JPH0619320Y2 - コモンモード・ノイズ低減回路 - Google Patents

コモンモード・ノイズ低減回路

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JPH0619320Y2
JPH0619320Y2 JP12256388U JP12256388U JPH0619320Y2 JP H0619320 Y2 JPH0619320 Y2 JP H0619320Y2 JP 12256388 U JP12256388 U JP 12256388U JP 12256388 U JP12256388 U JP 12256388U JP H0619320 Y2 JPH0619320 Y2 JP H0619320Y2
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JP
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common mode
mode noise
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noise reduction
capacitor
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JP12256388U
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Inventor
俊幸 太田
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日本電気精器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、スイッチング・レギュレータにおけるコモ
ンモード・ノイズ低減回路に関するものである。
〔従来の技術〕
半導体スイッチング素子を使用したスイッチング・レギ
ュレータの電源部は、スイッチング素子の優れた特性に
より効率化、小型化が計られているが、大きな電圧を高
速でON・OFF制御するので、高周波ノイズを発生さ
せる。
出力電圧に含まれるノイズや入力電源の端子間に加わる
ノイズは共にノーマルモード・ノイズであって、適当な
フィルタ回路の挿入等によって比較的容易にノイズの除
去が可能であり、ノイズ・トラブルを制御し易い。
しかし乍ら、入力−出力間、入力−筐体間、出力−筐体
間等に発生するコモンモード・ノイズは入力端から負荷
端に至る線路インピーダンスの不均衡に基づくものであ
って、電圧レベルではノーマルモード・ノイズに比べて
大きく、多くのノイズトラブルを起こしている。
このため、ノイズ発生源であるFET、電源トランス、
整流回路およびその周辺回路等についてノイズ除去策を
講ずることが必要である。
第2図は従来のコモンモード・ノイズ低減回路の一例を
示すものであって、2個直列接続したコンデンサを一次
側整流回路104の入力側端子間に接続し、その中点を
筐体グランド(以下FGという)に接続したコモンモー
ド・ノイズ低減用コンデンサ106と、二次側整流出力
回路数に等しいコンデンサを、電源トランス101の一
次側と前記整流回路104の出力側との接続線へ並列接
続し、またすべての二次側整流出力回路の各1線にそれ
ぞれ1個のコンデンサを接続し、前記一次側に接続され
たコンデンサと二次側に接続されたコンデンサとを、そ
れぞれ1個ずつ直列接続し、その中点をFGに接続した
二次側整流出力回路数に等しい接地コンデンサ群よりな
るコモンモード・ノイズ低減回路110とから構成され
ていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記の電源トランス一次側と二次側の回路にわたって設
けられたコモンモード・ノイズ低減回路110は、二次
側整流出力回路数の2倍の数のコンデンサを必要とする
ので、前記回路数が増加するとコンデンサを通してFG
へ流れる漏洩電流も増加する。
漏洩電流の増加はノイズ・トラブルの発生のみならず、
機器や人体に対する保安上からも制限する必要があり、
コモンモード・ノイズ低減回路に使用されるコンデンサ
の数と容量の選定は、ノイズ低減効果と漏洩電流の増加
と言う二律背反の課題を解決する必要があった。
この考案は、前述した課題を解決しスイッチング・レギ
ュレータにおけるコモンモード・ノイズを低減させる共
に漏洩電流の少ないコモンモード・ノイズ低減回路を提
供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するために、この考案は、電源トラン
スの一次側は、制御回路を備えたFETと、ラインフィ
ルタおよびコモンモード・ノイズ低減用コンデンサを備
えた整流回路とによって構成され、前記電源トランスの
二次側は、複数の整流出力回路によって構成されたスイ
ッチング・レギュレータにおいて、電源トランスの一次
側と整流回路の出力側を接続する1線と、二次側に接続
されている複数の整流回路の各1線とに、それぞれ1個
の適当容量のコンデンサを接続し、前記二次側に接続さ
れた複数のコンデンサの接地線をとりまとめ、前記一次
側に接続されたコンデンサの接地線とを一括してFGに
接続したものである。
〔作用〕
本考案のコモンモード・ノイズ低減回路によると、電源
トランス一次側に接続されているコンデンサは1個でよ
いので、二次側に接続されるコンデンサを含めたコンデ
ンサ数は少なくなり、かつ接地線も短縮されるので、漏
洩電流が低減される。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例について第1図を参照しなが
ら説明する。
電源トランス1の一次側は、制御回路3を備えたFET
4およびラインフィルタ5と一次側コモンモード・ノイ
ズ低減用コンデンサ6を備えた整流回路4によって構成
されており、二次側は整流出力回路の複数回線(この実
施例では3回線)によって構成されている。
この考案によるコモンモード・ノイズ低減回路は、電源
トランス1の一次側と二次側にわたって設けられた接地
コンデンサ群であって、電源トランス1の一次側と整流
回路4の出力側を接続する1線と、二次整流出力回路の
すべての回線(この実施例においては3回線)の各1線
とに、それぞれ1個の適当容量のコンデンサを接続し、
前記二次側回線に取付けられた3個のコンデンサの接地
線をとりまとめ、前記一次側に取付けられた1個のコン
デンサの接地線と一括してFGに接続したコモンモード
・ノイズ低減回路10である。
整流回路4の入力側に設けられた一次側コモンモード・
ノイズ低減用コンデンサ6は従来方式と同一であるが、
この考案に基づく電源トランス1の一次・二次間のコモ
ンモード・ノイズ低減回路10では、従来方式にくらべ
て使用されるコンデンサ数が(二次側整流出力回路数−
1)だけ、この実施例においては2個減少する。
この減少するコンデンサは、すべて電源トランス1の一
次側に設けられたものであり、交流電源をスイッチング
・レギュレータに供給すると、前記のコンデンサが漏洩
電流回路を形成するものであるので、このコンデンサ数
の減少は漏洩電流を効果的に低減させる。
〔考案の効果〕
この考案によるコモンモード・ノイズ低減回路において
は、漏洩電流の低減に有効な電源トランス一次側のコン
デンサは、二次側回線数に無関係に1個ですむので、漏
洩電流減少に伴うコモンモード・ノイズおよびノーマル
モード・ノイズの低減効果と共に、コンデンサ数の減少
および付帯する接地回路の簡略化によるコスト低下の効
果がある。
また、複数のスイッチング・レギュレータを同一交流電
源から受電する場合、個々のスイッチング・レギュレー
タの漏洩電流が多いと、交流電源からみた漏洩電流の合
計値も大きくなるので、交流電源側に設けられた漏電ブ
レーカが作動し易くなる欠点があったが、この考案によ
るコモンモード・ノイズ低減回路を備えたスイッチング
・レギュレータでは漏洩電流が小さいので、並列運転を
行っても漏電ブレーカの設定電流値の変更を必要としな
いと言う利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示すコモンモード・ノ
イズ低減回路を設けたスイッチング・レギュレータの結
線図、第2図は従来のコモンモード・ノイズ低減回路を
設けたスイッチング・レギュレータの結線図である。 1……電源トランス、 2……FET、 3……制御回路、 4……整流回路、 5……ライン・フィルタ、 6……コモンモード・ノイズ低減用コンデンサ、 7,8,9……二次整流出力回路、 10……コモンモード・ノイズ低減回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源トランスの一次側は、制御回路を備え
    たFETと、ライン・フィルタ及びコモンモード・ノイ
    ズ低減用コンデンサを備えた整流回路とによって構成さ
    れ、前記電源トランスの二次側は、複数の整流出力回路
    によって構成されたスイッチング・レギュレータにおい
    て、 前記電源トランスの一次側と前記整流回路の出力側を接
    続する1線と、二次側に接続されている複数の整流出力
    回路の各1線とに、夫々1個の適当容量のコンデンサを
    接続し、前記二次側に接続された複数のコンデンサの接
    地線をとりまとめ、前記一次側に接続されたコンデンサ
    の接地線とを一括して筐体グランドに接続することを特
    徴とするコモンモード・ノイズ低減回路。
JP12256388U 1988-09-19 1988-09-19 コモンモード・ノイズ低減回路 Expired - Lifetime JPH0619320Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0244877U JPH0244877U (ja) 1990-03-28
JPH0619320Y2 true JPH0619320Y2 (ja) 1994-05-18

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