JPH0618926A - 液晶表示用大型基板およびその製造方法 - Google Patents
液晶表示用大型基板およびその製造方法Info
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- JPH0618926A JPH0618926A JP17542592A JP17542592A JPH0618926A JP H0618926 A JPH0618926 A JP H0618926A JP 17542592 A JP17542592 A JP 17542592A JP 17542592 A JP17542592 A JP 17542592A JP H0618926 A JPH0618926 A JP H0618926A
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- liquid crystal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 単結晶半導体基板を用いた透過型アクティブ
マトリックス方式による液晶表示用大型基板を提供す
る。 【構成】 液晶アレイ部のMOSトランジスタ用基板と
なる複数の単結晶半導体膜3a,3a',…は、透明基板と
しての石英基板1上にシリコン酸化膜2を介して接合し
て形成する。各単結晶半導体膜3a,3a',…夫々には、
ポリシリコン5,5',…によってゲート部を作成し、イ
オン注入を行って活性化アニール処理した後にMOSト
ランジスタを形成するアイランド部を残して除去し、ゲ
ート線,ソース線8および透明電極9を形成してMOS
トランジスタを作成する。このように、大きさに限度の
ある単結晶半導体基板を複数枚透明基板に接合すること
によって透過型アクティブマトリックス方式による液晶
表示用大型基板を形成する。
マトリックス方式による液晶表示用大型基板を提供す
る。 【構成】 液晶アレイ部のMOSトランジスタ用基板と
なる複数の単結晶半導体膜3a,3a',…は、透明基板と
しての石英基板1上にシリコン酸化膜2を介して接合し
て形成する。各単結晶半導体膜3a,3a',…夫々には、
ポリシリコン5,5',…によってゲート部を作成し、イ
オン注入を行って活性化アニール処理した後にMOSト
ランジスタを形成するアイランド部を残して除去し、ゲ
ート線,ソース線8および透明電極9を形成してMOS
トランジスタを作成する。このように、大きさに限度の
ある単結晶半導体基板を複数枚透明基板に接合すること
によって透過型アクティブマトリックス方式による液晶
表示用大型基板を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶表示ディスプレ
イパネルに使用する液晶表示用大型基板およびその製造
方法に関する。
イパネルに使用する液晶表示用大型基板およびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高度情報化時代の到来を控えて、映像情
報表示用ディスプレイに平板化が強く求められている。
各種方式のフラットディスプレイのなかでも液晶表示デ
イスプレイは、軽量低消費電力の優れた特徴を持ち、そ
の有力候補である。
報表示用ディスプレイに平板化が強く求められている。
各種方式のフラットディスプレイのなかでも液晶表示デ
イスプレイは、軽量低消費電力の優れた特徴を持ち、そ
の有力候補である。
【0003】特に、液晶表示ディスプレイパネルの各画
素毎に能動素子を配置したアクティブマトリックス・デ
ィスプレイパネルは、CRT(カソード・レイ・チューブ)
に匹敵する画質を有し、高精細のフラットディスプレイ
を実現する有力技術として注目されている。
素毎に能動素子を配置したアクティブマトリックス・デ
ィスプレイパネルは、CRT(カソード・レイ・チューブ)
に匹敵する画質を有し、高精細のフラットディスプレイ
を実現する有力技術として注目されている。
【0004】アクティブマトリックス方式による液晶表
示ディスプレイパネルの代表的な等価回路を図11に示
す。この等価回路の概略は、複数本の走査信号配線電極
20,20',20",…および複数本のデータ信号配線電
極21,21',21",…と金属酸化物半導体トランジス
タ(以下、MOSトランジスタと略称する)22,22,…
から成る。そして、その周辺には走査信号側駆動回路2
3およびデータ信号側駆動回路24を有している。
示ディスプレイパネルの代表的な等価回路を図11に示
す。この等価回路の概略は、複数本の走査信号配線電極
20,20',20",…および複数本のデータ信号配線電
極21,21',21",…と金属酸化物半導体トランジス
タ(以下、MOSトランジスタと略称する)22,22,…
から成る。そして、その周辺には走査信号側駆動回路2
3およびデータ信号側駆動回路24を有している。
【0005】上記等価回路において、上記走査信号側駆
動回路23から走査信号配線電極20,20',20",…
に走査電圧を印加することによって、この走査電圧がゲ
ート電極に印加されたMOSトランジスタ22が導通状
態になる。この状態で、データ信号側駆動回路24から
データ信号配線電極21,21',21",…に信号電圧が
印加されると、導通状態にあるMOSトランジスタ22
のチャネルを介して透明電極端子25,25,…に電荷が
供給される。そうすると、上記電荷が供給された透明電
極端子25と対向電極端子26との間の液晶27が分極
配向されて、その液晶27によって構成される画素が表
示される。
動回路23から走査信号配線電極20,20',20",…
に走査電圧を印加することによって、この走査電圧がゲ
ート電極に印加されたMOSトランジスタ22が導通状
態になる。この状態で、データ信号側駆動回路24から
データ信号配線電極21,21',21",…に信号電圧が
印加されると、導通状態にあるMOSトランジスタ22
のチャネルを介して透明電極端子25,25,…に電荷が
供給される。そうすると、上記電荷が供給された透明電
極端子25と対向電極端子26との間の液晶27が分極
配向されて、その液晶27によって構成される画素が表
示される。
【0006】上述のようなアクティブマトリックス方式
の一つに、液晶セルの一方の基板としてガラス基板を用
い、他方の基板として単結晶シリコン基板を用い、この
単結晶シリコン基板上にMOSトランジスタ・アレイを
形成したMOSトランジスタ型アクティブマトリックス
方式がある。
の一つに、液晶セルの一方の基板としてガラス基板を用
い、他方の基板として単結晶シリコン基板を用い、この
単結晶シリコン基板上にMOSトランジスタ・アレイを
形成したMOSトランジスタ型アクティブマトリックス
方式がある。
【0007】このMOSトランジスタ型アクティブマト
リックス方式においては、単結晶シリコン基板は可視光
線領域では不透明であるために、基板の両側に偏光子を
必要とするTN(ツイストネマティック)方式等のコント
ラストの高い方式には適応できない。そのために、反射
型の液晶表示ディスプレイパネルに使用される。つま
り、上記MOSトランジスタ型アクティブマトリックス
方式は、画質が悪く、暗所での使用が困難であり、応用
範囲が非常に狭いという欠点がある。
リックス方式においては、単結晶シリコン基板は可視光
線領域では不透明であるために、基板の両側に偏光子を
必要とするTN(ツイストネマティック)方式等のコント
ラストの高い方式には適応できない。そのために、反射
型の液晶表示ディスプレイパネルに使用される。つま
り、上記MOSトランジスタ型アクティブマトリックス
方式は、画質が悪く、暗所での使用が困難であり、応用
範囲が非常に狭いという欠点がある。
【0008】近年、単結晶シリコン基板を透明基板に接
合し、薄膜状に加工して素子を組み込んで不要部の単結
晶シリコンを除去して形成した、透過型アクティブマト
リックス方式による液晶表示用基板が提案されている。
この単結晶シリコン基板を用いた透過型アクティブマト
リックス方式による液晶表示用基板は、TN方式による
コントラストのよい画質が得られると共に、バックライ
トの利用によって暗所での使用も良好である。したがっ
て、この液晶表示用基板はテレビジョン等にも使用可能
であり、応用範囲が非常に広い。
合し、薄膜状に加工して素子を組み込んで不要部の単結
晶シリコンを除去して形成した、透過型アクティブマト
リックス方式による液晶表示用基板が提案されている。
この単結晶シリコン基板を用いた透過型アクティブマト
リックス方式による液晶表示用基板は、TN方式による
コントラストのよい画質が得られると共に、バックライ
トの利用によって暗所での使用も良好である。したがっ
て、この液晶表示用基板はテレビジョン等にも使用可能
であり、応用範囲が非常に広い。
【0009】上記単結晶シリコン基板を用いた透過型ア
クティブマトリックス方式による液晶表示ディスプレイ
パネルの作成には通常のLSI(大規模集積回路)技術を
利用できるので、アレイ部の素子および周辺駆動回路の
素子、更には、必要に応じてテレビジョン等のコントロ
ール回路素子等を同一基板に作製することができる。し
たがって、上記液晶表示ディスプレイパネルを用いた装
置の組み立てコストの低減および小型化に非常に有効で
ある。
クティブマトリックス方式による液晶表示ディスプレイ
パネルの作成には通常のLSI(大規模集積回路)技術を
利用できるので、アレイ部の素子および周辺駆動回路の
素子、更には、必要に応じてテレビジョン等のコントロ
ール回路素子等を同一基板に作製することができる。し
たがって、上記液晶表示ディスプレイパネルを用いた装
置の組み立てコストの低減および小型化に非常に有効で
ある。
【0010】さらに、上記単結晶シリコン基板を用いた
透過型アクティブマトリックス方式による液晶表示用基
板では、単結晶シリコン基板に素子を組み込むために歩
留り良く特性の良好な素子の作成が可能である。したが
って、アモルファスシリコンやポリシリコンによって作
成する透過型アクティブマトリックス方式による液晶表
示用基板と比較して、容易に同一基板上に周辺駆動回路
の作成が可能であると共に、多数の走査線を有した画素
数の多い液晶表示ディスプレイパネルへの適用が可能で
ある。
透過型アクティブマトリックス方式による液晶表示用基
板では、単結晶シリコン基板に素子を組み込むために歩
留り良く特性の良好な素子の作成が可能である。したが
って、アモルファスシリコンやポリシリコンによって作
成する透過型アクティブマトリックス方式による液晶表
示用基板と比較して、容易に同一基板上に周辺駆動回路
の作成が可能であると共に、多数の走査線を有した画素
数の多い液晶表示ディスプレイパネルへの適用が可能で
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の単結晶シリコン基板を用いた透過型アクティブマト
リックス方式においては、単結晶半導体基板を用いるた
めにこの基板の大きさに限界があり、大型のアクティブ
マトリックス型液晶表示用基板を作成することが困難で
あるという問題がある。
来の単結晶シリコン基板を用いた透過型アクティブマト
リックス方式においては、単結晶半導体基板を用いるた
めにこの基板の大きさに限界があり、大型のアクティブ
マトリックス型液晶表示用基板を作成することが困難で
あるという問題がある。
【0012】そこで、この発明の目的は、単結晶半導体
基板を用いた透過型アクティブマトリックス方式による
液晶表示用大型基板およびその製造方法を提供すること
にある。
基板を用いた透過型アクティブマトリックス方式による
液晶表示用大型基板およびその製造方法を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、アクティブマトリックス型の液晶表
示用大型基板であって、透明基板に接合された複数の単
結晶半導体膜と、上記単結晶半導体膜上に形成された能
動素子を備えたことを特徴としている。
め、第1の発明は、アクティブマトリックス型の液晶表
示用大型基板であって、透明基板に接合された複数の単
結晶半導体膜と、上記単結晶半導体膜上に形成された能
動素子を備えたことを特徴としている。
【0014】また、第2の発明の液晶表示用大型基板
は、第1の発明の液晶表示用大型基板において、上記能
動素子が形成された単結晶半導体膜上に少なくとも能動
素子駆動用回路素子を形成したことを特徴としている。
は、第1の発明の液晶表示用大型基板において、上記能
動素子が形成された単結晶半導体膜上に少なくとも能動
素子駆動用回路素子を形成したことを特徴としている。
【0015】また、第3の発明は、アクティブマトリッ
クス型の液晶表示用大型基板の製造方法であって、透明
基板に複数枚の単結晶半導体基板を接合する工程と、上
記複数枚の単結晶半導体基板を所定の厚みにして複数の
単結晶半導体膜を形成する工程と、上記単結晶半導体膜
上に能動素子を形成する工程と、必要に応じて上記単結
晶半導体膜を所定のパターンに分離する工程を備えたこ
とを特徴としている。
クス型の液晶表示用大型基板の製造方法であって、透明
基板に複数枚の単結晶半導体基板を接合する工程と、上
記複数枚の単結晶半導体基板を所定の厚みにして複数の
単結晶半導体膜を形成する工程と、上記単結晶半導体膜
上に能動素子を形成する工程と、必要に応じて上記単結
晶半導体膜を所定のパターンに分離する工程を備えたこ
とを特徴としている。
【0016】
【作用】第1の発明では、液晶セルを構成する能動素子
は透明基板上に形成された複数の単結晶半導体膜上に形
成されている。こうして、単結晶半導体膜を複数並べる
ことによって、大きさに限界のある単結晶半導体膜を用
いて大型のアクティブマトリックス型液晶表示用基板が
形成される。
は透明基板上に形成された複数の単結晶半導体膜上に形
成されている。こうして、単結晶半導体膜を複数並べる
ことによって、大きさに限界のある単結晶半導体膜を用
いて大型のアクティブマトリックス型液晶表示用基板が
形成される。
【0017】また、第2の発明では、上記能動素子が形
成された単結晶半導体膜上には、さらに少なくとも能動
素子駆動用回路素子が形成されている。こうして、大型
のアクティブマトリックス型液晶表示用基板から成る液
晶表示ディスプレイ装置が安価に小型に形成される。
成された単結晶半導体膜上には、さらに少なくとも能動
素子駆動用回路素子が形成されている。こうして、大型
のアクティブマトリックス型液晶表示用基板から成る液
晶表示ディスプレイ装置が安価に小型に形成される。
【0018】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。 <第1実施例>図1乃至図5は本実施例の液晶表示用大
型基板の各製造工程における断面図である。但し、図1
(b)および図4(b)は夫々図1(a)および図4(a)の断面図
に対応する平面図である。本実施例では、透明基板とし
て石英基板を用い、複数枚よりなる角形単結晶シリコン
基板を石英基板に接合した後に比較的高温度でMOSト
ランジスタを形成することによって、透過型のアクティ
ブマトリックス型液晶表示用大型基板を作成する。
説明する。 <第1実施例>図1乃至図5は本実施例の液晶表示用大
型基板の各製造工程における断面図である。但し、図1
(b)および図4(b)は夫々図1(a)および図4(a)の断面図
に対応する平面図である。本実施例では、透明基板とし
て石英基板を用い、複数枚よりなる角形単結晶シリコン
基板を石英基板に接合した後に比較的高温度でMOSト
ランジスタを形成することによって、透過型のアクティ
ブマトリックス型液晶表示用大型基板を作成する。
【0019】先ず、図1に示すように、表面が平滑にさ
れた石英基板1上にCVD(化学蒸着)法あるいはプラズ
マCVD法によって所定の膜厚でシリコン酸化膜(SiO
2)2を形成する。そしてさらに、その上に所定のサイズ
および所定の間隔で角形のP型単結晶シリコン基板3,
3',3",…を接合する。
れた石英基板1上にCVD(化学蒸着)法あるいはプラズ
マCVD法によって所定の膜厚でシリコン酸化膜(SiO
2)2を形成する。そしてさらに、その上に所定のサイズ
および所定の間隔で角形のP型単結晶シリコン基板3,
3',3",…を接合する。
【0020】その際に、上記P型単結晶シリコン基板
3,3',3",…と石英基板1とをシリコン酸化膜2を介
して接合するには、次のようにして行う。すなわち、P
型単結晶シリコン基板3,3',3",…を予めシリコン酸
化膜2が形成された石英基板1上の所定の位置に並べて
おき、P型単結晶シリコン基板3,3',3",…とシリコ
ン酸化膜2とを1100℃程度の高温度中で同時に圧接
して接合する。あるいは、各P型単結晶シリコン基板
3,3',3",…の夫々を、一枚づつ石英基板1上の所定
の位置で所定の高温度中で順次圧接して接合することも
可能である。また、所定の温度領域の基板ヒータ上で、
所定の電圧の交流パルスを印加して接合することも可能
である。
3,3',3",…と石英基板1とをシリコン酸化膜2を介
して接合するには、次のようにして行う。すなわち、P
型単結晶シリコン基板3,3',3",…を予めシリコン酸
化膜2が形成された石英基板1上の所定の位置に並べて
おき、P型単結晶シリコン基板3,3',3",…とシリコ
ン酸化膜2とを1100℃程度の高温度中で同時に圧接
して接合する。あるいは、各P型単結晶シリコン基板
3,3',3",…の夫々を、一枚づつ石英基板1上の所定
の位置で所定の高温度中で順次圧接して接合することも
可能である。また、所定の温度領域の基板ヒータ上で、
所定の電圧の交流パルスを印加して接合することも可能
である。
【0021】図1においては、上記P型単結晶シリコン
基板3を直接石英基板1上のシリコン酸化膜2に接合し
ているが、各P型単結晶シリコン基板3,3',3",…の
夫々の上にシリコン酸化膜を形成しておき、このP型単
結晶シリコン3上のシリコン酸化膜と石英基板1上のシ
リコン酸化膜2とを接合してもよい。
基板3を直接石英基板1上のシリコン酸化膜2に接合し
ているが、各P型単結晶シリコン基板3,3',3",…の
夫々の上にシリコン酸化膜を形成しておき、このP型単
結晶シリコン3上のシリコン酸化膜と石英基板1上のシ
リコン酸化膜2とを接合してもよい。
【0022】次に、上記P型単結晶シリコン基板3上を
グラインディング,ラッピングあるいはポリッシング等
によって平滑に薄く加工して、図2に示すように所定厚
さのP型単結晶シリコン膜3a,3a',3a",…を作成す
る。以下、上記各P型単結晶シリコン膜3a,3a',3a",
…の夫々の上に複数のMOSトランジスタを形成するの
であるが、図3以降の各図においては、各P型単結晶シ
リコン膜3a,3a',3a",…の夫々の上には一つのMOS
トランジスタのみを図示して、他は省略する。
グラインディング,ラッピングあるいはポリッシング等
によって平滑に薄く加工して、図2に示すように所定厚
さのP型単結晶シリコン膜3a,3a',3a",…を作成す
る。以下、上記各P型単結晶シリコン膜3a,3a',3a",
…の夫々の上に複数のMOSトランジスタを形成するの
であるが、図3以降の各図においては、各P型単結晶シ
リコン膜3a,3a',3a",…の夫々の上には一つのMOS
トランジスタのみを図示して、他は省略する。
【0023】次に、上記P型単結晶シリコン膜3a,3
a',3a",…上全面には、1000℃程度でのCVD法等
によってゲート酸化膜となるシリコン酸化膜4,4',
4",…さらにポリシリコン膜5,5',5",…を順次形成
する。そして、ホトリソグラフィ技術や反応性イオンエ
ッチング(RIE)法を利用した選択エッチング技術によ
って、図3に示すようなゲート部を作成する。
a',3a",…上全面には、1000℃程度でのCVD法等
によってゲート酸化膜となるシリコン酸化膜4,4',
4",…さらにポリシリコン膜5,5',5",…を順次形成
する。そして、ホトリソグラフィ技術や反応性イオンエ
ッチング(RIE)法を利用した選択エッチング技術によ
って、図3に示すようなゲート部を作成する。
【0024】その後リン(P)のイオン注入を行って所定
温度で活性化アニール処理した後、ホトリソグラフィ技
術およびフッ化硫黄(SF6)あるいは塩化炭素(CCl4)
等を使用したRIE法によってソース部,ゲート部およ
びドレイン部を残してP型単結晶シリコン膜3a,3a',
3a",…およびシリコン酸化膜2を順次エッチング除去
する。そして、図4(a)に示すように、CVD法あるい
は熱酸化法によってシリコン酸化膜6を形成する。
温度で活性化アニール処理した後、ホトリソグラフィ技
術およびフッ化硫黄(SF6)あるいは塩化炭素(CCl4)
等を使用したRIE法によってソース部,ゲート部およ
びドレイン部を残してP型単結晶シリコン膜3a,3a',
3a",…およびシリコン酸化膜2を順次エッチング除去
する。そして、図4(a)に示すように、CVD法あるい
は熱酸化法によってシリコン酸化膜6を形成する。
【0025】ここで、上述のP型単結晶シリコン膜3a,
3a',3a",…除去の際においては、図4(b)に示すよう
にMOSトランジスタを形成するアイランド部を残して
エッチング除去するようにしている。したがって、各P
型単結晶シリコン基板3,3',3",…夫々の境界付近は
有効部分とはならず、P型単結晶シリコン基板3,3',
3",…接合時における位置合わせ等を容易にできる。
3a',3a",…除去の際においては、図4(b)に示すよう
にMOSトランジスタを形成するアイランド部を残して
エッチング除去するようにしている。したがって、各P
型単結晶シリコン基板3,3',3",…夫々の境界付近は
有効部分とはならず、P型単結晶シリコン基板3,3',
3",…接合時における位置合わせ等を容易にできる。
【0026】次に、ホトリソグラフィ技術または選択エ
ッチング技術によってポリシリコン膜5,5',5",…上
のシリコン酸化膜6における所定位置に窓開けを行った
後、基板全面にスパッタあるいは電子ビーム蒸着等によ
ってアルミニウム(Al),モリブデン(Mo)あるいはCrC
uAu等の金属膜を形成する。そして、ホトリソグラフィ
技術あるいは選択エッチング技術によって、ゲート間を
結ぶ所定パターンのゲート線となる配線電極(図示せず)
を形成する。
ッチング技術によってポリシリコン膜5,5',5",…上
のシリコン酸化膜6における所定位置に窓開けを行った
後、基板全面にスパッタあるいは電子ビーム蒸着等によ
ってアルミニウム(Al),モリブデン(Mo)あるいはCrC
uAu等の金属膜を形成する。そして、ホトリソグラフィ
技術あるいは選択エッチング技術によって、ゲート間を
結ぶ所定パターンのゲート線となる配線電極(図示せず)
を形成する。
【0027】こうした後に、図5に示すように、該基板
全面にCVD法によってシリコン酸化膜あるいはシリコ
ン窒化膜(SiN膜)からなる絶縁膜7を被覆し、ホトリ
ソグラフィ技術あるいは選択エッチング技術によってソ
ース部およびドレイン部の電極窓開け等を行う。そし
て、再び基板全面にスパッタあるいは電子ビーム蒸着等
によってアルミニウム,モリブデンあるいはCrCuAu等
の金属膜を形成した後、ホトリソグラフィ技術あるいは
選択エッチング技術によってソース間を結ぶ所定パター
ンのソース線となる配線電極8を形成する。
全面にCVD法によってシリコン酸化膜あるいはシリコ
ン窒化膜(SiN膜)からなる絶縁膜7を被覆し、ホトリ
ソグラフィ技術あるいは選択エッチング技術によってソ
ース部およびドレイン部の電極窓開け等を行う。そし
て、再び基板全面にスパッタあるいは電子ビーム蒸着等
によってアルミニウム,モリブデンあるいはCrCuAu等
の金属膜を形成した後、ホトリソグラフィ技術あるいは
選択エッチング技術によってソース間を結ぶ所定パター
ンのソース線となる配線電極8を形成する。
【0028】その際に、上記ゲート部のポリシリコン膜
5,5',5",…等を覆うように、所定パターン金属膜か
らなる光遮蔽層8'を形成する。この光遮蔽層8'によっ
て、液晶駆動時にMOSトランジスタは光の影響を受け
ずに安定して動作し得る。
5,5',5",…等を覆うように、所定パターン金属膜か
らなる光遮蔽層8'を形成する。この光遮蔽層8'によっ
て、液晶駆動時にMOSトランジスタは光の影響を受け
ずに安定して動作し得る。
【0029】その後、基板全面にスパッタあるいは電子
ビーム蒸着等によって錫添加酸化インジウム(ITO)を
被覆して、ホトリソグラフィ技術あるいは選択エッチン
グ技術によって各画素に対応した所定パターンの透明電
極9を形成する。そして、必要に応じて熱処理を行い、
図5に示すような複数枚の単結晶半導体膜によって形成
された透過型のアクティブマトリックス型液晶表示用大
型基板を形成する。
ビーム蒸着等によって錫添加酸化インジウム(ITO)を
被覆して、ホトリソグラフィ技術あるいは選択エッチン
グ技術によって各画素に対応した所定パターンの透明電
極9を形成する。そして、必要に応じて熱処理を行い、
図5に示すような複数枚の単結晶半導体膜によって形成
された透過型のアクティブマトリックス型液晶表示用大
型基板を形成する。
【0030】このように、本実施例においては、透明基
板としての石英基板1上に複数枚の角形のP型単結晶シ
リコン基板3,3',3",…を接合し、このP型単結晶シ
リコン基板3,3',3",…を平滑に薄く加工して所定の
厚みのP型単結晶シリコン膜3a,3a',3a",…を得る。
次に、こうして得られたP単結晶シリコン膜3a,3a',
3a",…上における画素間に位置する箇所にMOSトラ
ンジスタを形成し、他の箇所のP型単結晶シリコン膜3
a,3a',3a",…を除去する。そして、P型単結晶シリコ
ン膜3a,3a',3a",…が除去された箇所に各画素に対応
したパターンの透明電極9を形成して透過型のアクティ
ブマトリックス型液晶表示用大型基板を形成している。
板としての石英基板1上に複数枚の角形のP型単結晶シ
リコン基板3,3',3",…を接合し、このP型単結晶シ
リコン基板3,3',3",…を平滑に薄く加工して所定の
厚みのP型単結晶シリコン膜3a,3a',3a",…を得る。
次に、こうして得られたP単結晶シリコン膜3a,3a',
3a",…上における画素間に位置する箇所にMOSトラ
ンジスタを形成し、他の箇所のP型単結晶シリコン膜3
a,3a',3a",…を除去する。そして、P型単結晶シリコ
ン膜3a,3a',3a",…が除去された箇所に各画素に対応
したパターンの透明電極9を形成して透過型のアクティ
ブマトリックス型液晶表示用大型基板を形成している。
【0031】すなわち、上記MOSトランジスタの基板
となるP型単結晶シリコン基板は角形の複数枚のP型単
結晶シリコン基板3,3',3",…を隣接して石英基板1
上に接合して形成するので、P型単結晶シリコン基板3
の枚数を増やせば透過型のアクティブマトリックス型液
晶表示用大型基板を容易に形成できる。したがって、大
きさに限界のある単結晶シリコン基板を用いて容易に液
晶表示用大型基板を作成できるのである。
となるP型単結晶シリコン基板は角形の複数枚のP型単
結晶シリコン基板3,3',3",…を隣接して石英基板1
上に接合して形成するので、P型単結晶シリコン基板3
の枚数を増やせば透過型のアクティブマトリックス型液
晶表示用大型基板を容易に形成できる。したがって、大
きさに限界のある単結晶シリコン基板を用いて容易に液
晶表示用大型基板を作成できるのである。
【0032】その際に、上記角形のP型単結晶シリコン
基板3,3',3",…の接合境界は、後に形成するMOS
トランジスタの位置でさえなければよいので、各P型単
結晶シリコン基板3,3',3",…間の位置合わせが簡単
であり、容易に液晶表示用大型基板を形成できる。さら
に、本実施例における透過型のアクティブマトリックス
型液晶表示用大型基板の製造方法によれば、単結晶シリ
コン基板にLSI製造技術を利用してMOSトランジス
タを形成するので、MOSトランジスタ作成時に周辺部
に液晶アレイ駆動用回路等を容易に形成可能である。
基板3,3',3",…の接合境界は、後に形成するMOS
トランジスタの位置でさえなければよいので、各P型単
結晶シリコン基板3,3',3",…間の位置合わせが簡単
であり、容易に液晶表示用大型基板を形成できる。さら
に、本実施例における透過型のアクティブマトリックス
型液晶表示用大型基板の製造方法によれば、単結晶シリ
コン基板にLSI製造技術を利用してMOSトランジス
タを形成するので、MOSトランジスタ作成時に周辺部
に液晶アレイ駆動用回路等を容易に形成可能である。
【0033】また、本実施例によって形成される透過型
のアクティブマトリックス型液晶表示用大型基板は、M
OSトランジスタ等の素子を単結晶シリコンに組み込ん
で形成しているので高性能に形成できる。したがって、
走査線が多く、画素数が多大で繊細な画面を有する大型
の透過型のアクティブマトリックス型液晶表示用大型基
板を提供できる。
のアクティブマトリックス型液晶表示用大型基板は、M
OSトランジスタ等の素子を単結晶シリコンに組み込ん
で形成しているので高性能に形成できる。したがって、
走査線が多く、画素数が多大で繊細な画面を有する大型
の透過型のアクティブマトリックス型液晶表示用大型基
板を提供できる。
【0034】<第2実施例>図6乃至図10は本実施例
の液晶表示用大型基板の各製造工程における断面図であ
る。但し、図7(b)および図8(b)は夫々図7(a)および
図8(a)の断面図に対応する平面図である。本実施例で
は、透明基板として安価なガラス基板を用い、ガラス基
板に接合した複数枚の角形単結晶シリコン基板に比較的
低温度でMOSトランジスタを形成することによって、
大型の透過型のアクティブマトリックス型液晶表示用基
板を作成する。
の液晶表示用大型基板の各製造工程における断面図であ
る。但し、図7(b)および図8(b)は夫々図7(a)および
図8(a)の断面図に対応する平面図である。本実施例で
は、透明基板として安価なガラス基板を用い、ガラス基
板に接合した複数枚の角形単結晶シリコン基板に比較的
低温度でMOSトランジスタを形成することによって、
大型の透過型のアクティブマトリックス型液晶表示用基
板を作成する。
【0035】先ず、図6に示すように、所定大きさの角
形のP型単結晶シリコン基板10に所定の膜厚でシリコ
ン窒化膜11およびシリコン酸化膜12をCVD法等に
よって順次被覆する。こうして、シリコン窒化膜および
シリコン酸化膜が積層されたP型単結晶シリコン基板を
複数組み(図示せず)用意する。
形のP型単結晶シリコン基板10に所定の膜厚でシリコ
ン窒化膜11およびシリコン酸化膜12をCVD法等に
よって順次被覆する。こうして、シリコン窒化膜および
シリコン酸化膜が積層されたP型単結晶シリコン基板を
複数組み(図示せず)用意する。
【0036】次に、上述のようにシリコン窒化膜および
シリコン酸化膜が積層された複数のP型単結晶シリコン
基板10,10',10",…上のシリコン酸化膜12,1
2',12",…とガラス基板13とを圧接し、所定の温度
条件下で所定の電圧を印加し、静電接合および必要に応
じた所定の熱処理によってガラス基板13とP型単結晶
シリコン基板10,10',10",…とを順次接合する。
その後、グラインディング,ラピッグあるいはポリッシ
ング等によってP型単結晶シリコン基板10,10',1
0",を平滑に加工し、図7に示すようにガラス基板13
上にP型単結晶シリコン膜10a,10a',10a",…を形
成する。
シリコン酸化膜が積層された複数のP型単結晶シリコン
基板10,10',10",…上のシリコン酸化膜12,1
2',12",…とガラス基板13とを圧接し、所定の温度
条件下で所定の電圧を印加し、静電接合および必要に応
じた所定の熱処理によってガラス基板13とP型単結晶
シリコン基板10,10',10",…とを順次接合する。
その後、グラインディング,ラピッグあるいはポリッシ
ング等によってP型単結晶シリコン基板10,10',1
0",を平滑に加工し、図7に示すようにガラス基板13
上にP型単結晶シリコン膜10a,10a',10a",…を形
成する。
【0037】以下、上記P型単結晶シリコン膜10a,1
0a',10a",…の夫々の上に複数のMOSトランジスタ
を形成するのであるが、図8以降の各図においては、各
P型単結晶シリコン膜10a,10a',10a",…の夫々の
上には一つのMOSトランジスタのみを図示して、他は
省略する。
0a',10a",…の夫々の上に複数のMOSトランジスタ
を形成するのであるが、図8以降の各図においては、各
P型単結晶シリコン膜10a,10a',10a",…の夫々の
上には一つのMOSトランジスタのみを図示して、他は
省略する。
【0038】図8に示すように、ホトリソグラフィ技術
あるいはRIE法等による選択エッチング技術によっ
て、MOSトランジスタを形成するアイランド部のみを
残して不要な箇所のP型単結晶シリコン膜10a,10
a',10a",…、シリコン窒化膜11,11',11",…、
および、シリコン酸化膜12,12',12",…を順次除
去する。そして、上記アイランド部におけるゲート部と
なる部分にレジスト膜によるマスク14を形成する。こ
の場合にも、各P型単結晶シリコン膜10a,10a',1
0a",…の隣接境界部にさえMOSトランジスタが形成
されなければよいので、ガラス基板13にP型単結晶シ
リコン膜10a,10a',10a",…を接合する際に綿密な
位置合わせを必要とはしない。
あるいはRIE法等による選択エッチング技術によっ
て、MOSトランジスタを形成するアイランド部のみを
残して不要な箇所のP型単結晶シリコン膜10a,10
a',10a",…、シリコン窒化膜11,11',11",…、
および、シリコン酸化膜12,12',12",…を順次除
去する。そして、上記アイランド部におけるゲート部と
なる部分にレジスト膜によるマスク14を形成する。こ
の場合にも、各P型単結晶シリコン膜10a,10a',1
0a",…の隣接境界部にさえMOSトランジスタが形成
されなければよいので、ガラス基板13にP型単結晶シ
リコン膜10a,10a',10a",…を接合する際に綿密な
位置合わせを必要とはしない。
【0039】その後、ドレイン部およびソース部となる
箇所にイオン注入によって所定の条件でリンを打ち込
み、マスク14を除去した後600℃〜650℃程度の
ガラス基板13が耐え得る温度で活性化熱処理を行う。
その際に、P型単結晶シリコン膜10a,10a',10a",
…の下にはシリコン窒化膜11,11',11",…を形成
しているために、下部のガラス基板13からのアルカリ
等の不純物がP型単結晶シリコン膜10a,10a',10
a",…に達することが防止され、後にMOSトランジス
タ特性を不安定にすることがない。
箇所にイオン注入によって所定の条件でリンを打ち込
み、マスク14を除去した後600℃〜650℃程度の
ガラス基板13が耐え得る温度で活性化熱処理を行う。
その際に、P型単結晶シリコン膜10a,10a',10a",
…の下にはシリコン窒化膜11,11',11",…を形成
しているために、下部のガラス基板13からのアルカリ
等の不純物がP型単結晶シリコン膜10a,10a',10
a",…に達することが防止され、後にMOSトランジス
タ特性を不安定にすることがない。
【0040】次に、図9に示すように、CVD法によっ
てゲート絶縁膜となるシリコン酸化膜15を所定の膜厚
で形成し、その後、電子ビーム蒸着あるいはスパッタ等
によって基板全面にアルミニウムあるいはモリブデン等
の金属膜を作成し、ホトリソグラフィ技術あるいは選択
エッチング技術によって所定パターンのゲート線となる
配線電極16を作成する。そして、その上にCVD法に
よってシリコン窒化膜等からなる絶縁保護膜17を形成
する。さらに、第1実施例の場合と同様にして、図10
に示すようにソース線となる配線電極18を形成する。
てゲート絶縁膜となるシリコン酸化膜15を所定の膜厚
で形成し、その後、電子ビーム蒸着あるいはスパッタ等
によって基板全面にアルミニウムあるいはモリブデン等
の金属膜を作成し、ホトリソグラフィ技術あるいは選択
エッチング技術によって所定パターンのゲート線となる
配線電極16を作成する。そして、その上にCVD法に
よってシリコン窒化膜等からなる絶縁保護膜17を形成
する。さらに、第1実施例の場合と同様にして、図10
に示すようにソース線となる配線電極18を形成する。
【0041】この場合、上記ゲート部上の配線電極16
は光遮蔽効果を有するので、第1実施例の場合のように
光遮蔽層を形成する必要はない。但し、配線電極16の
幅が狭い等のためにその効果が十分でない場合には、配
線電極18を形成する際にゲート部における絶縁保護膜
17上に光遮蔽層を形成すればよい。
は光遮蔽効果を有するので、第1実施例の場合のように
光遮蔽層を形成する必要はない。但し、配線電極16の
幅が狭い等のためにその効果が十分でない場合には、配
線電極18を形成する際にゲート部における絶縁保護膜
17上に光遮蔽層を形成すればよい。
【0042】引き続き、図10に示すように、電子ビー
ム蒸着あるいはスパッタ等によって基板全面にITO膜
を形成後、ホトリソグラフィ技術あるいは選択エッチン
グ技術によってドレイン電極となる透明電極19を画素
のパターンに形成する。こうして、図10に示すような
複数枚の単結晶半導体基板によって形成された透過型の
アクティブマトリックス型液晶表示用大型基板を形成す
る。
ム蒸着あるいはスパッタ等によって基板全面にITO膜
を形成後、ホトリソグラフィ技術あるいは選択エッチン
グ技術によってドレイン電極となる透明電極19を画素
のパターンに形成する。こうして、図10に示すような
複数枚の単結晶半導体基板によって形成された透過型の
アクティブマトリックス型液晶表示用大型基板を形成す
る。
【0043】このように、本実施例においては、透明基
板として安価なガラス基板13を用い、このガラス基板
13上に複数のP型単結晶シリコン膜10a,10a',1
0a"…を接合し、このP型単結晶シリコン膜10a,10
a',10a"…上にMOSトランジスタを形成して透過型
のアクティブマトリックス型液晶表示用大型基板を形成
している。したがって、本実施例によれば、大きさに限
界のある単結晶シリコン基板を用いて液晶表示用大型基
板を容易に且つ安価に作成できる。
板として安価なガラス基板13を用い、このガラス基板
13上に複数のP型単結晶シリコン膜10a,10a',1
0a"…を接合し、このP型単結晶シリコン膜10a,10
a',10a"…上にMOSトランジスタを形成して透過型
のアクティブマトリックス型液晶表示用大型基板を形成
している。したがって、本実施例によれば、大きさに限
界のある単結晶シリコン基板を用いて液晶表示用大型基
板を容易に且つ安価に作成できる。
【0044】その際に、上記P型単結晶シリコン膜10
a,10a',10a",…の下にはシリコン窒化膜11,1
1',11",…を形成している。したがって、ドレイン部
およびソース部となる箇所にイオン注入した後における
活性化熱処理の際に、下部のガラス基板13からの不純
物がP型単結晶シリコン膜10a,10a',10a",…に達
することが防止される。
a,10a',10a",…の下にはシリコン窒化膜11,1
1',11",…を形成している。したがって、ドレイン部
およびソース部となる箇所にイオン注入した後における
活性化熱処理の際に、下部のガラス基板13からの不純
物がP型単結晶シリコン膜10a,10a',10a",…に達
することが防止される。
【0045】上記各実施例においては、P型単結晶シリ
コン基板を用いてnチャネル型MOSトランジスタを作
成しているが、N型単結晶シリコン基板を用いてpチャ
ネル型MOSトランジスタを作成可能であることは言う
までもない。
コン基板を用いてnチャネル型MOSトランジスタを作
成しているが、N型単結晶シリコン基板を用いてpチャ
ネル型MOSトランジスタを作成可能であることは言う
までもない。
【0046】第1実施例においては、上記石英基板1上
にシリコン酸化膜2を形成し、さらにP型単結晶シリコ
ン基板3,3',3",…を接合している。また、第2実施
例においては、単結晶シリコン基板10上にシリコン酸
化膜12を形成し、さらにガラス基板13を接合してい
る。しかしながら、この発明はこれに限定されるもので
はなく、適当な温度条件を選択することによって、単結
晶シリコン基板と石英基板とをあるいは単結晶シリコン
基板とガラス基板とを直接接合することも可能である。
にシリコン酸化膜2を形成し、さらにP型単結晶シリコ
ン基板3,3',3",…を接合している。また、第2実施
例においては、単結晶シリコン基板10上にシリコン酸
化膜12を形成し、さらにガラス基板13を接合してい
る。しかしながら、この発明はこれに限定されるもので
はなく、適当な温度条件を選択することによって、単結
晶シリコン基板と石英基板とをあるいは単結晶シリコン
基板とガラス基板とを直接接合することも可能である。
【0047】第1実施例においては、イオン注入して活
性化アニール処理した後に不要なP型単結晶シリコン膜
3a,3a',3a",…およびシリコン酸化膜2を除去してM
OSトランジスタを形成している。また、第2実施例に
おいては、イオン注入および活性化アニール処理前に不
要なP型単結晶シリコン膜10a,10a',10a",…,シ
リコン窒化膜11,11',11",…およびシリコン酸化
膜12,12',12",…を除去してアイランド部を形成
している。しかしながら、これらの手順は自由に変更し
得ることは自明である。
性化アニール処理した後に不要なP型単結晶シリコン膜
3a,3a',3a",…およびシリコン酸化膜2を除去してM
OSトランジスタを形成している。また、第2実施例に
おいては、イオン注入および活性化アニール処理前に不
要なP型単結晶シリコン膜10a,10a',10a",…,シ
リコン窒化膜11,11',11",…およびシリコン酸化
膜12,12',12",…を除去してアイランド部を形成
している。しかしながら、これらの手順は自由に変更し
得ることは自明である。
【0048】第1実施例においては石英基板1上にP型
単結晶シリコン膜3a,3a',3a",…を形成した状態(図
2参照)、第2実施例においてはガラス基板13上にP
型単結晶シリコン膜10a,10a',10a",…を形成した
状態(7図参照)から、公知の方法でMOSトランジスタ
を形成している。したがって、図2あるいは図7の状態
からCMOS(相補型金属酸化物半導体)トランジスタ,
ダイオード素子あるいはバイポーラ素子等を形成し得る
ことは容易に推考できる。
単結晶シリコン膜3a,3a',3a",…を形成した状態(図
2参照)、第2実施例においてはガラス基板13上にP
型単結晶シリコン膜10a,10a',10a",…を形成した
状態(7図参照)から、公知の方法でMOSトランジスタ
を形成している。したがって、図2あるいは図7の状態
からCMOS(相補型金属酸化物半導体)トランジスタ,
ダイオード素子あるいはバイポーラ素子等を形成し得る
ことは容易に推考できる。
【0049】上記各実施例においては液晶アレイ部の素
子の作成についてのみ述べている。しかしながら、この
ことから、同一P型単結晶シリコン基板上に周辺駆動回
路等やテレビジョンのコントロール回路等の他の回路を
形成可能なことは容易に理解できる。また、上記各実施
例においてはMOSトランジスタに電荷蓄積のキャパシ
タ素子を付加しない場合について述べているが、必要に
応じて作成し得ることは言うまでもない。
子の作成についてのみ述べている。しかしながら、この
ことから、同一P型単結晶シリコン基板上に周辺駆動回
路等やテレビジョンのコントロール回路等の他の回路を
形成可能なことは容易に理解できる。また、上記各実施
例においてはMOSトランジスタに電荷蓄積のキャパシ
タ素子を付加しない場合について述べているが、必要に
応じて作成し得ることは言うまでもない。
【0050】上記各実施例においては、角形のP型単結
晶シリコン基板をタイル状に並べて透過型のアクティブ
マトリックス型液晶表示用大型基板を作成する場合につ
いて述べている。しかしながら、実際には素子を形成す
る箇所に単結晶半導体膜を形成できればよいので、透明
基板に接合する単結晶半導体基板の形状や隣接状態等は
必要に応じて変更しても差し支えない。
晶シリコン基板をタイル状に並べて透過型のアクティブ
マトリックス型液晶表示用大型基板を作成する場合につ
いて述べている。しかしながら、実際には素子を形成す
る箇所に単結晶半導体膜を形成できればよいので、透明
基板に接合する単結晶半導体基板の形状や隣接状態等は
必要に応じて変更しても差し支えない。
【0051】上記各実施例においては、単結晶半導体基
板として単結晶シリコン基板3,10を用いる場合につ
いて説明している。しかしながら、この発明はこれに限
定されるものではなく、GaAs等の他の単結晶半導体基
板も使用可能である。
板として単結晶シリコン基板3,10を用いる場合につ
いて説明している。しかしながら、この発明はこれに限
定されるものではなく、GaAs等の他の単結晶半導体基
板も使用可能である。
【0052】
【発明の効果】以上より明らかなように、第1の発明の
液晶表示用大型基板は、透明基板に複数の単結晶半導体
膜を接合し、この接合された単結晶半導体膜上に能動素
子を形成したので、上記透明基板に接合する単結晶半導
体膜の数を多くすれば単結晶半導体基板を用いた透過型
アクティブマトリックス方式による液晶表示用大型基板
を形成できる。したがって、この発明によれば、大きさ
に限度のある単結晶半導体膜を用いて透過型アクティブ
マトリックス方式による液晶表示用大型基板を提供でき
る。
液晶表示用大型基板は、透明基板に複数の単結晶半導体
膜を接合し、この接合された単結晶半導体膜上に能動素
子を形成したので、上記透明基板に接合する単結晶半導
体膜の数を多くすれば単結晶半導体基板を用いた透過型
アクティブマトリックス方式による液晶表示用大型基板
を形成できる。したがって、この発明によれば、大きさ
に限度のある単結晶半導体膜を用いて透過型アクティブ
マトリックス方式による液晶表示用大型基板を提供でき
る。
【0053】また、第2の発明の液晶表示用大型基板
は、能動素子が形成された単結晶半導体膜に、さらに少
なくとも能動素子駆動用回路素子を形成したので、液晶
表示用大型基板を用いた小型の液晶表示ディスプレイ装
置を安価に提供できる。
は、能動素子が形成された単結晶半導体膜に、さらに少
なくとも能動素子駆動用回路素子を形成したので、液晶
表示用大型基板を用いた小型の液晶表示ディスプレイ装
置を安価に提供できる。
【0054】また、第3の発明の液晶表示用大型基板の
製造方法は、透明基板に複数枚の単結晶半導体基板を接
合し、所定の厚みにして複数枚の単結晶半導体膜を形成
し、この単結晶半導体膜上に能動素子を形成して必要に
応じて上記単結晶半導体膜を所定のパターンに分離して
形成するようにしたので、上記単結晶半導体基板の枚数
を増加すれば、大きさに限度のある単結晶半導体基板を
用いて透過型アクティブマトリックス方式による液晶表
示用大型基板を容易に製造できる。
製造方法は、透明基板に複数枚の単結晶半導体基板を接
合し、所定の厚みにして複数枚の単結晶半導体膜を形成
し、この単結晶半導体膜上に能動素子を形成して必要に
応じて上記単結晶半導体膜を所定のパターンに分離して
形成するようにしたので、上記単結晶半導体基板の枚数
を増加すれば、大きさに限度のある単結晶半導体基板を
用いて透過型アクティブマトリックス方式による液晶表
示用大型基板を容易に製造できる。
【図1】この発明の液晶表示用大型基板に係る第1実施
例の製造工程における断面図および平面図である。
例の製造工程における断面図および平面図である。
【図2】図1とは異なる製造工程における断面図であ
る。
る。
【図3】図1および図2とは異なる製造工程における断
面図である。
面図である。
【図4】図1乃至図3とは異なる製造工程における断面
図および平面図である。
図および平面図である。
【図5】図1乃至図4とは異なる製造工程における断面
図である。
図である。
【図6】第2実施例の製造工程における断面図である。
【図7】図6とは異なる製造工程における断面図および
平面図である。
平面図である。
【図8】図6および図7とは異なる製造工程における断
面図および平面図である。
面図および平面図である。
【図9】図6乃至図8とは異なる製造工程における断面
図である。
図である。
【図10】図6乃至図9とは異なる製造工程における断
面図である。
面図である。
【図11】アクティブマトリックス方式による液晶表示
ディスプレイパネルの等価回路図である。
ディスプレイパネルの等価回路図である。
1…石英基板、 2,4,6,12,15…シリコン酸化膜、 3,10…P型単結晶シリコン基板、 3a,10a…P
型単結晶シリコン膜、 5…ポリシリコン膜、 7…絶縁膜、 8,16,18…配線電極、 9,19…透明
電極、 11…シリコン窒化膜、 13…ガラス基
板、 17…絶縁保護膜。
型単結晶シリコン膜、 5…ポリシリコン膜、 7…絶縁膜、 8,16,18…配線電極、 9,19…透明
電極、 11…シリコン窒化膜、 13…ガラス基
板、 17…絶縁保護膜。
Claims (3)
- 【請求項1】 アクティブマトリックス型の液晶表示用
大型基板であって、 透明基板に接合された複数の単結晶半導体膜と、上記単
結晶半導体膜上に形成された能動素子を備えたことを特
徴とする液晶表示用大型基板。 - 【請求項2】 請求項1に記載の液晶表示用大型基板に
おいて、 上記能動素子が形成された単結晶半導体膜上に少なくと
も能動素子駆動用回路素子を形成したことを特徴とする
液晶表示用大型基板。 - 【請求項3】 アクティブマトリックス型の液晶表示用
大型基板の製造方法であって、 透明基板に複数枚の単結晶半導体基板を接合する工程
と、 上記複数枚の単結晶半導体基板を所定の厚みにして複数
の単結晶半導体膜を形成する工程と、 上記単結晶半導体膜上に能動素子を形成する工程と、 必要に応じて、上記単結晶半導体膜を所定のパターンに
分離する工程を備えたことを特徴とする液晶表示用大型
基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17542592A JPH0618926A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 液晶表示用大型基板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17542592A JPH0618926A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 液晶表示用大型基板およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0618926A true JPH0618926A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=15995878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17542592A Pending JPH0618926A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 液晶表示用大型基板およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618926A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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