JPH0619461A - 自動弦楽器 - Google Patents

自動弦楽器

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JPH0619461A
JPH0619461A JP4200567A JP20056792A JPH0619461A JP H0619461 A JPH0619461 A JP H0619461A JP 4200567 A JP4200567 A JP 4200567A JP 20056792 A JP20056792 A JP 20056792A JP H0619461 A JPH0619461 A JP H0619461A
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JP
Japan
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string
automatic
choking
performance information
actuator
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JP4200567A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Dejima
達也 出嶌
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型な構成でありながらも、従来の自動弦楽
器では実現できなかった、弦楽器特有のチョ−キング奏
法を自動的に実現することができる自動弦楽器を提供す
ることを目的とする。 【構成】 演奏情報記憶部12およびシ−ケンスデ−タ
記憶部14から順次発生される自動演奏情報のなかの一
連の弦チョ−キング情報を順次読み出し、この読み出さ
れた弦チョ−キング情報に従って、送りねじ駆動モ−タ
62、押し付け部材64および送りドラム55を順次駆
動し、この送りねじ駆動モ−タ62、押し付け部材64
および送りドラム55にて、張設されている弦3の位置
に設けられている移動体54および弦係合部材74を駆
動することにより、自動的に前記弦3にチョ−キング操
作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、楽曲の進行に合わせ
て、弦楽器演奏を自動的に行う自動弦楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の自動弦楽器が種々開発さ
れている。たとえば、ネック部の上に、弦押圧用のアク
チュエ−タを設けるとともに、胴部上に、弦を振動させ
るための弦振動用のアクチュエ−タを設けておき、前記
弦押圧用のアクチュエ−タを用いて、張設されている弦
を押えている状態のもとで、弦振動用のアクチュエ−タ
で弦を自動的に弾くようにしたものが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の自動弦楽器の場合、前記弦押圧用のアクチュエ−タ
を用いて、張設されている弦を押えている状態のもと
で、弦振動用のアクチュエ−タでただ弦を自動的に弾く
程度のものであったため、単純な構成の楽曲を自動的に
弾けるものにすぎないものであった。このため、楽曲の
進行に合わせて、弦をそれの張設方向と直交方向に押し
上げまたは押し下げて、いわゆるチョ−キング操作を行
うといった弦楽器特有の奏法を自動的に実現することが
できない、といった問題点があった。この発明は、こう
した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、小型な
構成でありながらも、従来の自動弦楽器では実現できな
かった、弦楽器特有のチョ−キング奏法を自動的に実現
することができる自動弦楽器を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】こうした課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、張設されている弦の位
置に設けられている弦チョ−キング手段と、この弦チョ
−キング手段を駆動する弦チョ−キング駆動手段と、自
動演奏情報を順次発生する自動演奏情報発生手段と、こ
の自動演奏情報発生手段から順次発生される自動演奏情
報のなかの一連の弦チョ−キング情報を順次読み出し、
この読み出された弦チョ−キング情報に従って、前記弦
チョ−キング駆動手段を順次駆動するように制御する制
御手段とを備えている。また、請求項2記載の発明は、
張設されている弦の長手方向に移動可能な移動体と、前
記弦と係合可能な弦係合部材と、前記移動体を弦3の長
手方向に移動させるとともに、この移動体の停止位置に
おいて、前記弦係合部材を前記弦の張設方向と直交する
方向に移動させるように駆動する弦チョ−キング駆動手
段とを備えている。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明によれば、自動演奏情報発
生手段から順次発生される自動演奏情報のなかの一連の
弦チョ−キング情報を順次読み出し、この読み出された
弦チョ−キング情報に従って、弦チョ−キング駆動手段
を順次駆動し、この弦チョ−キング駆動手段にて、張設
されている弦の位置に設けられている弦チョ−キング手
段を駆動するので、自動的に前記弦をチョ−キング操作
することができる。請求項2記載の発明によれば、弦チ
ョ−キング駆動手段にて、張設されている弦の長手方向
に移動体を移動するとともに、この移動体の停止位置に
おいて、弦係合部材を前記弦の張設方向と直交する方向
に移動させることができるので、前記弦と係合状態にあ
る弦係合部材にて、前記弦を、自動的に、張設方向と直
交する方向に移動させることができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明を図示する実施例に基づいて
説明する。図1はこの発明の一実施例に係る自動弦楽器
を示す平面図、図2は図1に示す自動弦楽器に使用され
る回路構成を示すブロック図、図3は自動演奏情報記憶
部の内容を示す図、図4は自動演奏情報記憶部から読み
出された自動演奏情報に従って、自動弦演奏を実行する
ためのCPUの動作を示すフロ−図である。
【0007】これら図1〜図4に示すように、この実施
例に係る自動弦楽器では、胴部1に固着されているネッ
ク2上に設けられている弦チョ−キング機構797、前
記胴部1の中央部に形成されているサウンドホール6上
部位置に設けられている自動ピッキング機構424と、
胴部1の各弦3の一端側下部位置に固着されている自動
撥弦機構796と、胴部1の各弦3の一端側下部位置に
固着されている自動トレモロ機構1292と、各弦3の
機械的な振動を対応する電気信号に変換して出力するピ
ックアップ装置4と、前記弦チョ−キング機構797、
自動ピッキング機構424、自動撥弦機構796および
自動トレモロ機構1292を駆動制御するために設けら
れたCPU9とを備えている。
【0008】次に、この実施例に係る自動弦楽器に使用
される電子回路の一実施例を示す図2に従ってこの電子
回路の構成について説明する。この図2において、操作
部10の再生垂土10aを押すと、表示部11で曲名が
表示されるとともに、演奏情報記憶部12にあらかじめ
記憶されている自動弦演奏のための演奏情報がCPU9
により読み出された後、この演奏情報がシ−ケンスデ−
タ記憶部14に一旦記憶される。すると、このシ−ケン
スデ−タ記憶部14に記憶された演奏情報は、直ちに、
CPU9により順次読み出され、弦チョ−キング機構7
97、自動ピッキング機構426等を駆動するためのロ
ボット制御部15に順次転送される。このため、順次転
送される演奏情報に従って、このロボット制御部15か
ら前記弦チョ−キング機構797、自動ピッキング機構
426等を駆動するための駆動電圧が順次出力されるの
で、これら駆動電圧により、弦チョ−キング機構79
7、自動ピッキング機構426等が駆動され、この結
果、弦楽器演奏が順次実行されることとなる。なお、前
記演奏情報記憶部12は、内部メモリであるが、これと
は別に、当該演奏情報記憶部12の内容と同じ記憶内容
を有する外部メモリ入出力部16が着脱可能に設けられ
ている。
【0009】次に、図3は、前記シ−ケンスデ−タ記憶
部14のメモリ内容の一例を示す。このシ−ケンスデ−
タ記憶部14には、自動演奏を制御するための1バイト
構成の各種の演奏情報が記憶されている。順に説明する
と、弦3のナンバ−を示す弦NO.デ−タ、楽音の音高
(フレット位置)を示す音高NO.デ−タ、ピッキング
すべきタイミングを示すピッキングタイミングデ−タ、
ピッキングの種類を示すピッキングタイプデ−タ、ピッ
キングの強度を示すピッキング強度デ−タ、ピッキング
の方向を示すピッキング方向デ−タ、ミュ−トすべきタ
イミングを示すミュ−トタイミングデ−タ、ミュ−トの
種類を示すミュ−トタイプデ−タ、ミュ−トの強度を示
すミュ−ト強度デ−タなどのほか、チョ−キングの種類
を示すチョ−キングタイプデ−タ、チョ−キングの強度
を示すチョ−キング強度デ−タ、チョ−キングの方向を
示すチョ−キング方向デ−タなどが記憶されている。
【0010】図4は上述した自動演奏情報記憶部やシ−
ケンスデ−タ記憶部14から読み出された自動演奏情報
に従って、自動弦演奏を実行するためのCPU9の動作
を示すフロ−図である。この図4において、演奏情報記
憶部12から読み出された自動演奏情報は、一旦、シ−
ケンスデ−タ記憶部14に記憶された後、このシ−ケン
スデ−タ記憶部14から読み出される(4−1)。この
ため、読み出された自動演奏情報は、ロボット制御部1
5に転送される(4−2)。このため、この自動演奏情
報報は、このロボット制御部15にて対応する自動弦楽
器駆動用の駆動電圧が変換され、この変換された自動弦
楽器駆動用の駆動電圧が出力される(4−3)。この自
動弦楽器駆動用の駆動電圧の出力は、シ−ケンスデ−タ
記憶部14に記憶されている自動演奏情報が終了するま
で(所定の楽曲が終了するまで)行われる(4−4)。
この結果、この間、前記自動弦楽器駆動用の駆動電圧に
より、弦チョ−キング機構797や自動ピッキング機構
424等が自動的に駆動されることとなる。
【0011】次に、図5は、ネック2の上部の設けられ
ている弦チョ−キング機構797を示す。この弦チョ−
キング機構797は、ネック2の上部位置に固着されて
いる指板69の上面と平行に設けられている複数の送り
ねじ51と、この送りねじ51を回転駆動する複数の送
りねじ駆動モ−タ62と、前記送りねじ51と平行に設
けられている複数のガイドブレ−キ部材52と、このガ
イドブレ−キ部材52と前記送りねじ51に股がるよう
に設けられた複数の移動体54と、前記ガイドブレ−キ
部材52の外周に形成されているブレ−キ面52Aを前
記移動体54に押し付けるように、当該ガイドブレ−キ
部材52を、各回動部材63を介して回動させる複数の
押し付け部材64と、前記送りねじ51上に移動可能に
設けられている複数の送りドラム55と、この送りドラ
ム55の外周に巻装されており、各端部がそれぞれ移動
体54に弾性的に係合されている複数のコイルばね56
と、図6に示すように、送りねじ51の回動により送り
ドラム55が同方向に回動し、この送りドラム55の一
部に固定されている駆動ピン76が同方向に回動する
と、水平移動ア−ム71aがを介して水平駆動板71が
ガイド孔70に案内されて、水平方向に移動する水平駆
動板71と、この水平方向の移動に従って、同方向に移
動し、前記弦3を同方向に移動させる弦係合部材74と
を備えている。
【0012】前記送りねじ駆動モ−タ62および押し付
け部材64は、シ−ケンスデ−タ記憶部14に記憶され
ている自動演奏情報内のチョ−キングデ−タに従った駆
動電圧により駆動されるようになっている。
【0013】また、前記各ガイドブレ−キ部材52と前
記各送りねじ51は、ネック2上に所定の間隔をおいて
固着されている支持板59の各支持孔58、57により
回動可能に支持されている。
【0014】なお、前記水平駆動板71と弦係合部材7
4との間には、これら同士を相互に移動可能に連結する
連結杆72、72と、これら連結杆72、72の外周に
巻装されているコイルばね73、73とが設けられてい
る。
【0015】このような構成において、移動体54を弦
3の長手方向に沿って移動させる場合は、まず、シ−ケ
ンスデ−タ記憶部14に記憶されている自動演奏情報内
のチョ−キングデ−タに従った駆動電圧が押し付け部材
64に印加されず、したがって、回動部材63を静止位
置で保持したままとし、ガイドブレ−キ部材52と移動
体54とは、互いに係合状態とはならない状態下で、送
りねじ駆動モ−タ62により送りねじ51を回動駆動す
ると、送りドラム55も同方向に回動するので、この送
りドラム55の回りに巻かれているコイルばね56の働
きにより、送りねじ51の回動力が移動体54に伝達さ
れる。このため、移動体54は、ガイドブレ−キ部材5
2の長手方向に沿って移動することとなる。
【0016】この結果、弦3の上に位置している弦係合
部材74は、弦3の長手方向に沿って移動することとな
る。したがって、演奏者が弦3の上を指で滑らせながら
指を移動させたと同様な効果を上げることができる。な
お、送りドラム55、すなわち送りねじ駆動モ−タ62
の回動方向を変えることにより、移動体54の移動方向
を変えることができる。
【0017】一方、弦3を弦係合部材74で指板69の
上面と平行な方向に移動させ、弦3をチョ−キング操作
させる場合は、まず、シ−ケンスデ−タ記憶部14に記
憶されている自動演奏情報内のチョ−キングデ−タに従
った駆動電圧により押し付け部材64を駆動し回動部材
63を引っ張ると、ガイドブレ−キ部材52が回動し、
同方向に送りねじ51も回動するため、送りねじ51と
移動体54とが互いに嵌合状態となり、このため、送り
ねじ51の回動力は、移動体54に対するブレ−キとし
て作用し、この結果、移動体54は、弦3の長手方向に
は、移動不可能となる。この状態の下で、送りねじ駆動
モ−タ62に回動力が与えられると、送りねじ51に嵌
合状態となっている送りドラム55は、上方向に動こう
とするが、541がブレ−キング作用しているので、弦
3の長手方向には移動しない。このため、送りねじ51
のめじ面と送りドラム55のねじ面とは、互いに押圧状
態となる。
【0018】さらに、送りねじ51を送りねじ駆動モ−
タ62により回動させると、コイルばね56がねじられ
るように弾性変形し、送りドラム55は、回動を始め
る。この回動運動は、水平移動ア−ム71aの働きによ
り、指板69の上面と平行な水平方向の運動に変換され
る。このため、水平駆動板71は、ガイド孔70の内部
を水平方向に移動するので、弦係合部材74の同方向に
移動する。この結果、この弦係合部材74と係合状態に
ある弦3は、該弦係合部材74の移動に伴って、水平方
向に移動し、これにより、弦3のチョ−キング操作がな
されることとなる。この場合、送りねじ駆動モ−タ62
を減速ギア付の61にて位置制御するようにすれば、高
いトルクで、微妙なチョ−キング操作を表現できる。な
お、この実施例では、一つの弦3にのみチョ−キング操
作機構を設けているが、すべての弦3にチョ−キング操
作機構を設けてもよい。
【0019】次に、図7は、弦3の自動トレモロ機構1
292側に設けられている自動ピッキング機構424を
示す。この自動ピッキング機構424は、複数本の弦3
を順次間欠的に撥弦し、これにより各弦3をピッキング
操作するためのものであり、胴部1の中央部に形成され
たサウンドホ−ル6の上部位置に、該サウンドホ−ル6
の外周に固着された支持ア−ム85、85を介して配設
された支持板77と、この支持板77の両端位置の下部
に、上下動可能な上下動部材82、82と、これら上下
動部材82、82を独立して上下動させるために前記支
持板77の両端上面位置に固着された上下動用駆動モ−
タ79、80と、前記上下動部材82、82にまたがっ
て配設された回転ねじ部材83と、この回転ねじ部材8
3上に移動可能に取り付けられたピッキングアクチュエ
−タ92と、このピッキングアクチュエ−タ92を回転
ねじ部材83の長手方向に移動させるために前記上下動
部材82に固着されたピッキングアクチュエ−タ移動用
モ−タ81と、前記ピッキングアクチュエ−タ92の下
部位置に固着された一対のピック移動用アクチュエ−タ
100、100と、これらピック移動用アクチュエ−タ
100、100の働きにより、各回動ア−ム991、9
91を介して水平方向に移動可能なピック支持部材96
と、このピック支持部材96により支持されたピック部
材78とを備えている。
【0020】このピック部材78の側部位置には、所定
の間隔をおいてミュ−ト機構152が配設されている。
このミュ−ト機構152は、前記ピック部材78で弦3
をピッキング操作した直後に、ピッキング操作により振
動中の弦3に軽く当接することにより、いわゆるピッキ
ングハ−モニクス音を発生させるためのものであり、前
記ピッキングアクチュエ−タ92の下部位置に固定され
たミュ−ト部材支持体155と、このミュ−ト部材支持
体155の下端に固着されたミュ−ト部材用アクチュエ
−タ1001と、このミュ−ト部材用アクチュエ−タ1
001の駆動軸156aにより上下方向に移動されるミ
ュ−ト部材154と、このミュ−ト部材154を、前記
ピック部材78と平行しながら移動するように案内する
案内孔157および案内杆155a を備えている。
【0021】なお、前記ミュ−ト部材154の下端に
は、弦3との衝撃を和らげるためのミュ−ト用緩衝部材
153が固着されている。また、ピッキングアクチュエ
−タ92の上面には、支持板77の下面に形成されてい
る抵抗部86と電気的に接触しながら移動する位置検出
部87が設けられている。この位置検出部87は、前記
抵抗部86と協同して、ピッキングアクチュエ−タ92
の移動位置を検出るするためのものである。
【0022】このような構成において、前述したシ−ケ
ンスデ−タ記憶部14から読み出された演奏情報内のピ
ッキングデ−タに従った駆動電圧によりピッキングアク
チュエ−タ移動用モ−タ81が回動駆動されると、回転
ねじ部材83が同方向に回動するので、ピッキングアク
チュエ−タ92が当該回転ねじ部材83の長手方向に移
動する。このため、ピッキングアクチュエ−タ92の下
部位置に設けらているピック部材78が同方向に移動す
るので、所定の間隔をおいて張設されている複数の弦3
が順次ピッキング操作されることとなる。この場合、同
時に、ピッキングアクチュエ−タ92の下部位置に設け
られているピック移動用アクチュエ−タ100、弾性板
ばね110が駆動するが、前記ピック支持部材96とピ
ッキングアクチュエ−タ92との間に、互いに平行して
配設されている連結ア−ム99の働きにより、ピック支
持部材96は、左右方向に交互に移動させられるので、
このピック支持部材96の下部位置に固定されているピ
ック部材78も、同じく左右方向に交互に移動させられ
る。このため、各弦3をピック部材78で、ピッキング
操作する際に、各弦3をピック部材78の側面で押すよ
うにしながら、ピッキング操作させることができ、この
結果、弦3をピッキング操作時に切断するような事態を
未然に防止することができる。
【0023】また、前述したシ−ケンスデ−タ記憶部1
4から読み出された演奏情報内のに従って、前記ピック
部材78で弦3をピッキング操作した直後に、ミュ−ト
部材用アクチュエ−タ1001が駆動開始し、駆動軸1
56aを介して、ミュ−ト部材154が下方向に移動
し、その1564に固着されているミュ−ト用緩衝部材
153が、ピッキング操作により振動中の弦3に軽く当
接することとなるので、いわゆるピッキングハ−モニク
ス音を発生させることができる。
【0024】さらに、前述したシ−ケンスデ−タ記憶部
14から読み出された演奏情報内のに従って、上下動用
駆動モ−タ79、80の一方を駆動し、各上下動部材8
2、82の一方を支持板77側に移動させた状態のもと
で、ピッキングアクチュエ−タ移動用モ−タ81により
ピッキングアクチュエ−タ92を回転ねじ部材83の長
手方向に移動させると、各上下動部材82、82の一方
側では、各弦3をピック部材78でピッキング操作させ
ることができるが、各上下動部材82、82の他方側で
は、ピッキングアクチュエ−タ92と各弦3との間の距
離が離れているので、空ピッキング操作とすることがで
きる。この結果、たとえば、第6弦から第4弦までは、
ピック部材78でピッキング操作させることができる
が、残る第3弦から第1弦までは、空ピッキング操作と
することもできる。
【0025】次に、図9は、自動トレモロ機構1292
側の各弦3の下部位置に固着された自動ミュ−ト機構7
96を示す。この自動ミュ−ト機構796は、前述した
シ−ケンスデ−タ記憶部14から読み出された演奏情報
内のミュ−トデ−タ(ミュ−トタイプデ−タ、ミュ−ト
強度デ−タなど)に従って、各弦3に下部方向から当接
し、これにより振動中の各弦3の振動を制動させること
により、撥弦中の音の発生を停止させるためのものであ
り、図10に示すように、前記演奏情報内のミュ−トデ
−タに従った駆動電圧が印加される自動ミュ−ト用アク
チュエ−タ106と、この自動ミュ−ト用アクチュエ−
タ106を収納する上部ケ−ス104、下部ケ−ス10
5と、この上部ケ−ス104、下部ケ−ス105の内部
で前記自動ミュ−ト用アクチュエ−タ106の位置決め
を行う上部緩衝材109、下部緩衝材108と、前記自
動ミュ−ト用アクチュエ−タ106の上部に設けられた
下部突出部材107、上部突出部材103と、この上部
突出部材103の上部外周面に形成されたねじ部103
aとねじ嵌合されているねじ嵌合部材102と、このね
じ嵌合部材102の上部に固着されている制動部101
とから構成されている。前記上部突出部材103は、前
記上部ケ−ス104の上部中央に形成されている上部ケ
−ス1041内を出没可能であり、下部突出部材107
と互いに固着されている。
【0026】このような構成において、前記演奏情報内
のミュ−トデ−タに従った駆動電圧が自動ミュ−ト用ア
クチュエ−タ106に印加されると、この自動ミュ−ト
用アクチュエ−タ106は、印加された駆動電圧によ
り、上部ケ−ス104、下部ケ−ス105の内部で、前
記上部緩衝材109の弾性力に抗して、徐々に上方向に
伸張し、そのため、前記自動ミュ−ト用アクチュエ−タ
106の上部に設けられている下部突出部材107、上
部突出部材103が同方向に上動し、これに従って、こ
の上部突出部材103の上部外周面に形成されたねじ部
103aとねじ嵌合されているねじ嵌合部材102も同
じ方向に上動することとなるので、このねじ嵌合部材1
02の上部に固着されている制動部101の頭部が、各
弦3に下部1方向から徐々に当接し、これにより各弦3
の振動を制動させる。この結果、撥弦音を消音させるこ
とができる。
【0027】なお、上部突出部材103とねじ嵌合部材
102とのねじ嵌合位置を調整すれば、ねじ嵌合部材1
02の上部に固着されている制動部101の頭部と各弦
3との間の間隔を調整することができるので、制動部1
01による各弦3に対する消音速度を変えることができ
る。
【0028】次に、図11は、自動ミュ−ト機構796
の他の実施例を示す。この実施例において、前記実施例
と子となる点は、ねじ嵌合部材102とねじ嵌合してい
る上部突出部材103と自動ミュ−ト用アクチュエ−タ
106との間に弾性板ばね110を配置するとともに、
前記上部突出部材103の下部位置に形成されたねじ部
103aと上部ケ−ス104との間に、上部突出部材1
03を自動ミュ−ト用アクチュエ−タ106側に弾性付
勢する112を配設した点であり、その他は、前記実施
例の構成と同じである。
【0029】このような構成において、前記実施例の場
合と同様に、前記演奏情報内のミュ−トデ−タに従った
駆動電圧が自動ミュ−ト用アクチュエ−タ106に印加
されると、この自動ミュ−ト用アクチュエ−タ106
は、印加された駆動電圧により、上部ケ−ス104、下
部ケ−ス105の内部で、前記弾性板ばね110の弾性
力に抗して、徐々に上方向に伸張し、そのため、前記弾
性板ばね110の上部に設けられている上部突出部材1
03が同方向に上動し、これに従って、この上部突出部
材103の上部外周面に形成されたねじ部103aとね
じ嵌合されているねじ嵌合部材102も同じ方向に上動
することとなるので、このねじ嵌合部材102の上部に
固着されている制動部101の頭部が、各弦3に下部方
向から徐々に当接し、これにより各弦3の振動を徐々に
制動させる。この結果、撥弦音を消音させることができ
る。
【0030】次に、図12は、各弦3の端部に、回動可
能に設けられた自動トレモロ機構1292を示す。この
自動トレモロ機構1292は、各弦3を撥弦の直後に、
当該各弦3を強制的に、引っ張りあるいは緩めることに
より、発生中の弦音の音高を変えるためのものであり、
前記弦3の一端に設けられた弦係止体131が固着され
たトレモロブロック130と、このトレモロブロック1
30の上部位置に固定されたトレモロベ−ス120と、
このトレモロベ−ス120を回動可能に支持するため
に、胴部1上に固着されているトレモロスタッド125
と、前記トレモロベ−ス120上に前記各弦3を支持す
るために設けられた弦支持部材120aと、前記トレモ
ロブロック130の下端とその下端周辺に形成された凹
部126aの一部との間に配設されたバランススプリン
グ128と、前記トレモロブロック130の下端と前記
凹部126a内に固着されているアクチュエ−タ収納ケ
−ス127内の移動体123との間を連結する引っ張り
ア−ム129と、前述したシ−ケンスデ−タ記憶部14
から読み出された演奏情報内のトレモロデ−タに従った
駆動電圧が印加され、その駆動電圧により、アクチュエ
−タ収納ケ−ス127内で前記移動体123を左右方向
に伸縮駆動させるために当該アクチュエ−タ収納ケ−ス
127内に配置されたトレモロ駆動用アクチュエ−タ1
21とを備えている。
【0031】前記凹部126aの下部位置には、当該凹
部126aを閉じるための蓋体139が固着されてお
り、また、前記アクチュエ−タ収納ケ−ス127内に
は、当該アクチュエ−タ収納ケ−ス127を1に固着す
るための止めねじ126が設けられている。また、弦支
持部材120aには、当該弦支持部材120aの高さを
調整するための高さ調整ねじ124が、また、弦支持部
材120aの後部に形成された起立片120bとトレモ
ロベ−ス120の後部に形成された起立片120cとの
間には、コイルばね120dを介してオクタ−ブピッチ
調整用ねじ122が配置されている。
【0032】このような構成において、前記演奏情報内
のトレモロデ−タに従った駆動電圧がトレモロ駆動用ア
クチュエ−タ121に印加されると、このトレモロ駆動
用アクチュエ−タ121は、印加された駆動電圧によ
り、アクチュエ−タ収納ケ−ス127の内部で、前記バ
ランススプリング128の弾性力に抗して、瞬間的に左
右方向に伸張し、そのため、前記アクチュエ−タ収納ケ
−ス127内に設けられている移動体123が図12
中、左方向に移動し、これに従って、引っ張りア−ム1
29も同じ方向に移動することとなるので、この引っ張
りア−ム129の一端が固着されているトレモロブロッ
ク130の下端部がトレモロスタッド125を回動支点
として、図12中、時計方向に回動する。このため、各
弦3の一端は、同図中、右方向に引っ張られることとな
るので、当該各弦3の全部の張力を同時に変えることが
でき、この結果、直前に撥弦音が発生中であれば、その
撥弦中の撥弦音の音高を、高い音高に変えることができ
る。
【0033】逆に、トレモロ駆動用アクチュエ−タ12
1に対する駆動電圧の印加を停止すると、このトレモロ
駆動用アクチュエ−タ121は、前記バランススプリン
グ128の図12中における右方向の引っ張り力によ
り、アクチュエ−タ収納ケ−ス127の内部で圧縮さ
れ、そのため、前記アクチュエ−タ収納ケ−ス127内
に設けられている移動体123は、図12中、右方向に
移動し、これに従って、引っ張りア−ム129も同じ方
向に移動することとなるので、この引っ張りア−ム12
9の一端が固着されているトレモロブロック130の下
端部がトレモロスタッド125を回動支点として、図1
2中、反時計方向に回動する。このため、各弦3の一端
は、前記バランススプリング128の弾性力に抗して、
同図中、右方向に移動することとなるので、当該各弦3
の全部の張力を緩める方向に同時に変えることができ、
この結果、直前に撥弦音が発生中であれば、その撥弦中
の撥弦音の音高を、低い音高に変えることができる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、自動演奏情報発生手段から順次
発生される自動演奏情報のなかの一連の弦チョ−キング
情報を順次読み出し、この読み出された弦チョ−キング
情報に従って、弦チョ−キング駆動手段を順次駆動し、
この弦チョ−キング駆動手段にて、張設されている弦の
位置に設けられている弦チョ−キング手段を駆動するの
で、自動的に前記弦をチョ−キング操作することができ
る。
【0035】請求項2記載の発明によれば、弦チョ−キ
ング駆動手段にて、張設されている弦の長手方向に移動
体を移動するとともに、この移動体の停止位置におい
て、弦係合部材を前記弦の張設方向と直交する方向に移
動させることができるので、前記弦と係合状態にある弦
係合部材にて、前記弦を、自動的に、張設方向と直交す
る方向に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る自動弦楽器を示す平
面図である。
【図2】図1に示す自動弦楽器に使用される回路構成を
示すブロック図である。
【図3】自動演奏情報記憶部の内容を示す図である。
【図4】自動演奏情報記憶部から読み出された自動演奏
情報に従って、自動弦演奏を実行するためのCPUの動
作を示すフロ−図である。
【図5】ネックの上部の設けられている弦チョ−キング
機構を示す図である。
【図6】水平駆動板および弦の周辺を示す要部拡大図で
ある。
【図7】弦の自動トレモロ機構側に設けられている自動
ピッキング機構を示す図である。
【図8】自動ピッキング機構およびミュ−ト機構の周辺
を示す要部拡大図である。
【図9】自動トレモロ機構側の各弦の下部位置に固着さ
れた自動ミュ−ト機構を示す図である。
【図10】自動ミュ−ト機構の実施例を示す要部拡大図
である。
【図11】自動ミュ−ト機構の他の実施例を示す要部拡
大図である。
【図12】各弦の端部に回動可能に設けられた自動トレ
モロ機構を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
3 弦 9 CPU 12 演奏情報記憶部 14 シ−ケンスデ−タ記憶部 54 移動体 55 送りドラム 62 送りねじ駆動モ−タ 64 押し付け部材 74 弦係合部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 張設されている弦の位置に設けられてい
    る弦チョ−キング手段と、 この弦チョ−キング手段を駆動する弦チョ−キング駆動
    手段と、 自動演奏情報を順次発生する自動演奏情報発生手段と、 この自動演奏情報発生手段から順次発生される自動演奏
    情報のなかの一連の弦チョ−キング情報を順次読み出
    し、この読み出された弦チョ−キング情報に従って、前
    記弦チョ−キング駆動手段を順次駆動するように制御す
    る制御手段と、 を備えていることを特徴とする自動弦楽器。
  2. 【請求項2】 張設されている弦の長手方向に移動可能
    な移動体と、 前記弦と係合可能な弦係合部材と、 前記移動体を弦の長手方向に移動させるとともに、この
    移動体の停止位置において、前記弦係合部材を前記弦の
    張設方向と直交する方向に移動させるように駆動する弦
    チョ−キング駆動手段と、 を備えていることを特徴とする自動弦楽器。
JP4200567A 1992-07-03 1992-07-03 自動弦楽器 Pending JPH0619461A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5237495B1 (ja) * 2012-10-29 2013-07-17 友次 増田 回転による楽器性共鳴発音装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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