JPH0619450B2 - シンチレーシヨンカメラ装置 - Google Patents

シンチレーシヨンカメラ装置

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JPH0619450B2
JPH0619450B2 JP11332588A JP11332588A JPH0619450B2 JP H0619450 B2 JPH0619450 B2 JP H0619450B2 JP 11332588 A JP11332588 A JP 11332588A JP 11332588 A JP11332588 A JP 11332588A JP H0619450 B2 JPH0619450 B2 JP H0619450B2
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忠一 蔵掛
俊朗 岩▲崎▼
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、被検体に投与した放射性医薬品の分布状態を
静的あるいは動的に測定するシンチレーションカメラ装
置に関する。
(従来の技術) 従来、体内に投与した放射性医薬品の分布状態を静的あ
るいは動的に測定解析する装置としてシンチレーション
スキャナが開発されたが、高感度かつ測定視野範囲を
同時に検出する、急速なRIの分布状態を測定できる
等の利点から最近ではシンチレーションカメラが中心と
なってきている。
第4図(a)は従来のシンチレーションカメラ装置の外
観及び該装置の走行用車輪の配置状態を示す説明図、同
図(b)はシンチレーション検出器の回動状態と端部4
aとの配置関係の説明図、同図(c)はホールボディ寝
台と端部との配置関係を示す説明図である。
同図(a)乃至(c)に示すシンチレーションカメラ装
置は、入射するガンマ線をシンチレーション光に変換す
るシンチレーション検出器(以下、単に検出器という)
1と、この検出器1を鉛直面内(矢印C方向)及び水平
面内(矢印D方向)で回転可能に支持するアーム2と、
このアーム2を鉛直方向(矢印A方向)で移動可能に支
持する検出器支持スタンド3と、この検出器支持スタン
ド3をスタンド移動レール5上で移動可能(矢印B方
向)に支持する略「T」字状のベース4とを備えた構成
となっている。尚、図中6は撮影状態をモニタリングす
る白黒モニタである。
ところで、上述したシンチレーションカメラ装置はスタ
ンドタイプと称されるもので、相当な重量を有する検出
器1を安定して支持する必要から、略「T」字状のベー
ス4内の各端部にはそれぞれ走行用車輪7乃至9が配置
されている。
このうち走行用車輪7,8は、検出器支持スタンド3を
挟み走行方向B上の両側にそれぞれ配置され、このうち
走行用車輪8には該走行用車輪8を回転駆動するための
駆動源10が図示しない減速機等を介して接続されてい
る。他方、走行車輪9は検出器1の下方に位置するベー
ス4の端部4a内に回動可能に取り付けられている。
この端部4aは、同図(b)に示すように検出器1の矢
印C方向での回動の際の障害とならないように、また、
同図(c)に示すようにコリメータ交換台車11の車輪
の支持部材11aと接触しないように、その床面からの
高さEはできるだけ低く設定する必要がある。尚、第4
図(b)中1′は検出器1の回動前の状態を示す。
以上のようなことから、従来は比較的大きなスペースを
必要とする駆動源及びこの駆動源からの駆動力を走行用
車輪に伝達する機構部からなる駆動機構部は、検出器支
持スタンド3を挟みその走行方向B上の両側にそれぞれ
配置された走行用車輪7,8の双方又は一方を駆動させ
るように、該走行車輪8(7)近傍に配置させるように
していた。
他方、このような駆動機構部をベース4内に配置しない
場合には、スタンド移動レール5上にチェーン,ベルト
等を張り渡し、その上をスプロケット,ギヤ等を介して
本装置を移動させるようにしていた。
(発明が解決しようとする課題) ところが第5図(a)に示すように、支持部材3の側方
に突出して支持される検出器1は他の部材に比較して重
量があるために、重心13は前記走行用車輪9側に偏る
ことになる。
従って、前記走行用車輪7,8は該2つの車輪で荷重を
分担するため、さらにこの走行用車輪7,8の1つ当り
にかかる荷重は走行用車輪9にかかる荷重の約半分以下
となる。このことから、走行用車輪7,8とスタンド移
動レール5との摩擦力を充分に得ることができず、本装
置を設置した走行面の凹凸状態によっては、該走行用車
輪7,8がスリップ現象を起こし、走行の際の位置決め
を正確に行うことはできないという問題があった。
このような傾向は、第5図(b)に示すような検出器1
を2つ設けてホールボディ撮影を同時に行えるようにし
たシンチレーションカメラ装置においては顕著である。
すなわち検出器1を2つ設けた装置では、同図(a)に
示す検出器を1つ設けた装置よりも重心12が走行車輪
9側にさらに近ずくため、上述した走行用車輪8を駆動
させる方式では充分な運動性能を得ることは望むべくも
ない。
第6図(a)はベース4内の各走行用車輪7,8,9に
加わる荷重12,13,14を矢印で示すもので、同図
(b)は荷重13,14,12の実測値の一例を示すも
のである。同図(b)からも明らかなように、1つの検
出器の場合若しくは2つの検出器の場合であっても、走
行用車輪9に加わる荷重12の値が他の走行用車輪7,
8に加わる荷重13,14よりも大きいことがわかる。
他方、前記チェーン等を介して駆動させる方式ではスリ
ップ現象を生じる恐れはないが、該チェーンの伸び等に
よりバックラッシュが生じるために位置精度を望むこと
はできず、かつ、駆動系がさらに大型化するという欠点
がある。
そこで本発明は、常に安定した走行状態を得るととも
に、停止位置精度の工場を図ったシンチレーションカメ
ラ装置の提供を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明の構成は、前述したシ
ンチレーションカメラ装置において、検出器下方に配置
された走行用車輪を回転駆動する駆動機構部を設けてい
る。
(作 用) 次に、上記構成を備えた本発明の作用について説明す
る。
検出器下方に配置された比較的大きな荷重が働く走行用
車輪を回転駆動させているので、駆動源からの駆動力は
走行用車輪を介して確実に走行面に伝達されるようにな
る。従って、スリップ現象は発生せず、常に安定した走
行状態を得るとともに、停止位置精度の向上を図ること
ができるようになる。
(実施例) 以下、本発明について図面を参照して説明する。尚、本
実施例に示すシンチレーションカメラ装置の構成はほぼ
前述した装置と同様であるので、既に説明した構成要素
と同等のものについては同一の符号を付してその説明を
省略し、ここでは主な相違点を中心として説明する。
第1図(a)は一実施例としてのシンチレーションカメ
ラ装置の外観斜視図である。
同図(a)に示す該装置と前記第4図(a)において説
明した装置との相違点は、検出器1を2つ備えた点,駆
動源を接続される走行用車輪及び該駆動機構部の構成が
異なる点である。
同図(a)に示すケース4の検出器1,1の下方に位置
する端部4a′内には、前述した走行用車輪9(図示し
ない)と、この走行用車輪9を回転駆動するための駆動
源と機構部とからなる駆動機構部が配置されている。ま
た、検出器支持スタンドの上端にはハンドスイッチ支持
部材17bを介してハンドスイッチ17が取り付けられ
ており、このハンドスイッチ17の操作釦17aの操作
により、該装置近傍において各部の状態を設定できるよ
うにしている。
次に、前記駆動機構部の詳細を同図(b)に示す。
同図(b)は端部4a′内部の構成を拡大して示す機構
説明図である。
同図において駆動機構部15は、駆動源としてのモータ
21と、このモータ21の回転軸21aの回転駆動力を
ベルト22を介して入力される入力軸20b及びこの入
力軸20bと直角方向に突出して設けられている出力軸
20aを備えた減速機20と、この減速機20の出力軸
20aに固定された小歯車19と、この小歯車19と常
時噛み合うように配置され、前記走行用車輪9の回転軸
23に取り付けられた大歯車18とを備えている。
第2図に示す制御装置24は、制御系統の中心となるC
PU等を内蔵したコンピュータキャビネット25と、オ
ペレータが被検体情報,装置各部の設定状態情報等を入
力するオペレータコンソール27と、前記入力された情
報,撮影情報等を表示するカラーモニタ26を有してい
る。尚、図中28は被検体を載置するホールボディ寝台
である。
従って前記走行用車輪9は、前記駆動機構部15を介し
て該制御装置24から送信される駆動制御信号により適
宜回転駆動される。
ところで、前記第1図(b)に示す駆動機構部15は図
示一実施例に限定されるものではなく、第3図(a)乃
至(c)に示す構成からなる駆動機構部としてもよい。
尚、同図(a)に示す4aは前述したケース4の端部を
示すが、同図(b),(c)においては説明の為に省略
している。
まず、第3図(a)に示す駆動機構部40は、駆動源と
してのモータ29の回転軸29aに、前述した検出器
1,1下方に配置された走行用車輪9を直接取り付けた
構成としている。このような駆動機構部とした際には、
極めて簡素に構成できるという特徴がある。
次に、同図(b)に示す駆動機構部41は、検出器1,
1下方に配置された走行用車輪9の回動軸9aに固定さ
れた第1の歯車30と、この第1の歯車30に噛み合う
第2の歯車31と、この第2の歯車31の回動軸32に
取り付けられた駆動源としてのモータ33を備えたもの
である。このような構成とした際には、駆動源を走行用
車輪から離間させて設置できるという特徴がある。
そして、同図(c)に示す駆動機構部42は、検出器
1,1下方に配置された走行用車輪9の回動軸9aに固
定されたウオームホイール34と、このウオームホイー
ル34に噛み合うウオーム35をベルト38を介して回
転させる駆動源としてのモータ39とを備えたものであ
る。尚、モータの回転軸(図示しない)とウオームの一
端にはプーリ37,36がそれぞれ取り付けられてお
り、ベルト38はこれらのプーリ間に掛け渡されてい
る。このような構成とした際には、同図(b)に示す駆
動機構部の特徴とともに、比較的大きな減速比を得る場
合に好適である。
以上のように構成されたシンチレーションカメラ装置の
作用,効果について以下に説明する。
オペレータがオペレータコンソール27若しくはハンド
スイッチ17の操作により走行開始指示を与えると、駆
動機構部15は制御装置24からの駆動制御信号により
走行用車輪9を回転駆動させ、本装置は走行を開始す
る。
ところで、走行用車輪9には前述したように他の走行用
車輪7,8よりも大きな荷重さ加わっている。
例えば、前記2つの検出器を備えたシンチレーションカ
メラ装置では、通常走行用車輪7,8にはそれぞれ約 3
00kg、走行用車輪9には約 700kg程度の荷重が加わって
いる。
ここで、走行用車輪とスタンド移動レールとの動摩擦係
数を 0.1とすると、走行用車輪9を駆動させる場合の駆
動力は70kgf となり、従来のような走行用車輪8
(7)を駆動させた場合の駆動力は30kgf となる。
すなわち、本実施例のように検出器1,1下方に配置さ
れた走行用車輪9を駆動させた場合には、従来の駆動力
に比較して約2.3倍もの大きな駆動力を得られること
になる。しかも、重心位置に近接した走行用車輪9を駆
動させているので、該重心回りに発生するモーメント力
を小さくすることができ、装置の移動,停止を円滑に行
うこともできるようになる。
以上のことから、スタンド移動レールと走行用車輪との
スリップ現象を防止し、走行の際の位置決めを正確に行
うことができるようになる。さらに、第1図(b)、第
3図(a)乃至(c)に示すようなコンパクトな駆動機
構部を採用しているので、ケース4の端部4aの床面か
らの高さEを低く設定することができる。従って、検出
器1の矢印C方向での回動の際障害となることもなく、
コリメータ交換台車11の車輪の支持部材11aと接触
することもない。また、前述したように本実施例では大
きな駆動力を得られる結果、駆動源として小出力のもの
を用いることができる場合があり、この場合にはさらに
小形,軽量化,低コスト化を図ることも可能である。
尚、本発明は前記図示又は説明した実施例に限定される
ものではなく、その要旨の範囲内において様々に変形実
施が可能である。
前述した実施例では、検出器下方に配置された走行用車
輪は1つのものを示すが、駆動力との関係から複数の走
行用車輪からなるものとしてもよい。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、常に安定した走行状態を
得ると共に、停止位置精度の向上を図ったシンチレーシ
ョンカメラ装置の提供ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)は本発明の一実施例としてのシンチレーシ
ョンカメラの外観斜視図、同図(b)は同図(a)中F
で示す端部の内部機構を説明するための機構説明図、第
2図はシンチレーションカメラ装置及びその制御装置の
全体構成を示す外観斜視図、第3図(a)乃至(c)は
それぞれ駆動機構部の他の実施例を示す説明図、第4図
(a)は従来のシンチレーションカメラ装置の外観及び
該装置の走行用車輪の配置状態を示す説明図、第4図
(b)は検出器の回動状態と端部4aとの配置関係の説
明図、同図(c)はホールボディ寝台と端部との配置関
係を示す説明図、第5図(a)及び(b)は検出器を1
つ設けた場合と2つ設けた場合とにおける重心位置の説
明図、第6図(a)は各走行用車輪に加わる荷重を示す
説明図、同図(b)は同図(a)に示す状態において検
出器を1つ設けた場合と2つ設けた場合とにおける荷重
の具体的な値を示す説明図である。 1……シンチレーション検出器、3……支持部材、 7,8,9……走行用車輪、 15,40,41,42……駆動機構部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シンチレーション検出器を側方に突出して
    支持する支持部材を挟みその両側にそれぞれ配置された
    走行用車輪と、前記シンチレーション検出器下方に配置
    された走行用車輪とを有するシンチレーションカメラ装
    置において、前記検出器下方に配置された走行用車輪を
    回転駆動する駆動機構部を設け、該走行用車輪により支
    持部材を移動させることを特徴とするシンチレーション
    カメラ装置。
  2. 【請求項2】前記駆動機構部は、検出器下方に突出して
    支持された走行用車輪に駆動源の回転軸を直接取り付け
    たものである請求項1記載のシンチレーションカメラ装
    置。
  3. 【請求項3】前記駆動機構部は、検出器下方に突出して
    支持された走行用車輪の回動軸に固定された第1の歯車
    と、この第1の歯車に噛み合う第2の歯車と、この第2
    の歯車の回動軸に取り付けられた駆動源とを備えたもの
    である請求項1記載のシンチレーションカメラ装置。
  4. 【請求項4】前記駆動機構部は、検出器下方に突出して
    支持された走行用車輪の回動軸に固定されたウオームホ
    イールと、このウオームホイールに噛み合うウオームを
    ベルトを介して回転させる駆動源とを備えたものである
    請求項1記載のシンチレーションカメラ装置。
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