JPH0619212Y2 - 弾性表面波素子 - Google Patents
弾性表面波素子Info
- Publication number
- JPH0619212Y2 JPH0619212Y2 JP12629586U JP12629586U JPH0619212Y2 JP H0619212 Y2 JPH0619212 Y2 JP H0619212Y2 JP 12629586 U JP12629586 U JP 12629586U JP 12629586 U JP12629586 U JP 12629586U JP H0619212 Y2 JPH0619212 Y2 JP H0619212Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slope
- electrode
- surface acoustic
- acoustic wave
- interdigital
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 title claims description 48
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は弾性表面波素子に関し、特に位相補償用電極
を有する弾性表面波素子に関する。
を有する弾性表面波素子に関する。
(従来技術) 第2図は従来の弾性表面波素子の一例を示す部分平面図
である。この弾性表面波素子1は圧電材料にて形成され
た基板2上に形成されたインタディジタル電極3と、こ
のインタディジタル電極3によって発生された弾性表面
波が入力される導波路電極4とを含む。また、インタデ
ィジタル電極3と導波路電極4の間に位相補償用電極5
が形成される。
である。この弾性表面波素子1は圧電材料にて形成され
た基板2上に形成されたインタディジタル電極3と、こ
のインタディジタル電極3によって発生された弾性表面
波が入力される導波路電極4とを含む。また、インタデ
ィジタル電極3と導波路電極4の間に位相補償用電極5
が形成される。
そしてスプリアスの原因となる導波路電極4の電極端で
の弾性表面波のピックアップや反射を防ぐために、導波
路電極4の入力側には、弾性表面波伝搬方向に対して垂
直でない一定の勾配を有する傾斜が形成されている。ま
た、位相補償用電極5を接地することによって、インタ
ディジタル電極3から導波路電極4への直達波を抑圧す
るようにしている。
の弾性表面波のピックアップや反射を防ぐために、導波
路電極4の入力側には、弾性表面波伝搬方向に対して垂
直でない一定の勾配を有する傾斜が形成されている。ま
た、位相補償用電極5を接地することによって、インタ
ディジタル電極3から導波路電極4への直達波を抑圧す
るようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 第2図に示す、従来の弾性表面波素子では、インタディ
ジタル電極と位相補償用電極の入力側端縁とが平行であ
るため、位相補償用電極端で反射された弾性表面波が、
インタディジタル電極で反射または再励起されて、これ
がスプリアス発生の原因となる。
ジタル電極と位相補償用電極の入力側端縁とが平行であ
るため、位相補償用電極端で反射された弾性表面波が、
インタディジタル電極で反射または再励起されて、これ
がスプリアス発生の原因となる。
それゆえに、この考案の主たる目的は、従来の弾性表面
波素子の長所を全て備えた上に、位相補償用電極の入力
側での反射による影響を抑えることができる、弾性表面
波素子を提供することである。
波素子の長所を全て備えた上に、位相補償用電極の入力
側での反射による影響を抑えることができる、弾性表面
波素子を提供することである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、圧電材料にて形成された基板の上に、薄膜
金属にて形成されたインタディジタル電極,導波路電極
およびその間に形成された位相補償用電極とを具備した
弾性表面波素子において、弾性表面波の伝搬方向をX,
圧電体表面の平面におけるX軸に垂直方向をYとする
と、位相補償用電極の弾性表面波が入力される電極端に
はY軸に平行にならない所定の第1の傾斜が形成され、
導波路電極の弾性表面波が入力される電極端には、第1
の傾斜と逆の勾配を有する第2の傾斜が形成され、第1
の傾斜のインタディジタル電極に最も近い点を通るY軸
に平行な直線と、第2の傾斜のインタディジタル電極に
最も遠い点を通るY軸に平行な直線との間で、弾性表面
波のどの伝搬経路においても、金属電極部分を伝搬する
距離が等しくなるように位相補償用電極の弾性表面波が
出力される電極端に第3の傾斜が設定されることを特徴
とする、弾性表面波素子である。
金属にて形成されたインタディジタル電極,導波路電極
およびその間に形成された位相補償用電極とを具備した
弾性表面波素子において、弾性表面波の伝搬方向をX,
圧電体表面の平面におけるX軸に垂直方向をYとする
と、位相補償用電極の弾性表面波が入力される電極端に
はY軸に平行にならない所定の第1の傾斜が形成され、
導波路電極の弾性表面波が入力される電極端には、第1
の傾斜と逆の勾配を有する第2の傾斜が形成され、第1
の傾斜のインタディジタル電極に最も近い点を通るY軸
に平行な直線と、第2の傾斜のインタディジタル電極に
最も遠い点を通るY軸に平行な直線との間で、弾性表面
波のどの伝搬経路においても、金属電極部分を伝搬する
距離が等しくなるように位相補償用電極の弾性表面波が
出力される電極端に第3の傾斜が設定されることを特徴
とする、弾性表面波素子である。
(作用) 位相補償用電極の入力端に形成された第1の傾斜によっ
て、反射された弾性表面波は、位相が不揃いになり、な
おかつ、その進行方向はY方向に平行にならないので、
インタディジタル電極に到達しても打ち消されてしま
う。
て、反射された弾性表面波は、位相が不揃いになり、な
おかつ、その進行方向はY方向に平行にならないので、
インタディジタル電極に到達しても打ち消されてしま
う。
(考案の効果) この考案によれば、位相補償用電極の入力端で反射され
た弾性表面波によってインタディジタル電極が再励起さ
れることがないので、それによるスプリアス発生が抑え
られる。
た弾性表面波によってインタディジタル電極が再励起さ
れることがないので、それによるスプリアス発生が抑え
られる。
この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例を示す部分平面図である。
この弾性表面波素子10は圧電材料にて形成された基板
12を含む。圧電体基板12上には、入力電気信号を弾
性表面波に変換するためのインタディジタル電極14が
形成される。さらに、圧電体基板12の弾性表面波伝搬
方向には、インタディジタル電極14で励振された弾性
表面波を受ける導波路電極16が形成される。また、圧
電体基板12上の、インタディジタル電極14と導波路
電極16の間には、位相補償用電極18が形成される。
この位相補償用電極18が接地されて、インタディジタ
ル電極14から導波路電極16への直達波が抑えられ
る。
この弾性表面波素子10は圧電材料にて形成された基板
12を含む。圧電体基板12上には、入力電気信号を弾
性表面波に変換するためのインタディジタル電極14が
形成される。さらに、圧電体基板12の弾性表面波伝搬
方向には、インタディジタル電極14で励振された弾性
表面波を受ける導波路電極16が形成される。また、圧
電体基板12上の、インタディジタル電極14と導波路
電極16の間には、位相補償用電極18が形成される。
この位相補償用電極18が接地されて、インタディジタ
ル電極14から導波路電極16への直達波が抑えられ
る。
第1図において、弾性表面波の伝搬方向をX,基板12
表面の平面におけるX軸に垂直な方向をYとする。
表面の平面におけるX軸に垂直な方向をYとする。
位相補償用電極18の弾性表面波が入力される電極端
は、Y軸に平行でない所定の勾配を有する第1の傾斜2
0が形成される。また、導波路電極16の弾性表面波が
入力される側には、Y軸に対して第1の傾斜と逆の勾配
を有する第2の傾斜22が形成される。さらに、第1の
傾斜20のインタディジタル電極14に最も近い点を通
るY軸に平行な直線l1と、第2の傾斜22のインタデ
ィジタル電極14より最も遠い点を通るY軸に平行な直
線l2との間で、弾性表面波のどの伝搬経路において
も、金属電極部分を伝搬する距離が等しくなるように、
位相補償用電極18の弾性表面波が出力される電極端に
第3の傾斜24が形成される。
は、Y軸に平行でない所定の勾配を有する第1の傾斜2
0が形成される。また、導波路電極16の弾性表面波が
入力される側には、Y軸に対して第1の傾斜と逆の勾配
を有する第2の傾斜22が形成される。さらに、第1の
傾斜20のインタディジタル電極14に最も近い点を通
るY軸に平行な直線l1と、第2の傾斜22のインタデ
ィジタル電極14より最も遠い点を通るY軸に平行な直
線l2との間で、弾性表面波のどの伝搬経路において
も、金属電極部分を伝搬する距離が等しくなるように、
位相補償用電極18の弾性表面波が出力される電極端に
第3の傾斜24が形成される。
第1の傾斜20が形成されることによって、位相補償用
電極18の入力端で反射された弾性表面波の位相は、イ
ンタディジタル電極14に到達したときに揃ってしない
ので、インタディジタル電極14によって再励起される
ことがなく、したがってスプリアスの発生も抑えられ
る。同様に、第2の傾斜22および第3の傾斜24によ
る反射波の影響もなくなる。
電極18の入力端で反射された弾性表面波の位相は、イ
ンタディジタル電極14に到達したときに揃ってしない
ので、インタディジタル電極14によって再励起される
ことがなく、したがってスプリアスの発生も抑えられ
る。同様に、第2の傾斜22および第3の傾斜24によ
る反射波の影響もなくなる。
この実施例では、第1の傾斜20,第2の傾斜22,第
3の傾斜24はすべて直線で、それらの長さのY方向成
分はすべてインタディジタル電極14の交差幅に等し
い。そして、第2の傾斜22と第3の傾斜24は同じ方
向に傾き、第1の傾斜20は逆の傾きをもつ。弾性表面
波の波長をλとするとき、第1の傾斜の長さのX方向成
分をnλ/2(n:自然数)、第3の傾斜の長さのX方
向成分をmλ/2(m:自然数)、第2の傾斜の長さの
X方向成分を(n+m)λ/2に設定される。
3の傾斜24はすべて直線で、それらの長さのY方向成
分はすべてインタディジタル電極14の交差幅に等し
い。そして、第2の傾斜22と第3の傾斜24は同じ方
向に傾き、第1の傾斜20は逆の傾きをもつ。弾性表面
波の波長をλとするとき、第1の傾斜の長さのX方向成
分をnλ/2(n:自然数)、第3の傾斜の長さのX方
向成分をmλ/2(m:自然数)、第2の傾斜の長さの
X方向成分を(n+m)λ/2に設定される。
導波路電極16および位相補償用電極18の各傾斜は上
述のように形成されるため、第1の傾斜20のインタデ
ィジタル電極14に最も近い点を通るY軸に平行な直線
l1と第2の傾斜22のインタディジタル電極14に最
も遠い点を通るY軸に平行な直線l2との間で、任意の
弾性表面波の伝搬路で、金属電極形成部分の長さの和が
等しくなっている。そのため、位相補償用電極18に第
1の傾斜20を形成しても、導波路電極16の幅内では
その任意の位置で音速の速い部分の距離と遅い部分の距
離が等しいので、直線l2の先(右側)へは、位相の揃
った弾性表面波が伝搬する。
述のように形成されるため、第1の傾斜20のインタデ
ィジタル電極14に最も近い点を通るY軸に平行な直線
l1と第2の傾斜22のインタディジタル電極14に最
も遠い点を通るY軸に平行な直線l2との間で、任意の
弾性表面波の伝搬路で、金属電極形成部分の長さの和が
等しくなっている。そのため、位相補償用電極18に第
1の傾斜20を形成しても、導波路電極16の幅内では
その任意の位置で音速の速い部分の距離と遅い部分の距
離が等しいので、直線l2の先(右側)へは、位相の揃
った弾性表面波が伝搬する。
以上の実施例では傾斜部が直線である例を示したが折れ
線でも曲線であっても、実用新案登録請求の範囲の条件
を満たしていれば構わない。
線でも曲線であっても、実用新案登録請求の範囲の条件
を満たしていれば構わない。
さらに、前記実施例では、弾性表面波の励振に用いる場
合の例を示したが、全く同じ構造のものを弾性表面波の
受信に用いても、位相の揃った特性の良い弾性表面波素
子が得られるのは勿論である。
合の例を示したが、全く同じ構造のものを弾性表面波の
受信に用いても、位相の揃った特性の良い弾性表面波素
子が得られるのは勿論である。
第1図はこの考案の一実施例を示す部分平面図である。 第2図は従来の弾性表面波素子の一例を示す部分平面図
である。 図において、10は弾性表面波素子、12は圧電材料に
より形成された基板、14はインタディジタル電極、1
6は導波路電極、18は位相補償用電極を示す。
である。 図において、10は弾性表面波素子、12は圧電材料に
より形成された基板、14はインタディジタル電極、1
6は導波路電極、18は位相補償用電極を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】圧電材料にて形成された基板の上に、薄膜
金属にて形成されたインタディジタル電極,導波路電極
およびその間に形成された位相補償用電極とを具備した
弾性表面波素子において、 弾性表面波の伝搬方向をX,前記圧電体基板表面の平面
におけるX軸に垂直方向をYとすると、 前記位相補償用電極の前記弾性表面波が入力される電極
端にはY軸に平行にならない所定の第1の傾斜が形成さ
れ、 前記導波路電極の前記弾性表面波が入力される電極端に
は、前記第1の傾斜と逆の勾配を有する第2の傾斜が形
成され、 前記第1の傾斜の前記インタディジタル電極に最も近い
点を通るY軸に平行な直線と、前記第2の傾斜の前記イ
ンタディジタル電極に最も遠い点を通るY軸に平行な直
線との間で、前記弾性表面波のどの伝搬経路において
も、金属電極部分を伝搬する距離が等しくなるように前
記位相補償用電極の前記弾性表面波が出力される電極端
に第3の傾斜が設定されることを特徴とする、弾性表面
波素子。 - 【請求項2】前記第1の傾斜,第2の傾斜および第3の
傾斜はすべて直線で、それらの長さのY方向成分はすべ
て前記インタディジタル電極の交差幅に等しく、前記第
2の傾斜と前記第3の傾斜は同じ方向に傾き、第1の傾
斜は逆の傾きをもち、 前記弾性表面波の波長をλとするとき、前記第1の傾斜
の長さのX方向成分をnλ/2(n:自然数)とし、前
記第3の傾斜の長さのX方向成分をmλ/2(m:自然
数)とし、前記第2の傾斜の長さのX方向成分を(n+
m)λ/2、またはそれらに近く設定した、実用新案登
録請求の範囲第1項記載の弾性表面波素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12629586U JPH0619212Y2 (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | 弾性表面波素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12629586U JPH0619212Y2 (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | 弾性表面波素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6333212U JPS6333212U (ja) | 1988-03-03 |
| JPH0619212Y2 true JPH0619212Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=31019965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12629586U Expired - Lifetime JPH0619212Y2 (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | 弾性表面波素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0619212Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-19 JP JP12629586U patent/JPH0619212Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6333212U (ja) | 1988-03-03 |
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