JPH0618893Y2 - 多層袋 - Google Patents

多層袋

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JPH0618893Y2
JPH0618893Y2 JP11597688U JP11597688U JPH0618893Y2 JP H0618893 Y2 JPH0618893 Y2 JP H0618893Y2 JP 11597688 U JP11597688 U JP 11597688U JP 11597688 U JP11597688 U JP 11597688U JP H0618893 Y2 JPH0618893 Y2 JP H0618893Y2
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layer
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豊 細井
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王子製袋株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は多層袋に関し、より詳しくは開封容易なピンチ
型多層袋に関する。
〔従来の技術〕
袋本体上、下端部の前、後壁の一方が他方よりそれぞれ
上方及び下方に突出して閉鎖用フラツプ部を形成した筒
状体の一方の端部を該端部の口縁より袋本体の長手方向
中央寄りで折曲げ、袋本体表面に貼着し、内容物充填
後、他の端を前記と同様の方法で閉鎖する重包装袋は、
いわゆるピンチ袋と呼ばれ従来から広く知られている。
これらピンチ袋の多くは、複数層からなり、かつ上、下
端部の前、後壁各層の端縁を上、下方向に階段状に配置
してなる階段切り多層袋である。
このようなピンチ袋は片底貼開口袋であるため、充填作
業を能率的に行うことができ、又内容物が充填された
後、上、下端部が折曲げられて接着剤を用いて貼着閉鎖
されるので、ミシン縫い袋のようにミシン目による上、
下端部の強度低下がなく、理想的な重包装袋と考えられ
てきた。
しかしながら、このようなピンチ袋は上、下端部を折曲
げ、該折曲げ部を例えばホツトメルト接着剤等を用いて
強固に貼着閉鎖するので、内容物を取出すとき、端部が
開口しにくという欠点があつた。
このようなピンチ袋の開口を容易にするため、例えば米
国特許第3,807,626号明細書の第2,6,7,
9及び第12図、実開昭57−26345号公報、同5
7−37837号公報あるいは同57−37838号公
報に開示されているような提案がなされているが、これ
らは開口紐の挿入個所及び方向は異つていても、いづれ
も開封紐を用いて袋素材を切断するもので、複数の紙層
を切断するのに充分な力で開口紐を引かねばならず、そ
の際紐が手に喰込み、苦痛を感じるので、実際上あまり
利用されることがなかつた。
又、実開昭61−202344号公報及び実開昭61−
202345号公報には、一方の閉鎖端部に開封用紙片
(通称「タグ」)を添設したピンチ袋が開示されている
が、これらはいづれも複数層のクラフト紙を切断するの
に充分な強度を有する良質の厚手のタグ用紙を用いるの
で、その分だけ材料費が高くなり、又底貼機(通称「ピ
ンチ・ポトマー」)に専用のタグ挿入・貼着装置を取付
けないと自動的に製造できないという欠点があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は前記先行技術に示すピンチ型多層袋の端部の開
口を容易にする開口手段として開封紐又は開封用紙片を
使用することに伴う欠点を解消し、かつ通常のステツプ
・カツト・チユーバー(階段切断可能な製筒機)及びピ
ンチボトマー(底貼機)をそのまま用いて安価に製造で
きる開封容易なピンチ型多層袋を提供することを目的と
する。
〔問題を解決するための手段〕
上記した目的を達成する本考案の多層袋は複数層からな
り、両側部にひだを有し、口、底端部の前後壁の一方が
他方よりそれぞれ上方及び下方に突出した閉鎖用フラツ
プ部をそなえ、各層の端部が両端部の口縁の前、後壁で
上下方向に階段状に配置された筒状体の底端部の閉鎖用
フラツプ部を該端部の口縁より筒状体中央寄りの折曲げ
線に沿つて折曲げ、反対側の壁上に貼着して閉鎖し、内
容物を充填した後、口端部を底端部と同様に閉鎖する多
層袋において、口、底いづれか一方の端部の閉鎖用フラ
ツプ部を形成しない壁側の少くとも最内層を除く外層
に、閉鎖用フラツプ部との貼着域から筒状体中央寄りに
伸びる2本のパーフオレーシヨン線を左、右いづれか一
方のひだ部に近接し、かつひだ部に平行に設けると共
に、前記閉鎖用フラツプ部との貼着域で、前記パーフオ
レーシヨン線間の部分の全層を互いに接着したことを特
徴とする。
〔作用〕
本考案の多層袋では、口、底いづれか一方の端部の閉鎖
用フラツプ部を形成しない壁側の少くとも最内層を除く
外層に、閉鎖用フラツプ部との貼着域から筒状体中央寄
りに伸びる2本のパーフオレーシヨン線を左、右いづれ
か一方のひだ部に近接し、かつひだ部に平行に設けると
共に、前記閉鎖用フラツプ部との貼着域で、前記パーフ
オレーシヨン線間の部分の全層を互いに接着されている
ので、閉鎖用フラツプ部との貼着域からその筒状体中央
寄りに伸びている2本のパーフオレーシヨン線に沿つ
て、それらパーフオレーシヨン線を設けた外層に手で切
れ目を付け、該切れ目により添付図面の第6図に示すよ
うに、前記外層を引ちぎり、開封用紙片を形成し、該紙
片をつまんで袋体閉鎖端部に向けて引張ると、前記パー
フオレーシヨン線間において全層が相互に接着されてい
るので、パーフオレーシヨン線を設けていない内層も前
記接着部分の形状に沿つて破断し容易にピンチ袋の閉鎖
端部を開封できるという作用が達成される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、本考案の一実施例について詳細
に説明するが、本考案はこれによつて限定されるもので
はない。
第1図は本実施例の3層からなる多層袋が形成されるひ
だ付階段切り筒状体の一部欠載正面図、第2図は同じく
一部欠載背面図、第3図、第4図はいづれも第2図と同
じ筒状体の底端部の部分背面図であるが、説明の便宜
上、パーフオレーシヨン線間の部分の全層を互いに接着
した部分においてそれぞれ最外層紙(第3図)、最外層
紙と中間層紙(第4図)を切除した状態を示し、第5図
は第1、2図の筒状体の底端部を閉鎖した状態を示す斜
視図である。図中の記号1は袋体の前壁、1a、1b、
1cはそれぞれ前壁の最外層、中間層、最内層、2は後
壁、2a、2b、2cはそれぞれ後壁の最外層、中間
層、最内層、31、32はパーフオレーシヨン線、4a
は最外層と中間層とを接着した層間接着部(第3図)、
4bは中間層と最内層とを接着した層間接着部、5はひ
だ部、10は口端部、20は底端部、11、21はそれ
ぞれ口、底端部の閉鎖用フラツプ、12、22はそれぞ
れ口、底端部の口縁、13、23はそれぞれ口、底端部
の折曲げ線、14、24はそれぞれ口、底端部における
閉鎖用フラツプ部との貼着域である。
本実施例の多層袋は第1図及び第2図に示す3層のひだ
付筒状体から形成される。すなわち、該筒状体は3層か
らなり両側部にひだ部5を有し、口端部10では後壁2
が前壁1より上方に突出して閉鎖用フラツプ部11を形
成し、又底端部20では前壁1が後壁2より下方に突出
して閉鎖用フラツプ部21を形成し、又口端部10にお
いては、口縁12の前、後壁で各層の端部が1a、1
b、1c、2c、2b、2aの順で下から上に向つて階
段状に配置され、同様に底端部においては口縁22の
前、後壁で各層の端部が1a、1b、1c、2c、2
b、2aの順で下から上に向つて階段状に配置されてい
るが、これらの点では公知のピンチ袋と異るところはな
い。
本実施例の多層袋は底端部20に簡易開封手段としてパ
ーフオレーシヨン線31及び32の部分が設けられてい
る点で公知のピンチ袋と異る。すなわち、閉鎖用フラツ
プ部が形成されていない前壁1の最外層1aと中間層1
bに閉鎖用フラツプ部との貼着域24から筒状体中央寄
りに伸びる2本のパーフオレーシヨン線31、32がひ
だ部5と平行に設けられ、かつ前記閉鎖用フラツプ部と
の貼着域24で前記パーフオレーシヨン線31、32間
の部分の全層1a、1b、1cが互いに接着されている
ことにより開封手段が構成される。
このような筒状体は前壁1側に形成されている底端部の
閉鎖用フラツプ部21を該端部の口縁22より筒状体中
央寄りの折曲げ線23に沿つて折曲げ、後壁2上に貼着
して閉鎖し開口袋とされる。なお、この袋は内容物を充
填した後、公知のピンチ袋と同様、後壁2側に形成され
ている口端部の閉鎖用フラツプ部11を該端部の口縁1
2より筒状体中央寄りの折曲げ線13に沿つて折曲げ前
壁1上に貼着して閉鎖される。
本実施例のピンチ袋を開封するときは、第6図a−dに
示すように、閉鎖用フラツプ部との貼着域24から筒状
体中央寄りに伸びている2本のパーフオレーシヨン線3
1、32に沿つて最外層1aと中間層1bに手で切れ目
を作り、該切れ目から図示のように前記最外層1aと中
間層1bを引ちぎり、開封用紙片Pを形成し、該紙片を
つまんで、袋体閉鎖端部に向けて引張ることにより容易
に底端部20を開封することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ピンチ袋の口、底いづれか一方の端部
の閉鎖用フラツプ部を形成しない壁側の少くとも最内層
を除く外層に、閉鎖用フラツプ部との貼着域から筒状体
中央寄りに伸びる2本のパーフオレーシヨン線を左、右
いづれか一方のひだ部に隣接し、かつひだ部に平行に設
けると共に、前記閉鎖用フラツプ部との貼着域で、前記
パーフオレーシヨン線間の部分の全層を互いに接着され
ているので、2本のパーフオレーシヨン線に沿つてそれ
らパーフオレーシヨン線を設けた外層に手で切れ目を付
け、該切れ目から前記外層を引ちぎり、開封用紙片を形
成し、該紙片をつまんで袋体閉鎖端部に向けて引張るこ
とにより容易にピンチ(型多層)袋の閉鎖端部を容易に
開封することができる。
又本考案によれば、開封用紐又は開封用紙片を別途設け
る必要がないので現行のステツプ・カツト・チューバー
とピンチ・ボトマーを改造せず、そのまま用いて安価に
製造できる開封容易なピンチ型多層袋を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の多層袋が形成されるひだ付
階段切り筒状体の一部欠載正面図、第2図はその背面
図、第3図、第4図は第2図の底端部の部分図で、説明
の便宜上、それぞれ最外層(第3図)、最外層と中間層
(第4図)を切除した状態を示す。第5図は第1、2図
の筒状体の底端部を閉鎖した状態を示す部分斜視図、第
6図a−dは底端部を開封する手順を示す部分斜視図で
ある。 図中、1……袋体の前壁、1a……前壁の最外層、1b
……前壁の中間層、1c……前壁の最内層、2……後
壁、2a……後壁の最外層、2b……後壁の中間層、2
c……後壁の最内層、31、32……パーフオレーシヨ
ン線、4a、4b……層間接着部、5……ひだ部、10
……口端部、20……底端部、11、21……閉鎖用フ
ラツプ部、12、22……口縁、13、23……折曲げ
線、14、24……閉鎖用フラツプ部との貼着域。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数層からなり、両側部にひだを有し、
    口、底端部の前後壁の一方が他方よりそれぞれ上方及び
    下方に突出した閉鎖用フラツプ部をそなえ、各層の端部
    が両端部の口縁の前、後壁で上下方向に階段状に配置さ
    れた筒状体の底端部の閉鎖用フラツプ部を該端部の口縁
    より筒状体中央寄りの折曲げ線に沿つて折曲げ、反対側
    の壁上に貼着して閉鎖し、内容物を充填した後、口端部
    を底端部と同様に閉鎖する多層袋において、口、底いづ
    れか一方の端部の閉鎖用フラツプ部を形成しない壁側の
    少くとも最内層を除く外層に、閉鎖用フラツプ部との貼
    着域から筒状体中央寄りに伸びる2本のパーフオレーシ
    ヨン線を左、右いづれか一方のひだ部に近接し、かつひ
    だ部に平行に設けると共に、前記閉鎖用フラツプ部との
    貼着域で、前記パーフオレーシヨン線間の部分の全層を
    互いに接着したことを特徴とする多層袋。
JP11597688U 1988-09-05 1988-09-05 多層袋 Expired - Lifetime JPH0618893Y2 (ja)

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JPH0237845U JPH0237845U (ja) 1990-03-13
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