JPH11228722A - ポリオレフィン系樹脂発泡体の製造方法 - Google Patents
ポリオレフィン系樹脂発泡体の製造方法Info
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- JPH11228722A JPH11228722A JP2728598A JP2728598A JPH11228722A JP H11228722 A JPH11228722 A JP H11228722A JP 2728598 A JP2728598 A JP 2728598A JP 2728598 A JP2728598 A JP 2728598A JP H11228722 A JPH11228722 A JP H11228722A
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Abstract
体の均質性、形状対応力に優れ、発泡倍率の調整が容易
であり、さらには使用後の発泡体を回収して再び溶融、
成形することができるポリオレフィン系樹脂発泡体の製
造方法を提供する。 【解決手段】 ポリオレフィン系樹脂(A) 100重量部
とジオキシム化合物0.05〜5重量部を170℃〜ポ
リオレフィン系樹脂の分解温度の温度範囲で溶融混和し
て樹脂を改質する。得られた改質樹脂組成物(B) に未改
質のポリオレフィン系樹脂(C) を、重量比(B) :(C) =
20〜80:80〜20(ただし(B) +(C) =100)
でブレンドする。得られたブレンド物に熱分解型化学発
泡剤を混練し、得られた発泡性樹脂組成物を加熱して発
泡剤の分解によって発泡させる。
Description
れたポリオレフィン系樹脂発泡体の製造方法に関する。
と熱的物性のバランスに優れ、さらに後に加熱賦形でき
るので、工業資材として広く利用されている。これらの
うち例えば自動車のドア、天井などの内装材としては、
ポリプロピレン系樹脂を主体とした発泡体が、その良好
な耐熱性のため主流をなしている。
状発泡体を製造するには、同樹脂が発泡可能な融体強度
を有したものとなるようにこれを架橋する必要がある。
例えばポリプロピレン系樹脂組成物に発泡剤を加えて同
組成物をシート状に成形し、これを30〜50%程度の
ゲル分率を示すまで架橋した後、架橋物を加熱して発泡
剤を熱分解させ発泡させる製造方法が採られている。
の架橋方法としては、放射線や電子線の照射による方
法、紫外線の照射による方法、有機過酸化物などの熱分
解型化学架橋剤による方法、あるいはポリオレフィンに
アルコキシシリル基を導入しそれを縮合反応させる方法
などがある。
よって、得られた発泡体を後の工程で加熱賦形し、任意
の形状に加工することも可能となる。
電子線による架橋方法は生産性に優れ工業的に広く実施
されており、例えば特公平6−45717号公報には、
ポリプロピレン系樹脂に特定のエチレン共重合体と特定
のエチレン−α−オレフィン共重合体と特定のビニルモ
ノマーを加え、更に発泡剤を加えた溶融混和物のシート
状成形体に、連続して電子線を照射してゲル分率を20
〜60%とした後に、得られた連続架橋シートを発泡さ
せる架橋発泡体の製法が開示されている。
装置のための多大な設備投資が必要であり、しかも架橋
がポリマーの非結晶部分でしか起きないため、その後の
発泡が不均一なものとなりピンホールなどを有する不良
品が生じる嫌いがある。また、成形品の形状がシート状
に限定され、棒状、厚物ボード、異型形状等は困難であ
る。
は、ポリプロピレン系樹脂に特定の多官能モノマーと熱
分解型発泡剤を加えて全体を溶融混和してなる組成物
を、加熱によって架橋発泡させる架橋発泡体の製造方法
が記載されている。
イ素含有化合物をグラフトまたは共重合した樹脂に、熱
分解型発泡剤を混練賦型後、脱水縮合反応により架橋さ
せ、加熱により発泡する架橋発泡体の製造方法が開示さ
れている。これらの方法は電子線や放射線による架橋法
と比較して、設備投資は少なくて済み、得られた架橋発
泡体の均質性にも優れる。また、これらの方法はある程
度異型形状のものにも対応が可能である。しかしなが
ら、架橋時間が長くかつ架橋度を一定に保つことが困難
であるため、生産性および品質の安定保持がしにくい問
題がある。
例えば自動車部材においては部材のリサイクル性が要求
されており、バンパーや内装用の表皮材などのポリプロ
ピレン製部材に関しては既に技術的な取組みがなされて
いる。しかしながらポリプロピレン系樹脂を始めとする
ポリオレフィン系樹脂発泡体は、上記のとおり通常は架
橋されているため、使用後に回収しても再溶融できずリ
サイクルに適しないのが実状である。
資が少なくて済み、得られた架橋発泡体の均質性、形状
対応力に優れ、発泡倍率の調整が容易であり、さらには
使用後の発泡体を回収して再び溶融、成形することがで
きるポリオレフィン系樹脂発泡体の製造方法を提供する
ことにある。
ィン系樹脂発泡体の製造方法は、ポリオレフィン系樹脂
(A) 100重量部とジオキシム化合物0.05〜5重量
部を170℃〜ポリオレフィン系樹脂(A) の分解温度の
温度範囲で溶融混和して樹脂を改質し、得られた改質樹
脂組成物(B) に未改質のポリオレフィン系樹脂(C) を、
重量比(B) :(C) =20〜80:80〜20(ただし
(B) +(C) =100)でブレンドし、得られたブレンド
物に熱分解型化学発泡剤を混練し、得られた発泡性樹脂
組成物を加熱して発泡剤の分解によって発泡させること
を特徴とする方法である。
ン系樹脂(A) およびポリオレフィン系樹脂(C) の主体を
なすポリオレフィンは、オレフィン性モノマーの単独重
合体、または主成分オレフィン性モノマーと他のモノマ
ーとの共重合体であり、特に限定されるものではない
が、例えば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレン等のポリエチレン、ホモ
タイプポリプロピレン、ランダムタイプポリプロピレ
ン、ブロックタイプポリプロピレン等のポリプロピレ
ン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチ
レン−プロピレン−ジエン三元共重合体、エレチン−ブ
テン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン−アクリル酸エステル共重合体等のエチレンを主成分
とする共重合体などが例示され、またこれらの2以上の
組合わせであってもよい。
ィンの割合が70〜100重量%である樹脂組成物を指
す。ポリオレフィン系樹脂を構成するポリオレフィン以
外の樹脂は限定されないが、例えば、ポリスチレン、ス
チレン系エラストマーなどが挙げられる。ポリオレフィ
ン系樹脂中のポリオレフィンの割合が70重量%を下回
ると、ポリオレフィンの特徴である軽量、耐薬品性、柔
軟性、弾性等が発揮できないばかりか、発泡に必要な溶
融粘度を確保することが困難となる場合があるので好ま
しくない。
ン系樹脂(A) およびポリオレフィン系樹脂(C) は、互い
に同一樹脂でも異質樹脂でもよいが、ポリエチレンやポ
リプロピレンの1種もしくは2種以上の組みあわせが好
ましい。
0℃におけるメルトフローレートが4g/10分未満で
あるポリプロピレン樹脂が好ましい。メルトフローレー
ト4以上の樹脂は、改質が不十分で、充分な溶融張力を
有していないことがあり、発泡時に倍率低下を引き起こ
す嫌いがある。
TM D 1238で規定された押出型プラストメータ
を用いて、一定の温度圧力でオリフィスから熱可塑性樹
脂を押出し、押出量を10分間あたりのグラム数に換算
して表した数値である。
ン系樹脂とジオキシム化合物を所定条件で溶融混和す
る。具体的には、スクリュー押出機やニーダーなどの混
練装置に上記両物質を所要量ずつ投入し、溶融混和す
る。この溶融混和温度は170℃以上かつポリオレフィ
ン系樹脂の分解温度(通常約300℃)以下、好ましく
は200℃〜250℃である。溶融混和温度が170℃
を下回ると改質が不十分で、最終的に得られる発泡体の
発泡倍率が十分高くならないことがあり、約300℃を
越えるとポリオレフィン系樹脂が分解し易くなる。
は、以下の一般式で示されるような、オキシム基(化学
式I)またはその水素原子が他の原子団(主に炭化水素
基)で置換された構造(化学式II)を分子内に2個有す
る化合物であり、例えばp−キノンジオキシム(化学式
III )、p,p−ジベンゾイルキノンジオキシム(化学
式IV)が例示される。ジオキシム化合物は2種以上の組
合わせで使用することもできる。
ン系樹脂(A) 100重量部に対して0.05〜5重量部
であり、好ましくは0.2〜3重量部である。この添加
量が0.05重量部未満であると、発泡に必要な溶融粘
度を付与できず、5重量部を越えると、架橋度が上がり
すぎ、押出成形性が悪くなる(例えば、高負荷がかか
る、メルトフラクチャーが発生する)上に、後で添加す
る発泡剤を樹脂組成物中に均一に混練できず、不必要に
ゲル分率が上がりすぎ、リサイクル性を損なう。加え
て、未反応物のジオキシムが製品中に残留する割合が多
くなり、人体に刺激を及ぼすと共に、原料に対する製品
生成効率が低くなる。
ュー押出機の他、一般的にプラスチック成形加工で使用
されうる溶融混練装置であればよく、例えばニーダー、
ローター、連続混練機などが例示される。このうち連続
運転が行えるスクリュー押出機が好ましく、1軸スクリ
ュー押出機、2軸スクリュー押出機、3本以上のスクリ
ューを備えた多軸スクリュー押出機などがいずれも好適
に用いられる。1軸スクリュー押出機としては、一般的
なフルフライト型スクリューに加え、不連続フライト型
スクリュー、ピンバレル、ミキシングヘッドなどを有す
る押出機なども用いられる。また、上記2軸スクリュー
押出機としては、噛み合い同方向回転型押出機、噛み合
い異方向回転型押出機、非噛み合い異方向回転型押出機
などが好適に使用し得る。なお、押出機の後段に真空ベ
ントを設けることは、樹脂組成物中に揮発物が残存する
のを防ぐのに効果的である。
フィン系樹脂(A) は通常はホッパーから押出機へ投入さ
れるが、定量性を増すため、スクリュー式フィーダー、
重量管理式フィーダーなどを用いることも好ましい。
脂(A) と同時にホッパーから押出機へ投入してもよい
が、定量フィーダー等を用い、ポリオレフィン系樹脂
(A) と同じ位置で押出機内に投入するか、押出機にてポ
リオレフィン系樹脂が溶融する位置より後流部に設けら
れた注入孔から、サイドフィーダー等を用い、押出機途
中で投入してもよい。
(B) に未改質のポリオレフィン系樹脂(C) を、重量比
(B) :(C) =20〜80:80〜20(ただし(B) +
(C) =100)でブレンドする。
の20%以上、好ましくは30%以上である。20%以
上の改質樹脂組成物(B) が存在すれば、発泡に必要な溶
融張力保持が可能となり、良好な発泡性を発現する。ポ
リオレフィン系樹脂(C) としては、目的に応じて、必要
な物性に最も適した樹脂を選択する。例えば、発泡体原
反の流れ性をよくしたければ、ブレンドする樹脂(C) と
して粘度の低い樹脂を用いる。柔らかい発泡体を得たけ
れば、ポリオレフィン系樹脂(C) として密度の低い樹脂
を用いる。このように、改質樹脂組成物(B) にポリオレ
フィン系樹脂(C) をブレンドすることによって、原反や
発泡体に幅広い性能を持たせることが可能になる。改質
樹脂組成物(B) の割合が全体の20%未満であると、発
泡に必要な溶融張力が保持できないため、発泡倍率の低
下を引き起こし、良好な発泡体が得られない。
80%以下、好ましくは70%以下である。改質樹脂組
成物(B) の割合が大き過ぎると、押出時の成形性が悪く
なり、成形品の表面性を損なう恐れがある。
分解型化学発泡剤を混練し、発泡性樹脂組成物を得る。
熱により分解ガスを発生するものであれば特に限定され
るものではない。熱分解型化学発泡剤の代表的な例は、
アゾジカルボンアミド、ベンゼンスルホニルヒドラジ
ド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、トルエンス
ルホニルヒドラジド、4,4−オキシビス(ベンゼンス
ルホニルヒドラジド)である。これらは単独で用いても
または2種以上組み合わせて用いてもよい。その中でも
アゾジカルボンアミドが特に好適に用いられる。
練する際は、押出機内で発泡剤が予め1次発泡しない温
度条件で混練を行うことが重要である。例えば、アゾジ
カルボンアミドに発泡助剤を加えない場合、その分解温
度は185℃付近であるので、発泡剤をブレンド物に混
ぜる時の温度条件は185℃以下にする。温度が185
℃を越えると、混練機内で初期発泡が発生し、原反に不
均一な気泡が混入し、その結果、発泡倍率の低下、発泡
体中の不均一粗大気泡の発生、発泡体の品質低下といっ
た問題が生じる恐れがある。
(B) 100重量部に対して、1〜50重量部、好ましく
は2〜35重量部の範囲で所望の発泡倍率に応じて適宜
の量で使用される。
(A) とジオキシム化合物から得られた改質樹脂組成物
(B) に未改質のポリオレフィン系樹脂(C) をブレンド
し、得られたブレンド物に熱分解型化学発泡剤を混練し
て発泡性樹脂組成物を得るには、上述の改質用の溶融混
練装置と、これとは別の発泡剤混和用の混練装置(構造
は改質用の溶融混練装置のそれと同じであってもよい)
とを用いて、同発泡剤が実質的に分解しない最高温度以
下で両者を混合する。この溶融混練の態様としては下記
のものがある。
混練装置において、ポリオレフィン系樹脂(A) とジオキ
シム化合物を溶融混和し、得られた改質樹脂組成物(B)
を同溶融混練装置から取り出して固化、造粒などを行っ
た後、同樹脂組成物(B) を発泡剤混和用の回分式あるい
は連続式の混練装置に移し、これに未改質のポリオレフ
ィン系樹脂(C) ついで発泡剤を投入し、三者を溶融混練
し、発泡性樹脂組成物を得る。
て、ポリオレフィン系樹脂とジオキシム化合物を190
℃以上の温度で溶融混和して改質を行い、得られた改質
樹脂組成物を同混練装置内で、例えば185℃の温度ま
で冷却した後、これに未改質のポリオレフィン系樹脂
(C) ついで発泡剤を追加投入し、三者を溶融混練し、発
泡性樹脂組成物を得る。
溶融混練装置)において、ポリオレフィン系樹脂とジオ
キシム化合物を190℃以上の温度で溶融混和し、得ら
れた改質樹脂組成物を185℃以下の温度まで降温させ
た後、さらに同スクリュー押出機の途中に設けた供給口
より未改質のポリオレフィン系樹脂(C) ついで発泡剤を
投入し、三者を溶融混練し、発泡性樹脂組成物を得る。
のスクリュー押出機などを連結して、1台目でポリオレ
フィン系樹脂とジオキシム化合物を溶融混和し、得られ
た改質樹脂組成物を上記と同様に降温させた後、同樹脂
組成物を2台目に移し、これに未改質のポリオレフィン
系樹脂(C) ついで発泡剤を投入し、三者を溶融混練し、
発泡性樹脂組成物を得る。
てなる発泡性樹脂組成物は、必要に応じて賦形されても
よい。賦形の方法は押出成形の他、プレス成形、ブロー
成形、カレンダリング成形、射出成形など、プラスチッ
クの成形加工で一般的に行われる方法が適用可能であ
る。
れる発泡性樹脂組成物を、回分式の発泡剤混和用混練装
置より取り出し、これをスクリュー押出機に投入して連
続的にシート形状に賦形する方法、あるいは、上記(a)
(c)(d) の方法にしたがって、スクリュー押出機より吐
出する発泡性樹脂組成物を、直接賦形する方法が、生産
性の観点より好ましい。
その賦形物は、適切な温度条件で加熱することにより、
一定圧力下で所望の発泡倍率に発泡させることができ
る。上記加熱は、通常は熱分解型化学発泡剤の分解温度
から、分解温度+100℃までの温度範囲で行われる。
これを行うための発泡装置としては、一般的に、空気雰
囲気中で運転する、縦型または横型発泡炉、熱風恒温槽
や、あるいはオイルバス、メタルバス、ソルトバスなど
の熱浴が用いられる。
原反は、発泡性を確保しつつ流れ性が良好であり、異形
品の成形が可能であるほか、さらには製品成形後も溶
融、ペレット化すれば再度利用するできるものである。
が、本樹脂は微架橋の状態で、架橋樹脂が未改質樹脂中
に微分散されていて、架橋樹脂を未改質の樹脂が包み込
むような構造をとっているため、発泡に必要な溶融張力
を保持しつつ、流れ性が確保できるものと考えられる。
泡倍率(発泡体の比容)は、好ましくは10倍(cc/
g)以上、より好ましくは12倍(cc/g)以上であ
る。発泡倍率が10倍未満であると、断熱性、緩衝性、
遮音性、柔軟性、浮揚性などに優れた発泡体が得られな
いことがある。
成形体となっているため、発泡に必要な溶融張力をこの
架橋部分により保持することができる。一方、架橋に寄
与していない成分も多量に存在するため、混練や賦型が
可能な程、溶融流動性を維持することができる。このた
め、異形成形が可能な他、成形後もこれを再度融解して
再利用するリサイクル性能を有する。
的に説明する。
混練およびブレンドに使用する装置について、説明をす
る。
その先端に設けられた連結管と、発泡剤混練および樹脂
ブレンド用スクリュー押出機(2) の長さ中間部に設けら
れた連結管とを介して、スクリュー押出機(2) に連結し
ている。発泡剤混練および樹脂ブレンド用スクリュー押
出機(2) は先端寄りに発泡剤供給サイドフィーダー(3)
を有し、先端に成形ダイ(4) を有する。これら2基のス
クリュー押出機(1) (2) の各先端部には揮発分吸引ポン
プ(5)(6)が接続され、またこれら押出機は樹脂温度測定
用の熱電対(7) (8) (9) (10)を備えている。
(プラスチック工学研究所社製)同方向回転2軸スクリ
ュー押出機であり、これはセルフワイピング2条スクリ
ューを備え、そのL/Dは35、Dは39mmである。
ー押出機(2) はTEX−44型(日本製鋼所社製)同方
向回転2軸スクリュー押出機であり、これはセルフワイ
ピング2条スクリューを備え、そのL/Dは45.5、
Dは47mmである。
m×厚み1mm)である。
クリュー押出機(1) にポリオレフィン系樹脂(A) および
ジオキシム化合部を、その後端ホッパーから投入し、全
区間設定温度220℃、150rpmの条件で両者を溶
融混和し、改質樹脂組成物(B) を得た。このとき、押出
機内で発生した揮発分は吸引ポンプ(5) により真空引き
した。
ン系ランダムコポリマー(三菱化学社製「EG8」、2
30℃でのメルトフローレート;0.7g/10分)で
あり、その供給量は5kg/hとした。
(大内新興化学社製)をポリオレフィン系樹脂(A) 10
0重量部に対して1.5重量部供給した。
対(7) で測定した樹脂の改質温度は228℃であった。
出機(2) に未改質のポリオレフィン系樹脂(C) をその後
端ポッパーから投入し、改質用押出機(1) より連結部を
経て改質樹脂組成物(B) を供給し、これらを充分に混練
分散させた。改質樹脂組成物(B) と未改質のポリオレフ
ィン系樹脂(C) の重量比は5:5とした。そののち、こ
の押出機(2) のサイドフィーダー(3) から発泡剤を供給
し、分散させ、押出機先端のTダイ(4) よりシート状の
成形物を得た。
ロピレンのホモポリマー(三菱化学社製「EA7」、2
30℃でのメルトフローレート;1.2g/10分)、
発泡剤はアゾジカルボンアミド(ADCA)であり、押
出機条件は185℃×30rpm、押出量は5kg/
h、金型温度は165℃とした。熱電対(8) (9) (10)で
測定した樹脂の温度はそれぞれ190℃、185℃およ
び163℃であった。
mm角に切断し、この切断片を230℃の熱風乾燥器内
に5分間放置し、発泡させた。
値)は30cc/gであった。
記改質スクリュー押出機(1) と同じ仕様で、先端に径3
mmのストランドダイを取り付けた押出機を用い、シリ
ンダーバレル温度を220℃に設定した。この押出機
で、得られた発泡体の粉砕品20重量%と元のポリオレ
フィン系樹脂(A) 80重量%を混練押し出し、押出物の
外観をチェックした。再流動性評価結果は成形性良好、
異物なしであった。
のポリオレフィン系樹脂(C) の重量比を3:7に変え、
キノンジオキシムの添加量をポリオレフィン系樹脂(A)
100重量部に対して2.5重量部とした以外、実施例
1と同じ操作を行った。
であった。また、再流動性評価結果は良好で、リサイク
ル性に問題はなかった。
よび未改質のポリオレフィン系樹脂(C) として、いずれ
もポリエチレン(ダウ・ケミカル社製「アフィニティ
PL1880」、190℃でのメルトフローレート;
1.0g/10分)を用い、改質樹脂組成物(B) と未改
質のポリオレフィン系樹脂(C) の重量比を5:5とし、
キノンジオキシムの添加量をポリオレフィン系樹脂(A)
100重量部に対して0.1重量部とし、改質用スクリ
ュー押出機(1) の回転数を50rpmとした以外、実施
例1と同じ操作を行った。
であった。また、再流動性評価結果は良好で、リサイク
ル性に問題はなかった。
よび未改質のポリオレフィン系樹脂(C) として、いずれ
もポリプロピレンのホモポリマー(三菱化学社製「FY
4」、230℃でのメルトフローレート;5g/10
分)を用い、改質樹脂組成物(B) と未改質のポリオレフ
ィン系樹脂(C) の重量比を5:5とし、キノンジオキシ
ムの添加量をポリオレフィン系樹脂(A) 100重量部に
対して4重量部とした以外、実施例1と同じ操作を行っ
た。
であった。また、再流動性評価結果は良好で、リサイク
ル性に問題はなかった。
にまとめて示す。
において樹脂の改質温度を160℃にした以外、実施例
1と同じ操作を行った。
あった。また、リサイクル性に問題はなかった。
のポリオレフィン系樹脂(C) の重量比を1:9に変え、
キノンジオキシムの添加量をポリオレフィン系樹脂(A)
100重量部に対して7.5重量部とした以外、実施例
1と同じ操作を行った。
あった。また、再流動性についてはストランドにメルト
フラクチャー発生が発生し、リサイクル性はやや悪かっ
た。
よび未改質のポリオレフィン系樹脂(C) として、いずれ
もポリエチレン(旭ダウ社製「アフィニティ EG81
50」、190℃でのメルトフローレート;0.5g/
10分)を用い、改質樹脂組成物(B) と未改質のポリオ
レフィン系樹脂(C) の重量比を1:9とし、キノンジオ
キシムの添加量をポリオレフィン系樹脂(A) 100重量
部に対して0.04重量部とし、改質用スクリュー押出
機(1) の回転数を50rpmとした以外、実施例1と同
じ操作を行った。
あった。また、リサイクル性に問題はなかった。
ド用スクリュー押出機(2) を用いて、ポリオレフィン系
樹脂(A) としてのポリプロピレン系ランダムコポリマー
(三菱化学社製「EG8」、230℃でのメルトフロー
レート;0.5g/10分)100重量部に対しキノン
ジオキシム1重量部、ADCA15重量部を添加して、
幅200mm×厚み1mmのシートを成形した。次に、
電子線照射機(日新ハイボルテージ社製)により600
kevでシート両面を10Mradで電子線照射した。
得られた発泡性樹脂組成物からなる成形シートを200
mm角に切断し、この切断片を230℃の熱風乾燥器内
に5分間放置し、発泡させた。
であった。また、再流動性評価(リサイクル性)につい
ては、押出機の背圧が上がりすぎ、押し出すことができ
なかった。
にまとめて示す。
リマー架橋により、後に発泡剤との混練や賦形が可能な
程度の融流動性を維持しつつ、同時に発泡が可能な程度
の融体強度を有する改質樹脂組成物を得ることができ、
この改質樹脂組成物に更に未改質樹脂を付加することに
よって、均質性に優れ、使用後の発泡体を回収して再び
溶融、成形することができるリサイクル性に優れたポリ
オレフィン系樹脂発泡体を少ない設備投資で製造するこ
とができる。
率の発泡体が安定して得られ易い上に、耐熱性や強度の
点で優れた発泡体を得ることができる。
ブレンドに使用する連続式発泡性樹脂組成物の製造装置
を示す概略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリオレフィン系樹脂(A) 100重量部
とジオキシム化合物0.05〜5重量部を170℃〜ポ
リオレフィン系樹脂(A) の分解温度の温度範囲で溶融混
和して樹脂を改質し、得られた改質樹脂組成物(B) に未
改質のポリオレフィン系樹脂(C) を、重量比(B) :(C)
=20〜80:80〜20(ただし(B) +(C) =10
0)でブレンドし、得られたブレンド物に熱分解型化学
発泡剤を混練し、得られた発泡性樹脂組成物を加熱して
発泡剤の分解によって発泡させることを特徴とするポリ
オレフィン系樹脂発泡体の製造方法。 - 【請求項2】 ポリオレフィン系樹脂(A) が、230℃
におけるメルトフローレートが4g/10分未満である
ポリプロピレン樹脂であることを特徴とする請求項1記
載のポリオレフィン系樹脂発泡体の製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2728598A JP3588545B2 (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | ポリオレフィン系樹脂発泡体の製造方法 |
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