JPH0618747U - ローラ外嵌焼結含油ブッシュドチェーン - Google Patents
ローラ外嵌焼結含油ブッシュドチェーンInfo
- Publication number
- JPH0618747U JPH0618747U JP5751292U JP5751292U JPH0618747U JP H0618747 U JPH0618747 U JP H0618747U JP 5751292 U JP5751292 U JP 5751292U JP 5751292 U JP5751292 U JP 5751292U JP H0618747 U JPH0618747 U JP H0618747U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- chain
- pin
- sintered
- bush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Chain Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案によるローラ外嵌焼結含油ブッシュドチ
ェーンによると、ローラチェインの摺動時のローラ保持
力を向上し、しかもローラチェインの切継時の組み込み
の手間を回避して各部材の損傷、破損を来さないローラ
チェインを提供することをその目的としている。 【構成】ピン外径を大きくして軸受面圧を下げ、耐磨耗
性の向上を図るものである。さらにピンに軸支された焼
結体ブッシュの肉厚をローラ肉厚と略同一にしたもので
ある。また、本考案に係るチェインは、プレートの穴抜
き面の加工精度を向上させ、組込み後のピン端面のカシ
メが不要としたローラ外嵌焼結含油ブッシュドチェーン
を提供するものである。
ェーンによると、ローラチェインの摺動時のローラ保持
力を向上し、しかもローラチェインの切継時の組み込み
の手間を回避して各部材の損傷、破損を来さないローラ
チェインを提供することをその目的としている。 【構成】ピン外径を大きくして軸受面圧を下げ、耐磨耗
性の向上を図るものである。さらにピンに軸支された焼
結体ブッシュの肉厚をローラ肉厚と略同一にしたもので
ある。また、本考案に係るチェインは、プレートの穴抜
き面の加工精度を向上させ、組込み後のピン端面のカシ
メが不要としたローラ外嵌焼結含油ブッシュドチェーン
を提供するものである。
Description
【0001】
本考案はローラ外嵌焼結含油ブッシュドチェーンに係り、特に標準チェーンの 各部材間の比率に比べて、ピンの外径を大きくすることによって軸受面圧(ピン 外径対ブッシュ径)を小さくし、チェーンの寿命を延長することができるローラ 外嵌焼結含油ブッシュドチェーン。
【0002】
従来からのローラチェインにおいては、ブッシュ焼結体に含油してローラ外径 と駆動力を伝達するスプロケット歯との間の潤滑性を保持することが通常行なわ れている。即ち、焼結含油ブッシュドチェーンは外部からの給油を必要とせずに ローラとスプロケット間の偏磨耗を防止するために、ブッシュ焼結体自体に含油 して自己潤滑する機構を保つものである。かかる自己潤滑機構は焼結体の焼結密 度に応じた含油量と機械的強度とに密接な関係があり、焼結密度を大にすると、 かかる焼結体に含有する含油量が増大して潤滑性に優れるが、機械的強度が劣化 するおそれがある。一方、焼結体の焼結密度を小とすると含油量も減少するが、 逆に機械的強度は増大する。
【0003】 かかる観点からブッシュ焼結体の潤滑性を向上しつつ、機械的強度も劣化しな い程度の焼結密度の設定や、各部材の肉厚との関係を組み合わせる種々の試みが 行われている。即ち、焼結密度をある程度大きく保つと同時に、機械的強度の劣 化を補足するために、通常の肉厚よりも大きくすることによってローラとスプロ ケット間の偏磨耗を回避しようとするものである。
【0004】 しかし、かかる相反する特性を同時に満足することは出来ず、よって双方の特 性をある程度維持するためには、単なる各部材間の設計的事項に委ねられている 。
【0005】 一方、別の観点からローラチェインの寿命を鑑みると、ローラチェイン全体の 組み込み時の各部材間の損傷を回避しなければならない。即ち、ピン径が小さい 場合には、このピンに外リンクプレートを嵌入し、外プレートを抜けないように するためにピン端面を“カシメ”ている。この“カシメ”は、カシメ後の寸法が 、ブッシュ内径より大きくなるために、ピンと焼結ブッシュの組み込み時には焼 結ブッシュ内面を傷つけやすく、場合によってはブッシュ自体を破損させること となる。また、“カシメ”をグラインダ等によって削り落とした後にチェインの 切継をする場合があるが、その際に発生する熱によって焼結ブッシュに含油して いる油の特性が劣化し、場合によっては油が流れ出すこととなり、チェイン自体 の寿命を短縮させることとなる。
【0006】 さらに、ピン外径が小さい場合には軸受面圧が大きくなり、耐磨耗性が劣るこ ととなる。
【0007】
本考案は、上記に鑑みてなされたものであり、ローラチェインの摺動時のロー ラ保持力を向上し、しかもローラチェインの切継時の組み込みの手間を回避して 各部材の損傷、破損を来さないローラチェインを提供するものである。
【0008】 すなわち、本考案はローラチェインの寿命を延長する観点からローラチェイン 全体の組み込み時の各部材間の損傷を回避し、ピン径が小さい場合には、カシメ 後の寸法がブッシュ内径より大きくなるために、ピンと焼結ブッシュの組み込み 時には焼結ブッシュ内面を傷つけやすく、場合によってはブッシュ自体を破損さ せることを回避するものである。
【0009】 また、“カシメ”をグラインダ等によって削り落とした後にチェインの切継を する場合があるが、その際に発生する熱によって焼結ブッシュに含油している油 の特性が劣化し、場合によっては油が流れ出すこととなり、チェイン自体の寿命 を短縮させることとなる不都合を回避するものである。
【0010】 本考案は上記目的を達成するために、ピン外径を大きくして軸受面圧を下げ、 耐磨耗性の向上を図るものである。さらにピンに軸支された焼結体ブッシュの肉 厚をローラ肉厚と略同一にしたものである。また、本考案に係るチェインは、プ レートの穴抜き面の加工精度を向上させ、組込み後のピン端面のカシメが不要と したものである。
【0011】
第1図は本考案の実施例を示すものであり、チェーンの連結ピン1と、ピン端 面が強嵌した外リンクプレート2と、当該連結ピン1に回動自在に軸支された焼 結含油ブッシュ4と、当該ブッシュ4にさらに軸支されたローラ5とからなる。 本考案の前記連結ピン1の外径は、標準チェインの連結ピンに比較して10乃 至20%増の外径を有し、かかる径の増加によって標準チェインのものより軸受 面圧が減少することによって、耐磨耗性が向上し、チェインの寿命が延長される こととなる。即ち、軸受面圧は P σ=───── σ:軸受面圧 d×L P:荷重 d:ピン外径 L:ブッシュ長さ で表示され、よって荷重が一定であればピン外径(d)及びブッシュ長さ(L) を大きくすることによって軸受面圧(σ)は小さくなり、ピン外径の磨耗量が減 少する。
【0012】 一方、当該連結ピン1の外径に回動自在に嵌入された焼結体ブッシュ4は、所 定形状に焼結した焼結体を表面硬化処理として浸炭焼入をすることによって表面 層が硬化し、焼結体内部の含油による潤滑機能とともに表面性状の機械的強度の 増大に伴い耐磨耗性が向上する。したがって、表面硬化処理を施していない焼結 体ブッシュの耐磨耗性と比較して同一の機能を有するとすれば、焼結ブッシュの 肉厚は標準チェインに比べて薄くすることができる。たとえば、Aタイプのブッ シュドチェインの場合はローラの肉厚は0.675mmであり、ブッシュの肉厚は 0.875mmである。またBタイプのものであれば前後者ともに0.975mmで ある。このように、標準チェインに比較して焼結体ブッシュ径を縮小することに よって、ピン径の増大にともなうチェイン全体の長大化を回避することができ、 全体の機能も標準チェインと同等の性状を有することができる。
【0013】 次に、前記した連結ピンの外径を大とすることにより、外内リンクプレートの 穴抜き面の加工精度を向上することができるために、図2に示す連結ピンを外内 リンクプレートに止着するための“カシメ”6が不要となる。すなわちブッシュ ドチェインにおける連結ピンを外内リンクプレートに係着する際に、ピン径が小 の場合には、これを係着するためのスナップリンク(図示せず)等の係着手段を 必要とするが、径が大であるとリンクプレートの穴抜き面の加工精度が板厚に対 して80%以上の穴径を加工でき従来の60%前後に比べてリンクプレートの保 持機能が向上する。従って、組込み後のピン端面の“カシメ”を必要としない。 このことにより、ピン端面の“カシメ”に起因する前述した種々の不都合を回 避することができる。特にチェインの切継時における“カシメ”作業をする手間 を省略するとともに、“カシメ”自体によるブッシュ内面の損傷や、“カシメ” の削除により発生する発熱による含油の特性が劣化することを回避することがで きる。
【0014】
以上説明したように、本考案によるローラ外嵌焼結含油ブッシュドチェーンに よると、ピン外径を大きくして軸受面圧を下げ、耐磨耗性の向上を図るものであ る。さらにピンに軸支された焼結体ブッシュの肉厚をローラ肉厚と略同一にした ものである。また、本考案に係るチェインは、プレートの穴抜き面の加工精度を 向上させ、組込み後のピン端面のカシメが不要としたことによって、ローラチェ インの摺動時のローラ保持力を向上し、しかもローラチェインの切継時の組み込 みの手間を回避して各部材の損傷、破損を来さないローラチェインを提供するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部断面によるローラ外嵌焼結含油ブ
ッシュドチェーンの一部断面図である。
ッシュドチェーンの一部断面図である。
【図2】従来の焼結含油ブッシュドチェーンの正面図で
ある。
ある。
1 連結ピン 2 外リンクプレート 3 内リンクプレート 4 焼結ブッシュ 5 ローラ 6 カシメ
Claims (2)
- 【請求項1】 外リンクプレートに嵌挿した連結ピン
と、当該連結ピンに回動的に軸支され、内リンクプレー
トに嵌入した焼結体ブッシュと、当該ブッシュの外径に
嵌入したローラとを有するローラ外嵌焼結含油ブッシュ
ドチェーンにおいて、前記連結ピンのピン径を大とした
ことを特徴とするローラ外嵌焼結含油ブッシュドチェー
ン。 - 【請求項2】 前記連結ピンのピン径が標準ピン径の1
0乃至20%増である請求項1記載のローラ外嵌焼結含
油ブッシュドチェーン。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992057512U JP2591307Y2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | ローラ外嵌焼結含油ブッシュドチェーン |
| US08/218,311 US5412934A (en) | 1992-08-17 | 1994-03-25 | Bushed chain with roller fitted on outside diameter of oil-impregnated sintered bushing |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992057512U JP2591307Y2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | ローラ外嵌焼結含油ブッシュドチェーン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0618747U true JPH0618747U (ja) | 1994-03-11 |
| JP2591307Y2 JP2591307Y2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=13057791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992057512U Expired - Lifetime JP2591307Y2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | ローラ外嵌焼結含油ブッシュドチェーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591307Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60196046U (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-27 | 山久チエイン株式会社 | チエ−ン用のピン |
| JPH01149048U (ja) * | 1988-04-06 | 1989-10-16 |
-
1992
- 1992-08-17 JP JP1992057512U patent/JP2591307Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60196046U (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-27 | 山久チエイン株式会社 | チエ−ン用のピン |
| JPH01149048U (ja) * | 1988-04-06 | 1989-10-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2591307Y2 (ja) | 1999-03-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5412934A (en) | Bushed chain with roller fitted on outside diameter of oil-impregnated sintered bushing | |
| US6098787A (en) | Conveyor chain using an oil impregnated sintered bushing | |
| US20080076613A1 (en) | Oil-free chain | |
| EP1281880A2 (en) | Ball screw | |
| JP4550732B2 (ja) | 固体潤滑無給油チェーン | |
| JP4458656B2 (ja) | シールチェーン | |
| EP1394430B1 (en) | Cross coupling | |
| JP2009210017A (ja) | 継手リンクユニット付き無給油チェーン | |
| US20030121248A1 (en) | Sealed chain | |
| JP2591307Y2 (ja) | ローラ外嵌焼結含油ブッシュドチェーン | |
| JP2001124172A (ja) | ボールねじ機構 | |
| JPH11247845A (ja) | ローラ支持用軸受装置 | |
| CN213744460U (zh) | 止推片、曲轴总成和发动机 | |
| JP4317358B2 (ja) | チェーン用のシールリングと、それを使用するローラチェーン | |
| JP2004256262A (ja) | シールチェーン | |
| JP2009052624A (ja) | 搬送用長寿命チェーン | |
| JP4302763B1 (ja) | 継手リンクユニット付き無給油チェーン | |
| JP2009036331A (ja) | 無給油チェーン | |
| JP2005331066A (ja) | ピンタイプ保持器付きころ軸受 | |
| JP4915346B2 (ja) | 固体潤滑ころ軸受 | |
| JP2009079681A (ja) | 無給油多列チェーン | |
| JP2002160818A (ja) | シールチェーン | |
| JP4815258B2 (ja) | アンローダ用シールチェーン | |
| WO2012011408A1 (ja) | 玉軸受用波形保持器 | |
| JPH0642593A (ja) | チェーン |