JPH06193809A - 流動層ボイラにおける炉壁支持構造 - Google Patents
流動層ボイラにおける炉壁支持構造Info
- Publication number
- JPH06193809A JPH06193809A JP34568892A JP34568892A JPH06193809A JP H06193809 A JPH06193809 A JP H06193809A JP 34568892 A JP34568892 A JP 34568892A JP 34568892 A JP34568892 A JP 34568892A JP H06193809 A JPH06193809 A JP H06193809A
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- JP
- Japan
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- furnace wall
- boiler
- fluidized bed
- support structure
- backstay
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- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダウンカマーとバックステーとの相対的な変
位に追従することができ、かつダウンカマーを連結する
炉壁に作用する圧力をスムースにバックステーに伝達す
ることができる流動層ボイラにおける炉壁支持構造を提
供する。 【構成】 圧力容器4内に格納されたボイラ本体1が、
ボイラのコーナ部を鉛直に延びる複数のダウンカマー1
0と、鉛直な水管11aと水管を連結するフィン11b
とを有し隣接するダウンカマー10を連結する平面状の
炉壁12と、炉壁を間隔を隔てて囲むバックステー14
とからなり、ダウンカマーとバックステーとが、両端部
に垂直ピン21を有する炉壁にほぼ平行な第1の水平部
材22を介して連結され、更に、コーナ部に近い炉壁と
第1水平部材の中間位置とが、両端部に垂直ピン24を
有する第2の水平部材25を介して連結されている。
位に追従することができ、かつダウンカマーを連結する
炉壁に作用する圧力をスムースにバックステーに伝達す
ることができる流動層ボイラにおける炉壁支持構造を提
供する。 【構成】 圧力容器4内に格納されたボイラ本体1が、
ボイラのコーナ部を鉛直に延びる複数のダウンカマー1
0と、鉛直な水管11aと水管を連結するフィン11b
とを有し隣接するダウンカマー10を連結する平面状の
炉壁12と、炉壁を間隔を隔てて囲むバックステー14
とからなり、ダウンカマーとバックステーとが、両端部
に垂直ピン21を有する炉壁にほぼ平行な第1の水平部
材22を介して連結され、更に、コーナ部に近い炉壁と
第1水平部材の中間位置とが、両端部に垂直ピン24を
有する第2の水平部材25を介して連結されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流動層ボイラにおける炉
壁支持構造に係わり、更に詳しくは、六角形加圧流動層
ボイラにおける炉壁の支持構造に関する。
壁支持構造に係わり、更に詳しくは、六角形加圧流動層
ボイラにおける炉壁の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】加圧下で石炭を流動燃焼させる加圧流動
層ボイラ(Pressurised Fluidized Bed Combuster)は、
ガスタービンと組み合わせたコンバインドサイクルによ
り40%以上の熱効率を有し、炉内脱硫率が高く、NO
x の発生量が少ない、等の特徴を有することから、従来
の微粉焚ボイラに代わる新型ボイラとして現在開発が進
められている。かかる加圧流動層ボイラは、例えば図5
に示すように、ボイラ本体1、サイクロン2、ベッド材
貯蔵容器3、等が圧力容器4内に格納された構成のもの
であり、外部から供給された石炭Cをボイラ本体1内で
燃焼させ、その排ガスはサイクロン2に送られ、サイク
ロン2で灰が除去された排ガスが、外部のガスタービン
(図示せず)に供給され仕事(例えば発電機の駆動)を
するようになっている。また、ボイラ本体1内には、石
炭灰、砂等のベッド材が下方から供給される空気Aによ
り流動した流動層Bが形成されており、この流動層B内
には、水蒸気を発生させるための蒸発器5、過熱器6、
及び再熱器7が挿入されている。流動層B内で石炭の燃
焼により発生した熱により、蒸発器5内で水が蒸発して
水蒸気となり、過熱器6内で水蒸気が更に加熱されて過
熱蒸気となり、この過熱蒸気は外部に設けられた蒸気タ
ービン(図示せず)で膨張し仕事をする。更に、蒸気タ
ービンで温度が下がった蒸気は、再熱器7で再度加熱さ
れて過熱蒸気となり、外部の蒸気タービンで再び仕事を
するようになっている。
層ボイラ(Pressurised Fluidized Bed Combuster)は、
ガスタービンと組み合わせたコンバインドサイクルによ
り40%以上の熱効率を有し、炉内脱硫率が高く、NO
x の発生量が少ない、等の特徴を有することから、従来
の微粉焚ボイラに代わる新型ボイラとして現在開発が進
められている。かかる加圧流動層ボイラは、例えば図5
に示すように、ボイラ本体1、サイクロン2、ベッド材
貯蔵容器3、等が圧力容器4内に格納された構成のもの
であり、外部から供給された石炭Cをボイラ本体1内で
燃焼させ、その排ガスはサイクロン2に送られ、サイク
ロン2で灰が除去された排ガスが、外部のガスタービン
(図示せず)に供給され仕事(例えば発電機の駆動)を
するようになっている。また、ボイラ本体1内には、石
炭灰、砂等のベッド材が下方から供給される空気Aによ
り流動した流動層Bが形成されており、この流動層B内
には、水蒸気を発生させるための蒸発器5、過熱器6、
及び再熱器7が挿入されている。流動層B内で石炭の燃
焼により発生した熱により、蒸発器5内で水が蒸発して
水蒸気となり、過熱器6内で水蒸気が更に加熱されて過
熱蒸気となり、この過熱蒸気は外部に設けられた蒸気タ
ービン(図示せず)で膨張し仕事をする。更に、蒸気タ
ービンで温度が下がった蒸気は、再熱器7で再度加熱さ
れて過熱蒸気となり、外部の蒸気タービンで再び仕事を
するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常の流動層ボイラ
(運転圧力が大気圧に近い常圧流動層ボイラ)は、炉内
から排ガス、ベッド材、灰等が外部に漏れださないよう
に内圧を外圧(大気圧)よりも、僅かに低い圧力(例え
ば−約600mmAq程度)で運転される。一方、加圧
流動層ボイラは、同様にボイラ本体の内圧を外圧(圧力
容器内圧力)より低くして運転されるが、圧力容器内の
圧力が高く(例えば、10ata)、差圧制御が一般に
困難であり、このため、常圧流動層ボイラに比べて差圧
が大きくなる(例えば−約6000mmAq程度)。ま
た、加圧流動層ボイラでは、運転中に、例えば、装置を
停止したときなどに、内圧が外圧より大きくなる(例え
ば+約8000mmAq)場合がある。従って、加圧流
動層ボイラでは、常圧流動層ボイラに比べて、ボイラ本
体を差圧に強い構造とする必要性があった。そのため、
ボイラ本体を、ボイラのコーナ部を鉛直に延びる複数の
ダウンカマーと、隣接する前記ダウンカマーを連結する
平面状の炉壁と、この炉壁を間隔を隔てて囲むバックス
テーと、から構成した場合に、炉壁に作用する圧力をバ
ックステーに伝達するために、小さいピッチ(例えば、
300〜400mm)で炉壁とバックステーとを連結す
る必要性があった。
(運転圧力が大気圧に近い常圧流動層ボイラ)は、炉内
から排ガス、ベッド材、灰等が外部に漏れださないよう
に内圧を外圧(大気圧)よりも、僅かに低い圧力(例え
ば−約600mmAq程度)で運転される。一方、加圧
流動層ボイラは、同様にボイラ本体の内圧を外圧(圧力
容器内圧力)より低くして運転されるが、圧力容器内の
圧力が高く(例えば、10ata)、差圧制御が一般に
困難であり、このため、常圧流動層ボイラに比べて差圧
が大きくなる(例えば−約6000mmAq程度)。ま
た、加圧流動層ボイラでは、運転中に、例えば、装置を
停止したときなどに、内圧が外圧より大きくなる(例え
ば+約8000mmAq)場合がある。従って、加圧流
動層ボイラでは、常圧流動層ボイラに比べて、ボイラ本
体を差圧に強い構造とする必要性があった。そのため、
ボイラ本体を、ボイラのコーナ部を鉛直に延びる複数の
ダウンカマーと、隣接する前記ダウンカマーを連結する
平面状の炉壁と、この炉壁を間隔を隔てて囲むバックス
テーと、から構成した場合に、炉壁に作用する圧力をバ
ックステーに伝達するために、小さいピッチ(例えば、
300〜400mm)で炉壁とバックステーとを連結す
る必要性があった。
【0004】一方、近年、かかる加圧流動層ボイラの大
容量化が要望されており、この要望を満たすため、ダウ
ンカマーを連結する炉壁が大きく内部容積が大きい加圧
流動層ボイラが研究開発されている。しかし、この加圧
流動層ボイラでは、差圧及び熱膨張により、ダウンカマ
ーとバックステーとの相対位置が変化し、従って、ダウ
ンカマーを連結する炉壁と、この炉壁を間隔を隔てて囲
むバックステーとの間隔が部分的に変化する問題点があ
った。特に、バックステーが位置するボイラ本体のコー
ナ部では、ダウンカマーがコーナ部から離れた中央部の
炉壁(以下、中央部炉壁という)よりも相対的に外方に
変位し、コーナ部に近い部分の炉壁(以下、コーナ部炉
壁という)を小さいピッチでバックステーに連結する
と、コーナ部炉壁の連結部に大きい内部応力が発生し、
クラックの発生等の原因となる問題点があった。
容量化が要望されており、この要望を満たすため、ダウ
ンカマーを連結する炉壁が大きく内部容積が大きい加圧
流動層ボイラが研究開発されている。しかし、この加圧
流動層ボイラでは、差圧及び熱膨張により、ダウンカマ
ーとバックステーとの相対位置が変化し、従って、ダウ
ンカマーを連結する炉壁と、この炉壁を間隔を隔てて囲
むバックステーとの間隔が部分的に変化する問題点があ
った。特に、バックステーが位置するボイラ本体のコー
ナ部では、ダウンカマーがコーナ部から離れた中央部の
炉壁(以下、中央部炉壁という)よりも相対的に外方に
変位し、コーナ部に近い部分の炉壁(以下、コーナ部炉
壁という)を小さいピッチでバックステーに連結する
と、コーナ部炉壁の連結部に大きい内部応力が発生し、
クラックの発生等の原因となる問題点があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
に創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、
小さいピッチで炉壁とバックステーとを連結することが
でき、かつダウンカマーとバックステーとの相対的な変
位に追従することができ、これにより大きな内部応力を
発生させることなく、ダウンカマーを連結するコーナ部
炉壁に作用する圧力をバックステーにスムースに伝達す
ることができる流動層ボイラにおける炉壁支持構造を提
供することにある。
に創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、
小さいピッチで炉壁とバックステーとを連結することが
でき、かつダウンカマーとバックステーとの相対的な変
位に追従することができ、これにより大きな内部応力を
発生させることなく、ダウンカマーを連結するコーナ部
炉壁に作用する圧力をバックステーにスムースに伝達す
ることができる流動層ボイラにおける炉壁支持構造を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ボイラ
本体が圧力容器内に格納された流動層ボイラにおいて、
前記ボイラ本体は、ボイラのコーナ部を鉛直に延びる複
数のダウンカマーと、鉛直な水管と該水管を連結するフ
ィンとを有し、隣接する前記ダウンカマーを連結する平
面状の炉壁と、該炉壁を間隔を隔てて囲むバックステー
と、からなり、ダウンカマーとバックステーとは、両端
部に垂直ピンを有する炉壁にほぼ平行な第1の水平部材
を介して連結され、更に、前記コーナ部に近い炉壁と前
記第1水平部材の中間位置とが、両端部に垂直ピンを有
する第2の水平部材を介して連結される、ことを特徴と
する流動層ボイラにおける炉壁支持構造が提供される。
本発明の好ましい実施例によれば、前記コーナ部より離
れた中央部の炉壁とバックステーとは、両端部に水平ピ
ンを有する上下対の傾斜した連結部材を介して連結さ
れ、該上下対の連結部材により三角形状のトラスが構成
され、更に、前記バックステーは水平方向外方に放射状
に延びる少なくとも3つの突起部を有し、該突起部は、
前記圧力容器の内面に半径方向及び上下方向に摺動可能
に案内されている。
本体が圧力容器内に格納された流動層ボイラにおいて、
前記ボイラ本体は、ボイラのコーナ部を鉛直に延びる複
数のダウンカマーと、鉛直な水管と該水管を連結するフ
ィンとを有し、隣接する前記ダウンカマーを連結する平
面状の炉壁と、該炉壁を間隔を隔てて囲むバックステー
と、からなり、ダウンカマーとバックステーとは、両端
部に垂直ピンを有する炉壁にほぼ平行な第1の水平部材
を介して連結され、更に、前記コーナ部に近い炉壁と前
記第1水平部材の中間位置とが、両端部に垂直ピンを有
する第2の水平部材を介して連結される、ことを特徴と
する流動層ボイラにおける炉壁支持構造が提供される。
本発明の好ましい実施例によれば、前記コーナ部より離
れた中央部の炉壁とバックステーとは、両端部に水平ピ
ンを有する上下対の傾斜した連結部材を介して連結さ
れ、該上下対の連結部材により三角形状のトラスが構成
され、更に、前記バックステーは水平方向外方に放射状
に延びる少なくとも3つの突起部を有し、該突起部は、
前記圧力容器の内面に半径方向及び上下方向に摺動可能
に案内されている。
【0007】
【作用】差圧及び熱膨張により、ダウンカマーとバック
ステーとの相対位置が変化し、例えば、ダウンカマーが
中央部炉壁よりも相対的に外方に変位すると、ダウンカ
マーに連結されたコーナ部炉壁も中央部炉壁より相対的
に外方に変位する。しかし、上記、本発明の構成によれ
ば、ダウンカマーとバックステーとが、両端部に垂直ピ
ンを有する炉壁にほぼ平行な第1の水平部材を介して連
結されているので、ダウンカマーの変位に追従して第1
水平部材がバックステー側の垂直ピンを中心に揺動し、
第1水平部材は外方に変位したバックステーと中央部炉
壁の間のコーナ部炉壁にほぼ平行に位置する。従って、
ダウンカマーが相対的に外方に変位しても、コーナ部炉
壁と第1水平部材との間隔は、ほぼ一定に維持され、上
記第2水平部材によりこの間が連結されていても、コー
ナ部炉壁に大きな内部応力は発生しない。更に、このコ
ーナ部炉壁に作用する圧力を、第2の水平部材と第1水
平部材を介してバックステーとダウンカマーにスムース
に伝達することができる。
ステーとの相対位置が変化し、例えば、ダウンカマーが
中央部炉壁よりも相対的に外方に変位すると、ダウンカ
マーに連結されたコーナ部炉壁も中央部炉壁より相対的
に外方に変位する。しかし、上記、本発明の構成によれ
ば、ダウンカマーとバックステーとが、両端部に垂直ピ
ンを有する炉壁にほぼ平行な第1の水平部材を介して連
結されているので、ダウンカマーの変位に追従して第1
水平部材がバックステー側の垂直ピンを中心に揺動し、
第1水平部材は外方に変位したバックステーと中央部炉
壁の間のコーナ部炉壁にほぼ平行に位置する。従って、
ダウンカマーが相対的に外方に変位しても、コーナ部炉
壁と第1水平部材との間隔は、ほぼ一定に維持され、上
記第2水平部材によりこの間が連結されていても、コー
ナ部炉壁に大きな内部応力は発生しない。更に、このコ
ーナ部炉壁に作用する圧力を、第2の水平部材と第1水
平部材を介してバックステーとダウンカマーにスムース
に伝達することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照
して説明する。図1は、本発明を適用する加圧流動層ボ
イラの全体構成図である。この図において、加圧流動層
ボイラは、図5と同様に、ボイラ本体1、サイクロン
2、ベッド材貯蔵容器3、等が圧力容器4内に格納され
た構成のものであり、外部から供給された石炭をボイラ
本体1内で燃焼させ、その排ガスが排ガスマニホールド
8を介してサイクロン2に送られ、サイクロン2で灰が
除去された排ガスが外部のガスタービン(図示せず)に
供給され仕事をするようになっている。
して説明する。図1は、本発明を適用する加圧流動層ボ
イラの全体構成図である。この図において、加圧流動層
ボイラは、図5と同様に、ボイラ本体1、サイクロン
2、ベッド材貯蔵容器3、等が圧力容器4内に格納され
た構成のものであり、外部から供給された石炭をボイラ
本体1内で燃焼させ、その排ガスが排ガスマニホールド
8を介してサイクロン2に送られ、サイクロン2で灰が
除去された排ガスが外部のガスタービン(図示せず)に
供給され仕事をするようになっている。
【0009】図2は、図1のA−Aにおける水平断面図
である。この図において、ボイラ本体1は、水平断面が
六角形の内部を有し、6つの鉛直な炉壁12と、六角形
の閉じたバックステー14とからなり、炉壁12は実質
に同一な炉壁12a、12bとからなる。また、六角形
の内部は、中心から互いに120°隔てた3本の仮想一
点鎖線で3つの空間に区分される。すなわち、六角形の
内部は、隣接する2つの炉壁12a、12bを平行四辺
形の2辺とする水平断面が平行四辺形の3空間からな
る。それぞれの空間には、一方の炉壁12aに平行で、
かつ他方の炉壁12bに一端が隣接し、互いに鉛直面が
平行な第1の層内管群16aと、一方の炉壁12aに平
行で、かつ前記第1の層内管群16aの他端に一端が隣
接し、互いに鉛直面が平行な第2の層内管群16bとが
配置されている。
である。この図において、ボイラ本体1は、水平断面が
六角形の内部を有し、6つの鉛直な炉壁12と、六角形
の閉じたバックステー14とからなり、炉壁12は実質
に同一な炉壁12a、12bとからなる。また、六角形
の内部は、中心から互いに120°隔てた3本の仮想一
点鎖線で3つの空間に区分される。すなわち、六角形の
内部は、隣接する2つの炉壁12a、12bを平行四辺
形の2辺とする水平断面が平行四辺形の3空間からな
る。それぞれの空間には、一方の炉壁12aに平行で、
かつ他方の炉壁12bに一端が隣接し、互いに鉛直面が
平行な第1の層内管群16aと、一方の炉壁12aに平
行で、かつ前記第1の層内管群16aの他端に一端が隣
接し、互いに鉛直面が平行な第2の層内管群16bとが
配置されている。
【0010】図3は、図2におけるB部の拡大斜視図で
ある。この図において、ボイラ本体1は、ボイラのコー
ナ部を鉛直に延びる複数のダウンカマー10と、隣接す
るダウンカマー10を連結する平面状の炉壁12と、こ
の炉壁を間隔を隔てて囲むバックステー14とからな
る。炉壁12は、鉛直な水管11aと水管11aを連結
するフィン11bとから構成され、半径方向に比較的自
由に撓むようになっている。
ある。この図において、ボイラ本体1は、ボイラのコー
ナ部を鉛直に延びる複数のダウンカマー10と、隣接す
るダウンカマー10を連結する平面状の炉壁12と、こ
の炉壁を間隔を隔てて囲むバックステー14とからな
る。炉壁12は、鉛直な水管11aと水管11aを連結
するフィン11bとから構成され、半径方向に比較的自
由に撓むようになっている。
【0011】コーナ部より離れた中央部の炉壁12とバ
ックステー14とは、両端部に水平ピン35を有する上
下対の傾斜した連結部材36を介して連結される。この
上下対の傾斜連結部材36により三角形状のトラスが構
成され、炉壁12a、12bとバックステー14とが一
体化されている。
ックステー14とは、両端部に水平ピン35を有する上
下対の傾斜した連結部材36を介して連結される。この
上下対の傾斜連結部材36により三角形状のトラスが構
成され、炉壁12a、12bとバックステー14とが一
体化されている。
【0012】バックステー14は、ダウンカマー10に
固定された上下のバックステー把持金具30で摺動自在
に把持されている。かかる構成により、バックステー1
4がダウンカマー10に対して上下方向に移動するのを
拘束することができ、かつバックステー14は、ダウン
カマー10の変位に拘束されずに、半径方向に自由に変
位することができる。バックステー把持金具30は、バ
ックステー上下面の半径方向に延びる突起部37と上下
面で接触保持している。かかる構成によりバックステー
14が炉壁面外方向に回転するのを阻止することができ
る。更に、バックステー14は水平方向外方に放射状に
延びる少なくとも3つの突起部14aを有し、この突起
部14aは、圧力容器4の内面に摺動金具4aにより半
径方向及び上下方向に摺動可能に案内されている。かか
る構成により、バックステー14の上下動及び半径方向
移動を許容し、同時にバックステー14の水平移動と回
転を阻止することができる。
固定された上下のバックステー把持金具30で摺動自在
に把持されている。かかる構成により、バックステー1
4がダウンカマー10に対して上下方向に移動するのを
拘束することができ、かつバックステー14は、ダウン
カマー10の変位に拘束されずに、半径方向に自由に変
位することができる。バックステー把持金具30は、バ
ックステー上下面の半径方向に延びる突起部37と上下
面で接触保持している。かかる構成によりバックステー
14が炉壁面外方向に回転するのを阻止することができ
る。更に、バックステー14は水平方向外方に放射状に
延びる少なくとも3つの突起部14aを有し、この突起
部14aは、圧力容器4の内面に摺動金具4aにより半
径方向及び上下方向に摺動可能に案内されている。かか
る構成により、バックステー14の上下動及び半径方向
移動を許容し、同時にバックステー14の水平移動と回
転を阻止することができる。
【0013】図3において、ダウンカマー10とバック
ステー14が、両端部に垂直ピン21を有し炉壁12に
ほぼ平行な第1の水平部材22を介して連結されてい
る。この第1水平部材22は、バックステー14の上面
から適当な間隔を隔てているのがよい。この場合に、バ
ックステー14の上面に垂直な柱部材23を固定し、こ
の柱部材23の上端と第1水平部材22の一端とを垂直
ピン21を介して連結するのがよい。
ステー14が、両端部に垂直ピン21を有し炉壁12に
ほぼ平行な第1の水平部材22を介して連結されてい
る。この第1水平部材22は、バックステー14の上面
から適当な間隔を隔てているのがよい。この場合に、バ
ックステー14の上面に垂直な柱部材23を固定し、こ
の柱部材23の上端と第1水平部材22の一端とを垂直
ピン21を介して連結するのがよい。
【0014】更に、コーナ部に近い炉壁(コーナ部炉
壁)12と第1水平部材22の中間位置とが、両端部に
垂直ピン24を有する第2の水平部材25を介して連結
されている。この第2水平部材25は、1つの第1水平
部材22に対して複数であってもよい。なお、図3で
は、第1水平部材22及び第2水平部材25をバックス
テー14の上側のみに設けているが、バックステー14
の下側にも同様に設けるのがよい。
壁)12と第1水平部材22の中間位置とが、両端部に
垂直ピン24を有する第2の水平部材25を介して連結
されている。この第2水平部材25は、1つの第1水平
部材22に対して複数であってもよい。なお、図3で
は、第1水平部材22及び第2水平部材25をバックス
テー14の上側のみに設けているが、バックステー14
の下側にも同様に設けるのがよい。
【0015】図4は、図3におけるC部の部分平面図で
ある。この図において、ダウンカマー10が相対的に外
方に位置した場合を二点鎖線で示している。上述した構
成により、ダウンカマー10が相対的に外方に変位(1
0′で示す)しても、ダウンカマー10の変位に追従し
て第1水平部材22がバックステー側の垂直ピン21を
中心に揺動し、第1水平部材22は外方に変位したバッ
クステー10′と中央部炉壁の間のコーナ部炉壁(1
2′で示す)にほぼ平行に位置することができる。従っ
て、ダウンカマー10が相対的に外方に変位(10′)
しても、コーナ部炉壁と第1水平部材22との間隔は、
ほぼ一定に維持され、第2水平部材25によりこの間が
連結されていても、コーナ部炉壁に大きな内部応力は発
生しない。また、このコーナ部炉壁12a、12bに作
用する圧力を、第2水平部材と第1水平部材を介してバ
ックステー14とダウンカマー10′にスムースに伝達
することができる。
ある。この図において、ダウンカマー10が相対的に外
方に位置した場合を二点鎖線で示している。上述した構
成により、ダウンカマー10が相対的に外方に変位(1
0′で示す)しても、ダウンカマー10の変位に追従し
て第1水平部材22がバックステー側の垂直ピン21を
中心に揺動し、第1水平部材22は外方に変位したバッ
クステー10′と中央部炉壁の間のコーナ部炉壁(1
2′で示す)にほぼ平行に位置することができる。従っ
て、ダウンカマー10が相対的に外方に変位(10′)
しても、コーナ部炉壁と第1水平部材22との間隔は、
ほぼ一定に維持され、第2水平部材25によりこの間が
連結されていても、コーナ部炉壁に大きな内部応力は発
生しない。また、このコーナ部炉壁12a、12bに作
用する圧力を、第2水平部材と第1水平部材を介してバ
ックステー14とダウンカマー10′にスムースに伝達
することができる。
【0016】
【発明の効果】前述したように、差圧及び熱膨張によ
り、ダウンカマーとバックステーとの相対位置が変化
し、例えば、ダウンカマーが中央部炉壁よりも相対的に
外方に変位すると、ダウンカマーに連結されたコーナ部
炉壁も中央部炉壁より相対的に外方に変位する。しか
し、上述した本発明の構成によれば、ダウンカマーとバ
ックステーとが、両端部に垂直ピンを有する炉壁にほぼ
平行な第1の水平部材を介して連結されているので、ダ
ウンカマーの変位に追従して第1水平部材がバックステ
ー側の垂直ピンを中心に揺動し、第1水平部材は外方に
変位したバックステーと中央部炉壁の間のコーナ部炉壁
にほぼ平行に位置する。従って、ダウンカマーが相対的
に外方に変位しても、コーナ部炉壁と第1水平部材との
間隔は、ほぼ一定に維持され、上記第2水平部材により
この間が連結されていても、コーナ部炉壁に大きな内部
応力は発生しない。更に、このコーナ部炉壁に作用する
圧力を、第2の水平部材と第1水平部材を介してバック
ステーとダウンカマーにスムースに伝達することができ
る。
り、ダウンカマーとバックステーとの相対位置が変化
し、例えば、ダウンカマーが中央部炉壁よりも相対的に
外方に変位すると、ダウンカマーに連結されたコーナ部
炉壁も中央部炉壁より相対的に外方に変位する。しか
し、上述した本発明の構成によれば、ダウンカマーとバ
ックステーとが、両端部に垂直ピンを有する炉壁にほぼ
平行な第1の水平部材を介して連結されているので、ダ
ウンカマーの変位に追従して第1水平部材がバックステ
ー側の垂直ピンを中心に揺動し、第1水平部材は外方に
変位したバックステーと中央部炉壁の間のコーナ部炉壁
にほぼ平行に位置する。従って、ダウンカマーが相対的
に外方に変位しても、コーナ部炉壁と第1水平部材との
間隔は、ほぼ一定に維持され、上記第2水平部材により
この間が連結されていても、コーナ部炉壁に大きな内部
応力は発生しない。更に、このコーナ部炉壁に作用する
圧力を、第2の水平部材と第1水平部材を介してバック
ステーとダウンカマーにスムースに伝達することができ
る。
【0017】従って、本発明の流動層ボイラにおける炉
壁支持構造により、小さいピッチで炉壁とバックステー
とを連結することができ、かつダウンカマーとバックス
テーとの相対的な変位に追従することができ、これによ
り大きな内部応力を発生させることなく、ダウンカマー
を連結するコーナ部炉壁に作用する圧力をバックステー
にスムースに伝達することができる。
壁支持構造により、小さいピッチで炉壁とバックステー
とを連結することができ、かつダウンカマーとバックス
テーとの相対的な変位に追従することができ、これによ
り大きな内部応力を発生させることなく、ダウンカマー
を連結するコーナ部炉壁に作用する圧力をバックステー
にスムースに伝達することができる。
【図1】本発明を適用する加圧流動層ボイラの全体構成
図である。
図である。
【図2】図1のA−Aにおける水平断面図である。
【図3】図2のB部の拡大斜視図である。
【図4】図3のC部の部分平面図である。
【図5】従来の加圧流動層ボイラの全体構成図である。
1 ボイラ本体 2 サイクロン 3 ベッド材貯蔵容器 4 圧力容器 5 蒸発器 6 過熱器 7 再熱器 8 排ガスマニホールド 10 ダウンカマー 11a 水管 11b フィン 12a、12b 炉壁 14 バックステー 14a 突起部 16a 第1層内管群 16b 第2層内管群 21 垂直ピン 22 第1水平部材 23 柱部材 24 垂直ピン 25 第2水平部材 30 バックステー把持金具 35 水平ピン 36 連結部材 37 突起部 A 空気 B 流動層 C 石炭
Claims (4)
- 【請求項1】 ボイラ本体が圧力容器内に格納された流
動層ボイラにおいて、 前記ボイラ本体は、ボイラのコーナ部を鉛直に延びる複
数のダウンカマーと、鉛直な水管と該水管を連結するフ
ィンとを有し、隣接する前記ダウンカマーを連結する平
面状の炉壁と、該炉壁を間隔を隔てて囲むバックステー
と、からなり、 ダウンカマーとバックステーとは、両端部に垂直ピンを
有する炉壁にほぼ平行な第1の水平部材を介して連結さ
れ、 更に、前記コーナ部に近い炉壁と前記第1水平部材の中
間位置とが、両端部に垂直ピンを有する第2の水平部材
を介して連結される、ことを特徴とする流動層ボイラに
おける炉壁支持構造。 - 【請求項2】 前記コーナ部より離れた中央部の炉壁と
バックステーとは、両端部に水平ピンを有する上下対の
傾斜した連結部材を介して連結され、該上下対の連結部
材により三角形状のトラスが構成され、 更に、前記バックステーは水平方向外方に放射状に延び
る少なくとも3つの突起部を有し、該突起部は、前記圧
力容器の内面に半径方向及び上下方向に摺動可能に案内
されている、ことを特徴とする請求項1に記載の流動層
ボイラにおける炉壁支持構造。 - 【請求項3】 前記ボイラ本体は、水平断面が六角形の
内部を有し、6つの鉛直な炉壁と、六角形の閉じたバッ
クステーとからなる、ことを特徴とする請求項1に記載
の流動層ボイラにおける炉壁支持構造。 - 【請求項4】 前記六角形の内部は、隣接する2つの炉
壁を平行四辺形の2辺とする水平断面が平行四辺形の3
空間からなり、それぞれの空間には、一方の炉壁に平行
で、かつ他方の炉壁に一端が隣接する互いに鉛直面が平
行な第1の層内管群と、一方の炉壁に平行で、かつ前記
第1の層内管群の他端にその一端が隣接する互いに鉛直
面が平行な第2の層内管群とが配置される、ことを特徴
とする請求項3に記載の流動層ボイラにおける層内管の
支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34568892A JPH06193809A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 流動層ボイラにおける炉壁支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34568892A JPH06193809A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 流動層ボイラにおける炉壁支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06193809A true JPH06193809A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18378295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34568892A Pending JPH06193809A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 流動層ボイラにおける炉壁支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06193809A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8393304B2 (en) | 2005-12-15 | 2013-03-12 | Foster Wheeler Energia Oy | Method of and apparatus for supporting walls of a power boiler |
| WO2016005655A1 (en) * | 2014-07-09 | 2016-01-14 | Amec Foster Wheeler Energia Oy | Particle separator assembly connectable to a fluidized bed reactor and a fluidized bed reactor |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP34568892A patent/JPH06193809A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8393304B2 (en) | 2005-12-15 | 2013-03-12 | Foster Wheeler Energia Oy | Method of and apparatus for supporting walls of a power boiler |
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| CN105705230A (zh) * | 2014-07-09 | 2016-06-22 | 阿美科福斯特惠勒电力集团芬兰有限公司 | 可连接于流化床反应器的颗粒分离器组件及流化床反应器 |
| JP2016531726A (ja) * | 2014-07-09 | 2016-10-13 | エイメック フォスター ウィーラー エナージア オサケ ユキチュア | 流動床反応器に接続可能な粒子分離器アセンブリ及び流動床反応器 |
| US9604229B2 (en) | 2014-07-09 | 2017-03-28 | Amec Foster Wheeler Energia Oy | Particle separator assembly connectable to a fluidized bed reactor and a fluidized bed reactor |
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