JPH06192057A - 除毛剤組成物 - Google Patents

除毛剤組成物

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JPH06192057A
JPH06192057A JP35959492A JP35959492A JPH06192057A JP H06192057 A JPH06192057 A JP H06192057A JP 35959492 A JP35959492 A JP 35959492A JP 35959492 A JP35959492 A JP 35959492A JP H06192057 A JPH06192057 A JP H06192057A
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JP
Japan
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hair
keratin
carbon atoms
depilatory
formula
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Pending
Application number
JP35959492A
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English (en)
Inventor
Yoshiko Tabata
佳子 田端
Mikako Matsubara
美佳子 松原
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 除毛剤組成物を、皮膚に対して温和な条件で
作用させても優れた除毛能が発揮されるようにする。 【構成】 除毛剤組成物が、式(1) 【化1】 R(OROCHCH(OH)CHSH (1) (式中、Rは炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のアル
キル基、Rは炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のア
ルキレン基を表し、nは0以上の整数である)で表され
るケラチン還元性化合物の少なくとも一種を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、皮膚への刺激が少な
く、感作のおそれがなく、しかも温和な条件で優れた除
毛能を発揮する除毛剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、体毛の除毛方法としては、剃る、
引き抜く、電気ビーム等で毛根を焼くといった物理的方
法と、硫化カルシウム等の無機系あるいはチオグリコー
ル酸塩等の有機系のケラチン還元性化合物により体毛の
ケラチン蛋白を還元的に切断するといった化学的方法が
知られている。化学的方法のうち、無機系の薬剤は不安
定なため、近年ではチオグリコール酸塩等のケラチン還
元性化合物を使用して除毛する方法が主流となってい
る。
【0003】チオグリコール酸塩等のケラチン還元性化
合物からなる除毛剤は、主にクリーム状、ジェル状ある
いはムース状の剤型で使用されているが、いずれの形態
においても十分な除毛能を得るためには、そのpH値を
かなり高い領域(例えばpH12.5以上)に設定する
ことが必要とされている。しかし、除毛剤のpH値を高
く設定すると皮膚への刺激が強い。また、除毛能を高く
するためには、チオグリコール酸塩等のケラチン還元性
化合物の濃度を高めることが好ましいが、チオグリコー
ル酸には弱い感作性があるのでこの場合にはケラチン還
元性化合物そのものによる感作のおそれも生じる。この
ように、従来のチオグリコール酸塩等を使用した除毛剤
は、優れた除毛能と、直接皮膚に適用するのに十分な安
全性とを同時に満足したものとはなっていない。
【0004】このような状況において、皮膚刺激を緩和
する方法として、除毛剤中に油成分を配合して乳化系と
したり、グリチルリチン酸やその塩あるいはグアイアズ
レン等の消炎剤を添加することが一般に行われている。
また除毛能を高める方法として、毛髪の膨潤作用を有す
る尿素等を除毛剤中に添加することが提案されている
(特開平2−28107号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
いずれによっても優れた除毛能を達成しつつ皮膚刺激を
解消するという問題は解決されていない。即ち、除毛在
中への油成分の配合は速やかな除毛を妨げるという問題
があり、消炎剤の添加も本質的にチオグリコール酸塩の
感作作用をなくすものではない。また、尿素の添加は、
尿素自体が、チオグリコール酸塩に所定の除毛能を達成
させるのに必要な高pH域で不安定であるという問題を
有している。
【0006】そのため、皮膚に対して温和な条件で作用
させた場合にも優れた除毛能を達成できる除毛剤は未だ
得られていない。
【0007】この発明は以上のような従来技術の課題を
解決しようとするものであり、優れた除毛能を達成で
き、しかも皮膚への刺激が少なくて感作性を持たないケ
ラチン還元性化合物を使用し、それにより皮膚に対して
温和な条件で作用させても優れた除毛能を達成すること
のできる除毛剤組成物を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明者は、上記の目
的を達成すべく鋭意研究した結果、特定のチオグリセリ
ルアルキルエーテル及びその誘導体が、優れた除毛能を
有し、しかも感作性がないことを見出し、この発明を完
成させるに至った。
【0009】即ち、この発明は、式(1)
【0010】
【化2】 R(O(R1 OCHCH(OH)CHSH (1) (式中、Rは炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のアル
キル基、R1 は炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のア
ルキレン基を表し、mは1以上の整数、nは0以上の整
数である)で表されるケラチン還元性化合物の少なくと
も一種を含有することを特徴とする除毛剤組成物を提供
する。
【0011】この発明において、除毛剤組成物の主剤と
なるケラチン還元性化合物としては、上記式(1)のチ
オグリセリルアルキルエーテル又はその誘導体を使用す
る。ここで、Rは炭素数1〜20、好ましくは炭素数1
〜12の直鎖状又は分岐状のアルキル基である。Rの炭
素数が20を超えると除毛能が低下する。また、式中、
mは1以上の整数、nは0以上の整数であるが、R(O
(R1 −の炭素数の合計を2〜20とすること
が好ましい。炭素数の合計が2未満であると若干の感作
性が発現し、反対に20を超えると除毛能が低下する。
【0012】以上のようなケラチン還元性化合物の使用
に際しては、そのうち1種のみを使用してもよく、2種
以上を併用してもよい。また、この発明の除毛剤組成物
には、ケラチン還元性化合物として上述の式(1)のチ
オグリセリルアルキルエーテル又はその誘導体のみを使
用することが好ましいが、さらに他のケラチン還元性化
合物を併用することもできる。他のケラチン還元性化合
物を使用した場合においても、上述の式(1)のチオグ
リセリルアルキルエーテル又はその誘導体を使用するこ
とにより、当該他のケラチン還元性化合物のみを使用し
た場合に比べてその使用量を減らすことができ、使用条
件を皮膚に対してより穏やかにすることが可能となり、
感作のおそれを著しく低減させることが可能となる。
【0013】この発明の除毛剤組成物において、式
(1)のチオグリセリルアルキルエーテル又はその誘導
体の含有量は、一般に0.1〜50重量%、好ましくは
0.5〜30重量%である。少なすぎると十分な除毛能
が得られず、一方、過剰であると効果が顕著に向上せ
ず、処方の制約が大きくなる。
【0014】また、式(1)のチオグリセリルアルキル
エーテル又はその誘導体の使用に好適なpH値は、一般
に8〜14好ましくは9〜13である。この範囲よりも
pH値が低いと除毛能が十分に得られず、反対にこの範
囲よりもpH値が高いと皮膚に対する刺激が強くなる。
【0015】pHの調整方法としては、ナトリウム、カ
リウム等のアルカリ金属の水酸化物や、カルシウム、マ
グネシウム等のアルカリ土類金属の水酸化物等の無機ア
ルカリ、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、
トリエタノールアミン等の第一級、第二級又は第三級ア
ミン、アルギニン、リジン等の塩基性アミノ酸等の有機
アルカリの1種又は複数種を必要に応じて適宜組み合わ
せて使用すればよい。また、任意の緩衝系を組んでもよ
い。
【0016】この発明の除毛剤組成物の配合は、式
(1)のチオグリセリルアルキルエーテル又はその誘導
体と、除毛剤組成物を所期のpH値に調製するための無
機又は有機アルカリが基本成分となり、この他には処方
上特に制限はなく、剤型についても液状、ジェル状、ク
リーム状、ムース状等種々の態様をとることができる。
したがって、この発明の除毛剤組成物の配合成分として
は、付与する剤型等に応じて、基本成分以外に除毛能の
低下や感作性を引き起こさない範囲で種々の成分を配合
することができる。このような配合成分としては、例え
は、界面活性剤、油剤、溶解剤、緩衝剤、安定化剤、消
炎剤、香料、色素、防腐剤、増粘剤、噴射剤、皮膚保護
剤等をあげることができる。
【0017】
【作用】この発明の除毛組成物は、体毛を切断するケラ
チン還元性化合物として、式(1)
【0018】
【化3】 R(O(R1 OCHCH(OH)CHSH (1) (式中、Rは炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のアル
キル基、R1 は炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のア
ルキレン基を表し、mは1以上の整数、nは0以上の整
数である)で表される化合物を含有するが、この式
(1)の化合物は従来のケラチン還元性化合物に比べて
低いpHでも優れた除毛能を有し、かつ感作性をもたな
い。したがって、この発明の除毛剤組成物は、従来に比
べてpHを低く、皮膚に対して刺激の少ない温和な条件
に調製した場合でも、優れた除毛能を発揮するものとな
り、かつ皮膚に対する安全性が格段に高まったものとな
る。
【0019】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて具体的に
説明するが、この発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
【0020】実施例1〜4及び比較例1〜3 表1に示した各種ケラチン還元性化合物の水溶液につい
て感作性試験を行った。また、除毛能の指標として応力
緩和試験を行った。
【0021】この場合、感作性試験にはケラチン還元性
化合物の10重量%水溶液を使用し、モルモットを用い
てCCET法により感作と惹起を行った。そして、以下
の基準により評価した。なお、対照群の惹起結果はいず
れも−であった。
【0022】(感作性評価基準) − : 惹起による発赤が見られない ± : かすかな発赤が見られる + : 明らかな発赤が見られる ++: 著しい発赤が見られる また、応力緩和試験は、毛髪(直径約80μm)を水中
で1%伸長させ、十分に応力が安定した後、各ケラチン
還元性化合物の0.7M水溶液(pH10に水酸化ナト
リウムで調整したもの)に20分間浸漬し、その応力緩
和率を求めた。そして得られた応力緩和率について以下
の基準により評価した。
【0023】(応力緩和率評価基準) ○:応力緩和率80%以上 △:応力緩和率60%以上80%未満 ×:応力緩和率60%未満 これらの結果を表1に示した。
【0024】
【表1】 表1の結果から、実施例のケラチン還元性化合物は感作
性がなく、応力緩和率も優れており、除毛剤組成物の基
本成分として好適であることがわかる。
【0025】実施例5〜6及び比較例4〜5 表2に示した配合で、実施例3、4及び比較例1、3で
使用した各種ケラチン還元性化合物とその他の成分を配
合し、常法にしたがって水酸化ナトリウムを使用してp
Hを11に調整することにより除毛剤組成物を調製し
た。
【0026】得られた各除毛剤組成物の除毛能を、男性
パネラーの前腕に除毛剤組成物0.5gを直径2cmの
円状に塗布し、10分間放置し、その後ティッシュペー
パーで拭き取り、体毛の除去の程度を観察することによ
り試験し、以下の基準にしたがって評価した。
【0027】(除毛能評価基準) ○:軽く拭き取ったときに根元からきれに体毛が除去で
きた場合 △:軽く拭き取ったときに一部に体毛が残った場合 ×:拭き取りを繰り返しても体毛が除去しきれなかった
場合 これらの結果を表2に示した。なお、使用したケラチン
還元性化合物の感作性は表1に示した通りであるが、参
考のため、これらも表2に示した。
【0028】
【表2】 表2の結果から、皮膚に感作を起こすことのないケラチ
ン還元性化合物を配合した実施例の除毛剤組成物は、除
毛能においても、pH11という従来に比べて低いpH
域で優れた性能を発揮することがわかる。一方、比較例
の除毛剤組成物はこのようなpH域ではいずれも十分な
除毛能を達成できず、特に感作性に優れたN−アセチル
−L−システインを使用した場合(比較例5)には、除
毛能が低く除毛剤として実用に供せないことがわかる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、皮膚に対して温和な
条件で作用させても優れた除毛能を達成することのでき
る除毛剤組成物を得ることが可能となる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 R(OROCHCH(OH)CHSH (1) (式中、Rは炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のアル
キル基、Rは炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のア
ルキレン基を表し、nは0以上の整数である)で表され
るケラチン還元性化合物の少なくとも一種を含有するこ
とを特徴とする除毛剤組成物。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【化2】 R(ORn3OCHCH(OH)CHSH (1) (式中、Rは炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のアル
キル基、Rは炭素数1〜20の直鎖状又は分岐伏のア
ルキレン基を表し、nは0以上の整数である)で表され
るケラチン還元性化合物の少なくとも一種を含有するこ
とを特徴とする除毛剤組成物を提供する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】この発明において、除毛剤組成物の主剤と
なるケラチン還元性化合物としては、上記式(1)のチ
オグリセリルアルキルエーテル又はその誘導体を使用す
る。ここで、Rは炭素数1〜20、好ましくは炭素数1
〜12の直鎖状又は分岐状のアルキル基である。Rの炭
素数が20を超えると除毛能が低下する。また、式中
は0以上の整数であるが、R(OR−の炭素数
の合計を2〜20とすることが好ましい。炭素数の合計
が2未満であると若干の感作性が発現し、反対に20を
超えると除毛能が低下する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【化3】 R(OROCHCH(OH)CHSH (1) (式中、Rは炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のアル
キル基、Rは炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のア
ルキレン基を表し、nは0以上の整数である)で表され
る化合物を含有するが、この式(1)の化合物は従来の
ケラチン還元性化合物に比べて低いpHでも優れた除毛
能を有し、かつ感作性をもたない。したがって、この発
明の除毛剤組成物は、従来に比べてpHを低く、皮膚に
対して刺激の少ない温和な条件に調製した場合でも、優
れた除毛能を発揮するものとなり、かつ皮膚に対する安
全性が格段に高まったものとなる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1) 【化1】 R(O(R1 OCHCH(OH)CHSH (1) (式中、Rは炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のアル
    キル基、R1 は炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のア
    ルキレン基を表し、mは1以上の整数、nは0以上の整
    数である)で表されるケラチン還元性化合物の少なくと
    も一種を含有することを特徴とする除毛剤組成物。
  2. 【請求項2】 式(1)において、R(O(R1
    −の炭素数の合計が2〜20である請求項1記載の除
    毛剤組成物。
JP35959492A 1992-12-24 1992-12-24 除毛剤組成物 Pending JPH06192057A (ja)

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