JPH06189792A - 体液検査体 - Google Patents
体液検査体Info
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- JPH06189792A JPH06189792A JP25457793A JP25457793A JPH06189792A JP H06189792 A JPH06189792 A JP H06189792A JP 25457793 A JP25457793 A JP 25457793A JP 25457793 A JP25457793 A JP 25457793A JP H06189792 A JPH06189792 A JP H06189792A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 試験剤本来の性能を変えず、多量のアスコル
ビン酸共存下でも影響を受けにくく、保存安定性が良好
で、品質の安定した体液検査体を提供する。 【構成】 検査試薬層とその支持体からなる体液中のブ
ドウ糖を検出するための体液検査体であって、該検査試
薬層が、指示薬、グルコースオキシダーゼ、ペルオキシ
ダーゼ及びアスコルベートオキシダーゼを含有する体液
検査体において、該検査試薬層に含有される指示薬、グ
ルコースオキシダーゼ、ペルオキシダーゼ及びアスコル
ベートオキシダーゼが有機溶剤中に均一に溶解又は分散
された状態で支持体に含浸又は塗布され、有機溶剤を乾
燥させることによって形成されていることを特徴とする
体液検査体。
ビン酸共存下でも影響を受けにくく、保存安定性が良好
で、品質の安定した体液検査体を提供する。 【構成】 検査試薬層とその支持体からなる体液中のブ
ドウ糖を検出するための体液検査体であって、該検査試
薬層が、指示薬、グルコースオキシダーゼ、ペルオキシ
ダーゼ及びアスコルベートオキシダーゼを含有する体液
検査体において、該検査試薬層に含有される指示薬、グ
ルコースオキシダーゼ、ペルオキシダーゼ及びアスコル
ベートオキシダーゼが有機溶剤中に均一に溶解又は分散
された状態で支持体に含浸又は塗布され、有機溶剤を乾
燥させることによって形成されていることを特徴とする
体液検査体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液、リンパ液、尿等
の体液中に含まれている病理学的成分、特にブドウ糖の
検査の際に利用される体液検査体に関する。
の体液中に含まれている病理学的成分、特にブドウ糖の
検査の際に利用される体液検査体に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、疾病の迅速診断のための体液検査
体は、医学的プラクティス及び臨床試験において著しく
重要になっており、吸水性担体をベースとする体液検査
体は重要である。多くの場合、紙などの吸収性担体に検
出反応に必要な薬剤を含浸させ、これを体液中に浸漬す
ると、検出すべき物質が存在する場合には呈色反応を示
す。医学的診断で非常に重要になった迅速診断のための
体液検査体としては、例えば血液、リンパ液、尿等の体
液中のブドウ糖検出用体液検査体がある。
体は、医学的プラクティス及び臨床試験において著しく
重要になっており、吸水性担体をベースとする体液検査
体は重要である。多くの場合、紙などの吸収性担体に検
出反応に必要な薬剤を含浸させ、これを体液中に浸漬す
ると、検出すべき物質が存在する場合には呈色反応を示
す。医学的診断で非常に重要になった迅速診断のための
体液検査体としては、例えば血液、リンパ液、尿等の体
液中のブドウ糖検出用体液検査体がある。
【0003】しかるに、最近の加工食品、清涼飲料等に
はビタミンCとして多量のアスコルビン酸が含まれてお
り、また健康管理の点からビタミン剤等が多量服用され
ているので、体液中に多量含まれているだけでなく、余
分なビタミン剤は尿中に排泄されることになる。かかる
体液中のアスコルビン酸は強還元剤としてブドウ糖の検
出に際し悪影響を及ぼす。
はビタミンCとして多量のアスコルビン酸が含まれてお
り、また健康管理の点からビタミン剤等が多量服用され
ているので、体液中に多量含まれているだけでなく、余
分なビタミン剤は尿中に排泄されることになる。かかる
体液中のアスコルビン酸は強還元剤としてブドウ糖の検
出に際し悪影響を及ぼす。
【0004】上記のアスコルビン酸の影響を受けにくく
するため、特公昭56-39198号では、アスコルビン酸酸化
酵素 (アスコルベートオキシダーゼ、カボチャ由来) を
用いて体液中のアスコルビン酸を分解し、影響を受けに
くくしたが、多量のアスコルビン酸 (50mg/dl 以上) 共
存下では十分な耐性能力がなく、また保存安定性も良好
でなかった。また、特公平2-4861号では、ヨウ素酸塩を
用いてアスコルビン酸を分解し、影響を受けにくくする
発明が開示されたが、保存安定性が悪く、良好とされる
十分な含有量、試験系100ml当りヨウ素酸塩 0.5〜2gで
は保存中に感度が増強される傾向があった。更に、特公
平4-29360 号では、酸化剤を用いて多量のアスコルビン
酸共存下で影響を受けにくい試験剤が開示されたが、同
様に保存安定性が悪く、酸化剤の添加自体が試験剤の呈
色濃度を変化させたり、体液成分や、体液の個体差で影
響の受け方が変化するなど、問題点を残している。
するため、特公昭56-39198号では、アスコルビン酸酸化
酵素 (アスコルベートオキシダーゼ、カボチャ由来) を
用いて体液中のアスコルビン酸を分解し、影響を受けに
くくしたが、多量のアスコルビン酸 (50mg/dl 以上) 共
存下では十分な耐性能力がなく、また保存安定性も良好
でなかった。また、特公平2-4861号では、ヨウ素酸塩を
用いてアスコルビン酸を分解し、影響を受けにくくする
発明が開示されたが、保存安定性が悪く、良好とされる
十分な含有量、試験系100ml当りヨウ素酸塩 0.5〜2gで
は保存中に感度が増強される傾向があった。更に、特公
平4-29360 号では、酸化剤を用いて多量のアスコルビン
酸共存下で影響を受けにくい試験剤が開示されたが、同
様に保存安定性が悪く、酸化剤の添加自体が試験剤の呈
色濃度を変化させたり、体液成分や、体液の個体差で影
響の受け方が変化するなど、問題点を残している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、試験剤本来
の性能を変えず、多量のアスコルビン酸共存下でも影響
を受けにくく、保存安定性が良好で、品質の安定した体
液検査体を提供することを目的とする。
の性能を変えず、多量のアスコルビン酸共存下でも影響
を受けにくく、保存安定性が良好で、品質の安定した体
液検査体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の体液検査体は、
検査試薬層とその支持体からなる体液中のブドウ糖を検
出するための体液検査体であって、該検査試薬層が、指
示薬、グルコースオキシダーゼ、ペルオキシダーゼ及び
アスコルベートオキシダーゼを含有する体液検査体にお
いて、該検査試薬層に含有される指示薬、グルコースオ
キシダーゼ、ペルオキシダーゼ及びアスコルベートオキ
シダーゼが有機溶剤中に均一に溶解又は分散された状態
で支持体に含浸又は塗布され、有機溶剤を乾燥させるこ
とによって形成されていることを特徴とするものであ
る。
検査試薬層とその支持体からなる体液中のブドウ糖を検
出するための体液検査体であって、該検査試薬層が、指
示薬、グルコースオキシダーゼ、ペルオキシダーゼ及び
アスコルベートオキシダーゼを含有する体液検査体にお
いて、該検査試薬層に含有される指示薬、グルコースオ
キシダーゼ、ペルオキシダーゼ及びアスコルベートオキ
シダーゼが有機溶剤中に均一に溶解又は分散された状態
で支持体に含浸又は塗布され、有機溶剤を乾燥させるこ
とによって形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0007】本発明の体液検査体に用いる支持体は、検
査試薬層の呈色を阻害しないものであればよく、例えば
紙、合成紙、不織布、合成樹脂フィルム、又は、紙と合
成樹脂フィルムとの積層体が挙げられる。検査試薬層に
含有される指示薬は、酸素によって酸化されて発色する
指示薬であればよく、例えばベンジジン類、N−アルキ
ル化ベンジジン類、グアヤク脂などが挙げられる。
査試薬層の呈色を阻害しないものであればよく、例えば
紙、合成紙、不織布、合成樹脂フィルム、又は、紙と合
成樹脂フィルムとの積層体が挙げられる。検査試薬層に
含有される指示薬は、酸素によって酸化されて発色する
指示薬であればよく、例えばベンジジン類、N−アルキ
ル化ベンジジン類、グアヤク脂などが挙げられる。
【0008】グルコースオキシダーゼは、精製された凍
結乾燥品の状態で用いられる。この酵素は通常水溶性で
あり、従って、非水溶媒には溶けず分散状態となる。ペ
ルオキシダーゼは、過酸化水素又は有機過酸化物による
種々の有機物の酸化を触媒する酵素であって、主に西洋
ワサビから抽出される。アスコルベートオキシダーゼ
(アスコルビン酸酸化酵素)は、精製された凍結乾燥品
の状態で用いられる。アスコルベートオキシダーゼとし
ては、例えばAcremonium sp.等の微生物由来のもの、及
びキュウリ(Cucumis sp.) 、カボチャ(Cucurbita sp.)
由来のものが挙げられるが、特にAcremonium sp.等の微
生物由来のものが保存安定性の点でより効果的である。
結乾燥品の状態で用いられる。この酵素は通常水溶性で
あり、従って、非水溶媒には溶けず分散状態となる。ペ
ルオキシダーゼは、過酸化水素又は有機過酸化物による
種々の有機物の酸化を触媒する酵素であって、主に西洋
ワサビから抽出される。アスコルベートオキシダーゼ
(アスコルビン酸酸化酵素)は、精製された凍結乾燥品
の状態で用いられる。アスコルベートオキシダーゼとし
ては、例えばAcremonium sp.等の微生物由来のもの、及
びキュウリ(Cucumis sp.) 、カボチャ(Cucurbita sp.)
由来のものが挙げられるが、特にAcremonium sp.等の微
生物由来のものが保存安定性の点でより効果的である。
【0009】アスコルベートオキシダーゼにヨウ素酸ナ
トリウム等のヨウ素酸塩を組合せることにより相乗効果
が認められる。本発明に用いる有機溶剤としては、好ま
しくは水を実質的に含むことのない非水溶媒が挙げられ
る。非水溶媒としては、(a) ベンゼン、トルエン等の芳
香族炭化水素、(b) メチルエチルケトン等の脂肪族ケト
ン、(c) 酢酸エチル等のエステル類又は(d) n−ブタノ
ール等のアルコール類等が挙げられる。
トリウム等のヨウ素酸塩を組合せることにより相乗効果
が認められる。本発明に用いる有機溶剤としては、好ま
しくは水を実質的に含むことのない非水溶媒が挙げられ
る。非水溶媒としては、(a) ベンゼン、トルエン等の芳
香族炭化水素、(b) メチルエチルケトン等の脂肪族ケト
ン、(c) 酢酸エチル等のエステル類又は(d) n−ブタノ
ール等のアルコール類等が挙げられる。
【0010】本発明の体液検査体においては、検査試薬
層は結合剤と吸水性の微粒子とを含有することが好まし
い。ここで用いられる結合剤は、被検体液中の成分及び
pH等に影響を及ぼさず、且つ試薬類特に酵素並びに被酸
化性指示薬に影響を及ぼさず、しかも発色反応を妨げな
いものであることが要求される。このような要件を満た
すことが確かめられた結合剤としては、(a)ポリエス
テル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリスチ
レン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹
脂、塩化ビニル共重合体樹脂、ポリビニルブチラール樹
脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルピロリドン
樹脂、無水マレイン酸系共重合体等の合成樹脂類、
(b)メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の
セルロース誘導体、(c)デンプン、多糖類、ゼラチ
ン、カゼイン或いはアルギン酸ナトリウム等の天然高分
子等が用いられる。またこれらの結合剤を二種以上組合
せてもよい。
層は結合剤と吸水性の微粒子とを含有することが好まし
い。ここで用いられる結合剤は、被検体液中の成分及び
pH等に影響を及ぼさず、且つ試薬類特に酵素並びに被酸
化性指示薬に影響を及ぼさず、しかも発色反応を妨げな
いものであることが要求される。このような要件を満た
すことが確かめられた結合剤としては、(a)ポリエス
テル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリスチ
レン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹
脂、塩化ビニル共重合体樹脂、ポリビニルブチラール樹
脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルピロリドン
樹脂、無水マレイン酸系共重合体等の合成樹脂類、
(b)メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の
セルロース誘導体、(c)デンプン、多糖類、ゼラチ
ン、カゼイン或いはアルギン酸ナトリウム等の天然高分
子等が用いられる。またこれらの結合剤を二種以上組合
せてもよい。
【0011】吸水性の微粒子としては、水と接触した場
合に、極端な酸性或いはアルカリ性を示すものは好まし
くなく、しかも白色度の高いものが好ましい。具体的に
は、カオリン、合成シリカ、ガラス、セルロースブロッ
ク、微結晶セルロース、イオン交換セルロース、イオン
交換樹脂、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸
アルミニウム等が挙げられる。
合に、極端な酸性或いはアルカリ性を示すものは好まし
くなく、しかも白色度の高いものが好ましい。具体的に
は、カオリン、合成シリカ、ガラス、セルロースブロッ
ク、微結晶セルロース、イオン交換セルロース、イオン
交換樹脂、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸
アルミニウム等が挙げられる。
【0012】本発明の体液検査体は、例えば、以下のよ
うにして製造することができる。ブドウ糖検出用組成物
は、支持体上に塗布又は含浸・貼布されてブドウ糖検出
領域が形成され、本発明に係る検査体が得られる。塗布
技術としては、印刷法、コーティング法(例えばロール
コーティング、スプレーコーティング、ディップコーテ
ィング、ベタコーティング)等が用いられうる。インキ
組成物の塗布量が比較的多く且つ塗布量が一定であるこ
とが好ましいため、シルクスクリーン印刷法、凹版印刷
法、グラビア印刷法等によって、インキ組成物を支持体
上に設けることが好ましい。
うにして製造することができる。ブドウ糖検出用組成物
は、支持体上に塗布又は含浸・貼布されてブドウ糖検出
領域が形成され、本発明に係る検査体が得られる。塗布
技術としては、印刷法、コーティング法(例えばロール
コーティング、スプレーコーティング、ディップコーテ
ィング、ベタコーティング)等が用いられうる。インキ
組成物の塗布量が比較的多く且つ塗布量が一定であるこ
とが好ましいため、シルクスクリーン印刷法、凹版印刷
法、グラビア印刷法等によって、インキ組成物を支持体
上に設けることが好ましい。
【0013】
【実施例】以下、実施例、比較例及び試験例により本発
明を更に具体的に説明するが、本発明の範囲は以下の実
施例に限定されるものではない。 (実施例1)下記組成のブドウ糖検出用インキ組成物を
ホモミキサーで微細分散させた後、スクリーン印刷によ
り、厚さ 300μの白色ポリスチレンシートに一辺が5mm
の四角形となるように印刷した。用いたスクリーン版は
80メッシュ、レジスト及びスクリーン紗の厚さの合計は
55μであった。
明を更に具体的に説明するが、本発明の範囲は以下の実
施例に限定されるものではない。 (実施例1)下記組成のブドウ糖検出用インキ組成物を
ホモミキサーで微細分散させた後、スクリーン印刷によ
り、厚さ 300μの白色ポリスチレンシートに一辺が5mm
の四角形となるように印刷した。用いたスクリーン版は
80メッシュ、レジスト及びスクリーン紗の厚さの合計は
55μであった。
【0014】 ブドウ糖検出用インキ組成物 グルコースオキシダーゼ (東洋紡製;Grade II 200U/mg) 3.6重量部 ペルオキシダーゼ (東洋紡製;Grade III 250U/mg) 2.4重量部 アスコルベートオキシダーゼ (Acremonium sp.由来、旭化成;ASOM 230U/mg) 2.1重量部 グアヤク脂 4.8重量部 ソルビタンモノラウレート (花王石鹸製;スパン20) 7.2重量部 クエン酸 2.8重量部 クエン酸ナトリウム 11.0重量部 ポリビニルピロリドン(BASF製;コリドン90) 12.6重量部 ポリビニルブチラール (積水化学製;エスレックBX-1) 3.0重量部 セルロース微粉末 (旭化成製;アビセル) 171 重量部 n−アミルアルコール 228 重量部 ブチルセロソルブアセテート 33.5重量部 得られた印刷物を60℃で40分間乾燥してポリスチレンシ
ート上に試薬層を形成した。これを縦90mm、横8mmの短
冊状に切断し、検査体とした。
ート上に試薬層を形成した。これを縦90mm、横8mmの短
冊状に切断し、検査体とした。
【0015】(実施例2)下記組成のブドウ糖検出用含
浸液をホモミキサーで微細分散させた後、50mm角の濾紙
(東洋濾紙 No.2) に5分間浸し、余分な含浸液をゴム
ヘラで除き、60℃で40分間乾燥した。この検査試薬層を
一辺が5mmの四角形になるように切りぬき、厚さ 300
μ、縦90mm、横8mmの短冊状のポリスチレンシートに両
面テープではり込んだ。
浸液をホモミキサーで微細分散させた後、50mm角の濾紙
(東洋濾紙 No.2) に5分間浸し、余分な含浸液をゴム
ヘラで除き、60℃で40分間乾燥した。この検査試薬層を
一辺が5mmの四角形になるように切りぬき、厚さ 300
μ、縦90mm、横8mmの短冊状のポリスチレンシートに両
面テープではり込んだ。
【0016】 ブドウ糖検出用含浸組成液 グルコースオキシダーゼ (東洋紡製;Grade II 200U/mg) 3.6重量部 ペルオキシダーゼ (東洋紡製;Grade III 250U/mg) 2.4重量部 アスコルベートオキシダーゼ (キュウリ由来、東洋紡製;ASO-311 500U/mg) 0.9重量部 グアヤク脂 4.8重量部 ソルビタンモノラウレート (花王石鹸製;スパン20) 7.2重量部 クエン酸 2.8重量部 クエン酸ナトリウム 11.0重量部 ポリビニルピロリドン(BASF製;コリドン90) 4.2重量部 ポリビニルブチラール(積水化学製;エスレックBX-1) 1.0重量部 n−アミルアルコール 228 重量部 ブチルセロソルブアセテート 33.5重量部 (比較例1)下記組成のブドウ糖検出用インキ組成物を
ホモミキサーで微細分散させた後、スクリーン印刷によ
り、厚さ 300μの白色ポリスチレンシートに一辺が5mm
の四角形となるように印刷した。用いたスクリーン版は
80メッシュ、レジスト及びスクリーン紗の厚さの合計は
55μであった。
ホモミキサーで微細分散させた後、スクリーン印刷によ
り、厚さ 300μの白色ポリスチレンシートに一辺が5mm
の四角形となるように印刷した。用いたスクリーン版は
80メッシュ、レジスト及びスクリーン紗の厚さの合計は
55μであった。
【0017】 ブドウ糖検出用インキ組成物 グルコースオキシダーゼ (東洋紡製;Grade II 200U/mg) 3.6重量部 ペルオキシダーゼ (東洋紡製;Grade III 250U/mg) 2.4重量部 グアヤク脂 4.8重量部 ソルビタンモノラウレート (花王石鹸製;スパン20) 7.2重量部 クエン酸 2.8重量部 クエン酸ナトリウム 11.0重量部 ポリビニルピロリドン(BASF製;コリドン90) 12.6重量部 ポリビニルブチラール (積水化学製;エスレックBX-1) 3.0重量部 セルロース微粉末 (旭化成製;アビセル) 171 重量部 n−アミルアルコール 228 重量部 ブチルセロソルブアセテート 33.5重量部 得られた印刷物を60℃で40分間乾燥してポリスチレンシ
ート上に試薬層を形成した。これを縦90mm、横8mmの短
冊状に切断し、検査体とした。
ート上に試薬層を形成した。これを縦90mm、横8mmの短
冊状に切断し、検査体とした。
【0018】(試験例1)実施例1及び2並びに比較例
1で製造した検査体について、アスコルビン酸耐性試験
を行った。 (1) 簡易模擬尿の調製 塩化ナトリウム (特級) 、尿素 (特級) 、クレアチニン
(特級) 、ブドウ糖 (無水、特級) を表1に示す濃度に
なるように精製水で希釈調製し、アスコルビン酸 (特
級) を溶解して、アスコルビン酸の濃度系列を作製した
( 0、10、30、50、 100、 150、 200、 250mg/dl 各々
約30〜50cc程度用時調製) 。但し、試液調製後30分以内
は、試液内の溶解平衡が安定しないので、測定は調製30
分以降で行った。
1で製造した検査体について、アスコルビン酸耐性試験
を行った。 (1) 簡易模擬尿の調製 塩化ナトリウム (特級) 、尿素 (特級) 、クレアチニン
(特級) 、ブドウ糖 (無水、特級) を表1に示す濃度に
なるように精製水で希釈調製し、アスコルビン酸 (特
級) を溶解して、アスコルビン酸の濃度系列を作製した
( 0、10、30、50、 100、 150、 200、 250mg/dl 各々
約30〜50cc程度用時調製) 。但し、試液調製後30分以内
は、試液内の溶解平衡が安定しないので、測定は調製30
分以降で行った。
【0019】
【表1】
【0020】(2) 測定方法 検査体を上記調製試液に約1秒浸し、余分な尿を切るよ
うに引き上げた。検査体を水平に保持し、判定時間を待
った(呈色反応を観察できる光源下)。 (3) 判定方法 判定時間約5秒前から指定の色調表 (ブドウ糖) −,
±, +、++と見比べ、判定時間になった時に同等の色の
番号を選択、記録した。判定時間60秒とした。
うに引き上げた。検査体を水平に保持し、判定時間を待
った(呈色反応を観察できる光源下)。 (3) 判定方法 判定時間約5秒前から指定の色調表 (ブドウ糖) −,
±, +、++と見比べ、判定時間になった時に同等の色の
番号を選択、記録した。判定時間60秒とした。
【0021】色調表を光学的に測定した時の値(L,
a,b)は表2のようになる。
a,b)は表2のようになる。
【0022】
【表2】
【0023】実施例1及び2並びに比較例1で製造した
検査体についての結果をそれぞれ図1、図2及び図3に
示す。 (試験例2)実施例1及び2で製造した検査体につい
て、実尿を用いてアスコルビン酸耐性試験を行った。 (1) プール尿の調製 以下の条件を満たす実尿を採取し、表3に示す濃度にな
るようにブドウ糖 (無水、特級) 、アスコルビン酸 (特
級) を溶解して、アスコルビン酸の濃度系列を作製した
( 0、10、20、30、50、 100、 150、 200、 300mg/dl
) 。 ・採尿:健康体の成人尿を当日採取、当日使用する。 ・陰性尿の確認:スルホサリチル酸法で蛋白陰性(20%
同水溶液で白濁を生じない)を、インドフェノール法で
アスコルビン酸陰性を確認する。
検査体についての結果をそれぞれ図1、図2及び図3に
示す。 (試験例2)実施例1及び2で製造した検査体につい
て、実尿を用いてアスコルビン酸耐性試験を行った。 (1) プール尿の調製 以下の条件を満たす実尿を採取し、表3に示す濃度にな
るようにブドウ糖 (無水、特級) 、アスコルビン酸 (特
級) を溶解して、アスコルビン酸の濃度系列を作製した
( 0、10、20、30、50、 100、 150、 200、 300mg/dl
) 。 ・採尿:健康体の成人尿を当日採取、当日使用する。 ・陰性尿の確認:スルホサリチル酸法で蛋白陰性(20%
同水溶液で白濁を生じない)を、インドフェノール法で
アスコルビン酸陰性を確認する。
【0024】
【表3】
【0025】(2) 試験結果 実施例1及び2で製造した検査体を密封乾燥(窒素雰囲
気、乾燥剤入りのガラスビンにつめて)して、温度40
℃、湿度75%の環境下で7ケ月虐待保存した時の保存前
と後のアスコルビン酸耐性試験の結果をそれぞれ図4及
び図5に示す。実施例1及び2で製造した検査体の7ケ
月虐待試験の結果から、アスコルベートオキシダーゼを
本発明の検査体に用いることは有効とわかったが、保存
安定性の点で特にAcremonium sp.のような微生物由来の
ものがより効果的であることがわかった。
気、乾燥剤入りのガラスビンにつめて)して、温度40
℃、湿度75%の環境下で7ケ月虐待保存した時の保存前
と後のアスコルビン酸耐性試験の結果をそれぞれ図4及
び図5に示す。実施例1及び2で製造した検査体の7ケ
月虐待試験の結果から、アスコルベートオキシダーゼを
本発明の検査体に用いることは有効とわかったが、保存
安定性の点で特にAcremonium sp.のような微生物由来の
ものがより効果的であることがわかった。
【0026】(比較例2)下記組成(ヨウ素酸ナトリウ
ムのX重量部は表4に示す。)のブドウ糖検出用インキ
組成物をホモミキサーで微細分散させた後、スクリーン
印刷により、厚さ300μの白色ポリスチレンシートに一
辺が5mmの四角形となるように印刷した。用いたスクリ
ーン版は80メッシュ、レジスト及びスクリーン紗の厚さ
の合計は55μであった。
ムのX重量部は表4に示す。)のブドウ糖検出用インキ
組成物をホモミキサーで微細分散させた後、スクリーン
印刷により、厚さ300μの白色ポリスチレンシートに一
辺が5mmの四角形となるように印刷した。用いたスクリ
ーン版は80メッシュ、レジスト及びスクリーン紗の厚さ
の合計は55μであった。
【0027】 ブドウ糖検出用インキ組成物 グルコースオキシダーゼ (東洋紡製;Grade II 200U/mg) 3.6重量部 ペルオキシダーゼ (東洋紡製;Grade III 250U/mg) 2.4重量部 グアヤク脂 4.8重量部 ソルビタンモノラウレート (花王石鹸製;スパン20) 7.2重量部 クエン酸 2.8重量部 クエン酸ナトリウム 11.0重量部 ヨウ素酸ナトリウム X 重量部 ポリビニルピロリドン(BASF製;コリドン90) 12.6重量部 ポリビニルブチラール (積水化学製;エスレックBX-1) 3.0重量部 セルロース微粉末 (旭化成製;アビセル) 171 重量部 n−アミルアルコール 228 重量部 ブチルセロソルブアセテート 33.5重量部
【0028】
【表4】
【0029】得られた印刷物を60℃で40分間乾燥してポ
リスチレンシート上に試薬層を形成した。これを縦90m
m、横8mmの短冊状に切断し、検査体とした。得られた
検査体について、試験例2と同様の実尿を用いてアスコ
ルビン酸耐性試験を行った。前記検査体を密封乾燥(窒
素雰囲気、乾燥剤入りのガラスビンにつめて)して、温
度40℃、湿度75%の環境下で1ケ月虐待保存した。製造
直後及び1ケ月虐待保存後のアスコルビン酸耐性試験の
結果をそれぞれ図6及び図7に示す。
リスチレンシート上に試薬層を形成した。これを縦90m
m、横8mmの短冊状に切断し、検査体とした。得られた
検査体について、試験例2と同様の実尿を用いてアスコ
ルビン酸耐性試験を行った。前記検査体を密封乾燥(窒
素雰囲気、乾燥剤入りのガラスビンにつめて)して、温
度40℃、湿度75%の環境下で1ケ月虐待保存した。製造
直後及び1ケ月虐待保存後のアスコルビン酸耐性試験の
結果をそれぞれ図6及び図7に示す。
【0030】製造直後では、NaIO3-1 及び NaIO3-2の検
査体は特公平2−4861号公報の特許請求の範囲第2
項に記載されているような試薬系 100ml当りヨウ素酸塩
0.5〜2gを含有する検査体が良好なアスコルビン酸耐
性を示す結果となったが、虐待保存後では、全般にアス
コルビン酸耐性が低下し、またヨウ素酸ナトリウム高濃
度のものほど、アスコルビン酸低濃度域(0〜10mg/dl)
で本来の見本色濃度段階より高く変化し、検査体性能を
判断する上で、擬陰性化(前者)と擬陽性化(後者)の
2種の欠点が見出された。
査体は特公平2−4861号公報の特許請求の範囲第2
項に記載されているような試薬系 100ml当りヨウ素酸塩
0.5〜2gを含有する検査体が良好なアスコルビン酸耐
性を示す結果となったが、虐待保存後では、全般にアス
コルビン酸耐性が低下し、またヨウ素酸ナトリウム高濃
度のものほど、アスコルビン酸低濃度域(0〜10mg/dl)
で本来の見本色濃度段階より高く変化し、検査体性能を
判断する上で、擬陰性化(前者)と擬陽性化(後者)の
2種の欠点が見出された。
【0031】(比較例3)下記組成(過ヨウ素酸ナトリ
ウムのX重量部は表5に示す。)のブドウ糖検出用イン
キ組成物をホモミキサーで微細分散させた後、スクリー
ン印刷により、厚さ 300μの白色ポリスチレンシートに
一辺が5mmの四角形となるように印刷した。用いたスク
リーン版は80メッシュ、レジスト及びスクリーン紗の厚
さの合計は55μであった。
ウムのX重量部は表5に示す。)のブドウ糖検出用イン
キ組成物をホモミキサーで微細分散させた後、スクリー
ン印刷により、厚さ 300μの白色ポリスチレンシートに
一辺が5mmの四角形となるように印刷した。用いたスク
リーン版は80メッシュ、レジスト及びスクリーン紗の厚
さの合計は55μであった。
【0032】 ブドウ糖検出用インキ組成物 グルコースオキシダーゼ (東洋紡製;Grade II 200U/mg) 3.6重量部 ペルオキシダーゼ (東洋紡製;Grade III 250U/mg) 2.4重量部 グアヤク脂 4.8重量部 ソルビタンモノラウレート (花王石鹸製;スパン20) 7.2重量部 クエン酸 2.8重量部 クエン酸ナトリウム 11.0重量部 過ヨウ素酸ナトリウム X 重量部 ポリビニルピロリドン(BASF製;コリドン90) 12.6重量部 ポリビニルブチラール (積水化学製;エスレックBX-1) 3.0重量部 セルロース微粉末 (旭化成製;アビセル) 171 重量部 n−アミルアルコール 228 重量部 ブチルセロソルブアセテート 33.5重量部
【0033】
【表5】
【0034】得られた印刷物を60℃で40分間乾燥してポ
リスチレンシート上に試薬層を形成した。これを縦90m
m、横8mmの短冊状に切断し、検査体とした。得られた
検査体について、試験例2と同様の実尿を用いてアスコ
ルビン酸耐性試験を行った。前記検査体を密封乾燥(窒
素雰囲気、乾燥剤入りのガラスビンにつめて)して、温
度40℃、湿度75%の環境下で1ケ月虐待保存した。製造
直後及び1ケ月虐待保存後のアスコルビン酸耐性試験の
結果をそれぞれ図8及び図9に示す。
リスチレンシート上に試薬層を形成した。これを縦90m
m、横8mmの短冊状に切断し、検査体とした。得られた
検査体について、試験例2と同様の実尿を用いてアスコ
ルビン酸耐性試験を行った。前記検査体を密封乾燥(窒
素雰囲気、乾燥剤入りのガラスビンにつめて)して、温
度40℃、湿度75%の環境下で1ケ月虐待保存した。製造
直後及び1ケ月虐待保存後のアスコルビン酸耐性試験の
結果をそれぞれ図8及び図9に示す。
【0035】製造直後(保存前)から呈色のかさ上げが
観察され、虐待保存後に、アスコルビン酸耐性の低下、
及びアスコルビン酸低濃度域(0〜10mg/dl)における呈
色値の上昇が観察された。 (実施例3)下記組成(ヨウ素酸ナトリウムのX重量部
は表6に示す。)のブドウ糖検出用インキ組成物をホモ
ミキサーで微細分散させた後、スクリーン印刷により、
厚さ300μの白色ポリスチレンシートに一辺が5mmの四
角形となるように印刷した。用いたスクリーン版は80メ
ッシュ、レジスト及びスクリーン紗の厚さの合計は55μ
であった。
観察され、虐待保存後に、アスコルビン酸耐性の低下、
及びアスコルビン酸低濃度域(0〜10mg/dl)における呈
色値の上昇が観察された。 (実施例3)下記組成(ヨウ素酸ナトリウムのX重量部
は表6に示す。)のブドウ糖検出用インキ組成物をホモ
ミキサーで微細分散させた後、スクリーン印刷により、
厚さ300μの白色ポリスチレンシートに一辺が5mmの四
角形となるように印刷した。用いたスクリーン版は80メ
ッシュ、レジスト及びスクリーン紗の厚さの合計は55μ
であった。
【0036】 ブドウ糖検出用インキ組成物 グルコースオキシダーゼ (東洋紡製;Grade II 200U/mg) 3.6重量部 ペルオキシダーゼ (東洋紡製;Grade III 250U/mg) 2.4重量部 アスコルベートオキシダーゼ (Acremonium sp.由来、旭化成;ASOM 230U/mg) 2.1重量部 グアヤク脂 4.8重量部 ソルビタンモノラウレート (花王石鹸製;スパン20) 7.2重量部 クエン酸 2.8重量部 クエン酸ナトリウム 11.0重量部 ヨウ素酸ナトリウム X 重量部 ポリビニルピロリドン(BASF製;コリドン90) 12.6重量部 ポリビニルブチラール (積水化学製;エスレックBX-1) 3.0重量部 セルロース微粉末 (旭化成製;アビセル) 171 重量部 n−アミルアルコール 228 重量部 ブチルセロソルブアセテート 33.5重量部
【0037】
【表6】
【0038】得られた印刷物を60℃で40分間乾燥してポ
リスチレンシート上に試薬層を形成した。これを縦90m
m、横8mmの短冊状に切断し、検査体とした。得られた
検査体について、試験例2と同様の実尿を用いてアスコ
ルビン酸耐性試験を行った。本実施例で得られた検査体
は全て比較例2の NaIO3-1の検査体とほぼ同等のアスコ
ルビン酸耐性を示した。
リスチレンシート上に試薬層を形成した。これを縦90m
m、横8mmの短冊状に切断し、検査体とした。得られた
検査体について、試験例2と同様の実尿を用いてアスコ
ルビン酸耐性試験を行った。本実施例で得られた検査体
は全て比較例2の NaIO3-1の検査体とほぼ同等のアスコ
ルビン酸耐性を示した。
【0039】製造直後のアスコルビン酸耐性試験の結果
を図10に示す。アスコルベートオキシダーゼ単独の実
施例1で得られた検査体の製造直後のアスコルビン酸耐
性(図4参照)は比較例2の NaIO3-2の検査体と NaIO3
-3の検査体(図6参照)の中間と思われる。つまり、ア
スコルベートオキシダーゼとヨウ素酸ナトリウムを併用
する本実施例の NaIO3-Bの検査体は、アスコルベートオ
キシダーゼ、ヨウ素酸ナトリウムそれぞれ単独のアスコ
ルビン酸耐性を和算して得られるヨウ素酸ナトリウム約
3.6重量部よりも高いアスコルビン酸耐性が得られ、ま
たヨウ素酸ナトリウムを減少させた NaIO3-C、D、Eでも
ほぼ同等のアスコルビン酸耐性が得られた。また、水系
でアスコルビン酸をヨウ素酸ナトリウム及びアスコルベ
ートオキシダーゼで分解する状況を 265nmの紫外吸収の
減少で経時的に観察した場合も分解量はその和算と合致
した。
を図10に示す。アスコルベートオキシダーゼ単独の実
施例1で得られた検査体の製造直後のアスコルビン酸耐
性(図4参照)は比較例2の NaIO3-2の検査体と NaIO3
-3の検査体(図6参照)の中間と思われる。つまり、ア
スコルベートオキシダーゼとヨウ素酸ナトリウムを併用
する本実施例の NaIO3-Bの検査体は、アスコルベートオ
キシダーゼ、ヨウ素酸ナトリウムそれぞれ単独のアスコ
ルビン酸耐性を和算して得られるヨウ素酸ナトリウム約
3.6重量部よりも高いアスコルビン酸耐性が得られ、ま
たヨウ素酸ナトリウムを減少させた NaIO3-C、D、Eでも
ほぼ同等のアスコルビン酸耐性が得られた。また、水系
でアスコルビン酸をヨウ素酸ナトリウム及びアスコルベ
ートオキシダーゼで分解する状況を 265nmの紫外吸収の
減少で経時的に観察した場合も分解量はその和算と合致
した。
【0040】しかし、表6における NaIO3-B→ NaIO3-E
と、水系ではアスコルビン酸分解総量が減少することが
確認される組成比においても検査体(ドライケミストリ
ー)系では十分なアスコルビン酸耐性が確認された。ま
た、前記検査体を密封乾燥(窒素雰囲気、乾燥剤入りの
ガラスビンにつめて)して、温度40℃、湿度75%の環境
下で1ケ月虐待保存した。1ケ月虐待保存後のアスコル
ビン酸耐性試験の結果を図11に示す。
と、水系ではアスコルビン酸分解総量が減少することが
確認される組成比においても検査体(ドライケミストリ
ー)系では十分なアスコルビン酸耐性が確認された。ま
た、前記検査体を密封乾燥(窒素雰囲気、乾燥剤入りの
ガラスビンにつめて)して、温度40℃、湿度75%の環境
下で1ケ月虐待保存した。1ケ月虐待保存後のアスコル
ビン酸耐性試験の結果を図11に示す。
【0041】試薬系 100ml当りヨウ素酸塩が 0.5g以下
である表6における NaIO3-B〜 NaIO3-Eの検査体が、 N
aIO3-Aの検査体のようにアスコルビン酸低濃度域で本来
の見本色濃度段階より高い呈色が観察されるようなこと
がなく、良好な経時安定性を示した。比較例2で観察さ
れた保存時のアスコルビン酸耐性の低下がなく、高濃度
のヨウ素酸ナトリウムでの保存時の悪影響も少なかっ
た。
である表6における NaIO3-B〜 NaIO3-Eの検査体が、 N
aIO3-Aの検査体のようにアスコルビン酸低濃度域で本来
の見本色濃度段階より高い呈色が観察されるようなこと
がなく、良好な経時安定性を示した。比較例2で観察さ
れた保存時のアスコルビン酸耐性の低下がなく、高濃度
のヨウ素酸ナトリウムでの保存時の悪影響も少なかっ
た。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、多量のアスコルビン酸
共存下でも影響を受けにくく、保存安定性が良好で、品
質の安定した体液検査体を提供することができる。
共存下でも影響を受けにくく、保存安定性が良好で、品
質の安定した体液検査体を提供することができる。
【図1】実施例1で製造した検査体についてのアスコル
ビン酸耐性試験の結果を示す図である。
ビン酸耐性試験の結果を示す図である。
【図2】実施例2で製造した検査体についてのアスコル
ビン酸耐性試験の結果を示す図である。
ビン酸耐性試験の結果を示す図である。
【図3】比較例1で製造した検査体についてのアスコル
ビン酸耐性試験の結果を示す図である。
ビン酸耐性試験の結果を示す図である。
【図4】実施例1で製造した検査体を7ケ月虐待保存し
た時の保存前と後のアスコルビン酸耐性試験の結果を示
す図である。
た時の保存前と後のアスコルビン酸耐性試験の結果を示
す図である。
【図5】実施例2で製造した検査体を7ケ月虐待保存し
た時の保存前と後のアスコルビン酸耐性試験の結果を示
す図である。
た時の保存前と後のアスコルビン酸耐性試験の結果を示
す図である。
【図6】比較例2で製造した検査体の製造直後のアスコ
ルビン酸耐性試験の結果を示す図である。
ルビン酸耐性試験の結果を示す図である。
【図7】比較例2で製造した検査体の1ケ月虐待保存後
のアスコルビン酸耐性試験の結果を示す図である。
のアスコルビン酸耐性試験の結果を示す図である。
【図8】比較例3で製造した検査体の製造直後のアスコ
ルビン酸耐性試験の結果を示す図である。
ルビン酸耐性試験の結果を示す図である。
【図9】比較例3で製造した検査体の1ケ月虐待保存後
のアスコルビン酸耐性試験の結果を示す図である。
のアスコルビン酸耐性試験の結果を示す図である。
【図10】実施例3で製造した検査体の製造直後のアス
コルビン酸耐性試験の結果を示す図である。
コルビン酸耐性試験の結果を示す図である。
【図11】実施例3で製造した検査体の1ケ月虐待保存
後のアスコルビン酸耐性試験の結果を示す図である。
後のアスコルビン酸耐性試験の結果を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 検査試薬層とその支持体からなる体液中
のブドウ糖を検出するための体液検査体であって、該検
査試薬層が、指示薬、グルコースオキシダーゼ、ペルオ
キシダーゼ及びアスコルベートオキシダーゼを含有する
体液検査体において、該検査試薬層に含有される指示
薬、グルコースオキシダーゼ、ペルオキシダーゼ及びア
スコルベートオキシダーゼが有機溶剤中に均一に溶解又
は分散された状態で支持体に含浸又は塗布され、有機溶
剤を乾燥させることによって形成されていることを特徴
とする体液検査体。 - 【請求項2】 検査試薬層が結合剤と吸水性の微粒子と
を含有することを特徴とする請求項1記載の体液検査
体。 - 【請求項3】 アスコルベートオキシダーゼが微生物由
来の酵素であることを特徴とする請求項1記載の体液検
査体。 - 【請求項4】 アスコルベートオキシダーゼがAcremoni
um属に属する微生物由来の酵素であることを特徴とする
請求項1記載の体液検査体。 - 【請求項5】 有機溶剤中に、更にヨウ素酸塩が均一に
溶解又は分散されていることを特徴とする請求項1記載
の体液検査体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25457793A JPH06189792A (ja) | 1992-10-12 | 1993-10-12 | 体液検査体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-273198 | 1992-10-12 | ||
| JP27319892 | 1992-10-12 | ||
| JP25457793A JPH06189792A (ja) | 1992-10-12 | 1993-10-12 | 体液検査体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06189792A true JPH06189792A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=26541748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25457793A Pending JPH06189792A (ja) | 1992-10-12 | 1993-10-12 | 体液検査体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06189792A (ja) |
-
1993
- 1993-10-12 JP JP25457793A patent/JPH06189792A/ja active Pending
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