
の時点ではなく、例えば深夜等のシステムに対する作業
負荷が低い時間帯を選択して、当該システムの運用効率
の向上が可能にされること;(4)複数個のベースファ
イルが保持されており、該複数個のベースファイルから
好都合のものを選択して目標のバージョンファイルの効
率的な生成が可能にされること;(5)ある所定のベー
スファイルに基づいて所要のバージョンファイルを生成
させるべく用いられる差分情報について、前記所定のベ
ースファイルのアクセス頻度のいかん等によって効率的
な整理・統合が可能にされること;等を目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
果たすためになされたものであり、この発明に係るファ
イル管理装置は、ベースファイルの生成に必要なデータ
と、バージョン間の差分情報を保持することにより各バ
ージョンのファイルを生成するものであり、前記ベース
ファイルはあるバージョンから別のバージョンに変更可
能にされていて、ファイルのアクセスに対応して、(フ
ァイルの変更量や更新回数のような)状況が所定のベー
スファイル更新条件を満たす場合に前記ベースファイル
の変更を指示するベースファイル自動更新指示手段(1
1)を備えたことを特徴とするものである。この発明に
係るファイル管理装置は、前記のような状況が所定の更
新条件変更条件を満たす場合に、前記ベースファイル更
新条件を変更するためのベースファイル更新条件変更手
段(12)が更に備えられたことを特徴とするものであ
る。この発明に係るファイル管理装置は、ベースファイ
ルの追加指定を受け付ける追加ベースファイル指定手段
(13)と、追加指定されたバージョンのファイルを生
成してベースファイルとして追加登録するベースファイ
ル登録手段(14)と、必要なバージョンのファイルを
生成するのに効率のよいベースファイルを特定するベー
スファイル特定手段(15)とが更に備えられて、複数
個のベースファイルが保持されており、該複数個のベー
スファイルから好都合のものを選択して目標のバージョ
ンファイルを生成するようにされたことを特徴とするも
のである。この発明に係るファイル管理装置は、ベース
ファイルの解除指定を受け付ける解除ベースファイル指
定手段(16)と、解除指定されたベースファイルの登
録を解除するベースファイル登録解除手段(17)と、
解除指定されたベースファイルを削除するベースファイ
ル削除手段(18)とが更に備えられたことを特徴とす
るものである。この発明に係るファイル管理装置は、前
記追加ベースファイル指定手段(13)に代えて、状況
が所定のベースファイル追加条件を満たす場合にベース
ファイルの追加指定を行う(条件付きの)ベースファイ
ル追加指定手段が更に備えられたことを特徴とするもの
である。この発明に係るファイル管理装置は、前記解除
ベースファイル指定手段(16)に代えて、状況が所定
のベースファイル解除条件を満たす場合にベースファイ
ルの解除指定を行う(条件付きの)ベースファイル解除
指定手段が更に備えられたことを特徴とするものであ
る。この発明に係るファイル管理装置は、合成すべき差
分情報の指定を受け付ける合成差分情報指定手段(2
0)と、前記合成指定された差分情報を合成して新たな
差分情報を生成する差分情報合成手段(21)とが更に
備えられたことを特徴とするものである。また、この発
明に係るファイル管理装置は、前記合成差分情報指定手
段(20)に代えて、状況が所定の差分情報合成条件を
満たす場合に差分情報の合成指定を行う(条件付きの)
差分情報合成指定手段が更に備えられたことを特徴とす
るものである。
【0009】
【作用】この発明に係るファイル管理装置は上記された
特徴を備えて構成されていることから:ある所定の条件
が満たされているときに、ユーザーの手を煩わせること
なく、また、オーバヘッドを必要最小限とするように、
より適切なベースファイルへの自動的な変更が可能にな
り;ファイルアクセスの際の周囲状況のいかんに応じて
前記所定の条件が自動的に変更されることから、より適
切なベースファイルの決定が可能になり;ベースファイ
ルの更新時期について、対象のファイルに対するアクセ
ス発生の時点ではなく、例えば深夜等のシステムに対す
る作業負荷が低い時間帯を選択することにより、当該シ
ステムの運用効率の向上が可能になり;複数個のベース
ファイルが保持されており、該複数個のベースファイル
から好都合のものを選択することにより、目標のバージ
ョンファイルの効率的な生成が可能になり;ある所定の
ベースファイルに基づいて所要のバージョンファイルを
生成させるべく用いられる差分情報について、前記所定
のベースファイルのアクセス頻度のいかん等によって効
率的な整理・統合が可能になる;等の利点がもたらされ
る。
【0010】
【実施例】図1は、この発明の実施例に係るファイル管
理装置を中心とする概略構成の例示図である。この図1
において、ファイル管理装置1を構成するものは、適当
なワークステーションのようなクライアント2からの所
望のファイルに対するアクセス要求を受け入れて適切な
処理をする要求処理部1A;処理対象としてのバージョ
ンファイルに対する所定の管理を実行するバージョン管
理部1B;および、所望のバージョンファイルを求める
際に、ベースファイルの更新・削除等のための所要の条
件に関する判定を自動的に行う条件判定部1Cである。
なお、ある所定のファイル1Dが、前記バージョン管理
部1Bおよび条件判定部1Cに接続されている。
【0011】図2は、上記実施例におけるバージョン管
理部に関する詳細な構成図である。この図2において、
ベースファイル更新指示部11は、関連のあるバージョ
ンファイルにおけるアクセスの片寄りや頻度のいかんに
応じて、より適切なベースファイルに自動的に更新する
ことを指示するものである。ベースファイル更新条件変
更指示部11は、ファイルアクセスを実行する際の状況
に応じて、対象とするベースファイルを更新するときの
条件を適切に変更することを指示するものである。ベー
スファイル追加指示部13は、関連のあるバージョンフ
ァイルの個数が増加したような場合に、必要とするベー
スファイルを追加指定するように指示するものである。
ベースファイル登録部14は、ある所定のバージョンの
ファイルが追加されたときに、これに応じて必要とされ
るベースファイルを追加して登録するものである。ベー
スファイル特定部15は、ある所要のバージョンファイ
ルを生成させるために特に好適なベースファイルを特定
するものである。解除ベースファイル指定部16は、フ
ァイルアクセスの頻度やアクセス対象としてのバージョ
ンファイルの片寄り等に応じて、不要になって解除され
るべきベースファイルの指定をするものである。ベース
ファイル登録解除部17は、不要になって解除されるこ
とになったベースファイルをある所定の登録・格納部か
ら削除すべく、その登録を解除するものである。ベース
ファイル削除指示部18は、例えば関連のあるバージョ
ンファイルの個数が減少して不要なベースファイルの登
録が解除されたときに、該不要とされたベースファイル
を削除するように指示するものである。バージョンファ
イル復元部19は、例えば、ある所定のベースファイル
に基づき、必要な差分情報を用いて所要のバージョンフ
ァイルを復元させるものである。合成差分情報指定部2
0は、ある所定のベースファイルに基づき逐次隣接する
バージョンファイルを生成するために使用される差分情
報について、ファイルアクセスの実施状況の変動に応じ
て不要となったようなときに、適切な整理・統合の対象
としての差分情報を指定するものである。差分情報合成
部21は、前記合成差分情報指定部20において整理・
統合の対象とされた差分情報の合成をするものである。
そして、差分情報一時格納部22は、一種のメモリ手段
であって、バージョンファイルの復元・作成に必要な差
分情報を、ファイル1D側から取り込んで一時的に格納
しておくものである。
【0012】図3は、上記実施例の動作の態様を説明す
るためのフローチャートである。この図3においては、
起動指令の入力というような適当なやり方で前記実施例
が起動されてから、処理対象としてのファイルを更新す
る際に、ベースファイルの更新条件が満たされているか
どうかの質問が、バージョン管理部1Bから条件判定部
1Cに対して出される(S31)。これに応じて、条件
判定部1Cにおいては、いま要求されたファイルの更新
に基づく当該ファイルの現在までの変更量が、ある所定
の基準限度を越えているか否かの判定がなされる(S3
2)。この判定の結果がYesであったときには、即
ち、前記ファイルの変更量がある所定の基準限度を越え
ているときには、次のステップS33に移行して、前記
の更新に基づいて生成されるファイルが新規なベースフ
ァイルとして指定されるように、バージョン管理部1B
内のベースファイル更新指示部11に所要の動作をさせ
る。これに対して、前記のステップS32における判定
の結果がNoであったときには、即ち、前記ファイルの
変更量がある所定の基準限度を越えていないときには、
別のステップS34に移行して、前記ファイルの変更量
が差分情報としてだけ利用されるようにして、バージョ
ン管理部1B内の差分情報一時格納部22またはファイ
ル1Dに格納するようにされる。
【0013】図4は、上記実施例の動作の別の態様を説
明するためのフローチャートである。この図4において
は、適当なやり方で前記実施例が起動されてから、処理
対象としてのファイルを更新する際に、ベースファイル
の更新条件が満たされているかどうかの質問が、バージ
ョン管理部1Bから条件判定部1Cに対して出される
(S41)。これに応じて、条件判定部1Cにおいて
は、ファイルの更新がなされる回数がある所定の基準限
度を越えているか否かの判定がなされる(S42)。こ
の判定の結果がYesであったときには、即ち、前記フ
ァイルの更新回数がある所定の基準限度を越えていると
きには、次のステップS43に移行して、前記の更新に
基づいて生成されるファイルが新規なベースファイルと
して指定されるように、バージョン管理部1B内のベー
スファイル更新指示部11に所要の動作をさせる。これ
に対して、前記のステップS42における判定の結果が
Noであったときには、即ち、前記ファイルの更新回数
がある所定の基準限度を越えていないときには、別のス
テップS44に移行して、前記ファイルの変更量が差分
情報としてだけ利用されるようにして、バージョン管理
部1B内の差分情報一時格納部22またはファイル1D
に格納するようにされる。
【0014】図5は、上記実施例の動作の別の態様を説
明するためのフローチャートである。この図5において
は、適当なやり方で前記実施例が起動されてから、処理
対象としてのファイルを更新する際に、ベースファイル
の更新条件が満たされているかどうかの質問が、バージ
ョン管理部1Bから条件判定部1Cに対して出される
(S51)。これに応じて、条件判定部1Cにおいて
は、ある一つのファイルの最近の更新時点からの経過時
間がある所定の基準限度を越えているか否かの判定がな
される(S52)。この判定の結果がYesであったと
きには、即ち、前記ファイルの最近の更新時点からの経
過時間がある所定の基準限度を越えているときには、次
のステップS53に移行して、前記の更新に基づいて生
成されるファイルが新規なベースファイルとして指定さ
れるように、バージョン管理部1B内のベースファイル
更新指示部11に所要の動作をさせる。これに対して、
前記のステップS52における判定の結果がNoであっ
たときには、即ち、前記ファイルの最近の更新時点から
の経過時間がある所定の基準限度を越えていないときに
は、別のステップS54に移行して、前記ファイルの変
更量が差分情報としてだけ利用されるようにして、バー
ジョン管理部1B内の差分情報一時格納部22またはフ
ァイル1Dに格納するようにされる。
【0015】図6は、上記実施例の動作の更に別の態様
を説明するためのフローチャートである。この図6にお
いては、適当なやり方で前記実施例が起動されてから、
要求処理部1Aからの所定の要求に基づき、バージョン
管理部1B内の合成差分情報指定部20の動作により、
ある対象としてのバージョンに対応する差分情報だけを
残すように、該当する幾つかの差分情報を合成差分情報
として指定し、これらの合成差分情報に対するマージ動
作が指示される(S61)。これに応じて、バージョン
管理部1B内の差分情報合成部15においては、先のス
テップS61で指定された合成差分情報に対するマージ
動作が実行される(S62)。これに続くステップS6
3においては、前記マージ動作の実行にともなって不要
になった差分情報が差分情報一時格納部22またはファ
イル1Dから削除され、前記マージ動作の実行の結果と
して作成された新たな差分情報が前記の差分情報一時格
納部22またはファイル1Dに格納されることになる。
【0016】図7は、前記図6における上記実施例の動
作について、更に別の態様の把握に資する例示図であ
る。この図7において、上部(A)列に列挙されている
ものは、ある所定のベースファイル70,および、この
ベースファイル70に関して順次並べられた状態にある
幾つかの差分情報71,72,73,74,75および
76である。いま、差分情報72および73はある所定
の基準限度に従って不要のものとされ、また、ある所定
のバージョンに対応する差分情報74は残存すべきもの
とされたとする。このときには、いわゆる不要差分情報
72,73が残存差分情報74にマージされて、図7の
下部(B)列で示されているように、この差分情報74
だけが残存することになる。このようにすることで不要
の差分情報が記録媒体としてのファイル1Dから削除さ
れ、それだけ当該記録媒体の効率的な使用が可能になる
とともに、不要な情報の存在に基づくデータ処理上の誤
りの発生も低減することになる。
【0017】図8は、上記実施例の動作の更に別の態様
を説明するためのフローチャートである。この図8にお
いて、適当なやり方で前記実施例が起動されてから、要
求処理部1Aからの所定の指示により、ある所定のバー
ジョンファイルをベースファイルとして指定・記録する
ことが要求される(S81)。これに応じて、バージョ
ン管理部1B内のバージョンファイル復元部19におい
ては、差分情報に関する各種の機能部(即ち、合成差分
情報指定部20,差分情報合成部21,一時格納部2
2)等の他の手段と所要の協同動作をしながら、現に存
在するベースファイルとこれに対応する差分情報とに基
づき、前記所定のバージョンファイルを復元させる(S
82)。これに続くステップS83においては、前記の
差分情報に関する各種の機能部における所要の動作によ
って、前記指定された所定のバージョンファイルに対応
する差分情報が差分情報一時格納部22またはファイル
1Dから削除され、この復元された所定のバージョンフ
ァイルが改めてベースファイルとして記録媒体としての
ファイル1Dの所定の部位に記録されることになる。
【0018】図9は、前記図8における上記実施例の動
作の更に別の態様の把握に資する例示図である。この図
9において、上部(A)列に列挙されているものは、あ
る所定の既存のベースファイル90Aとある所定のバー
ジョンファイル90B,および、これらの間で順次並べ
られた状態にある幾つかの差分情報91,92,93,
94および95である。いま、前記既存のベースファイ
ル90Aを基準として、これに続く差分情報91,9
2,93を組み合わせて用いることにより、図9の下部
(B)列に示されているように、新しいベースファイル
90Cが作成されて記録媒体としてのファイル1Dの所
定の部位に記録されるとともに、これに対応する差分情
報93は不要のものとして差分情報一時格納部22また
はファイル1Dから削除されることになる。
【0019】図10は、前記図8における上記実施例の
動作について更に別の態様の把握に資する例示図であ
る。この図10において、上部(A)列に列挙されてい
るものは、ある所定の既存のベースファイル100Cと
ある所定のバージョンファイル100A,100B,お
よび、これらの間で順次並べられた状態にある幾つかの
差分情報101,102,104および105である。
いま、前記既存のベースファイル100Cからみて前段
にあるバージョンファイル100Aを基準として、これ
から続く差分情報101,102を組み合わせて用いる
ことにより、図10の下部(B)列に示されているよう
に、新しい差分情報103Cが作成されて記録媒体の所
定の部位に記録されるとともに、これに対応する前記既
存のベースファイル100Cは不要のものとして削除さ
れることになる。
【0020】これまで説明されたこの発明の実施例にお
いては、ファイルアクセスに関する回数や履歴のよう
な、ファイルの変更や更新に際しての条件を判定する条
件判定部が含まれているけれども、これに限られるもの
ではなく、前記条件判定部を排除し、ある所定の条件が
ユーザーにとって重要であるか否かについては、当該ユ
ーザーに判断を委ねることも当然可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明されたように、この発明に係る
ファイル管理装置は、ベースファイルの生成に必要なデ
ータとバージョン間の差分情報を保持することにより各
バージョンのファイルを生成する装置であり、前記ベー
スファイルはあるバージョンから別のバージョンに変更
可能に構成されている。また、ベースファイルとして複
数のものを用意しておき、当面するバージョンファイル
の作成のために、その中の最適のものを選択・使用する
ことが可能に構成されている。更に、対象とするバージ
ョンファイルに対するアクセス頻度等からみて、不要と
される差分情報を適切に整理・統合することが可能に構
成されている。かくして、この発明に係るファイル管理
装置によれば:ある所定の条件が満たされているとき
に、ユーザーの手を煩わせることなく、また、オーバヘ
ッドを必要最小限とするように、より適切なベースファ
イルへの自動的な変更が可能にされる;ファイルアクセ
スの際の周囲状況のいかんに応じて、前記所定の条件が
自動的に変更され、その結果として、より適切なベース
ファイルの決定が可能にされる;ベースファイルの更新
時期について、対象のファイルに対するアクセス発生の
時点ではなく、例えば深夜等のシステムに対する作業負
荷が低い時間帯を選択して、当該システムの運用効率の
向上が可能にされる;複数個のベースファイルが保持さ
れており、該複数個のベースファイルから好都合のもの
を選択して目標のバージョンファイルの効率的な生成が
可能にされる;ある所定のベースファイルに基づいて所
要のバージョンファイルを生成させるべく用いられる差
分情報について、前記所定のベースファイルのアクセス
頻度のいかん等によって効率的な整理・統合が可能にさ
れる;等の効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係るファイル管理装置を中
心とする概略構成の例示図である。
【図2】上記実施例におけるバージョン管理部に関する
詳細な構成図である。
【図3】上記実施例の動作の態様を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】上記実施例の動作の別の態様を説明するための
フローチャートである。
【図5】上記実施例の動作の別の態様を説明するための
フローチャートである。
【図6】上記実施例の動作の更に別の態様を説明するた
めのフローチャートである。
【図7】前記図6における上記実施例の動作の更に別の
態様の把握に資する例示図である。
【図8】上記実施例の動作の更に別の態様を説明するた
めのフローチャートである。
【図9】前記図8における上記実施例の動作の更に別の
態様の把握に資する例示図である。
【図10】前記図8における上記実施例の動作の更に別
の態様の把握に資する例示図である。
【図11】従来のこの種の技術における適用例の説明図
である。
【図12】従来のこの種の技術における別の適用例の説
明図である。
【図13】従来のこの種の技術における更に別の適用例
の説明図である。
【図14】従来のこの種の技術における更に別の適用例
の説明図である。
【符号の説明】
1−−ファイル管理装置;2−−クライアント;1A−
−要求処理部;1B−−バージョン管理部;1C−−条
件判定部;1D−−ファイル;11−−ベースファイル
更新指示部;12−−ベースファイル更新条件変更指示
部;13−−ベースファイル追加指示部;14−−ベー
スファイル登録部;15−−ベースファイル特定部;1
6−−解除ベースファイル指定部;17−−ベースファ
イル登録解除部;18−−ベースファイル削除指示部;
19−−バージョンファイル復元部;20−−合成差分
情報指定部;21−−差分情報合成部;22−−差分情
報一時格納部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースファイルの生成に必要なデータと、
    バージョン間の差分情報を保持することにより各バージ
    ョンのファイルを生成する装置であって、前記ベースフ
    ァイルはあるバージョンから別のバージョンに変更可能
    な装置において、 ファイルのアクセスに対応して、状況が所定のベースフ
    ァイル更新条件を満たす場合に前記ベースファイルの変
    更を指示するベースファイル自動更新指示手段を備えた
    ファイル管理装置。
  2. 【請求項2】状況が所定の更新条件変更条件を満たす場
    合に前記ベースファイル更新条件を変更するベースファ
    イル更新条件変更手段をさらに有する請求項1のファイ
    ル管理装置。
  3. 【請求項3】ベースファイルの追加指定を受け付ける追
    加ベースファイル指定手段と、 追加指定されたバージョンのファイルを生成してベース
    ファイルとして追加登録するベースファイル登録手段
    と、 必要なバージョンのファイルを生成するのに効率のよい
    ベースファイルを特定するベースファイル特定手段と、 をさらに有し、ベースファイルを複数保持し効率のよい
    ベースファイルからファイルを生成する請求項1あるい
    は請求項2のファイル管理装置。
  4. 【請求項4】ベースファイルの解除指定を受け付ける解
    除ベースファイル指定手段と、 解除指定されたベースファイルの登録を解除するベース
    ファイル登録解除手段と、 解除指定されたベースファイルを削除するベースファイ
    ル削除手段と、 をさらに有する請求項3のファイル管理装置。
  5. 【請求項5】前記追加ベースファイル指定手段の代わり
    に、状況が所定のベースファイル追加条件を満たす場合
    にベースファイルの追加指定を行うベースファイル追加
    指定手段を備えた請求項3のファイル管理装置。
  6. 【請求項6】前記解除ベースファイル指定手段の代わり
    に、状況が所定のベースファイル解除条件を満たす場合
    にベースファイルの解除指定を行うベースファイル解除
    指定手段を備えた請求項4のファイル管理装置。
  7. 【請求項7】合成すべき差分情報の指定を受け付ける合
    成差分情報指定手段と、 前記合成指定された差分情報を合成して新たな差分情報
    を生成する差分情報合成手段と、 をさらに有する請求項1ないし請求項6のファイル管理
    装置。
  8. 【請求項8】前記合成差分情報指定手段の代わりに、状
    況が所定の差分情報合成条件を満たす場合に差分情報の
    合成指定を行う差分情報合成指定手段を備えた請求項7
    のファイル管理装置。
JP4355419A 1992-12-21 1992-12-21 ファイル管理装置 Pending JPH06187206A (ja)

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