JPH06194517A - 熱線遮断シート - Google Patents
熱線遮断シートInfo
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- JPH06194517A JPH06194517A JP34633892A JP34633892A JPH06194517A JP H06194517 A JPH06194517 A JP H06194517A JP 34633892 A JP34633892 A JP 34633892A JP 34633892 A JP34633892 A JP 34633892A JP H06194517 A JPH06194517 A JP H06194517A
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Abstract
トであって、さらに波長650nm以上、800nm未
満の間に極大吸収ピークを持つ近赤外線吸収色素を含有
して成る熱線遮断シート。 【効果】 赤外線反射積層体の持つ熱線反射機能と近赤
外線吸収色素の持つ熱線吸収機能を組み合わせて、可視
光透過率(TV )が70%以上、かつ日射透過率
(TE )が43%以下の熱線遮断シートを開発し、省エ
ネルギーを達成する。
Description
して透明性が高く、かつ優れた熱線遮断効果を持つシー
トに関する。透明性の高い熱線遮断シートは、ビル、住
宅等の窓ガラスと組み合わせることで太陽エネルギーの
室内への流入を制限し、夏期における室内温度の上昇を
抑え、また冷房時には省エネルギーに貢献する。また自
動車、電車等の窓に組み入れることで、炎天下での車内
の温度上昇を抑え、冷房効率がアップすると共に省エネ
ルギー化によるエンジンへの負荷の軽減にもつながる。
建材物あるいは自動車、電車等の窓に組み入れるための
優れた熱線遮断シ−トを作成しようとする場合、可視光
透過率(TV )が大きいことが重要である。例えば自動
車のフロントガラスであれば、安全性の点からTV が7
0%以上であることがJIS規格によって定められてい
る。また太陽光に対する熱線遮断の指標を日射透過率
(TE )で表すことが出来、TE は小さいほど熱線遮断
の性能が高くTE をできるだけ小さく抑えることが省エ
ネルギーの為には重要である。以下に詳細に述べるが、
従来、熱線遮断フィルムはTV を上げるとTE も同時に
高くなり熱線遮断効率が悪くなる。又、TE を小さくす
るとTV も低くなり、JIS基準であるTV が70%以
上という基準を満たさない。特に困難であるのは、TV
を70%以上に保ったままで、TE を40〜44%程度
まで小さくする技術である。TV が70%以上である熱
線吸収シートや熱線反射シートは、すでに一部では実用
化され市販されているが、いずれのものも波長が700
nm以上の全ての赤外線領域にわたって熱線を完全にカ
ットするには到っていない。それらの欠点として特に7
00〜800nm付近の光線透過率が大きく、TE を低
減させるための妨げとなっている。
には熱線反射機能を有するフィルムとして、ポリエステ
ルフィルム表面に特定の膜厚の酸化タングステン/銀/
酸化タングステンの3層構造の積層薄膜を積層させたも
のが提案されている。しかし、3層構造の場合、近赤外
線領域での反射の立ち上がりが鈍いためTE を十分に小
さくすることができない。また、特開昭63−1343
32には熱線反射機能を有するフィルムとして基板上に
特定の膜厚の酸化物/銀/酸化物/銀/酸化物の5層の
積層薄膜を形成し、3層構造の熱線反射膜の特性を改良
させる提案がなされている。しかし5層構造においても
3層構造のものと比べれば近赤外線領域の反射の立ち上
がりが鋭くなりTE が改善されているものの、700〜
800nmの波長範囲での光線透過率が大きい。
択光線透過膜として、銀合金/屈折率1.35以上の有
機重合体/銀合金の積層体と、波長800〜1200n
mの間に吸収ピークを有する近赤外線吸収剤を含有する
選択層を組み合わせる試みが行われている。しかし、T
E を低減させるためには、選択光線透過膜の熱線透過率
が大きく、かつ日射エネルギーの大きな波長帯である7
00nm以上の熱線をカットすることが効果的である
が、800〜1200nmの間に吸収ピークを有する近
赤外線吸収剤では700〜800nmの波長範囲を効率
よく吸収することが出来ない。特に従来の技術でプラス
チックフィルムに金属類をスパッタリングする手法では
工業的規模でTV が70%以上かつTE が44%以下と
いう基準にあう熱線遮断シートを作ることが困難であっ
た。
線反射積層体の持つ熱線反射機能と近赤外線吸収色素の
持つ熱線吸収機能を組み合わせることにより透明性を失
うことなく優れた熱線能を有する熱線遮断シートを提供
することである。
解決するために鋭意検討した結果、熱線反射機能を持つ
赤外線反射積層体と熱線吸収機能を持つ波長650nm
以上800nm未満の間に極大吸収ピークを有する近赤
外線吸収色素を組み合わせることで、赤外線反射積層体
が波長域700〜800nmで光透過率が大きいために
TE の低減が妨げられるという欠点を補い、更に可視光
の中でも視感度は低いが日射エネルギーが大きい波長域
650〜700nm付近の光を吸収することでTV をあ
まり下げることなくTE を効果的に低減させる画期的な
熱線遮断シートが得られることを見出し本発明を完成し
た。即ち、本発明は、赤外線反射積層体を備えてなる熱
線遮断シートであって、さらに波長650nm以上、8
00nm未満の間に極大吸収ピークを持つ近赤外線吸収
色素を含有して成る熱線遮断シートに関するものであ
る。
は金属酸化物層と金属層を、金属酸化物層から順に交互
に積層した積層体である。各層の厚みは、金属層が50
〜500Å、金属酸化物が100〜2000Åである。
各層の作成条件は、基板プラスチックフィルム上に10
-1〜10-7torrでスパッタリング、真空蒸着、イオ
ンプレーティグ等の方法で積層し、赤外線反射積層体担
持フィルムが作成される。金属酸化物層の材料として
は、透明性の高いインジウム−錫酸化物(ITO)、酸
化インジウム、酸化錫、酸化ケイ素、酸化アルミニウ
ム、酸化亜鉛、酸化タングステン等が挙げられ、金属層
の材料としては金、銀、銅、白金、アルミニウム、ニッ
ケル、パラジウム、イリジウム、錫、クロム、亜鉛等の
金属やこれらの金属を主成分とする合金または混合物が
挙げられる。
基板プラスチックフィルムとしては、ポリエチレンテレ
フタレートフィルム、ポリメチルメタクリレートフィル
ム、ポリカーボネートフィルム、ポリエチレンフィル
ム、ポリサルホンフィルム、ポリエーテルサルホンフィ
ルム、ナイロンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリア
クリレートフィルム、ポリ塩化ビニ−ルフィルム、ポリ
フッ化ビニールフィルム、等の透明性の高いものが挙げ
られる。特に好ましい基板プラスチックフィルムとし
て、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリメチル
メタクリレートフィルム、ポリカーボネートフィルム、
が挙げられる。特に好ましい赤外線反射積層体担持フィ
ルムとしては、ポリエチレンテレフタレートフィルム上
に酸化インジュウムと銀を酸化インジウム/銀/インジ
ウム/銀/酸化インジウムと交互に5層スパッタリング
して作成したフィルムが挙げられる。
線吸収色素を含有して成る熱線遮断シートを作成する方
法としては次の6つの方法が挙げられる。その第1は、
まず近赤外線吸収色素含有のプラスチックフィルム
(A)を作成し、10〜200μmの基板プラスチック
フィルム上に赤外線反射積層体をスパッタリング等で付
けた赤外線反射積層体担持フィルム(B)と貼り合わせ
る方法が挙げられる。近赤外線吸収色素含有のプラスチ
ックフィルム(A)の材料となるプラスチックペレット
はポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリサルホ
ン、ポリエーテルサルホン、ナイロン、ポリアミド、ポ
リアクリレート、ポリ塩化ビニール、ポリフッ化ビニー
ル、等の透明性の高いものが挙げられ、その作成方法は
プラスチックペレットと近赤外線吸収色素を混合、25
0〜350℃に加熱、溶解させて、押し出し機によりフ
ィルム化、或いは押し出し機により原反を作成し、60
〜90℃で2〜5倍に1軸乃至は2軸に延伸して作成し
た10〜200μm厚フィルムにする方法、或いは上記
プラスチックペレットをトルエン、ヘキサン、シクロヘ
キサン、メタノール、エタノール、イソプロパノール等
のアルコール類、トルエン、キシレン等の芳香族類、ヘ
キサン、シクロヘキサン、エチルシクロヘキサン等の脂
肪族類、メチルセルソルブ、イソロピルセルソルブ等の
セルソルブ類、等の溶媒に溶解させガラス板上にキャス
トし、10〜300μm厚フィルムにする方法が挙げら
れる。(A)と(B)を貼り合わせる際に用いる接着剤
はシリコン系、ウレタン系、アクリル系などの公知の透
明接着剤であり、接着層の厚みは1〜100μmであ
る。第2は、第1の方法と同様にして作成した(A)を
基板プラスチックフィルムとし、その上に赤外線反射積
層体をスパッタリング等で付ける方法が挙げられる。
層体担持フィルム(B)の少なくとも片面に近赤外線吸
収色素を溶媒に溶解させコーティングするか、或いは近
赤外線吸収色素および樹脂を溶媒に溶解させコーティン
グする方法である。溶媒としてはトルエン、ヘキサン、
シクロヘキサン、メタノ−ル、エタノ−ル、イソプロパ
ノ−ル等のアルコ−ル類、トルエン、キシレン等の芳香
族類、ヘキサン、シクロヘキサン、エチルシクロヘキサ
ン等の脂肪族類、メチルセルソルブ、イソロピルセルソ
ルブ等のセルソルブ類が用いられ、樹脂としては酢酸セ
ルロース誘導体等の天然樹脂、アクリル樹脂、フェノー
ル樹脂、尿素樹脂、メラニン樹脂、ビニール樹脂、アル
キド樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の合成樹脂
が、1種あるいは数種組み合わせて用いられる。コーテ
ィング方法としてはバーコード法、スピンコート法、転
写法等の方法でコーティングする方法が挙げられる。
クフィルム表面の少なくとも片面に第3の方法と同様の
方法で近赤外線吸収色素をコーティングしたものを作成
し、その近赤外線吸収色素コーティングフィルム(C)
を基板プラスチックフィルムとして(C)の近赤外線吸
収色素コーティング面あるいは近赤外線吸収色素のコー
ティングされていない面に赤外線反射積層体をスパッタ
リング等で付ける方法が挙げられる。
の方法で作成した(C)を第1の方法と同様の方法で貼
り合わせる方法が挙げられる。2つのフィルムの張り合
わせ方として(B)の赤外線反射積層体面と(C)の近
赤外線吸収色素のコーティング面を合わせる方法、
(B)のプラスチック面と(C)の近赤外線吸収色素の
コーティング面を合わせる方法、(B)のプラスチック
面と(C)のプラスチック面を合わせる方法、或いは
(B)の赤外線反射積層体面と(C)のプラスチック面
を合わせる方法がある。
〜200μm厚のプラスチックフィルムを貼り合わせる
際に使用するシリコン系、ウレタン系、アクリル系等の
透明接着剤中に近赤外線吸収色素を混合、溶解させる方
法が挙げられる。
50nm以上、800nm未満に極大吸収ピークを持つ
色素であれば特に限定されるものではないが、例えば、
特開昭61−154888、特開昭61−19728
1、特開昭61−246091、特開昭63−3799
1、特開昭63−39388、特開昭62−23328
8、特開昭63−312889、特開平2−4326
9、特開平2−138382、特開平2−29688
5、特開平3−43461、特開平3−77840、特
開平3−100066、特開平3−62878、特願平
3−338557、特願平3−99730、特願平3−
252414に開示されているようなフタロシアンニン
類、特開昭61−291651、特開昭61−2916
52、特開昭62−15260、特開昭62−1329
63、特開平1−129068、特開平1−17245
8に開示されているようなアントラキノン類が好まし
く、その使用量は、作成する熱線遮断シートの面積に対
して1〜1000mg/m2 が好ましい。
(I)(化1)で示されるフタロシアニンが挙げられ
る。
ゲン原子、置換又は未置換のアルキル基、あるいは置換
又は未置換のアルコキシ基を表し、かつ、A1 とA2 、
A3 とA4 、A5 とA6 、およびA7 とA8 の各組み合
わせにおいて、同時に水素原子である組み合わせとなる
ことはない。他方、B1 〜B8 は各々独立に水素原子、
ハロゲン原子、置換又は未置換のアルキル基、置換又は
未置換のアリール基、置換又は未置換のアルコキシ基、
置換又は未置換のアリールオキシ基、置換又は未置換の
アルキルチオ基、あるいは置換又は未置換のアリールチ
オ基を表す。Mは2価の金属原子、2価又は4価の置換
金属原子、またはオキシ金属を表す。〕
表される置換又は未置換のアルキル基の例としては、メ
チル基、エチル基、n-プロピル基、iso-プロピル基、n-
ブチル基、iso-ブチル基、sec-ブチル基、t-ブチル基、
n-ペンチル基、iso-ペンチル基、neo-ペンチル基、1,2-
ジメチル−プロピル基、n-ヘキシル基、cyclo-ヘキシル
基、1,3-ジメチル- ブチル基、1-iso-プロピルプロピル
基、1,2-ジメチルブチル基、 n-ヘプチル基、1,4-ジメ
チルペンチル基、2-メチル1-iso-プロピルプロピル基、
1-エチル-3- メチルブチル基、n-オクチル基、2-エチル
ヘキシル基、3-メチル-1-iso- プロピルブチル基、2-メ
チル-1-iso- プロピル基1-t-ブチル-2-メチルプロピル
基、n-ノニル基、等の炭素数1〜20の直鎖又は分岐の
アルキル基、メトキシメチル基、メトキシエチル基、エ
トキシエチル基、プロポキシエチル基、ブトキシエチル
基、γ−メトキシプロピル基、γ−エトキシプロピル
基、メトキシエトキシエチル基、エトキシエトキシエチ
ル基、ジメトキシメチル基、ジエトキシメチル基、ジメ
トキシエチル基、ジエトキシエチル基等のアルコキシア
ルキル基、アルコキシアルコキシアルキル基、アルコキ
シアルコキシアルコキシアルキル基、クロロメチル基、
2,2,2-トリクロロエチル基、トリフルオロメチル基、2,
2,2-トリクロロエチル基、1,1,1,3,3,3,- ヘキサフルオ
ロ-2- プロピル基、などのハロゲン化アルキル基、アル
キルアミノアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、
アルコキシカルボニルアルキル基、アルキルアミノカル
ボニルアルキル基、アルコキシスルホニルアルキル基、
アルキルスルホニル基などが挙げられる。
ては、メトキシ基、エトキシ基、n-プロピルオキシ基、
iso-プロピルオキシ基、n-ブチルオキシ基、iso-ブチル
オキシ基、sec-ブチルオキシ基、t-ブチルオキシ基、n-
ペンチルオキシ基、iso-ペンチルオキシ基、neo-ペンチ
ルオキシ基、1,2-ジメチル−プロピルオキシ基、n-ヘキ
シルオキシ基、cyclo-ヘキシルオキシ基、1,3-ジメチル
- ブチルオキシ基、1-iso-プロピルプロピルオキシ基、
1,2-ジメチルブチルオキシ基、 n-ヘプチルオキシ基、
1,4-ジメチルペンチルオキシ基、2-メチル1-iso-プロピ
ルプロピルオキシ基、1-エチル-3- メチルブチルオキシ
基、n-オクチルオキシ基、2-エチルヘキシルオキシ基、
3-メチル-1-iso- プロピルブチルオキシ基、2-メチル-1
-iso- プロピルオキシ基、1-t-ブチル-2- メチルプロピ
ルオキシ基、n-ノニルオキシ基、等の炭素数1〜20の
直鎖又は分岐のアルコキシ基、メトキシメトキシ基、メ
トキシエトキシ基、エトキシエトキシ基、プロポキシエ
トキシ基、ブトキシエトキシ基、γ−メトキシプロピル
オキシ基、γ−エトキシプロピルオキシ基、メトキシエ
トキシエトキシ基、エトキシエトキシエトキシ基、ジメ
トキシメトキシ基、ジエトキシメトキシ基、ジメトキシ
エトキシ基、ジエトキシエトキシ基等のアルコキシアル
コキシ基、メトキシエトキシエトキシ基、エトキシエト
キシエトキシ基、ブチルオキシエトキシエトキシ基など
のアルコキシアルコキシアルコキシ基、アルコキシアル
コキシアルコキシアルコキシ基、クロロメトキシ基、2,
2,2-トリクロロエトキシ基、トリフルオロメトキシ基、
2,2,2-トリクロロエトキシ基、1,1,1,3,3,3,- ヘキサフ
ルオロ-2- プロピルオキシ基、などのハロゲン化アルコ
キシ基、ジメチルアミノエトキシ基、ジエチルアミノエ
トキシ基などのアルキルアミノアルコキシ基、ジアルキ
ルアミノアルコキシ基などが挙げられる。置換又は未置
換のアリール基の例としては、フェニル基、クロロフェ
ニル基、ジクロロフェニル基、ブロモフェニル基、フッ
素化フェニル基、ヨウ素化フェニル基等のハロゲン化フ
ェニル基、トリル基、キシリル基、メシチル基、エチル
フェニル基、メトキシフェニル基、エトキシフェニル
基、ピリジル基などが挙げられる。置換又は未置換のア
リールオキシ基の例としては、フェノキシ基、ナフトキ
シ基、アルキルフェノキシ基、等が挙げられ、置換又は
未置換のアルキルチオ基としては、メチルチオ基、エチ
ルチオ基、n-プロピルチオ基、iso-プロピルチオ基、n-
ブチルチオ基、iso-ブチルチオ基、sec-ブチルチオ基、
t-ブチルチオ基、n-ペンチルチオ基、iso-ペンチルチオ
基、neo-ペンチルチオ基、1,2-ジメチル−プロピルチオ
基、n-ヘキシルチオ基、cyclo-ヘキシルチオ基、1,3-ジ
メチル- ブチルチオ基、1-iso-プロピルプロピルチオ
基、1,2-ジメチルブチルチオ基、 n-ヘプチルチオ基、
1,4-ジメチルペンチルチオ基、2-メチル1-iso-プロピル
プロピルチオ基、1-エチル-3- メチルブチルチオ基、n-
オクチルチオ基、2-エチルヘキシルチオ基、3-メチル-1
-iso- プロピルブチルチオ基、2-メチル-1-iso- プロピ
ルチオ基、1-t-ブチル-2- メチルプロピルチオ基、n-ノ
ニルチオ基、等の炭素数1〜20の直鎖又は分岐のアル
キルチオ基、メトキシメチルチオ基、メトキシエチルチ
オ基、エトキシエチルチオ基、プロポキシエチルチオ
基、ブトキシエチルチオ基、γ−メトキシプロピルチオ
基、γ−エトキシプロピルチオ基、メトキシエトキシエ
チルチオ基、エトキシエトキシエチルチオ基、ジメトキ
シメチルチオ基、ジエトキシメチルチオ基、ジメトキシ
エチルチオ基、ジエトキシエチルチオ基等のアルコキシ
アルキルチオ基、アルコキシアルコキシアルキルチオ
基、アルコキシアルコキシアルコキシアルキルチオ基、
クロロメチルチオ基、2,2,2-トリクロロエチルチオ基、
トリフルオロメチルチオ基、2,2,2-トリクロロエチルチ
オ基、1,1,1,3,3,3,- ヘキサフルオロ-2- プロピルチオ
基、などのハロゲン化アルキルチオ基、ジメチルアミノ
エチルシチオ基、ジエチルアミノエチルチオ基などのア
ルキルアミノアルキルチオ基、ジアルキルアミノアルキ
ルチオ基などが挙げられる。置換又は未置換のアリール
チオ基の例としては、フェニルチオ基、ナフチルチオ
基、アルキルフェニルチオ基、等が挙げる。
は、Cu(II),Zn(II),Co(II),Ni(I
I),Ru(II),Rh(II),Pd(II),Pt(I
I),Mn(II),Mg(II),Ti(II),Be(I
I),Ca(II),Ba(II),Cd(II),Hg(I
I),Pb(II),Sn(II)などが挙げられる。1置
換の3価金属の例としては、Al−Cl,Al−Br,
Al−F,Al−I,Ga−Cl,Ga−F,Ga−
I,Ga−Br,In−Cl,In−Br,In−I,
In−F,Tl−Cl,Tl−Br,Tl−I,Tl−
F,Al−C6 H5 ,Al−C6 H4 (CH3 ),In
−C6 H5 ,In−C6 H4 (CH3 ),In−C6 H
5 ,Mn(OH),Mn(OC6 H5),Mn〔OSi
(CH3 )3 〕,Fe−Cl,Ru−Cl等が挙げられ
る。2置換の4価金属の例としてはCrCl2 ,SiC
l2 ,SiBr2 ,SiF2,SiI2 ,ZrCl2 ,
GeCl2 ,GeBr2 ,GeI2 ,GeF2 ,SnC
l2 ,SnBr2 ,SnF2 ,TiCl2 ,TiB
r2 ,TiF2 ,Si(OH)2 ,Ge(OH)2 ,Z
r(OH)2 ,Mn(OH)2 ,Sn(OH)2 ,Ti
R2 ,CrR2 ,SiR2 ,SnR2 ,GeR2 〔Rは
アルキル基、フェニル基、ナフチル基、およびその誘導
体を表す〕,Si(OR’)2 ,Sn(OR’)2 ,
Ge(OR’)2 ,Ti(OR’)2,Cr(OR’)
2 〔R’はアルキル基、フェニル基、ナフチル基、トリ
アルキルシリル基、ジアルキルアルコキシシリル基およ
びその誘導体を表す〕,Sn(SR”)2 ,Ge(S
R”)2 (R”はアルキル基、フェニル基、ナフチル
基、およびその誘導体を表す〕などが挙げられる。オキ
シ金属の例としては、VO,MnO,TiOなどが挙げ
られる。
体の熱線反射機能とλmax が650nm以上800nm
未満の近赤外線吸収色素を組み合わせることにより、初
期の目的である、透明性が高くかつ、熱線遮断効果の高
い熱線遮断シートが完成した。特に、実施例に見られる
ようにTV が70%以上かつTE が44%以下であっ
た。
明する。実施例に示した(II)〜(VI)の式で示される
フタロシアニン化合物は本文中(I)式で示した構造を
簡略化したものである。 実施例1 ユニチカ製ポリエチレンテレフタレートペレット120
3と、下記式(II)(化2)で表されるλmax =713
nmの銅フタロシアニンを、重量比、1:0.0032
の割合で混合し、押出機で厚み100μmのフィルム作
成した後、このフィルムを2軸延伸して厚み25μmの
近赤外線吸収色素を含有するポリエチレンテレフタレー
トフィルムを作成した。また、酸化インジウム(300
Å)/銀(100Å)/酸化インジウム(600Å)/
銀(100Å)/酸化インジウム(300Å)の構成の
積層体を厚み25μmの東レ(株)製ルミラーにマグネ
トロンスパッタリング法により堆積させて赤外線反射積
層体担持フィルムを作成した。上記の近赤外線吸収色素
を含有するポリエチレンテレフタレートフィルムと赤外
線反射積層体担持フィルムをウレタン系接着剤を用いて
ラミネートし、熱線遮断シートを作成した。このシート
のTV とTE を(株)日立製作所製分光光度計U−34
00にて測定し、JIS−R−3106に従って、TV
およびTE を計算したところTV =72%、TE =39
%であった。
(化3)で表されるλ max =742nmの銅フタロシア
ニンを用いて、厚み25μmの近赤外線吸収色素を含有
するポリエチレンテレフタレートフィルムを作成したこ
と以外は実施例1と同様の作業を行い熱線遮断シートを
作成した。実施例1と同様の測定および計算を行ったと
ころTV =72%、TE =37%であった。
5nmの三井東圧染料(株)のアントラキノン系近赤外
線吸収剤SIR−114を用いて厚み25μmの近赤外
線吸収色素を含有するポリエチレンテレフタレートフィ
ルムを作成したこと以外は実施例1と同様の作業を行い
熱線遮断シートを作成した。実施例1と同様の測定およ
び計算を行ったところ、TV =74%、TE =42%で
あった。
(化4)で表されるλ max =781nmの銅フタロシア
ニンを用いて厚み25μmの近赤外線吸収色素を含有す
るポリエチレンテレフタレートフィルムを作成したこと
以外は実施例1と同様の作業を行い熱線遮断シートを作
成した。実施例1と同様の測定および計算を行ったとこ
ろTV =72%、TE =40%であった。
(II)の代わりに、下記式(V)(化5)で表されるλ
max =754nmのVOフタロシアニンを用いて厚み2
5μmの近赤外線吸収色素を含有するポリエチレンテレ
フタレートフィルムを作成したこと以外は実施例1と同
様の作業を行い熱線遮断シートを作成した。実施例1と
同様の測定および計算を行ったところ、TV =72%、
TE =38%であった。
赤外線吸収色素を含まない厚み25μmの東レ(株)製
ルミラーをウレタン系接着剤を用いてラミネートした。
そのシートを実施例1と同様の測定および計算を行った
ところ、TV =79%、TE =52%であった。
4nmの三井東圧ファイン(株)の金属錯体系近赤外線
吸収剤PA−1001を用いて、厚み25μmの近赤外
線吸収色素を含有するポリエチレンテレフタレートフィ
ルムを作成したこと以外は実施例1と同様の作業を行い
熱線遮断シートを作成した。実施例1と同様の測定およ
び計算を行ったところTV =72%、TE =47%であ
った。
チレンテレフタレートフィルムを基板プラスチックフィ
ルムとして、実施例1で行ったと同様のスパッタリング
を行い熱線遮断シートを作成した。実施例1と同様の測
定および計算を行ったところTV =72%、TE =40
%であった。
アルマテクス748−5Mを3:7で混合させた液体
と、下記式(VI)(化6)で表されるλmax =743n
mのVOフタロシアニンを0.3%溶解させたトルエン
を2:1の割合で混合させ、厚み75μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルムにコーティングし、130℃
で15分間乾燥させた。乾燥後の塗布厚は40μmであ
った。このフィルムを実施例1で使用した赤外線反射積
層体担持フィルムとウレタン系接着剤でラミネートし、
熱線遮断シートを作成した。実施例1と同様の測定およ
び計算を行ったところTV =73%、TE =39%であ
った。
1)に示す化合物を用いた以外は実施例7と同様の操作
にて熱線遮断フィルムを作成した。TV およびTE を表
−1に示す。
素を用いた。
反射積層体が700〜800nmの波長範囲で光透過率
が大きいためにTE の低減が妨げられているという欠点
を補い、TV をあまり下げることなく、TE の改善が行
われた。実施例と比較例より明らかなように、本発明に
よる波長650nm以上、800nm未満の間に極大吸
収ピークを持つ近赤外線吸収色素を含有する熱線遮断シ
ートは、TV が70%以上、かつTE が44%以下であ
るのに対し、近赤外線吸収色素を含まない赤外線反射積
層体フィルムは、TV は70%以上であるが、TE は5
0%と大きいものであり、また、特開昭60−1271
52に使用されているものと同じ波長800nm以上に
吸収ピークを持つ近赤外線吸収色素を用いたものではT
E は45%以下のものは得られなかった。
Claims (9)
- 【請求項1】 赤外線反射積層体を備えてなる熱線遮断
シートであって、さらに波長650nm以上、800n
m未満の間に極大吸収ピークを持つ近赤外線吸収色素を
含有して成る熱線遮断シート。 - 【請求項2】 赤外線反射積層体が金属酸化物/金属/
金属酸化物/金属/金属酸化物の5層より成る請求項1
記載の熱線遮断シート。 - 【請求項3】 熱線遮断シートがJIS−R−3106
によって計算された可視光透過率(TV )が70%以上
であり、かつ赤外線反射積層体の基板がプラスチックで
あることを特徴とする請求項1記載の熱線遮断シート。 - 【請求項4】 赤外線反射積層体に近赤外線吸収色素を
含有して成る熱線遮断シートにおいて、プラスチックと
近赤外線吸収色素から近赤外線吸収色素含有プラスチッ
クフィルムを作成し赤外線反射積層体担持フィルムと貼
り合わせることを特徴とする請求項1記載の熱線遮断シ
ート。 - 【請求項5】 赤外線反射積層体と近赤外線吸収色素を
含有して成る熱線遮断シートおいて、赤外線反射積層体
の基板プラスチックフィルムに近赤外線吸収色素を含有
させることを特徴とする請求項1記載の熱線遮断シー
ト。 - 【請求項6】 赤外線反射積層体と近赤外線吸収色素を
含有して成る熱線遮断シートにおいて、赤外線反射積層
体担持フィルム表面に近赤外線吸収色素を溶媒に溶解さ
せコーティングするか、或いは赤外線反射積層体担持フ
ィルム表面に近赤外線吸収色素および樹脂を溶媒に溶解
させコーティングすることを特徴とする請求項1記載の
熱線遮断シート。 - 【請求項7】 赤外線反射積層体に近赤外線吸収色素を
含有して成る熱線遮断シートにおいて、プラスチックフ
ィルムの表面に近赤外線吸収色素を溶媒に溶解させコー
ティングするか、或いはプラスチックフィルム表面に近
赤外線吸収色素および樹脂を溶媒に溶解させコーティン
グし、その上に赤外線反射積層体を積層することを特徴
とする請求項1記載の熱線遮断シート。 - 【請求項8】 赤外線反射積層体に近赤外線吸収色素を
含有して成る熱線遮断シートにおいて、プラスチックフ
ィルムの表面に近赤外線吸収色素を溶媒に溶解させコー
ティングするか、或いはプラスチックフィルム表面に近
赤外線吸収色素および樹脂を溶媒に溶解させコーティン
グしたものを赤外線反射積層体担持フィルムと貼り合わ
せることを特徴とする請求項1記載の熱線遮断シート。 - 【請求項9】 赤外線反射積層体に近赤外線吸収色素を
含有して成る熱線遮断シートにおいて、プラスチックフ
ィルムと赤外線反射積層体担持フィルムとを貼り合わせ
る際の接着剤中に近赤外線吸収色素を仕込むことを特徴
とする請求項1記載の熱線遮断シート。
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