JPH061905A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物

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JPH061905A
JPH061905A JP15965792A JP15965792A JPH061905A JP H061905 A JPH061905 A JP H061905A JP 15965792 A JP15965792 A JP 15965792A JP 15965792 A JP15965792 A JP 15965792A JP H061905 A JPH061905 A JP H061905A
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JP
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epoxy resin
acid
epoxy
compound
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JP15965792A
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English (en)
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Katsuyuki Maeda
克幸 前田
Souzou Ikui
創三 生井
Yoshiyuki Harano
芳行 原野
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Daicel Corp
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Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】耐熱性を損なうことなく相溶性に優れ、かつ、
硬化物が着色しないエポキシ樹脂を提供すること。 【構成】 (イ)下記(ロ)以外の1分子中に1個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂 95〜5重量部 (ロ)(a)1分子中に1個以上のビニル基と1個のエポキシ基を有する化合物 1〜99重量部と(b)多塩基酸無水物、多塩基酸、酸末端重合体、およ びカルボン酸基を含有する重合体の少なくとも1種99〜1重量部と(c ) 1個以上の活性水素を有する化合物の少なくとも1種0〜99重量部を 反 応させて得られるビニル基を有する樹脂を、さらに、エポキシ化して得 ら れるエポキシ樹脂 5〜95重量部 を混合してなることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。 【効果】耐熱性を損なうことなく相溶性に優れ、かつ、
硬化物が着色しないエポキシ樹脂が得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐熱性に優れたエポキシ
樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂は反応性に富んだエポキシ
基を持った化合物であり、この反応性を利用して、塗料
分野、接着剤分野、電気分野等多くの分野で用いられて
いる。現在用いられているエポキシ樹脂は、ビスフェノ
−ルAとエピクロルヒドリとをアルカリ存在下に反応さ
せて製造される、いわゆるエピビス型のエポキシ樹脂、
ノボラックフェノ−ルとエピクロルヒドリンから製造さ
れるノボラックエポキシ樹脂、その他脂環式脂肪族エポ
キシ樹脂などが主なものである。これらのエポキシ樹脂
は機械強度、接着力、表面平滑性、耐水性、電気特性、
硬化性など様々な特徴を生かして広い範囲で用いられて
いる。しかし、更にエポキシ樹脂の特徴を生かして行く
ためにはまだまだ多くの性能が要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その一つとして耐熱性
に関する要求があげられる。通常のエピビス型のエポキ
シ樹脂の耐熱性を向上させるために、多核体のクレゾ−
ルノボッラク樹脂の添加なども行われている。また、テ
トラグリシジルジアミノジフェニルメタンルメタン、ト
リグリシジル−p−アミノフェノ−ル、テトラグリシジ
ルベンゾフェノン、1、3−ジグリシジルヒダントイン
トリグリシジルイソシアヌレ−トなど特殊なエポキシ樹
脂の添加が試みられている。
【0004】しかし、これらのエポキシ樹脂は、相溶性
が悪かったり、充分な耐熱性を得られなかったり、硬化
物が着色したりしてまだまだ満足いくものではなかっ
た。
【0005】そこで、本発明者らが鋭意検討したとこ
ろ、エピビス型エポキシはもちろん、ノボッラクエポキ
シ樹脂、環状脂肪族エポキシなどの耐熱性が改善できる
ことを見いだし本発明に至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】また、本発明の樹脂組成
物中のエポキシ樹脂(ロ)は用いる(a)、(b)およ
び(c)をいろいろ組み合わせることによって特性を変
えることができ、幅広い特性を与えることもできること
が明らかになった。
【0007】すなわち、本発明は、 「(イ)下記(ロ)以外の1分子中に1個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹 脂 95〜5重量部 (ロ)(a)1分子中に1個以上のビニル基と1個のエポキシ基を有する化合物 1〜99重量部と(b)多塩基酸無水物、多塩基酸、酸末端重合体、およ びカルボン酸基を含有する重合体の少なくとも1種99〜1重量部と(c ) 1個以上の活性水素を有する化合物の少なくとも1種0〜99重量部を 反 応させて得られるビニル基を有する樹脂を、さらに、エポキシ化して得 ら れるエポキシ樹脂 5〜95重量部 を混合してなることを特徴とするエポキシ樹脂組成物」
である。
【0008】次に、本発明について、さらに詳しく説明
する。
【0009】本発明の(ロ)で用いる1分子中に1個の
エポキシ基と1個以上のビニル基を有する化合物は、一
般式(IV) 《iは1から5の整数、R1 、R4 は水素原子または炭
素数が1から50のアルキル基または置換フェニル基、
2 、R3 は水素原子または炭素数が1から50のアル
キル基であり、R2 、R3 は環を巻いていてもよい》で
表される。
【0010】(IV)で表される化合物の例は、以下に示す
ような化合物である。
【0011】4−ビニルシクロヘキセン−1−オキシ
ド、5−ビニルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エ
ン−2−オキシド、リモネンモノオキシド、トリビニル
シクロヘキサンモノオキシド、ジビニルベンゼンモノオ
キシド、ブタジエンモノオキシドや1,2−エポキシ−
9−デセンなどの(I) で表される化合物、アリルグリシ
ジルエ−テルなどの(II)で表される化合物、グリシジル
スチリルエ−テルなどの化合物などである。さらに、以
下の化合物なども用いることができる。
【0012】
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】 これらは、それぞれ単独で用いても、2種以上を同時に
用いてもよい。
【0013】また、必要に応じて、エチレンオキシド、
プロピレンオキシド、シクロヘキセンオキシド、スチレ
ンオキシド、α−オレフィンエポキシドなどのモノエポ
キシドや、ビニルシクロヘキセンジオキシド、3,4−
エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシク
ロヘキシルカルボキシレ−トなどのジエポキシドなど
を、上記の1分子中に1個のエポキシ基と1個以上のビ
ニル基を有する化合物と同時に用いてもよい。
【0014】次に、本発明で用いる活性水素を有する化
合物としては、アルコ−ル類、フェノ−ル類、カルボン
酸類、アミン類、チオ−ル類、水酸基末端重合体、およ
び水酸基を含有する重合体等があげられる。
【0015】アルコ−ル類としては、1価、2価、3価
以上のものであり、たとえば、メタノ−ル、エタノ−
ル、ベンジルアルコ−ル、エチレングリコ−ル、プロピ
レングリコ−ル、ジエチレングリコ−ル、ジプロピレン
グリコ−ル、ブタンジオ−ル、ヘキサンジオ−ル、グリ
セリン、ブタントリオ−ル、トリメチロ−ルエタン、ト
リメチロ−ルプロパン、ペンタエリスリト−ル、ジグリ
セロ−ル、トリグリセロ−ルなどがあげられる。その
他、ネオペンチルグリコ−ル、ヒドロキシヒバリン酸の
ネオペンチルグリコ−ルエステル、ジペンタエリスリト
−ル、1,4−シクロヘキサンジメタノ−ル、トリメチ
ルペンタンジオ−ル、1,3,5−トリス(2−ヒドロ
キシエチル)シアヌル酸、水添ビスフェノ−ルA、水添
ビスフェノ−ルAのエチレンオキシド付加物、水添ビス
フェノ−ルAのプロピレンオキシド付加物なども用いる
ことができる。
【0016】フェノ−ル類としては、フェノ−ル、クレ
ゾ−ル、カテコ−ル、ピロガロ−ル、ハイドロキノン、
ハイドロキノンモノメチルエ−テル、ビスフェノ−ル
A、ビスフェノ−ルF、4,4'−ジヒドロキシベンゾフェ
ノン、ビスフェノ−ルS、ビスフェノ−ルAのエチレン
オキシド付加物、ビスフェノ−ルAのプロピレンオキシ
ド付加物、フェノ−ル樹脂、クレゾ−ルノボラック樹脂
等がある。
【0017】本発明で用いる水酸基末端重合体として
は、ポリエチレングリコ−ル,ポリプロピレングリコ−
ル、ポリテトラメチレングリコ−ル、ポリブチレングリ
コ−ル,ポリシクロヘキセングリコ−ル、ポリビニルシ
クロヘキセングリコ−ルなどのポリエ−テルポリオ−
ル、水酸基末端ポリエステル、水酸基末端ポリブタジエ
ン、水酸基末端ポリカプロラクトン、ポリカ−ボネ−ト
ジオ−ルなどがある。
【0018】また、水酸基末端重合体のかわりに水酸基
を有するアクリル共重合体なども使用することができ
る。
【0019】カルボン酸類としてはギ酸、酢酸、プロピ
オン酸、酪酸、動植物油の脂肪酸、フマル酸、マレイン
酸、アジピン酸、ドデカン2酸、トリメリット酸、ピロ
メリット酸、ポリアクリル酸、フタル酸、イソフタル
酸、テレフタル酸等がある。
【0020】また、乳酸、クエン酸、オキシカプロン酸
等、水酸基とカルボン酸を共に有する化合物もあげられ
る。
【0021】アミン類としてはモノメチルアミン、ジメ
チルアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、プロ
ピルアミン、モノブチルアミン、ジブチルアミン、ペン
チルアミン、ヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、
オクチルアミン、ドデシルアミン、4,4'−ジアミノジフ
ェニルメタン、イソホロンジアミン、トルエンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、キシレンジアミン、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラミン、エタノ−
ルアミン等がある。
【0022】チオ−ル類としてはメチルメルカプタン、
エチルメルカプタン、プロピルメルカプタン、フェニル
メルカプタン等のメルカプト類、メルカプトプロピオン
酸あるいはメルカプトプロピオン酸の多価アルコ−ルエ
ステル、例えばエチレングリコ−ルジメルカプトプロピ
オン酸エステル、トリメチロ−ルプロパントリメルカプ
トプロピオン酸、ペンタエリスリト−ルペンタメルカプ
トプロピオン酸等があげられる。
【0023】さらにその他、活性水素を有する化合物と
してはポリビニルアルコ−ル、ポリ酢酸ビニル部分加水
分解物、デンプン、セルロ−ス、セルロ−スアセテ−
ト、セルロ−スアセテ−トブチレ−ト、ヒドロキシエチ
ルセルロ−ス、アクリルポリオ−ル樹脂、スチレンアリ
ルアルコ−ル共重合樹脂、スチレン−マレイン酸共重合
樹脂、アルキッド樹脂、ポリエステルポリオ−ル樹脂、
ポリエステルカルボン酸樹脂、ポリカプロラクトンポリ
オ−ル樹脂、ポリプロピレンポリオ−ル、ポリテトラメ
チレングリコ−ル等がある。
【0024】また、活性水素を有する化合物は、その骨
格中に不飽和2重結合を有していても良く、具体例とし
ては、アリルアルコ−ル、アクリル酸、メタクリル酸、
2−ヒドロキシエチルメタクリレ−ト、3−シクロヘキ
センメタノ−ル、テトラヒドロフタル酸等がある。
【0025】これら活性水素を有する化合物であればど
のようなものでも用いることが出来、それらは2種以上
を混合してもよい。
【0026】さらに、本発明で用いる多塩基酸無水物ま
たは多塩基酸としては、芳香族多塩基酸およびその酸無
水物や脂肪族多塩基酸およびその酸無水物がある。芳香
族多塩基酸およびその酸無水物の例としては、無水フタ
ル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、無水トリメリット
酸などがある。また、脂肪族多塩基酸およびその酸無水
物としては、テトラヒドロフタル酸、4−メチルヘキサ
ヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、アジピン酸、
マレイン酸、およびそれらの酸無水物、フマル酸、セバ
シン酸、ドデカン2酸、などがある。
【0027】また、本発明で用いる酸末端重合体として
は、ポリエチレングリコ−ルやポリプロピレングリコ−
ルやポリテトラメチレングリコ−ルやポリブチレングリ
コ−ルやポリシクロヘキセングリコ−ルやポリビニルシ
クロヘキセングリコ−ルなどに多塩基酸を反応させた酸
末端ポリエ−テル、酸末端ポリエステル、酸末端ポリブ
タジエン、酸末端ポリカプロラクトンなどがある。
【0028】また、酸末端重合体のかわりにカルボン酸
基を有するアクリル共重合体なども使用することがで
き、多塩基酸無水物、多塩基酸、酸末端重合体、および
カルボン酸基を含有する重合体は単独で用いても、2種
類以上を併用してもよい。
【0029】本発明で用いるエポキシ樹脂は、上記1分
子中に1個以上のビニル基と1個のエポキシ基を有する
化合物1〜99重量部と、多塩基酸無水物、多塩基酸、
酸末端重合体、およびカルボン酸基を含有する重合体の
少なくとも1種99〜1重量部と、活性水素を有する化
合物の少なくとも1種0〜99重量部を反応させて得ら
れるビニル基を有する樹脂をさらにエポキシ化剤でエポ
キシ化して得られる。ビニル基を有する樹脂を合成する
反応においては、カルボキシル基によるエポキシ基の開
環反応を促進する触媒と、必要に応じて、脱水エステル
化反応を促進する触媒を併用してもよい。
【0030】本発明で用い得るカルボキシル基によるエ
ポキシ基の開環反応を促進する触媒としては、ジメチル
ベンジルアミン、トリエチルアミン、テトラメチルエチ
レンジアミン、トリ−n−オクチルアミンなどの3級ア
ミン、テトラメチルアンモニウムクロライド、テトラメ
チルアンモニウムブロマイド、テトラブチルアンモニウ
ムブロマイドなどの4級アンモニウム塩、テトラメチル
尿素などのアルキル尿素、テトラメチルグアニジンなど
のアルキルグアニジンなどをあげることができる。
【0031】また、本発明で用い得る開環反応を促進す
る触媒は単独で用いても、2種類以上を併用してもよ
い。この触媒はエポキシ化合物に対して0.1〜5.0
重量%用いるのがよい。この開環反応は50〜200℃
で行う。
【0032】また、本発明で用い得る脱水エステル化反
応を促進する触媒としては、オクチル酸スズ、ジブチル
スズラウレ−トなどのSn化合物、テトラブチルチタネ
−トなどのTi化合物などがあげられる。
【0033】また、本発明で用い得る脱水エステル化反
応を促進する触媒は単独で用いても、2種類以上を併用
してもよい。この触媒は反応系に対して0〜1000p
pm用いるのがよい。この開環反応は180〜240℃
で行う。
【0034】カルボキシル基によるエポキシ基の開環反
応と脱水エステル化反応を順次行ってもよいが、原料と
触媒を一括仕込みした後、反応温度を反応の進行に応じ
て段階的に上昇させる方法が望ましい。
【0035】さて、このようにして合成された環状オレ
フィンまたはビニル基を有する樹脂にエポキシ化剤を作
用させて、本発明のエポキシ基を有する樹脂を合成する
わけであるが、用い得るエポキシ化剤としては過酸類、
ハイドロパ−オキサイド類などをあげることができる。
【0036】過酸類としては過ギ酸、過酢酸、過安息香
酸、トリフルオロ過酢酸などがある。 このうち、過酢
酸は工業的に大量に製造されており、安価に入手でき、
安定度も高いので好ましいエポキシ化剤である。
【0037】ハイドロパ−オキサイド類としては過酸化
水素、タ−シャリブチルハイドロパ−オキサイド、クメ
ンパ−オキサイド等がある。
【0038】エポキシ化の際には必要に応じて触媒を用
いることができる。例えば、過酸の場合、炭酸ソ−ダ等
のアルカリや硫酸などの酸を触媒として用い得る。
【0039】また、ハイドロパ−オキサイド類の場合、
タングステン酸と苛性ソ−ダの混合物を過酸化水素と、
あるいは有機酸を過酸化水素と、あるいはモリブデンヘ
キサカルボニルをタ−シャリブチルハイドロパ−オキサ
イドと併用して触媒効果を得ることができる。
【0040】エポキシ化反応は、装置や原料物性に応じ
て溶媒使用の有無や反応温度を調節して行う。用いるエ
ポキシ化剤の反応性によって使用できる反応温度域は定
まり、 好ましいエポキシ化剤である過酢酸についてい
えば0〜70℃が好ましい。0℃以下では反応が遅く、
70℃では過酢酸の分解がおきる。
【0041】又、ハイドロパ−オキサイドの1例である
タ−シャルブチルハイドロパ−オキサイド/モリブデン
二酸化物ジアセチルアセトナ−ト系では同じ理由で20
℃〜150℃が好ましい。
【0042】溶媒は、原料粘度の低下、エポキシ化剤の
希釈による安定化などの目的で使用することができる。
過酢酸の場合であれば芳香族化合物、エ−テル類、エス
テル類などを用いることができる。
【0043】不飽和結合に対するエポキシ化剤の仕込み
モル比は不飽和結合をどれくらい残存させたいかなどの
目的に応じて変化させることができる。
【0044】エポキシ基が多い化合物が目的の場合は、
エポキシ化剤は不飽和基に対して等モルかそれ以上加え
るのが好ましい。ただし、経済性、及び副反応の問題か
ら2倍モルを越えることは通常不利であり、過酢酸の場
合1〜1.5倍モルが好ましい。所定の反応終了後、濃
縮等の通常の化学工業的手段によって目的のエポキシ樹
脂(ロ)を反応租液より取り出すことができる。
【0045】本発明に用いる1分子中に1個以上のエポ
キシ基を有するエポキシ樹脂(イ)としては、通常知ら
れているエポキシ樹脂であり特に限定されない。例え
ば、ビスフェノ−ルA型エポキシ樹脂、ビスフェノ−ル
F型エポキシ樹脂、クレゾ−ルノボラック型エポキシ樹
脂、脂環式エポキシ樹脂、フェノ−ルノボッラク型等が
あげられるが、特に好ましくはシェル製商品名エピコ−
ト828、エピコ−ト1001、エピコ−ト1004、
エピコ−ト1009、エピコ−ト828など、またはこ
れらの他社相当品、例えば、大日本インキ(株)製品名
エピクロン830、または3、4−エポキシシクロヘキ
シルメチル−3、4−エポキシシクロヘキサンカルボキ
シレ−トレ−ト(ダイセル化学工業(株)製商品名セロ
キサイド2021)などのエポキシ樹脂があげられ、そ
れ単独、或は2種以上の混合系でも良い。
【0046】本発明のエポキシ樹脂組成物は、(イ)1
分子中に1個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂9
5〜5重量部と(ロ)(a)1分子中に1個以上のビニ
ル基と1個のエポキシ基を有する化合物1〜99重量部
と、(b)多塩基酸無水物、多塩基酸、酸末端重合体、
およびカルボン酸基を含有する重合体の少なくとも1種
99〜1重量部と、(c)1個以上の活性水素を有する
化合物の少なくとも1種0〜99重量部を反応させて得
られるビニル基を有する樹脂を、さらに、エポキシ化し
て得られるエポキシ樹脂5〜95重量部を混合すること
により得られる。 好ましくは(イ)80〜20重量
部、(ロ)20〜80重量部である。
【0047】(イ)が5重量部以下だと(イ)の特徴を
保持できず、(ロ)が5重量部以下だと充分な耐熱性が
得られない。(イ)と(ロ)の混合は溶融状態で行うこ
とができる。また、適当な溶剤、例えばアセトン、メチ
ルエチルケトン、酢酸ブチル、トルエン、ベンゼン等に
溶解させて混合させ得る。又、粉末状態にしていわゆる
ドライブレンドを行ってもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明で得られたエポキシ樹脂組成物
は、酸無水物、脂肪族アミン、芳香族アミン、ノボッラ
クフェノ−ル、ジシアンジアミド等の通常良く用いられ
るエポキシ硬化剤により硬化させることができ、耐熱性
に優れた硬化物を得ることができる。次に、実施例を挙
げて本発明を説明する。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)下記(ロ)以外の1分子中に1個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂 95〜5重量部 (ロ)(a)1分子中に1個以上のビニル基と1個のエポキシ基を有する化合物 1〜99重量部と(b)多塩基酸無水物、多塩基酸、酸末端重合体、およ びカルボン酸基を含有する重合体の少なくとも1種99〜1重量部と(c ) 1個以上の活性水素を有する化合物の少なくとも1種0〜99重量部を 反 応させて得られるビニル基を有する樹脂を、さらに、エポキシ化して得 ら れるエポキシ樹脂 5〜95重量部 を混合してなることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 1分子中に1個以上のビニル基と1個の
    エポキシ基を有する化合物が、4−ビニルシクロヘキセ
    ン−1−オキシドである請求項1のエポキシ樹脂組成
    物。
  3. 【請求項3】 1分子中に1個以上のビニル基と1個の
    エポキシ基を有する化合物が、5−ビニルビシクロ
    [2.2.1]ヘプト−2−エン−2−オキシドである
    請求項1のエポキシ樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 1分子中に1個以上のビニル基と1個の
    エポキシ基を有する化合物が、リモネンモノオキシドで
    ある請求項1のエポキシ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 1分子中に1個以上のビニル基と1個の
    エポキシ基を有する化合物が、下記一般式(I) 《nは0から30の整数》で表される化合物である請求
    項1のエポキシ樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 1分子中に1個以上のビニル基と1個の
    エポキシ基を有する化合物が、下記一般式(II) 《n1、n2は0から30の整数》で表される化合物で
    ある請求項1のエポキシ樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 1分子中に1個以上のビニル基と1個の
    エポキシ基を有する化合物が、下記一般式(III) 《Phは置換フェニル基》で表される化合物である請求
    項1のエポキシ樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 1個以上の活性水素を有する化合物が、
    アルコ−ル類、水酸基末端重合体、および水酸基を含有
    する重合体である請求項1のエポキシ樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 酸末端重合体が、酸末端ポリエステルで
    ある請求項1のエポキシ樹脂組成物。
  10. 【請求項10】 水酸基末端重合体が、水酸基末端ポリ
    エステルである請求項8のエポキシ樹脂組成物。
  11. 【請求項11】 水酸基末端重合体が、水酸基末端ポリ
    エ−テルである請求項8のエポキシ樹脂組成物。
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