JPH06190829A - ポリ塩化ビニルとポリプロピレンの複合体の再生処理方法 - Google Patents
ポリ塩化ビニルとポリプロピレンの複合体の再生処理方法Info
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- JPH06190829A JPH06190829A JP27311492A JP27311492A JPH06190829A JP H06190829 A JPH06190829 A JP H06190829A JP 27311492 A JP27311492 A JP 27311492A JP 27311492 A JP27311492 A JP 27311492A JP H06190829 A JPH06190829 A JP H06190829A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/52—Mechanical processing of waste for the recovery of materials, e.g. crushing, shredding, separation or disassembly
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- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
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- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ポリプロピレンとポリ塩化ビニルの複合体を
粉砕し、これをそのまま、或いは該粉砕品100重量部
に対してエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ア
クリル酸エステル共重合体もしくはエチレン−メタクリ
ル酸エステル又は不飽和カルボン酸もしくはその誘導体
により変成されたポリオレフィン樹脂を1〜20重量部
を添加して、180〜230℃の温度で混練する事を特
徴とするポリ塩化ビニルとポリプロピレンの複合体の再
生処理方法。 【効果】 本発明によれば、ポリ塩化ビニルとポリプロ
ピレンの複合体の再生処理において、実施例に見られる
ように高い衝撃強度が得られ、またその他の機械的特性
についても優れた再生物が得られる。
粉砕し、これをそのまま、或いは該粉砕品100重量部
に対してエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ア
クリル酸エステル共重合体もしくはエチレン−メタクリ
ル酸エステル又は不飽和カルボン酸もしくはその誘導体
により変成されたポリオレフィン樹脂を1〜20重量部
を添加して、180〜230℃の温度で混練する事を特
徴とするポリ塩化ビニルとポリプロピレンの複合体の再
生処理方法。 【効果】 本発明によれば、ポリ塩化ビニルとポリプロ
ピレンの複合体の再生処理において、実施例に見られる
ように高い衝撃強度が得られ、またその他の機械的特性
についても優れた再生物が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塩化ビニルとポリプロピ
レンの複合体の再生処理方法に関し、詳しくは例えば自
動車用ドアトリム(内装材)等の廃棄物の再生処理方法
に関する。
レンの複合体の再生処理方法に関し、詳しくは例えば自
動車用ドアトリム(内装材)等の廃棄物の再生処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年プラスチックの廃棄物は資源の有効
利用及び地球環境保全の観点から、廃棄物の再生利用が
一段と要請されるようになってきた。ところで、塩化ビ
ニルとポリプロピレンの複合体廃棄物、例えば、自動車
用ドアトリム等の再生利用はポリ塩化ビニル層の完全剥
離が困難で、衝撃特性の低下や外観不良の発生を招くと
いう問題点があり、高い機械的特性と高品質の外観が求
められる自動車部分等への再生利用は困難とされてい
た。
利用及び地球環境保全の観点から、廃棄物の再生利用が
一段と要請されるようになってきた。ところで、塩化ビ
ニルとポリプロピレンの複合体廃棄物、例えば、自動車
用ドアトリム等の再生利用はポリ塩化ビニル層の完全剥
離が困難で、衝撃特性の低下や外観不良の発生を招くと
いう問題点があり、高い機械的特性と高品質の外観が求
められる自動車部分等への再生利用は困難とされてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る従来の問題点を解決するためになされたもので、再生
工程が簡単で且つ再生コストの安価なポリ塩化ビニルと
ポリプロピレンの複合体の再生処理方法を提供すること
にある。
る従来の問題点を解決するためになされたもので、再生
工程が簡単で且つ再生コストの安価なポリ塩化ビニルと
ポリプロピレンの複合体の再生処理方法を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はポリ塩化ビニル
とポリプロピレンの複合体の再生処理方法においてポリ
プロピレンとポリ塩化ビニルの複合体を粉砕し、これを
そのまま、或いは該粉砕品100重量部に対してエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステ
ル共重合体もしくはエチレン−メタクリル酸エステル、
又は不飽和カルボン酸もしくはその誘導体により変成さ
れたポリオレフィン樹脂を1〜20重量部を添加して、
180〜230℃の温度で混練する事を特徴とするポリ
塩化ビニルとポリプロピレンの複合体の再生処理方法に
関する。
とポリプロピレンの複合体の再生処理方法においてポリ
プロピレンとポリ塩化ビニルの複合体を粉砕し、これを
そのまま、或いは該粉砕品100重量部に対してエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステ
ル共重合体もしくはエチレン−メタクリル酸エステル、
又は不飽和カルボン酸もしくはその誘導体により変成さ
れたポリオレフィン樹脂を1〜20重量部を添加して、
180〜230℃の温度で混練する事を特徴とするポリ
塩化ビニルとポリプロピレンの複合体の再生処理方法に
関する。
【0005】また、本発明は例えばポリ塩化ビニル表皮
付ポリプロピレン製の自動車用ドアトリムを回収し、こ
れを再生利用する場合などに好適に適用される。ポリ塩
化ビニル表皮付ポリプロピレン製の自動車用ドアトリム
の素材としては通常、ポリ塩化ビニル表皮/発泡PP、
ポリ塩化ビニル表皮/フィラー入PP、ポリ塩化ビニル
表皮/発泡PP/フィラー入PP等の積層複合体が用い
られる。該複合体の表皮層を形成する塩化ビニル系樹脂
としては、塩化ビニルの単独重合体のみならず、塩化ビ
ニルと少量(約30重量%以下)の他の単量体、例えば
エチレン、プロピレンなどのα−オレフィン類、酢酸ビ
ニルなどのビニルエステル類、アクリル類エステルなど
のα,β−不飽和カルボン酸エステル類、アルキルビニ
ルエーテルなどのビニルエーテル類、臭化ビニル、フッ
化ビニルなどの他のハロゲン化ビニル類、スチレン、ア
クリロニトリル、塩化ビニリデンなどのこれ以外のビニ
ル化合物またはビニリデン化合物などとの共重合体が用
いられる。
付ポリプロピレン製の自動車用ドアトリムを回収し、こ
れを再生利用する場合などに好適に適用される。ポリ塩
化ビニル表皮付ポリプロピレン製の自動車用ドアトリム
の素材としては通常、ポリ塩化ビニル表皮/発泡PP、
ポリ塩化ビニル表皮/フィラー入PP、ポリ塩化ビニル
表皮/発泡PP/フィラー入PP等の積層複合体が用い
られる。該複合体の表皮層を形成する塩化ビニル系樹脂
としては、塩化ビニルの単独重合体のみならず、塩化ビ
ニルと少量(約30重量%以下)の他の単量体、例えば
エチレン、プロピレンなどのα−オレフィン類、酢酸ビ
ニルなどのビニルエステル類、アクリル類エステルなど
のα,β−不飽和カルボン酸エステル類、アルキルビニ
ルエーテルなどのビニルエーテル類、臭化ビニル、フッ
化ビニルなどの他のハロゲン化ビニル類、スチレン、ア
クリロニトリル、塩化ビニリデンなどのこれ以外のビニ
ル化合物またはビニリデン化合物などとの共重合体が用
いられる。
【0006】上記ポリプロピレン(PPと称す。)とし
ては、例えば結晶性を有するアイソタクチックプロピレ
ン単独重合体や、エチレン単位の含有量が少ないエチレ
ンプロピレンランダム共重合体から成る共重合部又はプ
ロピレン単独重合体からなるホモ重合部とエチレン単位
の含有量が比較的多いエチレンプロピレンランダム共重
合体から成る共重合部とから構成された、所謂プロピレ
ンブロック共重合体として市販されている実質上結晶性
のプロピレンとエチレンとのブロック共重合体、或いは
このブロック共重合体における各ホモ重合部又は共重合
部が、更にブテン−1などのα−オレフィンを共重合し
たものから成る実質上結晶性のプロピレン−エチレン−
α−オレフィン共重合体などが挙げられる。
ては、例えば結晶性を有するアイソタクチックプロピレ
ン単独重合体や、エチレン単位の含有量が少ないエチレ
ンプロピレンランダム共重合体から成る共重合部又はプ
ロピレン単独重合体からなるホモ重合部とエチレン単位
の含有量が比較的多いエチレンプロピレンランダム共重
合体から成る共重合部とから構成された、所謂プロピレ
ンブロック共重合体として市販されている実質上結晶性
のプロピレンとエチレンとのブロック共重合体、或いは
このブロック共重合体における各ホモ重合部又は共重合
部が、更にブテン−1などのα−オレフィンを共重合し
たものから成る実質上結晶性のプロピレン−エチレン−
α−オレフィン共重合体などが挙げられる。
【0007】また、上記PPにエチレン系共重合体ゴ
ム、例えばエチレン−プロピレン共重合体ゴム又はエチ
レン−プロピレン−ジエン3元共重合体を少量から主成
分量として配合したものであってもよい。更に、上記ポ
リプロピレンにはタルク,炭酸カルシウム等の無機性フ
ィラー、カーボンブラック等の顔料、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、酸化防止剤、着色剤等の各種添加剤を配合す
ることができる。
ム、例えばエチレン−プロピレン共重合体ゴム又はエチ
レン−プロピレン−ジエン3元共重合体を少量から主成
分量として配合したものであってもよい。更に、上記ポ
リプロピレンにはタルク,炭酸カルシウム等の無機性フ
ィラー、カーボンブラック等の顔料、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、酸化防止剤、着色剤等の各種添加剤を配合す
ることができる。
【0008】上記発泡PPとしては上記ポリプロピレン
を発泡剤の存在下で発泡成形したものである。上記発泡
剤としては、加熱によってガスを発生する分解型発泡
剤、例えば、アゾジカルボンアミド、ジニトロペンタメ
チレンテトラミン、アゾジイソブチロニトリル等が挙げ
られる。
を発泡剤の存在下で発泡成形したものである。上記発泡
剤としては、加熱によってガスを発生する分解型発泡
剤、例えば、アゾジカルボンアミド、ジニトロペンタメ
チレンテトラミン、アゾジイソブチロニトリル等が挙げ
られる。
【0009】上記PPの発泡方法としては、例えば押出
成形機や射出成形機を用いて加圧下で加熱溶融したもの
を常圧下に押出し、若しくはフォーミング型中に押出す
か、或いは、成形金型中に射出して発泡させる方法があ
る。その他、密閉容器中で加圧下、加熱溶融した後、加
圧状態を取り去ることにより発泡させても良く、また、
常圧下で加圧溶融発泡させても良い。
成形機や射出成形機を用いて加圧下で加熱溶融したもの
を常圧下に押出し、若しくはフォーミング型中に押出す
か、或いは、成形金型中に射出して発泡させる方法があ
る。その他、密閉容器中で加圧下、加熱溶融した後、加
圧状態を取り去ることにより発泡させても良く、また、
常圧下で加圧溶融発泡させても良い。
【0010】なお、発泡成形に際し、発泡剤の気泡調整
剤として、少量のタルク、シリカ等の無機質粉末、亜鉛
華(酸化亜鉛)、リサージ(酸化鉛)等の金属酸化物、
ステアリン酸、ラウリン酸等の脂肪酸又はそれら脂肪酸
の金属塩(例えば、亜鉛、カルシウム、鉛、バリウム等
の塩)を添加しても良い。本発明を具体的に実施する方
法としては、例えば上述のポリ塩化ビニル表皮付ポリプ
ロピレン製自動車用ドアトリムの廃棄物を、まず切断機
又は破砕機(粉砕機)を用いて細片、例えばその最大寸
法部分が20mm以下、好ましくは10mm以下の大き
さのものを、少なくとも50%以上、好ましくは70%
含むものであって、その他の部分も最長寸法部分が30
mm以下の大きさの細片にする。
剤として、少量のタルク、シリカ等の無機質粉末、亜鉛
華(酸化亜鉛)、リサージ(酸化鉛)等の金属酸化物、
ステアリン酸、ラウリン酸等の脂肪酸又はそれら脂肪酸
の金属塩(例えば、亜鉛、カルシウム、鉛、バリウム等
の塩)を添加しても良い。本発明を具体的に実施する方
法としては、例えば上述のポリ塩化ビニル表皮付ポリプ
ロピレン製自動車用ドアトリムの廃棄物を、まず切断機
又は破砕機(粉砕機)を用いて細片、例えばその最大寸
法部分が20mm以下、好ましくは10mm以下の大き
さのものを、少なくとも50%以上、好ましくは70%
含むものであって、その他の部分も最長寸法部分が30
mm以下の大きさの細片にする。
【0011】かかる細片化した粉砕品をそのまま、或い
は該粉砕品100重量部に対して、上記EVA,EEA
又はEEMを1〜20重量部配合したものを混練押出機
中に投入し、押出温度を180〜230℃、好ましくは
200〜210℃の範囲で且つ押出機内の滞留時間を3
0〜300秒の範囲で溶融混練しペレット化する。上記
押出温度が180℃未満ではポリプロピレンの溶融が不
十分となり、押出機への負荷が大となり好ましくない。
また230℃より高いとポリ塩化ビニルの熱分解が進み
好ましくない。混練押出機としては単軸、2軸いずれも
使用可能である。
は該粉砕品100重量部に対して、上記EVA,EEA
又はEEMを1〜20重量部配合したものを混練押出機
中に投入し、押出温度を180〜230℃、好ましくは
200〜210℃の範囲で且つ押出機内の滞留時間を3
0〜300秒の範囲で溶融混練しペレット化する。上記
押出温度が180℃未満ではポリプロピレンの溶融が不
十分となり、押出機への負荷が大となり好ましくない。
また230℃より高いとポリ塩化ビニルの熱分解が進み
好ましくない。混練押出機としては単軸、2軸いずれも
使用可能である。
【0012】又、上述ペレット化時にポリ塩化ビニル又
はポリプロピレンに通常使用される熱安定剤、耐候剤、
顔料、充填剤、難燃剤、可塑剤等を配合する事も出来
る。得られたペレットは、単独或いは必要に応じてバー
ジンポリマーとブレンドして、通常の成形方法、例えば
射出成形、押出成形に共する事が出来る。本発明におい
ては、ポリ塩化ビニルとポリプロピレンの複合体粉砕品
等にさらにエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−
アクリル酸エステル共重合体もしくはエチレン−メタク
リル酸エステル、又は不飽和カルボン酸もしくはその誘
導体により変成されたポリオレフィン樹脂を特定量添加
することにより、強度等の機械特性が改善される。
はポリプロピレンに通常使用される熱安定剤、耐候剤、
顔料、充填剤、難燃剤、可塑剤等を配合する事も出来
る。得られたペレットは、単独或いは必要に応じてバー
ジンポリマーとブレンドして、通常の成形方法、例えば
射出成形、押出成形に共する事が出来る。本発明におい
ては、ポリ塩化ビニルとポリプロピレンの複合体粉砕品
等にさらにエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−
アクリル酸エステル共重合体もしくはエチレン−メタク
リル酸エステル、又は不飽和カルボン酸もしくはその誘
導体により変成されたポリオレフィン樹脂を特定量添加
することにより、強度等の機械特性が改善される。
【0013】該エチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A)としては酢酸ビニル含有量が10重量%以上、好ま
しくは20〜50重量%の範囲のものが好適に用いられ
る。また、エチレン−アクリル酸エステル共重合体(E
EA)のアクリル酸エステルとは、例えば、アクリル酸
エチル、アクリル酸メチルなどであり、エチレン−メタ
クリル酸エステル共重合体EEMのメタクリル酸エステ
ルとは、例えば、メタクリル酸エチル、メタクリル酸メ
チルなどである。また、エチレン−アクリル酸エステル
共重合体またはエチレン−メタクリル酸エステル共重合
体中のアクリル酸エステル或はタクリル酸エステルの含
有量は、10〜45重量%、望ましくは20〜45重量
%の範囲のものが好適に用いられる。
A)としては酢酸ビニル含有量が10重量%以上、好ま
しくは20〜50重量%の範囲のものが好適に用いられ
る。また、エチレン−アクリル酸エステル共重合体(E
EA)のアクリル酸エステルとは、例えば、アクリル酸
エチル、アクリル酸メチルなどであり、エチレン−メタ
クリル酸エステル共重合体EEMのメタクリル酸エステ
ルとは、例えば、メタクリル酸エチル、メタクリル酸メ
チルなどである。また、エチレン−アクリル酸エステル
共重合体またはエチレン−メタクリル酸エステル共重合
体中のアクリル酸エステル或はタクリル酸エステルの含
有量は、10〜45重量%、望ましくは20〜45重量
%の範囲のものが好適に用いられる。
【0014】上記EVA,EEA又はEEMの共重合体
の配合量はポリ塩化ビニルとポリプロピレンの複合体の
粉砕品100重量部に対し、該共重合体1〜20重量
部、好ましくは3〜10重量部の範囲である。又、不飽
和カルボン酸変性ポリオレフィン樹脂において、変性成
分の不飽和カルボン酸またはその誘導体としては、例え
ば、マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸エステ
ル、マレイン酸ハライド、アクリル酸、アクリル酸エス
テル、アクリル酸ハライド、メタクリル酸、メタクリル
酸エステル、メタクリル酸ハライドなどであり、望まし
くは、無水マレイン酸、マレイン酸である。これにより
変性されるポリオレフィン系樹脂としては、例えば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、エチレン−α−オレフィ
ン共重合体、エチレン−ビニルアセテート共重合体、エ
チレン−メチルアクリレート共重合体、エチレン−エチ
ルアクリレート共重合体、エチレン−プロピレン共重合
体或は、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体な
どを挙げることができる。
の配合量はポリ塩化ビニルとポリプロピレンの複合体の
粉砕品100重量部に対し、該共重合体1〜20重量
部、好ましくは3〜10重量部の範囲である。又、不飽
和カルボン酸変性ポリオレフィン樹脂において、変性成
分の不飽和カルボン酸またはその誘導体としては、例え
ば、マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸エステ
ル、マレイン酸ハライド、アクリル酸、アクリル酸エス
テル、アクリル酸ハライド、メタクリル酸、メタクリル
酸エステル、メタクリル酸ハライドなどであり、望まし
くは、無水マレイン酸、マレイン酸である。これにより
変性されるポリオレフィン系樹脂としては、例えば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、エチレン−α−オレフィ
ン共重合体、エチレン−ビニルアセテート共重合体、エ
チレン−メチルアクリレート共重合体、エチレン−エチ
ルアクリレート共重合体、エチレン−プロピレン共重合
体或は、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体な
どを挙げることができる。
【0015】変性ポリオレフィン樹脂にグラフトされて
いる不飽和カルボン酸またはその誘導体の量は、原料ポ
リオレフィンに対し通常0.01〜5重量%、望ましく
は0.05〜2重量%、さらに好ましくは0.1〜2重
量%の範囲である。特に好ましいのは、無水マレイン酸
を0.3重量%以上グラフトしたエチレン−ビニルアセ
テート共重合体変成物又はエチレン−エチルアクリレー
ト共重合体変性物である。
いる不飽和カルボン酸またはその誘導体の量は、原料ポ
リオレフィンに対し通常0.01〜5重量%、望ましく
は0.05〜2重量%、さらに好ましくは0.1〜2重
量%の範囲である。特に好ましいのは、無水マレイン酸
を0.3重量%以上グラフトしたエチレン−ビニルアセ
テート共重合体変成物又はエチレン−エチルアクリレー
ト共重合体変性物である。
【0016】上記変性ポリオレフィン樹脂の配合量はポ
リ塩化ビニルとポリプロピレンの複合体の細片100重
量部に対し変性ポリオレフィン樹脂1〜20重量部、好
ましくは3〜10重量部の範囲である。上記変性ポリオ
レフィン樹脂の配合量が下限未満では回収品の衝撃特性
の改良が不十分であり、また上限より多いと機械的強度
が大幅に低下するので好ましくない。
リ塩化ビニルとポリプロピレンの複合体の細片100重
量部に対し変性ポリオレフィン樹脂1〜20重量部、好
ましくは3〜10重量部の範囲である。上記変性ポリオ
レフィン樹脂の配合量が下限未満では回収品の衝撃特性
の改良が不十分であり、また上限より多いと機械的強度
が大幅に低下するので好ましくない。
【0017】該変性ポリオレフィン樹脂はその全てが不
飽和カルボン酸またはその誘導体による変性物であって
も、また、一部未変性物を含んでいてもよい。さらに、
少量の他の樹脂で希釈してもよい。この場合変性物に対
する未変性物等の含有割合は、不飽和カルボン酸または
その誘導体の量が上記範囲を満たす限りにおいて、特に
制限はない。
飽和カルボン酸またはその誘導体による変性物であって
も、また、一部未変性物を含んでいてもよい。さらに、
少量の他の樹脂で希釈してもよい。この場合変性物に対
する未変性物等の含有割合は、不飽和カルボン酸または
その誘導体の量が上記範囲を満たす限りにおいて、特に
制限はない。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
するが、本発明は、その要旨を越えない限り、これら実
施例によって、何ら限定されるものではない。 (実施例−1)使用済みのポリ塩化ビニル表皮付ポリプ
ロピレン製自動車用ドアトリムを粉砕機を用いて2〜8
mm角に粉砕した。この粉砕品の100重量部に対し
て、エチレン−エチルアクリレート共重合体(MFR=
1.5、エチルアクリレート25wt%)を5重量部を
ヘンシェルミキサーにて均一ブレンドしスクリュー径4
7mmφ2軸押出機(L/D=42)で200℃の温度
で溶融混練(滞留時間120秒)し、ペレット化を行っ
た。
するが、本発明は、その要旨を越えない限り、これら実
施例によって、何ら限定されるものではない。 (実施例−1)使用済みのポリ塩化ビニル表皮付ポリプ
ロピレン製自動車用ドアトリムを粉砕機を用いて2〜8
mm角に粉砕した。この粉砕品の100重量部に対し
て、エチレン−エチルアクリレート共重合体(MFR=
1.5、エチルアクリレート25wt%)を5重量部を
ヘンシェルミキサーにて均一ブレンドしスクリュー径4
7mmφ2軸押出機(L/D=42)で200℃の温度
で溶融混練(滞留時間120秒)し、ペレット化を行っ
た。
【0019】得られたペレットを、下記方法によって評
価し、その結果を表−1に示す。 MFR JIS K 7210(190℃、2.1
6kg加重) 引張試験 JIS K 7113(kgf/cm2 ) 曲げ弾性率 JIS K 7203(kgf/cm2 ) アイゾット衝撃強度 JIS K 7110(kgf・
cm/cm)
価し、その結果を表−1に示す。 MFR JIS K 7210(190℃、2.1
6kg加重) 引張試験 JIS K 7113(kgf/cm2 ) 曲げ弾性率 JIS K 7203(kgf/cm2 ) アイゾット衝撃強度 JIS K 7110(kgf・
cm/cm)
【0020】(実施例−2)実施例1においてエチレン
−エチルアクリレート共重合体のかわりにエチレン−ビ
ニルアセテート共重合体を用いた以外は実施例−1と同
様にして行なった。その結果を表1に示す。
−エチルアクリレート共重合体のかわりにエチレン−ビ
ニルアセテート共重合体を用いた以外は実施例−1と同
様にして行なった。その結果を表1に示す。
【0021】(実施例−3)実施例1においてエチレン
−エチルアクリレート共重合体を配合しなかった以外は
同様にして行なった。その結果を表1に示す。
−エチルアクリレート共重合体を配合しなかった以外は
同様にして行なった。その結果を表1に示す。
【0022】(実施例−4)使用済みのポリ塩化ビニル
表皮付ポリプロピレン製自動車用ドアトリムを粉砕機を
用いて2〜8mm角に粉砕した。この粉砕品の100重
量部に対して、無水マレイン酸変性したエチレン−エチ
ルアクリレート共重合体(MFR=2、エチルアクリレ
ート25wt%、無水マレイン酸グラフト量0.4wt
%)を5重量部をヘンシェルミキサーにて均一ブレンド
しスクリュー径47mmφ2軸押出機(L/D=42)
で200℃の温度で溶融混練(滞留時間120秒)し、
ペレット化を行った。その結果を表−2に示す。
表皮付ポリプロピレン製自動車用ドアトリムを粉砕機を
用いて2〜8mm角に粉砕した。この粉砕品の100重
量部に対して、無水マレイン酸変性したエチレン−エチ
ルアクリレート共重合体(MFR=2、エチルアクリレ
ート25wt%、無水マレイン酸グラフト量0.4wt
%)を5重量部をヘンシェルミキサーにて均一ブレンド
しスクリュー径47mmφ2軸押出機(L/D=42)
で200℃の温度で溶融混練(滞留時間120秒)し、
ペレット化を行った。その結果を表−2に示す。
【0023】(実施例−5)無水マレイン酸変性エチレ
ン−エチルアクリレート共重合体を無水マレイン酸変性
したエチレン−ビニルアセテート共重合体を用いた以外
は実施例−4と同様にして行なった。その結果を表2に
示す。
ン−エチルアクリレート共重合体を無水マレイン酸変性
したエチレン−ビニルアセテート共重合体を用いた以外
は実施例−4と同様にして行なった。その結果を表2に
示す。
【0024】(比較例1)実施例1においてエチレン−
エチルアクリレート共重合体を全く配合することなく、
且つ押出機における混練温度を200℃から170℃に
変えて行なったこと以外は同様にして行なったところ、
押出機に負荷が掛り過ぎペレット化出来なかった。
エチルアクリレート共重合体を全く配合することなく、
且つ押出機における混練温度を200℃から170℃に
変えて行なったこと以外は同様にして行なったところ、
押出機に負荷が掛り過ぎペレット化出来なかった。
【0025】(比較例2)実施例1においてエチレン−
エチルアクリレート共重合体を全く配合することなく、
且つ押出機における混練温度を200℃から250℃に
変えて行なったこと以外は同様にして行なった。その結
果を表1に示す。
エチルアクリレート共重合体を全く配合することなく、
且つ押出機における混練温度を200℃から250℃に
変えて行なったこと以外は同様にして行なった。その結
果を表1に示す。
【0026】(比較例3)無水マレイン酸変性したエチ
レン−エチルアクリレート共重合体を配合しなかった以
外は実施例−4と同様にペレット化を行なった結果を表
2に示す。
レン−エチルアクリレート共重合体を配合しなかった以
外は実施例−4と同様にペレット化を行なった結果を表
2に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ポリ塩化ビニル表皮付
ポリプロピレン複合体の再生処理において、実施例に見
られるように高い衝撃強度が得られ、またその他の機械
的特性についても優れた再生物が得られる。
ポリプロピレン複合体の再生処理において、実施例に見
られるように高い衝撃強度が得られ、またその他の機械
的特性についても優れた再生物が得られる。
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリ塩化ビニルとポリプロピレンから成
る複合体を粉砕し、180〜230℃の温度で混練する
事を特徴とするポリ塩化ビニルとポリプロピレンの複合
体の再生処理方法 - 【請求項2】 ポリ塩化ビニルとポリプロピレンから成
る複合体を粉砕し、該粉砕品100重量部に対してエチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エス
テル共重合体、又はエチレン−メタクリル酸エステル共
重合体1〜20重量部を添加し、180〜230℃の温
度で混練する事を特徴とするポリ塩化ビニルとポリプロ
ピレンの複合体の再生方法 - 【請求項3】 ポリ塩化ビニルとポリプロピレンから成
る複合体を粉砕し、該粉砕品100重量部に対して不飽
和カルボン酸又はその誘導体により変成されたポリオレ
フィン樹脂1〜20重量部を添加し、180〜230℃
の温度で混練する事を特徴とするポリ塩化ビニルとポリ
プロピレンの複合体の再生処理方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27311492A JPH06190829A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | ポリ塩化ビニルとポリプロピレンの複合体の再生処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27311492A JPH06190829A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | ポリ塩化ビニルとポリプロピレンの複合体の再生処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06190829A true JPH06190829A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=17523330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27311492A Pending JPH06190829A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | ポリ塩化ビニルとポリプロピレンの複合体の再生処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06190829A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0770381A (ja) * | 1993-09-01 | 1995-03-14 | Chisso Corp | 塩化ビニル樹脂系端材を用いた再生樹脂組成物 |
| KR20020043335A (ko) * | 2000-12-02 | 2002-06-10 | 김항식 | 폐품재활용판재 및 그의 제조방법 |
| JP2002363363A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 複合樹脂組成物及びこれを用いた電線・ケーブル |
| JP2013056989A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Hiroshima Kasei Ltd | 塩化ビニル系壁紙のリサイクル方法及びシート並びに前記シートを含む構成体 |
| CN104277353A (zh) * | 2013-07-11 | 2015-01-14 | 郎溪县恒通塑业有限公司 | Pvc管材的生产方法 |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP27311492A patent/JPH06190829A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0770381A (ja) * | 1993-09-01 | 1995-03-14 | Chisso Corp | 塩化ビニル樹脂系端材を用いた再生樹脂組成物 |
| KR20020043335A (ko) * | 2000-12-02 | 2002-06-10 | 김항식 | 폐품재활용판재 및 그의 제조방법 |
| JP2002363363A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 複合樹脂組成物及びこれを用いた電線・ケーブル |
| JP2013056989A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Hiroshima Kasei Ltd | 塩化ビニル系壁紙のリサイクル方法及びシート並びに前記シートを含む構成体 |
| CN104277353A (zh) * | 2013-07-11 | 2015-01-14 | 郎溪县恒通塑业有限公司 | Pvc管材的生产方法 |
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