JPH0619533Y2 - 焼結鍛造用金型 - Google Patents

焼結鍛造用金型

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JPH0619533Y2
JPH0619533Y2 JP12993787U JP12993787U JPH0619533Y2 JP H0619533 Y2 JPH0619533 Y2 JP H0619533Y2 JP 12993787 U JP12993787 U JP 12993787U JP 12993787 U JP12993787 U JP 12993787U JP H0619533 Y2 JPH0619533 Y2 JP H0619533Y2
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JP
Japan
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work
mold
die
upper mold
water droplets
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12993787U
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English (en)
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JPS6437440U (ja
Inventor
恵司 荻野
栄介 保科
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Forging (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、水分をきらうワークを鍜造するための焼結鍜
造用金型に関する。
(従来の技術) 焼結鍜造工程においては、鍜造機の金型に通常水とグラ
ファイトの混合物(以下潤滑剤という)を冷却と潤滑の
ため1サイクルごとに吹き付けている。この方法は、上
部金型の下方から複数のノズルを使用して、潤滑剤を上
部金型の全面に吹きつけ、その後エアブローする。この
ように金型の加熱を抑え、金型温度を150℃〜250℃に保
つように冷却する。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上部金型の冷却サイクルでは、上部金型
に潤滑剤を吹き付けると、水滴となつて金型に附着し、
次のサイクルに移るときには水滴は熱のため蒸発するが
一部は金型側面に残り、下方のワークに流下する。第5
図によつてこの状態を説明すると、上部金型11は、上ラ
ム12に支持され、下方に位置するダイ13および下部金型
14に乗せられているワーク15を鍜造するが、冷却時の水
滴16が金型11の側面から、焼結加熱されたワーク15の上
に落下する。そしてワーク15がポーラスであるために水
滴がワーク15の中に侵入するかまたは、上部金型で鍜造
したときにワーク上面に附着している水滴を打ち込むか
してワークに水分が含まれると、その部分から酸化が起
り、ネツトワーク状の酸化物(第6図)が形成され、材
質、強度の低下が起こる。
ワーク15に水滴が附着しないためには、水滴の発生を抑
えるため、金型温度を高くするかエアブローの時間を長
くする、あるいは吹き付ける潤滑材の量を少なくするな
どが考えられるが、金型温度を上げると型寿命が低下
し、エアブローの時間が長いとサイクルタイムが延長し
生産性が低下する。また、潤滑材が充分に吹きつけられ
ないと、金型の冷却効果および潤滑効果が低下する。
本考案は、上記問題点を鑑みて冷却時の水滴がワークに
附着しないため焼結鍜造用金型を提供する。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、冷却機構を有す
る型締機において、ワークを上方より鍜造する上部金型
の先端外周面に、冷却等に要した水滴の流下を防止する
ための水平方向に延びる環状の溝を形成したことを特徴
とする。
(作用) 本考案は、上記のように構成するものであるから、上部
金型に吹きつけた水滴は、金型の温度で大部分が蒸発
し、一部金型外周面に付着している水滴はエアブローで
排除され、さらに上部金型に設けられた溝に流入し、金
型の熱で蒸発されてワーク上に流下する水滴は激減す
る。
(実施例) 本考案の実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明す
る。
図において1は鍜造機であり、上部金型2を固定した上
ラム3と下部金型4とダイ5からなつており、上ラム3
がダイ5に向つて近接、遠退可能に設けられている。上
部金型2は、ワーク6と当接する意匠面2aを下面に形成
し、断面略半円状の溝2b(巾4mm、深さ2mm)を側面に
環状に形成している。ワーク6はダイ5と下部金型4で
囲まれた凹部に置かれる。
また、図示はしないが上部金型の下方に、複数個のノズ
ル(たとえば4箇)を、ノズル先端を金型に向けて配設
し、潤滑剤をこのノズルから吹きだすようにした。エア
ブロー用ノズルも同様に配設する。
上記金型2がワーク6の上方にあるとき、冷却後の余分
な水滴7は溝2bに流入し、そして、漸次蒸発し、ワーク
6は乾燥状態を維持するので水分の影響をうけないで仕
上げられる。
〔実験例〕
第3図に示す断面H形状のテストピース8を作製し、経
過を追跡した。テストピースは純鉄粉に銅粉2%、黒鉛
0.6%、ステアリン酸亜鉛0.6%を添加し、V型混粉機に
て20分間混粉し、密度6.5g/cm3に圧粉成形した後にRX
ガス雰囲気(カーボンポテンシヤル0.4〜0.5)中で1120
℃30分間加熱したものを面圧10t/cm2で鍜造した。テス
トピース8の寸法はW1=20mm、W2=10mm、H1=15mm、H2
=5mm、D=100mmであつた。
上部金型2に潤滑剤を吹きつける工程は、潤滑剤100CC
を1秒間、エアブローを圧力4kg/cm2で2秒間吹きつ
け、冷却、乾燥を行ない、鍜造工程は6秒間1サイクル
で稼動した。
上部金型2がダイ5の上方に位置したとき、下方に配置
したノズルから潤滑剤を1秒間、上部金型2全体に吹き
つけ、ひきつづき2秒間エアブローが働き、ただちに熱
いワークをダイ5と下部金型で形成された凹部へ設置
し、上部金型2で鍜造した。この間、エアブローで排除
されなかつた水滴7は上部金型2の側面を伝わつて溝2b
に捕捉され、上部金型2の熱で蒸発した。第7図はこの
実験で製造したワークの断面を移したもので、水滴の落
下によつて形成される酸化物は見られない。
以上、本実施例により鍜造したテストピースは、水滴の
影響が激減し、酸化の発生率が従来の技術においては15
0本中16本であるのに比べて、200本中では発生なしであ
つた。また、従来技術においては、10秒以上のサイクル
タイムをとつて酸化の発生率を抑えていたものを、溝2b
を設けることにより、サイクルタイムを縮めることがで
き、生産性向上をもたらした。なお、酸化したテストピ
ースと良質のテストピースとの強度を3点曲げ試験で計
測すると、第4図に示すようにその強度は大きな差異が
あり、本実施例ではこの酸化による品質ばらつきがなく
なり、ワークの信頼性が得られる。
なお、本実施例における上部金型の溝2bの寸法形状は状
況により適宜変更してもよい。
(考案の効果) 本考案は、以上のように構成するものであるから、冷却
用潤滑剤が上部金型に水滴となつて残つても上部金型に
形成した溝によつて水滴が早く蒸発するために、ワーク
の鍜造工程で水分による不良発生が激減する効果があ
る。したがつて強度に対する品質のばらつきがなくな
り、ワークの信頼性が高くなる。また、水滴がワークに
流下する心配がなくなつたので鍜造サイクルを従来より
も短縮することが可能となり、生産性向上が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、 第2図は実施例中、上部金型の側面図、 第3図は実施例で使用したワークの斜視図、 第4図はワークの強度比較図、 第5図は従来の型締機の断面図、 第6図は従来装置により製造されたワーク断面の金属組
織を示す顕微鏡写真、 第7図は本考案により製造されたワーク断面の金属組織
を示す顕微鏡写真である。 1……鍜造機 2……上部金型 2b……溝 6……ワーク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却機構を有する型締機において、ワーク
    を上方より鍜造する上部金型の先端外周面に、水平方向
    に延びる環状の溝を形成したことを特徴とする焼結鍜造
    用金型。
JP12993787U 1987-08-26 1987-08-26 焼結鍛造用金型 Expired - Lifetime JPH0619533Y2 (ja)

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JP12993787U JPH0619533Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26 焼結鍛造用金型

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JPS6437440U JPS6437440U (ja) 1989-03-07
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JPS6437440U (ja) 1989-03-07

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