JPH06194854A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH06194854A
JPH06194854A JP4346192A JP34619292A JPH06194854A JP H06194854 A JPH06194854 A JP H06194854A JP 4346192 A JP4346192 A JP 4346192A JP 34619292 A JP34619292 A JP 34619292A JP H06194854 A JPH06194854 A JP H06194854A
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JP
Japan
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image
toner
charge
image forming
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Application number
JP4346192A
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English (en)
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Takeo Oshiba
武雄 大柴
Yoshihiko Eto
嘉彦 江藤
Asao Matsushima
朝夫 松島
Yoshiaki Takei
良明 武居
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電位むらのない、高画質で画像継承性のよい
画像形成方法の提供。 【構成】 電荷発生物質にビスイミダゾピリドノペリレ
ンを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法による画像
形成方法に関し、特にオゾン発生のない継承忠実性のよ
い高画質画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写方法が広く利用されるにつ
れて、感度、画質の向上は勿論のこと、複写作業におけ
る労働衛生環境、装置の耐用性の改善が求められ、更に
情報伝達のメモ代りに次々とコピーの世代を重ね配布さ
れる世情となって来ている。
【0003】前記の要求に応えて複写方法、装置構造、
使用資材等互いに関与し合い、或は特に相反する機能分
野に亘って広汎な技術努力が払われて来ている。
【0004】例えば高画質を目的として小粒子トナーを
現像に用いる技術については、感光体上に形成された静
電潜像を忠実に再現するので、潜像電位にむらがあると
小粒子の特性のよさが逆に仇となりむらをそのまま映し
出し画像に濃淡のむらを描き出す。更に潜像に電位むら
があることは文字原稿、網点原稿による画像に画質不良
を招き、この画像を基にしてコピー世代を重ねると文字
太り、網線潰れ、網点潰れ等画像の継承画質に忠実性を
失い全く判読不能に陥る。
【0005】前記潜像電位むら、基本的には感光体の帯
電むらは、感光体の感光構成層、即ち電荷発生層(CG
L)、電荷輸送層(CTL)、或はバリア層等の構成層
に介在させる補助層(ASL)の機能作動の平面的不均
一に基くものであり、その影響の主たるものはCGLに
帰せられる。
【0006】CGLは電荷発生物質(CGM)、バイン
ダ及び機能補助のための添加剤を含有する塗料を支持体
に成層して設けるが、塗料は屡々非ニュートン流体であ
り、チキソトロピー性を有することがあり、CGMの分
散不良、或は粒子粗大の場合、凝集、液垂れ、乾燥によ
って塗布むらを顕著にし、或は粗大粒塊、はじき等によ
る面欠陥を生じ面の緻密性を落とす。
【0007】このような塗布むらは帯電、暗減衰の不均
一の原因となり、また面欠陥はピンホール或はハーフト
ンにおいて画像周縁に接し或は離れて暈状に点在する暈
点(散り)を発生し、画質を損なうと同時に画像の継承
忠実性を著に低下させる。
【0008】塗布むら、面欠陥の解決に粒子の微細化を
当てると、感度、帯電々位の低下、暗減衰異常を招き、
更に粒子分散不良を生じ塗料の延展性が低下する。
【0009】また前記の潜像電位の不均一は帯電手段の
如何によっても発生する。従来常用されるコロナ放電に
よる帯電方法はオゾンの発生量が多く労働衛生上及び機
器特に感光体の性能保持上問題があるのでオゾン発生の
殆どない接触式のローラ帯電が提案(特開昭56-15098
号、同57-76656号、同62-313128号、同63-29183号)さ
れている。しかしコロナ帯電に比べ感光体表面の帯電均
一性は劣っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】現時の市場状況として
オゾン発生回避は労働衛生上、感光体性能保持の面から
絶対的要求に近く、従ってオゾン発生の少ないローラ帯
電等による帯電均一性の向上は必須の課題である。しか
も高画質の保持は勿論更に向上させること、かつ市場の
要求に鑑み、コピー世代を重ねる場合の画像の継承忠実
性を保つことが併せて解決すべき技術対象となってい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】技術対象となる現象がC
GMの特性に依存することが多いことから、前記本発明
の課題に適応する感光体のCGMの検索から着手し、ペ
リレン誘導体、特にビスイミダゾピリドノペリレン(bi
s imidazo pridono perylen;BIPPと標記する)が
甚だ有用である知見をえた。
【0012】即ちBIPPは帯電性、暗減衰性が良好で
ローラ帯電によっても帯電むらを起こすことなく、かつ
分散性が良好で微細化も可能であり更に凝集性がなく、
塗料の延展性を損なわず、塗布むら、面欠陥を生ずるこ
とがない。
【0013】本発明はBIPPを用いて構成した感光体
に、ローラ帯電方法または現像剤に一次粒径9μm以下
のトナーを用いる現像法から成る画像形成方法であり、
更に前記態様については構成層にポリアミド等でバリア
層(中間層)を設けることが好ましい。
【0014】以上の構成によって本発明の感光体は繰返
し使用時の耐用性が大きく、帯電電位、感度、暗減衰、
白紙電位、残留電位も安定していて、これらの変化によ
る画質の劣化がない。
【0015】即ち;感光体上に帯電,露光,現像に続く
転写によって画像形成を繰返しうる画像形成方法におい
て、導電性支持体上に電荷発生層その上に電荷輸送層を
設けて構成層を形成し、かつ電荷発生層に下記一般式
〔I〕で表される化合物及び/又は一般式〔II〕で表さ
れる化合物を電荷発生物質として含有する感光体にロー
ラ帯電器を当接して帯電を行うことを特徴とする画像形
成方法、及び前記感光体に形成した静電潜像を一次粒子
の数平均粒径が9μm以下のトナーを用いて現像するこ
とを特徴とする画像形成方法のいずれによっても本発明
の課題を解決することができる。
【0016】尚本発明の態様においては、前記感光体の
構成層として、導電性支持体と電荷発生層の間に、ポリ
アミド樹脂からなる中間層を有する感光体を用いること
が好ましい。
【0017】前記一般式〔I〕または〔II〕で表される
BIPPにおいて、Zで表される芳香族基の好ましい例
としては、例えばベンゼン環、ナフタレン環、アントラ
セン環、フェナンスレン環、ピリジン環、ピリミジン
環、ピラゾール環、アントラキノン環等が挙げられ、特
にベンゼン環又はナフタレン環であることが好ましい。
またZで表される芳香族環は置換されていてもよく、置
換基としては、アルキル基、アルコキシ基、アリール
基、アリールオキシ基、アシール基、アシロキシ基、ア
ミノ基、カルバモイル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
アノ基などを挙げることができる。
【0018】以下本発明に好ましく用いられるBIPP
の具体例を示すが、本発明はこれらによって限定される
ものではない。
【0019】
【化3】
【0020】感光体の層構成は種々の形態が知られてお
り、本発明の感光体はそれらのいずれかの形態をとりう
るが、積層型もしくは分散型の機能分離型感光体とする
のが望ましい。この場合、通常は図1(イ)〜(ニ)の
ような構成となる。(イ)に示す層構成は、導電性支持
体11上にCGMを含有するCGL12を形成し、これに電
荷輸送物質(CTM)を含有するCTL13を積層して感
光層(PCL)14を形成したものであり、(ロ)は
(イ)の層構成のPCL14と導電性支持体11の間に接着
層、バリア層などのASL15を設けたものである。
(ハ)の層構成はCGMをCTMとバインダを含有する
層に分散したPCL14を導電性支持体上に形成したもの
であり、(ニ)は(ハ)の層構成のPCL14と導電性支
持体11の間にASL15を設けたものである。図1(イ)
〜(ニ)の構成において、最表層にはさらに保護層を設
けてもよく、またCGL12中にCTMを含有してもよ
い。本発明においてはCGLとCTLの少なくとも2層
を有する感光体が特に好ましい。
【0021】CGL12は例えば下記に示す方法によって
作製された塗布液を導電性支持体11上に直接、あるいは
必要に応じて接着層もしくはバリヤ層などのASL15を
設けた上に塗布することにより形成することができる。
【0022】前記CGMを適当な溶媒に溶解した溶
液、あるいは更に必要に応じてバインダ樹脂および又は
CTMを加え混合溶解した溶液。
【0023】前記CGMをボールミル、サンドグライ
ンダ等を用いて分散中で微細粒子(好ましくは粒径5μ
m以下、更に好ましくは1μm以下)とし、必要に応じて
バインダ樹脂および/又はCTM加え混合分散した分散
液。
【0024】CGLの形成に使用される溶媒あるいは分
散媒としては、ブチルアミン、ジエチルアミン、エチレ
ンジアミン、イソプロパノールアミン、トリエタノール
アミン、トリエチレンジアミン、N,N-ジメチルホルムア
ミド、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、シクロヘキサノン、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、クロロホルム、1,2-ジクロルエタン、1,2-ジク
ロルプロパン、1,1,2-トリクロルエタン、1,1,1-トリク
ロルエタン、トリクロルエチレン、テトラクロルエタ
ン、ジクロルメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、メタノール、エタノール、イソプロパノール、酢酸
エチル、酢酸ブチル、ジメチルスルホキシド、メチルセ
ロソルブ等が挙げられるが、本発明はこれらに限定され
るものではない。
【0025】また、少なくともCTMを含有するCTL
は上記CGLと同様にして形成することができる。
【0026】CGLあるいはCTLの形成に用いられる
バインダ樹脂は任意のものを用いることができるが、疎
水性で、かつ誘電率が高く、電気絶縁性のフィルム形成
性高分子重合体を用いることが好ましい。このような高
分子重合体としては、例えば次のものを挙げることがで
きるが、これらに限定されるものではない。
【0027】P−1) ポリカーボネート P−2) ポリエステル P−3) メタクリル酸 P−4) ポリアクリル樹脂 P−5) ポリ塩化ビニル P−6) ポリ塩化ビニリデン P−7) ポリスチレン P−8) ポリビニルアセテート P−9) スチレン-プタジエン共重合体 P−10) 塩化ビニリデン-アクリロニトリル共重合体 P−11) 塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体 P−12) 塩化ビニル-酢酸ビニル-無水マレイン酸共重
合体 P−13) シリコーン樹脂 P−14) シリコーン-アルキッド樹脂 P−15) フェノールホルムアルデヒド樹脂 P−16) スチレン-アルキッド樹脂 P−17) ポリ-N-ビニルカルバゾール P−18) ポリビニルブチラール P−19) ポリビニルフォルマール これらのバインダ樹脂は、単独であるいは2種以上の混
合物として用いることができる。
【0028】以上のようにして形成されるCGLにおい
て、一般式〔I〕および/または一般式〔II〕で表され
るBIPPからなるCGMとバインダとの重量比は好ま
しくは100:0〜1000である。CGMの含有割合がこれ
より少いと光感度が低く、残留電位の増加を招き、また
これにより多いと暗減衰及び受容電位が低下する。
【0029】また、CGL中にCTMを含有する場合に
は、CGMとCTMとの割合は重量比で10:0〜10:10
00であることが好ましく、特に好ましくは10:0〜10:
100である。
【0030】形成されるCGLの膜厚は、好ましくは0.
01〜10μmである。
【0031】また、前記のようにして形成されるCTL
において、CTMはCTL中のバインダ樹脂100重量部
当り20〜200重量部が好ましく、特に好ましくは30〜150
重量部である。
【0032】また、形成されるCTLの厚さは、好まし
くは5〜60μm、特に好ましくは10〜40μmである。
【0033】本発明に用いられるCTMとしては、特に
制限はないが、例えばオキサゾール誘導体、オキサジア
ゾール誘導体、チアゾール誘導体、チアジアゾール誘導
体、トリアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、イミダ
ゾロン誘導体、イミダゾリジン誘導体、ビスイミダゾリ
ジン誘導体、スチリル化合物、ヒドラゾン化合物、ピラ
ゾリン誘導体、アミン誘導体、オキサゾロン誘導体、ベ
ンゾチアゾール誘導体、ベンズイミダゾール誘導体、キ
ナゾリン誘導体、ベンゾフラン誘導体、アクリジン誘導
体、フェナジン誘導体、アミノスチルベン誘導体、ポリ
-N-ビニルカルバゾール、ポリ-1-ビニルピレン、ポリ-9
-ビニルアントラセン等が挙げられる。
【0034】ただし本発明においてCTMは、光照射時
に発生するホールの感光体表面側または支持体側への輸
送能力の他、前記BIPP等のCGMとの組合せも考慮
して選択されることが好ましく、かかるCTMとしては
下記一般式(A),(B),(C)または(D)で表さ
れる化合物を挙げることができる。
【0035】
【化4】
【0036】但し、Ar1,Ar2,Ar4はそれぞれ置換又
は無置換のアリール基を表し、Ar3は置換又は無置換の
アリーレン基を表し、R1は水素原子、置換若しくは無
置換のアルキル基、又は置換もしくは無置換のアリール
基を表す。
【0037】このような化合物の具体例は特開昭58-654
40号の第3〜4頁及び同第58-198043号の第3〜6頁に
詳細に記載されている。
【0038】
【化5】
【0039】但し、R1は置換、無置換のアリール基、
置換、無置換の複素環基であり、R2は水素原子、置
換、無置換のアルキル基、置換、無置換のアリール基を
表し、nは0または1の整数を表す。このような化合物
の詳細については特開昭58-134642号第3〜6頁及び同5
8-166354号第3〜5頁に記載されている。
【0040】
【化6】
【0041】但し、R1は置換、無置換のアリール基で
あり、R2は水素原子、ハロゲン原子、置換、無置換の
アルキル基、置換、無置換のアルコキシ基、置換、無置
換のアミノ基、ヒドロキシ基であり、R3は置換、無置
換のアリール基、置換、無置換の複素環基を表す。これ
らの化合物の合成方法及びその例示は特開昭57-148750
号第3〜5頁に詳細に記載されており、本発明に援用す
ることができる。
【0042】本発明のその他の好ましいCTMとして
は、特開昭57-67940号、同59-15252号、同57-101844号
にそれぞれ記載されているヒドラゾン化合物を挙げるこ
とができる。
【0043】
【化7】
【0044】式中Ar1,Ar4,Ar5はそれぞれ置換、無
置換のアリール基、好ましくは置換、無置換のフェニル
基、置換、無置換のナフチル基を表し、R1,R2は水素
原子、置換、無置換のアルキル基、置換、無置換のアリ
ール基を表し、好ましくは水素原子、炭素原子数1個か
ら8個のアルキル基、置換、無置換のフェニル基、置
換、無置換のナフチル基を表す。Ar2,Ar3は置換、無
置換のアリーレン基、好ましくは置換、無置換のフェニ
レン基、置換、無置換のナフチレン基を表す。
【0045】上記化合物の具体的は例えば特開昭64-322
65号の第4〜10頁に詳細に記載されている。
【0046】本発明の電子写真感光体に用いられる導電
性支持体としては、合金を含めた金属板、金属ドラムま
たは導電性ポリマー、酸化インジウム等の導電性化合物
や合金を含めたアルミニウム、パラジウム、金等の金属
薄層を塗布、蒸着あるいはラミネートして、導電性化さ
れた紙、プラスチックフィルム等が挙げられる。接着層
あるいはバリヤ層などのASLとしては、前記バインダ
樹脂として用いられる高分子重合体も用いることができ
るが、ポリアミド、ポリビニルアルコール、エチルセル
ロース、メチルセルロース、フェノール樹脂などの有機
高分子物質が好ましい。
【0047】本発明のPCLにはCGMの電荷発生機能
を改善する目的で有機アミン類を添加することができ、
特に2級アミンを添加するのが好ましい。
【0048】かかる2級アミンとしては、例えばジメチ
ルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジ-イ
ソプロピルアミン、ジブチルアミン、ジ-イソブチルア
ミン、ジアミルアミン、ジ-イソアミルアミン、ジヘキ
シルアミン、ジ-イソヘキシルアミン、ジペンチルアミ
ン、ジ-イソペンチルアミン、ジ-オクチルアミン、ジ-
イソオクチルアミン、ジ-ノニルアミン、ジ-イソノニル
アミン、ジデシルアミン、ジ-イソデシルアミン、ジモ
ノデシルアミン、ジ-イソモノデシルアミン、ジドデシ
ルアミン、ジ-イソドデシルアミン等を挙げることがで
きる。
【0049】かかる有機アミン類の添加量としては、C
GMの等量以下、好ましくは0.2倍〜0.005倍の範囲のモ
ル数とするのがよい。
【0050】本発明においてCGLには感度の向上、残
留電位乃至反復使用時の疲労低減等を目的として、一種
又は二種以上の電子受容性物質を含有せしめることがで
きる。
【0051】ここに用いることのできる電子受容性物質
としては、例えば無水琥珀酸、無水マレイン酸、ジブロ
ム無水マレイン酸、無水フタル酸、テトラクロル無水フ
タル酸、テトラブロム無水フタル酸、3-ニトロ無水フタ
ル酸、4-ニトロ無水フタル酸、無水ピロメリット酸、無
水メリット酸、テトラシアノエチレン、テトラシアノキ
ノジメタン、o-ジニトロベンゼン、m-ジニトロベンゼ
ン、1,3,5-トリニトロベンゼン、パラニトロベンゾニト
リル、ピクリルクロライド、キノンクロルイミド、クロ
ラニル、ブルマニル、ジクロルジシアノパラベンゾキノ
ン、アントラキノン、ジニトロアントラキノン、2,7-ジ
ニトロフルオレノン、2,4,7-トリニトロフルオレノン、
2,4,5,7-テトラニトロフルオレノン、9-フルオレニリデ
ン[ジシアノメチレンマロノジニトリル]、ポリニトロ-9
-フルオレニリデン-[ジシアノメチレンマロノジニトリ
ル]、ピクリル酸、o-ニトロ安息香酸、p-ニトロ安息香
酸、3,5-安息香酸、ペンタフルオル安息香酸、5-ニトロ
サリチル酸、3,5-ジニトロサリチル酸、フタル酸、メリ
ット酸、その他の電子親和力の大きい化合物を挙げるこ
とができる。
【0052】電子受容性物質の添加量は、重量比で電荷
発生物質:電子受容性物質=100:0.01=200、好ましく
は100:0.1〜100である。
【0053】電子受容性物質はCTLに添加してもよ
い。かかる層への電子受容性物質の添加量は重量比でC
TM:電子受容性物質=100:0.01〜100、好ましくは10
0:0.1〜50である。
【0054】また本発明の感光体には、その他、必要に
よりPCLを保護する目的で酸化防止剤や紫外線吸収剤
等を含有してもよく、また感色性補正の染料を含有して
もよい。
【0055】次に本発明に係るローラ帯電器、帯電方法
について説明する。
【0056】帯電の方式は、直流をローラに印加する直
流帯電方式、交流をローラに印加する誘導帯電方式のい
ずれでもよい。
【0057】また誘導帯電方式で印加される電圧の周波
数fは任意のものが用いられるが、ストロービングすな
わち縞模様を防止するために、ローラ部材および感光体
部材の相対速度で適当な周波数を選択できる。上記の相
対速度はローラ部材と感光体部材との接触領域の大きさ
によって決めることができる。ローラの構成は芯金の外
周に導電性弾性層を設けたものである。導電性弾性層の
材質は弾性を有する導電性ゴムが好ましく、高分子材料
たとえばネオプレン、E.P.D.Mゴム、ハイパロンゴム、
ニトリルゴム、ポリウレタンゴム(ポリエステルタイ
プ)、ポリウレタンゴム(ポリエーテルタイプ)、シリ
コーンゴム、ビトン/フルオロレルゴムまたはエピクロ
ロヒドリンゴム、または黒鉛その他の導電性添加物を適
当に配合した後103〜107Ωcmの範囲の直流体積抵抗率を
有する他の類似材料で作られたものが好ましい。これら
の材料は、耐摩耗性があること、公差内製造可能である
こと、経済的であることのほか、感光体部材と接触した
とき変形性があること、の諸点から選ばれている。
【0058】更にこれら導電性ゴム層の外側には、感光
体表面に残留したトナー等の帯電部材への付着を防止す
る目的で、離型性被膜を設けてもよい。
【0059】離型性被膜としては、ポリ弗化ビニリデ
ン、ポリ塩化ビニリデンや、ナイロン系の樹脂などが好
ましく用いられる。
【0060】次に本発明に用いる現像剤トナー及び現像
条件について説明する。
【0061】本発明に用いられる現像剤としては、現像
剤の流動性及び摩擦帯電性に優れ、従って又現像性に優
れた二成分現像剤が用いられる。
【0062】前記二成分現像剤としては、非磁性小粒径
トナーと磁性キャリア粒子とから成るものが好ましく用
いられる。
【0063】前記非磁性小粒径トナーを得るには後記す
る熱可塑性又は、熱硬化性樹脂中にカーボンブラック等
の着色剤を20wt%以下、必要により荷電制御剤を5wt%
以下混合、熔融、練肉、冷却、粉砕、分級し、更に必要
により熱処理して体積抵抗1014Ωcm以上の絶縁性粒子で
かつ平均粒径が2〜12μmの粒子が好ましい。又前記着
色剤その他の添加剤をバインダ樹脂モノマー中に含有せ
しめたものを撹拌下に重合して球形トナーをうるように
してもよい。
【0064】前記トナーに用いられるバインダ樹脂とし
ては、例えばスチレン樹脂、スチレン-アクリル樹脂、
スチレン-ブタジエン樹脂、アクリル樹脂などの付加重
合型樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリスルホネート樹脂、ポリエレタン
樹脂などの縮合重合型樹脂、更にエポキシ樹脂などを例
示することができる。
【0065】これらの樹脂のうち付加重合型樹脂を形成
するための単量体としては、スチレン、o-メチルスチレ
ン、m-メチルスチレン、p-メチルスチレン、3,4-ジクロ
ルスチレンなどのスチレン類;エチレン、プロピレン、
ブチレン、イソブチレンなどのエチレン系の不飽和モノ
オレフィン類:塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニ
ル、弗化ビニルなどのハロゲン化ビニル類;酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル酪酸ビニル
などのビニルエステル類;アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、
アクリル酸プロピル、アクリル酸オクチル、アクリル酸
ドデシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸-2-エチル
ヘキシル、メタアクリル酸オクチル、メタアクリル酸ド
デシル、メタアクリル酸ラウリル、メタアクリル酸-2-
エチルヘキシル、メタアクリル酸ステアリル、メタアク
リル酸フェニル、メタアクリル酸ジメチルアミノエチ
ル、メタアクリル酸ジエチルアミノエチルなどのα-メ
チレン脂肪族モノカルボン酸エステル;アクリロニトリ
ル、メタアクリロニトリル、アクリルアミドなどのアク
リル酸若しくはメタアクリル酸誘導体;ビニルメチルエ
ーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエー
テルなどのビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビ
ニルヘキシルケトン、メチルイソプロペニルケトンなど
のビニルケトン類;N-ビニルピロール、N-ビニルカルバ
ゾール、N-ビニルインドール、N-ビニルピロリドンなど
のN-ビニル化合物類;ビニルナフタリン類等のモノオレ
フィン系単量体;プロパジエン、ブタジエン、イソプレ
ン、クロロプレン、ペンタジエン、ヘキサジエンなどの
ジオレフィン系単量体を例示することができる。これら
の単量体は単独で或は2種以上のものを組合せて用いる
ことができる。
【0066】又、縮合型樹脂を形成するための単量体と
しては、エチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、1,3-プロピレングリコール等を例示することができ
る。
【0067】又荷電制御剤としては特開昭59-88743号、
同59-88745号、同59-76256号、同59-78362号、同59-228
259号、同59-124344号に負の荷電制御剤が、又特開昭51
-9456号、同59-204851号、同59-204850号、同59-177571
号には、正荷電制御剤が記載されている。
【0068】又トナーの定着ローラへの付着によるオフ
セット現象を防止する目的で低分子量ポリオレフィン
(ポリプロピレン、ポリエチレン、ワックス等)をバイ
ンダ樹脂に対し0〜5wt%含有せしめることができる。
【0069】又現像剤の流動性その他電荷制御性(負)
を付与する目的で疎水性シリカをトナーに対して0〜3.
0wt%外添することができる。
【0070】本発明のトナーは高解像力の画像形成を達
成するため、製造時体積平均粒子径が2〜9μm、好ま
しくは3〜7μmとする。
【0071】前記トナーの体積平均粒子径が2μmを下
廻ると画像がかぶり易く、かつトナー飛散を生ずるよう
になり、9μmを越えると所望の解像力が得られず、本
発明においては前記トナーの粒径の範囲にあるときのみ
所望の解像力を有する画像形成が達成され、必須の要件
とされる。
【0072】次に本発明の非接触での正規現像又は非接
触での反転現像を行うときの直流現像電界は絶対値で1
×103〜1×105V/cm、好ましくは5×103〜1×104V/
cmとされ、103V/cm未満だと現像が不足し、十分な画像
濃度が得られず、105V/cmを越えると画質が荒れ、かぶ
りが発生する。
【0073】次に交流バイアスは0.5〜4KV(p-p)、好ま
しくは1〜3KV(p-p)とされ、又周波数は0.1〜10KHz、
好ましくは2〜8KHzとされる。
【0074】前記交流バイアスが0.5KV(p-p)未満の場
合、キャリアに付着したトナーが脱離せず、非接触現像
が不十分となり、画像濃度が不足する。又交流バイアス
が4KV(p-p)を越えると現像剤中のキャリアが飛翔して
感光体上にキャリア付着を生ずる。
【0075】更に交流バイアスの周波数が0.1KHz未満で
は矢張りキャリアからのトナーの離脱が不十分となり現
像不足、画像濃度低下を招く。又交流バイアスの周波数
が10KHzを越えるとトナーが電界の変動に追随できず、
矢張り現像不良となり、画像濃度が低下する。
【0076】なお前記トナーの体積平均粒径は、コール
タエレクトロニクス社製「コールタカウンタ TA II
型」で測定した。
【0077】尚、バイアス電圧が漏れて潜像電荷を消失
させたりすることを防止するために、キャリアの抵抗率
は108Ωcm以上、好ましくは1013Ωcm以上の絶縁性のも
の、更に好ましくは1014Ωcm以上のものがよい。
【0078】尚、キャリア(又はトナー)の固有抵抗
は、粒子を0.5cm2の断面積を有する容器に入れてタッピ
ングしたのち、詰められた粒子上に1kg/cm3の荷重をか
け、荷重と底面電極との間に102〜105V/cmの電界が生
じる電圧を印加し、そのとき流れる電流値を読取り、所
定の計算を行うことによって求められる。このときキャ
リア(又はトナー)粒子層の厚さは1mm程度である。又
本発明に用いられるキャリアにおいては、現像剤の流動
性を向上させるとともにキャリアとトナー間の摩擦帯電
性を向上させ、かつキャリア粒子同志又はキャリアとト
ナー間のブロッキングを起こりにくくするため、球形化
されるのが好ましい。
【0079】かかる球形化キャリアを得るには、例えば
樹脂被覆キャリアの場合、予め球形に成形された磁性体
粒子に例えば熱可塑性又は熱硬化性樹脂を0.1〜2μm厚
(キャリア重量に対して0.5〜5wt%)の薄層に被覆加
工すればよく、又樹脂分散キャリアの場合は磁性体微粉
末を30〜70wt%樹脂に分散して成る分散粒子を熱処理し
て球形化するか、もしくはスプレードライ法により直接
球形粒子を製造すればよい。
【0080】前記二成分現像剤は前記キャリアとトナー
を重量比で98〜85:2〜15で混合し、かつ必要によりト
ナーに対して0.1〜3.0wt%の疎水性シリカ、コロイダル
シリカ、シリコーンワニス等の流動化剤及び脂肪酸金属
塩、弗素系界面活性剤等のクリーニング助剤等を添加す
ることができる。
【0081】次に本発明による画像形成方法について述
べる。
【0082】図2及び図3に本発明の画像形成方法に用
いる画像形成装置の例を示した。
【0083】図2に示したものは静電潜像形成及びトナ
ー転写の際の帯電にローラ帯電器を用いるオゾン発生を
回避した態様のものであり、図3はコロナ放電による帯
電態様のものであって本発明に係るトナーを用いると良
好な性能を発揮する。
【0084】図2(a)において帯電ローラ22によって
帯電された感光体ドラム21上に静電潜像が形成される。
そして、この静電潜像は、感光体ドラム21に近接して配
置された現像装置23の現像剤担持体である現像スリーブ
24によってトナー像に現像される。そして、転写前の除
電ランプ25によって感光体ドラム21の電荷が除電された
後、トナー像は、給紙カセットから搬送ローラ28によっ
て搬送されてきた複写紙Pに、転写ローラ26により転写
される。転写後の複写紙Pは、感光体ドラム21から分離
された後、搬送ベルト27によって定着装置へ送られ、加
熱ローラと押圧ローラによってトナー像が複写紙Pに定
着される。
【0085】前記帯電ローラ22(及び転写ローラ26)に
は電源210(211)からDC及びAC成分から成るバイア
ス電圧が印加され、オゾン発生量が極めて少い状態で感
光体ドラム21への帯電及びトナー像の転写紙Pへの転写
が行なわれる。前記バイアス電圧は通常±500〜1000V
のDCバイアスとこれに重畳して100Hz〜10KHZ、200〜3
500V(p-p)のACバイアスとからなる。
【0086】前記帯電ローラ22及び転写ローラ26は感光
体ドラム21への圧接下に従動又は強制回転される。
【0087】前記感光体ドラム21への圧接は10〜100g/c
mとされローラの回転は感光体ドラム21の周速の1〜8
倍とされる。図2(b)に示すように前記帯電ローラ22
(及び転写ローラ26)は芯金220の外周に導電性クロル
プレンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム等のゴム層
又はそれらのスポンジ層221から成り、好ましくは最外
層に0.01〜1μm厚の離型性弗素系樹脂またはシリコー
ン樹脂層から成る保護層222を設けて構成される。
【0088】転写後の感光体ドラム21はクリーニング21
2のブレード213によりクリーニングされ次の画像形成に
設えられる。
【0089】次に図3に示す画像形成装置においては、
画像露光Lにより、コロナ帯電器32によって帯電が付与
された感光体ドラム31上に静電潜像が形成される。そし
て、この静電潜像は、感光体ドラム31に近接して配置さ
れた現像装置33の現像剤担持体である現像スリーブ34に
よってトナー像に現像される。そして、転写前の除電ラ
ンプ35によって感光体ドラム31の電荷が除電された後、
トナー像は、給紙カセットから搬送ローラ38によって搬
送されてきた複写紙Pに、転写電極36により転写され
る。転写後の複写紙Pは感光体ドラム31から分離電極37
により分離された後、搬送ベルト39によって定着装置へ
送られ、加熱ローラと押圧ローラによってトナー像が複
写紙Pに装着される。
【0090】前記現像装置には平均分子量7μm以下の
トナーを含む現像剤が用いられると共に感光体ドラム31
の感光層には一般式〔I〕及び/又は一般式〔II〕のB
IPPをCGMとして含有される。
【0091】転写後の感光体ドラム面は除電器314によ
り除電された後クリーニング装置312のブレード13によ
りクリーニングされ、次の画像形成に設えられる。
【0092】
【実施例】次に実施例を用いて本発明を具体的に説明す
る。実施例はローラ帯電器を用いる実施例A群と本発明
に係るトナーを用いる実施例B群とに分けて示す。
【0093】:実施例A群: 実施例1〜3及び比較例(1),(2) (感光体試料1の作製)ポリアミド樹脂CM−8000(東
レ社製)30gをメタノール900ml,1-ブタノール100mlの
混合溶媒中に投入し50℃で加熱溶解した。この液を用い
て外径80mm、長さ355.5mmのアルミニウムドラム基体上
へ浸漬塗布し0.5μm厚さASLを形成した。
【0094】次に、ポリビニルブチラール樹脂エスレッ
クBX−1(積水化学社製)2gメチルエチルケトン700
ml,シクロヘキサノン300mlの混合溶媒に溶解し、これ
にCGM(例示化合物A−1)3gを混入し、サンドミ
ルを用いて10時間分散した。この液を用いて、前記AS
L上に浸漬塗布し、0.3μm厚のCGLを形成した。
【0095】次に、〔化8〕に示すCTM(T−1)15
0gとポリカーボーネート樹脂ユーピロンZ−200(三菱
ガス化学社製)200gを1,2-ジクロルエタン1000mlに溶解
した。この液を用いて、前記CGL上に浸漬塗布を行っ
た後、100℃で1時間乾燥し、20μm厚のCTLを形成し
た。このようにしてASL,CGL,CTLからなる積
層感光体試料1を得た。
【0096】(感光体試料2の作製)感光体試料1の作
製においてASLの樹脂をポリアミド樹脂ダイアミドX
−1874M(ダイセルヒュルス社製)とする以外は同様に
してアルミニウムドラム基体上にASLを形成した。
【0097】次に、ポリエステル樹脂バイロン200(東
洋紡社製)2.5gを1,2-ジクロルエタン1000mlに溶解し、
これにCGM(例示化合物A−6)5gを混入し、サン
ドミルを用いて20時間分散した。この液を用いて、前記
ASL上に浸漬塗布し、1.0μm厚のCGLを形成した。
【0098】次に、CTMを〔化8〕に示す(T−2)
にした以外は感光体試料1の作製と同様にしてCTLを
形成し、積層感光体試料2を得た。
【0099】(感光体試料3の作製)感光体試料1の作
製において、CGMを例示化合物A−13へ、またCTM
を〔化8〕に示す(T−3)にした以外は同様にして積
層感光体試料3を得た。
【0100】(感光体比較試料1の作製)感光体試料2
の作製においてCGMを〔化8〕に示す化合物(B−
1)にした以外は同様にして感光体比較試料(1)を作
製した。
【0101】(感光体比較試料2の作製)感光体試料1
の作製においてCGMを〔化8〕に示す化合物(C−
1)にした以外は同様にして感光体比較試料(2)を作
製した。
【0102】尚画像形成の現像にはU−Bix3035用現
像剤を用いた。
【0103】
【化8】
【0104】(感光体の評価)得られた感光体試料につ
いてディフェクト・ディテクタ−システム(トレック社
製)を用いることによって感光体表面の帯電および除電
特性の均一性のテストを行った。
【0105】尚ディテクタは幅約2mmの板状電極を横に
千鳥状に配列したもので、検体ドラムの軸方向にドラム
から約100μm離して配置し、ドラムを回してドラム全体
の電位むらを測定する。電位むらがあった場合、該電位
むらを打消すように誘導電流が流れる。この誘導電流の
大きさを測定し、その値を標準偏差値として表示する。
【0106】帯電電位 スコロトロン帯電極を用いて表面電位を約−800Vに帯
電し、表面の電位をドラムの周りの角度とドラム端から
の距離の関数として測定記録し、ドラム電位の平均およ
び標準偏差を計算した。
【0107】このときの標準偏差の値で電位のむらを評
価した。
【0108】ハーフトーン電位 次に可変輝度のLED源を使用して感光体を約−300V
に放電させてと同様にして電位のむらを評価した。
【0109】(画像の評価)先に得られた感光体試料を
「U−Bix3035」(コニカ社製)のコロナ帯電極を帯
電ローラに、コロナ転写極を転写ローラに替えた改造機
に搭載し、10万コピーにわたり複写画像を形成する実写
テストを行い、以下の項目について逐時評価した。
【0110】画像 複写画像を、画像むら、画像ぬけ(転写ぬけ)の2つの
観点から目視により判断した。評価は、画像むら、画像
ぬけの全くないものを「○」、1〜3箇(A4紙)の画
像ぬけがあるが実用レベルにある場合を「△」、画像む
らの画像ぬけが多く実用的には問題のある場合を「×」
とした。
【0111】継承度 JIS Z4916に倣い、1mm当たり等間隔の横線を8.0本設け
たチャートを使用し、5世代まで世代コピーをしたとき
の横線の判別できる世代数を画像の継承度として表示し
た。
【0112】得られた結果を表1に示す。
【0113】
【表1】
【0114】表1から明かなようにローラ帯電器によっ
ても電位むらが少く、画質、継承度が良好である。
【0115】:実施例群B: 実施例1〜6及び比較例(1)〜(5) (トナー試料の作製)電子写真複写機「U−Bix303
5」(コニカ社製)用のトナー作製時のジェットミルに
よる微粉砕、これに次ぐ風力分級機による分級段階にお
いて平均粒径が、5μm,7μm,9μm,10μm,12μm
となるように調整し、前記の順にトナー試料1,2,3
及びトナー比較試料(1),(2)とした。
【0116】(現像剤の作製)上記トナーに無機微粒子
を加え、これらをヘンシェルミキサで混合することによ
り、トナー粒子の表面に無機微粒子を付着させて、保持
させ、これらにさらにキャリアを混合して現像剤を作製
した。
【0117】感光体には実施例A群でえた感光体を用
い、上記トナー試料1,2,3及びトナー比較試料
(1),(2)との組合せによって性能を評価した。
【0118】(画像の評価)先に得られた感光体試料を
「U−Bix3035」(コニカ社製)に搭載し、トナー試
料及びトナー比較試料を用いて、10万回にわたり複写画
像を形成する実写テストを行いコピー数0〜1000をフェ
ースA、10万±1000をフェースBとして以下の項目につ
いて逐時評価した。
【0119】画質 複写画像を画像むら、画像ぬけ(転写ぬけ)の2つの観
点から目視により判定した。評価は画像むら、画像ぬけ
の全くないものを「○」、1〜3箇(A4紙)の画像ぬ
けがあるが実用レベルにある場合を「△」、画像むら、
画像ぬけが多く実用的には問題のある場合を「×」とし
た。
【0120】継承度 JISZ4916に倣い、1mm当たり等間隔の横線を8.0本
設けたチャートを使用し、5世代まで世代コピーをした
ときの横線の判別できる世代数を継承度として表示し
た。
【0121】結果を表2に示した。
【0122】
【表2】
【0123】表2から明らかなように本発明に係るトナ
ーを用いることにより画質及び継承度に良好な結果を与
える。
【0124】
【発明の効果】本発明に係るBIPPを用いた感光体に
よって、塗布むら、面欠陥の防止作用及び補完作用の許
にローラ帯電及び微細トナーの使用適性を高め、電位む
らの支障がなく画質及びコピーの継承度を著しく上げる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)〜(ニ)は感光体の層構成の断面図。
【図2】ローラ帯電を行う画像形成装置の1例の側面
図。
【図3】コロナ放電を行う画像形成装置の1例の側面
図。
【符号の説明】
11 導電性支持体 12 電荷発生層 13 電荷輸送層 14 感光層 15 中間層 21 感光体 22 帯電ローラ 26 転写ローラ 210,211 電源 31 感光体 32 コロナ帯電器 36 転写電極 37 分離電極
フロントページの続き (72)発明者 武居 良明 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に帯電,露光,現像に続く転写
    によって画像形成を繰返しうる画像形成方法において、
    導電性支持体上に電荷発生層その上に電荷輸送層を設け
    て構成層を形成し、かつ電荷発生層に下記一般式〔I〕
    で表される化合物及び/又は一般式〔II〕で表される化
    合物を電荷発生物質として含有する感光体にローラ帯電
    器を当接して帯電を行うことを特徴とする画像形成方
    法。 【化1】 〔但し、一般式〔I〕,〔II〕において、Zは置換、無
    置換の2価の芳香族環を形成するに必要な原子群であ
    る。〕
  2. 【請求項2】 感光体上に帯電,露光,現像に続く転写
    によって画像形成を繰返しうる画像形成方法において、
    導電性支持体上に電荷発生層その上に電荷輸送層を設け
    て構成層を形成し、かつ電荷発生層に下記一般式〔I〕
    で表される化合物及び/又は一般式〔II〕で表される化
    合物を電荷発生物質として含有する感光体に形成した静
    電潜像を一次粒子の数平均粒径が9μm以下のトナーを
    用いて現像することを特徴とする画像形成方法。 【化2】 〔但し、一般式〔I〕,〔II〕において、Zは置換、無
    置換の2価の芳香族環を形成するに必要な原子群であ
    る。〕
  3. 【請求項3】 前記感光体の構成層として、導電性支持
    体と電荷発生層の間に、ポリアミド樹脂からなる中間層
    を有する感光体を用いる請求項1又は2に記載の画像形
    成方法。
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