JPH0619158B2 - 高層建築物の構造 - Google Patents

高層建築物の構造

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JPH0619158B2
JPH0619158B2 JP3372587A JP3372587A JPH0619158B2 JP H0619158 B2 JPH0619158 B2 JP H0619158B2 JP 3372587 A JP3372587 A JP 3372587A JP 3372587 A JP3372587 A JP 3372587A JP H0619158 B2 JPH0619158 B2 JP H0619158B2
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克彦 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、合理的な構造方式を採用することにより、特
別な補強をすることなく経済的な構造設計が可能とな
る、高層建築物の構造に関するものである。
(従来の技術) 第5図は従来の高層建築物1の構造力学的な応力分布を
示す概念図である。
しかして、第4図において、長期荷重としての鉛直力の
みが作用している場合は、第5図(a)に示すように各
柱2には負担面積に応じて略均等に軸力(圧縮力)が加
わる。
次に、例えば建築物1に対して第4図中右方向から水平
力としての風圧力Wが作用した場合を想定すると、該水
平力のみに対する各柱2の応力分布としては、第5図
(b)に示すように第4図中右半分の柱2には引張力が
作用し、一方左半分の柱2には圧縮力が作用することと
なる。
よって、本従来例に係る高層建築物のように水平力時の
応力が前記長期荷重としての鉛直力に比較して相対的に
大きくなるものにあっては、現実には各柱2に生じる応
力は、該鉛直力との合成応力分布として第5図(c)に
示すようなものとなり、図中右側端部の柱2には引張力
が支配荷重として作用していることとなる。
即ち、本来引張力以外の外力を想定して設計するべき柱
について引張力も考慮しなければならないという問題が
発生している。
そこで、従来は第6図に示すように前記引張力を予め設
計段階で考慮しておき、コンクリートが該引張力を負担
しないですむように、柱2の断面においてコンクリート
3内の中心部分に、いわゆる軸鉄筋4として鋼管などの
引張力抵抗部材を埋設しておくものや、柱主筋5に所定
のプレストレスを付与しておき、前記引張力に対処させ
るような設計が採用されていた。
(発明が解決すべき問題点) しかしながら、かかる従来例においては軸鉄筋4を加え
る事や、柱主筋5にプレストレスを付与するための作業
等が余分に必要となり、施工作業が煩雑となり、また、
経済的な設計の観点からも問題を抱えていた。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑み開発されたもので
あり、設計段階で予め引張力の作用する柱がなくなるよ
うに構造計画を行うことにより、合理的な設計が可能な
建築物の構造を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明に係る建築物の構造に
おいては、水平力時の軸力の負担が建築物の外周端部に
おいて低減するように、該外周端部における梁の剛性を
内部よりも所定量だけ低下させたことを特徴とするもの
である。
(作用) 上記構成から成る本発明においては、予め高層の建築物
の外周端部において、水平力を伝達する梁の剛性を該外
周部分だけ低減することにより、水平力作用時に水平構
面から各柱に伝達される軸力の負担が、前記外周端部の
柱において他部位より低減し、結果として前記外周端部
付近の柱に引張力が作用することがなくなるよう構造設
計を行なうことが可能となるものである。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例を図面を参照しつつ説明す
る。
第1図乃至第3図は、本発明の一実施例を示すものであ
り、第1図は高層建築物10の特定層における概念的平
面図を示している。
しかして、該高層建築物10においては、格子状に各梁
11が配設され、該梁11相互の交点に各柱12が配置
される設計になっている。
ここで、梁11の断面性能が長さ方向の全体を通じて同
一であれば、外周端部の各柱12aは、鉛直力に対する
負担面積は中央部の各柱12bに比較して約半分であ
り、一方、水平力が作用した場合の該水平力のみに対す
る軸力は、該外周端部の柱12aが最も大きくなる。
そこで、本実施例においては、第2図に示すように、或
特定の梁11を例にとると、該梁の断面性能を両側の外
周端部11aにおいてのみ低減化し、該両端部における
梁剛性が中央部分よりも所定量だけ低下するような構成
としている。
即ち、梁11両側の外周端部11aにおいてその梁成を
中央部分よりも小さくすることにより、両端部における
梁剛性が中央部分よりも所定量だけ低下するように構成
されている。
よって、格子状に一体化された各梁11が構成する水平
構面は、外周端部のみその剛性が低下しているため、水
平力としての風圧力、地震力が作用した場合、該水平力
は従来のように均等に各柱12に伝達されず、外周端部
の柱12aの負担する軸力は、他の内部の柱12bに比
較して、上記したその部分の梁剛性の低下した分だけ少
なくてすむこととなる。
即ち、第3図(b)に示すように、前記水平力のみに対
する各柱12の応力分布は、これに対応する第5図に示
した従来例の応力分布に比較して外周端部の柱12aの
軸力が少なくなった分を他の内部の各柱12bがより多
く負担していることとなる。
よって、長期荷重としての鉛直力との合成応力分布は、
第3図(c)に示すように全ての柱12について圧縮側
となり、上記従来例のように柱に軸鉄筋を内臓したり、
プレストレスを導入したりする作業が全く不要となる。
なお、第3図(b)に示す応力分布は、第1図において
右方向から水平力が作用した場合の例であるが、上記の
如く本実施例においては外周部のすべての梁剛性を低減
化させてあるので、いずれの方向からの水平力に対して
も同様の作用効果を奏しうるものである。
(発明の効果) 本発明は上述した如く構成されており、水平力時の軸力
の負担が建築物の外周端部において低減するように、該
外周端部における梁の剛性を内部よりも所定量だけ低下
させるという合理的な構造方式を採用することにより、
水平力のみに対する各柱の応力分布は、外周端部の柱の
軸力が少なくなった分を他の内部の各柱がより多く負担
していることとなり、長期荷重としての鉛直力との合成
応力分布は、全ての柱について圧縮側となるため、従来
例の如く柱自体に特別な補強をすることなく、特定の柱
に対して引張力が支配荷重となるおそれを排除し、経済
的な構造設計が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示し、第1図は
本実施例に係る高層建築物の特定層の概念的平面図、第
2図は特定の梁の構成を示す概念的要部断面図、第3図
(a)乃至第3図(c)は各々柱の応力分布を示す説明
図、第4図は従来の高層建築物の概略立面図、第5図
(a)乃至(c)は各々その各柱の応力分布図、第6図
は従来の柱の概略断面図である。 1,10……高層建築物、2,12……柱、 3……コンクリート、4……軸鉄筋、 5……柱主筋、11……梁、 11a……外周端部の梁、 11b……内部の梁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平力時の軸力の負担が建築物の外周端部
    において低減するように、該外周端部における梁の剛性
    を内部よりも所定量だけ低下させたことを特徴とする高
    層建築物の構造。
JP3372587A 1987-02-17 1987-02-17 高層建築物の構造 Expired - Fee Related JPH0619158B2 (ja)

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