JPH06187601A - トーンアーム - Google Patents
トーンアームInfo
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- JPH06187601A JPH06187601A JP33934292A JP33934292A JPH06187601A JP H06187601 A JPH06187601 A JP H06187601A JP 33934292 A JP33934292 A JP 33934292A JP 33934292 A JP33934292 A JP 33934292A JP H06187601 A JPH06187601 A JP H06187601A
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- Japan
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- arm
- arm pipe
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- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241001422033 Thestylus Species 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Devices For Music (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 支軸1の前方側にアームパイプ2を設けると
ともに後方側にはウエイト支持部材3を設けてそれらア
ームパイプとウエイト支持部材を連結部材5により連結
し、ウエイト支持部材にはカウンターウエイト4をスラ
イド自在に設ける。アームパイプとウエイト支持部材の
支軸に対する支持の形態は、支軸に設けた円錐状の凹部
10,9の頂点にピン15,18の先端を突き当てるこ
とで全方向に揺動自在な状態で1点で支持するものとす
る。 【効果】 支持点にガタが生じる余地がなく、音質に悪
影響が及ぶことを防止できる。また、構造の簡略化、部
品点数の削減が実現され、調整も容易である。
ともに後方側にはウエイト支持部材3を設けてそれらア
ームパイプとウエイト支持部材を連結部材5により連結
し、ウエイト支持部材にはカウンターウエイト4をスラ
イド自在に設ける。アームパイプとウエイト支持部材の
支軸に対する支持の形態は、支軸に設けた円錐状の凹部
10,9の頂点にピン15,18の先端を突き当てるこ
とで全方向に揺動自在な状態で1点で支持するものとす
る。 【効果】 支持点にガタが生じる余地がなく、音質に悪
影響が及ぶことを防止できる。また、構造の簡略化、部
品点数の削減が実現され、調整も容易である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LPレコード等のアナ
ログディスクを再生するためのレコードプレーヤに備え
られるトーンアームに関する。
ログディスクを再生するためのレコードプレーヤに備え
られるトーンアームに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、レコードプレーヤにおけ
るトーンアームは、先端部にカートリッジが取り付けら
れるアームパイプの基部を水平方向および垂直方向に回
動自在に支持するとともに、カートリッジに対して所定
の針圧を与えるためのカウンタウエイトをアームパイプ
の支持点より基端側に前後方向にスライド自在に設けた
構成のものが最も一般的である。
るトーンアームは、先端部にカートリッジが取り付けら
れるアームパイプの基部を水平方向および垂直方向に回
動自在に支持するとともに、カートリッジに対して所定
の針圧を与えるためのカウンタウエイトをアームパイプ
の支持点より基端側に前後方向にスライド自在に設けた
構成のものが最も一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のトー
ンアームにおいては、アームパイプを滑らかに回動させ
るために、その支持の構造としてはベアリングを用いる
ものやナイフエッジによるもの等、種々の型式のものが
採用されているが、それら従来の支持の構造では支持点
において多少なりともガタが生じることが不可避であっ
て、それが再生音質に悪影響を及ぼしているものであっ
た。また、従来のトーンアームはいずれも構造が複雑で
部品点数が多く、しかも微妙な調整が必要であって必ず
しも取り扱い易いものではなかった。
ンアームにおいては、アームパイプを滑らかに回動させ
るために、その支持の構造としてはベアリングを用いる
ものやナイフエッジによるもの等、種々の型式のものが
採用されているが、それら従来の支持の構造では支持点
において多少なりともガタが生じることが不可避であっ
て、それが再生音質に悪影響を及ぼしているものであっ
た。また、従来のトーンアームはいずれも構造が複雑で
部品点数が多く、しかも微妙な調整が必要であって必ず
しも取り扱い易いものではなかった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、音質に悪影響を及ぼす一
切のガタをなくし、しかも構造が簡略で調整の容易なト
ーンアームを提供することにある。
で、その目的とするところは、音質に悪影響を及ぼす一
切のガタをなくし、しかも構造が簡略で調整の容易なト
ーンアームを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、アナログディ
スク再生用のレコードプレーヤに備えられるトーンアー
ムであって、基部がプレーヤボードに固定されて立設さ
れる支軸と、基端部がその支軸に支持されて支軸の前方
側に配置されるとともに先端部にカートリッジが取り付
けられるアームパイプと、前部側が支軸に支持されて支
軸の後方側に配置されるとともに前記アームパイプの基
端部に連結部材を介して連結されるウエイト支持部材
と、そのウエイト支持部材に前後方向にスライド自在に
取り付けられるカウンターウエイトとを有してなり、前
記アームパイプの基端部には後方に突出するピンが設け
られていてそのピンの先端が前記支軸の前方側の側部に
形成された円錐状の凹部の頂点に突き当てられるととも
に、前記ウエイト支持部材の前部側には前方に突出する
ピンが設けられていてそのピンの先端が前記支軸の後方
側の側部に形成された円錐状の凹部の頂点に突き当てら
れることにより、それらアームパイプおよびウエイト支
持部材がそれぞれ支軸に対して全方向に揺動自在に1点
で支持されてなることを特徴とするものである。
スク再生用のレコードプレーヤに備えられるトーンアー
ムであって、基部がプレーヤボードに固定されて立設さ
れる支軸と、基端部がその支軸に支持されて支軸の前方
側に配置されるとともに先端部にカートリッジが取り付
けられるアームパイプと、前部側が支軸に支持されて支
軸の後方側に配置されるとともに前記アームパイプの基
端部に連結部材を介して連結されるウエイト支持部材
と、そのウエイト支持部材に前後方向にスライド自在に
取り付けられるカウンターウエイトとを有してなり、前
記アームパイプの基端部には後方に突出するピンが設け
られていてそのピンの先端が前記支軸の前方側の側部に
形成された円錐状の凹部の頂点に突き当てられるととも
に、前記ウエイト支持部材の前部側には前方に突出する
ピンが設けられていてそのピンの先端が前記支軸の後方
側の側部に形成された円錐状の凹部の頂点に突き当てら
れることにより、それらアームパイプおよびウエイト支
持部材がそれぞれ支軸に対して全方向に揺動自在に1点
で支持されてなることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明のトーンアームは、アームパイプとウエ
イト支持部材を別個のものとし、それらアームパイプと
ウエイト支持部材をそれぞれピンにより全方向に揺動自
在な状態で支軸に対して1点で支持する。したがってそ
れら支持点にはガタが生じる余地がない。また、アーム
パイプの基端部とウエイト支持部材の前部とを連結部材
により連結しておき、上記支持点を支点としてカウンタ
ーウエイトによりバランスをとる。
イト支持部材を別個のものとし、それらアームパイプと
ウエイト支持部材をそれぞれピンにより全方向に揺動自
在な状態で支軸に対して1点で支持する。したがってそ
れら支持点にはガタが生じる余地がない。また、アーム
パイプの基端部とウエイト支持部材の前部とを連結部材
により連結しておき、上記支持点を支点としてカウンタ
ーウエイトによりバランスをとる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本実施例のトーンアームの全体側面図、図
2はその要部平面図、図3は要部側断面図であって、図
中の符号1は支軸、2はアームパイプ、3はウエイト支
持部材、4はカウンターウエイト、5は連結部材であ
る。
する。図1は本実施例のトーンアームの全体側面図、図
2はその要部平面図、図3は要部側断面図であって、図
中の符号1は支軸、2はアームパイプ、3はウエイト支
持部材、4はカウンターウエイト、5は連結部材であ
る。
【0008】支軸1は、図3に示すように、その基端部
(下端部)がプレーヤーボード6を貫通しているととも
に、プレーヤボード6の底面側と表面側においてそれぞ
れ螺着されたナット7およびアームベース8とによりプ
レーヤボード6を挟み込むことでプレーヤボード6に対
して固定されて立設されている。この支軸1の上端部に
おける後方側(各図において右側)の側部、およびそれ
より下方の位置における前方側(同、左側)の側部に
は、それぞれ円錐状をなす2つの凹部9,10が上下に
間隔をおいてかつ平面視において支軸1の軸心を挟んで
対向する位置に設けられている。それら円錐状の凹部
9,10の頂点の位置は、いずれも支軸1の軸心の位置
に合致するものとされている。
(下端部)がプレーヤーボード6を貫通しているととも
に、プレーヤボード6の底面側と表面側においてそれぞ
れ螺着されたナット7およびアームベース8とによりプ
レーヤボード6を挟み込むことでプレーヤボード6に対
して固定されて立設されている。この支軸1の上端部に
おける後方側(各図において右側)の側部、およびそれ
より下方の位置における前方側(同、左側)の側部に
は、それぞれ円錐状をなす2つの凹部9,10が上下に
間隔をおいてかつ平面視において支軸1の軸心を挟んで
対向する位置に設けられている。それら円錐状の凹部
9,10の頂点の位置は、いずれも支軸1の軸心の位置
に合致するものとされている。
【0009】アームパイプ2はその先端側にカートリッ
ジ(図示略)を取り付けるためのヘッドシェル11が一
体に形成され、基端部には支持部12が装着されている
テーパ状のパイプ部材である。このアームパイプ2の基
端の軸心位置には、先端側にネジが形成されたロッド1
3が後方に突出して設けられていて、そのロッド13が
上記支持部12を貫通して先端部にナット14が螺着さ
れることで、アームパイプ2は支持部12に対して引き
寄せられてそれらは強固に一体化したものとなってい
る。そして、ロッド13の先端にはピン15が設けら
れ、このピン15の先端が上記支軸1の凹部10の頂点
に点接触状態で突き当てられることにより、アームパイ
プ2は凹部10の頂点を支持点P1として全方向に揺動
自在な状態で支軸1に支持されるようになっている。
ジ(図示略)を取り付けるためのヘッドシェル11が一
体に形成され、基端部には支持部12が装着されている
テーパ状のパイプ部材である。このアームパイプ2の基
端の軸心位置には、先端側にネジが形成されたロッド1
3が後方に突出して設けられていて、そのロッド13が
上記支持部12を貫通して先端部にナット14が螺着さ
れることで、アームパイプ2は支持部12に対して引き
寄せられてそれらは強固に一体化したものとなってい
る。そして、ロッド13の先端にはピン15が設けら
れ、このピン15の先端が上記支軸1の凹部10の頂点
に点接触状態で突き当てられることにより、アームパイ
プ2は凹部10の頂点を支持点P1として全方向に揺動
自在な状態で支軸1に支持されるようになっている。
【0010】一方、支軸1の上端部において後方側の側
部に設けられた上記の凹部9には、上記ウエイト支持部
材3が全方向に揺動自在に支持されるようになってい
る。そのウエイト支持部材3は、図2に示すように平面
視コ字状のブロック体16と、そのブロック体16の後
壁面の中央部に先端部がネジ込まれて後方側に延出する
状態で設けられたロッド17とからなり、そのロッド1
7にカウンターウエイト4が前後方向にスライド自在に
装着されている。そして、ブロック体16の内側には、
ロッド17の延長線上に位置するピン18が前方に突出
して設けられ、そのピン18の先端が上記凹部9の頂点
に突き当てられることで、ウエイト支持部材3はこの凹
部9の頂点を支持点P2として全方向に揺動自在な状態
で支軸に支持されるようになっている。
部に設けられた上記の凹部9には、上記ウエイト支持部
材3が全方向に揺動自在に支持されるようになってい
る。そのウエイト支持部材3は、図2に示すように平面
視コ字状のブロック体16と、そのブロック体16の後
壁面の中央部に先端部がネジ込まれて後方側に延出する
状態で設けられたロッド17とからなり、そのロッド1
7にカウンターウエイト4が前後方向にスライド自在に
装着されている。そして、ブロック体16の内側には、
ロッド17の延長線上に位置するピン18が前方に突出
して設けられ、そのピン18の先端が上記凹部9の頂点
に突き当てられることで、ウエイト支持部材3はこの凹
部9の頂点を支持点P2として全方向に揺動自在な状態
で支軸に支持されるようになっている。
【0011】上記のカウンターウエイト4は、その上部
に上記ロッド17が貫通する貫通孔が形成されたメイン
ウエイト20と、ツマミを回すことで先端部が貫通孔内
に出没してメインウエイト20をロッド17に対して固
定するためのネジ21と、メインウエイト20に設けら
れている中空部内において前後方向にスライド自在に設
けられたサブウエイト22と、サブウエイト22の中心
部に螺着されていてツマミを回すことでサブウエイト2
2を微小量ずつ前後にスライドさせるためのネジ23
と、中空部内に組み込まれていてサブウエイト22を前
方に付勢するバネ24から構成されている。そして、こ
のカウンターウエイト4によるゼロバランスや針圧の調
節は、まず、ネジ21を緩めた状態でカウンターウエイ
ト4全体をロッド17に対して前後方向にスライドさせ
ることで概略的な調節を行い、その後、ネジ23により
サブウエイト22をメインウエイト20に対して前後に
微小量ずつスライドさせることで微調節を行う。
に上記ロッド17が貫通する貫通孔が形成されたメイン
ウエイト20と、ツマミを回すことで先端部が貫通孔内
に出没してメインウエイト20をロッド17に対して固
定するためのネジ21と、メインウエイト20に設けら
れている中空部内において前後方向にスライド自在に設
けられたサブウエイト22と、サブウエイト22の中心
部に螺着されていてツマミを回すことでサブウエイト2
2を微小量ずつ前後にスライドさせるためのネジ23
と、中空部内に組み込まれていてサブウエイト22を前
方に付勢するバネ24から構成されている。そして、こ
のカウンターウエイト4によるゼロバランスや針圧の調
節は、まず、ネジ21を緩めた状態でカウンターウエイ
ト4全体をロッド17に対して前後方向にスライドさせ
ることで概略的な調節を行い、その後、ネジ23により
サブウエイト22をメインウエイト20に対して前後に
微小量ずつスライドさせることで微調節を行う。
【0012】また、上記のアームパイプ2の基端部を構
成している支持部12には2つの連結部30が上方に突
出して設けられているとともに、上記ウエイト支持部3
のブロック体16の前部にも2つの連結部31が上方に
突出して設けられ、それら双方の連結部30,31は、
支軸1の前方の位置で所定間隔をおいて対向配置され、
それら連結部30,31の上端部どうしが前記連結部材
5により連結されるようになっている。すなわち、アー
ムパイプ2に設けられている連結部30の上端部におけ
る前方側の壁面と、ウエイト支持部材3に設けられてい
る連結部31の上端部における後方側の壁面には、それ
ぞれ円錐状の凹部32,33が対向する位置に設けられ
ている。一方、連結部材5は図2に示すように平面視H
型状をなしており、その前部および後部にはそれぞれ後
方側および前方側を向くピン34,35が螺着されるよ
うになっている。そして、連結部30,31の上端部に
連結部材5を装着して各ピン34,35の先端を各凹部
32,33の頂点に突き当てることにより、その連結部
材5によって双方の連結部材30,31の上端部どうし
を前後から挟持した形態で連結するのである。これによ
り、連結部材5の前部および後部は、各ピン34,35
を介してそれらの先端が突き当てられる各凹部32,3
3の頂点を支持点P3、P4として、連結部30,31に
対して相対的に揺動し得る状態で支持されることにな
る。
成している支持部12には2つの連結部30が上方に突
出して設けられているとともに、上記ウエイト支持部3
のブロック体16の前部にも2つの連結部31が上方に
突出して設けられ、それら双方の連結部30,31は、
支軸1の前方の位置で所定間隔をおいて対向配置され、
それら連結部30,31の上端部どうしが前記連結部材
5により連結されるようになっている。すなわち、アー
ムパイプ2に設けられている連結部30の上端部におけ
る前方側の壁面と、ウエイト支持部材3に設けられてい
る連結部31の上端部における後方側の壁面には、それ
ぞれ円錐状の凹部32,33が対向する位置に設けられ
ている。一方、連結部材5は図2に示すように平面視H
型状をなしており、その前部および後部にはそれぞれ後
方側および前方側を向くピン34,35が螺着されるよ
うになっている。そして、連結部30,31の上端部に
連結部材5を装着して各ピン34,35の先端を各凹部
32,33の頂点に突き当てることにより、その連結部
材5によって双方の連結部材30,31の上端部どうし
を前後から挟持した形態で連結するのである。これによ
り、連結部材5の前部および後部は、各ピン34,35
を介してそれらの先端が突き当てられる各凹部32,3
3の頂点を支持点P3、P4として、連結部30,31に
対して相対的に揺動し得る状態で支持されることにな
る。
【0013】なお、この場合、図3に示しているよう
に、アームパイプ2の支持点P1(凹部10の頂点)と
連結部材5の前部側の支持点P3(凹部32の頂点)と
を結ぶ仮想線と、ウエイト支持部材3の支持点P2(凹
部9の頂点)と連結部材5の後部側の支持点P4(凹部
33の頂点)とを結ぶ仮想線とは、側面視において互い
に平行となるように設定しておくと良い。
に、アームパイプ2の支持点P1(凹部10の頂点)と
連結部材5の前部側の支持点P3(凹部32の頂点)と
を結ぶ仮想線と、ウエイト支持部材3の支持点P2(凹
部9の頂点)と連結部材5の後部側の支持点P4(凹部
33の頂点)とを結ぶ仮想線とは、側面視において互い
に平行となるように設定しておくと良い。
【0014】上記構成のトーンアームでは、ゼロバラン
ス状態となっているときには、図3に矢印で示している
ように、アームパイプ2はその自重およびカートリッジ
の自重により支持点P1を中心として先端側が下がる方
向に回動しようとし、したがって連結部30は前方側に
倒れ込もうとする。また、ウエイト支持部材3は、その
自重およびカウンターウエイト4の自重により支持点P
2を中心として後端側が下がる方向に回動しようとし、
したがって連結部31は後方側に倒れ込もうとする。し
かし、双方の連結部30,31は連結部材5によりそれ
らの上端部どうしが連結されているので、双方の連結部
30,31の凹部32,33の頂点はそれぞれピン3
4,35の先端に対して均等な力で押し付けられること
になり、同時にそれらの反力が、ピン15により凹部1
0の頂点に加わるとともにピン18により凹部9の頂点
に対して加わることになる。そのようなゼロバランス状
態からカウンターウエイト4を前方にわずかにスライド
させれば、ゼロバランスがくずれてアームパイプ2の先
端側が下降し、カートリッジに対して所望の針圧が与え
られる。
ス状態となっているときには、図3に矢印で示している
ように、アームパイプ2はその自重およびカートリッジ
の自重により支持点P1を中心として先端側が下がる方
向に回動しようとし、したがって連結部30は前方側に
倒れ込もうとする。また、ウエイト支持部材3は、その
自重およびカウンターウエイト4の自重により支持点P
2を中心として後端側が下がる方向に回動しようとし、
したがって連結部31は後方側に倒れ込もうとする。し
かし、双方の連結部30,31は連結部材5によりそれ
らの上端部どうしが連結されているので、双方の連結部
30,31の凹部32,33の頂点はそれぞれピン3
4,35の先端に対して均等な力で押し付けられること
になり、同時にそれらの反力が、ピン15により凹部1
0の頂点に加わるとともにピン18により凹部9の頂点
に対して加わることになる。そのようなゼロバランス状
態からカウンターウエイト4を前方にわずかにスライド
させれば、ゼロバランスがくずれてアームパイプ2の先
端側が下降し、カートリッジに対して所望の針圧が与え
られる。
【0015】そして、アームパイプ2の水平方向の回動
は、支軸1の軸心に合致している凹部10の頂点(支持
点P1)を回動中心として行われ、アームパイプ2の水
平方向の回動に追随して、アームパイプ2に対して連結
部材5により連結されているウエイト支持部材3も、同
じく支軸1の軸心に合致している凹部9の頂点(支持点
P2)を回動中心としてアームパイプ2の回動方向と同
方向に回動することになる。また、アームパイプ2の垂
直方向の回動も支持点P1を回動中心として行われ、ア
ームパイプ2の垂直方向の回動に伴い、連結部30は支
持点P1を回動中心として回動して上下方向に変位し、
それに追随して、連結部31は支持点P2を回動中心と
して回動して上下方向に変位し、したがってウエイト支
持部材3はその支持点P2を回動中心として後端側が上
下方向に変位するように回動する。
は、支軸1の軸心に合致している凹部10の頂点(支持
点P1)を回動中心として行われ、アームパイプ2の水
平方向の回動に追随して、アームパイプ2に対して連結
部材5により連結されているウエイト支持部材3も、同
じく支軸1の軸心に合致している凹部9の頂点(支持点
P2)を回動中心としてアームパイプ2の回動方向と同
方向に回動することになる。また、アームパイプ2の垂
直方向の回動も支持点P1を回動中心として行われ、ア
ームパイプ2の垂直方向の回動に伴い、連結部30は支
持点P1を回動中心として回動して上下方向に変位し、
それに追随して、連結部31は支持点P2を回動中心と
して回動して上下方向に変位し、したがってウエイト支
持部材3はその支持点P2を回動中心として後端側が上
下方向に変位するように回動する。
【0016】なお、アームパイプ2とウエイト支持部材
3の水平方向および垂直方向の回動は、凹部9,10の
頂角の範囲内に拘束されてしまうので、それら凹部9,
10の頂角は、当然ながらアームパイプ2およびウエイ
ト支持部材3の水平方向および垂直方向の回動範囲を考
慮して設定しておく必要がある。また、アームパイプ2
が垂直方向に回動した際には、連結部材5が水平な状態
から傾斜してその前部および後部が連結部30,31に
対して相対的に上下方向に揺動することになるので、連
結部30,31に設ける凹部32,33の頂角もそのよ
うな揺動を拘束しないように設定しておく必要がある。
3の水平方向および垂直方向の回動は、凹部9,10の
頂角の範囲内に拘束されてしまうので、それら凹部9,
10の頂角は、当然ながらアームパイプ2およびウエイ
ト支持部材3の水平方向および垂直方向の回動範囲を考
慮して設定しておく必要がある。また、アームパイプ2
が垂直方向に回動した際には、連結部材5が水平な状態
から傾斜してその前部および後部が連結部30,31に
対して相対的に上下方向に揺動することになるので、連
結部30,31に設ける凹部32,33の頂角もそのよ
うな揺動を拘束しないように設定しておく必要がある。
【0017】また、従来一般のトーンアームにおいて
は、カウンターウエイトをアームパイプの基端部に直接
的に取り付けるようにしており、したがって、カウンタ
ーウエイトの支持点はアームパイプの支持点と共通とな
るが、上記のトーンアームではアームパイプ2とウエイ
ト支持部材3を別個のものとしてそれらを連結部材5に
より連結するとともに、それらを各々別の支持点P1,
P2により支持し、しかも、ウエイト支持部材3の支持
点P2をアームパイプ2の支持点P1より上部側に設定し
たので、挺子の原理によってカウンターウエイト4の重
量を軽減することができるものとなっている。
は、カウンターウエイトをアームパイプの基端部に直接
的に取り付けるようにしており、したがって、カウンタ
ーウエイトの支持点はアームパイプの支持点と共通とな
るが、上記のトーンアームではアームパイプ2とウエイ
ト支持部材3を別個のものとしてそれらを連結部材5に
より連結するとともに、それらを各々別の支持点P1,
P2により支持し、しかも、ウエイト支持部材3の支持
点P2をアームパイプ2の支持点P1より上部側に設定し
たので、挺子の原理によってカウンターウエイト4の重
量を軽減することができるものとなっている。
【0018】以上のように、本実施例のトーンアームで
は、各支持点P1,P2をいずれも凹部10,9の頂点に
ピン15,18の先端を突き当てることで1点で支持す
る形態のものを採用し、また、支持点P3,P4も同様の
ものとしたから、いずれの支持点P1〜P4においてもガ
タが生じる余地が全くなく、したがって再生音質に悪影
響が及ぶことを防止できるものである。また、ピンによ
り1点で支持する形態の支持点はそれ単独で水平方向と
垂直方向の双方の揺動を許容するものであるから、たと
えば水平回動用と垂直回動用の複数のベアリングを用い
たり、あるいはベアリングとナイフエッジとを組み合わ
せて用いる従来一般のトーンアームに比して構造の大幅
な簡略化、構成部品の削減が実現されており、このた
め、コスト的に有利であるとともに、調整箇所も少なく
て済むので取り扱いが容易であるという利点もある。
は、各支持点P1,P2をいずれも凹部10,9の頂点に
ピン15,18の先端を突き当てることで1点で支持す
る形態のものを採用し、また、支持点P3,P4も同様の
ものとしたから、いずれの支持点P1〜P4においてもガ
タが生じる余地が全くなく、したがって再生音質に悪影
響が及ぶことを防止できるものである。また、ピンによ
り1点で支持する形態の支持点はそれ単独で水平方向と
垂直方向の双方の揺動を許容するものであるから、たと
えば水平回動用と垂直回動用の複数のベアリングを用い
たり、あるいはベアリングとナイフエッジとを組み合わ
せて用いる従来一般のトーンアームに比して構造の大幅
な簡略化、構成部品の削減が実現されており、このた
め、コスト的に有利であるとともに、調整箇所も少なく
て済むので取り扱いが容易であるという利点もある。
【0019】以上で本発明の一実施例を説明したが、本
発明は上記実施例に限定されることなく、各部の形状や
寸法等は適宜の設計的な変更を自由に行い得ることは勿
論である。
発明は上記実施例に限定されることなく、各部の形状や
寸法等は適宜の設計的な変更を自由に行い得ることは勿
論である。
【0020】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明のトーン
アームは、アームパイプとウエイト支持部材とをそれぞ
れ支軸に対して支持するとともに、それらアームパイプ
とウエイト支持部材の支軸に対する支持点を、いずれ
も、円錐状の凹部の頂点にピンの先端を突き当てること
で全方向に揺動自在に1点で支持する形態のものを採用
したから、それらの支持点においてはガタが生じる余地
が全くなく、したがって再生音質への悪影響を排除する
ことができるとともに、従来一般のトーンアームに比し
て構造の大幅な簡略化と構成部品の削減が実現され、コ
スト的に有利であるとともに調整箇所も少なくて済むの
で取り扱いが容易である、という優れた効果を奏する。
アームは、アームパイプとウエイト支持部材とをそれぞ
れ支軸に対して支持するとともに、それらアームパイプ
とウエイト支持部材の支軸に対する支持点を、いずれ
も、円錐状の凹部の頂点にピンの先端を突き当てること
で全方向に揺動自在に1点で支持する形態のものを採用
したから、それらの支持点においてはガタが生じる余地
が全くなく、したがって再生音質への悪影響を排除する
ことができるとともに、従来一般のトーンアームに比し
て構造の大幅な簡略化と構成部品の削減が実現され、コ
スト的に有利であるとともに調整箇所も少なくて済むの
で取り扱いが容易である、という優れた効果を奏する。
【図1】本発明の実施例であるトーンアームの側面図で
ある。
ある。
【図2】同トーンアームの要部平面図である。
【図3】同トーンアームの要部側断面図である。
1 支軸 2 アームパイプ 3 ウエイト支持部材 4 カウンターウエイト 5 連結部材 6 プレーヤボード 9 凹部 10 凹部 15 ピン 18 ピン。
Claims (1)
- 【請求項1】 アナログディスク再生用のレコードプレ
ーヤに備えられるトーンアームであって、基部がプレー
ヤボードに固定されて立設される支軸と、基端部がその
支軸に支持されて支軸の前方側に配置されるとともに先
端部にカートリッジが取り付けられるアームパイプと、
前部側が支軸に支持されて支軸の後方側に配置されると
ともに前記アームパイプの基端部に連結部材を介して連
結されるウエイト支持部材と、そのウエイト支持部材に
前後方向にスライド自在に取り付けられるカウンターウ
エイトとを有してなり、前記アームパイプの基端部には
後方に突出するピンが設けられていてそのピンの先端が
前記支軸の前方側の側部に形成された円錐状の凹部の頂
点に突き当てられるとともに、前記ウエイト支持部材の
前部側には前方に突出するピンが設けられていてそのピ
ンの先端が前記支軸の後方側の側部に形成された円錐状
の凹部の頂点に突き当てられることにより、それらアー
ムパイプおよびウエイト支持部材がそれぞれ支軸に対し
て全方向に揺動自在に1点で支持されてなることを特徴
とするトーンアーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33934292A JPH06187601A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | トーンアーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33934292A JPH06187601A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | トーンアーム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06187601A true JPH06187601A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18326547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33934292A Withdrawn JPH06187601A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | トーンアーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06187601A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10789974B2 (en) | 2016-12-28 | 2020-09-29 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Tonearm unit and playback device |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP33934292A patent/JPH06187601A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10789974B2 (en) | 2016-12-28 | 2020-09-29 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Tonearm unit and playback device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |