JPH06193648A - 多板摩擦式油圧クラッチ - Google Patents

多板摩擦式油圧クラッチ

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Publication number
JPH06193648A
JPH06193648A JP4345655A JP34565592A JPH06193648A JP H06193648 A JPH06193648 A JP H06193648A JP 4345655 A JP4345655 A JP 4345655A JP 34565592 A JP34565592 A JP 34565592A JP H06193648 A JPH06193648 A JP H06193648A
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JP
Japan
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clutch
friction
hydraulic
integrally
friction plates
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Pending
Application number
JP4345655A
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English (en)
Inventor
Hajime Kishiya
初 志喜屋
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実な油供給が行える多板摩擦式油圧クラッ
チにおける潤滑油供給構造を、加工工数の低減により低
コストで提供する。 【構成】 第1伝動軸13と一体回転する内側係合部材
36の外周部に一体回転自在並びに軸芯方向にスライド
自在に係合する複数の摩擦板35と、第2伝動軸24と
一体回転する外側ドラム部材25の内方側に一体回転自
在並びに軸芯方向にスライド自在に係合する複数の摩擦
板23とを圧接させて伝動入り切りさせるよう構成し、
摩擦板23,35を圧接する油圧ピストン28を前記外
側ドラム部材25の内方側にスライド自在に内嵌させて
ある多板摩擦式油圧クラッチにおいて、前記油圧ピスト
ン28における前記内側係合部材36の摩擦板係合部位
に臨む位置でクラッチ作動用油圧室Rに連なる小径の貫
通孔37を形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1伝動軸と一体回転
する内側係合部材の外周部に一体回転自在並びに軸芯方
向にスライド自在に係合する複数の摩擦板と、第2伝動
軸と一体回転する外側ドラム部材の内方側に一体回転自
在並びに軸芯方向にスライド自在に係合する複数の摩擦
板とを圧接させて伝動入り切りさせるよう構成し、摩擦
板を圧接する油圧ピストンを前記外側ドラム部材の内方
側にスライド自在に内嵌させてある多板摩擦式油圧クラ
ッチに関する。
【0002】
【従来の技術】上記多板摩擦式油圧クラッチにおいて、
従来では、特開平4−113935号公報に示されるよ
うに、外側ドラム部材にクラッチ作動用油路とは別に形
成した内部油路を介して内側係合部材の径方向内方側か
ら潤滑油を供給させるよう構成したものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造は、多板
摩擦式クラッチにおける摩擦板の摺接箇所における潤滑
を円滑にするために、クラッチ作動油圧を分岐させて摺
接箇所の径方向内側に供給して、内側係合部材に形成さ
れた複数の挿通孔を通して遠心力により油が摩擦板摺接
箇所に供給されるよう構成したものである。ところが、
上記従来構造においては、外側ドラム部材にクラッチ作
動用油路とは別に潤滑油供給専用の油路を穿設するとと
もに、内側係合部材にも多数の挿通孔を形成しなければ
ならず、加工工数が大になる欠点があるとともに、高速
回転による遠心力によって、潤滑油が前記挿通孔を通っ
て径方向外方側に行ってしまい、内側係合部材と摩擦板
とのスプライン係合部に対する潤滑油供給が不充分にな
って、この内側スプライン係合部において油切れが生じ
てしまうことがあり、摩擦板が内側係合部材との間で軸
芯方向への円滑なシフトが行われず、クラッチ入り切り
作動が円滑に行えないものとなる等のおそれがあった。
本発明は上記不具合点を解消することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した多板摩擦式油圧クラッチにおいて、前記油
圧ピストンにおける前記内側係合部材の摩擦板係合部位
に臨む位置でクラッチ作動用油圧室に連なる小径の貫通
孔を形成してある点にある。
【0005】
【作用】作動用油圧室に圧油を供給すると、油圧ピスト
ンがシフトしてクラッチが入り操作されるとともに、そ
の作動油のうちの一部が小径の貫通孔を介して油圧ピス
トンの外方側に勢いよく噴出して、内側係合部材の摩擦
板係合部位に対して確実に油を供給することになる。し
かも、潤滑油供給専用の長い内部油路を形成する必要が
無く、比較的薄い油圧ピストンに貫通孔を形成するだけ
の加工で済み、加工が容易に行えるのである。
【0006】
【発明の効果】従って、多板摩擦式油圧クラッチに対し
て潤滑油供給箇所を合理的に設定することで、加工工数
の削減によって作製コストの低減が図れるとともに、径
方向内側に位置して遠心力によって油切れが生じやすい
内側係合部材の摩擦板係合部位に対して軸芯方向に沿っ
て確実に供給され、摩擦板のシフトが円滑化され、クラ
ッチの入り切り作動が確実に行えるものとなった。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に農作業車の一例である農用トラクタを示している。こ
の農用トラクタは、機体前部に搭載したエンジン1の動
力をミッションケース2を介して前後車輪3,4に伝え
るとともに、機体後部に設けた後部動力取り出し軸5及
び機体下部に設けた中央動力取り出し軸6に動力を供給
するよう伝動系を構成してある。詳述すると、図2に示
すように、エンジン1の動力が主クラッチ7、筒軸8を
介してギアシフト式主変速機構9に入力され、その変速
出力が副変速機構10を介して後輪差動機構11に供給
される一方、前輪増速機構12を介して前輪3に供給さ
れるよう機体走行駆動系を構成してある。又、エンジン
1の動力が直接供給される入力軸13〔第1伝動軸の一
例〕が前記筒軸8に遊転内嵌され、油圧式PTOクラッ
チ14〔多板摩擦式油圧クラッチの一例〕、PTO変速
機構15を介して前記各動力取り出し軸5,6に動力が
供給されるようPTO伝動系を構成してある。
【0008】次に前記PTOクラッチ14の取付け構造
について説明する。このPTOクラッチ14は、多板摩
擦式油圧クラッチで構成され、ユニット化した状態で予
め組付けたアセンブル状態でミッションケース2内に装
着できるよう構成してあり、このクラッチユニットは、
ミッションケース2の上部側に大きく形成した開口22
を通して上方側から組込めるようにしてある。つまり、
図3に示すように、従動側摩擦板23が一体回動自在に
係合されるとともに、従動軸24〔第2伝動軸の一例〕
にスプライン外嵌される従動部材25〔外側ドラム部材
の一例〕をベアリング26を介して支持ケース27によ
り回動自在に内嵌する状態でユニット状態で支持してあ
る。又、従動部材25のドラム部25aとスプラインボ
ス部25bとにより形成される筒形空間に油圧ピストン
28をスライド自在に内嵌し、支持ケース27並びに従
動部材25に穿設して形成された内部油路L1,L2を
介して油圧ピストン28の油室Rに作動油を供給するよ
う構成してある。この油圧ピストン28はスプラインボ
ス部25bに外嵌固定されるベアリング29との間に介
装される圧縮スプリング30によりクラッチ切り側に押
圧付勢するよう構成してある。このようにユニット化さ
れたPTOクラッチユニットを、ミッションケース2の
上部に大きく形成された開口22を通して上方側から挿
入させ、図6、図7に示すように、前記支持ケース27
の左右両側フランジ部27a,27aを、開口22にお
ける左右側壁部31,31の途中段差部に亘り架設連結
固定してある。そして、クラッチユニットが装着された
後にミッションケース2の開口22をカバー32で閉塞
させるよう構成してある。
【0009】前記PTOクラッチ14に対する作動油
は、パワーステアリング用油圧回路の戻り油が供給され
るよう構成され、その切換制御弁33はミッションケー
ス2の横側に形成した取付座34に直接ボルト固定する
ようにしてあり、制御弁33と前記油室Rとの間の油路
は、ミッションケース2内に穿設した内部油路L3と前
記支持ケース27及び従動部材25の内部油路L1,L
2とで構成され、これらの油路は、ミッションケース2
に支持ケース27と取付け固定し、かつ、ミッションケ
ース2に油圧制御弁33を取付け固定することによっ
て、そのまま連通接続されるように構成して、油圧配管
を省略して構造の簡素化を図るとともに、組付け作業性
の向上を図っている。
【0010】図3に示すように、PTOクラッチ14に
おける油圧ピストン28には、駆動側摩擦板35がスプ
ライン外嵌係合される内側係合部材36の摩擦板係合部
位に臨む位置でクラッチ作動用油圧室Rに連なる小径の
貫通孔37を形成して、スプライン係合部に油が円滑に
供給されるようにして、クラッチ切り作動時における摩
擦板35の軸芯方向の移動を円滑化させ、クラッチ切り
作動を確実に行えるようにしてある。尚、クラッチ入り
時において作動油圧の一部がロスすることとなるが、小
径であり作動には支承ないのである。又、前記油圧ピス
トン28がスプリング30によりクラッチ切り側にスラ
イド操作されると従動側に制動作用するブレーキ機構B
を備えてある。つまり、図5に示すように、油圧ピスト
ン28に打ち込み固定された複数のピン38が従動部材
25のドラム部25aをスライド自在に挿通する状態で
設けられ、ドラム部25aの外方側においてこのピン3
8にリング状の制動用摺接部材39がビス止めされ、こ
の摺接部材39が対向する位置に支持ケース27に受け
止め支持されたリング状の固定側制動部材40が設けら
れている。前記固定側制動部材40は、図7に示すよう
に、支持ケース27に打ち込み固定された支持ピン41
が係合して、回動が阻止されるよう構成するとともに、
支持ピン41が係合する係合凹部42は所定角度〔約6
0度〕だけ相対回動を許容する構成としてある。このよ
うに構成することで、クラッチ切り状態においても、こ
のクラッチよりも伝動下手側に設けられるPTO変速機
構15の切り換え操作が可能となるようにしてある。
【0011】前記クラッチユニットの支持ケース27
は、PTOクラッチ14が装着されない機種においても
素材を兼用する構成としている。つまり、PTOクラッ
チ14が装着されない場合には、図4に示すように、単
にベアリング43を支持する構成であり、PTOクラッ
チ14が装着される場合には、この素材から前記従動部
材25の内嵌部分とブレーキ機構Bの装着部分とを削り
出し加工して対応するのである。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】農用トラクタの全体側面図
【図2】伝動系統図
【図3】クラッチ入り状態でのPTOクラッチの断面図
【図4】PTOクラッチ非装着時の断面図
【図5】クラッチ切り状態でのPTOクラッチの断面図
【図6】PTOクラッチユニット装着状態を示す平面図
【図7】PTOクラッチユニット装着状態を示す正面図
【符号の説明】
13 第1伝動軸 23,35 摩擦板 24 第2伝動軸 25 外側ドラム部材 28 油圧ピストン 36 内側係合部材 37 貫通孔 R 油圧室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1伝動軸(13)と一体回転する内側
    係合部材(36)の外周部に一体回転自在並びに軸芯方
    向にスライド自在に係合する複数の摩擦板(35)と、
    第2伝動軸(24)と一体回転する外側ドラム部材(2
    5)の内方側に一体回転自在並びに軸芯方向にスライド
    自在に係合する複数の摩擦板(23)とを圧接させて伝
    動入り切りさせるよう構成し、摩擦板(23),(3
    5)を圧接する油圧ピストン(28)を前記外側ドラム
    部材(25)の内方側にスライド自在に内嵌させてある
    多板摩擦式油圧クラッチであって、前記油圧ピストン
    (28)における前記内側係合部材(36)の摩擦板係
    合部位に臨む位置でクラッチ作動用油圧室(R)に連な
    る小径の貫通孔(37)を形成してある多板摩擦式油圧
    クラッチ。
JP4345655A 1992-12-25 1992-12-25 多板摩擦式油圧クラッチ Pending JPH06193648A (ja)

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JPH06193648A true JPH06193648A (ja) 1994-07-15

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JP (1) JPH06193648A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102562851A (zh) * 2012-03-13 2012-07-11 朱彦春 一种离合器的分离装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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