JPH06195722A - 光ヘッド移送機構 - Google Patents

光ヘッド移送機構

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JPH06195722A
JPH06195722A JP34644692A JP34644692A JPH06195722A JP H06195722 A JPH06195722 A JP H06195722A JP 34644692 A JP34644692 A JP 34644692A JP 34644692 A JP34644692 A JP 34644692A JP H06195722 A JPH06195722 A JP H06195722A
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JP
Japan
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optical head
hole
carriage
optical
shaft
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Application number
JP34644692A
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English (en)
Inventor
Sanesuki Yabe
実透 矢部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型化及び軽量化が実現し、且つ傾角微調整
及び移送が精度良く行える光ヘッド移送機構を提供す
る。 【構成】 X方向に長い中空の略角柱形状をなし、この
中空部にガイド軸3aを摺動可能に挿入するためのキャリ
ッジ19は、一側面に、溝19b が設けられた円柱状の軸部
19a を備え、その他端側にはネジ孔19c が開設された廂
部19d を備える。ベース11の一側面には、対物レンズ12
の光軸と垂直に交叉するY方向に穴2aが設けられてお
り、この穴2aへ軸部19a を嵌入する。さらにベース11は
前記廂部19d に対応する位置に直方体状の欠落部を備え
ており、この底部には孔2eが開設されている。この孔2e
へ下方より傾角調整用ネジ17を挿入し、この傾角調整用
ネジ17に上方より圧縮コイルバネ16を嵌着し、さらに傾
角調整用ネジ17をネジ孔19cへ螺入する。これにより光
ヘッド部2のθy 方向の傾角を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的に情報の記録又
は再生を行う光ディスク装置における光ヘッド部の傾き
調整機構を備える光ヘッド移送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の光ヘッド移送機構を示す分
解斜視図である。図中1は、光ディスク18のラジアル方
向(図におけるX方向)に延設された平行な2本のガイ
ド軸3a, 3bに沿って光ヘッド部2を移送するためのキャ
リッジである。このキャリッジ1は、光ヘッド部2より
大きい板部1dの一辺側に、光ヘッド部2を固定するため
の固定部材1a, 1bを、光ヘッド部2の幅に相当する距離
を隔てて備える。これら固定部材1a, 1bは、共に裁頭四
角錐形状であり、これらは光ディスク18の接線方向(図
におけるY方向)に並設され、スプリングピン14a, 14b
を夫々嵌入するためのY方向に貫通された孔15a, 15bが
開設されている。
【0003】この固定部材1aの外側にはガイド軸3aを摺
動可能に挿入するための筒部1cが、その長手方向をX方
向にして取り付けられている。さらに固定部材1bと略同
様の形態である偏心ピン固定部材1fが固定部材1bとX方
向に並べて取り付けられており、この偏心ピン固定部材
1fには、Y方向に貫通された2個の貫通孔81, 81が、所
定距離を隔てて図において上下方向(Z方向)に並設さ
れており、X方向に、1側面からこれら貫通孔81, 81へ
達する2個の孔82, 82が開設されている。
【0004】光ヘッド部2は、光ディスク18表面に対し
垂直に光ビームを集光,照射するための対物レンズ12
を、略直方体形状をなすベース11の上面の幅方向中央部
を開口した部分に備えたものである。このベース11の側
面には、前記孔15a に対応する位置に穴13a が設けられ
ており、孔15b に対応する位置に図示しない穴が設けら
れている。この光ヘッド部2をキャリッジ1上に載置
し、孔15a, 15bを介して穴13a,前記図示しない穴へスプ
リングピン14a, 14bを嵌入することにより、光ヘッド部
2をY軸回りの回動方向(ラジアル傾角方向;θy 方
向)へ回動可能に支持することができる。さらに板部1d
の他辺側には孔1eが開設されており、この孔1eへ下方よ
り傾角調整用ネジ17を螺入し、この傾角調整用ネジ17に
板部1dの上方より圧縮コイルバネ16を嵌着する。そして
傾角調整用ネジ17を回転させて光ヘッド部2に接する傾
角調整用ネジ17の先端位置を変更することにより、光ヘ
ッド部2のθy 方向の傾角を調整するようになしてあ
る。
【0005】また、ガイド軸3aには、バネ5を嵌合させ
て、さらにその外側からリニアボールベアリング4a, 4b
を嵌合させてある。そしてこの状態でキャリッジ19の中
空部に挿入し、キャリッジ19内におけるリニアボールベ
アリング4a, 4bの位置を規定するために両側をCリング
6a, 6bで嵌め込んである。これによりキャリッジ19はガ
イド軸3aに沿って移送可能である。
【0006】貫通孔81, 81へは、軸心が異なる軸部を一
体的に備える偏心ピン8a, 8bの一軸部が夫々挿入され、
他軸部は光ヘッド部2を載置しない側(外側)へ出して
ある。この他軸部には夫々ラジアルボールベアリング7
a, 7bが嵌合され、これらラジアルボールベアリング7a,
7bは、偏心ピン8a, 8b夫々に抜け止めリング9a, 9bを
嵌着することにより圧持する。偏心ピン8aの他軸部の頭
部には−型の溝(図示せず)が加工されており、マイナ
スドライバで偏心ピン8a, 8bを回転させてキャリッジ1
とガイド軸3bとの相対高さを変更することにより、光ヘ
ッド部2のX軸回り方向(タンジェンシャル傾角方向;
θx 方向)の傾角を調整することができる。さらに前記
孔82, 82へネジ10a, 10bを螺入することにより、偏心ピ
ン8a, 8bを固定することができる。
【0007】ここでラジアルボールベアリング7a, 7bの
間隔はガイド軸3bの直径に相当しており、ガイド軸3bは
ラジアルボールベアリング7a, 7bにて挟持され、キャリ
ッジ1はガイド軸3bに沿って移送可能である。なお下側
に位置する偏心ピン8bは、上側に位置する偏心ピン8aよ
り大きい偏心重を有するものを使用している。
【0008】次に光ヘッド部2の傾角調整の方法につい
て説明する。まず傾角調整用ネジ17を回転することによ
り、キャリッジ1に対してスプリングピン14a, 14bを軸
として光ヘッド部2を回動させ、ラジアル傾角方向(θ
y 方向)における微調整を行う。一方、偏心ピン8a, 8b
を回転することにより、キャリッジ1全体のタンジェン
シャル傾角方向(θx 方向)における微調整を行う。そ
の後、ネジ10a, 10bを締めることにより、光ヘッド部2
を所要のタンジェンシャル傾角にて固定する。
【0009】以上の如く、従来の光ヘッド移送機構で
は、2個のリニアボールベアリング4a, 4b及び2個のラ
ジアルボールベアリング7a, 7bを使用することにより、
2本の平行なガイド軸3a, 3bに沿って光ディスク18のラ
ジアル方向(X方向)へ、光ヘッド部2を適当な傾角に
てスムーズに移動させることが可能な構成となってい
る。さらに偏心ピン8bを適宜回転してラジアルボールベ
アリング7bでガイド軸3bを挟み込むことにより、キャリ
ッジ1の移動が安定に行える。また光ヘッド部2を縦置
き等の姿勢で使用することもできる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の光ヘッ
ド移送機構は、光ヘッド部2の下側にキャリッジ1が配
置されているため、光ヘッド部2の厚みの他に、キャリ
ッジ1の厚み及び傾角調整用ネジ17の操作用の空間が必
要であり、薄型化及び軽量化には不都合であった。また
ネジ止めにより間隔が固定されたラジアルボールベアリ
ング7a, 7bにてガイド軸3bを挟み込んでいるため、ガイ
ド軸3bの寸法精度及び配置精度が直接的に光ヘッド部2
の振動として現れて、キャリッジ1の摺動特性が大きく
影響されるという問題があった。本発明は、斯かる事情
に鑑みてなされたものであり、キャリッジを光ヘッド部
の側部に配置し、傾角調整のための空間を減少させるこ
とにより、薄型化及び軽量化が実現し、また光ヘッド部
の傾角微調整及びラジアル方向への移送が精度良く行え
る光ヘッド移送機構を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る光ヘッド
移送機構は、光ヘッド部へ向けて突出した廂部を有する
キャリッジを光ヘッド部の一側面に備え、該キャリッジ
に設けた廂部と前記光ヘッド部の底部とをネジ止めする
ことにより、光ディスクの接線方向を軸とする傾角調整
を行うべくなしてあり、さらに光ヘッド部の他側面に穴
を設け、この穴へ偏心ピンを取り付け、この偏心ピンを
回転することにより、他方のガイド軸を軸とする光ヘッ
ド部の傾角を調整するべく構成してあることを特徴とす
る。
【0012】第2発明に係る光ヘッド移送機構は、第1
発明において、偏心ピンに回動可能に嵌合され、第2の
転動体が嵌合されたピンが立設されたベアリングホルダ
を備え、前記第2の転動体及び前記第1の転動体により
前記一方のガイド軸を挟持する構成としてあることを特
徴とする。
【0013】
【作用】第1発明にあっては、キャリッジを光ヘッド部
の側部に配置することにより、薄型化が実現する。また
光ヘッド部のラジアル傾角方向の微調整を、キャリッジ
に設けた廂部と光ヘッド部の底部とをネジ止めすること
により行うので、調整に必要な空間を従来より減少させ
るこが可能である。
【0014】第2発明にあっては、上述の効果に加え、
一方のガイド軸を、回動軸が固定された第1の転動体
と、この回動軸回りに回動可能な回動軸を有する第2の
転動体とにより挟持するので、ガイド軸の寸法精度及び
配置精度が摺動特性に与える影響を軽減することができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
き具体的に説明する。図1は本発明に係る光ヘッド移送
機構の第1実施例を示す分解斜視図であり、図2はこの
斜視図であり、図3は正面図である。さらに図4は光ヘ
ッド部の側面図である。図中18は、光ディスクであり、
2は光ヘッド部である。この光ディスク18のラジアル方
向(図においてX方向)には、平行な2本のガイド軸3
a, 3bが延設されており、これらガイド軸3a, 3bに沿っ
て、光ディスク18のラジアル方向へ光ヘッド部2を移送
するようになしてある。
【0016】光ヘッド部2は、光ディスク18表面に対し
垂直に光ビームを集光,照射するための対物レンズ12
を、略直方体形状をなすベース11の上面の幅方向中央部
を開口した部分に備えたものである。ベース11の一側面
には、対物レンズ12の光軸に垂直に交叉する、光ディス
ク18の接線方向(Y方向)に、キャリッジ19を取り付け
るための穴2aを設けてあり、ベース11の底面からこの穴
2aへ達する孔2cが垂直方向(Z方向)に設けられてい
る。
【0017】一方、キャリッジ19は、X方向に長い中空
の略角柱形状をなしており、この中空部には、バネ5を
嵌合させ、さらにその外側からリニアボールベアリング
4a,4bを嵌合させたガイド軸3aを摺動可能に挿入する。
そしてキャリッジ19内におけるリニアボールベアリング
4a, 4bの位置を規定するために両側をCリング6a, 6bで
嵌め込んである。これによりキャリッジ19はガイド軸3a
に沿って移送可能である。
【0018】キャリッジ19の一側面において前記穴2aに
対応する位置には、溝19b が設けられた円柱状の軸部19
a を備える。この軸部19a を備えない他端側には上面よ
りベース11へ向けて、ネジ孔19c が開設された廂部19d
が設けられている。穴2aに軸部19a を嵌着することによ
り、Y軸回りの回動方向(ラジアル傾角方向;θy 方
向)へベース11を回動可能に支持することができる。さ
らに孔2cへ止めネジ20を螺入すると、この止めネジ20が
軸部19a の溝19b へ引っ掛かり、軸部19a の離脱を防止
することができる。
【0019】ベース11は、前記廂部19d に対応する位置
に直方体状の欠落部を備えており、この底部には前記ネ
ジ孔19c に対応する位置に孔2eが開設されている。そし
て下方から孔2eへ傾角調整用ネジ17を挿入し、上方より
圧縮コイルバネ16を嵌着し、さらに傾角調整用ネジ17を
ネジ孔19c へ螺入することにより、光ヘッド部2のθy
方向への傾角を調整するようになしてある。
【0020】そして図4に示す如く、ベース11の前記一
側面に対向する側面には、軸心が異なる軸部を一体的に
備える偏心ピン8aを嵌入するための穴2bが設けられてお
り、さらにX方向にこの穴2bへ達するネジ孔2dが設けら
れている。偏心ピン8aの一軸部は穴2bへ挿入され、他軸
部にはラジアルボールベアリング7aが嵌合され、このラ
ジアルボールベアリング7aは、偏心ピン8aに抜け止めリ
ング9aを嵌着することにより圧持する。偏心ピン8aの他
軸部の頭部には−型の溝(図示せず)が加工されてお
り、マイナスドライバで偏心ピン8aを回転することによ
り、ベース11をタンジェンシャル傾角方向(θx 方向)
へ微調整することが可能である。そしてネジ21で偏心ピ
ン8aをネジ止めすることにより、必要に応じ偏心ピン8a
の回動を抑止するようになしてある。
【0021】次に光ヘッド部2の傾角調整の方法につい
て説明する。まず傾角調整用ネジ17を回転することによ
り、キャリッジ19の軸部19a を軸として光ヘッド部2を
回動させ、ラジアル傾角方向(θy 方向)における微調
整を行う。ここで止めネジ20を締めることにより、キャ
リッジ19の回動を必要に応じ抑止する。
【0022】一方、ガイド軸3bにラジアルボールベアリ
ング7aを係合させた状態で、即ち偏心ピン8aの他軸部の
高さを一定に保った状態で、偏心ピン8aをマイナスドラ
イバで回転させることにより、偏心ピン8aの他軸部に対
する一軸部の相対高さが変化し、これにより一軸部が挿
入されている光ヘッド部2(ベース11)の一側部と、他
軸部に嵌合されたラジアルボールベアリング7aがその上
を移動するガイド軸3bとの相対高さが変化する。このと
きキャリッジ19が取り付けられている光ヘッド部2(ベ
ース11)の他側部の高さは固定されているので、光ヘッ
ド部2(ベース11)の一側部の高さを変動させると、光
ヘッド部2全体をタンジェンシャル傾角方向(θx 方
向)に回動させることができる。このようにして光ヘッ
ド部2のθx 方向における微調整を行い、その後、止め
ネジ21を締めることにより、光ヘッド部2を所要の傾角
にて固定する。
【0023】以上のように光ヘッド部2を、ラジアル傾
角方向,タンジェンシャル傾角方向へ独立に傾角調整を
行い、固定することができる。さらに2個のリニアボー
ルベアリング4a, 4b及び1個のラジアルボールベアリン
グ7aにより、2本の平行なガイド軸3a, 3bに沿ってスム
ーズに移動させることができる。しかも厚み方向(Z方
向)に必要な空間は従来より大幅に減少する。
【0024】図5は本発明装置の第2実施例を示す分解
斜視図であり、図6はこの側面図である。上述の第1実
施例ではガイド軸3bを1個のラジアルボールベアリング
7aで支持する構成としたが、この第2実施例では、ガイ
ド軸3bを、適当な力で自動的に挟み込む2個のラジアル
ボールベアリング7a, 7bで支持する構成としている。
【0025】第1実施例と同様にベース11には偏心ピン
8aの一軸部が嵌着されている。また小判型のベアリング
ホルダ22の長径方向の一端側には、このベアリングホル
ダ22と垂直にピン23が貫通して設けられており、他端側
には孔を有する。この孔に偏心ピン8aの他軸部を嵌入す
ることにより、ベアリングホルダ22は偏心ピン8aの他軸
部を軸とする回動が可能なように取り付けられている。
【0026】ピン23のベアリングホルダ22より内側(ベ
ース11側)部分には引っ張りバネ24が取り付けられてお
り、引っ張りバネ24の他端側はネジ25によりベース11に
固定されている。ネジ25の取り付け位置は、ラジアルボ
ールベアリング7a, 7bでガイド軸3bを挟み込むことが可
能なように、ガイド軸3bと同等か又はそれより高い位置
に設けられている。また引っ張りバネ24の強度は、ラジ
アルボールベアリング7aとラジアルボールベアリング7b
とがガイド軸3bに接したとき、これらがガイド軸3bを所
要の力で挟み込むことが可能なような値に設定されてい
る。
【0027】また偏心ピン8aの他軸部には、ベアリング
ホルダ22の外側にさらにスプリングリング22a ,ラジア
ルボールベアリング7aを嵌合し、抜け止めリング9aを嵌
着してスプリングリング22a 及びラジアルボールベアリ
ング7aを圧持している。ピン23の外側にもラジアルボー
ルベアリング7bを嵌合し、抜け止めリング9bで圧持して
いる。ラジアルボールベアリング7a, 7b間の間隔は、ガ
イド軸3bの直径より少し広くしてある。他の構成は第1
実施例と同様である。
【0028】この第2実施例では、組み立て時に図6に
示す如くラジアルボールベアリング7bが、ガイド軸3bよ
り下側に位置するように配置する。そうすると引っ張り
バネ24の力によりピン23が引っ張られて、ベアリングホ
ルダ22は偏心ピン8aの他軸部を軸に回転し、ラジアルボ
ールベアリング7bはネジ25の固定位置側へ移動し、これ
によりラジアルボールベアリング7bはガイド軸3bを挟み
込む。
【0029】第2実施例における光ヘッド部2の、ラジ
アル傾角方向及びタンジェンシャル傾角方向への微調整
は第1実施例と同様の方法にて行うことができる。さら
にガイド軸3aは2個のリニアボールベアリング4a, 4bに
て支持され、ガイド軸3bは、回動軸が固定されたラジア
ルボールベアリング7aとバネ力により回動軸が移動する
ラジアルボールベアリング7bとにより挟持されているこ
とにより、光ヘッド部2を光ディスク18のラジアル方向
へ安定に移送することができる。またガイド軸3bを所要
の力で挟持していることにより、縦置き等の姿勢でも使
用することができると共に、振動,衝撃によるガイド軸
3bの離脱を防止することが可能である。
【0030】図7は本発明装置の第3実施例を示す分解
斜視図である。上述の第1,第2実施例ではラジアルボ
ールベアリングとリニアボールベアリングとを使用して
ガイド軸に沿って移送する構成としたが、第3実施例で
は、4個の外溝付きベアリングを使用し、ガイド軸3a,
3bにこれら外溝付きベアリングの溝を係合して光ディス
クをラジアル方向へ移送する構成としている。
【0031】図中30は、正面(X方向から見た側面)視
において、底部の方が長い略L字型のキャリッジであ
り、垂直部301 には前記穴2aに嵌合する軸部30a を備え
ており、さらに前記孔2eに対応する位置の垂直部301 の
上部に、ネジ孔30b を有する廂部30i がベース11側へ向
けて設けられている。穴2aに軸部30a を嵌着することに
より、θy 方向へベース11を回動可能に支持することが
できる。そして下方から孔2eへ傾角調整用ネジ17を挿入
し、上方から圧縮コイルバネ16を嵌合し、さらにネジ孔
30b へ傾角調整用ネジ17を螺入することにより、光ヘッ
ド部2のθy 方向への傾角を調整するようになしてあ
り、孔2cへ止めネジ20を螺入することにより、回動を抑
止することができるようになっている。
【0032】またキャリッジ30は、垂直部301 を備えな
い側の底部302 の角部に孔30c, 30dが、底部302 の略中
央部に所定距離を隔ててネジ孔30e, 30fが、垂直部301
の前記軸部30a が設けられていない位置に孔30g, 30hが
夫々開設されている。孔30c,30dは、外溝付きベアリン
グ31a, 31bの軸を挿入するためのものであり、これら外
溝付きベアリング31a, 31bはZ軸回りに回動可能であ
る。これら外溝付きベアリング31a, 31bの溝にはガイド
軸3aを係合させる。
【0033】またネジ孔30e, 30fは、ガイド軸3aと平行
に移動するリニアモータの可動子のコイル(図示せず)
をネジ固定するためのものである。さらに孔30g, 30hは
ラジアル傾角調整後、ネジ26a, 26bでキャリッジ30とベ
ース11とをネジ止めするためのものであり、ベース11の
側面には、孔30g, 30hに対応する位置に穴2f, 2gが設け
られている。
【0034】上述の実施例と同様、ベース11の前記一側
面に対向する側面には、偏心ピン8aの一軸部を嵌合する
ようになしてあり、この偏心ピン8aの他軸部にはベアリ
ングホルダ32を嵌合するようになしてある。ベアリング
ホルダ32は、X方向に長い略直方体状の底部321 と、こ
の底部321 の一端部に底部321 を跨ぐように取り付けら
れたアーチ部322 とからなる。アーチ部322 の一脚部に
は偏心ピン8aの他軸部を嵌合するための孔32a 及びX方
向にこの孔32a へ達するネジ孔32b が開設されており、
他脚部にはガイド軸3bと平行に移動するリニアモータの
可動子のコイル(図示せず)をネジ固定するためのネジ
孔32c, 32dが開設されている。このアーチ部322 の一脚
部は他脚部より幅が狭く、孔32a とネジ孔32c, 32dとは
X方向における位置が異ならせてある。偏心ピン8aの他
軸部の頭部には−型の溝(図示せず)が加工されてお
り、マイナスドライバで偏心ピン8aを回転するために、
他脚部の孔32a に相当する位置は欠落させてある。偏心
ピン8aを回転することにより、ベース11をタンジェンシ
ャル傾角方向(θx 方向)へ微調整し、前記穴2bへ達す
るネジ孔へ止めネジ21を螺入して固定することが可能で
ある。
【0035】底部321 には所定距離を隔ててZ方向に貫
通された孔32e, 32fが開設されており、アーチ部322 を
備えない方の端部には、ネジ28を挿入するためのY方向
に貫通された孔32g を備える壁部を有する。ベース11に
はこの孔32g に対応する位置にネジ穴(図示せず)が設
けられている。
【0036】孔32e, 32fは、外溝付きベアリング33a, 3
3bの軸を挿入するためのものであり、これら外溝付きベ
アリング33a, 33bはZ軸回りに回動可能である。これら
外溝付きベアリング33a, 33bの溝にガイド軸3aを係合さ
せる。このようにガイド軸3aと外溝付きベアリング33a,
33bとを係合し、前述のようにガイド軸3aと外溝付きベ
アリング31a, 31bの溝とを係合することにより、光ヘッ
ド部2を光ディスク18のラジアル方向へ移送することが
可能である。
【0037】次に光ヘッド部2の傾角調整の方法につい
て説明する。まず傾角調整用ネジ17を回転することによ
り、キャリッジ30の軸部30a を軸として光ヘッド部2を
回動させ、ラジアル傾角方向(θy 方向)における微調
整を行う。その後、ネジ26a, 26b及び止めネジ20を締め
ることにより、光ヘッド部2を所要のラジアル傾角にて
固定する。次に偏心ピン8aをマイナスドライバで回転さ
せることにより、光ヘッド部2とベアリングホルダ32と
の相対的高さを調整し、タンジェンシャル傾角方向を調
整する。そして止めネジ21を締めることにより、偏心ピ
ン8aの一軸部の回動を抑止し、また止めネジ27を締める
ことにより偏心ピン8aの他軸部に対するベアリングホル
ダ32の回動を抑止する。さらに補強用のネジ28を締める
ことにより、所要のタンジェンシャル傾角にてベース11
とベアリングホルダ32とを固定する。本実施例でも縦置
きでの使用及びガイド軸からの離脱防止が可能である。
【0038】以上のように本実施例においても光ヘッド
部2を、ラジアル傾角方向,タンジェンシャル傾角方向
へ独立に傾角調整を行い、固定することができる。また
外溝付きベアリング31a,31b,33a,33b を使用することに
より、2本のガイド軸3a, 3bに沿って光ディスク
18のラジアル方向へ光ヘッド部2を安定に移送するこ
とが可能である。さらにリニアボールベアリング4a, 4b
に換えて外溝付きベアリング31a,31b を使用しているの
で、より軽量化が実現する。
【0039】なお本実施例ではガイド軸3a, 3bを夫々2
個の外溝付きベアリングで支持する構成としているが、
夫々1個の外溝付きベアリングで支持する構成としても
よい。また、ガイド軸3a, 3bが同じ高さに位置し、各外
溝付きベアリングもそれに対応する位置に設ける構成と
しているが、ガイド軸3aとガイド軸3bとの高さを変え
て、各外溝付きベアリングもそれに対応する位置に設け
る構成としてもよい。
【0040】図8は本発明装置の第4実施例を示す正面
図であり、Y−Z平面を示す。本実施例ではその回動軸
を所定角度にて配設した2個のラジアルボールベアリン
グでガイド軸3a, 3bを支持する構成としている。前述の
キャリッジ30と同様の構成でベース11に取り付けられる
キャリッジ40は、垂直部401,底部402 及びベアリング取
り付け部403 とからなる。このベアリング取り付け部40
3 は正面(X方向から見た面)視において、直角三角形
であり、斜辺が底部402 に対し垂直である。直角部の両
辺(両側面)にはラジアルボールベアリング41a, 41bが
相対的に直角をなすように取り付けられており、これら
ラジアルボールベアリング41a, 41bの間にてガイド軸3a
を支持する。
【0041】一方、ガイド軸3bも同様に相対的に直角を
なすように取り付けられた2個のラジアルボールベアリ
ング43a, 43bにて支持する構成としている。これらラジ
アルボールベアリング43a, 43bを保持するベアリングホ
ルダ42は、偏心ピン8aの他軸部を嵌入するための孔を有
し、前記ベアリング取り付け部403 と同様に正面視にお
いて直角三角形である。
【0042】図9は本発明装置の第5実施例を示す正面
図であり、Y−Z平面を示す。本実施例ではすべり軸受
けでガイド軸3aを支持し、ラジアルボールベアリングで
ガイド軸3bを支持する構成としている。キャリッジ30と
同様の構成でベース11に取り付けられるキャリッジ50
は、垂直部501,底部502 及びベアリング取り付け部503
とからなる。このベアリング取り付け部503 の内部に
は、X方向にすべり軸受け51を備え、その内側にガイド
軸3aが嵌入してある。このキャリッジ50を取り付けた側
面に対向するベース11の側面には偏心ピン8aを嵌入する
ための穴を備え、この偏心ピン8aの他端側には第1実施
例と同様にラジアルボールベアリング52を取り付けてい
る。このラジアルボールベアリング52はガイド軸3b上に
載せてある。
【0043】上述の第4,第5実施例においても、光ヘ
ッド部2は適当な傾角に調整,固定することができ、光
ディスク18のラジアル方向へ光ヘッド部2を移送するこ
とが可能であり、しかも薄型化,軽量化が実現する。さ
らにリニアボールベアリングに換えてラジアルボールベ
アリング又はすべり軸受けを使用しているので、より軽
量化が実現する。なお以上の実施例は全て、記録専用,
再生専用及び記録・再生兼用等のあらゆる光ディスク装
置に適用可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明に係る光ヘッド移送
機構は、キャリッジを光ヘッド部の側部に配置すること
により、薄型化が実現する。また光ヘッド部のラジアル
傾角方向の調整方法を改善することにより、微調整を行
うために必要な空間を従来より減少させることが可能で
ある。さらに一方のガイド軸を、回動軸が固定された第
1の転動体と、この回転軸の回りに回動可能な回動軸を
有する第2の転動体とにより挟持することにより、ガイ
ド軸の寸法精度及び配置精度が摺動特性に与える影響を
軽減することができる等、本発明は優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ヘッド移送機構の第1実施例を
示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係る光ヘッド移送機構の第1実施例を
示す斜視図である。
【図3】本発明に係る光ヘッド移送機構の第1実施例を
示す正面図である。
【図4】本発明に係る光ヘッド移送機構の光ヘッド部を
示す側面図である。
【図5】本発明に係る光ヘッド移送機構の第2実施例を
示す分解斜視図である。
【図6】本発明に係る光ヘッド移送機構の第2実施例を
示す側面図である。
【図7】本発明に係る光ヘッド移送機構の第3実施例を
示す分解斜視図である。
【図8】本発明に係る光ヘッド移送機構の第4実施例を
示す正面図である。
【図9】本発明に係る光ヘッド移送機構の第5実施例を
示す正面図である。
【図10】従来の光ヘッド移送機構を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
2 光ヘッド部 3a, 3b ガイド軸 4a, 4b リニアボールベアリング 7a ラジアルボールベアリング 8a 偏心ピン 12 対物レンズ 18 光ディスク 19 キャリッジ 19d 廂部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】なお本実施例ではガイド軸3a, 3bを夫々2
個の外溝付きベアリングで支持する構成としているが、
どちらか一方を1個の外溝付きベアリングで支持する構
成としてもよい。また、ガイド軸3a, 3bが同じ高さに位
置し、各外溝付きベアリングもそれに対応する位置に設
ける構成としているが、ガイド軸3aとガイド軸3bとの高
さを変えて、各外溝付きベアリングもそれに対応する位
置に設ける構成としてもよい。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズにより集光された光ビームを
    光ディスクに照射し情報の記録又は再生を行う光ヘッド
    部を、2本の平行なガイド軸に沿って前記光ディスクの
    ラジアル方向へ移送させる機構と、前記対物レンズの光
    軸及び前記ラジアル方向に垂直である軸を回動軸として
    回動可能なキャリッジにより前記光ディスクの接線方向
    を軸とする前記光ヘッド部の傾角を調整する機構と、軸
    心が異なる軸部を一体的に備える偏心ピンに嵌合された
    第1の転動体を介して一方のガイド軸と前記光ヘッド部
    の一辺との位置決めを行い、前記キャリッジに係合され
    た他方のガイド軸回りの前記光ヘッド部の傾角を調整す
    る機構とを備える光ヘッド移送機構において、前記光ヘ
    ッド部へ向けて突出した廂部を有するキャリッジを前記
    光ヘッド部の一側面に備え、該キャリッジの廂部と前記
    光ヘッド部の底部とをネジ止めすることにより、前記接
    線方向を軸とする傾角調整を行うべくなしてあり、さら
    に前記光ヘッド部の他側面に穴を設け、該穴へ前記偏心
    ピンを取り付けてあることを特徴とする光ヘッド移送機
    構。
  2. 【請求項2】 前記偏心ピンに回動可能に嵌合され、第
    2の転動体が嵌合されたピンが立設されたベアリングホ
    ルダを備え、前記第2の転動体及び前記第1の転動体に
    より前記一方のガイド軸を挟持する構成としてあること
    を特徴とする請求項1記載の光ヘッド移送機構。
JP34644692A 1992-12-25 1992-12-25 光ヘッド移送機構 Pending JPH06195722A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100455889B1 (ko) * 2002-08-22 2004-11-06 삼성전기주식회사 광 기록재생장치
KR100477264B1 (ko) * 2002-09-04 2005-03-17 삼성전기주식회사 광 기록재생장치
WO2006120592A3 (en) * 2005-05-10 2007-02-15 Arima Devices Corp Disk drive unit having a tilt adjusting mechanism

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