JPH06187335A - 文書編集装置 - Google Patents

文書編集装置

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JPH06187335A
JPH06187335A JP4340556A JP34055692A JPH06187335A JP H06187335 A JPH06187335 A JP H06187335A JP 4340556 A JP4340556 A JP 4340556A JP 34055692 A JP34055692 A JP 34055692A JP H06187335 A JPH06187335 A JP H06187335A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】文書編集装置において、対象となる文書が電子
コード化されているか否かにかかわらず、それぞれの宛
先がマークされた同一内容の複数の文書を、一つの原稿
から生成できるようにする。 【構成】領域指示手段12で原稿中の宛先を示す領域を
指示すると、指示された領域が宛先ごとの小領域に分割
される。マーク画像生成手段14は前記小領域の各々に
ついてマーク付けを施し、マーク画像を宛先の数だけ生
成する。出力画像合成手段15は原稿画像保持手段11
に保持されている原稿画像と前記マーク画像を合成し、
それぞれ異なるマーク画像を有する出力画像を生成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、送付先等により異な
る複数の文書を、原稿の編集等により作成することので
きる文書編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な文書の使用方法として、同一の
文書を複数の宛先に送付することが多い。特に会社内の
連絡書においては、各文書に宛先を記入する場合も多く
見受けられる。このような会社内の連絡書では、例えば
宛先欄に複数の宛先を列挙し、宛先の数だけ複写した
後、マーカーペンなどでそれぞれの宛先をマークするこ
とにより、宛先を区別して送付したりしている。この方
法では、作成する文書が一種類で済むため、作成の手間
が少なく文書の管理が容易であるほか、受け取り手が自
分以外に誰に送られているかを知ることができるという
メリットがある。しかし、送付先を区別するために一枚
づつマークする作業が必要となるため、枚数が多い場合
には大変な作業となり、マークミスも発生しやすくな
る。
【0003】これに対して、日本語ワードプロセッサ等
では、差し込み印刷機能として、文面と宛先リストを作
成した後、文面に一つづつの宛先を合成して印刷する機
能が用意されている。しかし、この方法では、電子コー
ド化された文書にしか対応していないうえ、受け取り手
が自分以外に誰に送られているかを知ることができない
という問題点があった。
【0004】一方、特開昭62−65126号公報に
は、文書の合成方法を拡張し、3枚以上の文書の合成に
も対応し、合成方法をビットイメージの論理演算へ拡張
し、さらに合成位置に自由度を持たせた複数文書の重ね
印刷装置が提案されている。また、特開平4−2126
1号公報には、日本語ワードプロセッサ等における差し
込み印刷機能と同様な機能を持たせたファクシミリ装置
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
62−65126号公報の印刷装置でも、上記した問題
点(電子コード化された文書にしか対応していないう
え、受け取り手が自分以外に誰に送られているかを知る
ことができない)は全く解決されていない。しかも、合
成関係を細かく指示する必要があるため、かえって操作
が複雑になるという欠点があった。
【0006】また、特開平4−21261号公報のファ
クシミリ装置では、単純な切り貼りしかできないため、
マーカーペンによりマークした場合と同様な複数の原稿
の作成には対応していない。したがって、複数の異なる
原稿を送付するには、一枚づつ合成する原稿を替え、そ
のつど合成を指示しなければならなかった。このため、
作成する文書が複数になり、作成、管理ともに複雑にな
るうえ、操作も複雑になるという問題点があった。
【0007】この発明は、文書が電子コード化されてい
るか否かにかかわらず、同一内容で、それぞれの宛先が
マークされた複数の文書を、一つの原稿から生成するこ
とができる文書編集装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係わる文書編集装置においては、編集対
象となる原稿画像を保持する原稿画像保持手段と、前記
原稿画像保持手段に保持されている原稿画像中の特定の
領域を指示するための領域指示手段と、前記領域指示手
段により指示された領域を小領域に分割する領域分割手
段と、前記小領域の各々を視覚的に区別することができ
るマーク画像を生成するマーク画像生成手段と、前記原
稿画像保持手段に保持されている原稿画像と前記マーク
画像を合成し、それぞれ異なるマーク画像を有する出力
画像を生成する出力画像合成手段とを具え、同一内容で
複数の宛て先に送付する文書を一つの原稿から生成する
ようにしたことを特徴とする。
【0009】上記構成には、マーク画像の生成方法を選
択するためのマークパターン選択手段を設けるようにし
てもよい。
【0010】さらに、入力された送付先のアドレスを記
憶する送付先アドレス保持手段を設けるようにしてもよ
い。
【0011】
【作用】利用者が領域指示手段を使って原稿中の宛先を
示す領域を指示すると、領域分割手段は、指示された領
域を宛先ごとの小領域に分割する。マーク画像生成手段
は、前記小領域の各々について、例えば文字修飾などの
マーク処理を施し、宛先を視覚的に区別できるようにし
たマーク画像を宛先の数だけ生成する。出力画像合成手
段は、前記原稿画像保持手段に保持されている原稿画像
と前記マーク画像を合成することによって、それぞれ異
なるマーク画像を有する出力画像を生成する。
【0012】マークパターン選択手段は、利用者が選択
したマーク画像の生成方法に基づいてパターンを決定
し、マーク画像生成手段に受け渡す。これによれば、利
用者は自分の好みのマークパターンで宛先をマークする
ことができる。
【0013】送付先アドレス保持手段は、入力された送
付先のアドレスを記憶し、これをファクシミリ装置など
の回線制御モジュールに受け渡す。これによれば、それ
ぞれの宛先がマークされた文書が、それぞれの送付先に
自動的に送信される。
【0014】
【実施例】以下、この発明に係わる文書編集装置の実施
例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】実施例1 まず、第1の発明に係わる文書編集装置の実施例につい
て説明する。図1は実施例1の文書編集装置の機能的な
構成を示すブロック図である。この文書編集装置は、原
稿画像保持手段11、領域指示手段12、領域分割手段
13、マーク画像生成手段14、出力画像合成手段1
5、出力制御手段16とから構成されている。
【0016】原稿画像保持手段11は、編集対象となる
原稿画像のビットマップイメージを記憶する手段であ
り、半導体メモリやハードディスク等の一般的な記憶装
置により実現することができる。
【0017】領域指示手段12は、前記原稿画像中の編
集すべき宛先の領域を指示するための手段であり、カー
ソルキー、マウス、デジタイザ等、様々な編集指示を行
う装置により実現することができる。また、この文書編
集装置を複写機へ適用する場合等には、原稿上のマーカ
ーによる指示も可能である。
【0018】領域分割手段13は、原稿画像の中から、
前記領域指示手段12で指示された領域を部分画像とし
て取り出し、さらに、この部分画像を文字、罫線等の小
領域に分割する手段であり、文書認識技術における領域
分割処理に対応する。これは公知の技術によって実現す
ることができる。例えば、特開昭64−15889号公
報や特公昭61−32712号公報などに示されている
技術がそれに該当する。この処理で識別された文字、罫
線等の小領域については、その種別も同時に付加されて
出力される。なお、この処理を行う前に傾き補正やノイ
ズ除去等の前処理を行ってもよい。この実施例では、指
示された領域にこの技術を適用しており、後述する送付
文書の例では、文字ブロック内の文節の数を送付先の
数、各々の文節を宛先として出力する。
【0019】マーク画像生成手段14は、前記部分画像
を分割した小領域のうち、文字ブロック内の文節の文字
修飾等を行い、各々の宛先を区別できるようなマーク処
理の施されたマーク画像を生成する手段である。
【0020】出力画像合成手段15は、前記原稿画像保
持手段11に保持されている原稿画像と前記マーク画像
を合成し、それぞれ異なるマーク画像を有する出力画像
を生成する手段である。出力画像の合成は、画像メモリ
上で原稿画像の宛先領域にマーク画像をはめ込んでもよ
いし、従来技術の項で述べた特開昭62−65126号
公報の技術で実現される論理演算を行ってもかまわな
い。
【0021】出力制御手段16は、現在編集中の文書が
何部目であるかのカウントによって、マーク位置を変え
た複数の異なる出力画像が生成されるようにマーク画像
生成手段14を制御する手段である。
【0022】次に、デジタル複写機を用いて連絡書を作
成する場合を例として、上記文書編集装置の動作を説明
する。
【0023】図2は、図1の文書編集装置をデジタル複
写機に適用した場合の機能的な構成を示したものであ
る。この複写機では、図1の原稿画像保持手段11を含
む原稿画像入力モジュール17と、プリントアウト・モ
ジュール18が接続されている。その他の構成は図1と
同じであり、図1と同一部分を同一符号で示している。
【0024】原稿画像入力モジュール17は、原稿をビ
ットマップデータとして取り込むためのイメージスキャ
ナ等であり、複写開始ボタンが押されると、原稿がビッ
トマップデータとして取り込まれ、取り込まれた画像は
原稿画像保持手段11に蓄えられる。なお、文書編集装
置を複写機以外で実施する場合には、電子コード化され
たデータをビットマップデータに展開するなどの方法に
より、原稿画像保持手段11にビットマップデータが格
納された状態から処理を開始してよい。
【0025】プリントアウト・モジュール18は、出力
画像合成手段15から出力された出力画像を可視化する
ための手段であり、例えばレーザビームプリンタなどが
用いられる。
【0026】まず、利用者は図3に示すような複写機の
コントロールパネルを用いて、連絡書コピー機能を選択
し、領域指示手段12により連絡先領域の指示を行う。
領域の指示には、デジタイザを用いた編集やマーカーペ
ンによる編集指示等がよく使われるが、ここでは、領域
指示手段11にデジタイザを用いる場合を例に説明す
る。
【0027】さて、図4に示すような入力原稿に対して
デジタイザで連絡先領域の指示を行うと、例えば、図5
の様に指示された領域を囲む矩形の座標(ytop,x
left,ybottom,xright)が得られ
る。なお、以後は座標系を図4に示すようにページ右に
向かう方向をx座標、ページ下に向かう方向をy方向と
する。
【0028】次に、利用者は原稿画像入力モジュール1
7に原稿を置き、複写開始ボタンを押す。これにより、
入力原稿がビットマップデータとして取り込まれ、原稿
画像保持手段11に蓄えられる。続いて、領域分割手段
13が処理を行う。まず、領域分割手段13は、原稿画
像保持手段11から原稿画像を読み出し、指示された領
域とそれ以外の領域に分離する。この結果、図6の破線
部分で示すような部分画像が得られる(なお、破線部分
は切り出された領域を示すためのものであり、実際の原
稿画像に破線は存在しない)。得られた部分画像に対し
て、さらに処理を行い、図7に示すように文字とけい線
とそれ以外(余白)に分割する。図7では、文字ブロッ
ク領域、けい線領域、それ以外の領域に分割された状態
を示している。領域を表現する矩形は、原稿画像のx,
y方向それぞれに平行な辺を持ち、対象となる領域を囲
む最小矩形とする。領域を表現するデータは図8に示す
ように、基本的に「種別、左上点x座標、左上点y座
標、幅w、高さh」の組みで表現される。「種別」は文
字ブロック領域、けい線領域を指している。
【0029】図9は、図7の連絡先領域のデータが階層
構造として保持された例を示すものである。文字ブロッ
ク領域の場合は、その領域内の下位の要素である文字行
領域のデータを保持し、さらに文字行はその領域内の下
位の要素である文節領域のデータを保持し、さらに文節
はその領域の下位の要素である一文字づつの文字の領域
のデータを保持するような階層構造となる。領域分割手
段13は、さらに連絡先領域内の文節(○○部長、□□
□部長など)の総数を調べ、各文節に通し番号を付けて
階層構造に加える。この文節の総数は出力制御手段16
に送られ、階層構造を持つ領域のデータはマーク画像生
成手段14に送られる。
【0030】文節の総数を受け取ると、出力制御手段1
6が起動する。まず、出力制御手段16は文節カウント
を初期化する。文節カウントは、複写枚数とマーク位置
を連動させるためのものであり、例えば1を初期値とし
て文節の総数までといったようにカウントアップし、全
ての文節を処理するまで値を保持する。これによれば、
必要な枚数分の文書が自動的に生成されるので、カウン
トミスによる枚数の過不足が避けられる。出力制御手段
16は文節カウントを制御信号としてマーク画像生成手
段14へ受け渡した後、マーク画像生成手段14へ起動
信号を送る。
【0031】マーク画像生成手段14は、階層構造を持
つ領域のデータを受け取り、出力制御手段16により起
動信号を受け取ると処理を開始する。ここでは、文節カ
ウントと文節の通し番号を比較し、一致した文節のマー
ク画像を生成し、1枚目は1番目の文節に示される宛先
を文字修飾するというように処理を行う。文字の修飾処
理は、例えば文節全体の画像を数ドットずらして論理和
で重ね合わせるボールドであるとか、イタリック、反
転、それらの組み合わせ、あるいは囲み罫の付加などの
簡単な画像処理で実現することができる。また、その他
にも対象とする文節以外のドットを間引き、グレーに変
換し目立たなくする方法や、カラー複写機の場合にはマ
ークする文節の背景部に色をつける方法でもよい。図1
0は、図7の連絡先領域にハッチングによるマーク画像
生成処理を施した例を示したものである。
【0032】なお、受け取り手が自分以外に誰に送られ
ているかを知ることができるという長所はなくなるが、
マークする文節以外を空白に置き換えれば、全く同じ構
成で差し込み印刷と同様な機能も実現可能である。
【0033】マーク画像が生成できると、マーク画像生
成手段14は文字修飾が施されたマーク画像を出力画像
合成手段15に受け渡す。マーク画像を受け取ると、出
力画像合成手段15が起動する。出力画像合成手段15
は、原稿画像保持手段11から原稿画像を読み出し、こ
れに受け渡されたマーク画像を合成する。この実施例で
は、変更した画像の部分だけを入れ替える方法で合成を
行うが、マーク画像生成手段14でマーカーペンの塗り
潰し画像のみを生成し、出力画像合成手段15でビット
単位の論理演算を行ってもかまわない。
【0034】出力画像合成手段15で合成した画像を、
プリントアウト・モジュール18へ出力すると、プリン
トアウト・モジュール18が起動して一枚分の出力原稿
が印刷される。出力文書の例を図11に示す。
【0035】一方、出力画像合成手段15は、プリント
アウト・モジュール18への一枚分の出力が終了する
と、出力完了信号を出力制御手段16に送出する。出力
完了信号を受け取った出力制御手段16は、保持してい
た文節カウントをインクリメントした後、文節カウント
と文節の総数を比較し、文節カウントが文節の総数より
小さいかまたは等しい場合は、再びマーク画像生成手段
14へ起動信号を送る。これにより、前記一連の動作が
繰り返される。そして、文節カウントが文節の総数より
大きい場合には処理を終了する。このような処理によ
り、それぞれ別の宛先にマークが施された出力原稿が宛
先の数の分だけ得られることになる。
【0036】次に、実施例1の文書編集装置により宛先
の異なる複数の連絡書を編集する時の処理の流れを図1
2のフローチャートを用いて説明する。
【0037】まず、原稿画像入力モジュール17は利用
者からの指示が単なる複写かどうかを判断し(ステップ
101)、複写であれば通常の複写処理を行う(ステッ
プ102)。また、単なる複写でないときは、領域の編
集指示が設定され、スタートボタンが押されるまで待つ
(ステップ103、104)。領域の指示が設定され、
スタートボタンが押されると、領域分割手段13は原稿
画像保持手段11から原稿画像を読み込み、編集指示さ
れた領域の分割処理を行う(ステップ105)。出力制
御手段16は分割された領域における文節数のカウント
を開始する(ステップ106)。マーク画像生成手段1
4は文節カウントに対応するマーク画像を生成し(ステ
ップ107)、出力画像合成手段15は原稿画像とマー
ク画像を合成する(ステップ108)。プリントアウト
・モジュール18はレーザービームプリンティングによ
ってマーキングを行い、出力する(ステップ109)。
出力制御手段16はカウントしている文節数と文節の総
数を比較し、必要枚数の出力が済んだかどうかを判断し
(ステップ110)、必要枚数の出力が完了していると
きは処理を終了する。また、必要枚数の出力が完了して
いないときは、再びステップ107に戻り、必要枚数の
出力が完了するまで処理を繰り返す。
【0038】このように、実施例1の文書編集装置によ
れば、入力原稿に対して宛先の領域を指示するだけで、
それぞれの宛先がマーク処理された宛先分の文書を自動
的に得ることができる。
【0039】実施例2 次に、第2の発明に係わる文書編集成装置の実施例につ
いて説明する。この実施例の文書編集装置は、マークパ
ターンの選択を可能としたものである。
【0040】図13は実施例2の文書編集装置の機能的
な構成を示すブロック図である。
【0041】マークパターン選択手段19は、マーク画
像を切り替えるための手段であり、ボタンスイッチなど
により実現される。図14は、マークパターン選択手段
19のコントロールパネル上で網掛けが選択されている
状態を示している。使用者は、このほかにも下線や着色
等を任意に選択することができる。
【0042】その他の構成要素は実施例1に準ずるもの
とする。
【0043】図15は、図13の文書編集装置をデジタ
ル複写機に適用した場合の機能的な構成を示したもので
ある。この複写機では、図13の原稿画像保持手段11
を含む原稿画像入力モジュール17と、プリントアウト
・モジュール18が接続されている。その他の構成は図
13と同じであり、図13と同一部分を同一符号で示し
ている。
【0044】まず、利用者は複写開始ボタンを押す前
に、マークパターン選択手段19によりマークパターン
を選択する。選択されたマークパターンの指示はマーク
画像生成手段14に送られる。先に説明した実施例1と
同様、利用者はマークパターンの指示と前後して連絡先
領域を指示するが、複写開始ボタンが押される前であれ
ば、どちらが先であってもかまわない。
【0045】次に、利用者は原稿画像入力モジュール1
7に原稿を置き、複写開始ボタンを押す。複写開始ボタ
ンを押した後の動作は、実施例1と同じであるが、実施
例2では、マーク画像生成手段14でのマーク画像の生
成がマークパターン選択手段19で指示されたパターン
を用いて行われる。
【0046】次に、実施例2の文書編集装置により宛先
の異なる複数の連絡書を編集する時の処理の流れを図1
6のフローチャートを用いて説明する。
【0047】まず、原稿画像入力モジュール17は利用
者からの指示が単なる複写かどうかを判断し(ステップ
201)、複写であれば通常の複写処理を行う(ステッ
プ202)。また、単なる複写でないときは、マークパ
ターンの指示が設定されるまで待ち(ステップ20
3)、さらに領域の編集指示が設定され、スタートボタ
ンが押されるまで待つ(ステップ204、205)。マ
ークパターンの指示および領域の指示が設定され、スタ
ートボタンが押されると、領域分割手段13は原稿画像
保持手段11から原稿画像を読み込み、編集指示された
領域の分割処理を行う(ステップ206)。出力制御手
段16は分割された領域における文節数のカウントを開
始する(ステップ207)。マーク画像生成手段14は
文節カウントに対応するマーク画像を生成し(ステップ
208)、出力画像合成手段15は原稿画像とマーク画
像を合成する(ステップ209)。プリントアウト・モ
ジュール18は、ステップ203で指示されたマークパ
ターンにより、レーザービームプリンティングによって
マーキングを行い、出力する(ステップ210)。出力
制御手段16はカウントしている文節数と文節の総数を
比較し、必要枚数の出力が済んだかどうかを判断し(ス
テップ211)、必要枚数の出力が完了しているときは
処理を終了する。また、必要枚数の出力が完了していな
いときは、再びステップ208に戻り、必要枚数の出力
が完了するまで処理を繰り返す。
【0048】この結果、利用者は自分の好みのマークパ
ターンで宛先をマークすることが可能となる。
【0049】なお、実施例1および実施例2では、文書
編集装置を複写機に適用した例について述べたが、日本
語ワードプロセッサや画像データも送受信できる電子メ
ールシステム等でも、電子コード化された文字を原稿画
像上でビットマップ画像に展開することにより適用する
ことができる。
【0050】実施例3 次に、第3の発明に係わる文書編集成装置の実施例につ
いて説明する。この実施例の文書編集成装置は、マーク
されたそれぞれの宛先へ文書を自動的に送信可能とした
もので、ファクシミリで連絡書を送信する例を示してい
る。
【0051】図17は実施例3の文書編集装置の機能的
な構成を示すブロック図である。
【0052】送付先アドレス保持手段20は、送付先の
電話番号や電子メールアドレスを記憶するための手段で
あり、実施例1の原稿画像保持手段11同様、半導体メ
モリやハードディスク等の一般的な記憶装置により実現
される。
【0053】その他の構成要素は実施例1に準ずるもの
とする。
【0054】図18は、図17の文書編集装置をファク
シミリ装置の原稿読取り部に適用した場合の機能的な構
成を示したものである。この原稿読取り部では、図17
の原稿画像保持手段11を含む原稿画像入力モジュール
17と、送付先アドレス入力モジュール21と、ファク
シミリ送信装置22が接続されている。その他の構成は
図17と同じであり、図17と同一部分を同一符号で示
している。
【0055】送付先アドレス入力モジュール21は、送
付先の電話番号や電子メールアドレスを入力する手段で
あり、キーボードやテンキーなど、文字や数字を入力す
るための装置で実現される。送付先アドレス入力モジュ
ール21のコントワールパネルの例を図19に示す。こ
の実施例では、利用者が電話番号を送信開始前に入力す
る方法をとっているが、マークシートやバーコードある
いは文字認識等により、送付原稿の宛先に併記された電
話番号を読み取り、送付先アドレス保持手段20に格納
する方法をとれば、送付先アドレス入力モジュール21
を用いる必要はない。
【0056】ファクシミリ送信装置22は、送信画像メ
モリ23、符号化モジュール24、回線制御モジュール
25により構成されている。
【0057】送信画像メモリ23は出力画像合成手段1
5で合成された画像を記憶する手段であり、RAM等で
実現される。符号化モジュール24は画像のデータをフ
ァクシミリ送受信用のフォーマットに符号化する手段で
ある。回線制御モジュール25は電話回線網に対する制
御を行う手段である。
【0058】まず、利用者は実施例1や実施例2と同様
に、連絡先領域の指示あるいはマークパターンの選択を
行う。これと前後して、送付先の電話番号を送付先アド
レス入力モジュール21から入力する。送付先アドレス
の入力もまた、実施例2における連絡先領域の指示とマ
ークパターンの選択の順序と同様に、開始ボタンが押さ
れる前であれば、どちらが先であってもかまわない。送
付先アドレス入力モジュール21において入力された送
付先アドレスは、送付先アドレス保持手段20へと送ら
れ、記憶される。以下の動作は、実施例1および実施例
2と同じであるが、出力制御手段16は出力画像合成手
段15からの出力完了信号のかわりに、回線制御モジュ
ール25より送信完了信号を受け取る。さらに、文節カ
ウントの受け渡しは、マーク画像生成手段14と同時に
送付先アドレス保持手段20に対しても行う。 送付先
アドレス保持手段20は、前記文節カウントを受け取る
と、文節カウントに対応した電話番号を回線制御モジュ
ール25へ出力する。ここで、文節カウントに対応した
電話番号が記憶されていない場合には、処理を終了す
る。また、合成された出力画像は、ファクシミリの送信
画像メモリ23に蓄えられ、符号化モジュール24によ
ってファクシミリの送信フォーマットに変換される。続
いて、回線制御モジュール25が送付先アドレス保持手
段20より受け取った電話番号を元に電話回線をつな
ぎ、符号化された出力画像を送信する。一枚分の送信を
完了すると、回線制御モジュール25から出力制御手段
16に送信完了信号が受け渡される。出力制御手段16
では、実施例1および実施例2と同様に、文節カウント
をインクリメントし、文節カウントが文節の総数を越え
るまで動作を継続する。
【0059】次に、実施例3の文書編集装置により、宛
先の異なる複数の連絡書を編集した後、各連絡書をファ
クシミリで送信する場合の処理の流れを図20のフロー
チャートを用いて説明する。
【0060】まず、原稿画像入力モジュール17は利用
者からの指示が単なる複写かどうかを判断し(ステップ
301)、複写であれば通常の複写処理を行う(ステッ
プ302)。また、単なる複写でないときは、送付先ア
ドレスが設定されるまで待ち(ステップ303)、さら
に、領域の編集指示が設定され、スタートボタンが押さ
れるまで待つ(ステップ304、305)。送付先アド
レスの設定および領域の編集指示が設定され、スタート
ボタンが押されると、領域分割手段13は原稿画像保持
手段11から原稿画像を読み込み、編集指示された領域
の分割処理を行う(ステップ306)。出力制御手段1
6は分割された領域における文節数のカウントを開始す
る(ステップ307)。マーク画像生成手段14は文節
カウントに対応するマーク画像を生成し(ステップ30
8)、出力画像合成手段15は原稿画像とマーク画像を
合成する(ステップ309)。回線制御モジュール25
は回線を接続し、出力画像を送信する(ステップ31
0)。出力制御手段16はカウントしている文節数と文
節の総数を比較し、必要枚数の送信が済んだかどうかを
判断し(ステップ311)、必要枚数の送信が完了して
いるときは処理を終了する。また、必要枚数の送信が完
了していないときは、再びステップ308に戻り、必要
枚数の送信が完了するまで処理を繰り返す。
【0061】このようにして、それぞれの宛先がマーク
された文書が、それぞれの送付先に自動的に送信され
る。
【0062】なお、実施例3では、文書編集装置をファ
クシミリに適用した例について述べたが、電子メール等
の場合も送付先アドレスに電子メールアドレスを格納す
ることにより、同様に実現することができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
文書編集装置においては、利用者が指示した領域を宛先
ごとの小領域に分割した後、前記小領域にそれぞれマー
クを施したマーク画像を生成し、原稿画像と前記マーク
画像を合成して、それぞれ異なるマーク画像を有する出
力画像を生成するようにしたため、利用者は宛先の領域
を指示する簡単な操作を行うだけで、文書が電子コード
化されているか否かにかかわらず、それぞれの宛先にマ
ークが付けられた複数の文書を得ることができる。これ
によれば、それぞれの文書に自動的にマークが行われる
ため、一枚づつマークする手間が省け、マークミスによ
る送付漏れを防止することができる。また、複数の文書
を作成する必要がないため、余分な文書作成の手間が省
け、文書の管理も容易となる。さらに、受け取り手が自
分以外の誰に文書が送られているかを知ることができ
る。
【0064】また、マーク画像の生成方法を選択するマ
−クパターン選択手段を設けることにより、利用者は自
分の好みのマークパターンで宛先をマークすることがで
きる。 さらに、入力された送付先のアドレスを記憶す
る送付先アドレス保持手段を設ければ、それぞれの宛先
がマークされた文書が、それぞれの送付先に自動的に送
信されことになるため、めんどうな送付作業の手間を省
くことができ、大幅な作業時間の短縮を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に係わる文書編集装置のブロック
図。
【図2】実施例1のデジタル複写機のブロック図。
【図3】実施例1におけるコントロールパネルの例を示
す図。
【図4】入力原稿の例を示す図。
【図5】送付先の領域指示の例を示す図。
【図6】指示領域の抽出結果を示す図。
【図7】領域分割手段の処理結果を示す図。
【図8】領域を表現する座標データを示す図。
【図9】領域分割手段により得られた階層構造の例を示
す図。
【図10】マーク画像生成手段の処理結果を示す図。
【図11】実施例1における出力文書の例を示す図。
【図12】実施例1における処理の流れを示すフローチ
ャート。
【図13】第2の発明に係わる文書編集装置のブロック
図。
【図14】マークパターン選択手段のコントロールパネ
ルの例を示す図。
【図15】実施例2のデジタル複写機のブロック図。
【図16】実施例2における処理の流れを示すフローチ
ャート。
【図17】第3の発明に係わる文書編集装置のブロック
図。
【図18】実施例3のファクシミリのブロック図。
【図19】送付先アドレス入力モジュールのコントロー
ルパネルの例を示す図。
【図20】実施例3における処理の流れを示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
11…原稿画像保持手段、12…領域指示手段、13…
領域分割手段、14…マーク画像生成手段、15…出力
画像合成手段、16…出力制御手段、17…原稿画像入
力モジュール、18…プリントアウト・モジュール、1
9…マークパターン選択手段、20…送付先アドレス保
持手段、21…送付先アドレス入力手段、22…ファク
シミリ装置、23…送信画像メモリ、24…符号化モジ
ュール、25…回線制御モジュール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を保持する原稿画像保持手段と、 前記原稿画像中の特定の領域を指示するための領域指示
    手段と、 前記指示された領域を小領域に分割する領域分割手段
    と、 前記小領域の各々を区別することができるマーク画像を
    生成するマーク画像生成手段と、 前記原稿画像保持手段に保持されている原稿画像と前記
    マーク画像を合成し、それぞれ異なるマーク画像を有す
    る出力画像を生成する出力画像合成手段と、 を具えたことを特徴とする文書編集装置。
  2. 【請求項2】マーク画像の生成方法を選択するためのマ
    ークパターン選択手段を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の文書編集装置。
  3. 【請求項3】入力された送付先のアドレスを記憶する送
    付先アドレス保持手段を設けたことを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の文書編集装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016139982A (ja) * 2015-01-28 2016-08-04 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、および画像形成システム

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