JPH06188751A - デュアルモード無線送信機 - Google Patents
デュアルモード無線送信機Info
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- JPH06188751A JPH06188751A JP34021692A JP34021692A JPH06188751A JP H06188751 A JPH06188751 A JP H06188751A JP 34021692 A JP34021692 A JP 34021692A JP 34021692 A JP34021692 A JP 34021692A JP H06188751 A JPH06188751 A JP H06188751A
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- Japan
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- analog
- baseband signal
- transmission
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 周波数シンセサイザを1個のみとし、これに
より回路規模の小形化、延いては装置全体のより一層の
小形軽量化を実現する。 【構成】 アナログFM変調部3にアナログ信号処理部
31および複素ベースバンド信号発生部32を設け、こ
れらの回路によりディジタル化送話音声信号に対しFM
変調のための一連の信号処理を施すとともに、積分しか
つFM周波数偏移を決定するための係数kf を乗算した
のち、FM複素ベースバンド信号を生成している。そし
て、このFM複素ベースバンド信号を信号選択部5を介
して直交変調器8に供給し、この直交変調器8により上
記FM複素ベースバンド信号により送信無線搬送波信号
を直交変調することにより、FM変調された送信無線搬
送波を得て送信するようにしている。
より回路規模の小形化、延いては装置全体のより一層の
小形軽量化を実現する。 【構成】 アナログFM変調部3にアナログ信号処理部
31および複素ベースバンド信号発生部32を設け、こ
れらの回路によりディジタル化送話音声信号に対しFM
変調のための一連の信号処理を施すとともに、積分しか
つFM周波数偏移を決定するための係数kf を乗算した
のち、FM複素ベースバンド信号を生成している。そし
て、このFM複素ベースバンド信号を信号選択部5を介
して直交変調器8に供給し、この直交変調器8により上
記FM複素ベースバンド信号により送信無線搬送波信号
を直交変調することにより、FM変調された送信無線搬
送波を得て送信するようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車電話装置
や携帯電話装置、コードレス電話装置などの移動無線通
信装置に使用される無線送信機に係わり、特にアナログ
変調方式による送信機能とディジタル変調方式による送
信機能とを備えたデュアルモード無線送信機に関する。
や携帯電話装置、コードレス電話装置などの移動無線通
信装置に使用される無線送信機に係わり、特にアナログ
変調方式による送信機能とディジタル変調方式による送
信機能とを備えたデュアルモード無線送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動無線通信システムの一つとし
て、デュアルモードの無線通信方式を採用したシステム
が提唱されている。デュアルモードとは、アナログモー
ドとディジタルモードとを併用した方式のことである。
て、デュアルモードの無線通信方式を採用したシステム
が提唱されている。デュアルモードとは、アナログモー
ドとディジタルモードとを併用した方式のことである。
【0003】アナログモードは、送信側の通信装置にお
いて音声信号およびデータにより搬送波を例えばFM変
調して送信し、受信側の通信装置において送信側から送
られた被変調波を受信してFM復調することにより音声
およびデータを再生する方式である。一方ディジタルモ
ードは、送信側の通信装置において、音声信号およびデ
ータを符号化して送信データビットストリームを生成
し、このビットストリームにより無線搬送波を例えばπ
/4シフトQPSK(π/4 Shifted, quadraturephase
shift keying )方式によりディジタル変調して送信
し、受信側の通信装置において、上記送信側の装置から
送られた被変調波を受信してディジタル復調したのち、
この復調信号を復号することにより音声信号およびデー
タを再生する方式である。
いて音声信号およびデータにより搬送波を例えばFM変
調して送信し、受信側の通信装置において送信側から送
られた被変調波を受信してFM復調することにより音声
およびデータを再生する方式である。一方ディジタルモ
ードは、送信側の通信装置において、音声信号およびデ
ータを符号化して送信データビットストリームを生成
し、このビットストリームにより無線搬送波を例えばπ
/4シフトQPSK(π/4 Shifted, quadraturephase
shift keying )方式によりディジタル変調して送信
し、受信側の通信装置において、上記送信側の装置から
送られた被変調波を受信してディジタル復調したのち、
この復調信号を復号することにより音声信号およびデー
タを再生する方式である。
【0004】図7は、この種のシステムにおいて従来よ
り使用されているデュアルモード無線通信装置の送信系
の構成を示す回路ブロック図である。同図において、先
ずアナログモードが設定されている状態では、マイクロ
ホン1から出力された音声信号はアナログベースバンド
信号処理部33に入力され、ここで帯域通過フィルタリ
ング、レベル圧縮、プリエンファシス、リミッティング
および低域通過フィルタリングなどのアナログFM変調
のための信号処理が行なわれたのち、PLL変調器34
に入力される。このPLL変調器34では、上記アナロ
グベースバンド信号処理部33から出力されたアナログ
ベースバンド信号によりFM変調された中間周波信号が
発生され、この中間周波信号はミキサ35で周波数シン
セサイザ14から発生された送信局部発振信号とミキシ
ングされて無線送信チャネル周波数の被変調搬送波に周
波数変換される。そして、この被変調搬送波は帯域通過
フィルタ36で帯域制限されたのち切替スイッチ15に
入力される。このとき切替スイッチ15は、図示しない
制御回路の指示により帯域通過フィルタ36から出力さ
れた信号を選択出力するように切り替えが制御されてい
る。したがって、電力増幅器9には上記帯域通過フィル
タ36から出力された被変調搬送波が供給される。この
被変調搬送波は、電力増幅器9で送信出力レベルが所定
レベルとなるように電力増幅されたのち、アンテナ共用
器10を介してアンテナ11から放射される。
り使用されているデュアルモード無線通信装置の送信系
の構成を示す回路ブロック図である。同図において、先
ずアナログモードが設定されている状態では、マイクロ
ホン1から出力された音声信号はアナログベースバンド
信号処理部33に入力され、ここで帯域通過フィルタリ
ング、レベル圧縮、プリエンファシス、リミッティング
および低域通過フィルタリングなどのアナログFM変調
のための信号処理が行なわれたのち、PLL変調器34
に入力される。このPLL変調器34では、上記アナロ
グベースバンド信号処理部33から出力されたアナログ
ベースバンド信号によりFM変調された中間周波信号が
発生され、この中間周波信号はミキサ35で周波数シン
セサイザ14から発生された送信局部発振信号とミキシ
ングされて無線送信チャネル周波数の被変調搬送波に周
波数変換される。そして、この被変調搬送波は帯域通過
フィルタ36で帯域制限されたのち切替スイッチ15に
入力される。このとき切替スイッチ15は、図示しない
制御回路の指示により帯域通過フィルタ36から出力さ
れた信号を選択出力するように切り替えが制御されてい
る。したがって、電力増幅器9には上記帯域通過フィル
タ36から出力された被変調搬送波が供給される。この
被変調搬送波は、電力増幅器9で送信出力レベルが所定
レベルとなるように電力増幅されたのち、アンテナ共用
器10を介してアンテナ11から放射される。
【0005】一方、ディジタルモードが設定されている
状態では、マイクロホン1から出力された音声信号は、
帯域通過フィルタ45で余分な周波数成分が除去された
のち非線形の変換特性を有するアナログ・ディジタル変
換器(ADC)46に入力され、ここで先ずPCM信号
に変換される。このPCM信号は、送信データ発生部
(COD)43に入力される。送信データ発生部43で
は、例えば音声符号化および誤り訂正符号化などのディ
ジタル伝送のために必要な符号化処理が行なわれ、これ
により送信データのビットストリームが生成される。こ
のビットストリームは複素ベースバンド信号発生部44
に入力される。この複素ベースバンド信号発生部44で
は、π/4シフトQPSK変調されたサイン成分および
コサイン成分の各複素ベースバンド信号が生成される。
これらの複素ベースバンド信号は、それぞれディジタル
・アナログ変換器(DAC)61,62によりアナログ
信号に戻され、しかるのち低域通過フィルタ71,72
で帯域外の不要周波数成分が除去されたのちミキサ8
1,82に入力される。これらのミキサ81,82は、
π/2移相器83および合成器84とともに直交変調器
8を構成している。この直交変調器8では、周波数シン
セサイザ13から発生された無線搬送波信号がπ/2移
相器83により相互にπ/2の位相差を有する2系列の
無線搬送波信号に分けられ、これらの無線搬送波信号が
ミキサ81,82で上記低域通過フィルタ71,72か
ら供給された複素ベースバンド信号とミキシングされた
のち、合成器84で相互に合成される。しかして、直交
変調器8ではπ/4シフトQPSK変調波が発生され
る。このπ/4シフトQPSK変調波は切替スイッチ1
5に入力される。このとき切替スイッチ15は、図示し
ない制御回路の指示により直交変調器8から出力された
信号を選択出力するように切り替えが制御されている。
したがって、電力増幅器9には上記直交変調器8から出
力されたπ/4シフトQPSK変調波が供給される。そ
して、このπ/4シフトQPSK変調波は、電力増幅器
9で所定の送信出力レベルに電力増幅されたのち、アン
テナ共用器10を介してアンテナ11から放射される。
状態では、マイクロホン1から出力された音声信号は、
帯域通過フィルタ45で余分な周波数成分が除去された
のち非線形の変換特性を有するアナログ・ディジタル変
換器(ADC)46に入力され、ここで先ずPCM信号
に変換される。このPCM信号は、送信データ発生部
(COD)43に入力される。送信データ発生部43で
は、例えば音声符号化および誤り訂正符号化などのディ
ジタル伝送のために必要な符号化処理が行なわれ、これ
により送信データのビットストリームが生成される。こ
のビットストリームは複素ベースバンド信号発生部44
に入力される。この複素ベースバンド信号発生部44で
は、π/4シフトQPSK変調されたサイン成分および
コサイン成分の各複素ベースバンド信号が生成される。
これらの複素ベースバンド信号は、それぞれディジタル
・アナログ変換器(DAC)61,62によりアナログ
信号に戻され、しかるのち低域通過フィルタ71,72
で帯域外の不要周波数成分が除去されたのちミキサ8
1,82に入力される。これらのミキサ81,82は、
π/2移相器83および合成器84とともに直交変調器
8を構成している。この直交変調器8では、周波数シン
セサイザ13から発生された無線搬送波信号がπ/2移
相器83により相互にπ/2の位相差を有する2系列の
無線搬送波信号に分けられ、これらの無線搬送波信号が
ミキサ81,82で上記低域通過フィルタ71,72か
ら供給された複素ベースバンド信号とミキシングされた
のち、合成器84で相互に合成される。しかして、直交
変調器8ではπ/4シフトQPSK変調波が発生され
る。このπ/4シフトQPSK変調波は切替スイッチ1
5に入力される。このとき切替スイッチ15は、図示し
ない制御回路の指示により直交変調器8から出力された
信号を選択出力するように切り替えが制御されている。
したがって、電力増幅器9には上記直交変調器8から出
力されたπ/4シフトQPSK変調波が供給される。そ
して、このπ/4シフトQPSK変調波は、電力増幅器
9で所定の送信出力レベルに電力増幅されたのち、アン
テナ共用器10を介してアンテナ11から放射される。
【0006】なお、12は受信系の一部である受信回路
(RX)を示すもので、この受信回路12では図示しな
い基地局から送られた無線信号が中間周波信号またはベ
ースバンド信号に周波数変換される。
(RX)を示すもので、この受信回路12では図示しな
い基地局から送られた無線信号が中間周波信号またはベ
ースバンド信号に周波数変換される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のデュアルモード無線通信装置の送信機は、アナロ
グ変調系の回路とディジタル変調系の回路とが相互に独
立して構成されている。このため、PLL変調器34、
アナログ局部発振用の周波数シンセサイザ14、直交変
調用の周波数シンセサイザ13からなる3個の周波数シ
ンセサイザが必要になっていた。ここで周波数シンセサ
イザは、基準発振器、分周器、位相比較器、ループフィ
ルタおよび電圧制御発振器(VCO)により構成され、
その回路実装面積は他の回路に比べて一般に大きなもの
になる。したがって、送信機の回路規模は大形化し易く
なり、無線通信装置を小形軽量化するうえで大きな障害
になっていた。
従来のデュアルモード無線通信装置の送信機は、アナロ
グ変調系の回路とディジタル変調系の回路とが相互に独
立して構成されている。このため、PLL変調器34、
アナログ局部発振用の周波数シンセサイザ14、直交変
調用の周波数シンセサイザ13からなる3個の周波数シ
ンセサイザが必要になっていた。ここで周波数シンセサ
イザは、基準発振器、分周器、位相比較器、ループフィ
ルタおよび電圧制御発振器(VCO)により構成され、
その回路実装面積は他の回路に比べて一般に大きなもの
になる。したがって、送信機の回路規模は大形化し易く
なり、無線通信装置を小形軽量化するうえで大きな障害
になっていた。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、周波数シンセサイザを1
個のみとし、これにより回路規模の小形化、延いては装
置全体のより一層の小形軽量化を実現できるデュアルモ
ード無線送信機を提供することにある。
で、その目的とするところは、周波数シンセサイザを1
個のみとし、これにより回路規模の小形化、延いては装
置全体のより一層の小形軽量化を実現できるデュアルモ
ード無線送信機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、アナログ変調方式による送信機能とディジ
タル変調方式による送信機能とを備えたデュアルモード
無線送信機において、アナログ変調系に、アナログベー
スバンド信号処理手段に加えて複素信号発生手段を設
け、この複素信号発生手段により、上記アナログベース
バンド信号処理手段から出力されたアナログベースバン
ド信号に対し、積分を施したのち周波数偏移を決めるた
めの係数を乗ずるとともに、この係数が乗じられたアナ
ログベースバンド信号を基にアナログ変調された第1の
複素ベースバンド信号を生成するようにしている。そし
て、この第1の複素ベースバンド信号と、ディジタル変
調処理手段から出力される第2の複素ベースバンド信号
とを、信号選択手段により択一的に選択して直交変調手
段に供給し、この直交変調手段で無線送信搬送波を直交
位相変調するようにしたものである。
に本発明は、アナログ変調方式による送信機能とディジ
タル変調方式による送信機能とを備えたデュアルモード
無線送信機において、アナログ変調系に、アナログベー
スバンド信号処理手段に加えて複素信号発生手段を設
け、この複素信号発生手段により、上記アナログベース
バンド信号処理手段から出力されたアナログベースバン
ド信号に対し、積分を施したのち周波数偏移を決めるた
めの係数を乗ずるとともに、この係数が乗じられたアナ
ログベースバンド信号を基にアナログ変調された第1の
複素ベースバンド信号を生成するようにしている。そし
て、この第1の複素ベースバンド信号と、ディジタル変
調処理手段から出力される第2の複素ベースバンド信号
とを、信号選択手段により択一的に選択して直交変調手
段に供給し、この直交変調手段で無線送信搬送波を直交
位相変調するようにしたものである。
【0010】
【作用】この結果本発明によれば、アナログ変調方式が
選択されている状態では、アナログ変調系において、ア
ナログ変調されてはいるものの、見掛上の構成がディジ
タル変調系で得られる複素ベースバンド信号と同じ構成
の複素ベースバンド信号が作成され、この複素ベースバ
ンド信号がディジタル変調用の直交変調手段に供給され
て無線搬送波が変調されることになる。このため、被変
調無線搬送波を得るために必要な周波数変換部には、デ
ィジタル変調用の直交変調手段のみを設ければよいこと
になり、アナログ変調用の周波数変換手段は不要にな
る。すなわち、ディジタル変調系の直交変調手段をディ
ジタルモードのときとアナログモードのときとで共用す
ることが可能となる。したがって、周波数変換用の周波
数シンセサイザを1個のみにすることができ、これによ
り送信機の回路規模を小形化し、延いてはデュアルモー
ド無線通信装置のより一層の小形軽量化を図ることが可
能となる。
選択されている状態では、アナログ変調系において、ア
ナログ変調されてはいるものの、見掛上の構成がディジ
タル変調系で得られる複素ベースバンド信号と同じ構成
の複素ベースバンド信号が作成され、この複素ベースバ
ンド信号がディジタル変調用の直交変調手段に供給され
て無線搬送波が変調されることになる。このため、被変
調無線搬送波を得るために必要な周波数変換部には、デ
ィジタル変調用の直交変調手段のみを設ければよいこと
になり、アナログ変調用の周波数変換手段は不要にな
る。すなわち、ディジタル変調系の直交変調手段をディ
ジタルモードのときとアナログモードのときとで共用す
ることが可能となる。したがって、周波数変換用の周波
数シンセサイザを1個のみにすることができ、これによ
り送信機の回路規模を小形化し、延いてはデュアルモー
ド無線通信装置のより一層の小形軽量化を図ることが可
能となる。
【0011】
【実施例】以下本発明を実施例に基づいて説明する。
【0012】図1および図2は、本発明の一実施例に係
わるデュアルモード無線通信装置の送信系の構成を示す
回路ブロック図である。なお。同図において前記図7と
同一部分には同一符号を付して説明を行なう。
わるデュアルモード無線通信装置の送信系の構成を示す
回路ブロック図である。なお。同図において前記図7と
同一部分には同一符号を付して説明を行なう。
【0013】マイクロホン1から出力された送話音声信
号は、先ずアナログ・ディジタル変換部2に入力され
る。このアナログ・ディジタル変換部2は、低域通過フ
ィルタ21と、オーバサンプリング形のアナログ・ディ
ジタル変換器(ADC)22と、デシメーションフィル
タ23とから構成され、上記送話音声信号はこれらの回
路によりディジタル信号に変換される。このディジタル
化送話音声信号は二分岐され、一方はアナログFM変調
部3に、他方はディジタル変調部4にそれぞれ入力され
る。
号は、先ずアナログ・ディジタル変換部2に入力され
る。このアナログ・ディジタル変換部2は、低域通過フ
ィルタ21と、オーバサンプリング形のアナログ・ディ
ジタル変換器(ADC)22と、デシメーションフィル
タ23とから構成され、上記送話音声信号はこれらの回
路によりディジタル信号に変換される。このディジタル
化送話音声信号は二分岐され、一方はアナログFM変調
部3に、他方はディジタル変調部4にそれぞれ入力され
る。
【0014】このうち先ずディジタル変調部4は、帯域
通過フィルタ41と、PCM圧縮回路42と、送信デー
タ発生部(COD)43と、複素ベースバンド信号発生
部44とから構成される。帯域通過フィルタ41では、
上記アナログ・ディジタル変換部2から入力されたディ
ジタル化送話音声信号の帯域制限が行なわれる。PCM
圧縮回路42では、上記帯域通過フィルタ41から出力
されたディジタル化送話音声信号がPCM圧縮符号に変
換される。送信データ発生部43では、上記PCM圧縮
符号化されたディジタル化送話音声信号、つまりPCM
信号に対し、情報圧縮符号化、誤り訂正符号化およびT
DMAフレーム生成などのディジタル無線伝送のための
一連の処理が行なわれ、これにより送信データのビット
ストリームが発生される。複素ベースバンド信号発生部
44では、上記ビットストリームからπ/4シフトQP
SK変調された複素ベースバンド信号を生成するための
処理が行なわれる。そして、このπ/4シフトQPSK
変調された複素ベースバンド信号は信号選択部5に入力
される。
通過フィルタ41と、PCM圧縮回路42と、送信デー
タ発生部(COD)43と、複素ベースバンド信号発生
部44とから構成される。帯域通過フィルタ41では、
上記アナログ・ディジタル変換部2から入力されたディ
ジタル化送話音声信号の帯域制限が行なわれる。PCM
圧縮回路42では、上記帯域通過フィルタ41から出力
されたディジタル化送話音声信号がPCM圧縮符号に変
換される。送信データ発生部43では、上記PCM圧縮
符号化されたディジタル化送話音声信号、つまりPCM
信号に対し、情報圧縮符号化、誤り訂正符号化およびT
DMAフレーム生成などのディジタル無線伝送のための
一連の処理が行なわれ、これにより送信データのビット
ストリームが発生される。複素ベースバンド信号発生部
44では、上記ビットストリームからπ/4シフトQP
SK変調された複素ベースバンド信号を生成するための
処理が行なわれる。そして、このπ/4シフトQPSK
変調された複素ベースバンド信号は信号選択部5に入力
される。
【0015】一方アナログFM変調部3は、アナログ信
号処理部31と、複素ベースバンド信号発生部32とか
ら構成される。アナログ信号処理部31は、図3に示す
ごとく帯域通過フィルタ311と、レベル圧縮器(CO
MP)312と、プリエンファシス処理部(P/E)3
13と、振幅制限器(LIM)314と、低域通過フィ
ルタ315と、積分回路316とを有している。帯域通
過フィルタ311では、上記アナログ・ディジタル変換
部2から入力されたディジタル化送話音声信号の帯域制
限が行なわれる。レベル圧縮器312では、上記ディジ
タル化送話音声信号のレベル圧縮処理が行なわれる。プ
リエンファシス処理部313では、S/Nを改善するた
めに、上記ディジタル化送話音声信号の周波数が高くな
るに従って変調を深くするプリエンファシス処理が行な
われる。振幅制限器314では、上記プリエンファシス
処理部313から出力されたディジタル化送話音声信号
の振幅制限処理が行なわれる。低域通過フィルタ315
では、上記振幅制限器314から出力された信号に含ま
れる余分な高調波成分が除去される。積分回路316で
は、上記振幅制限器315から出力されたディジタル化
送話音声信号をFM変調波に変換するための工程の一つ
として積分処理が行なわれる。
号処理部31と、複素ベースバンド信号発生部32とか
ら構成される。アナログ信号処理部31は、図3に示す
ごとく帯域通過フィルタ311と、レベル圧縮器(CO
MP)312と、プリエンファシス処理部(P/E)3
13と、振幅制限器(LIM)314と、低域通過フィ
ルタ315と、積分回路316とを有している。帯域通
過フィルタ311では、上記アナログ・ディジタル変換
部2から入力されたディジタル化送話音声信号の帯域制
限が行なわれる。レベル圧縮器312では、上記ディジ
タル化送話音声信号のレベル圧縮処理が行なわれる。プ
リエンファシス処理部313では、S/Nを改善するた
めに、上記ディジタル化送話音声信号の周波数が高くな
るに従って変調を深くするプリエンファシス処理が行な
われる。振幅制限器314では、上記プリエンファシス
処理部313から出力されたディジタル化送話音声信号
の振幅制限処理が行なわれる。低域通過フィルタ315
では、上記振幅制限器314から出力された信号に含ま
れる余分な高調波成分が除去される。積分回路316で
は、上記振幅制限器315から出力されたディジタル化
送話音声信号をFM変調波に変換するための工程の一つ
として積分処理が行なわれる。
【0016】複素ベースバンド信号発生部32は、図4
に示す如く係数乗算器321と、剰余回路322と、コ
サイン信号発生回路323と、サイン信号路発生回路3
24とを備えている。係数乗算器321では、上記アナ
ログ信号処理部31から出力されたディジタル化送話音
声信号に、FM変調の周波数偏移を与えるための係数が
乗算される。剰余回路322は例えば図6に示すような
入出力特性を有するもので、この入出力特性に従って、
上記係数乗算器321から出力されたディジタル化送話
音声信号の位相の範囲を−π〜+πの範囲に収めるため
の処理を行なう。コサイン信号発生回路323およびサ
イン信号発生回路324では、それぞれ上記剰余回路3
22から出力されたディジタル化送話音声信号を基にコ
サイン信号およびサイン信号を発生する。これらのコサ
イン信号およびサイン信号は、それぞれFM変調された
複素ベースバンド信号の実部成分および虚部成分を表わ
す信号として信号選択部5に入力される。
に示す如く係数乗算器321と、剰余回路322と、コ
サイン信号発生回路323と、サイン信号路発生回路3
24とを備えている。係数乗算器321では、上記アナ
ログ信号処理部31から出力されたディジタル化送話音
声信号に、FM変調の周波数偏移を与えるための係数が
乗算される。剰余回路322は例えば図6に示すような
入出力特性を有するもので、この入出力特性に従って、
上記係数乗算器321から出力されたディジタル化送話
音声信号の位相の範囲を−π〜+πの範囲に収めるため
の処理を行なう。コサイン信号発生回路323およびサ
イン信号発生回路324では、それぞれ上記剰余回路3
22から出力されたディジタル化送話音声信号を基にコ
サイン信号およびサイン信号を発生する。これらのコサ
イン信号およびサイン信号は、それぞれFM変調された
複素ベースバンド信号の実部成分および虚部成分を表わ
す信号として信号選択部5に入力される。
【0017】信号選択部5は、例えば図4に示す如く互
いに連動する一対の切替スイッチ51,52を備えてい
る。これらの切替スイッチ51,52は、無線通信装置
の図示しない制御回路から出力される切替制御信号によ
り切替動作する。そして、アナログモードが設定された
状態ではアナログFM変調部3から出力されたFM変調
された複素ベースバンド信号を選択して出力し、一方デ
ィジタルモードが設定された状態ではディジタル変調部
4から出力されたπ/4シフトQPSK変調された複素
ベースバンド信号を選択して出力する。
いに連動する一対の切替スイッチ51,52を備えてい
る。これらの切替スイッチ51,52は、無線通信装置
の図示しない制御回路から出力される切替制御信号によ
り切替動作する。そして、アナログモードが設定された
状態ではアナログFM変調部3から出力されたFM変調
された複素ベースバンド信号を選択して出力し、一方デ
ィジタルモードが設定された状態ではディジタル変調部
4から出力されたπ/4シフトQPSK変調された複素
ベースバンド信号を選択して出力する。
【0018】信号選択部5から選択出力された複素ベー
スバンド信号は、その実部成分および虚部成分ごとにデ
ィジタル・アナログ変換部6のディジタル・アナログ変
換器(DAC)61,62に入力され、これらのDAC
61,62でそれぞれアナログ信号に戻される。このア
ナログ複素ベースバンド信号は、その実部成分および虚
部成分ごとに低域通過フィルタ部7の低域通過フィルタ
71,72に入力され、ここで不要な高調波成分が除去
される。そして、この低域通過フィルタ71,72から
出力された複素ベースバンド信号は直交変調器8に入力
される。
スバンド信号は、その実部成分および虚部成分ごとにデ
ィジタル・アナログ変換部6のディジタル・アナログ変
換器(DAC)61,62に入力され、これらのDAC
61,62でそれぞれアナログ信号に戻される。このア
ナログ複素ベースバンド信号は、その実部成分および虚
部成分ごとに低域通過フィルタ部7の低域通過フィルタ
71,72に入力され、ここで不要な高調波成分が除去
される。そして、この低域通過フィルタ71,72から
出力された複素ベースバンド信号は直交変調器8に入力
される。
【0019】直交変調器8は、ミキサ81,82と、周
波数シンセサイザ13から出力された送信無線搬送波信
号を基に互いにπ/2の位相差を有する2つの信号を生
成するπ/2移相器83と、合成器84とから構成され
る。ミキサ81,82は、それぞれ上記低域通過フィル
タ71,72から出力された複素ベースバンド信号の実
部成分および虚部成分と、上記π/2移相器83から出
力された送信無線搬送波信号とをミキシングする。ま
た、合成器84は上記ミキサ71,72から出力された
信号を相互に加算合成する。これらのミキシングおよび
合成により、上記複素ベースバンド信号により直交変調
された送信無線搬送波信号が得られる。この直交変調さ
れた送信無線搬送波信号は、電力増幅器9で所定の送信
出力レベルに増幅されたのち、アンテナ共用器10を介
してアンテナに供給され、このアンテナ11から放射さ
れる。
波数シンセサイザ13から出力された送信無線搬送波信
号を基に互いにπ/2の位相差を有する2つの信号を生
成するπ/2移相器83と、合成器84とから構成され
る。ミキサ81,82は、それぞれ上記低域通過フィル
タ71,72から出力された複素ベースバンド信号の実
部成分および虚部成分と、上記π/2移相器83から出
力された送信無線搬送波信号とをミキシングする。ま
た、合成器84は上記ミキサ71,72から出力された
信号を相互に加算合成する。これらのミキシングおよび
合成により、上記複素ベースバンド信号により直交変調
された送信無線搬送波信号が得られる。この直交変調さ
れた送信無線搬送波信号は、電力増幅器9で所定の送信
出力レベルに増幅されたのち、アンテナ共用器10を介
してアンテナに供給され、このアンテナ11から放射さ
れる。
【0020】次に、以上のように構成された送信系の動
作を説明する。先ずディジタルモードが設定された状態
では、次のような変調動作が行なわれる。すなわち、マ
イクロホン1から出力された送話音声信号は、アナログ
・ディジタル変換部2でディジタル化されたのちディジ
タル変調部4に入力される。そしてこのディジタル変調
部4において、上記ディジタル化送話音声信号はPCM
圧縮符号化されたのち、情報圧縮符号化および誤り訂正
符号化が行なわれ、さらにTDMAフレームに対応した
送信データビットストリームに変換される。また、この
送信データのビットストリームに基づいて、複素ベース
バンド信号発生部44ではπ/4シフトQPSK変調さ
れた複素ベースバンド信号が生成され、このπ/4シフ
トQPSK複素ベースバンド信号は信号選択部5へ出力
される。このとき、信号選択部5は図示しない制御回路
から出力された切替制御信号に応じて、ディジタル変調
部4から出力される信号を選択出力するように切替えが
制御されている。このため、上記変調部4から出力され
た複素ベースバンド信号は、信号選択部5を通過してデ
ィジタル・アナログ変換部6に供給される。そして、上
記π/4シフトQPSK複素ベースバンド信号は、この
ディジタル・アナログ変換部6でアナログ信号に戻され
たのち、低域通過フィルタ7を経て直交変調器8に入力
される。このため直交変調器8では、上記π/4シフト
QPSK複素ベースバンド信号により送信無線搬送波信
号が直交変調される。そして、この直交変調器8から出
力された被変調搬送波は送信増幅器9で送信出力レベル
が所定の値に設定されたのち、アンテナ共用器10を介
してアンテナ11から放射される。
作を説明する。先ずディジタルモードが設定された状態
では、次のような変調動作が行なわれる。すなわち、マ
イクロホン1から出力された送話音声信号は、アナログ
・ディジタル変換部2でディジタル化されたのちディジ
タル変調部4に入力される。そしてこのディジタル変調
部4において、上記ディジタル化送話音声信号はPCM
圧縮符号化されたのち、情報圧縮符号化および誤り訂正
符号化が行なわれ、さらにTDMAフレームに対応した
送信データビットストリームに変換される。また、この
送信データのビットストリームに基づいて、複素ベース
バンド信号発生部44ではπ/4シフトQPSK変調さ
れた複素ベースバンド信号が生成され、このπ/4シフ
トQPSK複素ベースバンド信号は信号選択部5へ出力
される。このとき、信号選択部5は図示しない制御回路
から出力された切替制御信号に応じて、ディジタル変調
部4から出力される信号を選択出力するように切替えが
制御されている。このため、上記変調部4から出力され
た複素ベースバンド信号は、信号選択部5を通過してデ
ィジタル・アナログ変換部6に供給される。そして、上
記π/4シフトQPSK複素ベースバンド信号は、この
ディジタル・アナログ変換部6でアナログ信号に戻され
たのち、低域通過フィルタ7を経て直交変調器8に入力
される。このため直交変調器8では、上記π/4シフト
QPSK複素ベースバンド信号により送信無線搬送波信
号が直交変調される。そして、この直交変調器8から出
力された被変調搬送波は送信増幅器9で送信出力レベル
が所定の値に設定されたのち、アンテナ共用器10を介
してアンテナ11から放射される。
【0021】一方、アナログモードが設定された状態で
は、次のような変調動作が行なわれる。すなわち、マイ
クロホン1から出力された送話音声信号は、アナログ・
ディジタル変換部2でディジタル化されたのちアナログ
FM変調部3に入力される。このアナログFM変調部3
において、上記ディジタル化送話音声信号は、先ずアナ
ログ信号処理部31により帯域通過フィルタリング、レ
ベル圧縮、プリエンファシス、リミッティングおよび低
域通過フィルタリングなどのFM変調のための処理が順
に行なわれたのち、積分される。つまり、上記低域通過
フィルタリング処理後の送話音声信号をm(t) とする
と、上記積分により送話音声信号は
は、次のような変調動作が行なわれる。すなわち、マイ
クロホン1から出力された送話音声信号は、アナログ・
ディジタル変換部2でディジタル化されたのちアナログ
FM変調部3に入力される。このアナログFM変調部3
において、上記ディジタル化送話音声信号は、先ずアナ
ログ信号処理部31により帯域通過フィルタリング、レ
ベル圧縮、プリエンファシス、リミッティングおよび低
域通過フィルタリングなどのFM変調のための処理が順
に行なわれたのち、積分される。つまり、上記低域通過
フィルタリング処理後の送話音声信号をm(t) とする
と、上記積分により送話音声信号は
【0022】
【数1】 となる。
【0023】次に、上記積分された送話音声信号は、複
素ベースバンド信号発生部32の係数乗算器321にお
いてFM変調の周波数偏移を決定するための係数kf が
乗算されて
素ベースバンド信号発生部32の係数乗算器321にお
いてFM変調の周波数偏移を決定するための係数kf が
乗算されて
【0024】
【数2】
【0025】となり、さらに剰余回路332において位
相特性が補正される。この位相特性の補正は、後段のコ
サイン信号およびサイン信号を発生するための処理を簡
単化するために行なわれる。すなわち、上記係数乗算器
331から出力された送話音声信号には、位相の範囲が
−π〜+πを越えるものもある。このため上記剰余回路
332では、図6に示した入出力位相特性にしたがっ
て、上記送話音声信号の位相範囲を−π〜+πの範囲に
収まるように位相範囲が補正される。なお、このときコ
サイン関数およびサイン関数は、角度2πを1周期とし
て変化しているので、上記図6に示した入出力特性に従
って補正しても、結果は変わらない。
相特性が補正される。この位相特性の補正は、後段のコ
サイン信号およびサイン信号を発生するための処理を簡
単化するために行なわれる。すなわち、上記係数乗算器
331から出力された送話音声信号には、位相の範囲が
−π〜+πを越えるものもある。このため上記剰余回路
332では、図6に示した入出力位相特性にしたがっ
て、上記送話音声信号の位相範囲を−π〜+πの範囲に
収まるように位相範囲が補正される。なお、このときコ
サイン関数およびサイン関数は、角度2πを1周期とし
て変化しているので、上記図6に示した入出力特性に従
って補正しても、結果は変わらない。
【0026】そうして位相補正された信号がコサイン信
号発生回路323およびサイン信号発生回路324に入
力されると、これらコサイン信号発生回路323および
サイン信号発生回路324では、それぞれ上記信号を基
に次のようなコサイン信号およびサイン信号が生成され
る。これらのコサイン信号およびサイン信号は、それぞ
れ複素ベースバンド信号の実部成分および虚部成分に相
当する。すなわち、アナログFM変調部3からは、先に
述べたディジタル変調部4から出力されるπ/4シフト
QPSK複素ベースバンド信号と見掛上の構成が等価な
FM変調信号が出力される。
号発生回路323およびサイン信号発生回路324に入
力されると、これらコサイン信号発生回路323および
サイン信号発生回路324では、それぞれ上記信号を基
に次のようなコサイン信号およびサイン信号が生成され
る。これらのコサイン信号およびサイン信号は、それぞ
れ複素ベースバンド信号の実部成分および虚部成分に相
当する。すなわち、アナログFM変調部3からは、先に
述べたディジタル変調部4から出力されるπ/4シフト
QPSK複素ベースバンド信号と見掛上の構成が等価な
FM変調信号が出力される。
【0027】このFM複素ベースバンド信号は信号選択
部5に入力される。このとき、信号選択部5は図示しな
い制御回路から出力された切替制御信号に応じて、アナ
ログFM変調部3から出力されるFM複素ベースバンド
信号を選択出力するように切替えが制御されている。こ
のため、上記アナログFM変調部3から出力されたFM
複素ベースバンド信号は、信号選択部5を通過してディ
ジタル・アナログ変換部6に供給される。そして、上記
FM複素ベースバンド信号は、このディジタル・アナロ
グ変換部6でアナログ信号に戻されたのち、低域通過フ
ィルタ7を経て直交変調器8に入力される。このため直
交変調器8では、ミキサ81,82において、π/2移
相器83により生成された送信無線搬送波信号と上記F
M複素ベースバンド信号とがミキシングされ、さらにそ
のミキシング出力が合成器83により相互に合成されて
出力される。この出力は、上記送信無線搬送波信号を s
inωc tおよび cosωc tとすると、
部5に入力される。このとき、信号選択部5は図示しな
い制御回路から出力された切替制御信号に応じて、アナ
ログFM変調部3から出力されるFM複素ベースバンド
信号を選択出力するように切替えが制御されている。こ
のため、上記アナログFM変調部3から出力されたFM
複素ベースバンド信号は、信号選択部5を通過してディ
ジタル・アナログ変換部6に供給される。そして、上記
FM複素ベースバンド信号は、このディジタル・アナロ
グ変換部6でアナログ信号に戻されたのち、低域通過フ
ィルタ7を経て直交変調器8に入力される。このため直
交変調器8では、ミキサ81,82において、π/2移
相器83により生成された送信無線搬送波信号と上記F
M複素ベースバンド信号とがミキシングされ、さらにそ
のミキシング出力が合成器83により相互に合成されて
出力される。この出力は、上記送信無線搬送波信号を s
inωc tおよび cosωc tとすると、
【0028】
【数3】
【0029】となる。すなわち、直交変調器8からは送
話音声信号m(t) によりFM変調されたFM変調波信号
が出力されたことになる。このFM変調波信号は、送信
増幅器9で送信出力レベルが所定の値に設定されたの
ち、アンテナ共用器10を介してアンテナ11から放射
される。
話音声信号m(t) によりFM変調されたFM変調波信号
が出力されたことになる。このFM変調波信号は、送信
増幅器9で送信出力レベルが所定の値に設定されたの
ち、アンテナ共用器10を介してアンテナ11から放射
される。
【0030】この様に本実施例では、アナログFM変調
部3にアナログ信号処理部31および複素ベースバンド
信号発生部32を設け、これらの回路によりディジタル
化送話音声信号に対しFM変調のための一連の信号処理
を施すとともに、積分しかつFM周波数偏移を決定する
ための係数kf を乗算したのち、FM複素ベースバンド
信号を生成している。そして、このFM複素ベースバン
ド信号を信号選択部5を介して直交変調器8に供給し、
この直交変調器8により上記FM複素ベースバンド信号
により送信無線搬送波信号を直交変調することにより、
FM変調された送信無線搬送波を得て送信するようにし
ている。
部3にアナログ信号処理部31および複素ベースバンド
信号発生部32を設け、これらの回路によりディジタル
化送話音声信号に対しFM変調のための一連の信号処理
を施すとともに、積分しかつFM周波数偏移を決定する
ための係数kf を乗算したのち、FM複素ベースバンド
信号を生成している。そして、このFM複素ベースバン
ド信号を信号選択部5を介して直交変調器8に供給し、
この直交変調器8により上記FM複素ベースバンド信号
により送信無線搬送波信号を直交変調することにより、
FM変調された送信無線搬送波を得て送信するようにし
ている。
【0031】したがって本実施例であれば、アナログF
M変調部からFM変調された中間周波信号を得るための
PLL回路を不要にすることができ、さらにπ/4シフ
トQPSK変調搬送波を生成するために使用していた直
交変調器8をFM変調搬送波を得るための回路としても
使用ことができることから、従来のFM送信用の高周波
回路を不要にすることができる。このため、従来では3
個必要だった周波数シンセサイザを直交変調用の周波数
シンセサイザ13のみにすることができ、これにより送
信系の回路規模を小形化することができる。したがっ
て、デュアルモード無線通信装置の小形軽量化を図るこ
とが可能となる。
M変調部からFM変調された中間周波信号を得るための
PLL回路を不要にすることができ、さらにπ/4シフ
トQPSK変調搬送波を生成するために使用していた直
交変調器8をFM変調搬送波を得るための回路としても
使用ことができることから、従来のFM送信用の高周波
回路を不要にすることができる。このため、従来では3
個必要だった周波数シンセサイザを直交変調用の周波数
シンセサイザ13のみにすることができ、これにより送
信系の回路規模を小形化することができる。したがっ
て、デュアルモード無線通信装置の小形軽量化を図るこ
とが可能となる。
【0032】また本実施例であれば、従来ではアナログ
回路により構成されていたアナログFM変調部3をディ
ジタル回路により構成したことによって、ディジタル変
調部4とともに1個の集積回路により実現することが可
能となり、これにより送信系の回路規模を、延いてはデ
ュアルモード無線通信装置の構成をさらに小形化するこ
とができる。
回路により構成されていたアナログFM変調部3をディ
ジタル回路により構成したことによって、ディジタル変
調部4とともに1個の集積回路により実現することが可
能となり、これにより送信系の回路規模を、延いてはデ
ュアルモード無線通信装置の構成をさらに小形化するこ
とができる。
【0033】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、FM変調部の構成やその処理内容、ディジ
タル変調部の構成、信号選択部の構成、無線通信装置の
種類などについては、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施できる。
のではなく、FM変調部の構成やその処理内容、ディジ
タル変調部の構成、信号選択部の構成、無線通信装置の
種類などについては、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施できる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、アナログ
変調系に、アナログベースバンド信号処理手段に加えて
複素信号発生手段を設け、この複素信号発生手段によ
り、上記アナログベースバンド信号処理手段から出力さ
れたアナログベースバンド信号に対し、積分を施したの
ち周波数偏移を決めるための係数を乗ずるとともに、こ
の係数が乗じられたアナログベースバンド信号を基にア
ナログ変調された第1の複素ベースバンド信号を生成す
るようにしている。そして、この第1の複素ベースバン
ド信号と、ディジタル変調処理手段から出力される第2
の複素ベースバンド信号とを、信号選択手段により択一
的に選択して直交変調手段に供給し、この直交変調手段
で無線送信搬送波を直交位相変調するようにしたもので
ある。
変調系に、アナログベースバンド信号処理手段に加えて
複素信号発生手段を設け、この複素信号発生手段によ
り、上記アナログベースバンド信号処理手段から出力さ
れたアナログベースバンド信号に対し、積分を施したの
ち周波数偏移を決めるための係数を乗ずるとともに、こ
の係数が乗じられたアナログベースバンド信号を基にア
ナログ変調された第1の複素ベースバンド信号を生成す
るようにしている。そして、この第1の複素ベースバン
ド信号と、ディジタル変調処理手段から出力される第2
の複素ベースバンド信号とを、信号選択手段により択一
的に選択して直交変調手段に供給し、この直交変調手段
で無線送信搬送波を直交位相変調するようにしたもので
ある。
【0035】したがって本発明によれば、周波数シンセ
サイザを1個のみとし、これにより回路規模の小形化、
延いては装置全体のより一層の小形軽量化を実現できる
デュアルモード無線送信機を提供することができる。
サイザを1個のみとし、これにより回路規模の小形化、
延いては装置全体のより一層の小形軽量化を実現できる
デュアルモード無線送信機を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例に係わるデュアルモード無線
通信装置の送信系の前段部分の構成を示す回路ブロック
図。
通信装置の送信系の前段部分の構成を示す回路ブロック
図。
【図2】本発明の一実施例に係わるデュアルモード無線
通信装置の送信系の後段部分の構成を示す回路ブロック
図。
通信装置の送信系の後段部分の構成を示す回路ブロック
図。
【図3】図1に示したアナログ信号処理部の構成を示す
回路ブロック図。
回路ブロック図。
【図4】図1に示した複素ベースバンド信号発生部の構
成を示す回路ブロック図。
成を示す回路ブロック図。
【図5】信号選択部の構成の一例を示す図。
【図6】図4に示した複素ベースバンド信号発生部の剰
余回路における位相の入出力特性を示す図。
余回路における位相の入出力特性を示す図。
【図7】従来のデュアルモード無線通信装置の送信系の
構成の一例を示す回路ブロック図。
構成の一例を示す回路ブロック図。
1…マイクロホン 2…アナログ・デ
ィジタル変換部 3…アナログFM変調部 4…ディジタル変
調部 5…信号選択部 6…ディジタル・
アナログ変換部 7…低域通過フィルタ部 8…直交変調器 9…送信電力増幅器 10…アンテナ共
用器 11…アンテナ 12…受信部 13…周波数シンセサイザ 21…低域通過フ
ィルタ 22…オーバサンプリング形のアナログ・ディジタル変
換器 23…デシメーションフィルタ 31…アナログ信
号処理部 32…複素ベースバンド信号発生部 41…帯域通過フ
ィルタ 42…PCM圧縮回路 43…送信データ
発生部 44…複素ベースバンド信号発生部 51,52…切替
スイッチ 61,62…ディジタル・アナログ変換器 71,72…低域通過フィルタ 81,82…ミキ
サ 83…π/2移相器 84…合成器 311…帯域通過フィルタ 312…レベル圧
縮器 313…プリエンファシス処理部 314…振幅制限
器 315…低域通過フィルタ 316…積分回路 321…係数乗算器 322…剰余回路 323…コサイン信号発生回路 324…サイン信
号路発生回路
ィジタル変換部 3…アナログFM変調部 4…ディジタル変
調部 5…信号選択部 6…ディジタル・
アナログ変換部 7…低域通過フィルタ部 8…直交変調器 9…送信電力増幅器 10…アンテナ共
用器 11…アンテナ 12…受信部 13…周波数シンセサイザ 21…低域通過フ
ィルタ 22…オーバサンプリング形のアナログ・ディジタル変
換器 23…デシメーションフィルタ 31…アナログ信
号処理部 32…複素ベースバンド信号発生部 41…帯域通過フ
ィルタ 42…PCM圧縮回路 43…送信データ
発生部 44…複素ベースバンド信号発生部 51,52…切替
スイッチ 61,62…ディジタル・アナログ変換器 71,72…低域通過フィルタ 81,82…ミキ
サ 83…π/2移相器 84…合成器 311…帯域通過フィルタ 312…レベル圧
縮器 313…プリエンファシス処理部 314…振幅制限
器 315…低域通過フィルタ 316…積分回路 321…係数乗算器 322…剰余回路 323…コサイン信号発生回路 324…サイン信
号路発生回路
Claims (1)
- 【請求項1】 アナログ変調方式による送信機能とディ
ジタル変調方式による送信機能とを備えたデュアルモー
ド無線送信機において、 入力ベースバンド信号に対し所定のアナログベースバン
ド信号処理を施して出力するためのアナログベースバン
ド信号処理手段と、 このアナログベースバンド信号処理手段から出力された
アナログベースバンド信号に対し、積分を施したのち予
め定められた係数を乗ずるとともに、この係数が乗じら
れたアナログベースバンド信号を基にアナログ変調され
た第1の複素ベースバンド信号を生成して出力するため
のアナログ変調処理手段と、 前記入力ベースバンド信号に対し所定の符号化処理を行
なって送信ビットストリームを生成するとともに、この
送信ビットストリームを基にディジタル変調された第2
の複素ベースバンド信号を生成して出力するためのディ
ジタル変調処理手段と、 前記アナログ変調処理手段から出力された第1の複素ベ
ースバンド信号と、前記ディジタル変調処理手段から出
力された第2の複素ベースバンド信号とを、択一的に選
択して出力するための信号選択手段と、 この信号選択手段から出力された複素ベースバンド信号
により無線送信周波数に対応する搬送波信号を直交位相
変調して出力するための直交変調手段とを具備したこと
を特徴とするデュアルモード無線送信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34021692A JPH06188751A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | デュアルモード無線送信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34021692A JPH06188751A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | デュアルモード無線送信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06188751A true JPH06188751A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18334809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34021692A Pending JPH06188751A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | デュアルモード無線送信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06188751A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0692867A1 (en) * | 1994-07-11 | 1996-01-17 | Nec Corporation | FM modulation circuit and method |
| US5894249A (en) * | 1996-01-12 | 1999-04-13 | Nec Corporation | Digital and analog modulator in a simplified circuit structure |
| JP2010068033A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-25 | Ricoh Co Ltd | Fm送信回路及びオーバーサンプリング処理回路 |
| WO2014156956A1 (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-02 | 京セラ株式会社 | 無線通信装置及び信号処理方法 |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP34021692A patent/JPH06188751A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0692867A1 (en) * | 1994-07-11 | 1996-01-17 | Nec Corporation | FM modulation circuit and method |
| US5894249A (en) * | 1996-01-12 | 1999-04-13 | Nec Corporation | Digital and analog modulator in a simplified circuit structure |
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| WO2014156956A1 (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-02 | 京セラ株式会社 | 無線通信装置及び信号処理方法 |
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