JPH06190914A - シート材を波形に成形するための方法と装置 - Google Patents

シート材を波形に成形するための方法と装置

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JPH06190914A
JPH06190914A JP5253857A JP25385793A JPH06190914A JP H06190914 A JPH06190914 A JP H06190914A JP 5253857 A JP5253857 A JP 5253857A JP 25385793 A JP25385793 A JP 25385793A JP H06190914 A JPH06190914 A JP H06190914A
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sheet
sheet material
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thermoforming
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    • B29C53/00Shaping by bending, folding, twisting, straightening or flattening; Apparatus therefor
    • B29C53/22Corrugating
    • B29C53/24Corrugating of plates or sheets
    • B29C53/26Corrugating of plates or sheets parallel with direction of feed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2069/00Use of PC, i.e. polycarbonates or derivatives thereof, as moulding material

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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、成形温度での溶融強度が低い供給
材料から波形のシートを連続的に製造する方法と装置に
関する。 【構成】 この装置は、ヒータ、ヒータから出たシート
を波形に成形する一対のインターディジタル構造の熱成
形ローラ、および熱成形ローラの出口端に密接に連結し
たキャリブレータをもっている。シートが加熱、熱成形
およびキャリブレーションされるときシートにかかる横
方向の引張り力をキャリヤが維持してその均一な横方向
の幅を維持する。熱成形ローラとキャリブレータは、材
料がガラス転移温度より低い温度に冷えるまで波形を形
成し維持する。波形を製造する方法も開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート材(シート状材
料)を熱成形するための方法と装置に係り、特に、成形
温度における溶融強度が低い非晶質材料を波形に成形す
る方法と装置に係る。
【0002】
【従来の技術】溶融強度の高いシート材は、加熱したシ
ート材を、所望の最終形状に相当する形状(プロフィー
ル)を有するキャリブレータに通して圧伸(絞り)成形
または押出し成形することによって波形に成形できる。
しかし溶融強度の低い材料はこの方法では容易に成形す
ることができない。それは、その材料のガラス転移温度
以上では引張り力または引伸し力が材料の強度を越えて
しまうことがあるからである。また、材料をそのガラス
転移温度以下で押出すと引張り力が過大になり過ぎるこ
とがあり、さらにキャリブレータまたはエクストルーダ
の摩擦によってシート材が損傷を受けることがある。こ
の摩擦を低減するひとつの方法はローラを用いてシート
材を変形させることである。しかしながら、ポリカーボ
ネートのようないくつかの材料には、その材料がガラス
転移温度以下に冷えるときに変形された形状から収縮し
て元に戻る傾向がある。
【0003】変形ローラおよびキャリブレータを利用す
るのも有効でないことが判明した。すなわち、これらの
材料は、寸法規制(キャリブレーション)ができるよう
になる前に、変形された形状から元の形状に戻る傾向が
あるからである。したがって、ローラで初期の損傷を防
いでもキャリブレータの摩擦による損傷が生じる。した
がって、成形温度での溶融強度が低いシート材を波形に
成形する方法と装置が求められている。
【0004】
【発明の概要】本発明は前記した従来の装置の不利・欠
点を除去・排除する。特に、本発明は、一対の熱成形ロ
ーラと、これらの変形ローラと間隔があるが近接してい
て(形が)対応した関係にある入口を有するキャリブレ
ータとを使用すると、波形の熱成形シートを製造するこ
とができるという発見に基づいている。
【0005】ひとつの特定態様の場合、本発明は、成形
温度での溶融強度が低い熱成形可能な供給シート材料を
連続的に波形に成形する装置に関する。本発明の装置
は、シートに横方向に係合しこれを供給ステージから成
形ステージを通って選定された速度で輸送する手段をも
っている。本装置はさらに、シート材を受容しその温度
を成形温度に高める加熱ゾーンを有する。加熱ゾーンに
隣接する一対の対向したインターディジタル構造の成形
ローラがその間のニップにシート材を受容しシート内に
波形を熱成形する。成形された波形に対応する形状を有
する冷却されたキャリブレータが、熱成形されたシート
を受容し、その材料が成形温度より低い温度に冷えるま
で熱成形された波形を維持する。このキャリブレータ
は、前記ローラにぴったり対応するような形状の上流端
をもっており、成形ローラのニップに近接して配置され
ている。同時に差動ドライブが、熱成形可能なシートを
加熱ゾーンを通って熱成形領域中に搬送し、熱成形され
たシートを供給速度より速い引出し速度でキャリブレー
タから引出す。
【0006】もうひとつ別の態様の本発明は、成形温度
での溶融強度が低い供給シート材料から波形のシートを
連続的に製造する装置からなる。本発明の装置は長手方
向の径路に沿って供給されるシート材を支持すると共に
その幅を維持するキャリヤをもっている。この径路内に
あるオーブンは複数の加熱ステージをもっている。この
オーブンはその入口端でシート材を受容し、その出口端
近くでシート材の温度をその成形温度に上げる。径路を
横切って配置された一対の対向したインターディジタル
構造の成形ローラがオーブンの出口と密接に連絡してお
り、その間に成形温度まで加熱されたシート材を受容す
る。これらの成形ローラは加熱されたシート内に波形を
形成する。この成形ローラに近接して径路内におかれた
冷却されたキャリブレータは径路を横切る形状付入口端
をもっている。この形状付入口端は成形ローラと間隔を
もっているが近接して対応した形状関係で係合して熱成
形直後の加熱され波形を付形されたシートを受け入れ
る。このキャリブレータは入口端から径路に沿って出口
端まで伸びるインターディジタル構造の形状付表面をも
っていて、加熱されたシートがその成形温度より低い温
度まで冷える際にシートの波形を維持する。
【0007】さらに別の態様の本発明は、成形温度での
溶融強度の低い供給シート材料から波形状付シートを連
続的に製造する方法からなり、この方法では、材料をガ
ラス転移温度より少し高い成形温度に加熱し、その材料
をガラス転移温度より高いままローラで熱成形し、熱成
形されたシート材料をそのガラス転移温度以上の温度で
キャリブレーション(寸法規制)のために捕獲し、その
材料をキャリブレーションすると共にそのガラス転移温
度より低い温度まで冷却する。
【0008】
【発明の詳細な開示】図1に、本発明の熱成形装置10
を示す。本装置は供給、加熱、熱成形、冷却および排出
の多段系であり、成形温度での溶融強度が低い材料から
形成される波形シートを製造する。加熱と熱成形の間材
料を選定した均一な幅に維持して横縮みを防止する。
【0009】本装置10は供給ステージ12、加熱ステ
ージ14、熱成形ステージ16、冷却ステージ18、お
よびトリム/カット/スタックまたは排出ステージ20
をもっている。熱成形可能なシート材22からなる供給
材料は、供給ステージ12から、加熱ステージ14、熱
成形ステージ16、冷却ステージ18および排出ステー
ジ20を介して送られ、各ステージでそれぞれ異なる作
用が施されて適当な長さと幅に切断されたパネル24が
生成する。供給材料22は、熱成形ステージ16の下流
にある一次(主)ドライブ26によって装置10を通っ
て引き出される。この一次ドライブ26の上流の二次
(副)ドライブ28はシート22を横から支持し、加熱
ステージ14と熱成形ステージ16を通してこのシート
を送り出す。場合により、この二次ドライブは、一次ド
ライブ26の上流に位置する冷却ステージの少なくとも
一部を通って伸び出していてもよい。
【0010】透明な波形シートは温室用として有用であ
る。本発明のひとつの具体例の場合、シート22を形成
する原料はポリカーボネートの平滑なシート31のベー
ス層からなり、これはUVに対して安定化されたキャッ
プ層32と一緒に共押出しされる。シート22の厚さは
その用途および最終製品の厚さによって変わる。温室向
けの場合その厚さは0.033インチが普通である。
【0011】シート22は、通常8,000〜10,0
00フィートのシート材料22を含有するひとつ以上の
供給スプール34に巻かれている。スプール34は供給
ステージ12内の巻き戻しスタンド36中に配置され
る。このスプールは、別個の巻き戻しスタンド36を使
用する代わりに、移動車によって供給ステージ12に搬
送することもできる(図には示してない)。これらのス
プール34は、供給ステージ12に後退自在に装着され
たフレーム42内のアイドラ38の上を、そしてダンサ
ーロール40の下を通っている。二次(副)ダンサーロ
ール44を含む一連のローラを補足して供給材料22を
安定させる。図1に示されているように、一対の巻き戻
しスタンド36と可動フレーム42を設けて、どちらか
のスプール34が使い尽くされたときシート材料22が
再び供給されるようにしておく。
【0012】シート材料22はその端部エッジ46(図
14)で測定して、たとえば約59インチといった選定
された幅で供給される。チェーンドライブ50の形態に
ある二次ドライブ28が供給ステージ12の上流でシー
ト22を受容する。このチェーンドライブは横に配置さ
れた一対のエンドレスチェーン52(図14)からな
り、これらのチェーンはシートの横でその端部エッジ4
6の内側の位置に装備されている。これらのチェーン5
2は、装置10に沿って加熱ステージ14の上流から少
なくとも熱成形ステージ16の下流まで伸びている。チ
ェーン52は、半径方向で外側に向かって伸びるピン5
6をもつ個々のリンク54から形成されている(図1
4)。これらのチェーン52は、たとえば図15に示さ
れているようにチェーンドライブフレーム60内で(無
限)循環回転するようにスプロケット58上に装着され
ている。このチェーンドライブフレーム60にはカバー
62を固定またはちょうつがいで取り付けることができ
る。このカバー62はみぞの付いた部分64をもってお
り、このみぞ付き部は下流方向に運動する際にピン56
を受容できるようになっている。このカバー62とフレ
ーム60との間にはチャネル66が形成されている。
【0013】供給材料22はその端部エッジ付近でチャ
ネル66中に入り込む。ピン56がシート22の端部エ
ッジ46の内側でシート22に突き刺さり、そのシート
22を横で支持する。チャネル66は横方向に長くなっ
ていて、シート材料22の幅の変化を許容するようにな
っている。モータまたはチェーンドライブ(図示してな
い)によって駆動されるチェーン52とスプロケット5
8は、加熱ステージ14と熱成形ステージ16を通して
上流方向にシート22を引っ張る。熱成形ステージ16
に近いチェーンドライブ50の下流端ではピン56と下
流のスプロケット58がシート22から外れ、そのため
に横の支えがなくなる。
【0014】フレーム60には冷却チャネル70が設け
られていてチェーンドライブ50の温度をシート22の
融点またはガラス転移温度より低い所望のレベルに維持
し、加熱ステージ14と熱成形ステージ16を通る間ピ
ンがシート22をずっと支えられるようになっている。
一次ドライブ26は、図12と図13に示されているよ
うに、熱成形ステージ16の下流でシート22とかみ合
って、選定された引き出し速度でこの熱成形ステージを
通してシートを引張る。図に示した具体例の場合、一次
ドライブ26は、間隔をもって配置された上部ドライブ
ローラ80と動力により駆動されるバックアップローラ
82とが対になってフレーム84に装着されて構成され
ている。バックアップローラ82は弾性スリーブ88を
有する金属コア86から形成されている。一次(主)ド
ライブローラ80は熱成形されたシート材22とその上
面で接し、そのシート22を上流方向に移動させる。こ
れらのドライブローラ80は、一般に、金属コアまたは
シャフト部材90と、この部材に担持されており間隔を
もって配置された複数の輪状ドライブホイール92とか
らなり、これらのホイールは各々が弾性の輪状スリーブ
またはカバー94をもっている。作動時にはドライブロ
ーラ80とバックアップローラ82がその間にシート材
22を挟み、装置を通してシート22を引張る。シート
材22が波形に熱成形されている場合には、間隔をもっ
て配置された輪状のドライブローラ80が、波形の間で
動力により駆動されるバックアップローラ82により形
成されたニップのところでシート材22に係合し、熱成
形された材料の構造または表面を損傷することがない。
【0015】加熱ステージ14(図1および図14)
は、一般に、開放された入口または上流端102と下流
または出口端104とを有する閉鎖されたハウジング1
00からなる。このハウジング100の内部には、別々
に温度制御される複数のヒータユニット106、10
8、110が配置されている。シート材22はこのハウ
ジング100内をその入口102から出口104まで各
ヒータユニット106、108、110を通って搬送さ
れる。この加熱ステージ14の温度は入口102と出口
104の間で徐々に上昇して、シート材22の温度が出
口104のところで調度ガラス転移温度Tg を越えるよ
うになっている。まずヒータユニット106がシート材
22の温度を室温から約Tg /2まで上げる。もちろ
ん、別の材料だとガラス転移温度が異なり、温度の上昇
率を変化させる必要があるであろう。ポリカーボネート
シートを例にして例示した具体例ではゾーンIの最初の
ヒータユニット106は約200°Fで運転する。ハウ
ジング100の出口104に近いゾーンIII 内にある加
熱ユニット110は、シート材22が熱成形可能である
がその一体性・保全性が装置内で保持されるようにTg
よりいくらか高い温度で運転する。前記したポリカーボ
ネートシート材22の例の場合、最終加熱ゾーンIII の
温度は約380°Fである。
【0016】中間の加熱ゾーンIIはシート22のTg
たはその付近の温度で運転する。例示した装置の場合こ
の中間加熱ゾーンIIの温度は1.03Tg 以上から約
0.9Tg までの範囲である。例示した装置の場合、中
間ヒータ108の温度は、端部エッジ46付近で最高、
たとえばTg より約1〜3%高い温度であり、シート2
2の中央付近で約0.9Tg である。シート22を横切
って温度勾配を付ける理由は、各加熱エレメント10
6、108、110の側端部112付近で生じ得る熱損
失を相殺するためである。所望により、各加熱ゾーンを
温度制御してシート22を横切る温度に勾配を付けても
よい。
【0017】熱成形ステージ16は加熱ステージ14の
出口104に近接して位置している。したがって、シー
ト材22はその熱成形温度であるTg 以上で熱成形ステ
ージ16中に送られる。もちろん、所望であれば、熱成
形ステージ16を加熱ステージ14から離してもよい。
しかし、加熱領域14と熱成形領域16とを近接して配
置するとシート材22の熱成形が良好であることが判明
している。
【0018】熱成形ステージ16は、温度制御され動力
により駆動される一対のインターディジタル構造の熱成
形ローラ118、120からなっており、これらのロー
ラがその間に、加熱ステージ14の出口104から出た
シート材22を受容する。これらの熱成形ローラ118
と120は、その上側と下側の位置に関連して述べるこ
とがある。
【0019】熱成形ローラ118、120の下流側には
キャリブレータ122が密接に結合している。本発明に
よると、熱成形ローラ118、120が熱成形温度以上
のシート材22を変形させ、キャリブレータ122が熱
成形された材料を受け止め、その材料がガラス転移温度
以下に冷える間材料の形状を維持する。図3に示されて
いるように、ローラ118、120は各々が、それぞれ
のコアローラ124、125および軸方向に間隔をもっ
て配置された複数の輪状成形ローラ126、127から
なっている。これらのローラ118、120はコア12
4、125に沿って調節可能であり、輪状の成形ローラ
126、127が図示のようにインターディジタル構造
になっている。これらのローラ126、127は各々が
そのコア124、125から取り外し可能である。シー
ト材22は成形ローラ118と120の間に受け取られ
て、それぞれ下側および上側の輪状成形ローラ126お
よび127に起因する変形に対応するピーク128およ
びトラフ130を有する図示の波形形状に成形される。
【0020】コアローラ124、125は、温度調節さ
れた供給流体(たとえば、加熱された水)を受容するた
めの内部通路(図示してない)をもっていてもよい。こ
の加熱された水は熱成形ローラ118、120を正確な
成形温度に保つ。例示した具体例の場合成形ローラ11
8、120は電気モータ(図示してない)によって駆動
されており、二次ドライブ28と同調している。
【0021】成形ローラ126はコアローラ124、1
25から容易にはずすことができ、形の異なる別のロー
ラと交換して波形の形状を変更することができる。たと
えば異なる高さおよび幅および矯正的な形状を容易に作
ることができる。図4に示してあるように、キャリブレ
ータ122は、成形部材118、120の下流側で、間
隔があるが近接していて対応した形状関係にある。キャ
リブレータ122は間隔をもって離れた一対のインター
ディジタル構造の部材140、142からなっている。
上部部材140は熱成形されたシート材22の谷130
と係合し、下部部材142は変形したシートのピーク1
28と係合する。こうして、シート材22がこのキャリ
ブレータを通って引かれていく間その波形の形状が維持
される。
【0022】図4に示してあるように、上部および下部
それぞれのキャリブレータ部材140および142は各
々が上流端144と下流端146をもっている。上流端
144は、それぞれの成形ローラ118、120の形状
とぴったり一致するような形状をしている(図5)。す
なわち、キャリブレーション部材140および142の
上流端144は、対応する成形ローラ118および12
0と間隔をもっているが近接して(形状がぴったりと)
一致する関係にある。この配置により、シート材22
は、成形ローラ118、120を出た後できるだけ速く
容易に受け取られる。もしキャリブレータ122が成形
ローラ118、120から離れていると、成形温度での
溶融強度が低い材料は変形した形状から収縮して元に戻
ると同時に冷えて所望程度の波形がたやすく得られなく
なる傾向があることが判明した。そのシート材22の温
度が成形温度より低くなると、キャリブレータ122が
それを一時的に変形させることはあり得るがそのシート
材が下流端146を出た後に所望の変形が保たれなくな
る。そこで、本発明によると、成形ローラ118、12
0の目的は波形、すなわちピーク128と谷130を形
成することであり、キャリブレータ122の目的は材料
がガラス転移温度以下まで冷却するにまかせつつ波形シ
ートの所望の形状を維持して保つことにより変形を所望
の形状に設定することである。キャリブレータエレメン
ト140、142が対応する成形ローラ118、120
に近接しているため、この目的が達成され、さらに、熱
成形されたシートの垂れ下がり、そりおよびねじれを始
めとする望ましくない熱変形が防止される。
【0023】キャリブレーション部材140、142は
各々、入口144付近から出口146付近まで伸びる冷
却チャネル143をもっている。この冷却チャネル14
3は冷却流体(たとえば水)を受容し、それによってキ
ャリブレータ122の温度はシートの的確な熱成形を確
保するのに適当な温度に維持される。キャリブレーショ
ン部材140、142は、輪状の成形ローラ126、1
27の間隔に匹敵する中間スペーサ145によって横方
向に間隔をもって離れている。キャリブレータ部材14
0、142の形状と間隔は所望のシートの形を得るため
に成形ローラ118、120に合うように適合させるこ
とができる。成形ロール118、120およびキャリブ
レータ122の形は、図7および図8にそれぞれ示した
別の成形ロール構造118′、120′およびキャリブ
レータ構造122′に例示されているように容易に変更
することができる。
【0024】シート材が熱成形ステージ16を通って運
ばれて行く間、チェーンドライブ50がシート材22に
かかっている横方向の張力を保つことにより変形中のそ
の横幅を維持する。変形したシート材22が熱成形ステ
ージ16を出るとチェーンドライブ50は図示のように
シート材から外れる。シート材22は、熱成形ステージ
16の下流にある冷却ステージ18で強制冷却される
(図1)。この冷却ステージは、シート材22の対向側
で対面する関係に配置された一対のプラテン150から
なることができる。このプラテン150には、冷却流体
(たとえば水)源と連結したフローチャネル152を形
成することができる。また冷却ステージ18はひとつ以
上の補助エアブロワ156をもっていてもよい。例示し
た具体例では冷却プラテン150が熱成形ステージ16
のすぐ下流に位置しており、ブロワ156が一次ドライ
ブ26の下流にある。
【0025】一次ドライブ26(図12および13)で
は、輪状ホイール92を有するローラ80が、変形した
シート22の谷130と係合し、円筒状バックアップロ
ーラ82が一次ローラ80の反対側でシートの下面に当
接する。図示してあるように、バックアップローラ82
も輪状ドライブホイール92も、対応する4つのゴム製
スリーブ88、94をもっている。ドライブバックアッ
プローラ82により、適当な引張り力が波形シート22
にかけられる。スリーブ88、94はニップ93のとこ
ろでシート22と弾性的に係合する。この弾性的なつか
み作用のため、係合する駆動ホイールによってシートに
対する損傷が防止される。
【0026】図9、10、11に示されているように、
排出ステージ20は複数の外部幅トリムナイフ160を
もっていることができる。これらのナイフは各々が、上
面からシート材22に当接するカッティングローラ16
2と、段付きエッジ166を有する裏あてローラまたは
マンドレル164とをもっている。このエッジとカッテ
ィングブレード162とによってシート材は、図示のよ
うに排出ステージ20を通って下流方向に進むにつれて
縦方向に切開される。
【0027】一般に、少なくともふたつの幅カッティン
グナイフ160が設けられており、これらはさまざまな
幅にカットするためにシート材22に対して横方向で調
節可能である。所望であれば、さらに中央に配置される
ひとつ以上の幅カッティングナイフ161を使用してシ
ート全体からそれより幅の狭いものを切り出すことがで
きる。
【0028】外部ナイフ160は端部エッジ46の近く
でスプロケットホール57の内側で余った材料(部分)
170をトリミングするエッジカッタとして機能する。
シート材22からトリミングされた余りの材料170
は、トリムカッタ162の下流のチョッパユニット17
2の中に向かう。チョッパ172はモータによって駆動
されており、切り取られたシート材174を再利用する
ためにコンベヤベルト176上に排出する。
【0029】図16〜19に示されているように、個々
のパネル24は、トリミングされたシート材22から切
断される。パネルカッタ180が設けられていて、これ
がパネル24を切断して積み重ねるかまたは排出ステー
ジ20から輸送する。このパネルカッタ180は成形さ
れたシート材22の両面に係合する上側および下側クラ
ンピング部材184および186をもっている。この上
側と下側のクランピング部材184、186は、シート
22の対向側の面に形成されたそれぞれの谷とピークに
係合するインターディジタル構造のフィンガ188−1
89をもっている。交互両刃ナイフ190が上側のクラ
ンピング部材184のチャネル192内に乗っており、
このナイフは下側部材186内のスロット193中に伸
びるダブルエッジ191をもっている。このナイフ19
0は、成形されたシート22を横断する両方向に動い
て、図示されているようにそれぞれのピーク128とト
ラフ130の各々を通って切断する。このパネルカッタ
180は冷却ステージ18の下流にあるカッティングテ
ーブル194上に載置されていてもよい。上側と下側の
クランピング部材184と186は一緒に動いて、移動
するシート22と確実に係合するのでカッタ180がテ
ーブル194の下流に移動することが可能になる。カッ
タ180が下流に移動する際、交互ナイフ190がスロ
ット193中に入り、横断方向に動いてシート22を切
断し、パネル24が生成する。交互ナイフ190はチャ
ネル192のいずれかの面で静止して止まり、クランピ
ング部材184、186が離れて切断されたパネル24
を解放する。その後パネルカッタ180は上流に移動し
て、成形されたシート22と再び係合する。次にナイフ
190が反対方向に動いて両面ブレード191で切断す
る。パネルカッタ180、クランピング部材184、1
86、およびナイフ191は空気または電気モータなど
により流体圧力で駆動してもよい。
【0030】熱成形を適正に実施し、緊急時には停止さ
せるために、図1に示してあるように供給ステージ12
の上流に剪断カッタ196を設けることができる。この
剪断カッタ196は、シート材22の両面上に位置する
一対のブレード198、199をもっている。剪断ブレ
ード198、199はすぐに噛み合って、材料がヒータ
セクション14に送られるのを停止させることができ
る。所望により、別の剪断カッタ(図には示してない)
を他の位置に設けてもよい。
【0031】このシステム中の各種アクチュエータは流
体圧方式で作動させてもよいし電気的に作動させてもよ
い。本発明のひとつの態様では、巻き戻しスタンド36
が流体圧で駆動される。また、排出ステージ20の剪断
カッタ196とパネルカッタ180ならびに一次ドライ
ブ26および二次ドライブ28は通常電気的に駆動され
る。
【0032】本発明によると、二次ドライブ28は、一
次ドライブ26の駆動速度よりいくらか遅い速度で操作
される。したがってシート材22は熱成形ステージ16
を通って引かれている間張力下に維持される。例示した
具体例の場合、二次ドライブ28は、一次ドライブ26
の線引張り速度の約95%で作動する。材料が異なる場
合はそれに合わせて、この一次ドライブ26と二次ドラ
イブ28の速度差を適宜調節する必要がある。
【0033】本発明に従って、成形温度で低い溶融強度
を有する材料を熱成形する方法が提供される。この方法
は、熱成形に先立って材料を横から支持し、その材料を
そのガラス転移温度付近の熱成形温度まで加熱し、加熱
直後その材料をそのガラス転移温度より高い温度で熱成
形し、熱成形された材料を熱成形ステップに近接した位
置で捕らえることによってガラス転移温度より高い温度
でその材料のサイズを調節(キャリブレーション)し、
この変形を維持しながら材料をそのガラス転移温度より
低い温度に冷却することからなっている。
【0034】また本方法は、シート材料の変形後に、熱
成形前の第二駆動速度より速い第一駆動速度で差動駆動
することも含む。現時点で本発明の好ましい具体例と考
えられる態様について説明して来たが、本発明から逸脱
することなくさまざまな変更や修正をなし得ること、そ
してそのような変更や修正は本発明の真の思想と範囲内
に入るものとして添付の特許請求の範囲に包含されるも
のであることは当業者には極めて明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に従って低い溶融強度の材料を
熱成形する多段装置の全体の概略側面図である。
【図2】図2は、本発明で有用な熱成形可能なシート材
の一例の断片断面図である。
【図3】図3は、熱成形ローラの端面図である。
【図4】図4は、成形ローラとキャリブレータの側面図
である。
【図5】図5は、キャリブレータエレメントの平面図の
部分詳細図である。
【図6】図6は、図4の4−4線に沿って見たキャリブ
レータの端面図である。
【図7】図7は、別の成形ロールの部分端面図である。
【図8】図8は、別のキャリブレータの部分端面図であ
る。
【図9】図9は、エッジトリマーの平面図である。
【図10】図10は、図9の7−7線に沿って見たトリ
マの端面断面図である。
【図11】図11は、図10の8−8線に沿って見たト
リムナイフの側面図である。
【図12】図12は、一次ドライブの側面図である。
【図13】図13は、一次ドライブの端面図である。
【図14】図14は、オーブンおよび二次ドライブの平
面図である。
【図15】図15は、図14の12−12線に沿って見
た二次ドライブの断面図である。
【図16】図16は、パネルカッタの平面図である。
【図17】図17は、図16の14−14線に沿って見
たパネルカッタの側面断面図である。
【図18】図18は、パネルカッタ内のクランピングジ
ョーの部分透視図である。
【図19】図19は、パネルカッティングナイフの部分
透視図である。
【符号の説明】
10 熱成形装置 12 供給ステージ 14 加熱ステージ 16 熱成形ステージ 18 冷却ステージ 20 トリム/カット/スタックまたは排出ステージ 22 熱成形可能なシート材料 24 成形されたパネル 26 一次ドライブ 28 二次ドライブ 46 端部エッジ 50 チェーンドライブ 52 エンドレスチェーン 54 リンク 56 ピン 80 上部ドライブローラ 82 バックアップローラ 88 弾性スリーブ 92 輪状ドライブホイール 94 弾性スリーブまたはカバー 106、108、110 ヒータユニット(加熱エレメ
ント) 118、118′、120、120′ 熱成形ローラ 122、122′ キャリブレータ 126、127 輪状成形ローラ 128 ピーク 130 トラフ(谷) 140、142 キャリブレータ上部、下部エレメント
(部材) 143 冷却チャネル 144 上流端(入口) 145 中間スペーサ 146 下流端(出口) 150 プラテン 156 補助エアブロワ 160 外部幅トリムナイフ 162 カッティングローラ(ブレード)、トリムカッ
タ 180 パネルカッタ

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形温度で低い溶融強度を有するシート
    状の供給材料から波形のシートを連続的に製造する装置
    であって、 シート材料を供給する供給機と、 供給機と結合しており、シート材料を長手方向の径路に
    沿って運搬すると共にその径路に沿ってシート材料を横
    方向に支持してシート材料を選定された幅に維持するキ
    ャリヤと、 前記径路内にあって複数の加熱段階を有していてシート
    材料を受容すると共にシート材料の温度をその成形温度
    まで上げるヒータと、 前記径路を横切って対向したインターディジタル構造の
    一対の成形ローラを含んでいて成形温度まで加熱された
    シート材料をその間に受容すると共に加熱されたシート
    内に波形を形成する熱成形手段と、 成形ローラと間隔をもって近接して対応した形を有する
    関係で係合した前記径路を横切る形状付入口を有してお
    り成形ローラに近接して前記径路内に位置した、成形直
    後の波形シートを捕獲する冷却されたキャリブレータで
    あり、前記入口から前記径路に沿って出口まで伸びる一
    対の対向したインターディジタル構造の形状付表面を有
    していて加熱されたシートがその成形温度以下に冷却す
    るまでシート内の波形を維持するキャリブレータと、を
    含む装置。
  2. 【請求項2】 さらに、シート材料と係合すると共にそ
    のシート材料を選定された速度でキャリブレータから引
    出すための一次駆動手段をキャリブレータの出口のとこ
    ろにもっている、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 さらに、シート材料を供給機から成形ロ
    ーラに向かう方向に選定された速度で搬送するためのキ
    ャリヤ用二次駆動手段をもっている、請求項2記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 一次駆動手段の駆動速度が二次駆動手段
    の駆動速度より大きくて、シート材料が成形ローラおよ
    びキャリブレータを通って引出されるときにシート材料
    に引張り力を付与する、請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 一次駆動手段が一対のローラをもってお
    り、そのうちの少なくともひとつが、シート材料の片側
    からそのシート材料中の変形部に係合する複数の間隔を
    もって離れた輪状の駆動部材を有しており、他のローラ
    が輪状駆動部材の反対側でシート材料に係合する、請求
    項2記載の装置。
  6. 【請求項6】 輪状駆動手段およびバックアップローラ
    の各々が、シートが本装置を通って引かれているときシ
    ートの対向側に摩擦係合すると共にシートに対する損傷
    を防止するための弾性カバーをもっている、請求項5記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 さらに、キャリヤから出た波形シートを
    トリミングして選定された幅の波形シートを形成する手
    段をもっている、請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 さらに、波形シートを選定された長さに
    切断する手段をもっている、請求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】 ヒータが、シートの温度を周囲温度から
    成形温度のほぼ半分付近の温度まで徐々に上昇させる第
    一の加熱ゾーンを含んでいる、請求項1記載の装置。
  10. 【請求項10】 ヒータが、シートの温度を成形温度付
    近まで上昇させる第二の加熱ゾーンを含んでいる、請求
    項1記載の装置。
  11. 【請求項11】 第二の加熱ゾーンが、端部エッジ付近
    で高くシートの中央付近で低い温度勾配をもっている、
    請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 ヒータが、シートの温度を熱成形直前
    に成形温度に維持する第三の加熱ゾーンを含んでいる、
    請求項1記載の装置。
  13. 【請求項13】 ヒータが、シートの端部エッジ付近で
    シートの中央付近より高い温度勾配を有する少なくとも
    ひとつの加熱ゾーンをもっている、請求項1記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 成形ローラが各々、選定された直径の
    駆動ローラと、選定された間隔をもって離れた関係で駆
    動ローラに沿ってこれに固定されている複数の輪状成形
    ローラとを含んでいる、請求項1記載の装置。
  15. 【請求項15】 輪状の部材が取り外し可能なように駆
    動ローラに取り付けられている、請求項14記載の装
    置。
  16. 【請求項16】 輪状の部材が駆動ローラに沿って均一
    な間隔で配置されている、請求項14記載の装置。
  17. 【請求項17】 一対の熱成形ローラが、一方のローラ
    の輪状部材が他方のローラの輪状部材の間にかつ間隔を
    もった関係で軸方向に配置されている、請求項14記載
    の装置。
  18. 【請求項18】 各輪状部材が、シート材料中に対応す
    る形状を形成するように選定された形状を有する、請求
    項14記載の装置。
  19. 【請求項19】 キャリヤがシート材料の横に位置する
    一対の細長いエンドレス部材を含んでおり、このエンド
    レス部材がその上に担持されておりシートを突き刺すよ
    うに間隔をもって離れたピン部材を含んでいる、請求項
    1記載の装置。
  20. 【請求項20】 エンドレス部材がヒータと熱成形デバ
    イスの間で循環して運搬するように適合した一対のチェ
    ーンをもっている、請求項19記載の装置。
  21. 【請求項21】 チェーンがさらに、複数の互いに連結
    されたリンクと、ヒータと熱成形デバイスとの間でシー
    ト材料に係合すると共にこれを突き刺すようにリンクか
    ら半径方向外側に伸びている複数のピン部材とをもって
    いる、請求項20記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記キャリブレータが複数の細長いキ
    ャリブレーション部材を含んでおり、その部材の各々が
    波形シートに係合するような形状をした表面をもってお
    り、この表面がインターディジタルの対向関係で配置さ
    れている、請求項1記載の装置。
  23. 【請求項23】 キャリブレーション部材がさらに、冷
    却用流体を受容するように前記形状付表面の反対側に形
    成された複数のチャネルの形態をした手段をもってい
    る、請求項22記載の装置。
  24. 【請求項24】 さらに、キャリブレーション部材間に
    配置されたスペーサ手段をもっている、請求項22記載
    の装置。
  25. 【請求項25】 シートの温度がガラス転移温度より低
    くなるまでシート内に熱成形された波形を維持するよう
    に第一の組および第二の組のキャリブレーション部材お
    よびスペーサが互いに向かい合った関係で配置されてい
    る、請求項22記載の装置。
  26. 【請求項26】 キャリブレータ手段が、シートに対し
    て横断方向の表面を成形ローラとぴったり対応する形状
    関係で有する入口をもっていて、それにより、成形され
    たシートが熱成形に続いてすぐにキャリブレータに受け
    取られる、請求項1記載の装置。
  27. 【請求項27】 さらに、キャリブレーションの下流に
    熱成形されたシートを冷却するための冷却手段をもって
    いる、請求項1記載の装置。
  28. 【請求項28】 冷却手段がシート材料を間に受容する
    ように配置された一対の流体冷却されたプラテンを含ん
    でいる、請求項27記載の装置。
  29. 【請求項29】 冷却手段がブロワを含んでいる、請求
    項27記載の装置。
  30. 【請求項30】 成形温度で低い溶融強度を有する供給
    材料から波形のシートを連続的に製造する方法であっ
    て、 材料をガラス転移温度まで徐々に加熱し、 加熱の直後に材料を熱成形し、熱成形の直後に材料をキ
    ャリブレーションすると同時に、加熱、熱成形およびキ
    ャリブレーション工程の間シート材料に横方向の張力を
    維持することからなる方法。
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