JPH0619295A - 背面露光現像方法 - Google Patents

背面露光現像方法

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JPH0619295A
JPH0619295A JP4194799A JP19479992A JPH0619295A JP H0619295 A JPH0619295 A JP H0619295A JP 4194799 A JP4194799 A JP 4194799A JP 19479992 A JP19479992 A JP 19479992A JP H0619295 A JPH0619295 A JP H0619295A
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信司 山根
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、低電界領域で現像剤抵抗が急激に
高くなる事に起因して発生するゴースト現象やかぶり等
を解消し、特にa−Siを用いた感光体においても鮮明
な画像形成を可能とする背面露光現像方法を提供する事
を目的とする。 【構成】 本発明は、前記感光体とトナー摺擦域の接触
帯電と露光の繰返しにより現像剤が劣化した場合でも該
劣化した後の現像剤抵抗が下記1)式を満足する範囲で
現像を行なう事を特徴とするものである。 Rt<(Vc/Vs−Vc)Rh …1) Rt:現像剤抵抗(現像可能電圧Vcの電圧を印加した
際の現像剤抵抗) Vs:現像剤担持体に印加される現像バイアス(電圧) Vc:現像可能電圧 Rh:感光体の明抵抗

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、ファクシミ
リ、複写機等に適用される背面露光現像方法に係り、特
に感光体の背面側に配設した露光手段により感光体を露
光させながら、露光とほぼ同時に現像を行なう背面露光
現像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば透光性支持体上に透光
性導電層と光導電体層を積層してなる感光体ドラム内
に、画像情報に対応した光出力を生成する露光手段を内
挿し、該露光手段の光出力を集束化して前記光導電体層
に潜像を結像すると同時若しくはその直後に前記感光体
ドラムと対面配置させたトナー担持体を介して前記潜像
を可視像(トナー像)化した後、該トナー像を転写ロー
ラその他の転写手段を介して普通紙に転写可能に構成し
た画像形成装置は公知である。(特開昭58ー153957号
他)
【0003】この種の画像形成装置においては、構成の
一層の簡単化とオゾン発生等の防止、更には地かぶりの
防止を図る為に、独立した帯電器を設けずに前記感光体
ドラムと対峙して配置された現像スリーブ上に導電性磁
性トナーを担持させるとともに、スリーブに内包した固
定磁石集成体その他の磁気力を利用していわゆる磁気ブ
ラシ状のトナー摺擦域を現像位置直前位置に設け、該摺
擦域により感光体ドラム表面を摺擦しながら現像スリー
ブ側に印加した現像バイアスを利用して前記摺擦域を介
して前記ドラムの感光層に電荷を注入しての帯電を行な
った後、該帯電の直後に該ドラムに内包された露光手段
を利用して露光像を結像すると共に現像を行ない、所定
の画像形成を行なうように構成している。
【0004】従って前記装置に使用するトナーは現像ス
リーブ側より電荷注入を行なうために導電性トナーであ
る事が前提となるが、導電性トナーを用いると、トナー
像を用紙に転写する時に転写効率の悪さが問題となる。
かかる欠点を防止するには、前記現像剤に導電性トナー
を用いずに、絶縁トナーを用いるのが好ましいが、絶縁
トナーを用いると現像バイアスから電荷注入という帯電
工程が取れず、摩擦帯電のみになってしまい、円滑な帯
電が困難になってしまう。
【0005】従って上記欠点を防止する為、特開昭63
ー214781号に示すように、トナー抵抗率が104
〜109Ω・cmの導電性磁性トナーとトナー抵抗率が
1014Ω・cm以上で且つ摩擦帯電により定められた極
数に帯電する摩擦帯電型高抵抗トナーとを混合し、その
混合トナーの抵抗値を105〜1010Ω・cmに設定し
た技術を提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うに導電性トナーの抵抗値が104〜109Ω・cmと半
導電域、若しくは混合トナーであっても105〜1010
Ω・cmの半導電域であり、このような半導電域の材料
は一般に電界強度によって抵抗値が異なり、低電界で
は、抵抗値が指数関数的に上昇する。この為例えば10
5〜1010Ω・cmの半導電域の現像剤を作成しても現
像印加電圧近くまで感光体帯電電位が帯電されると、そ
の現像空間に存在する現像剤の抵抗は高抵抗化してしま
い、感光体側への円滑な電荷注入、即ち帯電が行なわれ
ない。従って単独であれ、混合であれ前記の様な半導体
域のトナーを用いて現像を行なうと、再帯電時に前画像
を十分消去出来るだけの電荷を付与できず、その後の現
像工程で像露光の履歴(前位の潜像)によって発生する
ゴースト現象や、又感光体の再帯電の不足によって生ず
るかぶり等の欠点が顕在化する。
【0007】そしてこのような低電界領域で現像剤抵抗
が急激に高くなる事に起因して発生する前記欠点は、従
来のOPCその他の有機半導体より抵抗の低いa−Si
その他の感光体を用いた場合に一層顕著になると共に、
特にa−Siを用いた感光体は前記の半導電域の現像剤
に比較して相対的に抵抗値が低い為に、帯電不良が一層
増幅し、かぶりやゴーストが一層発生しやすい。
【0008】本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、低
電界領域で現像剤抵抗が急激に高くなる事に起因して発
生するゴースト現象やかぶり等を解消し、特にa−Si
を用いた感光体においても鮮明な画像形成を可能とする
背面露光現像方法を提供する事を目的とする。
【0009】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記欠点を解消
する為に、前記現像剤抵抗を単独で定める事なく、現像
時における現像剤抵抗が常に、下記1)式により定める
抵抗値以下に設定、言い換えれば前記感光体とトナー摺
擦域の接触帯電や現像剤の攪拌の繰返しにより現像剤が
劣化した場合でも該劣化した後の現像剤抵抗が下記1)
式を満足する範囲で現像を行なう事を特徴とするもので
ある。 Rt<(Vc/Vs−Vc)Rh …1) Rt:現像剤抵抗(現像可能電圧Vcの電圧を印加した
際の現像剤抵抗) Vs:現像剤担持体に印加される現像バイアス(電圧) Vc:現像可能電圧(反転現像が開始されるときの(現
像バイアス−感光体帯電電位)の電位をさす。) Rh:感光体の明抵抗
【0010】
【作用】本発明の作用を詳細に説明する。背面露光現像
法の基本作用は図1に示すように、透光性支持体1a上
に、透光性導電層1b、注入阻止層1e、及び光導電体
層1cと表面層1fからなる感光層1c/1fが積層形
成された感光体ドラム1と対峙して配置された現像スリ
ーブ30上に、例えば高抵抗若しくは絶縁磁性トナーと
導電性磁性キャリアからなる現像剤を担持させるととも
に、例えば前記両者1、30を夫々矢印方向に相対的速
度差を以て回転させる事により、スリーブ31に内包し
た固定磁石集成体33の磁気力を利用していわゆる磁気
ブラシ状の現像剤摺擦域10を現像ギャップ間に形成す
る。現像剤摺擦域10では現像スリーブ30側に印加し
た現像バイアスVsの印加により感光体ドラム1側に一
旦前記トナーが転移付着させて現像剤磁気ブラシによ
り、感光体ドラム1表面を摺擦しながら感光体ドラム1
側に帯電がなされ該帯電電位が前記現像バイアスの電位
に接近してくると現像剤が現像スリーブ30側に固定磁
石集成体33の磁気力で引戻される。この際該帯電直後
に該ドラム1に内包された露光手段2を利用して露光像
を結像する事により前記帯電電位が0V付近まで減衰
し、現像バイアスVsと感光体ドラムとの電位差でトナ
ーの反転現像が行なわれ、所定の画像形成を行なう事が
出来るものである。
【0011】ここで前記摺擦域における現像バイアス電
圧Vsと帯電電位Vhとの関係は図4の等価回路で表せ
られる。ここでRhは感光体抵抗、Chは感光体容量、
Rtは現像剤抵抗、Ctは現像剤容量である。又Rt及
びCtはトナーとキャリアを所定配合比で混合したトー
タルとしての現像剤の抵抗と容量を指す。従って前記等
価回路より現像バイアス電圧Vsと帯電電位Vhとの関
係を式で表すと、式3)の計算式が得られる。 Vh=Vs[(Rh/Rt+Rh)−A] …3) A={(Ch・Rh-Ct・Rt)/(Ct+Ch)(Rt+Rh)}・exp[-{(Rt+Rh)t}/{Rt・Rh(Ct+Ch)} t:現像時間。 さて前記3)の計算式において、現像剤、感光体の抵抗
Rt、Rh及び容量Ct、Chが全て小さく、現像時間が充分短
いプロセス設定でなければ、 Vh=Vs(Rh/Rt+Rh) …2) と近似できる。
【0012】一方図5は(現像バイアス電圧Vs−感光
体帯電電位Vh)と現像濃度の関係を示す現像γ特性
で、感光体が前記現像バイアスにより現像剤摺擦域上で
帯電電位が上昇し、(Vs−Vh)がVc以下になった
ときに露光する事により露光された非帯電部位にのみ現
像剤が付着し、円滑な反転現像が行なわれる事を示して
いる。
【0013】図3は現像剤抵抗Rtと帯電電位Vhの関
係を示す。実線は画像露光した際の感光体抵抗(明抵
抗)の場合、破線は露光していないときの抵抗(暗抵
抗)の場合で、夫々ゴーストとかぶりの尺度となる。こ
れらの曲線が現像開始電圧Vcを越えると(図中では斜
線部)、前者では主としてゴーストとかぶりが、後者で
はかぶりが発生する。従って前記図5より現像剤の抵抗
は少なくとも前記現像可能電圧Vc以上に感光体が帯電
できるように設定すればよい。
【0014】一方感光体の暗抵抗は常に明抵抗と同等か
それ以上である為に、言い換えれば感光体の抵抗は明抵
抗以下にならないことから明抵抗と設定する事が出来、
又前記3)式におけるA項は通常の条件下、特にa−S
i感光体の場合は完全に無視出来るので、従って前記現
像剤抵抗を下記のように設定する事によりゴーストとか
ぶりの発生が防止出来る。 Vh=Vs−Vc<Vs(Rh/Rt+Rh) …2’) 前記2’式を展開する事により Rt<(Vc/Vs−Vc)Rh …1) が導き出せる。
【0015】図6は例えば後記実施例における二成分現
像剤を用いた場合の現像剤抵抗の電界依存性を示し、
(A)は現像初期における現像剤の電界依存性、(B)
は所定枚数(15000枚)印字後の現像剤の電界依存
性を示し、いずれも低電界で高抵抗化する事を示すとと
もに劣化により現像剤抵抗が上昇する事を示している。
従って前記感光体とトナー摺擦域の接触帯電や攪拌の繰
返しにより現像剤が劣化した場合でも該劣化した後の現
像剤抵抗が1)式を満足する範囲で現像を行なう必要が
ある。この場合二成分現像剤の場合は、トナーはもとも
と絶縁体であるので、現像剤の劣化にともなう高抵抗化
の原因はキャリアの高抵抗化にあると考えられる。
【0016】そこで本発明においては前記現像剤を、導
電性磁性キャリアと高抵抗若しくは絶縁性磁性トナーか
らなる複数成分の現像剤で形成した請求項1記載の背面
露光現像方法において、前記キャリアを、図7に示すよ
うに絶縁樹脂13中に磁性体15を分散した粒子の表面
に導電性微粒子16を固着して形成された熱溶融性の導
電性キャリア14で形成すると共に、該キャリア14の
平均粒径を、トナー平均粒径の略1〜5倍以内に設定す
る事により感光体の電化注入能力が充分高く維持され、
而も前記キャリア14の劣化により絶縁性となった場合
に、その直径比はトナーの1〜5倍であるために略絶縁
性トナーと共に感光体ドラムの潜像部に付着して前記摺
擦域から脱離して常にフレッシュなキャリアが供給され
る事となり、前記1)式を長期に亙って維持する事が出
来、言い換えれば長期に亙ってかぶりやゴーストが発生
する事なく円滑な画像形成が可能となる。而も前記キャ
リアは定着工程により熱溶融可能な樹脂キャリアに設定
している為に、トナーと同等に扱われ画像品質に何等影
響しない。又前記感光体をa−Si系感光体に設定する
事により前記A項を完全に無視でき、本発明の目的を円
滑に達成し得る。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を例示
的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている
構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に
特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。図2
は本発明の実施例にかかるプリンタの構成を示す慨略図
である。1はLEDユニット2を内挿した感光体ドラム
で、その回転方向に沿って現像ユニット3に組込まれた
現像スリーブ30、転写ローラ4が配設されていると共
に、前記感光体ドラム1と転写ローラ4間の接線方向に
沿って上流側より、給紙カセット5、紙検知センサ6、
レジストローラ7、及び転写ローラ4を挟んで定着ロー
ラ8が配設されている。
【0018】次に本発明の要部たる感光体ドラム1と現
像ユニット3の構成を中心に図2及び図1に基づいて詳
細に説明する。尚、図1において説明の容易化を図るた
めに感光体ドラム径を現像スリーブ径より数段大に設定
しているが、実際は両者の径は略30φ(mm)と同径
に設定している。感光体ドラム1は、図1に示すように
内面側よりガラス若しくはポリエステルからなる透光性
支持体1a上に、ITO(インジウム・スズ・酸化物)
層を活性反応蒸着法により成膜してなる透光性導電層1
b、a−Si(P+)系注入阻止層1e、光導電体層1
c、及びa−SiC表面層1fが積層されて形成されて
おり、そして光導電体層1cはa−Si:Hからなる光
導電体を用い、そして電子の移動度を高める為、ノンド
ープ又はVa族元素を含有させる。そして光導電体層1
cは膜厚を7.0μm、抵抗率を108Ω・cm(暗
中)、1011Ω・cm(明中)に、又表面層1fは膜厚
を0.3μm、抵抗率を1012Ω・cm(暗中)、10
12Ω・cm(明中)に設定してある。この結果感光体抵
抗Rhは明抵抗が2.0×106Ω、暗抵抗が6.6×
106Ωとなる。
【0019】一方感光体ドラム1内に内挿されるLED
ユニット2は、ドラム軸方向に沿って1列状に配列した
不図示のLEDチップ列と集束性レンズアレイ23(商
品名:セルフォックレンズ)とを一体的に保持してなる
ヘッドブロック24とにより形成され、そして前記LE
Dユニット2はその露光位置がドラム/スリーブの最近
接点、言い換えれば感光体ドラム1と現像スリーブ30
の軸心を結ぶ中心線上より僅かにドラム1回転方向下流
側(4°程度)に偏向させて、前記ドラム1内の光導電
体層1cに結像するように構成している。
【0020】転写ローラ4は転写効率を上げるために中
抵抗ローラを用い、前記トナーの帯電電位と逆極性の転
写バイアスを印加させるとともに、前記感光体ドラム1
周面に均一に圧接し、該ドラム1と同期して回転可能に
構成する。現像ユニット3は、トナー収容部32とキャ
リアとトナーが収容された容器本体31からなり、該容
器本体31の感光体ドラム1と対面する側に、固定磁石
集成体33を内包する現像スリーブ30を配設するとと
もに該スリーブ30に直径を感光体ドラムと同様に30
φに設定しつつ該感光体ドラム1と逆方向の時計回り方
向に回転し、好ましくは前記感光体ドラムの周速の5〜
10程度の回転速度でフォワードフィード可能に構成し
ている。トナー収容部32と容器本体31間は仕切壁3
4により分離され、該仕切壁34中央に設けたスリット
開口34aに補給ローラ35を配し、センサ36よりの
信号に基づいて容器本体31内のキャリア/トナー配合
比(トナー濃度)が低下する毎に前記補給ローラ35が
回転し、常に適正配合比に維持されるよう構成されてい
る。又容器本体31内には一対のミキサ37が配設さ
れ、容器本体31内のキャリア/トナー配合比を均一濃
度に維持させる。又現像スリーブ30上面側の容器31
出口端にはドクターブレード38が取付けられており、
現像位置に導く現像剤を薄層に規制可能に構成されてい
る。
【0021】固定磁石集成体は図2に示すような磁極配
置に設定し、特に感光体ドラム1と対面する側に現像剤
摺擦域を形成するための主磁極はドラム/スリーブ間の
最近接位置からドラム回転方向上流側の2°程度変位し
た位置に配設している。
【0022】次に前記現像ユニット3に用いる現像剤の
組成について図7に基づいて説明する。図7は本現像剤
に用いるキャリアの構成を示す模式図であり、磁性体1
5がバインダー樹脂中に均一に分散されてなるキャリア
母粒子13の表面に導電性微粒子16が固定されてキャ
リア14が構成されている。
【0023】キャリア14は、平均粒径が35μm、抵
抗率を5×102・Ω・cmに設定される。この場合キ
ャリア14の導電性は、主として導電性微粒子16によ
って付与される。又、キャリア14の抵抗率は、底部に
電極を有する内径20mmのテフロン製筒体にキャリア1
4を1.5g入れ、外径20mmの電極を挿入し、上部から
1kgの荷重を掛けて測定した時の値である。キャリア
14の磁力は、ある程度以上に大きいことが必要であ
り、好ましくは5kOe(エールステッド)の磁場での
最大磁化を55〜80emu/g、又1kOeの磁場で
の最大磁化を45〜60emu/gに設定に設定する。
尚キャリア14の磁力が余り小さくなると、現像剤の搬
送性が劣化し又キャリア14がトナーとともに現像され
る。尚前記キャリア14に用いる磁性体は例えばマグネ
タイト(Fe3O4)、導電性微粒子16としては例えば
カーボンブラック、キャリア母粒子13に用いられるバ
インダー樹脂としては、ポリスチレン系樹脂に代表され
るビニル系樹脂やポリエステル系樹脂等が用いられる。
【0024】そしてキャリア母粒子13の表面への導電
性微粒子16の固着は、例えば、キャリア母粒子13と
導電性微粒子16とを均一混合し、キャリア母粒子13
の表面に導電性微粒子16を付着させた後、機械的・熱
的な衝撃力を与え導電性微粒子16をキャリア母粒子1
3中に打ち込むようにして固定することにより行なわれ
る。導電性微粒子16は、キャリア母粒子13中に完全
に埋設されるのではなく、その一部をキャリア母粒子1
3から突き出すようにして固定される。
【0025】一方トナーは従来公知の絶縁性トナーと同
様に製造され、例えば、バインダー樹脂中に、着色剤、
電荷制御剤、オフセット防止剤、及び磁性体を添加して
磁性トナーとして形成されており、そしてかかる磁性ト
ナーは平均粒径が7μm、抵抗率が1015Ω・cmに設
定している。上記のキャリアとトナーとを所定割合に混
合して、後記する感光体抵抗値を有する現像剤に設定す
る。
【0026】そして本実施例については、例えば感光体
ドラム1は回転速度を25rpmに設定し、一方現像スリ
ーブの回転速度を200rpmに設定し、又該ドラムと
現像スリーブとは夫々30φで、両者間のギャップを
0.5mm、又固定磁石集成体33の磁極位置は前記し
たようにドラム/スリーブ間の最近接位置より2〜4°
感光体ドラム上流側に振り、又その磁極強さは800ガ
ウスに設定する。尚LEDヘッド2は、前記感光体ドラ
ム1に入射される露光エネルギーが0.35μJ/cm
2以上になるように駆動電流を設定すると共に、その発
光時間を5〜50μsになるように時分割駆動を行な
う。
【0027】そしてかかる条件下で前記導電性磁性キャ
リアと絶縁性磁性トナーの配合比(重量比)をキャリア
/トナー:85%/15%に設定し、現像剤の初期抵抗
Rt 1=1×104Ω(抵抗率ρ=3×106Ω・cm)
とし、又+50Vの直流電圧を現像バイアスVsとして印
加し、15000枚の印字を行なった所、現像初期から
最終印字まで画像濃度ID:1.3以上の画像が得ら
れ、且つゴーストやかぶりの発生がみられなかった。
【0028】そして前記15000枚印字後の現像剤の
抵抗値Rt2=2×105Ω(抵抗率ρ=6×107Ω・
cm)であり、又このときの現像可能電圧はVc=8v
であるので前記LEDヘッド2を感光体ドラム1と現像
スリーブ30の軸心を結ぶ中心線上より僅かにドラム1
回転方向下流側(4°程度)に設定する。次に本発明の
効果を検証するために、前記1)式にVc:8v、V
s:50、Rh(明抵抗):2.0×106Ωを代入す
ると Vc/(Vs−Vc)Rh={8/(50−8)}2.0×106Ω =3.8×105Ω(限界値)となる。 現像剤の初期抵抗Rt1(1×104Ω)も、又1500
0枚印字後の現像剤の抵抗値Rt2(2×105Ω)のい
ずれも前記限界値以下であり、本発明を満足している。
【0029】そして更に本発明の効果を検証するため
に、前記キャリア/トナーの配合比を変えて、現像剤の
初期抵抗Rt1=1×105Ωに設定し、他は前記と同一
の条件下で15000枚の印字を行なった所、現像初期
では画像濃度ID:1.3以上の画像が得られ、且つゴ
ーストやかぶりの発生がみられなかったが、数千枚前後
よりゴーストやかぶりが発生してきた。そこで前記15
000枚印字後の現像剤の抵抗値Rt2を確認した所1
×106Ωであった。従って本比較例では、現像初期で
は前記1)式を満足し、印字後の現像剤の抵抗値Rt2
は前記1)式を満足していない事が理解され、本発明の
効果が確認された。
【0030】
【効果】以上記載した如く本発明によれば、現像バイア
ス電圧と現像可能電圧電圧との関係において現像剤抵抗
を設定している為に、言い換えれば現像電界強度に対応
して現像剤抵抗を設定している為に、接触帯電と攪拌の
繰返しにより現像剤が劣化した場合でも、ゴースト現象
やかぶり等が生じる事なく円滑に鮮明画像形成を可能と
する。又前記現像剤抵抗は感光体の明抵抗との対応にお
いて設定されているものである為に、従来のOPCその
他の有機半導体より抵抗の低いa−Siその他の感光体
を用いた場合においても円滑に前記作用を達成できる。
等の種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の背面露光現像装置の基本構成図
【図2】本発明が適用される画像形成装置の要部構成
図。
【図3】現像剤抵抗Rtと帯電電位Vhの関係を示すグ
ラフ図。
【図4】現像バイアス電圧Vsと帯電電位Vhとの関係
を示す等価回路。
【図5】(現像バイアス電圧Vs−感光体帯電電位V
h)と現像濃度IDとの関係を示す現像γ特性図
【図6】本実施例における二成分現像剤を用いた場合の
現像剤抵抗の電界依存性を示し、(A)は現像初期にお
ける現像剤の電界依存性、(B)は所定枚数印字後の現
像剤の電界依存性を示す。
【図7】本実施例の現像剤に用いるキャリアの構成を示
す模式図
【符号の説明】
1 感光体 30 現像スリーブ 2 LEDユニット 10 現像剤摺擦域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と現像剤担持体との対面位置に現
    像剤摺擦域を形成すると共に、前記現像剤担持体に印加
    した現像バイアスにより現像剤摺擦域を介して感光体を
    接触帯電させつつ、該感光体の背面側より前記現像剤摺
    擦域が形成されている感光体の所定位置に露光を行な
    い、該露光とほぼ同時に現像を行なう背面露光現像方法
    において、 前記現像剤の抵抗が常に、下記1)式を満足する範囲で
    現像を行なう事を特徴とするものである。 Rt<(Vc/Vs−Vc)Rh Rt:現像剤抵抗(現像可能電圧Vcの電圧を印加した
    際の現像剤抵抗) Vs:現像剤担持体に印加される現像バイアス(電圧) Vc:現像可能電圧(反転現像が開始される際の(現像
    バイアス−感光体帯電電位)の電位をさす。) Rh:感光体の明抵抗
  2. 【請求項2】 前記現像剤を、導電性磁性キャリアと高
    抵抗若しくは絶縁性磁性トナーからなる複数成分の現像
    剤で形成した請求項1記載の背面露光現像方法におい
    て、前記キャリアを、絶縁樹脂中に磁性体を分散した粒
    子の表面に導電性微粒子を固着して形成された熱溶融性
    の導電性キャリアで形成すると共に、該キャリアの平均
    粒径を、トナー平均粒径の略1〜5倍以内に設定した背
    面露光現像方法
  3. 【請求項3】 前記感光体がa−Si系感光体である請
    求項1記載の背面露光現像方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5878706A (en) * 1996-10-25 1999-03-09 Yazaki Corporation Plug cap for ignition plug

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