JPH0619573Y2 - 紡機におけるギヤリングのグリース切れ防止装置 - Google Patents

紡機におけるギヤリングのグリース切れ防止装置

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JPH0619573Y2
JPH0619573Y2 JP11093788U JP11093788U JPH0619573Y2 JP H0619573 Y2 JPH0619573 Y2 JP H0619573Y2 JP 11093788 U JP11093788 U JP 11093788U JP 11093788 U JP11093788 U JP 11093788U JP H0619573 Y2 JPH0619573 Y2 JP H0619573Y2
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JP
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gear
grease
roller
spinning machine
shaft
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JP11093788U
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JPH0233272U (ja
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三郎 鈴木
斉 相沢
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株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は紡機におけるギヤリング特にドラフトパートの
各ローラに駆動軸の回転を伝達するギヤリングのグリー
ス切れ防止装置に関するものである。
[従来の技術] 粗紡機、精紡機等の紡機においては、一般にメインモー
タにより駆動される駆動軸の回転が歯車列等によりドラ
フトパート等の各駆動部に伝達されるようになってい
る。例えば、リング精紡機においては第4図に示すよう
に、駆動軸としてのチンプーリシャフトの回転がドライ
ビングホイールと噛合するツイストコンスタントホイー
ルを介してツイストチェンジホイールに伝達されるとと
もに、歯車列(いずれも図示せず)を介して中間歯車2
1に伝達され、その回転が歯車22,23を介して機台
L側に配設されたフロントボトムローラ軸24に伝達さ
れるとともに、歯車列を介してR側に配設されたフロン
トボトムローラ軸(いずれも図示せず)に伝達されるよ
うになっている。又、ミドルボトムローラ軸25には歯
車列26,27を介して中間歯車21の回転が伝達さ
れ、バツクボトムローラ軸28には歯車列26,29を
介して中間歯車21の回転が伝達されるようになってい
る。
そして、機台の高速運転化、多数錘化によりギヤリング
の使用条件が厳しくなり、保全周期の延長、歯車の磨耗
対策、ベアリング寿命の延長等の要請から前記のギヤリ
ングのうち中間歯車21、歯車22,23、歯車列26
の部分の潤滑はオイルによる潤滑が採用されるようにな
ってきたが、ミドルボトムローラ軸25及びバックボト
ムローラ軸28に回転を伝達する歯車列27,29につ
いては、紡出条件の変更に伴いフロントローラとミドル
ローラ間及びミドルローラとバックローラ間のゲージ調
節作業を容易とするためグリースによる潤滑が行われて
いる。
[考案が解決しようとする課題] 前記のように紡機のドラフトパートを構成する各ローラ
に駆動軸の回転を伝達する場合には歯車の数が多数必要
となるが、機台のコンパクト化を図るために歯車機構を
収容するための空間ができるだけ小さくなるように歯車
及び各ローラ軸の配置がなされる。そのため、スーパー
ハイドラフト装置のようにローラ軸の本数が多い場合に
は、特に紡出条件により各ローラ間のゲージを狭まく設
定した場合に、ローラ軸を駆動する歯車の外周面と他の
ローラ軸の外周面との隙間が小さくなる。この状態で歯
車が回転すると、歯車の潤滑をよくするために歯車に塗
られたグリースの一部が歯車の回転に伴い歯先部分に押
し出され、歯先部分に押し出されたグリースがローラ軸
外周に付着することにより次第に歯車から除去されてグ
リース切れが短時間のうちに発生するという問題があ
る。
本考案は前記の問題点に鑑みてなされたものであって、
その目的は歯車とローラ軸とがごく近接した状態で配置
された場合にも歯車のグリース切れが発生するのを確実
に防止することができる紡機におけるギヤリングのグリ
ース切れ防止装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するため本考案においては、紡機のド
ラフトパートを構成する各ローラに駆動軸の回転を伝達
する歯車機構の歯車と近接する位置に配置されるローラ
軸部の歯車と対向する位置近傍に、ローラ軸部に付着し
たグリースをかき取るかき取り部と、かき取ったグリー
スを該ローラ軸部と対向する歯車又は該歯車と噛合する
歯車の歯部上に自然落下するように導くガイド部とを備
えたかき落し部材を固定位置調節可能に取付けた。
[作用] 本考案の装置では歯車の外周とごく近接した状態に配置
されたローラ軸部の外周面に歯車及びローラ軸の回転時
に歯車のグリースが付着することにより歯車側から順次
グリースがローラ軸部外周面に移行しても、ローラ軸部
に付着したグリースがかき落し部材のかき取り部により
ローラ軸部からかき取られるとともに、ガイド部の作用
により順次当該歯車又は該歯車と噛合する歯車の歯部上
に自然落下するため歯車から一度ローラ軸部上に移行し
たグリースが再び元の歯車に供給される。すなわち、グ
リースがかき落し部材を介して循環使用されるためグリ
ース切れが防止される。
[実施例] 以下本考案を具体化した一実施例を第1〜3図に従って
説明する。ローラスタンド1(第2図のみに図示)の前
側所定位置にはフロントボトムローラ2が回動可能に支
持されるとともに、その後方にはセカンドボトムローラ
3及びサードボトムローラ4がローラスタンド1に対し
てスライド可能に固定されるスライド部材5を介して回
動可能に支持されている。サードボトムローラ4の後方
にはフォースボトムローラ6及びバックボトムローラ7
が支軸8に対して回動可能にかつ所定位置で固定可能に
取付けられた支持ブラケット9を介して回動可能に支持
されている。セカンドボトムローラ3の軸部3aには歯
車10が一体回転可能に嵌着固定され、歯車10には駆
動歯車11の回転が中間歯車12,13(いずれも第1
図にのみ図示)を介して伝達されるようになっている。
セカンドボトムローラ3とサードボトムローラ4との間
のゲージを小さく設定するため、サードボトムローラ4
を軸部4aがセカンドボドムローラ3の軸部3aに嵌着
された歯車10の外周面とごく近接した状態となってい
る。
サードボトムローラ4の軸部4aの後側には歯車10と
対応する位置にかき落し部材14が配設されている。か
き落し部材14は側面L状をなすとともに先端に前記軸
部4aに付着したグリースをかき取るかき取り部14a
が形成された支持片14bと、支持片14bの左右両側
に歯車10の幅より若干広い間隔となるように下方へ折
り曲げ形成されたガイド部14cとから構成され、フォ
ースボトスローラ6の軸部6aに対して長孔15aを介
してナット16により締付け固定される取付けブラケッ
ト15に固着されている。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。か
き落し部材14は歯車10と対向する軸部14aの外周
面に対してかき取り部14aが当接するように配置され
る。この状態で機台が運転されると、駆動歯車11の回
転が中間歯車12,13を介して歯車12に伝達され、
歯車10はセカンドボトムローラ3と一体的に第1図の
反時計方向に回転する。又、サードボトムローラ4も図
示しない歯車伝達機構の作用により第1図の反時計方向
に回転される。歯車10、中間歯車12,13等には潤
滑材としてのグリースが塗布されているが、歯車同士の
噛み合いによりグリースの一部が各歯車の歯先部分に付
着する状態となる。そして、歯車10の外周面とサード
ボトムローラ4の軸部4aとはごく近接した状態にある
ため、歯車10の歯先に付着しているグリースが軸部4
a側に移行する。かき落し部材14が無い場合には軸部
4aに移行したグリースが軸部4aの表面に沿って広が
るため、歯車10の歯先に付着したグリースが順次軸部
4a側へ移行し、歯車10及び中間歯車12,13、駆
動歯車11等に塗布されたグリースが短期間の間に軸部
4a上へ移行しグリース切れとなる。
かき落し部材14が設けられている場合は、軸部4aに
移行したグリースは、かき取り部14aにかき取られる
とともにガイド部14cの作用により歯車10の幅より
拡がることなく一時支持片14bの裏面とガイド14c
との間に保持された後ある程度の量になると、かき取り
部材14の下方に配置されている中間歯車13上に自重
により落下する。中間歯車13上に落下したグリースは
歯車10と中間歯車13との噛合により再び歯車10に
供給される。すなわち、歯車10上からサードボトムロ
ーラ4の軸部4aに移行したグリースは従来装置と異な
り、かき落し部材14を介して再び歯車機構に受け渡さ
れるため、グリース切れが発生することが確実に防止さ
れる。かき落し部材14はかき取り部14aが軸部4a
に当接する状態に配置されているが、サードボトムロー
ラ4の回転は遅くしかもかき取り部14aと軸部4aと
の当接部には常にグリースが供給される状態にあるた
め、当接部の磨耗が速く進行することはない。
なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、
例えば、中間歯車12,13の配置状態によっては軸部
4aからかき取ったグリースが直接歯車10に落下する
ようにかき落し部材14の配設位置を変更してもよい。
又、かき落し部材4の設置個所はサードボトムローラ4
の軸部4aと対応する位置に限らず、歯車の周面と軸部
周面との間隔がごく近接する状態となる個所に設けても
よい。又、ガイド部14cを互いに平行に設ける代わり
に両者の間隔が徐々に歯車の幅より狭くなるようにして
もよい。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、紡機のドラフトパ
ートを構成する各ローラ間のゲージを狭く設定した際に
ローラの軸部と歯車外周とがごとく近接する状態となり
歯車のグリースがローラの軸部に移行する場合にも、ロ
ーラ軸部に移行したグリースがかき落し部材の作用によ
り軸部からかき落されて歯車に再び供給されるため、歯
車のグリース切れが確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案を具体化した一実施例を示すもので
あって第1図は各ボトムローラ及び歯車の関係を示す側
面図、第2図は第1図の矢印A方向から見た一部省略
図、第3図はかき落し部材の斜視図、第4図はドラフト
パートの歯車伝達機構の要部斜視図である。 セカンドボトムローラ3、サードボトムローラ4、軸部
3a,4a、歯車10、中間歯車12,13、かき落し
部材14、かき取り部14a、ガイド部14c。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紡機のドラフトパートを構成する各ローラ
    に駆動軸の回転を伝達する歯車機構の歯車と近接する位
    置に配置されるローラ軸部の歯車と対向する位置近傍
    に、ローラ軸部に付着したグリースをかき取るかき取り
    部と、かき取ったグリースを該ローラ軸部と対向する歯
    車又は該歯車と噛合する歯車の歯部上に自然落下するよ
    うに導くガイド部とを備えたかき落し部材を固定位置調
    節可能に取付けた紡機におけるギヤリングのグリース切
    れ防止装置。
JP11093788U 1988-08-24 1988-08-24 紡機におけるギヤリングのグリース切れ防止装置 Expired - Lifetime JPH0619573Y2 (ja)

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JPH0233272U JPH0233272U (ja) 1990-03-01
JPH0619573Y2 true JPH0619573Y2 (ja) 1994-05-25

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JP11093788U Expired - Lifetime JPH0619573Y2 (ja) 1988-08-24 1988-08-24 紡機におけるギヤリングのグリース切れ防止装置

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