JPH0619417Y2 - 気圧式油圧補助制動室 - Google Patents

気圧式油圧補助制動室

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JPH0619417Y2
JPH0619417Y2 JP5380189U JP5380189U JPH0619417Y2 JP H0619417 Y2 JPH0619417 Y2 JP H0619417Y2 JP 5380189 U JP5380189 U JP 5380189U JP 5380189 U JP5380189 U JP 5380189U JP H0619417 Y2 JPH0619417 Y2 JP H0619417Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、気圧式油圧補助制動室に関するものである。
[従来の技術及び考案が解決しようとする課題] 運輸業の発達に伴い、大運動量の重トレーラ及び重トラ
ツクの需要は日に増し、此の為重トレーラ及び重トラツ
クの走行安全を保障する最も必要な装備としては強力な
ブレーキ系統にあることはいうまでもない。然るに、現
在一般に使用されているブレーキ系統は大略下記の単一
気圧ブレーキ装置、単一油圧ブレーキ装置及び空気増圧
油圧ブレーキ装置の三種類に分けられることが出来る。
単一気圧ブレーキ装置(第3図、第4図参照)のブレー
キ系統の簡略な作動順序 (第4図参照)は空気圧縮機
1Aによつて高圧空気を発生し、この高圧空気をエアタ
ンク20A,21Aに送り、又、エアタンク21Aの高圧空気は管
路を経て後車尾バルブ6Aのチエツクバルブを通ってエ
アタンク22Aに送られる。第4図に示す如く、ブレーキ
ペダルを踏んだ時、高圧空気はエアタンク21Aより制動
バルブ3Aを経て調節バルブ4Aに達し、よつて調節バ
ルブ4Aを開き、これによりエアタンク20Aより送られ
てきた高圧空気は調節バルブ4Aを通って後車尾バルブ
6Aのチエツクバルブを打ち開き、よつてエアタンク22
Aの高圧空気は後車尾バルブ6Aのチエツクバルブを経
て各制動室7Aに送られてブレーキの作動をする。該制
動室7Aの構造は第3図に示す如く、該皮膜は常時振動
をしているため、長期使用中には破裂する恐れがあり、
そのためによる空気洩れは減圧を来たすこととなり、故
に制動室内の受力板及び伝動ロツドは下降することが出
来なくなり、ブレーキ効果を果たすことが出来ず危険と
なる。
単一油圧ブレーキ装置(第1図、第2図参照)のブレー
キ系統の簡略な作動順序(第2図参照)は、ブレーキペ
ダル1Dを踏んだ時、プツシユロツド2Dを連動し、プ
ツシユロツド2Dはブレーキマスターシリンダ4Dのピ
ストン3Dをプツシユして、ブレーキマスターシリンダ
4D内の圧縮された油圧油をして管路を経て各ホフイー
ルシリンダ5Dに流れこみ、これによりブレーキドラム
に作動してブレーキの作用をする。其の欠点は油圧系統
に何処か一個所でも油洩れが発生した時、ブレーキは効
果を失い危険となり、且つ、修理する時は必ず車輪とブ
レーキドラムを取り外さなければならないので、時間と
労力を要し極めて不便である。
空気増圧油圧ブレーキ装置(第5図、第6図参照)のブ
レーキ系統の簡略な作動順序(第6図参照)は、空気圧
縮機1Bにより高圧空気を発生し、此の高圧空気はエア
タンク20B,21B及び22Bに送られる。其の中、エアタンク
21Bとエアタンク22Bの間には管路上にチエツクバルブ6
Bが後車尾に設けられていて、ブレーキペダルを踏んだ
時、高圧空気はエアタンク21Bより圧縮空気増圧器5B
(第5図参照)に送られ、ブレーキマスターシリンダ3
Bのブレーキ油をプツシユして、ブレーキ油を更に高圧
にし、最後にトレーラの各前輪ホフイールシリンダ8B
に送って高油圧ブレーキの効果を発生する。圧縮空気増
圧器5Bには調節バルブ4Bに通じる管路が設けられて
いて、該増圧器5Bより流通して来た高圧空気によつて
該バルブ4B打ち開くことが出来る。これによりエアタ
ンク21Bより流れて来た高圧空気は調節バルブ4Bを経
て後車尾のチエツクバルブ6Bに達し、且つ、これを打
ち開いてエアタンク22Bの高圧空気をして、後車尾バル
ブ6Bチエツクバルブを通って後車尾の各制動室7Bに
送られ、高圧空気ブレーキの効果を発生する。其の中、
該ブレーキマスターシリンダ3B、ホフイールシリンダ
8B及び制動室7Bは従来使用のものと同じものであ
る。其の欠点は各車輪のブレーキ装置は依然として単一
ブレーキの効果を発生するだけで、安全性に対してはそ
の増強も見られず、更に若し油洩れ或はシリンダ内の皮
膜に破損でも発生した時は、其のブレーキ系統は効果を
失い、且つ検修時、油圧ブレーキ系統はマスターシリン
ダを検査する外に車輪及びブレーキドラムを取り外し
て、ホフイールシリンダ及び関係管路の検査をする必要
があり、時間と労力をついやすものである。
上述の如く、従来のブレーキ装置は大運動量の重トレー
ラ及び重トラツクの走行安全を保障することが出来な
い。若し、ブレーキが一旦其のブレーキ効果を失った
時、修理に時間を費やすばかりでなく、人間、車輌及び
建築物に重大な脅威を及ぼすことは云うまでもない。本
考案者はこれに鑑みて若思探索の上、多年のブレーキ系
統の修理経験と合わして長期改善により遂に一種の気圧
ブレーキと油圧ブレーキの二重効果を具備し、且つ、取
り外し組立てが簡易で検修も容易な改善創作品の研究成
果を得ることが出来た。
本考案の目的は一種の安全で信頼性のある気圧及び油圧
を兼ねた二重装置の気圧式油圧補助制動室を提供すると
ころにある。
本考案のもう一つの目的は、一種の先に作動する気圧ブ
レーキ機構と後に作動する油圧ブレーキ機構のブレーキ
効果を強化した気圧式油圧補助制動室を提供するところ
にある。
本考案の更に一つの目的は一種の高圧高速ブレーキの気
圧式油圧補助制動室を提供するところにある。
本考案の又一つの目的は一種の保養、検修の容易な気圧
式油圧補助制動室を提供する所にある。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記目的を達成せんとして提案せられたも
のであり、 一種の後車尾バルブと配合し
て使用する気圧式油圧補助制動室で、主として中心軸、
軸受、ピストン及びコイルスプリングで組成している、
油圧機構、シリンダ、シリンダヘツド、ピストン、軸受
及びコイルスプリングで組成している、気圧機構と伝動
ロツド及び連結器で組成している、伝動機構で構成され
ている、其の中、該軸受、ピストン、コイルスプリング
及び伝動機構は二機構の共用するもので、該気圧機構は
高圧空気を受けて先に作動し、伝動機構を連動して初歩
のブレーキ作用を果し、続いて油圧機構は高圧油の圧迫
によつて作動し、再度伝動機構を連動して更に安全で且
つ確実なブレーキを為し、 該シリンダは大略中空の円筒体を呈し、其の本体の上側
には数個のネジ孔が設けられている、其の本体の下側の
適当な位置には孔と数個の空気濾過網を取りつけている
通気孔が設けられている、其の底部中央には環状凸起が
設置されていて、凸起中央には開放口が設けられてい
る、該開放口の環状面にはグルーブが設けてあつて、其
の中に耐磨耗ワツシヤが取り付けられている、該開放口
の外周には数個のネジ孔が設けられていて、ネジに合わ
してシリンダを車体に固設し、 該シリンダヘツドは大略円板状を呈し、シリンダの上端
に取りつけられていて、其の中心にはネジ孔が設けられ
ている、又、別に適当な位置に通気孔が設けられてい
る、其の周縁上にはフランジが設けてあつて、フランジ
下側には数個のネジ孔が設置されている、ネジ孔下側に
は環状グルーブが設けてあつて、其の中に気密環が取り
付けられていて、ネジと合わしてシリンダヘツドを気密
にシリンダに固設している。
該中心軸は大略上部が小で下部が大に形成した柱状体を
呈していて、其の中心には貫通孔が設けられていて、貫
通孔末端には比較的大きい開放口が設けてある、其の上
端にはネジ山が設けられていて、シリンダヘツドの孔に
ネジ通して、ナツトでシリンダヘツドに固設している、
其の底端部は比較的大きい外径になつていて、其の外周
には数個のグルーブが設けられていて、其の中にOリン
グが取り付けられている、グルーブの間には一筋以上の
泥よけグルーブが設けられており、 該軸受は概ね中空筒状を呈し、其の中心は中空室を成
し、中心軸は此の中空室と緊密に接して上下にスライド
をするようになつていて、且つ、該中空室の長さは中心
軸がシリンダヘツド下端面より該軸端に至るまでの長さ
よりも長い故、中心軸の端面と該中空室底面間に空隙が
形成されている、該軸受の頂端部はやや小さく、且つ、
ネジ山が設けられている、該軸受下端部はシリンダ底部
中央の孔に嵌挿され、其の末端にはグルーブとピン孔が
設けられていて伝動機構と接続しており、 該ピストンは大略円板状を呈していて、其の中心には軸
受上の小径端にはめこむ孔が設けられている、孔の内壁
には環状グルーブが設置されていて、グルーブ内にはO
リングが取り付けられている、ピストンの周縁には環状
グルーブが設けてあつて気密環をはめこんでいる、該ピ
ストンは緊密にシリンダ内に取りつけられ、ナツトで該
軸受頂端部に締めつけられている、これによりシリンダ
内部を上下二空室に分けており、 該コイルスプリングはシリンダの下気室内に設けられ、
軸受の外側をかこんでいて、其の頂端部はピストンの下
側を支えている、其の下端部はシリンダ底部の環状凸起
外側にはめこんでおり、 該伝動ロツド及び連結器は軸受の下端に取り付けられ、
軸受に作動の伝達するのに用いられ、 該警示設備はシリンダ下側の孔に設けられている、一個
の円球と警示器で組成していて、該円球は警示器の前方
に取り付けられ、且つ一部分の円弧はシリンダ内部に突
出している、ピストンが過度に下降した時該円球につき
あたり、警示設備により警示信号を発するように構成さ
れ、 上記構成部分の組合せにより、高圧空気がシリンダヘツ
ドの通気孔よりシリンダ内に進入した時、ピストンを作
動し、これに伴って軸受と伝動機構を連動してブレーキ
ドラムをして初歩のブレーキ作用をなし、続いて高圧油
は中心軸の貫通より軸受に流入し、軸受と伝動機構を連
動してブレーキドラムをして更に安定且つ確実なブレー
キ作用をさせ、気圧、油圧の二重ブレーキ安全効果を達
成できるようにした気圧式油圧補助制動室。
を提供せんとするものである。
[実施例及び作用効果] 本考案の上述目的及び其の他の目的を達成するために採
用した技術、設備、部品及び其の効果について、比較的
好ましい具体的実施例とそれに合わした図面で説明す
る。但し、其の中で使用している各設備と部品等に関す
る名詞は、只説明に便利なために命名したもので、これ
でもつて其の意義を制限してはならない。
本考案は一種の後車尾に装置してあるバルブの作動に合
わして作用する気圧式油圧補助制動室を提供するもの
で、全体のブレーキ系統における本考案の取付位置及び
該ブレーキ系統の作動順序については、下記に簡略に説
明する(第8図参照、其の中太線は気圧充填回路を表
し、細線は気圧制動回路を表し、点線は油圧制動回路を
表す)。
空気圧縮機(1C)により発生した高圧空気はエアタンク(2
0C),エアタンク(21C)及びエアタンク(22C)に送られ、
エアタンク(21C)より管路でブレーキ制動バルブ(3C)に
通じている。ブレーキペダルを踏んだ時、該制動バルブ
(3C)は打ち開かれ、圧縮空気は調節バルブ(40C)に送ら
れ、該調節バルブ(40C)の弁を打ち開き、エアタンク(20
C)より調節バルブ(40C)に送られた圧縮空気は後車尾バ
ルブ(6C)に通じ、該後車尾バルブ(6C)の弁を打ち開き、
これによつてエアタンク(23C)の圧縮空気は該後車尾バ
ルブを経て本考案の各気圧式油圧補助制動室(9C)に送ら
れて気圧ブレーキの作動を完成する。更に、該後車尾バ
ルブ(6C)には管路が設けられていて調節バルブ(41C)に
通じている。よって、該調節バルブ(41C)の弁は開か
れ、エアタンク(21C)より調節バルブ(41C)に通じている
高圧空気は、圧縮空気ブレーキ油圧増圧器(5C)に送ら
れ、これによつて其の中のブレーキ油は高圧を発生して
本考案の各気圧式油圧補助制動室に送られて、油圧補助
ブレーキの作動を完成する。
本考案は、気圧ブレーキ及び油圧ブレーキの二重効果を
具備する装置で、必要な時は該気圧系統の調節バルブ(4
1C)上に電磁バルブを付け加えることが出来て、これに
より油圧補助ブレーキ及び気圧ブレーキの作動時差を調
整することが出来て需要者の必要に応じることが出来
る。
以下本考案の気圧式油圧補助制動室の構造及びその機能
を詳細に説明する。
本考案はシリンダ(1)、シリンダヘツド(2)、中心軸
(3)、軸受(4)、ピストン(5)、コイルスプリング(6)、伝
動ロツド(7)、連結器(8)及び警示設備(9)の主要部品よ
り構成されている。其のうち、シリンダ(1)は中空の円
筒体を呈し、シリンダ本体の上側には数個のネジ孔(11)
が設けられている。其の下側の適当な位置には孔(13)と
数個の空気濾過網(15)に取り付けている通気孔(12)が設
けられている。其の底部中央には環状凸起(17)が設置さ
れている。凸起中央には開放口(14)が設けられていて、
該開放口の環状面にはグルーブ(19)が設けてあつて、該
グルーブ内には耐磨耗ワツシヤ(20)が取り付けられてい
る。該開放口(14)の外周には数個のネジ孔(16)が設けら
れていて、ネジ(18)でもつてシリンダを車体に固設して
いる。
シリンダヘツド(2)は大略円板状を呈し、シリンダ(1)の
上端に取りつけられていて、其の中心にはネジ孔(21)が
設けられている。又、別に適当な位置に通気孔(22)が設
けられている。其の周縁上方には別にフランジ(22)が設
けてあつて、フランジ下側には数個のネジ孔(11)が設置
されている。ネジ孔下側には環状グルーブが設けてあつ
て、其の中に気密環(24)が取り付けられていて、ネジ(2
5)と配合してシリンダヘツドを気密にシリンダ(1)に固
設している。
中心軸(3)は大略上部が小で下部が大に形成された柱状
体を呈していて、其の中心には貫通孔(35)が設けられて
いる。其の上端にはネジ山(31)が設けられていて、シリ
ンダヘツド(2)のネジ孔(21)に螺着してナツト(32)でシ
リンダヘツド(2)に固設している。其の底端部は比較的
大きい外径になつていて、其の外周には数個のグルーブ
(36)が設けられていて、Oリング(34)が取りつけられて
いる。グルーブ(36)の間には一筋以上の泥よけグルーブ
(37)が設けてあつて、潤滑油を蓄積する外、油のよごれ
を吸い込む機能を果たすのに用いられる。
軸受(4)は中空円筒状を呈し、其の中心は中空室を成
し、中心軸(3)はこの中空室と緊密に接して上下にスラ
イドをするようになつている。且つ、該中空室の長さは
中心軸(3)がシリンダヘツド下端面より該軸端に至るま
での長さよりも長い故、中心軸(3)の端面と該中空室底
面間に空隙が出来て、これにより軸受(4)に対する油圧
推力を安定に保持することが出来る。該軸受(4)の頂端
部はやや小さく、且つネジ山が設けられていてナツト(4
1)で締めつけられている。其の下端部はシリンダの孔(1
4)をつき通って取りつけられ、又、その突出部分にはグ
ルーブとピン孔が設けられていて伝動ロツド(7)と連結
している。高圧油が中心軸(3)に流入し軸受(4)に達した
時、軸受(4)は油圧に圧迫されて下向きに移動する。
ピストン(5)は大略円板状を呈し、其の中心には孔(55)
が設けられていて、軸受(4)の小径端にはめこんでナツ
ト(32)で締めつけている。孔(55)の内壁には環状グルー
ブ(56)が設置してあつて、Oリング(52)を取りつけて気
密を保つようになつている。ピストン周縁には環状グル
ーブ(53)が設けられていて気密環(51)が其の中に取りつ
けられている。該ピストンは緊密にシリンダ内に取り付
けられ、更に、ナツト(41)で軸受(4)の頂端部に締めつ
けられている。よつて、シリンダ(1)内は気密的に上下
二空室に分けられ、軸受(4)が高圧油の圧迫で下降した
時、ピストンもこれに伴って下降する。又、ピストンが
高圧空気の圧迫で下降した時、軸受もこれに追随して下
降する。
コイルスプリング(6)はシリンダ(1)の下気室内に軸受
(4)をかこんで取り付けられている。其の頂端はピスト
ン(5)の下側を支えていて、其の下端はシリンダ(1)の底
部に設けられている環状凸起(17)の外側にはめこまれて
いる。該コイルスプリング(6)は復帰スプリングで、ブ
レーキペダルを踏んだ時、ピストン(5)は高圧空気の圧
迫を受けて下降する。又は軸受(4)が高圧油圧迫を受け
てピストン(5)を連動して下降する時、該コイルスプリ
ング(6)はピストン(5)に圧迫されて収縮する。この時、
下気室内の空気は通気孔(15)より逸出する。ブレーキペ
ダルをゆるめた時、高圧空気と高圧油の圧力は消失する
故、該コイルスプリングはピストン(5)を上方に推し、
これに伴って軸受(4)と連動してブレーキを踏む前の位
置に回復させる。この時、空気は再び通気孔(15)より下
気室内に流入する。
伝動ロツド(7)及び連結器(8)は軸受(4)の下端に設置さ
れ、該伝動ロツド(7)は結合ピン(71)でもつて軸受(4)と
結合している。該伝動ロツド(7)及び連結器(8)は軸受
(4)の作動を伝達するのに用いられる。これによつて、
ライニングを作動してブレーキの作用をはたす。其の形
状と機能は従来のものと同様である。
警示設備(9)はシリンダ下段の孔(13)内に設けられてお
り、一個の円球と警示器で組成されている。其の内、警
示器は従来習用の者と同じもので、円球(91)は警示器の
前方に設置され、其の一部分の円孤面はシリンダ内部に
突出している。ブレーキドラム上のライニングが磨耗し
た時、或は其の他何れかの原因によつてブレーキ間隙が
安全間隙を超過した場合、ピストン(5)は過度に下降す
る。この時、該円球(91)につきあたつて円球を後方に推
し、警示器を作動する。此の為計器板上の警示灯は信号
を発し、使用者に修理を行うべく警告をする。
上述の構成部品の組合せによつて三つの構成機構に分け
られる。一つは該シリンダ(1)、シリンダヘツド(2)、軸
受(4)、ピストン(5)及びスプリング(6)より構成する気
圧機構、一つは該中心軸(3)、軸受(4)、ピストン(5)及
びスプリング(6)より構成する油圧機構、一つは該伝動
ロツド(7)及び連結器(8)より構成する伝動機構である。
ブレーキペダルを踏んだ時、先ず高圧空気はシリンダヘ
ツド(2)の通気孔(22)より該気圧機構のシリンダ(1)内の
上気室に進入する。この進入した圧縮空気時にピストン
(5)をプツシユし、これに伴って軸受(4)は下降し、伝動
ロツド(7)及び連結器(8)を連動し最後にブレーキドラム
に作用して気圧ブレーキの作動をする。気圧ブレーキの
作動が完了した時、高圧油は中心軸(3)の貫通孔(35)よ
り該油圧機構、軸受(4)の内部に進入する。これにより
軸受(4)は高圧油に推され、それに伴ってピストン(5)も
下向きに移動すると共に伝動ロツド(7)及び連結器(8)を
連動して、最後にブレーキドラムを動かして油圧による
ブレーキの補強動作を行う。そして、ブレーキペダルを
離した時、ピストン(5)によつて圧縮されたスプリング
(6)はピストン(5)を元の未動作前の位置に推しもどす。
これに伴い伝動ロツド(7)及び連結器(8)もブレーキドラ
ムを元の状態に復帰させ、気圧、油圧を兼ねた二重ブレ
ーキ作用をなす安定なブレーキの作用を完成する。
若し、本考案の油圧機構に油もれがあつて、油圧が不足
を生じた時、気圧機構は依然としてその気圧ブレーキの
作用を通常の如く為さしめることが出来るので、安全に
対する憂慮はない。更に、若し気圧機構に空気洩れがあ
つて気圧が不足を生じた時、油圧機構は依然として油圧
ブレーキを通常のように為さしめることが出来る故、同
様に安全に対する憂慮はない。其の上、本考案には従来
常用の皮膜を使用していないため使用上容易に破損する
ことがない。若しブレーキドラムが磨耗して、或は其の
他の原因でブレーキ間隙が安全範囲を越した場合、シリ
ンダ内のピストンは警示器に触れあたるので使用者は警
告をあたえられ、又、検修すべくうながされる。故に、
本考案は極く完備したブレーキ警示系統と気圧、油圧に
よる二重ブレーキの安全装置を具備したもので、車輌走
行中突然ブレーキが失効を生じるようなことがなく、走
行の安全を確保することが出来る。
本考案の取り外しについては、先ず各ネジ(126)を取り
外し、次にシリンダヘツド(2)、ピストン(5)及び中心軸
(3)を同時に該軸受(4)の外へ引き出すと油圧機構の検修
をすることが出来る。更に、結合ピン(71)を取り外し、
ピストン(5)と軸受(4)を同時にシリンダ(1)外へ引き出
すと気圧機構を修理することが出来る。組立時は前述の
順序と反対に組合せを行えばよい。故に保養修理は非常
に簡単である。
上述の如く、本考案は気圧ブレーキと油圧ブレーキを具
備した二重高圧ブレーキ装置で、其のブレーキ効果は安
定にして確実で高度の安全性を有し、更に警示器を設置
しているので随時使用者に検修の必要を警示する上、保
養修理も簡易に出来るものである。
尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々
の改変を為す事ができ、そして、この考案が該改変せら
れたものに及ぶことは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は常用油圧ブレーキ系統の制動マスタシリンダと
フイールシリンダの示意図である。第2図は常用油圧ブ
レーキ系統の流動作動図である。第3図は常用気圧ブレ
ーキ系統の制動室断面図である。第4図は常用気圧ブレ
ーキ系統の流動作用図である。第5図は常用空気増圧油
圧ブレーキ系統中の圧縮空気増圧器の断面図である。 第6図は常用空気増圧油圧ブレーキ系統の流動作動図で
ある。第7図は本考案の気圧式油圧補助制動室の断面図
である。第8図は気圧式油圧補助ブレーキ系統の流動作
動図である。 (1)……シリンダ、(2)……シリンダヘツド (3)……中心軸、(4)……軸受 (5)……ピストン (6)……コイルスプリング (7)……伝動ロツド、(8)……連結器 (9)……警示設備、(11)(16)(21)……ネジ孔 (12)……通気孔、(13)……孔 (14)……開放口、(15)……空気濾過網 (17)……環状凸起、(18)(25)……ネジ (19)(36)(37)……グルーブ、(20)……ワツシヤ (22)……フランジ、(24)……気密環 (31)……ネジ山、(32)(41)……ナツト (34)(52)……Oリング、(35)……貫通孔 (51)……気密環 (53)(56)……環状グルーブ (55)……孔、(71)……結合ピン (91)……円球

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一種の後車尾バルブと配合して使用する気
    圧式油圧補助制動室で、主として中心軸、軸受、ピスト
    ン及びコイルスプリングで組成している、油圧機構、シ
    リンダ、シリンダヘツド、ピストン、軸受及びコイルス
    プリングで組成している、気圧機構と伝動ロツド及び連
    結器で組成している、伝動機構で構成されている、其の
    中、該軸受、ピストン、コイルスプリング及び伝動機構
    は二機構の共用するもので、該気圧機構は高圧空気を受
    けて先に作動し、伝動機構を連動して初歩のブレーキ作
    用を果し、続いて油圧機構は高圧油の圧迫によつて作動
    し、再度伝動機構を連動して更に安全で且つ確実なブレ
    ーキを為し、 該シリンダは大略中空の円筒体を呈し、其の本体の上側
    には数個のネジ孔が設けられている、其の本体の下側の
    適当な位置には孔と数個の空気濾過網を取りつけている
    通気孔が設けられている、其の底部中央には環状凸起が
    設置されていて、凸起中央には開放口が設けられてい
    る、該開放口の環状面にはグルーブが設けてあつて、其
    の中に耐磨耗ワツシヤが取り付けられている、該開放口
    の外周には数個のネジ孔が設けられていて、ネジに合わ
    してシリンダを車体に固設し、 該シリンダヘツドは大略円板状を呈し、シリンダの上端
    に取りつけられていて、其の中心にはネジ孔が設けられ
    ている、又、別に適当な位置に通気孔が設けられてい
    る、其の周縁上にはフランジが設けてあつて、フランジ
    下側には数個のネジ孔が設置されている、ネジ孔下側に
    は環状グループが設けてあつて、其の中に気密環が取り
    付けられていて、ネジと合わしてシリンダヘツドを気密
    にシリンダに固設している。 該中心軸は大略上部が小で下部が大に形成した柱状体を
    呈していて、其の中心には貫通孔が設けられていて、貫
    通孔末端には比較的大きい開放口が設けてある、其の上
    端にはネジ山が設けられていて、シリンダヘツドの孔に
    ネジ通して、ナツトでシリンダヘツドに固設している、
    其の底端部は比較的大きい外径になつていて、其の外周
    には数個のグルーブが設けられていて、其の中にOリン
    グが取り付けられている、グルーブの間には一筋以上の
    泥よけグルーブが設けられており、 該軸受は概ね中空筒状を呈し、其の中心は中空室を成
    し、中心軸は此の中空室と緊密に接して上下にスライド
    をするようになつていて、且つ、該中空室の長さは中心
    軸がシリンダヘツド下端面より該軸端に至るまでの長さ
    よりも長い故、中心軸の端面と該中空室底面間に空隙が
    形成されている、該軸受の頂端部はやや小さく、且つ、
    ネジ山が設けられている、該軸受下端部はシリンダ底部
    中央の孔に嵌挿され、其の末端にはグルーブとピン孔が
    設けられていて伝動機構と接続しており、 該ピストンは大略円板状を呈していて、其の中心には軸
    受上の小径端にはめこむ孔が設けられている、孔の内壁
    には環状グルーブが設置されていて、グルーブ内にはO
    リングが取り付けられている、ピストンの周縁には環状
    グルーブが設けてあつて気密環をはめこんでいる、該ピ
    ストンは緊密にシリンダ内に取りつけられ、ナツトで該
    軸受頂端部に締めつけられている、これによりシリンダ
    内部を上下二空室に分けており、 該コイルスプリングはシリンダの下気室内に設けられ、
    軸受の外側をかこんでいて、其の頂端部はピストンの下
    側を支えている、其の下端部はシリンダ底部の環状凸起
    外側にはめこんでおり、 該伝動ロツド及び連結器は軸受の下端に取り付けられ、
    軸受に作動の伝達するのに用いられ、 該警示設備はシリンダ下側の孔に設けられている、一個
    の円球と警示器で組成していて、該円球は警示器の前方
    に取り付けられ、且つ一部分の円弧はシリンダ内部に突
    出している、ピストンが過度に下降した時該円球につき
    あたり、警示設備により警示信号を発するように構成さ
    れ、 上記構成部分の組合せにより、高圧空気がシリンダヘツ
    ドの通気孔よりシリンダ内に進入した時、ピストンを作
    動し、これに伴って軸受と伝動機構を連動してブレーキ
    ドラムをして初歩のブレーキ作用をなし、続いて高圧油
    は中心軸の貫通より軸受に流入し、軸受と伝動機構を連
    動してブレーキドラムをして更に安定且つ確実なブレー
    キ作用をさせ、気圧、油圧の二重ブレーキ安全効果を達
    成できるようにした気圧式油圧補助制動室。
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